JPS63118329A - イソイミド含有オリゴマ− - Google Patents

イソイミド含有オリゴマ−

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JPS63118329A
JPS63118329A JP62134752A JP13475287A JPS63118329A JP S63118329 A JPS63118329 A JP S63118329A JP 62134752 A JP62134752 A JP 62134752A JP 13475287 A JP13475287 A JP 13475287A JP S63118329 A JPS63118329 A JP S63118329A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はオリゴマーに係わシ、特に官能基に凸って少
なくとも1個のイソイミド基を有し、これによってオリ
ゴマーを付加重合によ〕キ轟アさせ得る比較的低分子の
オリゴマーに関する。
ポリイミドからなるポリマーは公知であり、たとえば米
国特許A3179634に下記縁シ返し単位を有するも
のが知られている。
ここで、Rは4価芳香族基、R′は2価アリール基であ
る。このような−リマーはフィルム、繊維、その他引張
強度、電気的特性、耐熱耐水性等の良好なものを成形す
るのに有用であることが知られている。
しかし、上記?リイミドボリマーの主な欠点はその製造
方法に基づくものである。一般にこのポリマーは縮合反
応によりてつくられ、この場合ジアミンは酸2無水物と
反応して相応するアミド酸を形成し、ついで加熱によシ
相応するポリイミド酸に変換させるものである。したが
って、この縮合反応は水蒸気の発生をともない、この水
蒸気が成形操作中に生じた場合は成形物に空隙その他の
欠点を生じさせる。
この欠点を改良する方法として、米国特許A38643
09:A3845018 :A3879349 :A3
928450  には付加重合反応を生じさせるアセチ
レン基を末端に有するIリイミドオリプマーによシ上述
の水蒸気発生による成形品中の孔隙発生を実質的に防止
する方法が提案されている。これらの特許釦おいては触
媒の存在下、又蝶不存在下で末端アセチレン基ポリイミ
ドオリ−f″q−を重合させることによシ、熱安定性お
よび構造強度の良好な、かつ孔隙の極めて少ない?リマ
ーが形成できるとしている。
これらの特許に係わるオリゴマーはこの点での可成〕の
改良はなされているが、比較的高い融点のものとなると
ともに一般の2ツカ溶媒に対する溶解性に乏しく、した
がって高温処理が必要な場合、オリゴマーが急激に硬化
してしまい、大きい表面積のラミネートを形成するよう
な場合に適さないなどの問題を有する。
本発明者等はイミド基の少なくとも一部を相応するイソ
イミド基で置換することによシ、上記欠点を回避し得る
ことを見出した。このイソイミド基の存在によってこの
オリゴ0マーの一般的溶媒に対する溶ガニ度が意外にも
促進され、さらにオリゴマーの融点が下がることになる
。したがって、本発明に係わるイソイミドtを有するオ
リゴ0マーはより広範囲の一般的溶媒を用いて、よシ訓
仰された速度でキ瓢アすることができ、これKよシ相応
するイミドオリゴマーから得られるものと同様の特性を
有する硬化したポリマーを形成することができる。
すなわち、本発明の目的は一般的溶媒に対し溶解性が良
く、孔隙のない構造物を得るのに用いられるオリゴ9マ
ーを提供することKある。
さらに、本発明の他の目的は付加重合によシ焦孔隙の構
造物を得ることができ、融点が比較的低く、したがって
制御下で=l+’、アすることのできるオリ;97−を
提供するものである。
すなわち、本発明に係わるオリゴマーは単独又はコモノ
マーとの組合せで付加反応が可能麿少なくとも2個の末
端基を有するとともに少なくとも1個のイソイミド基を
有することを特徴とする。
上述の如く、イソイミド基の存在によシ、イミド基を有
する反応体からつくられるオリゴマーと較べてオリゴマ
ーの融点が下がシ、一般的溶媒に対する溶解度が向上す
る。
本発明に係わるオリゴマーの最も単純な形態はカルビン
酸/ +7無水物と、付加反応可能な官能基を有するモ
ノアミン化合物との反応によってつくられる。すなわち
、このIす酸無水物とアミンとの反応によシ相応するポ
リアミド酸が形成され、これが脱水剤の作用によ〕下記
構造のイソアミド基を少なくとも一個有するオリゴ9マ
ーに変換される。
−N口C− ペンゾフェノンテト2カル?ン酸2蕪水物と3−アミノ
フェニルアセチレンを用いた場合は反応は下記の如く進
行する。
上記反応式から明らかな如く、得られ九オリゴマーはイ
ソイミド又はイミド基が形成し得る双方の位置にイソイ
ミド基が存在する。しかし、これはイソイミド基を形成
し得るすべての位置にイソイミド基が形成されなければ
ならないことを意味するものでなく、相応するイミドオ
リfマーと比較してオリプマーの融点を低下させ、かつ
一般的溶媒に対する溶解性を向上させるのに十分な数の
イソイミド基がオリデマーに存在するようにすればよい
上記オリプマーは米国特許A3845018および43
879349に記載されている方法によシ触媒と存在下
又は不存在下でホモ重合される。一般的溶媒に対する溶
解度の増大および融点の低下によシ、オリデマーの加工
性が有利となシ、従来のイミド基のみを有するオリプマ
ーの場合と比較して、よシ制御された状態でより徐々に
キ息アすることができる。
本発明の他の実施例K>いてはぼり酸無水物との反応に
芳香族?リアミンを使用することができ、これは七ツマ
−との反応前又は同時に反応に供し得る。この実施例に
おいて?リアミンは2又はそれ以上の無水物基を結合す
る役割を果し、その結果得られる構造は末端基として付
加重合し得る官能基で置換された七ノアミンを有するも
のである。
次に、ベンゾフェノンテトラカルがン酸2無水物および
3−7ミノフエニルアセチレン、さらに、1.3−ジー
(3−アミノフェノ中シ)ベンゼンを用いる場合につい
て述べる。この後者の反応は下記の通りとなる。
この生成物は上述の如く、イソイミド又はイミド基が形
成し得る潜在位置のすべてがイソイミドの形態で示され
ている。しかし、実際にはイソイミド基がソミド基とと
もに形成され、オリプマーの構造中に不規則的に分散さ
れている。このオリゴマー中に存在するイソイミド基の
位ははそれほど重要でなく、その数がオリゴマーの融点
を低下させ、かつ一般的溶媒の溶解度を増大せしめるに
十分か否かが重要である。一般には、イソイミド基又は
イミド基が存在し得る位置の少なくとも30%がイソイ
ミド基で占められていれば十分である。
本発明において、好ましくは下記の構造のカル1tン酸
無水物が用いられる。
ことで、Rは炭素数2〜27の4価の有機基である。
これは)I、N−R,−X (R,は炭素原子数1〜2
0の2価の有機基、Xは単独又はコモノマーとともに付
加重合し得る官能基)からなるモノアミンと反応して相
応するポリアミド酸を形成する。この待られたポリアミ
ド酸について脱水され(好ましくは脱水剤を用いて)相
応するイソイミド又はイソイミr/イミド含有オリプマ
ーを形成する。
この得られるオリプマーはシス−異性体(1)又は相応
するトランス異性体01)のいずれであってもよ(1゜ 実際上、このオリゴマーは下記の如きイソイミド基とイ
ミド基を有するオリゴマーの少量とともに、上述の2積
の真性体の混合物である場合が多い。
さらに1反応生成物は相応するジイミドを少量含む場合
もある。
カルがン酸2無水物としてはR基が炭素数6〜18のア
リール基であるものが好ましい。このような基の例とし
ては下記のものがある。
ここで、Yは−6−: −(CI(2)!−(Xは1〜
5の整数) : −0−: −8−ニー80□−: −
(CF2)、−(Xは1〜5の整数);単一結合又は−
C(CF5)2− :又は下記の基; C−N− C−0− 8i ここで、R2およびR5はアリール基(たとえばフェニ
ル、その貨換誘導体)又は炭素原子数1〜5のアルキル
基である。
さらに、Rは下記の構造からなる基でありてもよい。
ここで、Y 、 Y’およびではそれぞれ同じか又は異
なる基であって、前記Yの定義と同一のものから選ばれ
るものである。なお、前記R基の一部として記載された
了り−ル基は1又は2以上のハロr:/原子、低級アル
キル基又はアルコキシ基で菅換してもよい。
このような無水物は公知であ〕、たとえば米国特許A3
261811およびA3345342に記載されている
3.4 、3’、4’−ペンゾフェノンテトラカルゲ/
酸2無水物、 2.3,6.7−ナフタレンチトラカルゲン酸2無水物
、 3 * 3’e 414’−ジフェニルテトラカルゲン
酸2無水物、 1.2,5.6−ナフタレンチトラカルゲン酸2無水物
、 2.2’、3.3’−ジフェニルテトラカルボン酸2無
水物、 2.2−ビス(3,4−ジカル♂中7フエニル)f口・
972無水物、 ビス(3,4−シカル&−9’ジフェニル)スルホン2
炸水物、 3.4,9.10− dリレンテトラカルボン酸2無水
物、ビス(3,4−ジカルゲ中ジフェニル)エーテル2
缶水物、 2.6−ジクロロナフタレン−1,4,5,8−テトラ
カルボン酸2無水物、 フェナントレン−1,8,9,10−テトラカルボン酸
2無水物、 1.1−ビス(2,3−ジカルデキシフェニル)エタン
2熱水物、 2.2−ビス(3,4−ジカルゴキシフェニ/L/)へ
キサフルオロイソプロピリデン21#i水物、2.2−
ビス(4−(3,4−ジカルボキシフェノキシ)フェニ
ル〕へキサフルオロプロパン2無水物。
そのほか、ヘテロ環たとえば、S−へテロ環、0−へテ
ロ環、N−ヘテロ環又はこれらの組合せを有する2無水
物を使用することもできる。たとえば、ピラジン−2,
3,5,6−チトラカA/ N 7酸2蕪水物又はチオ
フェン−2,3,4,5−テトラカルボン酸2無水物を
使用することもできる。2無水物と反応せしめるモノア
ミンとしては付加重合反応し得る官能基で竹換されたモ
ノアミンを使用することができる。このような官能基は
公知であシ。
一般に炭素対炭素不飽和、通常エチレン系不飽和、又は
アセチレン系不飽和を有するものが用いられる。その他
、たとえばシアン基で、テレフタロニトリル−N、ソー
ジオキシド等と反応して共重合されるもの(米国特許A
 3864309 )も使用し得る。
このモノアミンとしては H2N−R4−X (R,は
炭素原子数1〜20の2何重機基、Xは官能基)からな
るものが好ましい。ここでXは−CミCHニーCH−C
H2ニーCN又は下記の基である。
−o−c−c−cH。
ここでR4は炭素原子数1〜20の2価の有機基、好ま
しくはC4〜C5のアルキレン基又はC6〜03Gのア
リーレン基である。たとえばR4はメチレン、ジメチレ
ン、トリメチレン、フェニレン、ナフチレンである。さ
らにR4は下記の基である。
ここでYはRの定義との関連で記憶したものと同じであ
る。このアミンの適当な例はアリルアミン、テロノ譬ル
ギルアミン、3−7ミノフエニルアセチレン、3−(3
−アミノフェノキシ)フェニルアセチレン、3−アミノ
スチレン、3−アミノ−4−ブロモスチレン、3−アミ
ノベンゾニトリル、4−アミノフェニルアクリレート、
3−アミノペンノルメタクリレート、4−アミノベンジ
ルメタクリレート等である。
上述の2無水物とモノアミンとの反応において、米国特
許A 3345342に記載されているイソイミドの製
造と同様の従来の反応を適用することができる。一般に
、本発明においては2無水物1モル当勺モノアミンを少
なくとも1モル用いる。好ましくは2無水物1モル当シ
、モノアミンを1.2〜2.5モルの割合で用いる。な
お、モノアミンの雷をこれよシ多く用いても差支えない
。この反応は好ましくは溶碌、たとえば脂肪族エーテル
、その他、不活性又は反応性溶好の存在下でおこなう。
反応のための温度は微妙でないが、ある8度、使用され
る2無水物およびアミンの性質に依存する。一般に1(
10)℃以下の反応温度において最良の結果が得られる
。温度がよシ高けれはアミド酸を環状化させ、相応する
イミドを形成させる。
反応終了後、生成物はポリアミド酸の形態をなし、脱水
剤の使用によシ相応するイソイミドへ変換される。この
脱水剤およびイソアきド形成のための使用については公
知であシ、たとえば米国特許A3261811に記載さ
れている。本発明で用いられる脱水剤の好ましいものは
トリフルオロ酢酸無水物である。その他、N、N −2
置換力ルゴジイミド、たとえばN、N−ノシクロヘキシ
ルカ/&/ケシイミドでN、N−ジメチルセトアミドお
よびケトンに溶解させたものも使用し得る。この脱水反
応は比較的低温、一般に60℃以下でおこなわれる。
上述の如く、本発明の他の態様として、好オしくはモノ
アミンとの反応前に2無水物と反応させる芳香族?ジア
ミノを使用することである。このIジアミノ、好ましく
はジアミンは2無水物の2モル以上を連結させ、モノア
ミンとの反応可能な末端無水物基を残す役割を果す。一
般に2無水物1モル当シ−ジアミノを少なくとも1モル
以上用い、2無水物−モル当シモノアミンを少なくとも
1モル用いる。
ジアミンは好ましくは下記一般式を有するものである。
H2N −R5−NH2 ここでR5は2WJの芳香族基で、好ましくは6〜30
の炭素原子を有するものである。好ましい例トシてはア
リーレン、アリーレンエーテル、アリーレンチオエーテ
ル基である。この基の代表例としてはフェニレン基、ナ
フタレン基、又は下記構造式のものである。
ここで、Yは−C−ニー(CH,)ニー(Xは1〜5の
整数) : −0−: −s−ニー802−: −(C
F2)ニー (こζでXは前記同s ) : −C(C
F、)2− :又は下記の基である。
C−0− S1− ここで、R6およびRアはアリール基(たとえばフェニ
ル基又はその置換誘導体)又は炭素原子数1〜5のアル
キル基である。
さらに、R5は下肥の構造からなる基であってもよい。
ここで、Y 、 Y’およびY“はそれぞれ同じか又は
異なる基であって、前記Yの定義と同一のものから選ば
れるものである。なお、前記R5基の一部として記載さ
れたアリール基は1又は2以上のへログー原子、低級ア
ルキル基又はアルコキシ基で置換してもよい。
このようなジアミンは公知であシ、たとえば米国特許A
 3261811 : A 3345342に記載され
ている。
このアミンの具体例は下記の通シである。
メタ−フェニレンジアミン。
2.2−ビス(4−アミノフェニル)プロ/4ン。
4.4′−ジアミノジフェニルメタン。
4.4′−ジアミノジフェニルスルフィド。
4.4′−ジアミノジフェニルスルホン。
3.3′−ジアミノジフェニルスルホン。
2.6−ジアミツビリジン。
ビス−(4−アミノフェニル)ジエチルシラン。
ビス−(3−アミノフェニル)エチルホスフィンオキシ
P。
1.3−ジ(3−アミノフェノ中シ)ベンゼン。
2.2−ジ(3−アミノフェニル)へキサフルオロプロ
パン。
2.2−N(4−アミノフェニル)へキサフルオロプロ
パン。
このジアミンは上記酸無水物と反応して相応するポリア
ミド酸でモノアミンとの反応に供せられる遊離酸無水物
基を有するものを形成する。一般に、カルがン醗無水物
(又は無水カルーン酸)はできるだけ高純度のもの、特
に相応するカルボン酸を有しないものが好ましい。すな
わち、カルゴン酸不純物が2無水物中に存在すると、イ
ソイミド基を相応するイミド基に変換させる触媒作用を
有するアミン塩基の形成をうながすと思われる02無水
物とジアミンとの反応が終了後、モノアミンを導入して
遊離の酸無水物基と反応させモノアミンで末端がブロッ
クされたオリゴマーを形成させることが好ましい。この
反応生成物はついで脱水され、?リアミド酸は相応する
インイミドに変換される。
この全体の反応は以下の如く説明される。
H2N−R,−X H20 この反応式から明らかなように、2無水物は最初にジア
ミンと反応して相応するIリアミl’fft−形成する
が、この場合1反応物の割合に応じて反応に参加するジ
アミンのモル数が定まる。この反応式の場合、nは0又
は1〜15又は反応体の割合によシそれ以上となゐ、オ
リゴマーの重合度を示す変数として一般にDPが用いら
れている。nが0のとき、2無水物の各2モル当シジア
ミンが1モル含まれ、したがりて重合度は1となる。n
が1のとき、2無水物の各3モル当シに存在するジアミ
ンは2モルとなシ重合度は2である。
当然のことながら、7f合度は主として反体の割合によ
って制御し得る。しかし、常に反応は混合物を形成する
傾向を示す、たとえばDP=1(n=O)のタイプのオ
リシマーの製造iC際し、 DP=1のための反応に必
要な理想的割合として、2無水物2モル、モノアミン2
−Tニルに対し、ジアミン1モルの反応を必要とする。
このような割合が用いられたとき、DP=1の製品が主
として;漫られる。
しかし、この場合1割合としては少ないが、 DP=2
.3.4のオリゴマーと、2無水物1モル対モノアミン
2モルの反応によりて形成される少量のオリゴマー(し
たがりてジアミンを全く含まないもの)も同時に含まれ
ることになる。
一般に、DP=1のオリゴマーを形成したい場合。
ジアミン0.5〜1.5モル、2g@水物1.5〜2.
5モル、モノアミン1.5〜2.5モルが用いられる。
又。
DP−2のオリゴマーが必要な場合はジアミン1.5〜
2.5モル、2無水物2.5〜3.5モル、モノアミン
1.5〜2.5 %ルが用いられる。同様にDP=3が
必要な場合はジアミン2.5〜3.5モル、2無水物3
.5〜4.5そル、モノアミン1.5〜2.5モルが用
いられる。
上述の構造はイソイミド基又はイミド基が配置し得るす
べての位置にイソイミド基を配した理想的な場合を示し
たものにすぎず、実際にはこのような理想的反応は不可
能でないKしても困難である。し九がりて、実際にはイ
ソイミド基とともにイミド基も形成され、シス異性体お
よびトランス異性体の双方、又はこれらの混合物も形成
される傾向がある。イソイミド基が配置される位置につ
いては特に重要でなく、その数が得られるオリゴマーの
融点を十分に下げ、又一般的ラッカー溶媒。
九とえはジアルキルケトン、テトラヒト四フラン等に対
する溶解度が十分に向上し得る程度に存在するか否かが
重要である。このような目的を達成し得るイソイきド基
の割合はオリfマー製造に用いられる反応体の性質によ
りても変るが少なくとも30%以上イソイミド基が存在
する場合に上述の融点低下、溶解度向上を達成し得るこ
とが見出された。
本発明において好°ましいオリゴマーは3.4−3’、
4’−ペンシフ、ノンテトラカルボン酸2無水物の如き
酸2無水物、アミン末端アリールポリエーテルおよびア
ミノフェニルアセチレンモノアミンからつくられるもの
である。
本発明の他の態様として重合可能な官能基を含むエンド
キャッピング基で無水基を有する反応体を使用すること
ができ、かつそれが好ましい場合もある。この態様にお
いて、酸2無水物で下記構造を有するものと。
ジアミンでH,N−R5−NH2 の構造を有するものとを反応せしめ、アミン末端アミド
酸を形成し、ついで下記構造の酸無水物と反応させる。
ここで、R2は3価の有8%愚、好ましくはアリール基
又はアルケニレン基、Xは上述の如く付加重合可能な官
能基である。
この得られた生成物は脱水反応に供せられアミド酸の少
なくとも一部をイソイミド基に変換させる。この概念は
下記の反応式によりて説明することができる。
   O H20 この反応式において1mは重合度を示し、m−1はDP
=1を意味する。この反応式においても得られる生成物
が、イミド又はイソイミド基が配置し得るすべての位置
にイソイミド基を配した理想的形態で示されている。し
かし、実際にはそのいくつかのものはイミド基である。
官能性無水物として下記の如きモノ−無水物を使用する
ことができる。
4−エチニル−フタル酸無水物 4−ビニル−フタル酸無水9勿 4−シアノ−フタル酸無水物 マレイン酸無水物 ビシクロ(2,2,1)ヘプト−2−エン−5,6−ジ
カルがン酸無水物 マレイン酸無水物の使用によシ下記の如き理想化された
構造のオリゴマーを得ることができる。
他方、下記構造のビシクロヘプテン無水物。
O (ここでR8,R,、R1゜はそれぞれ!(又は低級ア
ルキル基) の使用は下記の理想構造のものを生成させる。
本発明のオリゴマーは米国特許A3864309:43
845018:A3879349:A3928450 
K記載されている方法と同様にして用いられ、高強度。
良温度特性および低孔l!!率の硬化樹脂を得ることが
できる。本発明に係わるオリゴマー中に存在するイソイ
ミド基は硬化時に高温にさらされたとき相応するイミド
に変換されるものと思われる。し九がりて1本発明によ
りて得られる硬化樹脂の物性が前述の米国特許のものと
実質的に同一のものとなるものと思われる。
実施例1 この実施例はモノアミンとv12無水物との反応によシ
、ビス−イソイミドを形成する場合忙ついて説明するも
のである。
テトラヒドロフラン25 Otnl中に溶解させたペン
ゾフェノンテトラカルゲンeR2無水物(15,0,9
:0.0466モル)を60〜65℃で1時間に亘シ3
−アミノフェニルアセチレン(10,9,9゜0.09
32モル)と反応させた。この溶液を冷却し。
温度を10〜18℃に保持し麿からトリフルオロ酢酸無
水物(eo&)で処理した。この反応混合物を20〜2
5℃にて18時間保持し、ビス−イソイミドをヘキサン
中に析出させることにより回収し、ついで真空中で乾燥
させ虎、このビス−イソイミドはほとんど(約90%)
がイソイミドであシ、残部はイミドであることが赤外線
スイクトルによって確認された。収量は17gで融点は
115〜120℃であった。
実施例2 この実施例は重合度1のアセチレン末端イソイミドオリ
ゴマーを製造する例を示すものである。
マントルヒータ、孔付き攪拌機、還流冷却器。
温度計および追加P斗を装着した3ツロ丸底1リツトル
フラスコを用意したa還流冷却器の頂部には大気中の湿
気から保護するため乾燥チューブを装着した。
このフラスコにベンゾフェノンテトラカルMノ酸2無水
物(30g、0.0932モル)と乾燥テトラヒドロフ
ラン(3(10)mj)を仕込んだ。このΔ液を静かな
還流下で加熱し、乾燥テトラヒドロフラン(125ゴ)
中に溶解し九1.3−ジ(3−アミノフェノキシ)ベン
ゼン(13,9,9,0,0476モル)の溶液を30
〜40分間に亘シ滴下した。
ついで反応混合物をさらに30分間攪拌し、ついで1g
E燥テトラヒドロフラン(30ゴ)中にRUEした3−
アミノフェニルアセチレン(10,9,9゜o、o9:
に2モル)の溶液を加えた。
添加後、溶液を静かな還流下でさらに30分間加熱し、
ついで常温に冷却し、アイスパスによシ常温に保持しな
がら無水トリフルオロ酢酸(110g)を滴下した。こ
の反応混合物を室温で約18時間保持した。ついで、ヘ
キサン23(10)1j中に反応混合物を注入すること
Kよジオリプマーを析出させ、ついで、このオリゴマー
を新しいヘキサンで洗浄した。
この生成物を数時間をかけて85℃でロータリフィルム
蒸発器中にて乾燥した。その結果得られたオリゴマーは
明るい黄色の本ので52gであっな、このオリゴマーは
1805m−’で赤外イソイミド吸収を示し、極めて僅
かなイミドjl (178cy++−’ )を示した。
このものの融点Fi150〜155℃であつ九。
実施例3 この実施例は重合度3のオリゴマーの製造例を示すもの
である。
ジオキサン(7(10)ff14)中に溶解させたベン
ゾフェノンテトラカルメン酸2無水物(71,4g。
0.2217モル)に温度70℃で、ジオキサン(4(
10)1117)K溶解した1、3−ジ(3−アミノフ
ェノキシ)ベンゼン(48,5J 、 0.1661モ
ル)溶液を一時間に亘シ滴下し念。この溶液を30分間
攪拌したのち、3−アミノフェニルアセチレン(13,
0,9,0,111モル)を−度に加えた。
65〜70℃で2時間攪拌したのち、無水トリフルオロ
酸e(275,!ii+)を15分間に亘シ添加し次。
この混合物をさらに一時間加熱したのち冷却し。
ヘキサン中にて析出によシ黄色のオリゴ9マー(135
,9)を分離した。
実施例4 この実施例は重合度lOのオリゴマーの製造例を示すも
のである。
マントルヒータ、孔付き攪拌機、還流冷却器。
温度計および追加P斗を!!置し九3ツロ丸底lリット
ルフラスコを用意した。この還流冷却器の開口部に乾燥
剤充填チューブを取付は九、このフラスコにベンゾフェ
ノンテトラカルメン酸2無水物(28,1,9、0,0
873モル)および乾燥テトラヒドロフラン(3(10
)a7りを添加した。この混合物を還流点以下直下まで
加熱し、乾燥テトラヒドロフラン(250+j)中に溶
解した1、3−ジ(3−アミノフェノキシ)ベンゼン(
23,2,9、0,0795モル)溶液を1時間に亘り
て滴下した。ついで。
乾燥テトラヒドロフラン(1017)中に溶解させ九3
−アミノフェニルアセチレン(1,86g。
0.01585モル)溶液を添加した。そののち、この
溶液をさらに1時間還流下で加熱した。ついで。
10℃に冷却したのち、無水トリフルオロ酢酸(120
,9)を攪拌下で滴下した。
との反応混合物を約18時間室温で保持した。
不溶性のタフィ−状の生成物を乾燥テトラヒドロフラン
125dを用いて溶解させ、これをヘキサン11中に注
入し、析出したオリゴマーを得た。
この反応混合物の残シをヘキサン1!中に注ぎ。
析出した生成物をろ過し、ヘキサンを用いて洗浄し、真
空下、80℃でロータリーフィルム蒸発器中で乾燥した
。その結果49fIの製品を得た。
ジメチルホルムアミド溶液から注入成型され。
7(10)7.1時間でキュアされたフィルムは引張シ
強度が室温で14(10)0 pal 、伸び率が3%
であった。
実施例5 この実施例はDP=lの他のオリゴマーの製造例を示す
ものである。
テトラヒドロフラン(!5(10)Rt)に溶解させた
ベンゾフェノンテトラカルメン酸2無水物(48,3,
9,0,150モル)溶液に60〜65℃でテトラヒド
ロフラン(2(10)11)に溶解させた4、4′−オ
キシジアニリン(15,0g、 0.075モル)溶液
を35分に亘って滴下した。そののち1反応混合物を還
流下でさらに30分間加熱し、テトラヒドロフラン(1
(10)s+l)中の3−アミノフェニルアセチレン(
17,6g、0.1630モル)!液を還流下にて30
分間加熱し次のち、5〜10℃に冷却した。ついでトリ
無水フルオロ酢酸(2(10)g)を添加し、混合物を
16〜18時間3!L拌した。ついでヘキサン中にて、
析出により黄色製品(601を分離した。
赤外線スペクトルによジイソイミドビーク1805備−
1と少量のイミド(1780謂−1)が認められた。こ
れはアセトン、テトラヒドロフランおよび他の多くの溶
媒に可溶であった。その融点は160〜165℃でその
融点以上で容易にキュアすることができ、 Tgは4(
10)℃以上であった。
実施例に の実施例はDPPI3無水マレイン酸キャップドオリゴ
マーの製造例を示すものである。
テトラヒドロフラン(3(10)mj)中に溶解させf
cl、3−ジ(3−アミノフェノキシ)ベンゼン(40
,O,li’、0.1342モル)溶液中に、60〜6
5℃でテトラヒドロフラン(52sR1)中に#解させ
たベンゾフェノンテトラカルメン酸2無水物(21,6
,9,0,06711モル)の温かい溶液を45分間に
亘シ滴下した。ついで、この溶液をさらに、45分間加
熱したのち、テトラヒドロフラン(1(10)mJ)中
に溶解させた無水マレイン酸(13,2,9、0,13
42モル)溶成を加え、この溶液を45分以上加熱した
のち、10℃に冷却し。
ついで無水トリフルオq酢酸(2(10),’9)を滴
下した・ついで、20〜25℃で18時間攪拌したのち
、生成物(57,9)をへキサン中に析出させることに
よシ分離し、ついで真空乾燥をおこなりた。このオリコ
0マーは多くの溶媒(アセトン、テトラヒドロフラン、
グリ;−ルエーテル)に対し可成シの可溶性を示し、そ
の融点は155〜160℃であった。
実施例1〜6で選合された各オリゴ9マーをイミド型の
相応するオリゴマーと比較した。その結果。
それぞれの場合において1本発明のイソイミドオリゴマ
ーはケトン、アルコール、アミド、グリコールエーテル
、シクロ脂肪族エーテル(すべて−般的なラッカー溶媒
)に可溶でありたが、相応するイミドオリゴマーはこれ
らの溶媒に不溶であシ。
N−メチルピロリジノンおよびN、N−ジメチルホルム
アミドに対してのみ可溶性を示した。
さらに、同様に各オリゴマーの融点、又はあるものKつ
いてはダル時間を比較した。これらの比較の結果は下記
の通シである。
表  1 各側において1本発明のイソイミド屋のオリゴマーは相
応するイミド型のものよシ融点が可成シ低いものであっ
た。
実施例7 この実施例はDP−1のシアノ基末端イソイミドの製造
例を示すものである。
実施例2と同様にして、 3.3’、4.4’−ジフェ
ニルテトラカルボン酸2無水物1モルをビス(4−アミ
ノフェニル)ジメチルシラン1/2モルと反応させ、つ
いで生成物を3−アミノベンゾニトリル1モルと反応さ
せた。
この生成物を脱水し、イソイミド赤外線吸収について分
析した。このイソイミドオリゴマーはテレフタロニトリ
ル−N、M−ジオキシドと共重合し。
米国特許43864309に開示されているコ、/ I
Jママ−形成できた。
実力例8 この実施例は無水ピロメリチン酸と3−アミノフェニル
メタクリレートからつくられるビスイミドの製造例を示
すものである。
実力例1と同様にして無水ビロメリテン酸1モルを3−
アミノフェニルメタクリル酸2モルと反応させた0反応
完了後1反応混合物を冷却し、ついで脱水剤としてケト
ンを用いて脱水した。
赤外線吸収忙よジイソイミド基の存在が証明された。
実施例9 この実施例はアリルアミンと2.3.6.7−ナフタレ
ンチトラカルゲン酸2無水物からビス−イソイミドを調
造する例を示すものである。
実施例1と同様にして上記反応体を還流させ相応するポ
リアミド隈を形成せしめ、ついで反応生成物を無水トリ
フルオル酢酸で脱水し次。
このものの赤外線吸収によジイソイミド基の存在が確認
された。
実施例10 この実施例は重合度lOのアセチレン末端イソイミド(
実施例4)からフィルムを製造する場合について説明す
るものである。
メチルエチルケトン、 N、N−ジメチルホルムアミド
、N、N−ツメチルアセトアミド又はN−メチルピロリ
ジノンの如き溶媒中に溶屏し次オリプマ−C20M量%
固相分)溶液をガラス板上にドクタブレードを用いて注
型し、厚さ1〜2ミルフイルム(ウラ工時)を形成した
。このフィルムを形成させたガラス板を150?で1時
間予備焼結し、ついで、4(10)?で15分間、5(
10)?で15分間、6(10)?で15分間、最後に
7(10)7で1時間、空気循環オープン中にて段階的
にキュアした。
このよう忙してつくられたフィルムは引張シ強度が14
(10)0 psi 、伸び藁が3%であっ九。覧を用
いてTgを測定し次ところ230℃であった。
実施例11 との実施例は標準真空バッグ法によυグラファイト繊維
体を製造する例を示すものである。
重合度1のアセチレン末端イソイミド(実施例2による
もの)をメチルエチルケトン/N−メチルピロリジノン
(95:5重f&%)中に溶解させ同相分25重量5の
ものを得た。このラッカーを。
5X6(イン?)アルミニウム器具上に巻回した一方向
性)ITS −2繊維上に塗布した。このプレグレグを
空気乾燥し、メチルエチルケトンを蒸発させた。これを
繰シ返し、濡れ樹脂量が約40〜45%になるまでおこ
なった。
この乾燥したプレプレグを以下の配向性を以りて8層構
造体をつくった。すなわち、 O’、90’。
90’、 O’ 、 O’ 、 90’、 90°、(
10).粘性をさらに必要とする場合はプレグレグに、
N−/lナルビtj IJジノンでミストコーテングし
念、この構造体を真空オープン中に配置させた。このと
き、プレグレグ外表面に空気編入2層、TX10401
層を施した。セして125?で4時間乾燥させ念、この
プレプレグをオープンから取シ出し、上述の如くリパッ
グし、オートクレーブ中に配置した。最初の圧力を30
 palおよび水銀25インチに温度を3757に30
分で上昇させた。ついで、圧力を150 pai 、水
銀30インチに上昇させ2時間保持した。この部品を空
気中および真空下で1507に冷却した。ついで、オー
トクレーブを通気させ、その部品を除去し、この形成さ
れた部品を標準空気循環オープン中でポストキュアした
その結果高密度の気孔隙租層体が得られた。
実施例12 この実施例は無水ビロメリテン酸およびプロ/デルギル
アミンからビスイソイミドを製造する例を示すものであ
る。
実施例1と同様にして、テトラヒドロフラン中に溶解さ
せた無水ビロメリチン酸をグロパルギルアミン2モルと
反応させた。この反応混合物を冷却し、ついで脱水剤で
温度約20℃下で処理した。
この生成物は主として下記構造式のビス−イソイミドで
あることが確認された。
およびその構造異性体。
実施例13 この実施例は3 、3’、 4 、4’−ジフェニルテ
トラカルがン酸2無水物と3−アミノベンゾニトリルと
の反応によシつくられるビス−イソイミドの脂造例を示
すものである。
実施例1と同様にして、酸2無水物1そルを3−アミノ
−ベンゾニトリル2モルと反応させた。
反り後、脱水したのち、これからシス−およびトランス
異性体の混合物の形態のビス−イソイミドを分離し′f
i−0このトランス異性体は下記構造式のものであった
実施例14 この実施例はビス(3,4−ジカル〆キシルフェニル)
スルホン2無水物と3−(3−アミノフェノキシ)フェ
ニルアセチレンとの反応からビス−イソイミドを製造す
る例を示すものである。実施例1と同様にして、酸2無
水物1モルをモノアミン2モルと反応させた。反応終了
後、化成物を無水トリフルオロ酢酸で脱水し、イソイミ
ドのシス−およびトランス−異性体の混合物を形成させ
た。
このシス−異性体の構造式は下記の通シであった・実施
例15 この実施例はDP=1のビス−イソイミドの製造例を説
明するためのものである。
実施例2と同様にして、2.2−ビス(3,4−ジカル
?キシフェニル)プロ1472無水物2モルを1.3−
ジ(3−アミノフェノキシ)ベンゼン1モルと反応させ
、ついで反応生成物を3−アミノ−ベンゾニトリルと反
応させた。?リアミド酸形成後、この反応生成物を無水
トリフルオロ酢酸で脱水し、イソイミド含有オリゴマー
を形成させた。
実施例1に の実施例はDP=1のオリゴマーの製造例を示すもので
ある。
実施例2と同様にして、無水ピpメリチン酸2モルをオ
キシジアニリン1モルと反応させ、ついで、3−アミノ
フェニルアセチレン2モルを加工た。この反応混合物を
ついで冷却し、無水トリフルオロ酢酸で脱水し相応する
イソイミド含有オリゴマーを得た。このもののイソイミ
ド基のイミド基に対する収率は酸無水物の純度を高め、
すべてのカルメン醗含有不純物を除去することによって
向上することが確認された。
実施例17 この実施例はDP=1のイソイミド含有オリゴマーの製
造例を示すものである。
実施例2と同様にして、 2.2− (3,4−ジカル
♂キシフェニル)へキサフルオロイソゾロピリジン2無
水物2モルを、2.6−ジアミツビリジン1モルと反応
させ、生成物をついで3−(3−アミノフェノキシ)フ
ェニルアセチレンと反応させた。
この反応生成物を冷却し、脱水して相応するイソイミド
含有オリゴマーを得た。
実施例18 この実施例はDP−1のイソイミド含有オリコ0マーで
実施例1と同様のものであるがイミド含量が極めて少な
いものの製造例を示すものである。
孔付き攪拌機、温度計および落下P斗を装着した1!3
ツロ丸底フラスコ内にカルボン酸痛含有ペンゾフェノン
ーテトラカルゲン酸2無水物(45g、0.1398モ
ル)と乾燥テトラヒドロフラン(4(10)11)を充
填し九。このスラリーに27℃で1.3−ジ(3−アミ
ノフェノキシ)ベンゼン乾燥テトラヒドロフラン(2(
10)1j)中に溶解させた( 20.40.li+、
0.06988 モル)溶液を攪拌しながら滴下した。
この添加直後において、すべての固体は溶解した0次に
この薄アンバー色の透明な溶液中に、3−アミノツユニ
ルアセチレン(16,31、0,1398モル)を乾燥
テトラヒドロフラン(ioonりに溶解させ次溶液を添
加した。
この溶液を室温で16時間静置したのち、−10℃に冷
却した。ついで温度0℃以下に保ちながら無水トリフル
オロ酢酸(68,5g、 0.326モル)を十分に要
して滴下した。この添加後、溶液を105分間靜置1次
のち、ヘキサンC41’)中にこの溶液を注入してオリ
ゴ0マーを析出させ次。このオリゴマーをろ過し、新し
いヘキサンで洗浄し。
真空下での乾燥を最初に室温で、最後に90℃に温度上
昇させておこなった。
その結果得られたオリゴマー(72g)は赤外線スペク
トルから1805crlK のピークの存在によシ、殆
んどがイソイミドであり、イミドを示す1780cIn
 のピークは現れなかった。
出願人代理人  弁理士 鈴 江 武 彦手続補正書(
方式) 昭和62年11月24日 特許庁長官 小 川 邦 夫 殿 2、発明の名称 イソイミド含有オリゴマー 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 名称  ヒユーズ・エアクラフト会カンパニー4、代理
人 住所 東京都千代田区霞が関3丁目7番2号 UBEビ
ル昭和62年lO月27日 6、補正の対象 明細書

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、Rは炭素原子数2〜27の4価の有機基、R
    _1は炭素原子数1〜20の2価の有機基、R_5は炭
    素原子数6〜30の2価の有機基、nは0〜15の整数
    、Xは付加重合可能な官能基であって下記のものから選
    ばれる基: −C≡CH; −HC=CH_2; ▲数式、化学式、表等があります▼(ただし、R_4は
    H又は−GH_3);および−CN) からなるオリゴマー。
  2. (2)R_1が炭素原子数1〜5のアルキレン又は炭素
    原子数6〜30のアリーレン基である特許請求の範囲第
    1項記載のオリゴマー。
  3. (3)Rが炭素原子数6〜18の4価アリール基である
    特許請求の範囲第1項記載のオリゴマー。
  4. (4)Rが ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 [ここで、Yは▲数式、化学式、表等があります▼、−
    (CH_2)_X−、−O−、−S−−SO_2−、−
    C(CF_3)_2−、−(CF_2)_X−(なおX
    は1〜5の整数)、▲数式、化学式、表等があります▼
    、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式
    、表等があります▼(ここで、R_2およびR_3はア
    リール基又はアルキル基) から選ばれるものである特許請求の範囲第3項記載のオ
    リゴマー。
  5. (5)(a)下記無水カルボン酸、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (Rは炭素原子数2〜27の4価の有機基)と、下記ジ
    アミン、 H_2N−R_5−NH_2 (R_5は炭素原子数6〜30の2価の有機基)とを反
    応させ、 (b)上記(a)工程で得られた生成物を下記構造の官
    能性アミン、 H_2N−R_1−X (R_1は炭素原子数1〜20の2価の有機基、Xは付
    加重可能な官能基であって下記のものから選ばれる基: −C≡CH; −HC=CH_2; ▲数式、化学式、表等があります▼(ただし、R_4は
    H又は−CH_3);および−CN) と反応させ、 (c)上記(b)工程で得られた生成物を脱水させて、
    イソイミド含有オリゴマーを形成させることにより得ら
    れることを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R、R_1、X、R_5は前記同様、nは0〜
    15の整数) からなるオリゴマーの製造方法。
  6. (6)官能性アミンが3−アミノフェニルアセセレンで
    ある特許請求の範囲第5項記載のオリゴマーの製造方法
  7. (7)無水カルボン酸がベンゾフェノンテトラカルボン
    酸2無水物である特許請求の範囲第5項記載のオリゴマ
    ーの製造方法。
  8. (8)ジアミンが ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔ここで、Yは▲数式、化学式、表等があります▼、−
    (CH_2)_X−、−O−、−S−、−SO_2−、
    −C(CF_3)_2−、−(CF_2)_X−(なお
    Xは1〜5の整数)、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    (ここで、R_2およびR_3はアリール基又はアルキ
    ル基)〕 から選ばれるものである特許請求の範囲第5項記載のオ
    リゴマーの製造方法。
  9. (9)ジアミンが1,3−ジ(3−アミノフェノキシ)
    ベンゼンである特許請求の範囲第8項記載のオリゴマー
    の製造方法。
  10. (10)ジアミンが4,4′−オキシジアニンである特
    許請求の範囲第8項記載のオリゴマーの製造方法。
  11. (11)脱水工程を脱水剤を用いておこなう特許請求の
    範囲第5項記載のオリゴマーの製造方法。
  12. (12)脱水工程を生成物に60℃以下でトリフルオロ
    無水酢酸又はN,N−ジシクロヘキシルカルボジイミド
    と反応させておこなう特許請求の範囲第11項記載のオ
    リゴマーの製造方法。
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