JP2001192089A - コンテナ・ライナーの中味の排出を助長する変位手段を備えたコンテナ・ライナー - Google Patents

コンテナ・ライナーの中味の排出を助長する変位手段を備えたコンテナ・ライナー

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 コンテナ内の製品は、荷降ろしされ、貯蔵所
に直接納められる。製品はコンテナを傾けることにより
コンテナ・ライナーから排出する。しかし、粉体状又は
粒体の材料は一般にその一部がコンテナ下部コーナー領
域に留まってしまい全量排出が不可能になる。本発明は
この様な課題を解決するためになされた。 【解決手段】 ライナー1は略直方体であり、中味を排
出口2に導くための変位手段を有する。この手段は膨張
可能な可撓性バッグ10であり、端壁5に隣接する三角
形又は台形の形状をなす。このバッグは多数の両面接着
片によりライナーの外表面に取りつけられ、加圧空気で
バックを膨張させるための可撓性膨張管12を有してい
る。バックの膨脹で材料はコーナー領域から横方向に押
出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテナ・ライナ
ーによって裏打ちされたコンテナからの流体状又は流動
可能な貨物の荷降ろしに関する。特に、本発明は、ライナ
ーのその中味(内容物)をライナーの排出開口の方へ移
動させる為の変位手段を備えたコンテナ・ライナーに関
する。
【0002】
【従来の技術】ばら積貨物用のコンテナは種々の製品の
輸送の為に使用されている。或る種の製品については、
コンテナに例えばポリエチレン等の可撓性ライナーを取
付けることが好都合である。粉体状又は粒状又はその他
の流動可能な材料は、サイロ等の貯蔵所からコンテナの
ライナー内に直接に荷積みすることができ、これによっ
て、製造業者による梱包作業が不要になると同時に、バッ
グやパレット等のような梱包材料を製品と一緒に輸送す
る必要がないのでコンテナ内の空間を一層効率的に使用
することができる。
【0003】コンテナ内の製品は、その後に荷降ろしさ
れ、受納者の貯蔵所に直接収められる。このような輸送
の全体の取扱は、全体として非常に容易であり、かつ非常
に安価に行うことができる。製品は、コンテナを傾ける
ことによって、コンテナ・ライナーから荷降ろし、即ち
排出することができる。この場合、粉体状又は粒状又は
同様の流動可能な材料は重力によって、コンテナ・ライ
ナーの下方端に位置する排出開口の方に向って流動降下
してそこから流出する。
【0004】しかしながら、粉体状又は粒状の材料は一
般にその一部がコンテナの下部コーナー領域に留まって
しまう。このような粉体状材料を排出部の方へ移動させ
る為に、三角形状のコーナー体を取付けて、荷降ろし作
業、即ち排出作業中にコーナー領域に製品が蓄積する可
能性をできるだけ低減することは、公知である。このよ
うな堅い傾斜コーナー体をバルクヘッドに一体化する例
は、米国特許第4,799,607号で公知である。ま
た、四面体形状の膨張可能バッグを排出部の各側部の下
部コーナーに取付ける能動型のバルクヘッドも米国特許
第5,531,361号で公知である。同様に、膨張可
能な四面体をコンテナ・ライナーの内部に取付ける技術
も、米国特許第5,489,037号で公知である。
【0005】その他の解決手段も国際特許出願第WO9
5/01925号で公知である。この国際特許出願で
は、2個の膨張可能な袋体がライナーの排出端の所の各
下部コーナー領域に設置される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これらの公知の解決手
段によると、ライナーのコーナー領域に位置する材料は、
このコーナー領域で持ち上げられ、これによって、その材
料の流動降下角度(傾斜角)を超えると、その材料がコ
ンテナ・ライナーの中央の方へ摺動移動する。この膨張
可能コーナー体の大きさは、コーナー体の構成によって、
かなり制限を受ける。更に、コーナー体の膨張による材
料の持ち上げは、コーナー体の壁及びライナー自体の壁
に非常に大きな応力を生じさせる。この応力は、加圧空
気源から送られた膨張コーナー体の空気圧力と持ち上げ
られる材料の荷重とによって引き起こされる。このこと
は、膨張ライナーによって強く押される領域の直ぐ外側
のライナーの材料がそのライナーを降下し、そのライナ
ーに応力を生じさせることを、意味する。
【0007】このような応力によって、コーナー体が破
裂する恐れがあるばかりか、ライナー自体さえも破裂す
る恐れがある。このような破裂は、これによって材料を
無駄にしてしまうので、大きな問題である。
【0008】上述の米国特許第5,531,361号に
あっては、ライナー・コーナーを持ち上げるコーナー体
の堅い支持表面を振動する振動機構が設置される。これ
によって、材料の流動が容易になり、排出流動性が向上
する。
【0009】しかしながら、このようなバルクヘッド構
成はコンテナ内に大きな空間を占めるので、輸送すべき
製品を収容する空間が減少してしまう。
【0010】本発明の目的は、既存のライナーの上述し
た欠点を解決した改良ライナーとそのライナーの荷降ろ
し方法とを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的は、粉体又は粒
状又はその他の流動可能な製品を輸送する為の箱状の貨
物用コンテナに使用されるライナーを含む本発明によっ
て達成される。このライナーは、コンテナの壁部分に対
応する、上部及び底の壁と2個の側壁と第1及び第2の
端壁部分とを具備する。ライナーは、ライナーの中味、
即ち上述の流動可能な製品を排出する為に上記第1の端
壁の下方部分に位置する排出開口と、上記中味の材料を
上記排出開口の方へ案内する変位手段とを更に具備す
る。上記変位手段は少なくとも1個の膨張可能な可撓性
バッグを具備する。このバッグは、上記第1の端壁に実
質的に隣接する本質的に三角形又は台形の形状であり、
ライナーの床の外表面を支持する第1の本質的に三角形
の部分と、ライナーの隣接する側壁を支持する第2の本
質的に三角形の部分とを有する。上記三角形バッグは、
端壁と側壁部分とのエッジに、及び端壁と底壁部分との
エッジに、及び側壁と床壁部分とのエッジに、夫々実質
的に位置する3個のコーナーを具備する。
【0012】本発明によると、ライナー内の材料を横方
向に上記排出開口に向けて移動させる膨張可能なバッグ
が設けられる。本発明による膨張可能なバッグは、本質
的に三角形状であり、端壁に位置合わせされ、ライナー
の床及び側壁のエッジに沿ってライナーに取付けられ
る。これによって、材料は、持ち上げられることなく、
コンテナのコーナー領域の側壁から離れるように横方向
に押し出される。こうして、バッグ及びライナーに作用
する応力は大幅に低減される。
【0013】特に、可撓性バッグの上部コーナー部分
は、加圧空気で可撓性バッグを膨張させる為の可撓性の
膨張管を備える。このように膨張管を可撓性バッグの上
部コーナー部分に設けることによって、バッグの膨張
は、その上部部分から進行を開始し、ライナー内の材料
の減少につれてバッグの下方に進行する。こうして、可
撓性バッグ内の加圧空気は、適正な方法で分散して、材
料を「転がらせる」。或る時点におけるコーナーに留ま
っていた材料の上部分は、バッグの膨張進行によって横
方向に押し出され、これによって、材料は、その流動降
下角度(傾斜角)を超えると、排出開口の方へ向って摺
動降下する。このようなライナーの構成及び方法は材料
の過度応力を軽減し、これによって、荷降ろし作業中の
バッグやライナー自身の過負荷及び/または破裂のリス
クを除去する。
【0014】更に、バッグを過度の内部圧力によって破
裂させるリスクを増大させることなく、バッグをかなり
大きな寸法に定めることができるので、荷降ろし作業が
一層効率的になる。
【0015】更に、複数の両面接着片を使用して三角形
状の可撓性バッグをライナーの外表面に取付けることに
よって、ライナーは、バッグと一緒に折り畳まれて使用
地点まで運ばれる時に、極めてわずかな空間を占めるに
すぎない。また、本発明による可撓性のコーナー・バッ
グを備えたライナーは、簡単かつ安価に製造することが
できる。取付け箇所は、ライナーのコーナー領域におけ
る膨張したバッグの所望のインパクトに従って選定する
ことができる。
【0016】或る好適実施形態にあっては、膨張可能な
バックは2枚の本質的に三角形又は台形の可撓性シート
を具備し、これらのシートは、そのエッジに沿って互い
に気密状態に接合され、これによって、加圧空気による
膨張によって容積が増大する内部空間を作成する。この
ように、可撓性の膨張可能バッグの製造は簡単であり、
そのバッグの大きさに対応して生産を容易に変更するこ
とができる。更に、バッグはその収縮時にはほとんど空
間を占めない。
【0017】上記好適実施形態にあっては、2枚の可撓
性シートは、エラストマー材料、好ましくはポリエチレ
ンやポリプロピレン等の材料から作られ、上記2枚のシ
ートは溶接(溶着)によって互いに接合、即ちくっつけ
られる。膨張管は第1の端を具備し、この第1の端は好
ましくは、バッグを構成する2枚のシートの上部コーナ
ー部分に溶接される。上記2枚のシートは、その組立て
前に、熱伝達性の耐脂紙シートのような非接着紙シート
を有し、この紙シートは膨張管の上記第1の端の開口内
に配置される。膨張管は、管状のプラスチック材料や同
等の材料、又はバッグのシート材料よりも多少軽量の材
料が使用される。この実施形態にあっては、エッジの全
溶接作業は、平面状態で行うことができ、溶接機器によ
っては一度の作業で行うことができる。膨張管の端に配
置された紙シートは、バッグ内部に対するコーナーの閉
止を防止する。同時に、紙シートのみが管端内部の領域
を占める。これによって、膨張管の周囲のバッグのコー
ナー領域を確実に気密シールすることができる。加圧空
気が最初に膨張管に導入された時に、その小さな紙シー
トは吹き飛ばされてバッグの内部に流入するので、この
紙シートが膨張作用の障害物となることはない。
【0018】或る好適実施形態にあっては、可撓性バッ
グのシートはライナーのシート材料よりも強いシート材
料が使用される。これは、バッグが大きな空気内圧に耐
えることができるので、特に可撓性膨張バッグが大きい
場合に、好都合である。尚、空気圧力という用語は、本
発明において空気以外の任意の他の気体が膨張作用に使
用できることを表している点に注意すべきである。
【0019】本発明の好適実施形態にあっては、可撓性
バッグは、その高さが約40インチ(100cm)であ
り、その幅が約44インチ(110cm)であり、その
長さは、少なくとも上記高さに等しく、好ましくは、上
記高さの少なくとも2倍であり、80〜120インチ
(200〜300cm)である。標準化されたばら積貨
物用のコンテナは幅が8フィートであり、2個の可撓性
膨張バッグを使用した場合には、排出開口(典型的には
直径が約12インチである)の方に向う効果的な漏斗状
のシュート、即ち滑走路をコンテナの床に形成すること
ができる。可撓性バッグの長さは、コンテナ・ライナー
に収納される製品の特徴と排出作業手順とに従って調整
可能である。特に、可撓性バッグは、その高さを保った
状態でその長さを調整することによって、上部エッジの
角度を調整することができる。この好適長さは、コンテ
ナの傾斜角と材料の流動降下角(傾斜角)とによって決
まる。或る種の粒状材料の場合には、「自動滑走(se
lf−slide)」の降下角度は非常に小さく、ま
た、別の粒状材料の場合には、その角度は大きい。上記
角度が急峻になる、即ち大きくなるにつれて、可撓性バ
ッグの高さと長さの相対的な差を小さくする必要があ
る。
【0020】本発明の上記好適実施形態によると、変位
手段は2個の膨張可能な可撓性バッグを具備し、これら
の可撓性バッグは、排出開口の両側部であって第1の端
壁の各下部コーナー領域に配置され、これによって、ラ
イナーに漏斗形状の排出領域を作る。
【0021】一好適実施形態にあっては、2個の三角形
の可撓性バッグは同一寸法である。これは、排出開口が
ライナーの中央に存する時に特に好都合である。代替の
実施形態にあっては、2個の三角形状の可撓性バッグは
異なった大きさであり、外から見た場合の左側コーナー
領域の可撓性バッグが右側バッグよりも大きい。排出開
口は、好ましくはコンテナ・ライナーの中心線からずれ
ており、中央よりも右側に配置されることが好都合であ
る。この理由は、標準型コンテナの2枚のドアのうち、
最初に開けられるものは通常右側のドアであるからであ
る。異なった大きさの2個の膨張可能バッグを使用する
ことによって、中心からずれた排出開口用の漏斗形状を
作ることができる。このような中心からずれた排出開口
は、右側のドアのみを開放するだけでライナーの中味を
排出することが可能となるので、好都合である。排出作
業を容易にする為には、最大の膨張可能バッグは約15
0cmの膨張管を備える。これによって、閉鎖状態の左
側ドアの背後に隠れた左側バッグの膨張管が操作可能と
なり、従って、左側ドアの開放を必要とすることなし
に、この左側コーナーの可撓性バッグを膨張させること
ができる
【0022】
【発明の実施の形態】本発明を以下に添付図面を参照し
て詳細に説明する。
【0023】図1において、図示のコンテナ・ライナー
1は端壁5に、1個の排出開口2と2個の入口開口3,
4とを有する。このコンテナ・ライナー1は箱形状であ
り、端壁5の他に、2個の側壁部分6,7と底壁部分8
と第2の端壁と上部壁部分とを有する。
【0024】排出端5の両下部コーナー(隅)には、2
個の可撓性の膨張可能バッグ10が設置される。これら
のバッグ10は、加圧された空気を加圧空気源(不図
示)からバッグ10の内部に導入することによって、膨
張される。尚、この加圧空気の導入は各バッグ10に取
付けされた膨張管12を介して行われる。
【0025】コンテナ・ライナー1はばら積荷(バルク
・カーゴ)用のコンテナに合うように構成され、粒状や
粉体状やペレット状やその他の流動可能な製品に使用さ
れる。コンテナの荷降ろし、即ち排出の場合には、コン
テナは或る排出角度、例えば45°まで傾けられ、これ
によって、排出端5と、特に排出開口2とが本質的にコ
ンテナ・ライナー1及びコンテナの下方部分になる。こ
れによって、ライナー1内の製品が重力により排出開口
2から流出する。ライナー1が実質上、空になった時
に、一般に材料はその一部がコーナー領域に残存する。
これらの残存材料は、夫々の空気バッグ10を膨張させ
ることによって、夫々のコーナーから排出部2の方へ横
方向に押し出されて徐々に変位する。
【0026】2個のバッグ10は互に同等の寸法であ
り、排出開口2はコンテナ・ライナー1の中央に配置さ
れる。
【0027】図2において、本発明の第2の好適実施形
態によるライナー1は、2個の異なった大きさの膨張可
能空気バッグ10及び10'を有する。2個の膨張管1
2,12'も好ましくは長さが互に異なっている。
【0028】変位手段10は図3及び図4においては空
気が抜かれた収縮状態で示されている。変位手段10
は、収縮状態においては三角形であり、ライナー1の側
壁部分6又は7に沿って延在する本質的に直立の三角形
状の部分101と、ライナー1の床部分8に沿って延在
する第2の三角形部分102とを有する(図1又は図2
参照)。可撓性バッグ10は、上部の第1コーナー13
と頂部の第2コーナー14と「床」の第3コーナー15
とを有する。バッグ10は折り目16を有し、この折り
目16はライナー1の側壁部分6,7と床壁部分8との
間の側部エッジに実質的に平行である。空気バッグ10
は多数の取付け点20を有し、これらの取付け点20は
好ましくは、両面接着剤テープ片等から作られる。
【0029】空気バッグは、エッジに沿って互に溶接
(溶着)されたポリエチレンのようなプラスチック材料
の2枚のシートから成り、溶接継目11が三角形状バッ
グ10のエッジ部分付近に設けられる。図5はこの構成
の断面図を示している。第1のコーナー13において、
膨張管12が取付けられる。防脂紙シート19が事前に
挿入されているので、溶接継目は、管12の端部を一緒
に溶接してしまうことなく、形成することができる。本
発明によれば、管端の閉止を防止する為の非接着特性の
挿入シートは、任意の種類のものを使用することができ
る。図5に示したように、バッグ10は2枚の可撓性シ
ート17,18から作られる。溶接継目11はシート1
7,18のエッジ領域に沿った気密シールを有する。紙
シート19は自身の非粘着特性の為に管端に非拘束状
態、即ち移動自在な状態で配置されている。従って、こ
の紙19は、加圧空気がバッグ10に供給された時に、
バッグ10の内部に吹き飛ばされる。しかしながら、紙
19は、バッグ10の内部に入り込んでも、バッグ10
の機能に何ら影響を与えるものではない。
【0030】図6及び図7はバッグ10の膨張の進行を
示している。可撓性バッグ10は、その上部コーナー1
3において接続された膨張管12を介して加圧空気が供
給される。コーナーに存在する材料がバッグ10の内部
での空気の自由流通を制限するので、バッグ10はその
上部領域において空気充填が行われる。バッグ10が膨
張するにつれて、材料は排出部2の方に横方向に徐々に
押し出される。バッグ10が更に膨張されると、或る量
の材料がコーナー領域から取除かれ、これによって、空
気はバッグ10の更に下方位置にもっと自由に流入す
る。尚、図6及び図7は、膨張の原理を示す為に膨張可
能バック10の一方のみを示したが、本発明は、排出端
の両コーナーに2個のバッグをうまく配置することがで
きる。
【0031】図8は排出作業中のコンテナを示したもの
である。コンテナは標準20フィート、30フィート又
は40フィートのコンテナのいずれであってもよく、従
って、その幅と高さは通常の標準寸法である。標準コン
テナの右手ドア22が開放され、他方、左手ドア23は
閉止状態である。ライナー1の端5の排出開口2は、コ
ンテナ・ライナー1の右手側に位置している。ライナー
1は、バルクヘッドの一部を構成する多数の保持バー2
1によって、保持される。このバルクヘッドは半透明の
カーテン(不図示)を更に含む。この半透明カーテンの
使用は、排出作業の進行状態を目で監視できるので、好
都合である。保持バー21はコンテナ開口の端側部に取
付けられる。
【0032】図8に示したように、両方の膨張管12は
右手ドア開口を介して操作可能である。左コーナーのバ
ッグは、閉鎖状態の左ドア23の背後に存在するが、し
かしながら、膨張管12を介して膨張させることができ
る。この左側の膨張管12は、右側の膨張バッグ10の
膨張管よりももっと長く、これによって、右側ドア開口
を介して容易に操作することができる。図8に示したよ
うに、右手コーナーのバッグは膨張している。
【0033】図9はコンテナのコーナー部30を示す。
このコンテナはライナーによって裏打ちされており、こ
のライナーはそのコーナーに膨張可能なバッグ10を有
する。バッグ10が膨張する時に、少量の粒状材料が、
出口2の方へ摺動せずにバッグ10と側壁6又は端壁5
との間に留まる恐れがある。可撓性ライナーは、該材料
により形づけられ、そして膨張時に丸くなる膨張バッグ
10と側/端の壁5,6との間に材料の残存するポケッ
トを形成する。このように材料の残存する可能性の高い
領域は、図9に参照番号31,32によって示される。
【0034】残存する材料の量が、材料の種類や粒径等
に応じて変化することは言うまでもない。しかしなが
ら、このような材料残存現象は図10に示したように、
本発明の第2実施形態による膨張可能バッグ100によ
って低減又はもっと削減できることが判明した。図10
において、バッグ100の「直立」部分101は図4の
第1実施形態と比べて高く延在する。即ち、空気バッグ
100によって、材料は、「より高い」点から中央の方
へ変位されて、排出作業の初期の段階で側壁部分から離
れるように押し出される。こうして、材料が図9の領域
31にコンテナ・ライナーの材料「ポケット」を形成す
ることを回避できる。更に、バッグ100は、折り曲げ
ライン117の所で折り曲げることができる延長部を有
し、これによって、膨張可能バッグ100の一部は、端
壁5の近傍の領域32に材料ポケットが形成されること
を抑制する。
【0035】図11に示したように、コンテナ・ライナ
ー1は箔や織物のシートから成る可撓性バルクヘッド3
3に収容してもよい。特別な実施形態にあっては、可撓
性バルクヘッド33は強化ポリプロピレンから作られる
が、しかしながら、その他の材料を使用してもよい。可
撓性バルクヘッド・シート33は、第1の端壁5の少な
くとも下方部分と底壁部分8の少なくともかなりの部分
とに延在し、好ましくは図11に示したように床壁と第
2端壁との間のエッジ部分までの全範囲に延在する。バ
ルクヘッド・シート33は第1の端を有し、この第1の
端は、ライナー1の第1の端壁部分5の正面の開口に位
置する横断保持バー21に固着される。可撓性バルクヘ
ッド33の第2の端は、第2の端壁6と床壁8とのエッ
ジ領域に位置する横断バー21'に固着される。更に、
バルクヘッド・シート33は両面接着テープ片34によ
ってコンテナ面の床に固着してもよい。同様に、バルク
ヘッド33は、別の両面接着テープ片34によってコン
テナ・ライナー1自身にも固着することができる。
【0036】コンテナ・ライナー1が満たされた時、及
び/又はコンテナ・ライナー1内の材料が排出領域に蓄
積した時に、バルクヘッド・シート33は引っ張られ
る。可撓性バルクヘッド・シート33はコンテナ・ライ
ナーとそれの中味とが摺動してコンテナ開口から外へ出
てしまうことを防止する。こうして、コンテナ・ライナ
ー1と特に空気バッグ10,10'とが「外部」に突出
する、即ちコンテナ開口から突出することが防止され
る。こうして、空気バッグ10,10'が膨張すると、
ほとんど横方向の動きのみが生じ、これによって、材料
はコンテナ・ライナー1の内部方向に変位して、その材
料、即ちライナーの中味が排出開口2の方に向う。この
可撓性バルクヘッド33は、それ自体が軽量であるの
で、特に好都合である。更に、本発明による可撓性バル
クヘッドは取扱い及び収納が容易である。可撓性バルク
ヘッドは収納の為に折り畳んだり、丸く巻くことができ
るので、必要な収納スペースを最小にすることができ
る。
【0037】本発明は、いくつかの好適実施形態に関連
して説明されたが、当業者であれば、本発明の範囲から
逸脱することなく種々の変更を加えることができるであ
ろう。例えば、可撓性バッグはライナーの内側又は外側
のいずれにも取付けることができる。従って、本発明は
添付の特許請求の範囲に記載されたものとしてのみ、限
定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 排出端の下部コーナーに2個の同等の大きさ
の膨張可能バッグを備えたコンテナ・ライナーを示した
概略的な斜視図。
【図2】 異なった大きさの膨張可能なバッグを備えた
コンテナ・ライナーを示した概略的な斜視図。
【図3】 ライナーに取付けられた時の可撓性膨張可能
バッグの詳細構成を示した斜視図。
【図4】 膨張可能バッグの概略的平面図。
【図5】 膨張可能バッグの断面図。
【図6】 可撓性バッグが膨張している時のライナーを
示した概略端面図。
【図7】 可撓性バッグが膨張している時のライナーを
示した概略端面図。
【図8】 本発明によるコンテナ・ライナーを備えたコ
ンテナの排出端を示した概略斜視図。
【図9】 コンテナの一部を示した概略図。
【図10】 本発明による膨張可能バッグの第2の実施
形態を示した概略平面図。
【図11】 コンテナに取付けられる可撓性バルクヘッ
ドを備えた本発明によるコンテナ・ライナーを示した斜
視図。
【符号の説明】
1 コンテナ・ライナー、 2 排出開口、5 第1
の端壁、 6,7 側壁部分8 底壁部分、
10 可撓性の膨張可能バッグ、12
膨張管、 13 バッグの上部コーナー、
14 バッグの頂部コーナー、 15 バッグ床
コーナー、17,18 バッグの可撓性シート、

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉体又は粒状又はその他の流動可能な製品
    を輸送する為の箱状の貨物コンテナに使用されるライナ
    ーであって、 上部及び底の壁と2個の側壁と第1及び第2の端壁部分
    と、上記ライナーの中味を排出する為に上記第1の端壁
    の下方部分に設けられた排出開口と、 上記中味を上記排出開口の方へ案内する変位手段と、を
    具備し、上記変位手段は少なくとも1個の膨張可能な可
    撓性バッグを有し、上記バッグは、上記第1の端壁に実質
    的に隣接する本質的に三角形の又は台形の形状であり、
    上記ライナーの床の外表面を支持する第1の本質的に三
    角形状又は台形の部分と、上記ライナーの隣接する側壁
    部分を支持する第2の本質的に三角形状の部分とを具備
    し、上記バッグは、上記端壁と上記側壁部分とのエッジ、
    上記端壁と上記底壁部分とのエッジ、及び上記側壁と上
    記底壁部分とのエッジに夫々実質的に位置する3個のコ
    ーナーを有することを特徴とするライナー。
  2. 【請求項2】上記第1の部分は三角形であることを特徴
    とする請求項1に記載のライナー。
  3. 【請求項3】上記第1の部分は台形形状であることを特
    徴とする請求項1に記載のライナー。
  4. 【請求項4】上記可撓性バッグは複数の両面接着片によ
    って上記ライナーの外表面に取付けられることを特徴と
    する請求項1に記載のライナー。
  5. 【請求項5】上記可撓性バッグの上部コーナー部分は、
    加圧空気によって上記可撓性バッグを膨張させる為の可
    撓性膨張管を有し、これによって、バッグの膨張は上記上
    部部分から進行して、上記ライナー内の材料の減少につ
    れて上記バッグの下方に進行することを特徴とする請求
    項1に記載のライナー。
  6. 【請求項6】上記膨張可能バッグは2枚の本質的に三角
    形又は台形の可撓性シートを具備し、上記2枚のシート
    は、そのエッジに沿って気密状態に互いに接合され、これ
    によって加圧空気による膨張によって容積を増大するこ
    とができる内部空間を作り出すことを特徴とする請求項
    5に記載のライナー。
  7. 【請求項7】上記2枚の可撓性シートは、エストラマー
    材料、好ましくはポリエチレンやポリプロピレン等で作
    られ、上記シートは溶接によって互いに接合されること
    を特徴とする請求項6に記載のライナー。
  8. 【請求項8】上記膨張管は第1の端を具備し、上記第1
    の端は、上記バッグを構成する上記2枚のシートの上部
    コーナー部分に溶接され、上記2枚のシートは、その組
    立前に、熱伝達性の耐脂紙シートのような非接着性紙シ
    ートを有し、上記紙シートは上記膨張管の上記第1の端
    の開口内に配置されることを特徴とする請求項6に記載
    のライナー。
  9. 【請求項9】上記可撓性バッグのシートは、上記ライナ
    ーのシート材料よりも強いシート材料から成ることを特
    徴とする請求項6に記載のライナー。
  10. 【請求項10】上記膨張管は長さが少なくとも150c
    mであることを特徴とする請求項5に記載のライナー。
  11. 【請求項11】上記可撓性バッグは、その高さが約40
    インチ(100cm)であり、その幅が約44インチ
    (110cm)であり、その長さが上記高さと少なくと
    も同等か又はそれよりも長く、好ましくは上記高さの少
    なくとも2倍であり、理想的には80〜120インチ
    (200〜300cm)であることを特徴とする請求項
    5に記載のライナー。
  12. 【請求項12】上記可撓性の膨張可能な1個のバッグ又
    は複数のバッグの長さは、ライナーによって輸送される
    材料の流動降下角(傾斜角 angle of dip)に基づいて
    選定されることを特徴とする請求項11に記載のライナ
    ー。
  13. 【請求項13】上記変位手段は2個の膨張可能な可撓性
    バッグを具備し、上記2個の可撓性バッグは上記排出開
    口の各側部であって上記第1の端壁の各下部コーナー領
    域に位置することを特徴とする請求項5に記載のライナ
    ー。
  14. 【請求項14】上記三角形又は台形の2個の可撓性バッ
    グは互いに同等の寸法であることを特徴とする請求項1
    3に記載のライナー。
  15. 【請求項15】上記三角形又は台形の可撓性バッグは、
    左側コーナー領域の上記可撓性バッグが右側バッグより
    も大きいように、互いに異なった大きさであることを特
    徴とする請求項13に記載のライナー。
  16. 【請求項16】上記大きい方の膨張可能バッグは150
    cmの膨張管を備えることを特徴とする請求項15に記
    載のライナー。
  17. 【請求項17】粉体又は粒状又はその他の流動可能な製
    品を輸送する為の箱状の貨物コンテナに使用されるライ
    ナーであって、 上記コンテナの壁部分に対応する、上部及び底の壁と2
    個の側壁と第1及び第2の端壁部分と、上記ライナーの
    中味を排出する為に上記第1の端壁の下方部分に設けら
    れた排出開口と、 上記中味を上記排出開口の方へ案内する変位手段と、を
    具備し、上記変位手段は少なくとも1個の膨張可能な可
    撓性バッグを有し、上記バッグは、上記第1の端壁に実質
    的に隣接する本質的に三角形又は台形の形状であり、上
    記ライナーの床の外表面を支持する第1の部分と、上記
    ライナーの隣接する側壁部分を支持する第2の本質的に
    三角形状の部分とを有することを特徴とするライナー。
  18. 【請求項18】粉体又は粒状又はその他の流動可能な製
    品を輸送する為の箱状の貨物コンテナに使用される透明
    ライナーであって、 上部及び底の壁と2個の側壁と第1及び第2の端壁部分
    とが設けられること、上記ライナーの中味を排出する為
    に上記第1の端壁の下方部分に排出開口が設けられるこ
    と、上記中味の材料を上記排出開口の方へ案内する変位
    手段が設けられること、上記変位手段が少なくとも1個
    の膨張可能な可撓性バッグを具備し、上記バッグは、上
    記第1の端壁に実質的に隣接する本質的に三角形又は台
    形の形状であり、上記ライナーの床の外表面を支持する
    第1の本質的に三角形又は台形の部分と、上記ライナー
    の隣接する側壁部分を支持する第2の本質的に三角形状
    の部分とを有すること、上記バッグは、上記端壁と上記側
    壁部分とのエッジに実質的に位置する第1の上部コーナ
    ーと、上記端壁と上記底壁部分とのエッジに実質的に位
    置する第2のコーナーと、上記側壁と上記底壁部分との
    エッジ領域に実質的に位置する第3のコーナーとを具備
    すること、加圧空気によって上記可撓性バッグを膨張さ
    せる為の可撓性膨張管が上記可撓性バッグの上記第1の
    コーナー部分に設けられ、これによって、上記可撓性バ
    ッグの膨張は、上記上部部分から進行し、上記ライナー内
    の材料の減少につれて上記バッグの下方に進行するこ
    と、バルクヘッドが半透明のカーテンと上記コンテナに
    固着された複数のほぼ水平方向に横断の保持バーとを具
    備すること、を特徴とする透明ライナー。
  19. 【請求項19】粉体又は粒状又はその他の流動可能な製
    品を輸送する為の箱状の貨物コンテナに使用されるライ
    ナー用のバルクヘッドであって、上記ライナーが上部及
    び底の壁と2個の側壁と第1及び第2の端壁部分とを具
    備すること、上記ライナーが上記ライナーの中味を排出
    する為に上記第1の端壁の下部部分に排出開口を具備す
    ること、上記ライナーが上記中味を上記排出開口の方へ
    案内する変位手段を具備すること、上記変位手段が少な
    くとも1個の膨張可能な可撓性バッグを具備し、上記バ
    ッグは、上記第1の端壁に実質的に隣接する本質的に三
    角形又は台形の形状であり、上記ライナーの床の外表面
    を支持する第1の本質的に三角形の部分と、上記ライナ
    ーの隣接する側壁を支持する第2の本質的に三角形の部
    分と、を具備すること、上記バッグは、上記端壁と上記側
    壁部分とのエッジに、及び上記端壁と上記底壁部分との
    エッジに、及び上記側壁と上記底壁部分とのエッジに、
    夫々実質的に位置する3個のコーナーを具備すること、
    上記バルクヘッドが箔又は織物の可撓性シートであり、
    上記可撓性シートが上記第1の端壁の少なくとも下方部
    分と上記底壁部分の少なくともかなりの部分とに延在
    し、上記可撓性シートは、上記第1の端壁部分に位置す
    る横断保持バーに固着される第1の端と、上記第2の端
    壁又は上記底壁に位置する横断バーに固着される第2の
    端とを有することを特徴とするバルクヘッド。
  20. 【請求項20】粉体又は粒状又はその他の流動可能な製
    品を輸送する為の箱状の貨物コンテナに使用される、排
    出端を備える可撓性コンテナ・ライナーの排出方法であ
    って、 上記方法が、上記コンテナを傾斜させて、第1の端壁の下
    方部分に位置するライナーの中味排出用の排出開口の方
    へ上記ライナー内の材料を流動させてそこから流出させ
    るステップを具備すること、上記方法が、少なくとも1個
    の膨張可能な可撓性バッグを膨張させることによって、
    上記箱状ライナーの下部コーナー領域に存する材料を変
    位させてその材料を上記排出開口の方へ横方向に案内す
    るステップを具備すること、及び上記バッグは、上記第
    1の端壁に実質的に隣接する本質的に三角形又は台形の
    形状であり、上記ライナーの床の外表面と上記ライナー
    の隣接する側壁部分とを支持するほぼ三角形の部分を有
    し、上記少なくとも1個のバッグは、上記端壁と上記側壁
    部分とのエッジに、及び上記端壁と上記底壁部分とのエ
    ッジに、及び上記側壁と上記底壁部分とのエッジに、夫々
    実質的に位置する3個のコーナーを具備し、これによっ
    て、上記バッグが上記コーナーに残存する材料の上方で
    最初に膨張して、これにより、或る時点における材料の上
    部層を上記排出開口の方へ摺動下降させることを特徴と
    する方法。
  21. 【請求項21】上記バッグは、荷降ろし作業の間に上記
    ライナーのコーナー領域に留った材料を、上記バッグの
    膨張につれて上記側壁から離れて上記排出開口の方に向
    かうように、徐々に変位させることを特徴とする請求項
    20に記載の方法。
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