JPH01502166A - 微孔質非対称ポリフルオロカーボン膜 - Google Patents

微孔質非対称ポリフルオロカーボン膜

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JPH01502166A
JPH01502166A JP63501760A JP50176088A JPH01502166A JP H01502166 A JPH01502166 A JP H01502166A JP 63501760 A JP63501760 A JP 63501760A JP 50176088 A JP50176088 A JP 50176088A JP H01502166 A JPH01502166 A JP H01502166A
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ロ,ローランス・ワイ.
トーマス,ドワイト・ジエイ.
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パーカー・ハニフイン・コーポレイシヨン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 、ボlフル ロ −ボン 光jしケ1」し の 本発明は新規な微孔質非対称ポリフルオロカーボン膜に係る。より特定的には、 本発明は、孔径が非対称、即ち平均孔径が膜の一方の表面から他方の表面に向か って段階的に増加する、新規な多層微孔質ポリフルオロカーボン膜、例えばポリ テトラフルオロエチレン膜に係る。これらの腹は特にマイクロフィルターとして 有用であり、殊にエレクトロニクス及び医薬産業で使用されるような約0.00 1μm程度の直径を有する微粒汚染物例えば細菌を流体から除去するために使用 され得る微H濾過カートリッジのr過コンポーネントとして有用である0本発明 は更に、これらの微孔質非対称ポリフルオロカーボン膜を製造するための新規な 方法に係る。
従」11預!バl朋− 多孔質ポリフルオロカーボン膜またはフィルム、特に全体または一部がポリテト ラフルオロエチレンから製造された膜またはフィルムは、25年以上も以前から 公知である。
かかる膜またはフィルムは通常、2つの一般方法のいずれかによって製造される 。
1、浸出、加熱等によって除去可能な粒状固体状の気孔形成性充填剤を粉末フル オロカーボンポリマー素材に混入し、得られた混合物をプレフォームに成形し、 より薄い自立性シートまたはフィルムを形成すべく前記のごとく得られたプレフ ォームを圧延し、フィルムまたはシートを任意に二重以上に折り畳んでカレンダ ーロールに複数回通し、圧延したシートまたはフィルムの乾燥とフルオロカーボ ンポリマー粒子の焼結とを生起すべく該シートまたはフィルムを加熱し、粒状充 填剤を除去する段階を含む方法、この方法に間しては以下の文献を参照するとよ い0例えば、Cold−smithの米国特許第3281511号、5klar ebuk等の米国特許第3518332号、Roberts等の米国特許第35 56161号、5trier等の米国特許第3661645号、Jahnke等 の米国特許第3773878号、Biotli[等の米国特許第3859402 号、Breton等の米国特許第3864124号、Vallanee等の米国 特許第3890417号、Juillard等の米国特許第4003818号、 Chao等の米国特許第4196070号、Lazarz等の米国特許第425 0002号、第4297196号及び第4498961号、Chang等の米国 特許第4292146号及び第4342636号、Moreno等の米国特許第 4380521号、Doulton & Co、Li+ii−teaの英国特許 第943624号及びImperial Ches+1eal Indust− ries Lim1tedの英国特許第1081046号。
2、予備成形したフルオロカーボンポリマーシートを例えば延伸するかまたはお おまかに攪拌してからフルオロカーボンポリマーを含有するパテ状素材を二軸方 向に圧延する処理を使用し、フィブリルによって連続した節をもつ多孔質フルオ ロカーボンポリマー膜またはフィルムを形成する方法、この方法に関しては以下 の文献を参照するとよい。
にoreの米国特許第3953566号及び第4187390号、5akane の米国特許第4049589号、McAloonの米国特許第4089758号 、Ree等の米国特許第4153661号。
前記の第1方法、即ち粒状固体の混入及び除去を順次に行なう方法によって製造 された市販の多孔質ポリフルオロカーボン腹またはフィルムは、粗大P通、即ち 平均粒径約1μ−以上の粒状物質を液体から除去する濾過にのみ使用でき、また 一般には、微細濾過に使用できる適当な強度、流量(flux)及び汚れ固着容 量をもたない、従ってかかる腹は、粗フィルターまたは蓄電池及び電解槽の隔離 板もしくはダイヤフラムとして使用される。
フィブリルによって連続したポリマー節をもつ多孔質ポリフルオロカーボン膜ま たはフィルムは微細濾過に使用されてきたがこれらの膜にも問題がないわけでは ない、これらの問題のいくつかは膜の製造方法に起因する。Hのフィブリルと節 とが密に結合していないため膜自体が主要汚染源となり得る。また、かかる膜の 代表的な製造方法においては、孔径が性能要件と常に相関するように孔径を制御 することが難しい。
従って微細濾過用途に特に適した気孔構造をもつ化学的及び生理学的に不活性の 微孔質ポリフルオロカーボン膜が必要とされている。
本発明の目的は、新規な微孔質ポリフルオロカーボン膜を提供することである。
本発明の目的はまた、r過半段として有用な新規な微孔質非対称ポリフルオロカ ーボン膜を提供することである。
本発明の別の目、的は、特にマイクロフィルターとして有用であり、殊にエレク トロニクス及び医薬産業で使用されるような流体から微粒汚染物を除去するため の微41濾過カートリツジの濾過コンポーネントとして有用な独特の気孔構造を もち、多孔度及び強度に優れ、流体流量が大きく、粒子の脱落性が小さく、汚れ 固着容量が大きい新規な微孔質非対称ポリフルオロカーボン膜、例えばポリテト ラフルオロエチレン膜を提供することである。
本発明の別の目的は、これらの微孔質ポリフルオロカーボン膜の新規な製造方法 を提供することである。
本発明の上記の目的及びその他の目的、並びに本発明の要旨、範囲及び用途は以 下の記載、図面及び請求の範囲より当業者に容易に理解されよう。
光jしΣ既!一 本発明の新規な微孔質ポリフルオロカーボン膜は、前述の第1−鍛方法、即ち粒 状固体の混入及び除去を順次行なう方法に以下の変更を加えた方法によって製造 され得る。
1、使用される粉末状フルオロカーボンポリマーの個別粒子の平均粒径(即ち非 凝結ま°たは非凝集状態の個別粒子の平均粒径)は約0.3μ−以下、例えば約 0.1μ論〜約0.3μmであり、好ましくは約0.1μ−〜約0.2μmであ る。
2、同様に、浸出またはその他の処理によって除去可能な粒状固体状の気孔形成 性充填剤の個別粒子の平均粒径は約20μ−以下、例えば約0.01μ−〜約2 0μ転好ましくは約0.075μ−〜約0.075μ輪〜約10μ簡である。
3、前記範囲内の平均粒径をもつポリフルオロカーボン粉末と同じく前記範囲内 の平均粒径をもつ浸出またはその他の方法で除去可能な気孔形成性充填剤との混 合物から2つ以上の圧延した自立性シートまたはフィルムを従来の方法でまず製 造する。従来の方法と対照的に、かかるシートまたはフィルムの各々において使 用される充填剤は前記の粒度範囲内で、(1つまたは複数の)別のシートまたは フィルムに使用される(1種以上の)充填剤とは異なる平均粒径を有し得る。従 って、かかるシートまたはフィルムの各々は、気孔形成剤が除去された後に異な る平均孔径をもつ、これらの圧延したシートまたはフィルムを次に重層する。こ の際、小さい気孔を形成する充填剤を含有するシートまたはフィルムを一方の側 に配置し、より大きい気孔を形成する充填剤を含有するシートまたはフィルムを 孔径層に順次重層し、最終的に得られた膜の一方の表面から他方の表面に向かっ て平均孔径が段階的に増加するような複合体を形成する。この複合体に熱及び圧 力を作用させることによって一体膜にラミネートし、これを焼結し、同じ〈従来 の方法で充填剤を除去し、非対称微孔質ポリフルオロカーボン膜を得る。
・ の t ・ 第1図は、平均粒径0.2μ−のポリテトラフルオロエチレン粉末と平均粒径0 .075μ−の気孔形成性炭酸カルシウム充填剤との混合物から本発明の教示に 従って製造された単一の微孔質ポリテトラフルオロエチレンシートまたはフィル ムの断面の顕微鏡写真(s、ooo倍)である。
第2図は本発明の教示に従って製造された非対称微孔質ポリテトラフルオロエチ レン膜の断面の顕微鏡写真(1,000倍)である。
使用され得るフルオロカーボンホモポリマー及びコポリマーとしては特に、炭素 原子2〜4個を含み1つ以上の非干渉置換基例えば低級アルコキシ基で置換され るかもしくは未置換のフルオロ(パーフルオロを含む)及びクロロフルオロ低級 アルケン類のポリマーがある。かかるポリマーの例は、ポリテトラフルオロエチ レン、ポリトリフルオロエチレン、テトラフルオロエチレンlヘキサフルオロエ チレンコポリマー票、ポリ(フルオロエチレンlエチレン)及びポリ(フルオロ エチレンlプロピレン)コポリマー類、ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリ (クロロトリフルオロエチレン/エチレン)コポリマー類、ポリフルオロ−低級 アルコキシエチレン票、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン等である。
本発明を実施するために、前記範囲内の平均粒径をもち浸出またはその他の方法 で除去可能な任意の粒状固体状の気孔形成性充填剤を使用し得る。多孔質ポリフ ルオロカーボンFI!、またはフィルムを製造する前記の第1−鍛方法に関して 前記に列挙した従来技術の特許文献に多数の除去可能充填剤が開示されている。
特にRobertsの米国特許第3556161号、2列28行から4列45行 を参照するとよい0本発明の実施にあたっては粒状炭酸カルシウムの使用が特に 好ましい。
除去可能充填剤を本発明での使用に必要な微細粒度にするためにm成約処理及び 化学的処理のいずれを使用してもよい0例えば、 一種々のタイプの粉砕機例えば空気衝撃微粉砕機(ジェットミル)のいずれかを 使用した機械的粉砕による微粉の製造、最良結果を得るためには粉砕されるべき 供給材料が通常は約50μ論以下の平均粒度をもつ必要がある。
−エーロゾル発生器、噴霧器または噴霧乾燥機を使用して例えば無機塩溶液の小 液滴を製造する。これらの小液滴から溶媒が蒸発して小結晶または粒子が形成さ れる。
−溶液中の出発溶質と反応する成分を添加し溶質を沈殿させて不溶物質を形成す る0例えば、塩化カルシウムの沸騰溶液を炭酸ナトリウムの沸騰溶液に添加する と実質的に均一の極微炭酸カルシウム粒子が得られる。
−溶質の非溶媒を溶液に添加することによって溶液中の溶質の溶解度を急激に低 下させる塩析または再結晶化を生起する0例えば、塩化ナトリウム水溶液にメタ ノールを添加することによって塩化ナトリウム微粒子が形成され得る。
上記粒度機箱化方法の最後の2つの方法を使用して前記範囲内の平均粒径をもつ 気孔形成性充填剤を製造するためには、当業者に公知の方法で処理条件、即ち化 学物質の種び制御が必要である。これらの方法を慎重なamを伴って使用して得 られた結晶質粒子は、該粒子が極めて小さい間にこれらの粒子を沈殿、再結晶化 または塩析させた溶液と熱力学的平衡に到達し、この点で成長を停止する。従来 の結晶成長方法では1本発明の実施に使用するためにはあまりもに大きい結晶が 形成される。
ポリフルオロカーボンポリマー粉末は、サブミクロンサイズの球状コロイド粒子 、即ち個別粒子が前記範囲内の粒径、即ち約0.3μ輸以下、例えば約0.1μ −〜約0.3μ―、好ましくは約0−1μ−〜約0.2μ謡の粒径をもつ粒子か ら構成された凝結体または凝集体の形態で市販されている。これらの凝結体また は凝集体は典型的には約500μ−以上の平均直径をもつ0本発明に使用する前 にこれらの凝結体または凝集体を前記範囲内の平均粒径をもつ不連続粉末粒子に 破壊する必要がある。気孔形成剤はまた、個別充填剤粒子の平均粒径の多数倍に 相当する大きいサイズの凝結体または凝集体を形成し得る。かかる場合にも、使 用前に凝結体または凝集体を不連続充填剤粒子に破壊する必要がある。
かかる凝結体は所望の小さい個別粒子を与えるように従来の任官の方法で破壊さ れ得る。このためには例えば、切断、引裂及び破壊作用を生じるために超高速で 回転するゼネレータをもつ高剪断ホモジナイザーを、粒子の表面を湿潤する混合 液体と共に使用し得る。この液体は後で蒸発、抽出または任意の適当な方法でフ ルオロカーボンポリマーの分解温度より低温で除去され得る。かかる混合液体と して、ケロシン、ソルベントナフサ、ホワイトオイル及びl5opar H炭化 水素油(Exxon Chemical Co、)のごとき炭化水素泊類、トル エン及びキシレンのごとき芳香族炭化水素類、アルコール類、ケトン類、エステ ル顕、シリコーン油頭、フルオロカーボン油類、有機フルオロ界面活性剤類例え ばZonyl(登録商標) FSNフルオロアルキルポリ(エチレンオキシ)エ タノール非イオン性界面活性剤(duPont)、及び、ポリイソブチレンまた はボイソブレンのごときポリマー頚、不飽和上ツマー類があり、あるいは上記炭 化水素油類、芳香族炭化水素類、アルコール類またはケトンの1つを溶解したモ ノマー−ポリマーシロップ類、並びにこれらの混合液体の混合物がある。固体に 対する混合液体の質量比は約2=1〜約50:1、好ましくは約6:1〜約8= 1の範囲である。混合液体はまた、後の処理中にフルオロカーボンポリマー粒子 の潤滑剤の機能を果たす。
ポリフルオロカーボンポリマーと気孔形成性充填剤凝結体とを破壊し混合液体中 の微粉粒子スラリーを得るためには高剪断ホモジナイザーを約20 、000r rapで約3〜5分間作動させるのが適当であることが判明した。必要に応じて 時間の延長または短縮及び速度の増加または減少を行なうとよい。
粉末状フルオロカーボンポリマーと混合して使用される気孔形成性充填剤の量は これらの2つ力材料の総重量に基づいて約60重量%〜約90重量%の範囲であ る。完成した非対称膜の流体流量、汚れ固着容量及び強度の最適組み合わせを与 えるための気孔形成剤の好ましい使用量は、前記総重量に基づいて約75重量% 〜約85重量%の範囲である。
前記粉末状フルオロカーボンポリマーと気孔形成性充填剤との混合物から個別シ ートまたはフィルムを製造するためには前記のごとくこのために当業界で公知の 任意の方法を使用し得る。
かかる方法の1つでは、まず混合液体中のフルオロカーボンポリマーと気孔形成 性充填剤との微粉粒子のスラリーを形成し、次にこのスラリーを一過して混合液 体の大部分、例えば液体の約200〜約25%、好ましくは約15%〜約20% 以外を除去し、湿潤フィルターケーキを得る。
このフィルターケーキを任意の適当な方法で処理し得る。
例えば圧!!(成形)またはペースト押出(例えば縮小比的50:1未満の押出 機を使用する)によって通常は約0.03〜約0.25インチ、好ましくは約0 .03〜約0.10インチの厚さをもつプレフォームを製造する。この厚さは臨 界的な値ではない。
プレフォームの厚さを約10〜約25m i I S、好ましくは約10〜15 m1lsに減らすように設定されたロール間隙をもつ一対のカレンダーロールに プレフォームを供給する。得られたシートを通常は2つに折り畳み、再度圧延す る。圧延、折り畳み及び再度圧延する前に所望に応じて折り畳んだシートをある 程度例えば45〜90’回転させる作業を2〜10回またはそれ以上反復するこ とによって形成されたシートまたはフィルムの均一性を増すことができる0次に カレンダーロールのロール間隙をより低い値、通常は約3m1ls未満に調整し 、約100’F〜130丁の温度を維持するようにカレンダーロールを加熱しな がら約200〜約3000fbの圧力下にシートまたはフィルムを通常は約2〜 約8m1lsの厚さに圧延する。
気孔形成性充填剤の除去後に約0.01μ−〜約10μ論、好ましくは約0.1 μ論〜約5μ論の範囲の平均孔径をもつシートまたはフィルムが本発明の新規な 微孔質非対称膜の前駆体として製造される。
容易にするために十分な混合液体(潤滑剤)を各々が含み、同じまたは異なるフ ルオロカーボンポリマー類と別のシートまたはフィルムで使用される充填剤とは 異なる平均粒径をもつ気孔形成性充填剤とから成り前記のごとく圧延したシート またはフィルムを2枚以上、例えば7枚程度までラミネートする。この際、小さ い気孔を形成する充填剤を含有するシートまたはフィルムを一方の側に配置し、 より大きい気孔を形成する充填剤を含有する(1つ以上の)シートを孔径順に順 次重層してシートまたはフィルムの複合体を形成する。シートまたはフィルムは 、最終圧延方向で積層するように重層されてもよく、またはシートまたはフィル ムが直下のフィルムまたはシートに対して任意の角度、例えば45°または90 °の角度を成して積層するように重層されてもよい、シートまたはフィルムの複 合積層体を例えば加熱カレンダーロールを介して熱及び圧力を作用させることに よって一体的複合腹にラミネートする。また、例えばラミネーション中に乾燥さ せること、即ち混合液体(W滑剤)を除去することも可能である。ラミネーショ ン以前のシートまたはフィルム中の混合液体(潤滑剤)の量はシート積層体の総 重量に基づいてその約5重量%〜約50重量%、好ましくは約10重量%〜約1 5重量%の範囲でなければならない、ラミネート圧力は約100psi〜約10 ,0OOpsi、好ましくは約1 、0OOps i〜約3,0OOpsiの範 囲でなければならない。
ラミネーション中に使用される温度は約70’)”ご約250’F、好ましくは 約100″F〜約115丁の範囲である。
これらのラミネート条件は、焼結され気孔形成剤が除去された後に形成された非 対称膜が、一方の表面から他方の表面に向かって段階的に増加する平均孔径をも ち、高い多孔度、高い強度、高い流体流量、低い粒子脱落性及び優れた汚れ固着 容量をもつような相互関係に調整される。かかる膜は小さい気孔側で約0.01 μ−〜約1.0μ転好ましくは約0.1μ−〜約0.5μ−の平均孔径をもち、 大きい気孔側で約1μ論〜約10μ転好ましくは約2μ論〜約5μ−の平均孔径 をもつ。
ラミネーション以前の積層体中のフィルムが過度に乾燥しているとき、即ちフィ ルムが適量の潤滑剤を含有しないとき、またはラミネーション中に使用される温 度及び圧力が十分に高くないときは、個別シートまたはフィルムが互いに接着し ない、他方、使用される温度及び圧力が過度に高いときは、各シートまたはフィ ルム中の気孔形成性充填剤粒子が隣接シートまたはフィルムの気孔形成性充填剤 粒子と互いに混合し従って非対称気孔構造が得られない、これらの条件の相互関 係は当業者の熟知するところであるから、当業者は温度、圧力及び潤滑剤含量に 関する特定条件下で形成された気孔形成剤含有前駆体から成る微孔質非対称膜の 断面を検査し、かかる微孔質膜の性能特性値を測定することによって例えば第2 図のごとき非対称構造を得るための種々の条件を容易に調整し得る。
前記のごとく形成された膜の前駆体を次にオーブン乾燥し、残留潤滑剤を完全に 除去し、焼結しく別の段階で焼結してもよくまたはラミネート段階中もしくは乾 燥オーブン内の温度を上昇させるだけでもよくまたは乾燥段諧を経由しないで膜 を直接焼結してもよい)、次に気孔形成性充填剤を溶解し、加熱等によって充填 剤を除去する。これらの各段階も従来の方法で行なうことができる。従って、例 えば残留潤滑剤を完全に除去するための乾燥は温度約140℃〜約195℃、好 ましくは約145℃から行なわれ、焼結は温度約335℃〜約360℃、好まし くは約340℃〜約345℃で行なわれる。
好ましい気孔形成性充填剤たる炭酸カルシウムは、酸水溶液、例えば塩酸の水溶 液で処理することによって焼結した膜前駆体から浸出され得る。塩化ナトリウム を気孔形成剤として使用したときは膜前駆体を湯に浸漬するだけでこの塩化ナト リウムを除去できる。
本発明の新規な微孔質非対称ポリフルオロカーボン膜はコントロールセクション (IjL小平均孔径をもつ膜の1つまたは複数の層)が極めて薄いので流体流に 対する抵抗が小さい、このためフィブリルによって連続したポリマー節をもつ従 来の延伸多孔質ポリフルオロカーボン膜に比較して高い流体流量を与える0本発 明の新規な複合膜のその他の層においてはより大きい気孔が存在するので流体流 に対する抵抗は更に低下する。これらの別の層は複合構造の強度を強化しており 、またコントロールセクションの上流側に配置されて汚染物を除去するプレフィ ルタ−の機能を果たす。
このプレフィルタ−機能が存在しないと汚染物がコントロールセクションを閉塞 する可能性がある。このように段階的な一過が行なわれるのでコントロールセク ションの使用寿命が延長され従って汚れ固着容量及び濾過媒体の処理量の双方が 増加する。
本発明の新規な腹の製造方法によれば、これらの膜の製造に使用されるシートま たはフィルムに大きい応力が作用しない、これは従来のフィブリル含有膜の製造 に使用された延伸方法と諷著な対照を成す、その結果、本発明の新規な膜におい てはユーザーのV過システムに落下したり該システムを汚染したりする膜の崩壊 層が従来の延伸腹よりも少ない。
平均粒径0.075μ−の沈殿炭酸カルシウム40.と平均粒径0.2μ−のポ リテトラフルオロエチレン粉末10.とl5opar I(炭化水素油500z 1とを、20.OOOrpmで作動する高剪断ホモジナイザーで4分間混練した 。
次にスラリーを一過して20重量%の炭化水素油を含有する厚さ0.2インチの プレフォームを製造し、このプレフォームを以下の手順で圧延した。
一ロール間隙0.02インチに設定した一対のカレンダーロールにプレフォーム を供給し、得られたシートを一度折り畳み、90゛回転させ、カレンダーロール に再度供給する(ロール間隙0.02インチ)。
一再圧延したシートを再度折り畳み、90゛回転させ、カレンダーロールに再度 供給する(ロール間隙は同じ(0,02インチ)。
一2度圧延したシートをロール間隙0.01インチに設定したカレンダーロール に供給し、次にロール間隙0.003インチに設定して再度圧延する。
前記のごとく圧延されたシートを強制空気炉で300″Fで40分間乾燥し、次 に赤外線加熱炉で650 ’Fで2分間焼結し、次に0.3M塩酸水溶液に室温 (約25℃)で1時間浸漬して炭酸カルシウム気孔形成剤を浸出させた。得られ た微孔質ポリテトラフルオロエチレン膜は第1図に示す横断面をもち、厚さ75 μ転多孔度77%及びメタノール流量0.66xl/cwa2/分/psiで、 0.142μのポリスチレンラテックスの粒子ト99%固寒」L医」− 以下の表工に示す量の沈殿炭酸カルシウムとポリテトラフルオロエチレン(PT FE)とを夫々500z1のIs’opar II炭化水素油と共に、20.0 0Orpmで作動する高剪断ホモジナイザーで4分間別々に混練し、得られたス ラリーの各々を沢過して20重量%の炭化水素油を含有する厚さ0.2インチの プレフォームを形成した。
前記のごとく得られたプレフォームを実施例Iと同様に圧延し、圧延後に各シー トを十分なl5opar H炭化水素油で再湿潤しシート中の潤滑剤含量を約1 5重量%にした。
スラリーBから得られた再湿潤シートをスラリーAから得られた再湿潤シートに 重ね、得られた複合体をロール間隙0.003インチに設定した一対のカレンダ ーロールに供給した。圧延した複合体を次に乾燥し、焼結し、実施例!と同様に 浸出処理した。
得られた非対称微孔質ポリテトラフルオロエチレン膜は一方の側の平均孔径0. 1μ■、対向する側の平均孔径2.0〜3.0.ljmをもち、厚さ130μ− で、メタノール流i 0.40gf/em’/分/psiをもち、0.142μ のポリスチレンラテックスの粒子を97%固着した。
L 沈殿CaCO3沈HCaCO3PTFEB 45.Oy 5.0y lfJ]L 実施例■のスラリーAから得られたシートに代替して実施例Iに記載の処理で得 られた(乾燥、焼結及び浸出以前の)圧延シートを使用した。実施例■の、シー トとスラリーBから得られたシートとを実施例■の再湿潤処理以後の手順で処理 するとマイクロフィルターに適した非対称微孔質ポリテトラフルオロエチレン膜 を製造した。
えL漣L スラリーAの沈殿炭酸カルシウムに代替して平均粒径0.01μ−の沈殿炭酸カ ルシウムを使用し、スラリーBの沈殿炭酸カルシウムに代替して平均粒径5μ謡 の沈殿炭酸カルシウムを使用して実施例■の処理手順を繰り返した。マイクロフ ィルターに適した非対称微孔質ポリテトラフルオロエチレン膜が得られた。
K11ぬ 以下の違い以外は実施例■と全く同様に処理した。
−双方のスラリーに平均粒径0.1μ閣のポリテトラフルオロエチレン粉末を使 用する。
一実施例■に記載の方法で得られた圧延シート(乾燥、焼結及び浸出以前)をシ ート中の潤滑剤含量約15重1%を与えるに十分なl5opar H炭化水素油 で再湿潤し、スラリーAから得られた再湿潤シートの上に重ねる。これをスラリ ーBから得られた再湿潤シートの上に重ねる。
マイクロフィルターとして有用である。
上記では本発明を主として好ましい実施態様及び実施例に基づいて説明した0本 発明で開示された構想を実現するために請求の範囲に規定された本発明の要旨及 び範囲を逸脱しない多くの変更及び変形が可能であることは当業者に容易に理解 されよう。
h谷1 RC2 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.異なる平均孔径をもつ2枚以上の微孔質フルオロカーボンポリマーシートか ら成る徴孔質非対称の一体的複合ポリフルオロカーボン膜。 2.膜の一方の表面が小さい気孔を含む微孔質フルオロカーボンポリマーから成 り、前記膜の一方の表面から他方の表面に向かって平均孔径が段階的に変化する ように、より大きい気孔を含む1つまたは複数のシートが孔径順に前記小さい気 孔を含むシートの上にラミネートされていることを特徴とする請求項1に記載の 膜。 3.一方の表面の平均孔径が約0.01μm〜約1.0μmであり、対向表面の 平均孔径が約1μm〜約10μmであることを特徴とする請求項2に記載の膜。 4.2〜7枚の微孔質フルオロカーボンポリマーシートが互いにラミネートされ ていることを特徴とする請求項2に記載の膜。 5.一方の表面の平均孔径が約0.1μm〜約0.5μmであり、対向表面の平 均孔径が約2μm〜約5μmであることを特徴とする請求項3に記載の膜。 6.2枚の微孔質フルオロカーボンポリマーシートが互いにラミネートされてい ることを特徴とする請求項5に記載の膜。 7.フルオロカーボンポリマーがポリテトラフルオロエチレンであることを特徴 とする請求項1から6のいずれかに記載の膜。 8.(1)個別粒子の平均粒径約0.3μm以下のポリフルオロカーボンポリマ ー粉末から2つ以上の圧延された自立性ポリフルオロカーボンポリマーシートを 製造し、前記シートの各々が、1つまたは複数の別のシートに含まれた気孔形成 性充填剤の個別粒子の平均粒径とは異なる平均粒径の個別粒子を含む気孔形成性 充填剤を含有し、いずれの場合にも充填剤の個別粒子の平均粒径が約20μm以 下であり、前記シートが、シートの相互ラミネーションを容易にするために十分 な量の潤滑剤を含有し、 (2)小さい気孔を形成する充填剤を含有するシートを一方の側に配置し、より 大きい気孔を形成する充填剤を含有する1つまたは複数のシートを前記小さい気 孔を形成する充填剤を含有するシートの上に孔径順に重層して複合体を形成し、 (3)前記複合体に熱及び圧力を作用させて複合体を一体膜にラミネートし、 (4)ラミネートした複合体を焼結し、(5)気孔形成性充填剤を前記複合体か ら除去する段階を含むことを特徴とする異なる平均孔径をもつ2つ以上の微孔質 フルオロカーボンポリマーシートから成る微孔質非対称複合ポリフルオロカーボ ン膜の製造方法。 9.ポリフルオロカーボンポリマー粉末の個別粒子の平均粒径が約0.1μm〜 均0.3μmであることを特徴とする請求項8に記載の方法。 10.気孔形成性充填剤の個別粒子の平均粒径が約0.01μm〜約20μmで あることを特徴とする請求項8に記載の方法。 11.ポリフルオロカーボンポリマー粉末の個別粒子の平均粒径が約0.1μm 〜約0.2μmであり、気孔形成性充填剤の個別粒子の平均粒径が約0.075 μm〜約10μmであることを特徴とする請求項8に記載の方法。 12.気孔形成性充填剤が、気孔形成性充填剤とポリフルオロカーボンポリマー との総重量に基づいて約60重量%〜約90重量%の量で存在することを特徴と する請求項8から11のいずれかに記載の方法。 13.圧延された自立性ポリフルオロカーボンポリマーの2〜7枚のシートを互 いにラミネートすることを特徴とする請求項8に記載の方法。 14.圧延された自立性ポリフルオロカーボンポリマーの2枚のシートを互いに ラミネートすることを特徴とする請求項11に記載の方法。 15.潤滑剤がシートの総重量に基づいて約5重量%〜約50重量%の量で存在 することを特徴とする請求項8に記載の方法。 16.フルオロカーボンポリマーがポリテトラフルオロエチレンであることを特 徴とする請求項8かち15のいずれかに記載の方法。
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