JPH01501236A - チアントレンニ無水物の製造方法 - Google Patents
チアントレンニ無水物の製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
チアントレンニ無水物およびそれから
得られたポリイミドの製造方法
発明の背景
本発明は、以下「チアントレンニ無水物」と称する9゜10−ジチアアントラセ
ン−2,3,6,7−テトラカルボン酸二無水物またはその誘導体、およびガラ
ス転移温度が400℃を超えるポリイミドの製造方法に関する。
本発明以前にも、芳香族ポリイミドは一般に優れた耐溶剤性と耐熱性を有する有
機材料であると認められてきた。
芳香族ポリイミドは一般に、芳香族二無水物を脂肪族または芳香族ジアミンと相
互縮合させることによって製造することができる。芳香族ポリイミドのガラス転
移温度(Tg)を改善する一方法は、芳香族二無水物を芳香族ジアミンと相互縮
合させる方法である。特定の芳香族二無水物を使用して、加熱すると一層高い耐
熱性および耐溶剤性を有するポリイミドに転化することのできるポリアミド酸を
生成することにより、芳香族ポリイミドの特性をさらに改善することができる。
本発明は、1種又はそれ以上の芳香族ジアミン、たとえばメチレンジアニリンま
たはメタフェニレンジアミンを、次式:
を有するチアントレンニ無水物と相互縮合させること′によって、ガラス転移温
度が400℃を超える芳香族ポリイミドを製造することができるという知見に基
づいている。ここで、Rおよびllj+は同じまたは異ったC(1−8)アルキ
ル基、C(1−8)アルコキシ基、およびC(B−14)アリール基から選ばれ
、そしてaおよびbは0または1に等しい整数で本発明は、次式:
の化学的に結合した単位からなり、式中のRおよびR1が上記定義の通りで、R
2が二価のC(6−30)芳香族有機基であるポリイミドを提供する。
本発明には、式(1)のチアントレンニ無水物を製造するにあたり、硫化アルカ
リ金属と次式:のN−オルガノ−4,5−ジハロフタルイミド(式中のRは上記
定義の通り、Xはハロゲン、モしてR3は一価のC(1−14)炭化水素基、ま
たはハロゲンの置換反応の間に不活性な基で置換した一価のC炭化水素基から選
ばれる)とを反応させて次式:
の対応するビスイミド(式中のR,R’ 、、R” 、aおよびbは上記定義の
通り)を生成する方法も包含される。
式(4)のチアントレンビスイミドを塩基水溶液の存在下で加水分解し、その後
酸性にして閉環すると、式(1)のチアントレンニ無水物が得られる。
式(2)の化学的に結合した単位から本質的に構成されるポリイミドは、実質的
に等モル量の式(1)のチアントレンニ無水物と次式:
%式%(5)
の有機ジアミン(式中のR2は上記定義の通り)とを、不活性有機溶剤の存在下
で相互縮合させて対応するポリアミド酸を生成することによって製造することが
できる。溶液の合計重量に基づいて5−50重量%の固形分を有するポリアミド
酸溶液を充填材、たとえば炭素繊維またはガラス繊維と組み合わせて用いて、耐
熱性複合材料を製造することもできる。
式(1)のRおよびR1に包含される基としては、たとえばC−アルキル基、た
とえばメチル、エチル、プロビル、ブチル、ペンチル;アリール基、たとえばフ
ェニル、キシリル、トリル、ナフチルおよびそれらのハロゲン化誘導体、たとえ
ばクロロフェニル、ブロモナフチルなどがある。式(2)のR2に包含される基
には、たとえばフェニレン、フェニレンオキシフェニレン、および次式:%式%
−5−1−C(R2)、−から選ばれる基である。Xiよ1−5の値を有する整
数、そしてCは0または1に等し0整数である。
式(3)のR3に包含される基には、たとえばC(1−8)アルキル基、たとえ
ばメチル、エチル、プロピル、およびC(B−14)アリール基、たとえばフェ
ニル、ナフチル、アントリルおよび相互縮合、または置換反応の間に不活性な基
で置換されたアリール基がある。
式(5)に包含されるアリールジアミンには、たとえば本発明の一態様を実施す
る際には、実質的に等モル量のば硫化ナトリウムまたは硫化カリウムを、不活性
有機溶剤の存在下で、実質的に無水条件で、50℃−200℃の範囲の温度で接
触させる。ビスイミドの回収は、標準的な方法、たとえば−過、有機溶剤による
洗浄および乾燥によって容易に達成することができる。
ビスイミドの加水分解は、ビスイミドを塩基水溶液、たとえば水酸化アルカリ金
属の水溶液、たとえば水酸化カリウムの存在下で、混合物を加熱還流しながら撹
拌することによって行うことができる。水と有機アミンの分離は容易に行うこと
ができ、蒸留物が実質的に中性となるまで水を添加しながら工程を継続する。得
られたテトラ酸は標準的な手段で分離して、その後脱水および再結晶化を行う。
チアントレンニ無水物と有機ジアミンを相互縮合してポリアミド酸とする工程は
、実質的に等モル量の反応物質を、適当な不活性有機溶剤、好ましくは中性双極
性有機溶剤の存在下で実質的に無水条件で周囲温度にて行うことができる。適当
な有機溶剤は、たとえばN、N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセ
トアミド、およびN−メチル−2−ピロリドンである。
必要に応じて、式(1)のチアントレンニ無水物を約2−75モル%までの他の
二無水物、たとえばフタル酸無水物、ピロメリット酸二無水物、ペンゾフエノン
ニ無水物、オキシシフタル酸無水物、硫黄シフタル酸無水物、ヒドロキシンニ無
水物、ビスフェノールA二無水物と配合することもできる。
得られたポリアミド酸は基材に塗布したり、適当な強化用充填材、たとえば炭素
繊維およびガラス繊維と混合したりすることができる。100部のポリアミド酸
当り、約50−500部の繊維を使用することができる。ポリアミド酸はわずか
な減圧下で、窒素雰囲気中、30−100℃の範囲の温度で加熱し、その後約1
00℃−400℃の範囲にプログラムした温度で加熱することによってイミド化
することができる。
当業者が本発明をより良〈実施できるように、以下実施例を例示するが、本発明
はこれらによって限定されるものではない。すべての部は重量基準である。
実施例1
6.006g (77ミリモル)の無水硫化ナトリウム、17.57g (76
,39ミリモル)のN−メチル−4゜5−ジクロロフタルイミドおよび300
mlの乾燥N、N−ジンチルアセトアミドの混合物を、かきまぜながら160℃
で2時間にわたって加熱した。反応混合物から鮮黄色の固形分が分離した。混合
物を室温まで冷却した後、)濾過を行って粗固形分を回収した。固形分をエーテ
ルで洗浄し、真空炉中で一晩乾燥した。淡黄色の固形分の重量は12gであり、
すなわち収率は82.2%であった。この固形分の融点は392.7℃であった
。製造方法から、固形分はN、N’−ジメチルチアントレン−2,3,6,7−
テトラカルボン酸ビスイミドであった。化合物が上記物質であることは、電場脱
離質量分析法によって、この物質の分子イオンに対応するm/c3g2に1つの
信号が示されたことからさらに確認された。
31g(81ミリモル)の上記のチアントレンビスイミド、32. 3g (4
86ミ!Jモル) 0)KOHへtzッ) (85%)、および200 mlの
水の混合物を、かきまぜながら加熱還流した。水とメチルアミンを混合物から継
続的に蒸留し、新たな水を補充した。対応するテトラ酸を16時間にわたって真
空炉で乾燥した後、14.42g、すなわち収率50%のチアントレンニ無水物
が得られた。得られた固形分を、痕跡量の酢酸無水物を含有する0−ジクロロベ
ンゼンから再結晶させることによって、二無水物が得られた。得られた二無水物
は融点(DSC)が349℃で、質量スペクトル(高分解能El)はC16H4
06S2の計算値355.9449に対し実測値355.9441を示した。
実施例2
400mg(2,0ミリモル)の4.4′−ジアミノジフェニルエーテル、71
2+ag(2,0ミリモル)のチアントレンニ無水物、および6.Om+の乾燥
DMACの混合物を周囲温度で1時間かきまぜた。次にこれを乾いたガラス板上
に拡散させた。サンプルを窒素を放出しながられずかな減圧下で70.−75℃
で一晩加熱した。次に、得られたアミド酸フィルムを以下のようなプログラムさ
れた加熱によってイミド化した。100℃、1時間;200℃、1時間;300
℃、30分;400℃、15分;450℃、15分。
得られたフィルムは暗褐色で多少脆かった。収量815mg<78.4%;Tg
(TMA)−412℃。製造方法から、生成物は化学的に結合した次式:
の単位から本質的になるポリイミドであった。
4.4′−ジアミノジフェニルエーテルのかわりにメチレンジアニリン(MDA
) 、m−フェニレンジアミン(MPD)、p−フェニレンジアミン(PPD)
、オキシジアニリン(ODA)および等モル量のMPDとPPDの混合物を使用
した以外は、上記の手順を繰返した。各アリールジアミンから得られたポリイミ
ドのTgを以下に示す。
ジアミン Tg
MDA 395
MPD 405
PPD 400
0DA 412
MPD/PPD (1/1) 399
実施例3
実質的に等モル量のp−フェニレンジアミンとチアントレンニ無水物を使用して
、実施例2の方法に従ってポリイミドを製造した。ポリイミドのフィルムをスト
リップに切断し、ガラスびん中で秤量した。ポリイミドストリップの重量は0.
3−0.5gの範囲であった。
いくつかの市販のポリイミド、たとえばカプトン(Kapt[F]
on )ポリイミドおよびユビレックス(UpilexO)ポリイミドも同じ手
順にしたがって評価した。びんを371部5℃に保った高温ブロック中に置いた
。サンプルの重量を150時間にわたって定期的に秤量した。「熱酸化安定度」
を示す371℃で100時間および150時間におけるサンプルの恒温型ffi
1℃失を以下に示す。
ポリイミド Tg 100時間 150時間カプトン 399 15.3 23
ユビレツクス 283 5 1B
NR−150−3673,96,1
アルテム 215 3.8 4.9
チアントレン 400 2.2 2.8上記の結果から、チアントレンポリイミ
ドが、ピロメリット酸二無水物から製造したカプトン■ポリイミド、ビフエニレ
ンニ無水物から製造したユビレックス■、ビスフェノールA二無水物から製造し
たNR−150およびアルテム (Ultem)Oポリエーテルイミドより酸化
に対して安定であることがわかる。
実施例4
1gのチアントレンニ無水物、1gの4.4′−ビス(フタル酸無水物)オキシ
ド、0.6526gのバラフェニレンジアミンおよび16dlのN、N−ジメチ
ルアセトアミドからなる溶液を50℃で窒素雰囲気中にて1時間かきまぜた。こ
の溶液からのフィルムを乾いたバイレックス製の板に流延した。板とフィルムを
、約70℃以下の温度で窒素をゆっくり放出しながら真空炉中で約12時間加熱
した。次にフィルムを徐々に100℃で1時間、180℃で1時間、250℃で
20分、300℃で20分、350℃で20分、そして400℃で20分加熱し
た。得られたフィルムは褐色で、TMAで測定したTgが396℃であった。
1.000rのチアントレンニ無水物、1,000gのビスフェノールニ無水物
、0.5298gのフェニレンジアミン、および12sIIのN、N−ジメチル
アセトアミドの溶液を2時間かきまぜ、その間溶液をわずかにあたためた。次に
増粘した混合物をパイレックス製の板に流し、実施例4の手順にしたがって加熱
した。得られたフィルムのTgはTMAで測定’して379℃であった。
実施例6
13+cjlの乾燥N、、N−ジメチルアセトアミドを窒素雰囲気中でかきまぜ
ながら、1,0OOrのチアントレンニ無水物、1,000gの4.4′−ビス
(フタル酸無水物)オキシドおよび0..6526gのp−フェニレンジアミン
の混合物に加えた。次にさらに3IIftのN、N−ジメチルアセトアミドを加
えた。50℃で1時間かきまぜたところ淡黄色の溶液が増粘、した。この溶液か
らのフィルムを乾いたパイレックス製の板に流延した。板とフィルムを、わずか
な減圧下で、ゆっくり窒素を放出しながら、70℃以下の温度で一晩真空炉中で
加熱した。約12時間経過後に以下のような加熱を徐々に行なってイミド化を完
了させた。
100℃で1時間、180℃で1時間、250℃で20分、300℃で20分、
350℃で20分、そして最後に400℃で20分。フィルムの色は褐色であっ
た。TMAでKN定したTgは396℃であった。製造方法からして、得られた
のは化学的に結合したチアントレンビスイミド単位とビスフタル酸イミド単位を
有するポリイミド共重合体であ実施例6の手順に従い、中性双極性溶剤を使用し
て、チアントレンニ無水物と他の芳香族二無水物との混合物を、適当なジアミン
と相互縮合させることにより、さらにポリイミド共重合体を製造した。下記の表
に、パラフェニレンジアミンを、チアントレンニ無水物と他の芳香族二無水物と
の混合物と相互縮合させることによって生成した数種の共重合体のTgを示す。
表中でPAはフタル酸無水物、0DANは4t 4′−オキシフタル酸無水物、
SDAは4゜4′−硫黄ビスフタル酸無水物、HQDAはヒドロキノン二無水物
である。
1+2%PA 399
I10DAN (3/1) 386
110DAN (1/3) 307
1/SDA (1/1) 396
1/HQDA (1/1) 355
実施例8
実施例6の手順にしたがい、12mNの乾燥N、N−ジメチルアセトアミドを、
1,000gのチアントレンニ無水物、1.000gのビフェノールニ無水物、
および0゜5298g−のp−フェニレンジアミンに加えた。混合物をあたため
ながら洗って溶液を形成した。2時間経過後に溶液が増粘した。フィルムをパイ
レックス製の板上に流し、温度勾配を使用して上述したようにしてイミド化を実
施した。TMAで測定したTgは379℃であった。
上記の結果は本発明を実施する上で使用することのできる極めて多くの変数のう
ちのほんのいくつかについてのものであるが、本発明はこれらの実施例の前の説
明にも示したように、はるかに広範な種々のポリイミドおよびそれらの製造方法
に関するものであると理解されたい。
国際調査報告
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ の化学的に結合した単位、 (式中のRおよびR1はC(1−8)アルキル基、C(1−8)アルコキシ基お よびC(6−14)アリール基から選ばれ、R2はC(6−30)の二価の芳香 族有機基であり、そしてaおよびbは0または1に等しい整数である)からなる 優れた酸化安定性を有するポリイミド。 2.R2が▲数式、化学式、表等があります▼である請求項1記載のポリイミド 。 3.R2が▲数式、化学式、表等があります▼である請求項1記載のポリイミド 。 4.実質的に当モル量のアリールジアミンと、チアントレン二無水物と他の二無 水物との混合物とを相互縮合させることによって得られた優れた酸化安定性を有 するポリイミド。 5.他の二無水物がフタル酸無水物である請求項4記載のポリイミド。 6.他の二無水物がピロメリット酸二無水物である請求項4記載のポリイミド。 7.他の二無水物がベンゾフェノン二無水物である請求項4記載のポリイミド。 8.他の二無水物がオキシジフタル酸無水物である請求項4記載のポリイミド。 9.他の二無水物が硫黄ジフタル酸無水物である請求項4記載のポリイミド。 10.他の二無水物がハイドロキノン二無水物である請求項4記載のポリイミド 。 11.他の二無水物がビスフェノールA二無水物である請求項4記載のポリイミ ド。 12.他の二無水物がビフェノール二無水物である請求項4記載のポリイミド。 13.炭素繊維と、次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ の化学的に結合した単位から本質的になるポリイミド(式中のRおよびR1はC (1−8)アルキル基、C(1−8)アルコキシ基およびC(6−14)アリー ル基から選ばれ、R2はC(6−30)の二価の芳香族有機基であり、そしてa およびbは0または1に等しい整数である)とからなる優れた酸化安定性を有す る複合材料。 14.実質的に等モル量の次式: NH2R2NH2 の有機ジアミンと、次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ のチアントレン二無水物、およびチアントレン二無水物と他の二無水物との混合 物よりなる群から選ばれる二無水物(但し、式中のRおよびR1はC(1−8) アルキル基、C(1−8)アルコキシ基およびC(6−14)アリール基から選 ばれ、R2はC(6−30)の二価の芳香族有機基であり、そしてaおよびbは 0または1に等しい整数である)とのポリアミド酸相互縮合反応生成物。 15.(1)実質的に等モルの硫化アルカリ金属および次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のRはC(1−8)アルキル基、C(1−8)アルコキシ基およびC(6 −14)アリール基から選ばれ、R3は一価のC(1−14)炭化水素基、また は硫黄とハロゲンの置換反応の間に不活性な基で置換された一価のC(1−14 )炭化水素基から選ばれ、そしてXはハロゲン基である)のN−オルガノ−4, 5−ジハロフタルイミドとを反応させてビスイミドを生成し、 (2)このビスイミドを塩基水溶液中で加水分解し、そして (3)得られたテトラ酸を脱水することよりなるチアントレン二無水物の製造方 法。
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JPH082905B2 JPH082905B2 (ja) | 1996-01-17 |
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