JPH01502180A - 押圧梱包システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 押圧梱包システム この発明は、内部の積荷に対し押圧されることで積荷の形状に適合するとともに 、負圧を利用することで積荷から取り除くことができる弾性の包を使用した梱包 方法及び梱包の解除方法に関する。。

今日まで、種々の梱包方法が使用されており、ここでは、拘束すべき積荷の形状 に合致するような弾性の包が使用されている。包で梱包する公知の方法の多くは 、積荷が保持されるべき空間に負圧を与えている。例えば、オーストラリア特許 出願第３４６２４／６８号は、商品を運搬するためのコンテナに関わるものであ り、コンテナは、膨張可能な包を有している。包は、その一部又は全体がフレキ シブルな不浸透性の材料からなり、空間を囲むようになっている。包は、積荷の 表面に密着するが、しかしながら、最初、包は、積荷よりも大きく、そして、積 荷の表面に引き付けられる。これにより、このようにして筒数バッグを形成した 包の膨張は、必要としない。

他の従来の梱包方法は、インターレイクスチールコーポレーションにの特許出願 第４３２５５／６８号及び第４０９０５／７８号に開示されたような不浸透性の 筒数バッグを使用することに関したものである。この方法において、弾性材料か らなる不浸透性バッグは、こ−のバッグの弾性膨張により、バッグの壁が詰め込 まれるべき積荷に突き当たるように、押圧される。

筒数バッグの使用による不具合は、筒数バッグが積荷の一部のみに局所的な圧力 を作用させると、運搬コンテナ内において、積荷の幾つかの品目がばらけること である。荷の形状に適合できる膜を有した不浸透性の枕を使用することは、公知 ではない。

また、他の従来の貯蔵方法は、出願第４９９８４／６９号に開示されている。こ の出願は、包を押圧すると同時に、色白の空間に負圧をかけることを開示してお り、これにより、包は、締め付けられるべき積荷の形状に適合することができる 。

上記貯蔵方法の不具合は、抑圧と吸引とを同時に為すため、包の内外にアクセス する空気の網状組織が必要となることである。

この発明は、閉じた容器内に収容されたフレキシブルな包を利用した梱包方法を 提供することにあり、この梱包方法では、包の外側の空間が押圧されたとき、包 は、積荷の外形形状に適合し、この空間に負圧をかけることにより、積荷から包 を取り除くことができる。

包は、積荷の体積及び包の外側荷置ける圧力の大きさに依存して、異なる体積の ものを包めるようになっている。

包の外側に負圧をかけると、包は、包んだ容器の壁に対して密着するまで、積荷 から引き戻される。

明細書中を通じて、包を膜と称し、この膜は、容器に対して密着し、圧力がかけ られたとき、積荷を包む。

包の内側は、積荷が保持される空間として参照する。包の外側は、フレキシブル な包の膜と囲み容器との間の空間、又は、可動膜と囲み容器即ちコンテナの内面 にある膜との間の空間として参照する。

この発明は、レール、路面、海上又は空中での輸送中、動きを阻止して、規則正 しいか否かの形状に拘らず、物品の収容をなす為のものである。物品の動きは、 フレキシブルな包膜と内壁にある任意の裏張り膜との間の空間の加圧によって防 止される。

フレキシブルな包膜及び裏張り膜は、シールバッグを形成し、弾性を有したゴム 又は補強ＰＣＶシート材料からなっている。これら膜は、縫製又は溶着、あるい は、これらの両方によって結合される。

能動膜、即ち、包膜は、理想的には、要求に応じた程度の弾性を有している。

裏張り膜、即ち、受動膜は、弾性の性質を必要とはしない。

この発明の目的は、改良した梱包システムを提供することにあり、この梱包シス テムは、梱包の色白に接する空気の入口及び出口を必要とはせず、むしろ、積荷 によって占められた空間に対して外側に圧力を作用させる。フレキシブルな包は 、容器全体の為の単一の膜として形成されているか、又は、シールバッグを形成 する多数の分離した膜から形成されている。

広範囲の形態において、この発明は、押圧梱包システムを構成している。この押 圧梱包システムは、内部に積荷を保持するための囲み容器と、囲み容器の壁と積 荷との間に配置され、包を形成する弾性を有したフレキ　プルな膜とを備えてお り、膜の壁と膜との間の空間に正圧がかけられたとき、包まれる積荷の外形形状 に合致するように、膜は、積荷に対して押し付けられ、そして、膜と容器の壁と の間の空間に負圧が作用されたとき、膜は、容器の壁の方向に積荷から離され、 これにより、積荷を解き放つ。

他の形態において、この発明は、押圧梱包システムを構成している。この押圧梱 包をシステムは、内部に積荷を保持するための容器と、 積荷と容器の１つの内壁又は複数の内壁との間に配置された少なくとも１個の気 密性バッグとを備えており、気密性バッグは、フレキシブルな膜と、裏張り膜と から構成されており、この裏張り膜は、容器の１つの壁又は複数の壁に向かい合 うか又は近傍にあり、フレキシブルな膜は、積荷と裏張り膜との間に配置されて いる。また、抑圧梱包システムは、これら膜の間に形成された気密空間に正圧及 び／又は負圧をかける手段を備えており、気密空間に正圧がかけられたとき、フ レキシブルな膜は、積荷に押し付けられるように、裏張り膜に対して移動される 。これにより、フレキシブルな膜は、積荷の外形形状に適合して、積荷を囲んで 収容する。負圧が気密空間にかけられたとき、フレキシブルな膜は、裏張り膜に 向い積荷から離れるように押し戻され、これにより、積荷を解き放つ。

一実施例において、梱包システムは、通常のコンテナ容器内で使用される。包膜 は、枕を構成しており、使用中でないとき、包膜は、容器の内壁に対して整列し ている。好ましくは、少なくとも３個の分離した膜が設けられており、そのうち の１つは、容器の側壁の各々にあり、もう１つは、容器の天井壁にある。他の実 施例において、膜は、容器の側壁及び天井壁の長さに沿って連続しており、枕の みが容器内に形成されている。好適な実施例において、枕は、能動のフレキシブ ルな膜及び容器の壁の裏張り膜から形成されており、これら膜の間に気密空間が 形成されている。

この発明は、添付の図面を参照して、好適なものではあるが、制約されることの ない実施例において詳細に記載される。

添付図面において、 第１図は、好適な実施例における、その内壁及び天井壁の近傍に位置付けてなる 包膜を有したコンテナの端面図を示し、第２図は、コンテナ内に配置された積荷 に対し、フレキシブルな膜を押圧したコンテナ容器の端面図を示し、第３図は、 好適な実施例における、フレキシブルな膜と壁の裏張り膜との連結手段の詳細図 を示す。

第１図を参照すると、積荷が空となっているコンテナ即ち容器１を示し、この容 器ｌは、収縮された壁バッグ即ち枕２．３と、収縮された天井枕４を備えている 。６枕は、膨張されたとき、コンテナ内に配置された積荷を拘束するように働く 。

枕は、フレキシブルな膜から構成されるのが好ましく、この膜は、ゴムが含浸さ れ且つラミネートされたナイロン生地からなっている。典型的な枕は、ベース層 即ち裏張り膜５と可動即ちの能動膜６（第３図参照）とを備えている。裏張り膜 ５は、コンテナ１の対応する内面に近接して設けられている。

能動膜６は、十分な弛みを有すると共に、膨張に対応してコンテナ１内の積荷の 少なくとも１つの側面の形状に適合できるような弾性を有している。

コンテナ１は、堅固な枠組からなり、この枠組は、気密性であるか又は非気密性 のものである。コンテナが気密性であるならば、包は、積荷の収容をなす為に、 可動膜６のみを有すればよい。このことは、裏張り膜を省略できることを意味し ている。

理想的には、枕は、受動的な裏張り膜５と能動的なフレキシブルな膜６とから形 成されており、これにより、気密性が保証されると共に、コンテナ１の気密性に 信頼性を置くことはない。

通常のコンテナは、一般的に矩形であり、これらコンテナは、この梱包システム を適用するのに好適する。枕が膨張されたとき、コンテナの壁及び天井の形状に 対して適合できるような可動膜６のフレキシブル性があると、コンテナは、可能 な限り多様な形状を取り得ることも考えられる。

前述した容器又はコンテナ１は、気動車、ボートの船室、飛行機の区画室等の貯 蔵容器を含むことも考えられる。

第２図は、コンベア１の端面図を示しており、積荷７は、枕２．３．４によって 包まれている。これら枕の全ては、棒状状態で示されている。

第２図に示されるように、膜の間の空間２　ａ　＋　３　ａ　＊　４　ａ内に空 圧がかけられていると、６枕の可動膜は、積荷における各面の形状に適合してい る。

使用中、典型的なコンテナ１には、先ず、積荷が所望の体積だけ積み込まれる。

積荷が位置付けられると、標準の空気給排機（図示しない）によって、６枕の内 部空間に圧力がかけられる。空気の流れは、通常の手段によって調整され、そし て、予めプログラムされた要求に従い、各バッグ即ち６枕に空気を送出する網状 組織を介して、空気源から供給される。

積荷が降ろされるとき、各枕内の加圧空気は、排気されて負圧が生起される。こ の負圧は、可動膜６を積荷から離すように引っ張り、これにより、積荷の梱包を 解く。第２図は、３個の分離した枕を示しているけれども、変形例（図示しない ）においては、コンテナの壁及び天井の全てに対して整合した膜５に相当すると 共に、積荷全体を囲む膜６に相当する１つの膜を有した単一の枕であってもよい 。

枕は、通常の手段による加圧システムを利用して押圧される。一実施例において 、加圧システムは、６枕の排気及び給気のための網状系に接続された電動モータ を備えている。６枕の膨張及び収縮は、要求に従い、個々に又は纏めてプログラ ムすることができる。

変形例として、枕の正圧及び負圧は、通常の手段（図示しない）による貯蔵され た加圧ガスによって得ることができる。

枕の収縮は、ベンチュリ弁の使用によって、大気に対して排気することでなされ る。

加圧システムは、非常に低圧、好ましくは、０．１乃至１．５ｐ、ｓ、ｉの範囲 で、作動するようになっている。圧力の設定及び圧力を均一に維持するために、 通常の調整器が使用されている。使用中、オペレータは、梱包されるべき積荷の 特性に応じ、上述した圧力制限内で較正ダイアルにより、所望の圧力に予め設定 する。

荷への可変する圧力要求が維持されるべき所では、圧力制限を維持することが好 ましい。システムは、積荷の特性に従い、各バッグの膜に作用される圧力を変化 させることができる。例えば、荷の上部が重いならば、積荷の上部又は近傍にあ る拘束する為の能動膜は、圧力制限の上限又は上限近傍まで加圧される。これは 、公知の差圧制御手段の使用によって実施される。

好適な実施例によれば、膨張又は収縮は、ソレノイドを遮断するように接続され 、そして、圧力センサに接続される電気的な切換手段によって、作動可能である 。ソレノイドは、枕の給気又は排気の後、パイプからなる網状系をシールするよ うに作動する。

第３ａ図は、枕、特に、枕の膜を互いに、そして、コンテナの壁に接合する手段 の拡大図を示し・ている。

第３ａ図は、膨張状態における枕８の一部を示している。

膜５．６の縁は、この実施例の場合、アイレット又はクランプ９によって、結合 されている。これら膜５．６は、気密的なシールをなすために折曲げられており 、そして、アイレットは、シールを維持するように、適当な間隔で離間されてい る。要求に従い、付加的なアイレット１０．１１が使用されている。第３ｂ図は 、収縮状態での枕８の同様な部位を示している。この場合、可動膜６は、膜５に 対してしぼんでおり、これにより、積荷の解放を容易にする位置となっている。

枕は、コンテナ１の内壁及び天井に対し、好ましくは、トグルピン機構又は他の 通常の固定手段により、固定されている。空気を供給する網状のネットワークは 、容器に又は容器の近傍に設けられ、空気供給手段を空間２ａ、３ａ、４ａに接 続している。

空気給排機（図示しない）は、供給ラインを介して、通常の網状手段により、各 枕内の空間に接続されている。

ここでは広く記載されているこの発明の真意及び範囲から逸脱することなく、数 多くの変形を実施することは、当業者に認識されている。

Ｆ／θ、／ ＦＩＣｙ、２ 間際調査報告 ＝ドｒＥＲＮ入ＴＩＧＤｄ、入ＰＦ１．？ＣＡＴＩＧＪ　Ｎつ、　Ｐごｒ入Ｕ　 ８８００００４Ｕｓ４０４４６９３　ＣＡ　１０４９３２Ｂ８．２３”２Ｌ７／ １

Claims (21)

【特許請求の範囲】
1. １．内部に積荷を保持する為の容器と、容器の壁と容器内に位置付けられた積荷 との間に配置され、積荷を囲む少なくとも１個の弾性を有したフレキシブルな膜 と、 内壁と膜との間に形成された空間に正圧及び／又は負圧をかける為の手段とを備 えてなり、 上記空間に正圧がかけられたとき、積荷の外形形状に適合するように、膜は、積 荷に対して押し付けられて、この積荷を囲んで収容し、膜と内壁との間の空間に 負圧がかけられたとき、膜は、容器の方向に積荷から離れるように押されて、積 荷を解放する押圧梱包システム。
2. ２．正圧がかけられたとき、フレキシブルな膜は、拘束される積荷の形状に密着 して適合し、積荷に摩擦的且つ機械的な固定をなす請求の範囲第１項に記載の押 圧梱包システム。
3. ３．積荷によって占められた空間内には、局部的な負圧が維持されている請求の 範囲第２項に記載の押圧梱包システム。
4. ４．フレキシブルな膜は、前記空間に負圧がかけられたとき、容器の内壁の形状 に近似することを特徴とする請求の範囲第３項に記載の押圧梱包システム。
5. ５．膜は、膜の固定点内の容器の内壁の全領域を覆うように膨張可能であること を特徴とする請求の範囲第４項に記載の押圧梱包システム。
6. ６．容器の内壁上の点で外縁が結合された多重膜は、容器の少なくとも３面の内 壁に配置されており、各膜は、膜と容器の内壁との間に、分離した空間を形成し ていることを特徴とする請求の範囲第４項に記載の押圧梱包システム。
7. ７．各空間には、少なくとも１個の空気入口及び少なくとも１個の空気排出口が 接続されており、これら空気入口及び空気排出口は、膜と容器の内壁との間に位 置付けられている請求の範囲第６項に記載の押圧梱包システム。
8. ８．積荷が拘束されるべきとき、空間には、空気入口を介して加圧空気が供給さ れ、積荷を解放すべきとき、空間から空気排出口を介して空気が排出されて、空 間内に負圧を生起する請求の範囲第７項に記載の押圧梱包システム。
9. ９．空気入口及び空気排出口は、単一の弁を備え、この弁は、内部に二重機能の 給排開口を有している請求の範囲第８項に記載の押圧梱包システム。
10. １０．裏張り膜は、容器の内壁にあり、裏張り膜とフレキシブルな膜との間にシ ールされた空間を形成する請求の範囲第８項に記載の押圧梱包システム。
11. １１．裏張り膜は、膜間の空間が膨張又は縮小されるとき、フレキシブルな膜が 裏張り膜に対して能動的に動くような受動膜として働く請求の範囲第１０項に記 載の押圧梱包システム。
12. １２．内部に積荷を保持する容器と、 積荷と容器の内壁との間に配置された少なくとも１個の気密性バッグとを備えて なり、 気密性バッグは、フレキシブルな膜と裏張り膜とからなり、裏張り膜は、容器の 内壁又は内壁の近傍にあり、フレキシプルな膜は、積荷と裏張り膜との間に配置 されており、システムは、膜間に形成された気密空間に正圧及び／又は負圧をか ける手段を備え、正圧が上記空間にかけられたとき、フレキシブルな膜は、この フレキシブルな膜が積荷に対して押圧されるように裏張り膜に対して移動され、 これにより、積荷を囲んで収容し、負圧が上記空間にかけられたとき、フレキシ ブルな膜は、裏張り膜に向かって積荷から離れるように押されて、積荷を解放す る押圧梱包システム。
13. １３．膜の外縁は、互いに結合されていると共に、縫製、クランプ又は溶着によ ってシールされている請求の範囲第１２項に記載の押圧梱包システム。
14. １４．容器の内壁には、少なくとも１個の気密性バッグが固定されている請求の 範囲第１３項に記載の押圧梱包システム。
15. １５．空間内に正圧又は負圧がかけられたとき、フレキシブルな膜は、裏張り膜 に対して、バッグを移動させる請求の範囲第１４項に記載の押圧梱包システム。
16. １６．バッグの１つは、容器の天井に対向しており、３個のバッグは、容器の各 即壁に対向している請求の範囲第１５項に記載の押圧梱包システム。
17. １７．各バッグには、少なくとも１個の空気入口及び少なくとも１個の空気排気 口が接続されており、空気入口及び空気排気口は、各バッグ内の空間に連通して いる請求の範囲第１６項に記載の押圧梱包システム。
18. １８．積荷が拘束されるべきとき、空気源からの加圧空気は、容器の近傍に位置 付けられた空気網状ネットワークを介して、空気入口に送出され、積荷が解放さ れるとき、空気が空気排気口を介して空気源に排出されて積荷の解放をなす請求 の範囲第１７項に記載の押圧梱包システム。
19. １９．空気入口及び空気排気口の各々は、単一の弁を備え、この弁は、内部に二 重機能の給排開口を有する請求の範囲第１８項に記載の押圧梱包システム。
20. ２０．前記空間にかけられる正圧は、０．１乃至１．５ｐｓｃの範囲にある請求 の範囲第１項乃至第１９項のいずれか１つの項に記載の押圧梱包システム。
21. ２１．添付図面を参照して前述された押圧梱包システム。