JPH01502556A - イー・コリにおいて発現したピー・ファルシパラム・csタンパク質ワクチンの単離および精製方法 - Google Patents

イー・コリにおいて発現したピー・ファルシパラム・csタンパク質ワクチンの単離および精製方法

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JPH01502556A
JPH01502556A JP62503190A JP50319087A JPH01502556A JP H01502556 A JPH01502556 A JP H01502556A JP 62503190 A JP62503190 A JP 62503190A JP 50319087 A JP50319087 A JP 50319087A JP H01502556 A JPH01502556 A JP H01502556A
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スミスクライン・ベックマン・コーポレイション
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イー・コリにおいて発現したピー・ファルシパラム・CSタンパク質ワクチンの 単離および精製方法 本発明は、組換型イー・コリ(E、Co11)において発現し、マラリアの発現 因子であるプラズモディウム・7アルシバラム(P lasmodiuafal ciparum)による感染に対するヒト保護用ワクチンとしての治療有用性を 有する精製ポリペプチドを産生ずる方法に関する。
参考のために引用するバロウら(Ballou et al=)による欧州特許 ゛出願、EP−A−192626号(米国特許出願番号第699116号)にお いて、ピー・ファルシパラムによる感染に対して哺乳動物の免疫付与能を有する 免疫原性ポリペプチドおよび免疫原性ポリペプチドからなるワクチンが開示され 、かつ特許請求されている。免疫原性ポリペプチドは、4個以上のタンデム(t andem)リピート単位のピー・7アルシバラムCSタンパク質からなる。ピ ー・ファルシパラムリピート単位は、以下の配列: アスパラギン(A 5n)−アラニン(Ala)−Asn−プロリン(Pro) −を有するテトラペプチドである。参考のために引用するグロスら(Gross  et al、)による欧州特許出願、EP−A−191748号(米国特許出 願番号第699115号)において、CSタンパク質ピー・ファルシパラムのす べてのまたは一部のリピート単位用のコーディング配列を有するイー・コリ発現 ベクターならびに発現ベクターで形質転換したイー・コリおよび産生イー・コリ 培養からの免疫原性ポリペプチドを精製する方法が記載され、かつ特許請求され ている。
組換WDNA法により産生される新規な薬剤および生化学的薬剤の工業的製造に おける不変的な問題は、その意図する用途に対して十分に純粋な形態における産 物の回収にある。例えば、ワクチンは、ポリペプチド、タンパク質、核酸および 発熱性物質を包含する細胞起源の種々の混入物がまったくなく、かかる混入物に 対する好ましくない免疫または毒性反応の発生は阻止されなければならない。単 離および精製法は、特に、微生物の核酸混入、好ましくない抗原物質および発熱 性物質、すなわち、レシピエンドにおいて発熱応答を誘発する物質を排除するよ うにしなければならない。発熱性物質は、代表的には、リポ多糖類のような細菌 エンドトキシンである。
前記の欧州特許EP−A−191748号およびE P−A−192626号に 開示されている精製方法によれば、ピー・ファルシパラムCSタンパク質から誘 導されたポリペプチドは、′f#澄細胞抽出物を。
約80℃に加熱し、つづいてデタージェントを加え、タンパク質の溶解性を維持 することにより他のポリペプチドから分離することができる。少なくとも約4分 間、80℃に加熱することは、実質的に所望の免疫原性ポリペプチドを分解する ことなく、はとんどすべての好ましくない細菌ポリペプチドおよびタンパク質を 沈澱させる。
かくして、沈澱した細菌ポリペプチドおよびタンパク質は遠心分離によりペレッ ト状にされ、除去することができる。ヤングら(Y ounget al、)、 サイエンス(S cience)、228 : 958 (1985)は、欧州 特許EP−A−192626号および191748号に開示されているある種の ペプチドおよび硫酸アンモニウム沈澱および逆相クロマトグラフィーによるその 精製を報告している。
ピー・ファルシパラムCSタンパク質から誘導されたポリペプチドの生産規模の 単離および精製操作を進歩させるさらなる試みは、前記の熱処理が、大部分の細 胞ポリペプチド混入物を分離するのに効果的であるが、発熱性物質および核酸の ような他の混入物を有意に除去しないことを示す。この問題は、特に、アルギニ ンに冨む32アミノ酸「尾部」(“tail”)での少なくとも4個のリピート からなるR tet3.ポリペプチドのような比較的長い塩基性「尾部」を有す るピー・7アルシパラムCSタンパク質から誘導されたポリペプチドにおいて重 大である。「尾部」の塩基特性のため、DNAは複合体中に強固に保持される。
熱処理細胞抽出物におけるエンドトキシン濃度もまた、望ましくなくはと高いこ とが判明した。
発明の要約 本発明によれば、細胞起源のタンパク質、核酸および発熱性混入物を有する組換 型イー・コリ宿主細胞培養から誘導された部分的に精製された細胞溶解質から、 4個以上のタンデムリピート単位のピー・ファルシパラムCSタンパク質からな るポリペプチドを単離し、精製する方法を提供する。該方法は、−運の選択的沈 澱工程、つづいて2回のクロマトグラフィ一工程、イオン交換クロマトグラフィ ーおよび逆相クロマトグラフィーからなる。
さらに詳しくは、本発明は、 (a)細菌混入物を選択的に沈澱させ、(b)工程(a)の上澄液から免疫原性 ポリペプチドを選択的に沈澱させ、 (c)免疫原性ポリペプチドを含有する工程(b)からの沈澱物を再溶解させ、 該溶液から細菌混入物を選択的に沈澱させ、(d)免疫原性ポリペプチドの溶液 をイオン交換担体と接触させ、ポリペプチドを有するフラクションを収集し、( e)免疫原性ポリペプチドの溶液を、固体の疎水性担体と接触させ、ポリペプチ ドを該担体に吸着させ、該ポリペプチドを該担体から極性有機溶媒で溶出し、精 製ポリペプチドを含有するフラクションを収集することからなり、組換型イー・ コリ宿主細胞培養からの清澄細胞溶解質から、4個以上のタンデムリピート単位 のピー・ファルシパラムCSタンパク質からなる免疫属性ポリペプチドを精製す る方法である。
本発明の好ましい具体例は、 a)細胞を分裂させ、該懸濁液から細胞残骸を分離し、所望でないポリペプチド 、タンパク質、DNAおよびエンドトキシンと共にペプチドR32NS1m+を 含有する清澄細胞抽出物を得、b)清澄抽出物をポリエチレンイミンで処理し、 所望でない細菌混入物を沈澱させ、その後、ペプチドR32NS1m+を含有す る上澄液から沈澱した細菌混入物を分離し、C)硫酸アンモニウムを、約20% ないし約40%飽和の濃度まで、R32NS1m+含有上澄液に加え、細胞抽出 物からペプチドR32NS1m+と共に硫酸アンモニウムを沈澱させ、該沈澱物 の懸濁液を形成させ、その懸濁液からペプチドR32NS1m+含有上澄液、を 分離し、 d)該上澄液を酸で約pH2に調整することにより、細菌混入物を沈澱させ、R 32NS1m+含有上澄液から沈澱した細菌混入物を分離し、 e)R32NSl□を含有する上澄液にカオトロビズム剤を加え、該上澄液をカ チオン交換体と接触させ、つづいてpH約6.5で溶出し、溶出液を収集し、 f)固定相として固体担体上のC2〜18アルキル基、および移動相として極性 有機溶媒を用いる逆相高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により、該イオ ン交換溶出液から残りの細菌混入物を除去し、細菌混入物のない溶出液を得、 g)逆相HPLC溶出液をダイアフィルトレージョン(diafiltrati on)に付し、純粋なポリペプチドR32NS1m+のりテンテート(rete ntate)を得ることからなるR32NS1mlの単離および精製方法である 。
本発明のもう一つの好ましい具体例は、ペプチドR32Lenssを産生するイ ー・コリの細胞培養から、ポリペプチドR32tetsxを単離し、かつ精製す る方法であり、該方法は、a)細胞を分裂させ、該懸濁液から細胞残骸を分離し 、所望でな特表千1−502556 (5) いポリペプチド、タンパク質、DNAおよびエンドトキシンと共にペプチドR3 2tetxzを含有する清澄細胞抽出物を得、b)清澄抽出物を約り5℃〜約9 0℃の温度まで加熱し、ポリペプチドR32tet3!の実質的な沈澱または分 解を伴うことなく、所望でない細菌混入物を選択的に沈澱させ、その後、該細胞 抽出物を冷却し、R32teL32を含有する上澄液から沈澱した細菌混入物を 分離し、゛ c )R32tetszを含有する冷却上澄液に、約25%ないし約40%飽和 の濃度まで硫酸アンモニウムを加え、上澄液からペプチドR32tetxxと共 に硫酸アンモニウムを沈澱させ、該沈澱物の懸濁液を形成させ、その懸濁液から ペプチドR32Letsxを含有する上澄液を分離し、 d)上澄液に可溶性塩を加え、該上澄液のイオン強度を増加させ、該上澄液を酸 でpH約2に調整することにより、細菌混入物を沈澱させ、R32tet3j含 有上澄液から沈澱した細菌混入物を分離し、e)酸沈澱の上澄液を、pH約5に てジチオトレイトールを有する酢酸アンモニウム緩衝液を用いるダイアフィルト レージョンに付すことにより、ペプチドR32Letsxを含有するりテンテー トを得、f)リチンテートをカチオン交換体と接触させ、つづいてpH約5にて 塩で溶出し、溶出液を収集し、 g)固定相として固体担体上のC2〜18アルキル基、および移動相として極性 有機溶媒を用いる逆相高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により、残りの 細菌混入物を該イオン交換溶出液から除去し、細菌混入物のない溶出液を得、 h)逆相HPLC溶出液をダイアフィルトレージ房ンに付し、純粋なポリペプチ ドR32Lenssのりテンテートを得ることからなる。
本発明のさらに好ましい具体例は、ペプチドR32LAを産生ずるイー・コリの 細胞培養からポリペプチドR32LAを単離し、かつ精製する方法であり、該方 法は、 a)細胞を分裂させ、該懸濁液から細胞残骸を分離し、所望でないポリペプチド 、タンパク質、DNAおよびエンドトキシンと共にポリペプチドR32LAを含 有する清澄細胞抽出物を得、b)清澄抽出物を約75℃ないし約90℃の温度に 加熱し、ポリペプチドR32LAの実質的な沈澱または分解を伴うことなく、所 望でない細菌混入物を選択的に沈澱させ、その後、細胞抽出物を冷却し、沈澱し た細菌混入物をR32LA含有上澄液から分離し、C)硫酸アンモニウムを、R 32LA含有の冷却上澄液に、約25%ないし約60%飽和の濃度まで加え、上 澄液からペプチドR32LAと共に硫酸アンモニウムを沈澱させ、該沈澱物の懸 濁液を形成させ、その懸濁液からペプチドR32LA含冑上澄液を分離し、d) ペプチドR32LA含有上澄液を、酸でpH約2に調整することにより、細菌混 入物を沈澱させ、R32LA含有上澄液から沈澱した細菌混入物を分離し、 e)上澄液をpH約6.5に調整し、該上澄液をアニオン交換体と接触させ、溶 出液を収集し、 f)固定相として固体担体上のC2〜18アルキル基および移動相として極性有 機溶媒を用いる逆相高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により、残りの細 菌混入物を該イオン交換溶出液から除去し、細N混入物のない溶出液を得、 g)逆相HPLC溶出液をダイアフィルトレージョンに付し、純粋なポリペプチ ドR32LAリチンテートを得ることからなる。
本発明の好ましい具体例は、R32teL32、R32tetg+またはR32 LAのようなピー・ファルシバラムCsタンパク質かう誘導される、純粋な、す なわち、測定不能な量の所望でないポリペプチドまたはタンパク質、2 ng/ +ng以下のDNAおよび10個以下のエンドトキシン単位(EU)/agを有 するポリペプチドを産生ずることである。本明細書において用いる場合、「エン ドトキシン単位」なる語は、限定量のU、S、標準エンドトキシンにおいて活性 であることをいう。定義によれば、1.OEUは0.2ngのU、S、標準エン ドトキシン、1otEc−2に均等である。生化学的薬剤局(U、S、F。
D、A、)は、この基準を確立し、U、S、標準エンドトキシンの連続ロットで EUの連続性を維持している。かかる純粋なポリペプチドは、所望の免疫応答を 得るのに有効な量の投与に対して、患者に混入物による悪影響を生じさせない。
発明の詳説 前記の欧州特許EP−A−192626号およびE P−A−191748号に 開示されているような、テトラペプチドリピートのピー・ファルシパラム・サー カマスポロゾイト・タンノ(り質25)らなる免疫原性ポリペプチドは、本発明 の方法にしt:がって精製することカiできる。これらは、Rtet32ポリペ プチド、RLetg5ポリペプチド、RGポリペプチド、RLRポリペプチド、 N5IRポリペプチド、RNS 1ポリペプチド、RNS1g+N5IRポリペ プチドポリペプチドを包含する。この方法はs R32LeL3j、R32te tm+およびR32LAからのマラリアワクチンの製造1;特t;有用であり、 それは、ピー・ファルシパラム・スポロゾイトに対する哺乳動物の免疫応答を引 き起こすのに非常に有効であることが判明した。R32tetおよびR32LA は、前記の欧州特許EP−A−192626号(米国特許出願番号第69911 6号)およびEP−A−191748号(米国特許出願番号第699115号) に記載されてしする。R32NS18.は、NSIの8ON−末端アミノ酸に融 合しt7同−のR32抗原配列からなる。該融合において、μ32はNSIの別 のアミノ酸に融合し、C−末端にてNSIのアミノlm81が一1iu−val −asn配列に融合する。すなわち、該配列は: N −asp−pro(asn−ala−asn−pro) r s −(as n−va 1−asp−pro) I−(asn−a 1a| asn−pro)+1−asn−val−N S 15r−C[N51m+配列 は、−asp−pro一本本本−met−1eu−val−asn−Cである] で示される。このポリペプチドは、前記特許文献に開示されている技法を用いて 製造する。
前記のように、本発明の方法は、細胞起源の発熱性、タンパク質様、核酸混入物 を含有し、組換型イー・コリ宿主細胞培養から誘導された清澄細胞溶解質を、一 連の沈澱および逆相高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を包含するクロマ トグラフィー操作に付すことを包含し、寅質的に混入物のない所望の免疫原性ポ リペプチドを得る。
組換型イー・コリ宿主を、標準的組換型DNA法により製造する。
例えば、参考のために本明細書に引用されているヤングら、サイエンス、228  罎95g (1985)参照。かかる組換型細胞は、酸素の存在下、標準的な 発酵法により、炭素、窒素および無機物の同化源を含有する栄養培地にて培養す る。免疫原性Csポリペプチドを発現するに十分な時間発酵させた後、遠心分離 または濾過により細胞を収集する。ついで、得られた細胞ペーストを再懸濁さ゛ せ、細胞溶解に付す。
細胞溶解は、リゾチームまたは他の溶解あるいは透過剤を該細胞ペレットの緩衝 懸濁液に、湿潤細胞ペレットの重量に基づき約100〜300g/ffの細胞濃 度にて添加することにより行うことができる。生産規模操作における細胞ペレッ トの重量は800〜3000gの範囲にあればよく、精製を受ける個々のポリペ プチドに依存する。適当な溶解緩衝液は、pH8,0を有するトリス(50mM )、EDTA(2+nM)、ジチオスレイトール(D D TXo 、1 +n M)およびグリセロール(5%)である。また、pH6,5を有するリン酸ナト リウム(50mM)、EDT、A(2mM)およびグリセロール(5%)からな る緩衝液を用いてもよい。細胞溶解はまた、リゾチームの不在において、機械的 または超音波分裂手段により行ってもよい。満足のいく結果が、ガラス・ビーズ ・ダイノミル(DynomillXインパンデツクス、メイララド、ニニージャ ージ州(I mpandex、 Maywood、 N J ))まブ二はガラ リン・ホモジナイザー(Gaulin homogenizerXA P Vガ ラリン・インコーホレイティラド、ニベレット、マサチューセッツ州(A”P  V Gaulin、 I nc、、 E verett、Massachuse tts))を用いる生産規模において得られた。所望により、化学的、機械的お よび/または超音波溶解手段の組み合わせを用いてもよい。
この操作は必須ではないが、(細胞)溶解懸濁液を、デオキシコール酸塩、例え ば、ナトリウム塩(約0.1%)のようなデタージエントで処理し、所望の免疫 原性ポリペプチドの細胞残骸に対する結合を阻止することができる。デオキシコ ール酸塩は、所望により、溶解緩衝液に組み入れてもよい。溶解懸濁液を、例え ば、流速100〜500m1/分にてベックマン(Beckman)J CF− Zローター39900xgでの連続遠心分離により清澄にする。
ついで、清澄にした抽出物を処理し、細菌混入物、すなわち、タンパク質、およ び好ましくは核酸もまた選択的に沈澱させる。かかる沈澱は、種々の手段により 実施することができる。例えば、Rtet31、Rtet86、RLA%RG、 RN、RNSI、RNS1m+およびN5IRポリペプチドは熱安定性であり、 約80℃にて溶解する。
したがって、清澄細胞溶解質を約75〜90℃、好ましくは約80゜℃に加熱す ることにより、細菌タンパク質混入物は適宜選択的に沈澱する。さらに例えば、 核酸を選択的に沈澱させる化学剤を用いることができる。例えば、約0.1〜1 %のポリエチレンイミン(PEI)は、大部分のイー・コリ・DNAおよびRN Aならびにいくらかの可溶性細菌タンパク質を除去する。本発明の1つの具体例 において、分裂後、PEIを加えることにより清澄にした細胞抽出物をPH1で 処理する。使用可能な他の選択的沈澱操作は、アンモニウム、カリウムまたはナ トリウムのような単価カチオンとの硫酸塩、リン酸塩またはクエン酸塩での塩析 、炭素数1〜3のアルコーノ呟アセトン、アセトニトリルまたはテトラヒドロフ ランのような有機溶媒を用いる沈澱、ポリエチレングリコールのような有機ポリ マーまたはポリアクリレート、カプリル酸塩およびリバノール(rivanol )のような電荷高分子電解質での沈澱、およびpH調整による沈澱を包含する。
かかる選択的沈澱工程により、大部分、例えば、75%以上のマラリア抗原が溶 液中に残存する。
ピー・ファルシバラムリピート部位は、高温にて非常に安定しているので、熱沈 澱は、それに融合したより小さな熱安定 配列を有さないペプチド、例えば、R LA、RGおよびRNポリペプチドの精製に特に有用である。しかしながら、t etsz配列に融合した他のポリペプチドの場合、初期精製工程としてポリエチ レンイミン沈澱はあまり効果的ではなかった。
初期工程の後、マラリア抗原を選択的に沈澱させる。マラリア抗原を選択的に沈 澱させる好ましい技法は、前記のように、好ましくは硫酸アンモニウムを用いて 塩析することである。
硫酸アンモニウムを、最初の選択沈澱からの上澄液と、ピー・ファルシバラムC Sタンパク質から誘導されるポリペプチドを選択的に沈澱するに十分な濃度まで 混合する。R32LeL3Hの場合、硫酸アンモニウムの濃度は、25%と40 %飽和の間でなければならず、R32LAの場合、25%と60%飽和の間の硫 酸アンモニウムの。
添加が所望のポリペプチドの選択沈澱に有用であり、NSI構成の場合、20% 〜40%飽和の硫酸アンモニウムが有用である。硫酸アンモニウム添加は段階的 に行ってもよく、それにより、各選択段階でのvL酸アンモニウム飽和により沈 澱しうるそれらのタンパク質を除去する。硫酸アンモニウムは4℃にて60分間 にわたって加え、さらに4℃にて30分間撹拌することが好ましい。ついで、懸 濁液を遠心分離に付し、粗製免疫原性ポリペプチドを含有するペレットを得る。
この選択沈澱の結果、寅質的にはすべての免疫原性ポリペプチドが該ペレット中 に含まれる。ついで、硫酸アンモニウムペレットを、適当な緩衝液に再溶解する 。
ついで、再溶解したポリペプチドを、細菌核酸を除去することを目的とした第3 の選択沈澱に付す。この工程は、酸性化により行うことが好ましい。実際に、R 32tet42について、酸処理と関連し部分的に精製した細胞溶解質のイオン 強度が有意に増加する。この目的用の適当な塩は、2〜4M MgCQ、または 2〜4M NaCl2*たはその混合物を包含する。その後、細胞溶解質を、ト リフルオロ酢酸、リン酸または塩酸のような適当な酸でpH約2.0に調整する 。
a処理により沈澱した核酸は、遠心分離により細胞溶解質から容易に除去するこ とができる。
記載方法における細胞溶解質の部分精製は、細胞溶解質中に最初に存在する細胞 ポリペプチドおよびタンパク質の量を有意に減少させる。選択沈澱工程の後、免 疫原性ポリペプチドを有する溶液をさらに、一連の2回のクロマトグラフィー操 作、すなわち、イオン交換クロマトグラフィーおよび逆相クロマトグラフィーに より精製する。
イオン交換による部分的に精製した細胞溶解質からの残りの細菌混入物の分離は 、適当なマトリックスに結合したカルボキシメチル(CM)、スルホプロピル( SP)、ジエチルアミノエチル(DEAE)、第4級アミノエチル(QAE)の ようなカチオンまたはアニオン交換基を有する微粒子カラム充填剤を用いて行う 。イオン交換体は、精製すべきポリペプチドが通過するに十分に多孔性で開口し ているマトリックスを提供しなければならない。一般に、直径が10−100ミ クロンからのビーズ径を有し、10ダルトンの排除限界であるイオン交換体が、 十分な性能を有している。R32tetszのイオン交換について、特に良好な 結果が、cNq−+−リサクリル” M(CM−T risacryl” M) (L K Bプロダクツ、ブロマ、スエーデン(LKBProducts、 B romma、Sweden)のようなCMカチオン交換担体を用いて得られた。
高塩基性C−末端「尾部」がCM−担体に堅固に結合し、細胞溶解質中に存在す る他の混入物から所望のポリペプチドの分離がなされる。ポリペプチドR32L Aを含有する部分的に精製した細胞溶解質からの核酸の分離は、アニオン交換担 体、DEAE−トリサクリル”M(LKBプロダクツ、ブロマ、スニーデン)で 達成される。R32NS1g+の場合、特に良好な結果が、カチオン交換担体す なわちスルホプロピル−セファ0−ス3()7−マシア、ビス力タウエイ、ニュ ージャージ州)(Pharmacia、 P iscataway。
New Jersey)架橋アガロースを用いて得られた。
免疫原性ペプチドの溶液をイオン交換担体と接触させ、ついで、そのイオン交換 担体から溶出する。溶出は適当な緩衝溶液を用いて行い、実質的にポリペプチド 、タンパク質および核酸混入物のない所望の免疫原性ポリペプチドを有するアラ クシ3ンを得ることができる0本明細書において、溶出液として用いられる緩衝 溶液は、生化学物質のイオン交換クロマトグラフィーにおいて広く用いられてい る緩衝溶液である。カチオン交換担体からのグラジイニント溶出は、tet r 尾部」を有するピー・7アルシパラムcsタンパク質から誘導されるある種のポ リペプチドに有利に用いられる。ポリペプチドR32LAについて、核酸混入物 がイオン交換マトリックス上に吸着するが、所望のポリペプチドはイオン交換を 通過し、溶出液および洗液中にて収集される。この流出液は、数回連続して同じ イオン交換カラム、または異なる充填剤を有する別のカラムを通してもよい。
R32NS1m+の場合、イオン交換の前に、カオトロープ(chaotrop e)、例えば、尿素、チオシアネート、グアニジン、塩化グアニジニウムまたは エチレングリフールを塩沈澱からのペプチド含有上澄液に加え、該上澄液を、例 えば、水酸化ナトリウムで、pH約4に調整することが好ましい。好ましいカオ トロープは、最終濃度が約3Mでの尿素である。カオトロープおよびpHI!! 整は、ペプチドの集合物を分裂させるのに有用である。カチオン交換担体への吸 着後、該担体をpH4およびpH5にて緩衝液、例えば、50+nM酢酸ナトリ ウムで洗浄する。ついで、R32NS111が、pH約6 。
5にて塩、例えば、lOmMDTT中、20+nMリン酸ナトリウムおよび0. 5M塩化ナトリウムで溶出する。
前記のように、ポリペプチド、タンパク質および核酸混入物を除去処理した後、 細胞溶解質を、逆相HPLCにより、細胞エンドトキシンのような発熱性物質お よびまた残りの他の混入物を含む残りの細菌混入物が実質的にない状態にする。
例えば、逆相HPLCは、産生混合物中、密接に関連する抗原の分割に重要であ る。組成分割のよい例は、R32LAの精製である。
この場合、たとえ混合物中の主要成分が95%より多くても、3−アミノ酸残基 により異なる2種のタンパク質の分離が達成される。
逆相HPLCにより平頭のまたは酸化されたC−末端誘導体が除去される他のタ ンパク質の調製の間にも同様の分離が達成された。
逆相クロマトグラフィーは、所望のタンパク質の溶液、固体の疎水性担体または 固定相と接触させることを包含し、それによりタンパク質が担体に吸着する。つ いで、洗浄後、担体を極性有機溶媒、すなわち、移動相でリンスすることにより 、タンパク質が溶出する。
固定相は、アルミナのような担体またはシリカベース担体からなることが好まし く、後者は種々の非極性有機基に結合していることが好ましい。かかる結合相は 、当業者によく知られているように、例えば、シリカ上の表面シラノール基をオ ルガノクロロシランと反応させることにより製造してもよい。シリカベース担体 は、例えば、球状シリカ粒子、異形シリカ粒子またはシリカで被覆された粒状支 持体を包含する。粒径および多孔性は、精製すべき特定のポリペプチドの分離に 適していなければならない。逆相HPLCによる免疫原性ポリペプチドからの混 入物の分離は、炭素数2〜18のアルキル基の群から選択される固定相、好まし くは、シリカベース担体を用いて寅箆することが好ましい。
逆相HPLC用に選択される移動相は、低毒性および底粘度を有し、純粋形にて 容易に入手可能でなければならない。移動相は、例えば、メタノール、n−プロ パツールまたはイソプロノ(ノールのような水混和性低級アルコール1、テトラ ヒドロフラン、ジオキサンまt;はアセトニトリルの群から選択してもよい。本 発明の使用l;好ましい移動相は、炭素数1〜3のアルコール、アセトニトリル またはテトラヒドロ7ランの群から選択される。選択される移動相1よ、主とし て、精製すべき免疫原性ポリペプチドに対する所定の溶媒の強度および選択性に 依存する。
酸、例えば、ヘプタフルオロブチル酸、リン酸、酢酸またはトリフルオロ酢酸中 、0〜35%イソプロパツールを用いるグラディエンド溶出が、R32NSli +、R32tetszおよびR32LAの精製に有効であることが見いだされた 。0.1〜0.2容量%のトリフルオロ酢酸が好ましい。
以下に例示するように、逆相HPLCは、最適条件下、単一工程における部分精 製の細胞溶解質のエンドトキシン含量を10”倍減少させる能力を有する。ダイ アフィルトレージリンおよび滅菌濾過をまた、HPLCにおいて用いt;酸およ び有機溶媒を除去する最終精製工程として、逆相HPLCカラムの溶出液に対し て行い、pHをpH6〜8に調整する。
他の操作は、高度に精製した医薬品グレード産物を得るのに必要ではないが、種 々の他の操作を本発明の方法と共に用いることができる。かかる操作は、前記方 法工程の間、前または後に用いることができる。かかる最適工程の1つが、ダイ アフィルトレージョンである。
「ダイアフィルトレージョン」なる語は、零朗細書中、その分野において認識さ れた意味で用いられ、多数の緩衝液交換を行うに非常に効果的である連続透析形 をいう。ダイアフィルトレージョンは、セルロース膜または限外フィルターを交 差して行うことが好ましし1゜適当な膜/フィルターは、約1000分子量(M W)カットオフを有し、2.4μm径までの孔径を有する膜/フィルターである 。ダイアフィルトレージョンに適応可能ないくつかの異なる系は、lOKアミコ ン(Amicon)デュアル・スパイラル・カートリッジ系のように商業的に入 手可能である。本発明の方法において、pH約5にてDTTを含有する酢酸アン モニウム緩衝液を用いるダイアフィルトレージョンを、イオン交換前、低分子量 の混入物を除去するためポリペプチドR32tetszの精製に用いることがで きる。精製後、純粋なポリペプチドを含有する溶液をダイアフィルトレージョン に付し、残りの塩を除去することができる。
タンパク質−ポリヌクレオチド複合体の分裂、すなわち、核酸混入物の除去に有 用であることが判明した他の操作は、ヌクレアーゼで不純抗原を処理することで ある。ヌクレアーゼ分解は、細胞溶解直後または加熱および/または硫酸アンモ ニウム沈澱のような部分精製後、本発明の方法に組み入れることができる。例え ば、緩衝液をヌクレアーゼ酵素活性と抗原との適合性について選択することを除 いては、硫酸アンモニウム単離物を、前記のように、ダイア濾過することができ る。この目的用の適当な緩衝液は、10mM酢酸アンモニウムおよび20mM  Zn5O4(pH5−0)である。ダイアフィルトレージョン後、ヌクレアーゼ 酵素を、ダイアフィルトレージョン装置中のタンパク質を含有するりテンテート に加える。核酸を低分子量ヌクレオチドに加水分解するに十分な持続期間を保持 した後、ダイアフィルトレージョンを高塩緩衝液を用いて続行し、ヌクレオチド フラグメントと抗原の間のイオン性相互作用を弱める。この状態の間、低分子量 ヌクレオチドフラグメントは透過物中に取り除かれるが、抗原はりテンテート中 に保持される。ダイアフィルトレージョンを、次の精冥工程と適合するように選 択する第3の緩衝液を用いて終える。
抗原と適合する緩衝液中、核酸基質とホスホシュステラーゼ活性を有するいずれ かの酵素または酵素組合体を用いることができる。
一本および二本鎖DNAおよびRNAを加水分解し、エンド−およびエキソ加水 分解機構により作用するヌクレアーゼと称されるホスホジェステラーゼが好まし い。ペニシリウム・シトリナム(Penicillium citrinum) およびミクo コ−7カル−ヌクレアーゼ(M 1crococcal nuc lease)により産生されるP、ヌクレアーゼが、好ましい例のヌクレアーゼ である。
本発明の実施において、逆相HPLCに対する補助として、サイズ排除クロマト グラフィーを用いてもよい。
サイズ排除クロマトグラフィーを用いる場合、1O00〜300000ダルトン の作用範囲および直径が約lOと約100ミクロンの間の粒径を有する多孔性粒 状マトリックスを用いて適宜行うことができる。本発明の使用についての適当な サイズ排除カラム充填剤は、タンパク質−適合親木性ポリマーコーティングを施 し、13ミクロンの平均粒径を有する球状シリカ粒子であるスフエロゲルITS K2000SWおよび3000 SW(Spherogel”T S K 20 00SWおよび3000SWXベツクマン・インストラメント、パークレー、カ リフォルニア州(Backman Instruments、 Berkele y、 CA))を包含する。また、セファデックス”G−50、G−70、G− 100またはセファクリル”S−200(Sephadex”G−5Q、G−7 0、G−100または5ephacryl”S−200X7フーマシア、ビス力 タウェイ、ニュージャージ州)またはバイオゲル”P−10ないしP−60(B iogel”Pi OないしP−60Xバイオラツド、リッチモンド、カリフォ ルニア州(BioRad、 Richmond、 CA))のような他の商業上 入手可能なサイズ排除物質を用いてもよい。
すなわち、本発明の方法によるR 32 tet、、の精製は、下の工程=(1 )溶解 (2)熱処理 (3)tE酸アンモニウム沈澱 (4)酸沈澱(5)ダ イアフィルトレージコン (6)イオン交換(7)逆相HPLc(8)ダイアフ ィルトレージョンおよび(9)滅菌濾過からなることが好ましい。R32LAの 精製は、以下の工程:(1)溶解 (2)熱も理 (3)(iili酸アンモニ ウム沈澱 (4)酸沈澱 (5)イオン交換(6)逆相HPLC’ (7)ダイ アフィルトレージョンおよび(8)滅菌濾過により実施することが好ましい。R 32NS1m+の精製は、以下の工程:(1)溶解 (2)PH1沈澱 (3) 硫酸アンモニウム沈澱(4)酸沈澱 (5)イオン交換 (6)逆相HPLC( 7)ダイアフィルトレージョンおよび(8)滅菌濾過により5!施することが好 ましい。
以下の実施例は、本発明の方法を例示するが、限定するものではない。実施例1 および2は、R32tetxzを産生する組換型イー・コリ宿主細胞の発酵およ び細胞集菌を記載している。
実施例1−発酵 マスター細胞バンクは、50μg/mlの硫酸カナマイシン(Kn)を有する寒 天プレートから、プラスミドpR32tet32Knを有するエシェリキア・コ リ(Escherichia coli)K 12、菌株AR58のカナマイシ ン耐性クローンを選択し、32℃にてインキュベーションすることによって調製 した。菌株AR58は、c1857突然変異を含む溶原菌である。pR32te t32KnはpAslの誘導体であり、それはローゼンバーグ(Rosenbe rg)、米国特許第4578355号に記載されている。カナマイシン耐性を、 pAslにおけるアンピシリン耐性に置き換えることを除いて、ベクターが、実 質的に、ヤングら、サイエンス 228 : 958 (1985)に記載され ている。
マスター細胞バンクは、貯蔵用に一65℃にて凍結させた。
作用細胞バンクをマスター細胞バンクから調製し、−65℃にて凍結保存しt; 。
種子培養培地は、グリセロール(26g)、イースト抽出物(24g)、トリプ トン(12g)、KzHPO,(15,3g)、KH,PO,(1,7g)、( NH=)zso、(2,0)、PPG2000(0,5m1)カナマイシン(フ ラスコ振盪のみ、50.0μg/ml)およびlΩの容量にするに十分な量の脱 イオン水から調製した。種子培養培地のpHは7.1〜7.2作用細胞バンクか らのバイアルを、液体窒素貯蔵所から取り出し、室温にて解氷した。解氷した一 部の懸濁液を、滅菌Knを加えた滅菌種子培地を含有する2つの各振盪フラスコ に移植した。該振盪フラスコを、32℃にて約15時間キラトリー振盪器(qy ratory 5haker)上でインキュベーションした。培養サンプルを各 振盪フラスコから取り出し、光学密度を測定した。得られた値を用い、接種後の 発酵培地において、特定の光学密度(0,1以上)を得るのに必要な種子培養の 体積を算定した。算定した体積の接種物を、滅菌アスピレータ−フラスコに移植 した。
リン酸カリウム塩が省かれている以外、該種子培養培地と同じ成分からなる不完 全培養培地を有するファーメンタ−を、系内にて15分間撹拌しながら121° Cにて滅菌化しI;。リン酸カリウム塩溶液を、オートクレーブにより別々に滅 菌化した。該滅菌溶液を、ファーメンタ−中の滅菌不完全培養培地に無菌状態で 加えた。得られた完全培地の組成は、種子培養培地について前に記載されている 組成であった。
ファーメンタ−の接種は、前記の調製接種物をアスピレータ−フラスコから、無 菌条件下、添加口を介してポンプ注入することにより達成した。増殖の間、温度 は32℃に調整し、pHは滅菌NH,OHを添加することにより6.5以上に調 整し、溶解酸素を15%飽和以上に調整した。
増殖段階でのサンプルを取り出し、光学密度を測定しt;。適当な密度(OD1 2.0以上)に到達した後、培養温度を32℃から42℃に上昇させることによ り、抗原の発現を誘発した(ローゼンバーグら、メソッド・イン・エンザイモロ ジ−(Meth、 E nzymol 、)、−日一1:123 (1983) 参照)。発酵は、これらの条件下、90〜240分間続行した。
実施例2−細胞集菌 ブロス培養を20℃以下に冷却し、ファーメンタ−から0.1ミクロンのカート リッジを備えた中空繊維(hollow fiber)濃縮装置、アミコン(A micon)D C10Lに移植した。移植が完了しI;後、該濃縮装置を4℃ の冷室に置いた。リチンテート体積が培養体積の約15%になるまで濾過を続け た。濾過が完了した後、リチンテートをアスピレータ−フラスコ中に流水した。
アスピレータ−フラスコを切り離し、クラス■、タイプB生物学ウッドに置いた 。アスピレータ−内容物をボトルに分配し、懸濁液を遠心分離した。上澄液を除 去し、ペレットをいくつかのコンテナーに分配した。細胞ペレットは、精製工程 の關始まで一70℃にて貯蔵した。
実施例3〜9は、精製したポリペプチドR32Let3.の回収についての単離 操作および種々の精製操作を記載している。
実施例3−産生細胞からのR32Let、、の単離前記実施例2に記載したよう に調製しI;重量20gの細胞ペレットを、室温にて、50mMトリス−HCQ 、2mMEDTA、0.1mMDTT、5%グリセロール(pH8)からなる溶 解緩衝液中、湿潤細胞ペレット重量に基づいて約1 g/ 5 mlの濃度まで 懸濁させることに。
より解氷した。以下のすべての工程は、他に断らない限り、4℃にて行った。
リゾチームを、細胞懸濁液に0 、2 mg/mlの最終濃度まで加え、該懸濁 液を30分間撹拌した。溶液を、ワリング・プレンデ−(Waringblen der)において、各1分間の間隔で3回ブレンドし、つし1で40%使用サイ クルおよび出力値6にセ・ノドしたブランソン・モデル・35叶ソニフy −( Branson Model 3505onifier)を用い、各1分間の間 隔で3回音波処理した。デオキシコレート(DOC)を、0.1%(w/v)の 濃度まで溶解懸濁液に加えた。混合物を30分間撹拌し、ツイテ、ソーバルーモ デル・RC−5B(Sorvall Model付した。
遠心分離により得られた上澄液を、撹拌しながら10分間、沸騰水浴にて加熱し 、ついで室温にて1時間冷却した。熱処理懸濁液を前記のように30分間遠心分 離に付した。粒状WL@アンモニウムを、熱処理した上澄液に15分間にわI; って15〜25%飽和の濃度まで撹拌しながら徐々に添加し、該溶液を30分間 撹拌した。該懸濁液を前記のように再度30分間遠心分離し、粗製R32tet Bを含有するペレットを得た。該ベレットを1/15容量の溶解緩衝液に再懸濁 させた。
寅旅例4−M沈澱、イオン交換クロマトグラフィーおよび逆相HPLCによるR  32 tetl、の精製4℃にて撹拌しながら、寅施例3から得られた溶液を 1〜2M塩化マグネシウムに調整した。トリフルオロ酢酸を用いてpHを2に調 整し、溶液を数時間撹拌した。沈澱した核酸を30分間遠心分離することにより 除去した。
酸−処理上澄液を、CM−トリサクリルM(CM−T risacryl M) 上でクロマトグラフィーに付した。上澄液を、10mM酢酸アンモニウム(pH 5)で予め平衡にしたC M −トリサクリルM(装填したタンパクitl〜8  +og/ゲル1 ml)のカラム上に、流速60cm/時間でポンプ注入した 。該カラムを10mM酢酸アンモニウム(pH5)で洗浄しt;。産物を、0〜 0.5M塩化アンモニウムのリニア・グラディエンドまたは0.3Mつづいて0 .6M塩化アンモニウムのステップ・グラディエンドのいずれかで溶出させた。
280nmにてモニター測定しI:場合、所望の産物が、リニア・グラディエン ドにおける0、5M塩およびステップ・グラディエンドにおける0、6塩で溶出 した。
° イオン交換カラムからの溶出液を、DTTの10mMにした10+nMリン 酸塩緩衝液(pH6,5)に対して透析した。透析溶液を5%酢酸に調整し、5 %酢酸中、2−プロパツールのグラディエンドを用いるバイダック300・アン ゲストロム・C−4(Vydac 300Angstrom C−4)、5ミク ロンの逆相カラム(0,46x 25cm)上でクロマトグラフィーに付した。
229nmにてモニター測定した場合、所望の産物が、30%の溶媒濃度で溶出 した。所望の産物を、発熱物質不合10mMリン酸塩、0.15M塩化物緩衝液 (pH6,5)に対して透析した。この操作は、タンパク質1mg当たり約6個 のエンドトキシン単位を有するR 32 tets2および0.001%(W/ W)次数のDNAをもたらした。
実魔例5−ヌクレアーゼ処理 前記のように調製したポリペプチドR32tetB2の硫酸アンモニウム沈澱物 を、lomM)リス、l OmMDTT(pH8)に再溶解した。溶液を、公称 10000ダルトン単位カットオフのスパイラル限外濾過系(アミコンS I  Y I O)を用いて、10倍容量の10mM酢酸アンモニウム、20 mM  Z n S Oa(pH5)に対してダイア濾過した。再循環ポンプを停止し、 リチンテートを含有する再循環容器を開けた。P1ヌクレアーゼ、すなわち亜鉛 要酵素を、再循環容器に10 rrrg/(lの濃度まで添加した。リチンテー トを撹拌しながら37℃にて1時間インキュベーションした。10倍容量の2  M M g CQ zつづいて10倍容量のI O+oM NH,0Ac(pH 5)を用いてダイアフィルトレージ厘ンを再度寅施した。つづいて、リチンテー トを、前記と同じイオン交換(CM−)およびHPLC−クロマトグラフィー操 作により精製した。
ヌクレアーゼダイアフィルトレージョン操作の効果を、代表的にはl OOOO OngDNA/タンパク質1mgを有する硫酸アンモニウム単離物を用いる標準 的ダイアフィルトレージョン操作と比較した。
標準的ダイアフィルトレージョン操作からの産物においては14000ngDN A/タンパク質lll1gであるのに対し、該ヌクレアーゼダイアフィルトレー ジョン操作では、100ngDNA/タンパク質11g含有産物が得られる。こ れは、ヌクレアーゼダイアフィルトレージョン工程の結果として、1000倍の 核酸減少および標準的ダイアフィルトレージョン方法よりもDNA混入が140 倍減少していることを示している。
寅施例6および7は、各々、ポリペプチドR32tets2およびR32LAに ついての生産規模単離および精製プロトコルを記載している。
実施例6−ポリペプチドR32tetszについての生産規模単離および精製プ ロトコル 前記実施例2に記載のように調製した重量2600gの細胞ベレットを室温にて 解氷し、湿潤細胞ベレット重量に基づいて、約200g/Qの濃度まで50mM トリス、2mM EDTA、O,1mM DTT。
5%グリセロール(pH8,0)からなる緩衝液中に懸濁させた。リゾチームを 最終濃度0−15 mg/mlまで加え、混合物を4℃にて30分間インキュベ ーションした。この懸濁液を、4℃に冷理しながら100m1/分の速度にて、 0.2mmビーズを用いるダイノミル・ガラスピーズ・細胞粉砕器にポンプ注入 しt;。溶解懸濁液を0.1%デオキシコレートと共に4℃にて30分間処理し 、つづいてベックマンJCF−Zt:+−ターにおいて250m1/分の流速に て399000xgで連続遠心分離に付した。
遠心分離により得られた上澄液を約150g#ltに希釈し、蒸気浴した。この 熱処理した懸濁液を前記のように遠心分離に付した。
粒状ii!酸アンモニウムを25%飽和まで30分間にわたって加え、遠心分離 し、沈澱物を除去し;。該上澄液に、粒状硫酸アンモニラ 。
ムを、約40%飽和の濃度まで、4°Cにて30分間にゎにって撹拌しながら徐 々に添加した。懸濁液を前記のように遠心分離に付し、粗製ポリペプチドR32 Let、、を有するペレットを得た。硫酸アンモニウムベレットを、lOmMD TTを含有する1/15倍容量の10mλクトリ2級衝液に懸濁させ、4℃にて 一夜撹拌し、4℃にて30分間14000xgにて遠心分離に付した。
再溶解したペレットの上澄液を、MgCO2の2Mに調整し、トリフルオロ酢酸 でpH2に調整し、4℃にて2時間撹拌した。沈澱核酸を、4℃にて30分間、 14000xgにて遠心分離することにより除去しt;。
酸沈澱からの上澄液を、lOmMDTTを含有する10倍容量の10mMでpH 5,0の酢酸アンモニウム緩衝液で、10にアミコンデュアル・スパイラル・カ ートリッジ系を用いてダイア濾過した。
ダイア濾過したりテンテートを、100m1/分にてCM−トリサクリルMの1 .2Qカラム上にポンプ注入し、該カラムをIO+nMでpH5の酢酸アンモニ ウム緩衝液中、塩化アンモニウムのステップ・グラディエンド(0,0,3およ び0.6M)で溶出した。所望の産物が0.6M塩化アンモニウムで溶出しl; 。
イオン交換産物を、DTTの101Mおよび酢酸の5%にし、100m1/分で のライエン・オートブレプ(Rainin Autoprep)HP LC装置 を用い、5%酢酸中、インプロパツールのグラディエンドでバイダック300ア ンゲストロムC−4(Vydac300 AngstromC−4)の5.lx 30cmカラム内の15ないし20ミクロン逆相充填剤上でクロマトグラフィー に付した。280正にてモンター測定した場合、産物が約18%インプロパツー ルにて溶出した。
滅菌濾過後、逆相産物を、10にアミコン・スパイラル・カートリッジを用い、 滅菌発熱物質不含PBS緩衝液(IOKの中空繊維カートリッジを介して濾過し た10mMでpH6,6のリン酸塩、150mM塩化ナトリウム)7(2でダイ ア濾過し、滅菌バルク産物を得た。
前記操作を用いる代表的産生操作の結果を以下の第2表に示す。
第2表 産生操作したR 32 tet、、抗原の分析工程 総合タンパ 抗原 エント ドキシ’ DNAり (g)’ (g)ゝ ン LOG EU/mg ng/+ ag ’溶解質 368.0 32.0 10.0 600000加熱した上澄 液116.0 10.0 10.0 1400000硫酸アンモニ 11.0  3.4 6.0 90000ウムペレツト 酸上澄液 6.0 3.5 4.5 < 0.5ダイア濾液 3.3 2.5  5.5 <20イオン交換 1.5 2−0 2.6 <0.5逆相 1.3  1.9 0.5 <0.5最終産物 1.0 1.3 0.8 0.5a−標準 物としてアルブミンを用いるロウリー(L owry)分析により測定した;プ ロトコルの後段において、抗原よりも総合タンパクb−抗原レベルは、HPLC 分析により修正した粒子蛍光検定を用いて概算した。
C−リムラス・アメポサイト・リセイト(L imulus Amebocyt eL ysate)血液凝固検定により測定し、抗原1 +ng当たりの総合E U(エンドトキシン単位)の対数として表した。
d−プロトコルの前段はジフェニルアミン比色分析により、後段は雑種形成によ り測定し、抗原1mg当たりのDNAngで表した。
実施例7−ポリペプチドR32LAについての生産規模単離および精製プロトコ ル R32LA(配列が、N−Net−Asp−Pro[Asn−Ala−Asn− Pro)、、−(Asn−Val−Asp−Pro)] ]2−Leu−Arg −Cである)を産生ずるイー・コリの細胞培養から得られた重量1000gの細 胞ペレットを、室温にて解氷し、湿潤細胞ペレット重量に基づき約200g/Q の濃度まで、50mMリン酸塩、2mM EDTA、0.1%デオキシコレート を含有する5%グリセロールからなる緩衝液(pH6,5)中に懸濁させた。該 懸濁液を、4℃に冷却しながら100m1/分の速度にて、0.2mmビーズを 用いるダイノミル・ガラスピーズ細胞粉砕機にポンプ注入した。
溶解懸濁液を、300m1/分の流速でベックマンJCF−Z−ローターの39 900xgにて連続遠心分離により清澄にした。
遠心分離により得られt;上澄液を蒸気浴上にて約80℃に加熱し、ついで約1 5℃に冷却した。熱処理した懸濁液を前記のように遠心分離に付した。
粒状硫酸アンモニウムを、25%飽和の濃度まで4℃にて30分間にわたって撹 拌しなから熱処理清澄液に徐々に添加した。懸濁液を、ベックマンJCF−20 −ターにおいて、39900xg、200m1/分で遠心分離し、粗製ポリペプ チドR32LAを含有する上澄液を得た。粒状硫酸アンモニウムを、60%飽和 の濃度まで4℃にて30分間にわIこって、撹拌しながら、熱処理上澄液に徐々 に加え、該溶液を4℃にてさらに15分間撹拌した。懸濁液を同一条件下、再度 遠心分離に付し、粗製ポリペプチドR32LAを含有するペレットを得た。硫酸 アンモニウムペレットを、1/15倍容量の10mMでpH6,5のリン酸塩緩 衝液に再懸濁させ、4℃にて1時・間撹拌し、4℃にて30分間14000xg で遠心分離に付した。
再溶解しl;ペレットからの上澄液を、トリフルオロ酢酸でpH2に調整し、4 ℃にて一夜撹拌した。沈澱した核酸を、4℃にて30分間14000xgで遠心 分離することにより除去した。酸沈澱からの上澄液を、4℃にて撹拌しながら6 M水酸化アンモニウムを滴下することによりpH6,5まで中和した。
中和した上澄液を、loOml/分にてDEAE−)リサクリルMの2、Oaカ ラムにポンプ注入し、該カラムをO,1M塩化ナトリウムを含有する10mMリ ン酸塩(pH6,5)で洗浄した。溶出液および洗液は、ポリペプチドR32L Aを有した。カラムをIMNaOffを含有する10+nMリン酸塩緩衝液(p H6−5)で再生した。ポリペプチドR32LAを含有する最初の洗液をカラム に通し、つづいてもう一度0.1MNaCQ含有10mMリン酸塩(pH6−5 )で洗浄した。
イオン交換カラムからの溶出液および洗液を、トリフルオロ酢酸の0.2%にし 、100IIl1分にてライエン・オートプレプ・HPLCを用い、0.2%ト リフルオロ酢酸中、インプロパツールのグラディエンドを用い、バイダック30 0アンゲストロムC−1’8の5.1x30c+nカラム内の15ないし20ミ クロン逆相充填剤上でクロマトグラフィーに付した。220nmでモニター測定 した場合、産物が約10%インプロパツールにて溶出した。
逆相産物を500m1に濃縮し、2つの5にセルロース膜を用いるLab−20 限外濾過系を用い、滅菌発熱物質不合緩衝液(10にの中空繊維カートリッジを 介して濾過した10mMでpH6,6のリン酸塩、150tM塩化ナトリウム) 512でダイア濾過した。リチンテートを、ミリパック60(Millipak 60)カートリッジを介して濾過し、滅菌バルク産物を得た。
該記載操作を用いる代表的生成操作の結果を、以下の第3表に示す。
第3表 生成操作したR32LA抗原の分析 工程 総合タンパ 抗原 エントドキシ’ DNAり質(g)” (g)ゝ ン LOG EU/mg ng/mg ’溶解質 144.0 6.2 10 18 00000加熱した上澄液 23.0 4.2 7 1400000硫酸アンモ ニ 7.0 3.0 8 700000ウム 酸上澄液 :3.0 3.0 4 8 イオン交換 3.0 2.9 2 <1逆相 1.9 2.6 0 <1 最終産物 16 2.0 1 <] a−前記第2表参照 す−抗原はHPLC分析を用いて概算したC−前記第2表参照 d−前記第2表参照 実施例8−R32NS1.1の精製 ポリエチレンイミン(PEI)沈澱工程を熱処理で置き換える以外、実質的に前 記実施例6における記載のように、R32NS1m+を精製する。この工程にお いて、清澄細胞溶解質を、2〜8℃にて約1時間撹拌しながら、0.5%PEI 中でインキユベーションし、つづいて遠心分離に付し、沈澱した細菌核酸および タンパク質を分離する。第2の選択的沈澱工程において、R32NSIEIを2 0〜40%飽和の硫酸アンモニウムにおいて収集する。硫酸アンモニウム沈澱物 を再懸濁させ、塩化物の塩を加えることなく、酸を沈澱させる。深索を、約3M !素の最終濃度まで上澄液に加え、イオン交換の前に、pHを水酸化ナトリウム でpH4に調整する。
代表的イオン交換工程においては、スルホプロピル−セファロースカラムを用い る。かかるカラムは、低pHではほとんどプロトン化に付されないため、前記! i!施例において用いたCM−トリサクリル力ラムよりもより大きな能力を有し ている。マラリア抗原は、20mMリン酸ナトリウム、0.5M塩化ナトリウム 、10iMDTT(pH6,5)にて溶出する。
ついで、酢酸の代わりに0.2%トリフルオロ酢酸を用いることを除いて、実質 的に実施例6に記載されているように、イオン交換工程からの溶出液を逆相クロ マトグラフィーおよび濾過により処理し、純粋なR32NSls、を得る。
これらの実施例の結果は、高度に精製されt;有効なマラリアワクチン抗原が、 イー・コリ発現系から産生できることを示している。
ビー・ファルシバラムC5構成物の特異なアミノ酸組成にかかわらず、各産物が 総合細胞タンパク質の4〜11%まで蓄積しており、熱誘発の間および後にて安 定している。精製方法の適応性は、R32ペプチド配列の優性特性に起因する。
これらの特性(温度および酸pH安定性)は、単なる沈澱手段を用いることによ り実質的な精製が得られる。tetBペプチドは、80℃における処理に対して 安定しているほどではないが、精製因子が非常に高いのでタンパク質喪失はこの 物質の初期産生に対してかなり良好であった。したがって、本発明の方法は、ピ ー・ファルシパラムC5Pからの少なくとも4個のタンデムリピートからなるイ ー・コリ由来免疫原性ポリペプチドを精製するのに用いることができる。
精製免疫原性ポリペプチドは、その免疫強度を増加させるため適当なアジュバン ト上に吸着させ、または混合することによりワクチンとして処方してもよい。適 当なアジュバントの例は、水酸化アルミニウムおよび硫酸アルミニウムを包含す る。
前記は本発明およびそのすべての好ましい具体例を十分に記載しているが、本発 明が特に記載されている具体例に限定されることなく、以下の請求の範囲内に属 するそのすべての変形を包含することを認識すべきである。
I際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)細菌混入物を選択的に沈澱させ、(b)工程(a)の上澄液から免疫 原性ポリペプチドを選択的に沈澱させ、 (c)免疫原性ポリペプチドを含有する工程(b)からの沈澱物を再溶解させ、 該溶液から細菌混入物を選択的に沈澱させ、(d)免疫原性ポリペプチドの溶液 をイオン交換担体と接触させ、ポリペプチドを有するフラクションを収集し、( e)免疫原性ポリペプチドの溶液を、固体の疎水性担体と接触させ、ポリペプチ ドを該担体に吸着させ、該ポリペプチドを該担体から極性有機溶媒で溶出し、精 製ポリペプチドを含有するフラクションを収集することを特徴とする組換型イー ・コリ宿主細胞培養からの清澄細胞溶解質から、4個以上のタンデムリピート単 位のピー・ファルシパラムCSタンパク質からなる免疫原性ポリペプチドを精製 する方法。 2.工程(a)が清澄細胞溶解質を加熱するか、またはポリエチレンイミンでの 沈澱により実施され、工程(b)が免疫原性ポリペプチドを塩析することにより 実施され、工程(c)がpHをpH約2.5以下に調整することにより実施され 、工程(e)が免疫原性ポリペプチドの溶液を炭素数2〜18のアルキル担体と 接触させ、該免疫原性ポリペプチドを炭素数1〜3のアルコール、アセトニトリ ルまたはテトラヒドロフランで溶出することにより実施される前記第1項の方法 。 3.工程(a)が清澄細胞溶解質を75〜90℃に加熱するか、または0.1〜 1%ポリエチレンイミンでの沈澱により実施され、工程(b)が単価カチオンと の硫酸塩、クエン酸塩またはリン酸塩で免疫原性ポリペプチドを塩析することに より実施され、工程(c)がトリフルオロ酢酸、リン酸または塩酸でpHをpH 2.0〜2.4に調整することにより実施され、工程(d)がカルボキシメチル またはスルホプロピル担体を用いて実施され、工程(e)が炭素数4または炭素 数18のアルキルシリカ担体を用いて実施される前記第2項の方法。 4.工程(a)が清澄細胞溶解質を80〜90℃に加熱するか、または0.2〜 1%ポリエチレンイミンでの沈澱により実施され、工程(b)が単価カチオンと の硫酸塩、クエン酸塩またはリン酸塩で免疫原性ポリペプチドを塩析することに より実施され、工程(c)がトリフルオロ酢酸、リン酸または塩酸でpHをpH 2.0〜2.4に調整することにより実施され、工程(d)がDEAEまたはQ AEカルボキシメチルまたはスルホプロピル担体を用いて実施され、工程(e) が炭素数4または炭素数18のアルキルシリカ担体を用いて実施される前記第2 項の方法。 5.工程(a)の前、工程(a)の後で工程(b)の前または工程(b)の後で 工程(c)の前に、清澄細胞溶解質をヌクレアーゼで処理し、タンパク質−核酸 複合体を分裂させる前記第2項の方法。 6.免疫原性ポリペプチドが、Rtet32ポリペプチド、Rtet86ポリペ プチド、RGポリペプチド、RLRポリペプチド、RNポリペプチド、NSlR ポリペプチドおよびRNS1ポリペプチドからなる群より選択される前記第1項 の方法。 7.a)細胞を分裂させ、該懸濁液から細胞残骸を分離し、所望でないポリペプ チド、タンパク質、DNAおよびエンドトキシンと一緒にペプチドR32NSl ■1を含有する清澄細胞抽出物を得、b)清澄抽出物をポリエチレンイミンで処 理し、所望でない細菌混入物を沈澱させ、その後、ペプチドR32NSl■1を 含有する上澄液から沈澱した細菌混入物を分離し、c)硫酸アンモニウムを、約 20%ないし約40%飽和の濃度まで、R32NSl■1含有上澄液に加え、細 胞抽出物からペプチドR32NSl■1と一緒に硫酸アンモニウムを沈澱させ、 該沈澱物の懸濁液を形成させ、その懸濁液からペプチドR32NSl■1を含有 する上澄液を分離し、 d)該上澄液を酸でpH約2に調整し、細菌混入物を沈澱させ、R32NSl■ 1含有上澄液から沈澱した細菌混入物を分離し、e)カオトロピズム剤をR32 NSl■1を含有する上澄液に加え、該上澄液をカチオン交換体と接触させ、つ づいてpH約6.5で溶出し、溶出液を収集し、 f)固定相として固体担体上の炭素数2〜18のアルキル基、および移動相とし て極性有機溶媒を用いる逆相高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により、 該イオン交換溶出液から残りの細菌混入物を除去し、細菌混入物のない溶出液を 得、g)逆相HPLC溶出液をダイアフィルトレーションに付し、純粋なポリペ プチドR32NSl■1のりテンテートを得ることを特徴とするポリペプチドR 32NSl■1を産生するイー・コリの細胞培養からポリペプチドR32NSl ■1を単離し、かつ精製する方法。 8.a)細胞を分裂させ、該懸濁液から細胞残骸を分離し、所望でないポリペプ チド、タンパク質、DNAおよびエンドトキシンと一緒にペプチドR32tet 32を含有する清澄細胞抽出物を得、b)清澄抽出物を約80℃〜約90℃の温 度まで加熱し、ポリペプチドR32tet32の実質的な澱または分解を伴うこ となく、所望でない細菌混入物を選択的に沈澱させ、その後、該細胞抽出物を冷 却し、R32tct32を含有する上澄液から沈澱した細菌混入物を分離し、 c)硫酸アンモニウムを、R32tet32含有の冷却上澄液に、約25%ない し約40%飽和の濃度まで加え、上澄液からペプチドR32tet32と一緒に 硫酸アンモニウムを沈澱させ、該沈澱物の懸濁液を形成させ、その懸濁液からペ プチドR32tet32含有上澄液を分離し、 d)上澄液に可溶性塩を加え、該上澄液のイオン強度を増加させ、該上澄液を酸 でpH約2に調整し、細菌混入物を沈澱させ、R32tet32含有上澄液から 沈澱した細菌混入物を分離し、e)酸沈澱の上澄液を、pH約5にてダイアフィ ルトレーションに付し、ペプチドR32tet32を含有するリテンテートを得 、f)リテンテートをカチオン交換体と接触させ、つづいてpH約5にて塩で溶 出し、溶出液を収集し、 g)固定相として固体担体上の炭素数2〜18のアルキル基、および移動相とし て極性有機溶媒を用いる逆相高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により、 残りの細菌混入物を該イオン交換溶出液から除去し、細菌混入物のない溶出液を 得、h)逆相HPLC溶出液をダイアフィルトレーションに付し、純粋なポリペ プチドR32tet32のリテンテートを得ることを特徴とするポリペプチドR 32tet32を産生するイー・コリの細胞培養からポリペプチドR32tet 32を単離し、かつ精製する方法。 9.a)細胞を分裂させ、該懸濁液から細胞残骸を分離し、所望でないポリペプ チド、タンパク質、DNAおよびエンドトキシンと一緒にポリペプチドR32L Aを含有する清澄細胞抽出物を得、b)清澄抽出物を約75℃ないし約90℃の 温度に加熱し、ポリペプチドR32LAの実質的な沈澱または分解を伴うことな く、選択的に所望でない細菌混入物を沈澱させ、その後、細胞抽出物を冷却し、 沈澱した細菌混入物をR32LA含有上澄液から分離し、c)硫酸アンモニウム を、R32LA含有の冷却上澄液に、約25%ないし約60%飽和の濃度まで加 え、上澄液からペプチドR32LAと共に硫酸アンモニウムを沈澱させ、該沈澱 物の懸濁液を形成させ、その懸濁液からペプチドR32LA含有上澄液を分離し 、d)ペプチドR32LA含有上澄液を、酸でpH約2に調整し、細菌混入物を 沈澱させ、R32LA含有上澄液から沈澱した細菌混入物を分離し、 e)上澄液をpH約6.5に調整し、該上澄液をアニオン交換体と接触させ、溶 出液を収集し、 f)固定相として固体担体上の炭素数2〜18のアルキル基および移動相として 極性有機溶媒を用いる逆相高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により、該 イオン交換溶出液から残りの細菌混入物を除去し、細菌混入物のない溶出液を得 、g)逆相HPLC溶出液をダイアフィルトレーションに付し、純粋なポリペプ チドR32LAのリテンテートを得ることを特徴とするポリペプチドR32LA を産生するイー・コリの細胞培養から、ポリペプチドR32LAを単離し、かつ 精製する方法。
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