JPH01503514A - 免疫原性ポリペプチドとその精製法 - Google Patents

免疫原性ポリペプチドとその精製法

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JPH01503514A JP63503280A JP50328088A JPH01503514A JP H01503514 A JPH01503514 A JP H01503514A JP 63503280 A JP63503280 A JP 63503280A JP 50328088 A JP50328088 A JP 50328088A JP H01503514 A JPH01503514 A JP H01503514A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本特許出願は、アーノット(Arnot ) 、 Da E−らの名前による1 985年7月9日出願の係属中の米国特許出願第754.645号、および19 86年6月24日出願の係属中のPCT出願U S 86 / 01373号の 部分継続出願で、両出願ともにニューヨーク大学(New York Univ ersity )に譲渡されたものである。この両出願はともに、本文で参考文 献として引用する。
cumsporozoite ) (CS )タンパク質の反復免疫優性抗原決 定基領域を含むこのタンパク質の一部を取り込んだアミノ酸配列より成る免疫原 性ポリペプチドおよびこのポリペプチドを精製する方法に関する。
プラスモジウム・ビバックス(P、 vivax ) CS タンノ(り質の免 疫原性と特にこのタンパク質によって生じる免疫原性については、上述のアーノ ツ) (Arnot )らの出願およびアーノット(Arnot ) 、 D、 E、ら、サイエン、ニΔ二旦幻!旦ジニュ230 : 815−818 、19 85 (参考文献として同様に引用)中に先に記載されている。
実際、プラスモジウム・ビバックス P、 vivax C8の全遺伝子が同定 され、その配列が上述の文献に記載されている。上記で記載されたように、この グラスモジウム・ビバックス(P、 vivax ) CSタンパク質は、As p−Arg−Ala−Asp / Ala −Gly −Gin −Pro − Al a −Gl y または別の表記法では DRAD/AGQPAG の配列を19個直列に反復した中心領域より成る。この領域は、プラスモジウム ・ビバックス P、 vivax CSタンパク質の反復免疫優性抗原決定基を 含有する。
(前記二表示法の対応は以下の如くである。A−アラニン、C−システィン、D −アスパラギン酸、E−グルタミン酸、F−フェニルアラニン、G−グリシン、 H−ヒスチジン、ニーイソロイシン、K=I7シン、L−ロイシン、M−メチオ ニン、N−アスパラギン、P−プロリン、Q−グルタミン、R−アルギニン、S −七リン、T−スレオニン、■−バリン、W−)リプトファン、およびY−チロ シン。) 本質的に18個のアミノ酸残基のみより成る合成ペプチド(すなわち、上記配列 の2個反復およびAs p −G l y−Gln−Pro −Ala−Gly  −Asp−Arg−Alaのような環状順列)は、天然のプラスモジウム、・ ビバックス P。
vivax ) CSタンパク質に対する抗体によって認識され、次いで、前記 天然のCSタンパク質を認識し、かつ、これに結合する抗体を産生ずる(哺乳類 に注入した時)。
したがって、このようなペプチドは、マラリアに対するワクチンとして有用であ る。
プラスモジウム・ビパツク(p、 vivax )マラリアに対するワクチンを 作るひとつの可能な方法は、プラスモジウム・ビバックス(P、vivax )  C8タンパク質の免疫優性抗原決定基の配列に該当する配列を有する免疫原性 ペプチド(すなわち、配列1個な含有すること。2個以上の反復配列を含有する ことが好適である)を合成することである。プラスモジウム・ビバックス(P、  vivax )の場合には、しかし、このCSタンパク質の反復単位配列がむ しろ長いため(プラスモジウム・ファルシパーラム(P、 falciparu m )の反復単位と対照的である)古典的なペプチド合成法を信頼し用いること ができない。長いペプチドを作るため古典的合成技術を用いることは、世界中の 何百万という人々に分は与えるためのマラリアワクチンの製造に必要とされる大 規模の合成実施時において特に不都合である。
さらに、キャリアーまたはアジュバントの役割を果たす大分子にこの合成ペプチ ドを結合させることが必要である。その上、はとんどの場合において、ひとつの 合成ペプチドに対する抗体の一部しか、この天然のタンパク質の同配列を認識し ない。すなわち、キャリアー・タンパクに結合した合成ペプチドがたとえ免疫原 性を示したにしても、産生された抗体のほとんどは病原菌に対する防御免疫を仲 介することができない。この観点からしてプラスモジウム・ファルシパーラム( P、 falciparum )に対するワクチンを調製するためのひとつの候 補である合成ペプチド(NANP)3は例外であり、その理由は、抗ペプチド抗 体の少なくとも70%がマラリア小芽体を認識することである。この通常とは異 なる知見は、おそらく、前記(NANP)、ペプチドが多くのプロリン[F]お よびアスパラギン(へ)(これらは、タンパク質分子中に上記と逆の順序で頻繁 に見られるアミノ酸である)を含有することで説明される。この場合には、おそ らく、溶液中における( NANP )、の好適な立体配置が、天然のCSタン 挙動するようには見えない。
る免疫原性ペプチドを製造する別の技術を探求した。本発明者達は、プラスモジ ウム・ビバックス(P、 vivax )マラリアに対する免疫性を哺乳類に付 与するために用いられる免疫原性ポリペプチドを発現する組換えDNA遺伝子工 学技術を探求した。
プラスモジウム・ビバックス(P、 vivax )タンパク質の反復性アミン 駿配列の一部または全体を発現する組換え細菌を構築する技術は容易に入手でき たが、本発明者達は、以下の理由から別の発現システムを探求した。
第一に、発現システムは信頼できるものであり、かつ目的のポリペプチドを連続 的かつ高収率で産生できること。細菌は、大量培養で生産すると取扱いが困難で 、かつ異種タンパク質産物を過剰発現する可能性があることである。
第二に、さらに重要なこととして、細菌の発現産物は、細菌によって同時に発現 されるかまたは細菌増殖培地に必要な添加剤であるところの発熱性不純物および 他の炎症性でかつ毒性のある物質から精製することが、しばしば困難である。
第三に、細菌の発現生成物は、融合タンパク質であることがいちばん多(、つま り、細菌に結合した遺伝子に由来しさらに無関係の配列を付加された配列を含有 する。
本発明者達は、組換えDNA技術分野における最近の進歩によって実質的に改良 された酵母発現系に注目した。
酵母は細菌よりも硬質の有機体で、大量培養がはるかに容易である。°さらに、 酵母遺伝学とクローニングの最近の進歩によって、酵母発現系の収量が上昇した 。
組換え酵母系の発現産物の精製は、細菌組換え系の発現産物の精製よりも最初か ら複雑であるというわけではなく、精製しようとしている特定のタンパク質の特 性にほとんど依存している。それにもかかわらず、このような精製は、一般に、 古典的ペプチド合成技術で産生されるペプチドまたはタンパク質の精製よりも複 雑である。
本発明者達は、R,L、パーク(Burke )らの名前で1986年5月29 日出願でキロン・コーポレーシヲン(Chiron Corporation  )に譲渡された米国特許出願第868.639号の主題である一般的な酵母発現 系を選択した。
この出願は、本文に参考文献として引用する。全直列反復配列とこの反復領域に 先行する別の断片(配列がN末端からC末端に読まれる時)を包含するプラスモ ジウム・ビバックス(P、vivax 遺伝子の一部を(酵母生物体に組み込む ため)選択した。この断片には、マラリア全種で高度に保存されておりかつ、そ れだけで免疫原性であることが以前から判明している配列が取り込まれてイル。
(1984年9月18日■、ナツセンツヴアイグ(Nussenzweig ) ら出願でニューヨーク大学(New YorkUniversity )に譲渡 され、かつ本文で参考文献として引用されている米国特許出願第649,903 号を参照。)発明の目的 以上より、本発明の目的は、プラスモジウム・ビバツクy、 (P、 v−iv ax ) lI状小芽体(CS)タンパク質に対するモノクローナル抗体に免疫 化学的に反応性でかつマラリアのワクチン調製に有用である酵母の工学的操作に よる免疫原性ポリペプチドを提供することである。
本発明のもうひとつの目的は、大規模かつ高収率で実施することのできる先の免 疫原性ポリペプチドの製造方法を提供することである。
別の目的は、抗マラリアワクチン調製物に組み入れるために適切な免疫原性ポリ ペプチドを提供することであるO 別の目的は、キャリアーに結合することなく・、抗マラリアワクチン調製物に用 いるのにふされしい免疫原性ポリペプチドを提供することである。
別の目的は、溶菌した酵母細胞材料と酵母培地から成る先の酵母の工学的操作に よるポリペプチドの純粋でない調製物から前記ポリペプチドを精製する方法を提 供することである。
本発明のこれらの目的およびその他の目的は、本明細書ト、付随のクレームおよ び付属図面を見れば当業者に明らかであろう。
図面の簡単な説明 図1、は、本発明で用いられる酵母発現ベクターの構築図である。
図2は、酵母プラスミドpAB 24のマツプである。
図1は、プラスモジウム・ビバックス(P、 vivax )/ pAB 24 形質転換酵母および対照酵母の溶菌液を用いて得たポリアクリルアミドゲルであ る。
図4.は、プラスモジウム・ビバックス(P、 vivax )/ pAB 2 4ベクターで形質転換した酵母の溶菌液のウェスタン分析である。
図5は、(a)本発明に従って精製した物質の光学濁度図(実! ) 、(b) 溶出緩衝液の伝導度(実線−黒丸)、および(C)天然のCSタンパク質に対す る溶出分画の抗体結合狙害パー七/ト活性、のプロットである。
図6.は、本発明によって製造されかつ精製された工学的操作によるポリペプチ ドの純度を示すSDS −PAGEゲルのラジオオートグラフである。
図7.は、本発明の工学的操作によるポリペプチドを示す等電点電気泳動のラジ オオートグラフである。
図&は、競合的ラジオイムノアラ七イの標準曲線であり、抗ビバックス(viv ax ) CSタンパク質抗体に対する工学的操作による標識ポリペプチドの結 合が、本発明の非標識の工学的操作によるポリペプチドの存在によって阻害され ることを示す。
図9.は、工学的操作によるCSポリペプチドに結合したマウス抗血清を認識す る放射性標識ヤギ抗マウスIgGの量を、マウス血清希釈の関数としてプロット したものである。
図10.は、固定化された合成アミノ@!18個(反復)のビバックス(viv ax ) C8ペプチドに対する標識マウス抗血清(工・学的操作によるペプチ ドに対して作製された)の結合を、抗体濃度の関数としてプロットしたものであ る。
図11.は、本発明に従って調製・精製され固定化された工学的操作によるCS ポリペプチドに対するマウス抗血清結合において、合成ビバックス(vivax  ) CS反復ペプチドの阻害を合成(凪害性)ペプチドの濃度関数としてプロ ットしたものである。
図11は、固定化された合成非反復(反復性でない)ペプチドに対するマウス抗 血清の結合を、抗血清の希釈関数としてプロットしたものである。
発明の要約 本発明は、本質的に下記のアミノ酸配列ABPKNPRENKLKQPGDRA DGQPAGDRADGQPAGDRADGQPAGDRAAGQPAGDRA DGQPAGDRADGQPAGDRADGQPAGDRADGQPAGDRA AGQPAGDRAAGQPAGDlaADGQPAGDRAAGQPAGDR ADGQPAGDRAAGQPAGDRADGQPAGDRAAGaPAGDR AAGQPAGDRAAGQPAGDRAAGQPAGNGAGGQAAGGN AGGQGQNNEGANAPNEKSVKEYLDKVRATVGTEWTよ り成るアミノ酸配列を有すること、および。
(a) 制限エンドヌクレアーゼBg/ IIによる1 5 kbのDNA断片 を適切なベクター中に得ること、(b) 前記断片を適切なベクター中にサブク ローン化す(d) 前記断片を酵母発現ベクター中に取り込むこと、(e) 前 記発現ベクターによって酵母を形質転換すること、 (f) 前記ベクターによってフード化されるとの夕ンパ?質を発現させること のできる条件下で酵母を培養すること、 (自)前記発現タンパク質を含有する培地を採取すること、 を有する段階から成る方法によって製造される酵母の工学的操作によるポリペプ チドに関する。
発明の詳細な説明 前記プラスモジウム・ビバックス P. vivax C S遺伝子を下記に記 す(この遺伝子がコードするアミノ駿配列とともに)。
MKNFILLAVSSI CCTGTI’GGTmAamTTCCCCACGCA口■双追CACAATG TAGATCI℃LLVDLFPTHCGHNVDL TCCAMm:CATAAACTrAAAπn鴨TAAaCTTCAATAAT GrAGACGCCASKA I NLNGVNFNNVDAGTTCA CA CGTAGGACAAAGTGCTAGCαυ,α}CAGAGGSSLGAA HVGQSASRGRG C CCCAGATGAGIAGGAAGQAGAm口GLGBNPDDEEG DAKKKK GAτ但M但AAGCAGAACCAAAAAATCCACGTGMAAT■G CDGKKAEPKNPRENKLK AACC却蝕臥C凪唾M込m屯巳GCC却G田傾AC届却Q曳π乃QPGDRA DGQPAGDRADG ACAGCCAGCAGGTGATAGAGCAGATGGACAACCAGC AOGAGAff’AGAGCAQ P A G D R A D G Q P  A G D’ R AGCTGGACAACCAGCAGGAGATAGAG CAGATGGACAGCCAGCAGGAGACAAGQPAGDRADGQ PAGD GAGCAGATGGACAGCCAGCAGGAGACAGAGCAGAIX 3GACAACCAGCAGGRADGQPAGDRADGQPAG AGACAGAGCAGATGGACAACCAG(シΩGTGATAGAGC AGCTGGACAACCADRADGQPAGDRAAGQP GCAGGTGATAGAGCAGCTGGACAACCAGCAGGAGAT AGAGCAGATGGACAGDRAAGQPAGDRADG AGCCAGCAGGAGATAGAGCAGC’KKiACAGCCAGCA GGAGATAGAGCAGAQPAGDRAAGQPAGDRAD TOGAcAGcCAGCAGGAGATAGAGCA(H刀1’GGACAG CCAGCAGGAGATAGAGQPAGDRAAGQPAGDR GCAGAToGACAGCCAGCAGGAGATAGAGCλン刀x給AC AGCCAGCJIXIAGADGQPAGDRAAGQPAG ATAGAGCAeCAGCCAGCAGGAGATAGAGCAGσlmAc AGccAGcDRAAGQPAGDRAAGQPA AGGAGATAGAGCAGCTGGACAGCCAGCAGGAAA[AO GT(χ玖CAGGDRAAGQPAGNGAGGQ GCAGCAGGAGGAAACGCAGGAGGACAGGGACAAAAT AA罫シい0σ■K℃人AAGGNAGGQGQNNEGA ATGCCCCAAATGGAAAGTCTGTOAAAGAATACCTAG ATAAAGTTAGAOCNAPNBKSVKEYLDKVRA TACCGTIOGCACCGAATGGAσrCCATGCAGTGTAAC CTGTGGAG’IXχK}TTVGTEWTPCSVTCGVG GTAAGAGTCAGAAGCAGAGTTAATGCAGCTAACAAA AAACCAGAGQATCVFLVRSRVNAANKKPED TTACTTTGAATGACC’nG AGAC’■r,TGTTTGTAC AATGGATAAGTGTGCLTLNDLETDVCTMDKCA TOGCATATTTAACGTTGTGAGTAA’l’rCATTAGGG CTAGTCATATTGTTAG I F N V ■ S N S L G  L V I L LGTCCTAGCATTATI’CAATTAAVLAL FN 〔C一末端〕 酵母宿主中への挿入に選択したDNA断片は、下記の如くである。
GCAGAACCAAAAAATCCACGTGAAAATAAGCTGAAG CAACCAGGAGACAAEPKNPRENKLKQPGD GAGCAGATGGACAGCCAGCAGQAGACAGAGCAGATG GACAGC(J3CAGGRADGQPAGDRADGQPAG TGATAGAGCAQATGGACAACCAGCAGGAQATAGA8C AACCADRADGQPAGDRAAGQP αW{N法TAGAGCAGATGGACAGCCAGCAGGAQACAGA GCAGAmハCA=GDRADGQPAGDRADG AGCCAGCAGGAQACAGAGCAGATGGACAACCAGCAG GAGACAGAGCAGAQPAGDRADGQPAGDRAD TGGACAACCAGCAGGTGATAGAnACAACCAGCAGGT GATAGAGQPAGDRAAGQPAGDR GCAGCTGGACAACCAGCAGGAGATAGAC心AGATGGA CAGCCAGCAGGAGAAGQPAGDRADGQPAG ATAGAGCAGCTGGACAGCCAGCAGGAGATAGAGCAG ATGGACAGCCAGCDRAAGQPAGDRADGQPA AGGAGATAGAGCAGCTOOACAGCCAGCAGGAGATAG AGCAGATGGACAGGDRAAGQPAGDRADGQ CCAGCAGGAGATAGAGC−AGCTGGACAGCCAGCAGG AGATAGAGCAGCTGPAGDRAAGQPAGDRAA GACAGCCAGCAGGAGATAGAGCAGCTNI)GACAGCC AGCAGGAGATAGAGCGQPAGDFLAAGQPAGDRAAGC TGGACAGCCAGCAGG−AAATGG TOcAGGTOGACAG GCAGCAGGAGQAAGQPAGNGAGGQAAGG AAQ3CAGGAGQACAGGGACAAAATAATGAAGGIIOc GAATGCCCCAAATGNAGGQGQNNEGANAPN AAAAGTCTGTGAAAGAATACCTAGATAAAGTTAQAG CTACCGTTGGCACE K S V.K E Y L D K V R  A T V G Tこの断片は、全直列反復配列およびデーム( Dame  )ら、サ4 x y ス( Science 225 : 628 (1984 )のリージョン( Region ) lに実質的に平行で、前記反復領域に先 行しかつ、アミノ酸配列AEPKNPRENKLKQPGをフードする領域を有 する。
この配列は、現在までに研究された全てのマラリア種に保存されテイる副配列(  subsequence ) K L K Q Pを有する。
先のDNA断片は、アーノフ) (Arnot )ら(米国特許出願$ 754 ,645号およびサイエンス(5cience ) 230 :815−818 .11月15日、1985年)(双方ともに参考文献として引用した)によって 記載された如く単離されたBgJ 1による1 5 kb断片をサブクローン化 することによって、全遺伝子から得た。次に、これを、下記の実施例1で述べる 如く修飾酵母プラスミドPAB 24のDNA中に挿入した。
酵母中でプラスモジウム・ビバックス(P−viv3)(抗原を発現するために 、酵母のグリセルアルデヒド三すン駿の強い脱水素酵素とグルコースで調節可能 なアルコール脱水素酵素−2(ADH−2)プロモーターから成るハイブリッド プロモーターを用いた。このプロモーターを非相同遺伝子に融合することによっ て、炭素源としてグルコースを用いた酵母培養を高密度に増殖させる。醗酵増殖 期において、培地にグルコースが欠損することによって、非相同タンパク質の発 現が誘導される。前記プラスミドを多コピー数に取り込むこと、つまり自己vI 製的な酵母プラスミドおよび酵母細胞の形質転換によって、高レベルのCSタン パク質を誘導により発現可能な株が産生された。
以下の実施例1で述べる如<、1%グルコースのYEP培地(1%w/v酵母抽 出物、2%ペプトン)中の培養で酵母を増殖させた。酵母材料200リツトルが このようにして得られ、−80℃に保存した。
このようにして得た酵母材料は、異なる酵母タンパク質の複雑な混合物と培地添 加物を含有していた。この材料を7.5%ドデシル硫酸ナトリウム・ポリアクリ ルアミドゲル上でゲル電気泳動し、その均質性が示された(図6、レーンlを参 照)。発現操作およびプラスミド構築の全ての抗体が、このCSタンパク質を1 00℃で30分間加熱した後または6Mグアニジンと1%β−メルカプトエタノ ール処理による完全変性後においてさえも、このタンパク質の免疫優性抗原決定 基を認識すると述べられてきた(ギシン(Gysin ) 、 J、らジャーナ ル・オプタンパク質が加熱により同様の挙動を示すこと、または、本文で用いら れた前記ポリペプチドのみから本質的に成り抗原決定基領域を有するこのタンパ ク質の断片が、通CSタンパク質抗体に免疫化学的に反応性であり続けることを 確立したわけでは決してない。本発明中でCSタンパク質断片が極めて大量の無 関係の物質と混合されることは、もうひとつの不明なことであった。混合物を加 熱すると、その他のポリペプチドとの凝集が形成され抗原決定基のマスキングお よび(または)共沈を生じさせることがある。また、このような断片が、上記の 加熱処理後も免疫原性であり続けるかどうかも不明であった。
それにもかかわらず、本発明者達は、酵母の工学的操作によるプラスモジウム・ ビバックス(P、 vivax ) CSポリペプチドの精製における開始処理 として、加熱処理を用いた。(この特許出願で用いるように1ポリペプチド′は 比較的長いタンパク質断片を言い、′タンパク質1は完全なタンパク質を言い、 セして1ペプチド′は比較的短いペプチド、例えば、30個以下のアミン敗残基 な有するペプチドを言う。′配列1という用語の使用に関しては、本発明による ポリペプチドおよびペプチドは、配列がN末端からC末端に述べられていてもま たはC末端からN末端に述べられていても同一配列を有していれば機能的に同等 であると理解される。)前記混合物を次いで1()0℃に加熱した結果、溶菌し た酵母細胞材料の大量沈殿が生じた。上清を分離し、乾燥後凍結乾燥した。凍結 した上清残渣は、前記酵母抽出物に比し純度が実質的に向上した(図6参照、レ ーン4)。
凍結乾燥物質の溶液を、次に、(a)電解質勾配を用いる陰イオン交換クロマト グラフィによって前記工学的操作によるCSポリペプチドを溶出すること、(b )分子ふるいクロマトグラフィによって順次さらに精製した。
CSポリペプチド活性含有分画をラジオイムノアラ七イで同定した。少量の高次 精製酵母材料を、高比放射能の1251で放射性標識した。z」Ll!e−)7 乙法−二Xニー2二色l。
(P、 vivax ) CSタンパク質の反復性抗原決定基に対し作製された 固定化抗プラスモジウム・ビバックス(ムvivax )モノクローナル抗体に 対する標識物質の結合狙害能について、各分画を古典的ラジオイムノアラ七イで 測定した。
本発明の精製工程の主な利点は簡便であること、およびスケール・アンプが容易 に出来ることである。このようにして精製された工学的操作によるプラスモジウ ム・ビバツクx (P、 vivax ) CSポリペプチドは、SDS −P AGEおよび等電点電気泳動で均質であり、このポリペプチドが溶菌酵母細胞材 料および酵母培地に結合することのできる発熱性で炎症性かつ毒性を有する不純 物を実質的に含有していないことが以上より予測される。
本発明の酵母発現操作と精製工程を組み合わせた収率は、酵母培養1リツトル当 たり純粋CSポリペプチド13■であった。この培養物200リツトルが、パイ ロットスケール(試験規模)の装置(醗酵槽250リットル)を用いて3日間で 生産されたことから、大量の工学的操作によるCSポリペプチドが短期間に入手 可能となることが明らかである。
酵母抽出物200リツトルの原料は、ひとり当たりポリペプチド100マイクロ グラムを用い約2万5千人をプラスモジウム・ビバックス(P、 vivax  )に対し免疫するために充分な工学的操作によるCSポリペプチドを含有する。
本発明によって生産されるCSポリペプチドの主な利点には、この工学的操作に よるペプチドが、(a) 不純物および無関係の抗原を含有せず、大規模に生産 できること、 (b) 天然のC8分子の大断片に相当すること、(C) 水酸化アルミニウム をアジュバントとして用い、げつ書類において高い免疫原性が示されたこと、( d) 産生された前記抗体が、′反復単位′およびC8分子の保存領域の双方に 反応すること、が挙げられる。
この1反復率位′に対する抗体は、寄生体注入を非常に効率的に中和することが 示された。この保存領域含有ペプチドに対する抗体も、同様に、寄生体注入を中 和したが、阻害活性を正確に定量化することはできなかった(バーガラ(Ver gara )ら、ジャーナル・オブ・イミューノロジー(J、 Immunol 、 ) 134 : 3445−3448.1985)。
さらに、このペプチドの一部であるKLKQPという配列が、全てのCSタンパ ク質空中存在するという事実から、この領域が1要な機能を持っていることが示 唆される。
本発明を例示するため、特定の実施例で以下に本発明を詳細に述べるが、範囲を 限定するものではない。
実施例1:プラスモジウム・ビパ’7 ? ス(P、viv2x )C8遺伝子 の制限、ベクター中への連結反応、宿主酵母細胞の形質転換および発現 以下の記載で、全ての制限エンドヌクレアーゼおよび酵素は、ファルマシア・フ ァイン・ケミカル■(PharmaciaFine Chemical Co、 )、(ビスヵタウz−(Piscatawa)’)sニューシャーシー州(N、 J、))、ニューイングランド・バイオラボ(New England Bio labs ) (ビバリー(Bever−1ey )、マサチューセッツ州(M A))、ベーリンガー−マンハイム(Boehringer Mannheim  )、(インジアナポリx (Indianapolis ) 、インジアナ州 (IN))またはベセスダ・リサーチ・ラボラトリ−■(BethesdaRe search Laboratories、 Inc ) (ゲイタースパーク ゝ(Gaithersburg )、メリーランド州(MD))から市販品を入 手し、製造者の指示に従い用いる。
プラスモジウム・ビバックス(P、vivax ) CSタンパク質遺伝子を含 有するpUC9ベクター(ファルマシア・ファイン中ケミカル■(Pharma cia Fine ChemicalCo、 )、ビス力タウエイ(Pisca taway ) 、二”−シャーシー州(NJ))は、バクテリオファージ・ラ ムダ・ベクターであるEMBL 3のBam HI部位へ挿入した15kbのB gl I!断片をサブクローン化することによって誘らの米国特許出願第754 ,645号に開示されている)。
pUC9CiクローンをBgl ItとXBa Iで消化しゲルで精製し、反復 全配列をコードする41kb断片を得た(アーノット(Arnot )ら、サイ エンス(5cience ) 230 : 815−818.1985 、参考 文献として引用)。このゲル精製断片を、次に、Fok 1とB3n lで消化 し、アプライド・ハイ:tシスfl−:X (Applied Biosyst ems )の38OADNAシンセサイザーを用いホスホルアミダイト法によっ て合成された以下の5′−リン酸化合成リンカ−に連結結合さリンカ−1は、N co 1部位をひとつ提供し、一方、リンカ−1は、Sal l接着末端を提供 する。
リンカ−含有断片なNco lとSal lで消化し、ゲル電気泳動で単離し、 Neo I / Sal Hで消化したpBs Zoo上でクローン化する(以 下に構築を示す)。生成したプラスミドをpAG / P、 vivax 1と 命名する。pBs 100は、ADH−2調節GAPDH(グリ七ルアルデヒド 3−リン酸脱水素酵素)プロモーター(1200bp )およびGAPDHター ミネータ−(900bp )含有pBR322由来プラスミドであり(図1参照 )、その構築を以下で述べる。
このプロモーターのADH−2部位は、野生株AbH−2遺伝子(プラスミドI )ADR2、バイヤー(Beyer )とヤング(Young ) 、ネーチャ ー(Nature )、300 : 724−728 (1982)参考文献と して引用)を、ATG開始コドンの+66位とADH−2領域外のpADR2中 の他の2部位で切断する制限酵素EcoR5で切断することによって構築した。
結果として生成したひとつのベクター断片と二つの小断片の混合物をBal!3 1エクソヌクレアーゼで消化し、約300 bpを除去した。CCTCGAGG の配列GGAGCTCC を有する合成Xbo lリンカ−を化学的に合成し、Ba131処理DNA上に 結合した。結果として生成したDNA IJンカー・ベクター断片(約5 kb  )をカラムクロマトグラフィ(ファルマシア(Pharmacia )のセフ ァct −x (Sepharose)CL4B)によって、前記リンカ−から 分離し、制限酵g Xho l テ切断後再結合し、大腸W (E、 colj  )をアンピシリン耐性に形質転換するために用いた。Xho lりンカー付加 の位置は、当分野で広く公知の標準的技術を用い、DNA配列決定によって決め た。ADH−2遺伝子の5′非転写領域(ATGから一232位)内に位置する Xho I ’)ンカー含有のブ2スミド1個をl!1IlllI!酵素Xho  lで切断し、−重鎖に特異的なヌクレアーゼS1で処理後、続いて制限酵素E coRlで処理し、Xho lリンカ一部位にひとつの平滑断端とひとつのEc oRl端を有する直線状ペクタ−分子を創製した。
この、プロモーターのGAP部は、プラスミドp PGAP(1985年5月3 日出願のキロン・コーポレーション(Chiron Corporation  )の欧州特許出願第164,556号に開示、文献として引用、1984年5月 11日出願の該当する米国出願第609.540号の出願日を認定された)を酵 素Bam HIおよびEco RIで切断後、0.4 Kbp DNA断片を単 離することによって構築した。プラスミドpPGAPは、酵母のGAPDHプロ モーター1個とNco lおよびSal I制限エンドヌクレアーゼ部位と隣接 するターミネータ−配列を含有する酵母プラスミドである。この精製断片を酵素 Alu lで部分消化しBam HI部位近傍で平滑断端な創製後、プラスミド pJS 104を構築するために用いた。
プラスミドpJs 104は、上述の直線状ベクター上にあるADH−2断4片 にこのAlu l −Eco RI GAPプoモーター断片を結合することに よって構築した。
Bam HI −Nco I ADH−GAPプロモーター断片は、ADH−G APプel % −ターノGAP断片がpJs 103 テハ約200 bpで あり、pJs 104では400 bpであることを除きpJS 104 (上 記)と同一のプラスミドpJS 103から得た。
pJS 103の構築は、このBam HI −Eco RI断片0.4kbを Alu Iで完全に消化しく pJS 104で部分消化した代わりに)、ひと つの200 bp断片を単離したことを除き、pJs 104の構築と同じであ った。プロモーター、工上ニモジウム・ビパッ ス(P、 vivax )セグ メントおよびターミネータ−を含有する上記の全領域(以後1発現カセット′と 命名する)を、Bam HIによる消化で切除後ゲル電気泳動で精製し、Bam  HI消化pAB24中にクローン化した。このプラスミドの制限マツプを図2 に示す。
pAB 24は、酵母中における自己複製に必要な完全2mu配列(ブローチ( Broach ) :イースト・サン力ロミ七ス(Yeast sacchar omyces )の分子生物学、1 : 445、コールド・スプリング・ハー バ−出版(Co1d SpringHarbor Press )、1981  )とpBR322配列を含有する酵母発現ベクター(図2)である。これは、ま た、プラスミド″YEp 24由来酵母URA 3遺伝子(ポットスタイ/(B otstein )ら、ジーン(Gene ) (1979)旦:17文献とし て引用)およびプラスミドpci / l由来酵母LEU2d遺伝子(キa 7 − :I−ボv −シw ン(Chiron Corpo−ratiol )の 名前による1984年8月22日出願の欧州特許出願第116,201号を参照 、文献として引用)を含有する。前記発現カセットは、pBI’L 322のB am HI部位に挿入され、こうすることによって、テトラサイクリン耐性細菌 遺伝子を妨害する。
キI:l 7 ・:ff−ポレーシ:F y (Chiron Corpora tion )Kよって単離されたサン力ロマイ七ス・セリビジアエ(Sacch aromyces cerevisiae )株ABxxO(マットω社)、I eu 2−04、Ieu2−3とIeu 2−112の双方、pep4−3、h is 4−580、cir”)をヒネン(Hinnen )ら、プロシーデイン グズ・オブ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンシイズ(Proc、 N atl、 Acad、 Sci、 USA)75 :、1929−1933 ( 1978)に従ってpAB 24 / L二ha1−5によって形質転換した。
GAP @節ベクターを有する単一形質転換コロニーをIeu−(ロイシン欠損 )選択培地2%を中で増殖させ、log期、あるいは定常期を遅延させた。前記 のプラスミドを有する酵母のみがこの培地中で増殖できる。次いで、培養物を1 %グルコースYEP(酵母抽出物1%w/v 、ペプトン2%w/v )中で1 :20(V/v )に希釈し、この培地中で飽和するまで(36時間)増殖させ た。ドデシル硫酸ナトリウム(SDS )とジチオスレイトール(DTT )存 在下で細胞を溶菌し、この溶菌液を遠心分離によって清澄とした。透明となった 溶菌液をポリアクリルアミドゲル電気泳動にかけた(レムリ(Laemmli  )、U、に、、ネーチャー(Nature )、277:680.1970 ) 。クーマーシー・ブルーで染色し、約38 kDの重いバンドがブースモジラム ・ビバックス(Lvivax )プラスミド含有形質転換体の抽出物に観察され た(図3)。このバンドは、発現ベクターで形質転換されたこれらの細胞中に検 出されたが、一方、対照(pc!/1)グラスミドを有する細胞抽出物には欠損 していた。
融合タンパク質は、総細胞タンパク質の10%を超えている。細胞泳動異常(D NA構築から予測される2 3 kDに対し38 kD )の理由は、ブースモ パ° ム・ノーシー) 二(P、 knowlesi ) CSタンパク質で先 に報告されているように(オザキ(0zaki )ら、土土(9江)L土:18 5.1983 ) SDS結合員常に帰することができ、おこの38 kDバン ドの本質を確認するため、酵母によって合成されたタンパク質を、同様に、ウェ スタン分析した。上述の如く調製した清澄酵母溶菌液をポリアクリルアミドゲル 上で電気泳動しくレム’) (Laemmli ) 、上記)、タンパク質を、 次に、ニトロセルロースフィルター上で電気プロット1−だ(タウビン(Tow bin )ら、エフ 6 : 3450.1979 )。このフィルターを、P BS中1%(BSA)で1時間プレインキコ、ベートし、次に、−二」L11モ ジウム・ビバックス(P、 vivax ) CSタンパク質に対する七/°ク ローナル抗体で4’Cで12時間処理した。
フィルターを1%IBsA/PBSで洗浄後、ホースラディツシュ(西洋わさび )・ペルオキシダーゼ結合第ニャギ抗マウス抗体(バイオラド・ラボラトリーズ (BioRadLaborator ies )、リフチモ、/ド(Riehm ond )、カリホルニア州(CA))を添加した。最後に、このフィルターヲ ホースラディッシュ・ペルオキシダーゼ発色試薬(バイオラド(Bio −Ra d )、リンチ%7ド(Richmond )、カリホルニア州(CA))とイ ンキュベートし洗浄した。
ウェスタン分析からこの融合タンパク質が前記モノクローナル抗体と反応するこ とが示された(図4)。
実施例2:プラスモジウム・ピバッp 、X (Plasmodiumviv3 x )の環状小芽体の精製 環状小芽体ポリペプチドの一部を発現する酵母培養を実施例1の如く調製した。
発現ポリペプチドは、反復ドメイン全体および保存領域すなわちデーム(Dim e )、J、 B、らサイエンス(5cience ) 225 : 628  (1984)のリージョン(Region ) ■を有するアミノ酸234個の みより成っていた。発現ポリペプチドのN末アミノ酸は、ヌクレオチド位438 5−7(GCA)のアラニンであり、C末アミノ酸は、ヌクレオチド位1108 4−1086 (αス)のプロワ/である。アーノット(Arnot )ら、サ イエy x (5cience ) 230 : 815−818.1985  。酵母によって発現さ、れるペプチド断片の第一段階精製は、抽出物を100℃ 温度とすることから成っていた。精製は以下の如く行った。
酵母培養20リツトルからのベレット状酵母の抽出物をビーズ・ビータ−中に入 れ、この酵母を、等量の0.1Mリン酸ナトリウム緩衝液pH7,3,0,1% トリトンX11 mM EDTA、 1 mM PMSF (7x= #/ f yxxホ=yフルオリド)へラスタチン1マイクログラム/gLtで希釈した。
この抽出物(370m )を、1 mM PMSFとI?イクログラム/gLt のロイペプチン含有沸とう水200 wLtに添加した。この混合物?温度10 0℃とし、常に撹拌しながら温度、100℃に1〜0分間保った。混合液を0℃ に冷却後、ベックマン超遠心ローター(Beckman Ultracentr ifugeRotor ) T I−19(ベックマン・インストルメンツ(B eckman Instruments )、バロアルト(Pa1o Alto  )、カリホルニア州(CA))中で18,000回転/分で15分間遠心した 。上清を除去し、凍結乾燥した。
乾燥物質を水120−中に溶解し、小量の不溶性物質残渣を除去するため遠心し 、蒸留水に長く48時間透析し角度凍結乾燥した。この粉末をpH7,5の3  mMりン醗ナトリウムカリウム緩衝液に溶解し、その伝導度を水で0.58 m sに調整した。この溶液を遠心し不溶性物質を除去し、同緩衝液中で平衡とした DEAE−セファ七ル(Sepha−cel ) (ファルマシア・7アイ7− ケム■(PharmaciaFine Chem Co、)、ビス力タウエイ( Piscataway )、ニュージャー、ジー州(NJ))カラム(5cI! LX 24 cm )中の陰イオン交換クロマトグラフィにかけた。流速を10 1//時間に調整し、試験管1本当たり21−を集めた。このカラムを同緩衝液 500−すなわちおよそカラム1本分の容量で次に洗浄した。開始緩衝液150 0−を、0.75 M NaC1も含有する同緩衝液15oO−と漸次混合して 直線勾配を有する緩衝液で、溶出な貌けた。このカラムから溶aする種々の分画 における環状小芽体ポリペプチドの存在を下記の競合的ラジオイムノアッセイを 用いて検出した。
陽性分画が、2かもlQmsの間の伝導率で、対称形のピークとして分画Nos 、 65 90の間に溶出した(図5)。65−90の全分画を凍結乾燥し、0 .3 M NaC/60gLt中に再溶解後、室温下で数時間0.3 M Na C1に透析した。透析物を遠心分離し少量の不溶性物質を除去後、3分の1すな わち20−を0.3M塩化ナトリウムで平衡とした七77デツクx (5eph adex ) G −200(7アルマシア(Pharmacia ) )上で 分子ふるいクロマトグラフィにかけた。このセファデックス(5ephadex  )は超微細であり、カラムは直径5α長さlOOαであった。試験管1本当た り21−の試料なカラムから集めた。CSポリペプチドが51−57の試験管に 急峻な対称ピークとなって溶出した。しかし、管中少量の高分子量および低分子 量の物質が、このピークの前後に分散していた。試験管51−57の内容を集め 蒸留水に対し長(透析しそして凍結乾燥した。純粋環状小芽体ポリペプチド89 m9を総量で回収した。これt基準とし、酵母抽出物20リツトルからの収率は 89X3すなわち純粋なタンパク質267ダあるいは酵母培養1リツトル当たり 約13m9であると我々は算出した。回収環状小芽体ポリペプチドの純度をドデ シル硫酸ナトリウムポリアクリルアミドゲル電気泳動(5DS−PAGE )お よび変性条件下の等電点電気泳動によって評価した。等電点電気泳動によって、 ld当たり2ayの濃度で43の等電点な有する単一バンドが検出された(図7 )。SDS −PAGEによって、分子量43、000と45,000の間の二 重バンドが検出された(図6)。
l−当たりタンパク質1■を含有するCSポリペプチド溶液の280 nmにお ける吸光係数は0.2であった。このポリペプチド試料を部分N未配列解析にか けた。そして主配列は、アラニン−グルタミン識−ブロリンーリシンーアスパラ ギン−プロリンと予測通りであった。別の試料を125工で放射性標識し、プラ スモジウム・ビバックス(Plasmodium vivax )のCSタンパ ク質に特異的なモノクローナル抗体で免疫沈降した。計数値の75から85%が 、本抗体によつ′C特異的に認識された。
固相競合的ラジオイムノアッセイを用い精製操作中の工学的操作によるCSポリ ペプチドを検出した。ラジオイムノアッセイで得たシグナルによる抗原量に関す る標準曲線を下記の如く調製した。前記の工学的操作による精製CSポリペプチ ドを周知のヨートゲ7法を用い125Iで放射性標識し、タンパク質1マイクロ グラム当たり約2 X 10’カウント/分の比放射能とした。一定量の放射性 標識工学的操作によるポリペプチドおよび種々の量の精製した工学的操作による コールド(すなわち非標識)CSポリペプチドを含有する混合物(総量100マ イクロリツトル中)をa製した。この混合物30マイクロリフViV2x)環状 小芽体タンパク質に対するモノクローナル抗体(2F2 )を先に塗付した微量 力価プレートウェルの底に入れた。このモノクローナル抗体は環状小芽体りンバ ク質の反復抗原決定基に反応する。(ナージン(Nar−din ) B、 H ,ら、ジャーナル・オブ・エクスベリメンタA/−メデイスン(J、 Exp、  Med、 )、156 : 20 、1982)。
標識ペプチドのウェル底への結合を阻害するコールドペプチドの効果は、コール ドペプチド濃度に比例していた。
このアッセイでは、l−当たり5ナノグラムはどの低濃度のコールドペプチドを 検出した(図8)oカラム分画および抽出物のアッセイを上述と全く同様に行r 1得た阻害度を標準曲線と照らし合わせ(図8)このCSタンパク質ペプチド濃 度を算出した。このアッセイ法において、希釈および洗浄は全て、1.0%ウシ 血清アルブミン(BSA )および0.1%アジ化ナトリウム含有リン酸緩衝食 塩水(PBS )中で行った。
これらのアッセイの結果に基づき、酵母培養物は、1リツトル当たり60W9の 環状小芽体タンパク質を含有し、この精製物質・の回収は、生体でおよそ20% であったと我々は算出した。精製最初の段階では全く損失がなく、すなわち抽出 物煮沸後のこの段階で、出発抽出物の5DS−PAGEで観察された無関係のタ ンパク質バンドの90%を上回る量が除去された。
実施例3:酵母の工学的操作によるプラスモジウム・ビバックス(Plasmo dium vivax )によるマウスの免疫 前記の精製された工学的操作によるCSポリペプチドを、次に、マウスを免疫す る抗原として用いた。、l、1%の雌性スイス・ウェブスター(5w1ss − Webster ) 8−12週令マウスlO匹に対し、水酸化アルミニウムに 吸着させた前記精製ペプチド50マイクログラムを注射した。
3週後および6週後に、水酸化アルミニウムをアジュバントとして再度用い同量 の抗原でマウスをブースター投与した。10日後、マウスを出血させ、血清をイ ムノラジオメトリック・アッセイで分析しCSポリペプチドに対する抗体を検出 した。このアッセイでは、微量力価プレートのウェルを精製工学的操作によるC Sポリペプチド(PBS中10マイクログラム/−)で塗布し、次いで、希釈の 異なるPBS−BSA中マウマウス血清30マイクロリツトルのウェルをインキ ュベートした。次にウェルを洗浄し、PBS −BSA中に希釈した放射性11 識のアフイニイテイ精製ヤギ抗マウスイムノグロブリン(lo’ cpm/タン パク質1マイクログラム) 50,000 cpmで再度インキュベートした。
そして、再びウェルを洗浄し計数した。
全ての血清が、1 : 10,000以上希釈の、工学的操作によるCSポリペ プチドと反応した。プール血清の力価結果を図9に示した。これらの血清がプラ スモジウム・ビバックス(P、vivax ) CSタンパク質に対する大量の 抗体を含有することが、下記の二実験で示された。
1) (Asp−Gly−Gln−Pro−Ala−Gly−Asp −Arg −Ala )2の配列から成り、ブースモジラム・ビバッlx (P−viva x ) CSタンパク質の直列反復2個を表す18個のアミノ酸の合成ペプチド (18−mar )を、(a)1985年7月9日出願で本発明で参考文献とし て引用した係属中の米国特許出願第754.645号、および(b)アーノット (Arnot )ら、サイ:c 7 x (5cience )、230:81 5.1985に記載された如(合成した。このペプチドを微量力価プレートのウ ェルを塗付するのに用い、血清の抗体含量を上述のイムノラジオメトリックアッ セイで。
検出した。1 : 4,000以上の力価に対し、全血清が反応した。第二回抗 原ブースター注射後に得たプール血清の2)18個のアミノ酸の合成ペプチドを 再び用い、プール抗血清中に存在する抗体が工学的操作によるCSポリペプチド を塗付したプラスチックプレートのウェルに結合することを阻害した。これらの 実験では、我々は最初にマウスプール血清(第二回ブースター注射(rejec tion))の1 : 3,000希釈試料を上述の18個のアミノ酸より成る ペプチドの濃度を上昇させインキュベートした。対照として、血清試料を同濃度 でアミノ酸配列が興なる無関係の別の18−marペプチドとインキュベートし た。室温で1時間インキュベーション後、混合物30マイクロリツトルを、工学 的操作によるCSポリペプチドを前塗付したプレートウェルに添加した。このウ ェルを次に洗浄し、上述の如く放射性s識ヤギ抗マウスイムノグロブリンとイン キュベートし再度洗浄後計数した。図11に示した結果から、′反復1ペプチド (対照ペプチドではない)が抗体とCSタンパク質の反応をおよそ50%阻害す ることが示された。希釈および洗浄は全て、これらの実験においてPBS −B SAで行った。
同血清を、また、デーム(Dame )ら、上記のり−ジョン(Region  ) Iに対する抗体存在の可能性について分析した。この目的のため、我々は固 定化抗原として、合成ペプチド団、−〇ys −Ty r−六五一史u −1, 、上−止一旦匡一戊l−担−Δ巳−凪−亜−と!−Gin −Pro −C0O Hを用いた。このペプチドは、現在までに調べられているマラリア全寄生体のC Sタンパク質金工に共通のアミノ酸5個の配列Lys −Leu −Lys − Gln −Pro (デーム(Dame )ら、サイx 7 、X (5cie nce)、225 : 593.1984およびx ニア (Enea ) 、 v、、私信)を有する。最初のアミノ酸2個(CysとTyr )は、CSタン パク質に外来性であり、キャリアータンパク質に結合させ125工で放射性標識 する目的で付加した。このペプチドを用い微量力価プレートのウェルを塗付し血 清中抗体含量を上述の如く検出した。第2回ブースター後、全血清が1 : 2 ,000以上の希釈でこの小ペプチドを認識した。これらの血清プールの力価結 果を図12に示した。
プラスモジウム・ビバックス(P、vivax )小芽体を抗原として用い、間 接イムノフルオレセンスによってこの血清をまた、試験した。全ての血清は、1  : 1000以上の希釈で陽性であった。
最後に、この工学的操作によるCSタンパク質に対する比較的低濃度の抗体が、 プラスモジウム・ビバックス(p、 vivax )小芽体の感染性を中和する ことが、別の実験から示された。本アッセイは、ジャーナル・オブ・イミューノ ロジ−(J、 Immunol、 ) 132 : 909.1984(文献と して引用)に記載の如(、ヒト肝癌細胞系統Hep 62を寄生体侵入の標的と して用いて行った。下記の表1に示した結果から、1 : 5000の血清希釈 で有意な阻害層が得られたことがわかる。阻害のパーセントは、100−((実 験平均値/対照群の平均値)×100〕として算出した。対照群は、同濃度の正 常(免疫前)マウス血清とインキュベートした小芽体のみより成っていた。
表 1 酵母の工学的操作によるCSタンパク質に対する抗体によるインビトロにおける プラスモジウム・ビバックス(P、 vivax )小芽体の肝細胞阻害(血清  希釈)−1%阻害 5.000 42 図、2 、コ、3 ニジ灯保庄11tt 囚、4 0.5 四、7 (コ)あ0β タシへ・2す(q工ε−Fl(:%’1aLfi!谷す、(X1 0””) 手続補正書(自発) 昭和63年1z月22日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.プラスモジウム.ピパックス(P.vivax)の環状小芽体タンパク質の 免疫優性抗原決定基領域の2つの直列反復配列と同一の少なくとも2つの直列反 復配列から本質的に成るアミノ酸配列から本質的に成るポリペプチドを、不純物 として1種以上のタンパク質もまた含有する純粋でない調製物より精製する方法 であって、(a)前記調製物を前記タンパク質不純物の大部分を変性し沈殿させ るために充分な時間、100℃の温度下に置き、一方、前記ポリペプチドを溶液 のまま保持すること、(b)前記沈殿を除去し捨てかつ上清を残しておくこと、 (c)前記上清の固体成分を分離すること、(d)前記固体成分をイオン緩衝水 溶液中に再溶解すること、 (e)前記溶液を最初のクロマトグラフィカラムのイオン交換クロマトグラフィ にかけ、こうすることによって前記ポリペプチドを前記カラム上に保持させ、一 方、前記ポリペプチドの残存不純物部分を溶出液中に排除し、かつ、前記ポリペ プチドをイオン勾配を用い溶出すること、 (f)前記ポリペプチド含有の前記溶離液のイオン強度を減少させること、 (g)前記溶離液を第二クロマトグラフィカラムの分子ふるいクロマトグラフィ にかけ、および、前記ポリべプチドを前記カラムから溶出すること、 を有する段階より成る方法。 2.前記ポリペプチドが、プラスモジウム・ピパックス(P.vivax)の環 状小芽体タンパク質の免疫原性抗原決定基領域から本質的に成り前記領域に隣接 するアミノ酸配列と側面を接するアミノ酸配列を有する酵母の工学的操作による ポリペプチドである請求項1に記載の方法。 3.さらに、前記最初のクロマトグラフィ段階に先立ち、前記上清を遠心分離に よって前記沈殿から分離した後、前記上清を少なくとも一回凍結乾燥しかつこの 凍結乾燥物質を続いて再溶解することを有する請求項2に記載の方法。 4.さらに、イオン強度が増加するNaClの直線勾配を用いることによって、 前記ポリペプチドを前記最初のカラムから溶出することを有する請求項3に記載 の方法。 5.さらに、前記溶離液のイオン強度より弱い緩衝液に前記溶離液を透析するこ とによって、前記溶離液のイオン強度を減少させることを有する請求項3に記載 の方法。 6.反復アミノ酸配列から成る免疫優性抗原決定基以外のプラスモジウム・ピパ ックス(P.vivax)環状小芽体タンパク質抗原決定基の少なくとも1個か ら成る合成ポリペプチドであって、該ポリペプチドは組換え生物体によって発現 され、かつ (a)前記環状小芽体タンパク質のひとつの反復免疫優性抗原決定基領域を示す 前記タンパク質の反復性アミノ酸配列および (b)下記タンパク質のN末端に近接する下記タンパク質の反復抗原決定基直前 にあり、かつ、異なるマラリア種のCSタンパク質に保存されているプラスモジ ウム・ピパックス(Plasmodiumvivax)の環状小芽体タンパク質 のアミノ酸配列の一部 を含有するアミノ酸配列を有するポリペプチド。 7.プラスモジウム・ピパックス(P.vivax)小芽体の感染に感受性の哺 乳類宿主に対し、プラスモジウムピパックス(Plasmodiumvivax )小芽体に対する防御免疫を付与する性質を有する請求項6に記載のポリペプチ ド。 8.(b)の前記配列が反復単位に先行しかつアミノ酸配列KLKQPを含有す る請求項6に記載のポリペプチド。 9.前記反復性配列が(DRAXGQPAG)rであり、XがDまたはAでかつ rが2および19までのひとつの整数である請求項6に記載の前記ポリペプチド 。 10.前記反復性配列が、天然のプラスモジウム・ピパックス(P.vivax )環状小芽体タンパク質の完全免疫原性抗原決定基領域と同一の長さである請求 項9に記載のポリペプチド。 11.下記タンパク質のC末端に向けて下記タンパク質の反復抗原決定基領域に 続くプラスモジウム・ピパックス(Plasmodiumvivax)環状小芽 体タンパク質のアミノ酸配列のセグメントもまた有しており、このセグメントが 異なるマラリア種のCSタンパク質に保存され、かつ、前記ポリペプチドのC末 端に位置する請求項6に記載のポリペプチド。 12.環状小芽体タンパク質の反復免疫優性抗原決定基領域に続き、かつ前記タ ンパク質のC末端にまで伸長する前記タンパク質のアミノ酸配列の完全セグメン トもまた有する請求項6に記載のポリペプチド。 13.プラスモジウム・ノーレージ(Plasmodiumknow−lesi )、プラスモジウム ・フアルシパーラム(Plasmo− diumfalciparum)およびプラスモジウム・ピパックス(Plas modiumvivax)のCSタンパク質に保存されるアミノ酸配列がKLK QPであるアミノ酸から成る合成ペプチド。 14.(a)プラスモジウム・ピパックス(P.vivax)環状小芽体タンパ ク質の反復性免疫原性抗原決定基領域の全体または一部に該当する免疫原性反復 配列および(b)天然の環状小芽体タンパク質中において(1)前記タンパク質 の反復免疫原性抗原決定基領域の直前に先行するか。または、これに続き、かつ 、(2)異なるマラリア種間で保存され、前記反復性配列のN末端およびC末端 の少なくともひとつの末端である非反復性の前記反復配列の末端に位置する非反 復性アミノ酸配列 から本質的に成るアミノ酸配列を有する合成ポリペプチド。 15.(b)の前記配列が、前記ポリペプチドのN末端に位置し、かつ、非反復 性の保存配列が天然の環状小芽体タンパク質の反復抗原決定基の直前に先行しか つ前記タンパク質のN末端に近接し位置する請求項14に記載のポリペプチド。 16.(a)プラスモジウム・ピパックス(P.vivax)タンパク質の反復 免疫原性抗原決定基領域に該当する免疫原性反復配列および (b)天然のプラスモジウム・ピパックス(P.vivax)タンパク質におい て、 (1)前記タンパク質の反復免疫原性抗原決定基領域の直前に先行し、かつこの 領域の5′末端に位置する前記反復配列のN末端における非反復性アミノ酸配列 を有するアミノ酸配列を有する合成ポリペプチド。 17.前記配列(b)が、前記ポリペプチドのN末端に位置する請求項6に記載 のポリペプチド。
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