JPH01500915A - 自動車のドアロック用駆動装置 - Google Patents

自動車のドアロック用駆動装置

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JPH01500915A JP62505338A JP50533887A JPH01500915A JP H01500915 A JPH01500915 A JP H01500915A JP 62505338 A JP62505338 A JP 62505338A JP 50533887 A JP50533887 A JP 50533887A JP H01500915 A JPH01500915 A JP H01500915A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 自動車のドアロック用調整装置 本発明は請求項1の前段部分に記載の調整装置に関するものである。
これらの特徴からなる調整装置は米国特許第3243216号明細書から知られ ている。その他の既知の実施例と対比して、この調整装置は、容易に手で調整さ れることのできるように端部で被駆動素子が完全に駆動モータから切離されてい るという利点を有する。更に別の特徴は比較的小さな制御が一方向にのみ回転す る駆動モータに関して必要とされることである。しかしながら、米国特許第32 43216号明細書に従ったこの既知のシステムは動作信頼度に関しては全ての 必要条件を満たしはしない。故障の場合、クランクはスライドがもはや調整され ることができないようにその駐留位置の外側で止まる。特に過電圧および容易に 調節され得るメカニズムの場合、クランクは一回転部品の慣性モーメントに依存 して一駆動モータのスイッチオフ後駐留位置の領域を超えることができ、スライ ドを対向する方向ヘシフトしさえする。
そのため効果的なストロークが減少され、被駆動素子の手動調整は阻止される。
他方で、不足電圧の場合、モータの調整力はしばしばスライドのためおよび各々 調整装置によって付勢される調整部材のために必要な動作力を生じるのに十分で はない。このような場合、モータはブロックされ、クランクはまたは正常の駐留 位置の外で止められる。
この既知の装置のように、スライドの調整動作がブロックされるとき、スライド はブツシュロッドが一方の端部位置から他方へ調整されることができるようにし ている過負荷スプリングを経てブツシュロッドと結合される。しかしながら、こ れは、過負荷スプリングが被駆動素子のために通常必要な調整力を伝達すること のできるような方法で構成されなければならないためかなりの量の力を必要とす る。多くの場合、ブツシュロッドは自動車のドアロックと動作的に結合され、経 験によって知られているように、このような場合ドアロックはもはや鍵によって は開けることができない。
それ故、本発明の目的は動作の信頼度および機能について最も簡単な手段によっ て最初に記述された種類の調整装置を改良し、構成を簡単にすることである。
この目的は本発明に従って請求項1の特徴部分に記載の調整装置によって本発明 に従って達成される。
本発明は、もしブレーキ装置によって各調節処理後予め決められた駐留位置にク ランクが止められることが確実であるなら、上述されたような故障の場合が効果 的に避けることができるという考えに基づいている。これは駆動モータとの結合 において動作する素子のブレーキ領域に対して予め決められたブレーキ力によっ てプレスされる機械的ブレーキ装置によって簡単な構成で実現される。このブレ ーキ装置は好ましくはクランクと一体的に形成されるスイッチカムによって容易 に制御される。従って調整装置の機能的信頼度は本質的に2つの付加的な構成素 子によって、即ちブレーキブロックおよびスプリング素子によって改善される。
それによってブレーキ力がスプリング素子によって与えられた値へ正確に予め調 節され、他の影響要因、例えばクランクの回転速度に依存しないようになる。
特に好ましい発展形態に従って、このブレーキ装置はもう一方の機能を果たす。
もしその調整力がモータに電力を供給するバッテリの不足電圧の場合でさえ調整 部材を調整するのに十分であるなら、駆動モータが駆動開始できることは確実で ある。請求の範囲第2項の特徴に従うと、この付加的機能はブレーキ力、例えば ブレーキブロックに影響を及ぼすスプリング素子のスプリング力の適切な大きさ によって実現される。
請求の範囲第3項の特徴によって、減速の特に適切で正確な効果は、ブレーキブ ロックが高速回転の素子上に作用するので達成される。このようなブレーキ装置 の構造的に簡単な解決手段は請求の範囲第4項に特徴付けられており、請求の範 囲第5項の特徴に従うブレーキ装置は、ブレーキブロックおよびウオームがプラ スチックからできていてさえ、摩耗することのないまたほとんど雑音を出さない 動作を保証する。
構成部品の必要条件は請求の範囲第6項の特徴によって減少され、スイッチング カム制御のためブレーキ装置は偏心的にクランクビンに支持されている歯車上へ 一体的に取付けられている。
動作信頼度は、付加的カップリングが、クランクの全ての位置でスライドが短時 間力を用いた後で容易に調整されることを確実にするので請求の範囲第7項の特 徴によって更に増加される。これによって構造は好ましくは、多少歯車へ統合さ れ従って低費用でもう1つの機能を接収する付加的カップリングを含む。このこ とは請求の範囲第8項の特徴によって構造的に簡単な方法で達成される。これに よってクランクビンは放射状に回転可能な方法でこの歯車で導かれることができ た。しかしながら、歯車の回転軸に平行なりランクピンの案内は、請求の範囲第 11項の特徴を実施するとき余分の空間が必要とされないので好ましい。
請求の範囲第1項乃至第6項の特徴に関連して請求の範囲第7項乃至第17項の 特徴に従った実施例は、低費用でいくつかの機能が構成部品に含まれるので好ま しい。しかしながら、このとき、独自の保護が請求の範囲第7項に従ってこの実 施例のためにめられる。これはこのような実施例は機械的ブレーキ装置が用いら れないときにも有利に実行されるからである。
調整装置の制御のため、スイッチディスクはこれまではこの歯車へ固定されてい たが、そのスイッチディスクはいくつかの固定コンタクトスプリングと結合して 動作する。ブリッジコンタクトはスライドまたはブツシュロッドへ取付けられた が、このブリッジコンタクトもまたハウジング中に固定された分離したカウンタ コンタクトと結合して動作していた。
このような構造はそのアセンブリに関して多数の労力と時間を費やす。
このような構造を簡潔化するため、請求の範囲第18項に従った実施例が提案さ れる。この実施例はスプリング的に支持され、ブランクから打抜きで作られ全体 としてハウジング中に固定されたコンタクトセグメントとの結合において動作す る歯車と一体とされたブリッジコンタクトを含む。スプリング的に支持されたブ リッジコンタクトの支持体であるので、歯車は更に別の機能を有する。このよう な実施例のため、特にもし請求の範囲第20項および第21項の特徴に従って、 リードがはんだまたは溶接結合なしに偏曲された接続クリップ上へ止められるな ら、またブレーキ装置または付加的カップリングの具体的な発展にかかわらず、 費用が非常に減少されるので独立した保護が請求される。
本発明および本発明に従った好ましい実施例は以下の図面に説明される。
第1図は調整装置の概略図である。
第2図は調整装置の第1の実施例の図である。
第3図はライン■−Hに沿って得られた断面図である。
第4図はライン■−■に沿って得られた部分的断面図である。
第5図はラインIV−IVに沿って得られた断面図である。
第6図はクランク歯車の図である。
第7図はライン■−■に沿って得られた断面図である。
第8図はライン■−■に沿って得られた部分的断面図である。
第9図はラインIX−IXに沿って得られた部分的断面図である。
第10図はブツシュロッドおよびスライドの縦断面図である。
第11図はラインX I −X Iに沿って得られた断面図である。
第12図はコンタクトセグメントを具備するブランクの断面図である。
第13図はブランクの部分的断面図である。
第14図は調整装置のこの第1の実施例のための回路図である。
第15図は調整装置の第2の実施例の図である。
第16図はこの第2の実施例の縦断面図である。
第17図はブツシュロッドおよびスライドの縦断面図である。
第18図はラインxvm−xvmに沿って得られた横断面図である。
第19図はブランクの図である。
第20図はブランクの部分的断面図である。
第21図は第2の実施例の回路図である。
第22図はプラグ−ソケットコネクタの図である。
第23図はこのプラグ−ソケットコネクタの縦断面図である。
まず第1に、第1図によって本発明による調整装置の主な機能が説明される。ハ ウジング10において、スライド11は縦に導かれる。このスライド11は詳し くは示されていない方法で調整装置の被駆動素子として自動車のドアロックメカ ニズムに影響を及ぼすブツシュロッド12と動作的に接続される。
スライド11はクランク16のビン15と協同する2つのストップ13と14を 備えられている。第1図はスライド11の調整する方向にある2つのストップ1 3と14との間の距離Aがクランクの半径より小さい、即ちビン15と回転の中 心Mとの間の距離より小さいことを示す。従ってクランクのある半径を予め決定 するときスライド11の大きなストロークは確かにされる。スライド11の調整 部分へ横切って測った2つのストップ13と14との間の距離Bはクランクビン 15の直径よりわずかに大きいのみである。駐留位置において、クランクピン1 5は2つのストップ13と14の調整路間の中心にある。この駐留位置において 、スライド11はビン15とクランク1Bの各々から完全に分離され、ブツシュ ロッド12を含むスライド11は1端部の位置から他方へ人の手によって容易に シフトされる。
もしクランクピン15を駆動する電気モータがスイッチオンにされるなら、クラ ンクピンはその円形調整路上で右回りに調整される。結局、それはストップ14 と接触する。その後、このクランクピン15の回転動作の間、ストップ14とス ライド11の両方が、クランクピンが第1b図に従った位置に到達する後まで移 動される。それから角度180度回転した後にクランクピン15は再びそれが2 つのストップ13と14の動作経路の中間に位置するような方法で止められる。
この他の駐留位置で、駆動モータは完全に再びスライド11から分離される。
要約すれば、第1a図および第1b図は、クランクピン15が、各調整処理の間 、回転が同じ方向で回転角度180度だけ駆動されている状態を示している。1 つの調整処理の間、1つのストップがクランクピンの軌道から外方へ動かされる が、一方、他のストップはクランクピンの軌道中へ駆動される。クランクピン1 5はある部分の回転運動のためストップ13または14と結合されるのみである 。しかしながら、駐留位置において、各々角度180度回転した後で、クランク ピンおよびスライド11は互いに分離される。
もしこのような調整装置が過電圧の開動作されるなら、クランクピン15は正常 な駐留位置を超えることが発生し、それは例えば破線で第1b図中に示された位 置を占める。不足電圧のときには、クランクピン15がストップ14に対して押 されることが発生するが、非常に小さい調整力のためスライド11を動かすこと ができない。破線で第1a図に表わされたクランクピンのこの位置で、スライド はもはや動くことはできない。それ故故障の場合、ドアは同様に鍵を開けること はできない。このような問題はこの発明によって解決される。
通常自動車の中央ドアロックシステムはいくつかの調整装置を含み、少なくとも 1つの調整装置は他の調整装置を制御可能である制御ユニットとして形成される 。このような制御ユニットは第2図乃至第14図に表わされている。しかしなが ら、第15図乃至第21図は他の調整装置を制御するための制御スイッチを含ま ない調整装置を示す。図面および以下の説明に従って、それらの本質的特徴に関 して両方の実施例は多少同様に構成されている。
第2図において、電気モータは20で示されている。この電気モータは調整装置 用の駆動モータとして機能する。この電気モータの駆動シャフト21上で、ウオ ーム22がシャフトに対して回転しないように固定され、それは電気モータ付近 にねじ山のない円柱部分23を含み、前記円柱部分の外面はその機能が以下に説 明されるようなブレーキ領域24として機能する。
ウオーム22は、第6図乃至第9図に更に正確に示されている歯車26を中間車 輪25によって駆動する。クランクビン15は偏心的にこの歯車2Bの一方の前 表面27に伸び出ている。クランクビン15はスライド11のストップ13.1 4と協同する。クランクビン15と一緒にこの歯車26は第1図に説明されたク ランク16を形成する。
ハウジングIO中で、ブレーキブロック30はウオーム22の回転軸に対して横 断方向で旋回可能であり、第4図でわかるようにこのブレーキツブロックはL字 形横断面を有する。短い方の側部31はその輪郭がウオーム22の円柱部分23 のブレーキ領域24と適合されているブレーキ領域23を含む。ハウジングの壁 に支持された圧力スプリング33は一方の側部のそのブレーキ領域を有するこの ブレーキブロック30をウオーム22のブレーキ領域24上へ押付ける。ブレー キブロック30の長い方の側はブレーキブロック30をシフトするためスイッチ タペット(凸子)34として機能する。このスイッチタペットはブレーキ領域3 2の反対側のスイッチカム35の動作領域へ突出しており、そのスイッチカムは 円周カラーとして歯車26上に一体的に取付けられ、即ち前記スイッチカムは動 作的にクランクと接続されている。このスイッチカム35は第6図に最もよく示 されている。直径的に反対の側部に、このスイッチカムは、各々がこの部分では スイッチカムとブレーキブロック30のスイッチタペット34の間のコンタクト がもはや不可能であるような程度まで半径方向で窪んだ部分36を有する。これ らの窪んだ部分は角度範囲Wにあり、歯車2Bとクランク16の各々の駐留位置 の両方を決定する。
これらの説明から以下の結論が引出される。
駐留位置において、ブレーキ装置37の一部であるブレーキブロック30はスイ ッチカム35によっては影響されない。ブレーキブロックのブレーキ領域32が 実質的に圧力スプリング33の力に依存している予め決められたブレーキ力によ ってウオーム22のブレーキ領域24に対して押付けられ、従って一般的に、ブ レーキ領域32は電気モータとの結合において動作する素子に対して押付けられ る。もし電気モータがスイッチオンにされ、またもしその調整力がある値を超え るなら、歯車26は、短い角度の回転後、即ち駐留位置の外でクランクビン15 がストップ13.14に対して押され、同時にスイッチタペット34が矢印pの 方向でスイッチカム35によって調整されるように、スイッカム35と同様に回 転しはじめる。それから2つのブレーキ領域24と32はもはや互いに接触せず 、電気モータの全トルクはスライドを調整するため用いられる。歯車2Bがほぼ 180度の回転角度に達するとすぐに、スイッチタペット34はバックポジショ ンにあり、ブレーキ領域24と32の両方が再び互いに接触するスイッチカム3 5の部分36へ再び入る。ウオーム22およびブレーキブロック30のブレーキ 領域24と32の各々の協同によって、機械的ブレーキ装置37は各調整処理後 子め決められた角度領域Wで歯車26およびクランク16をストップすることを 実現する。しかしながら、この角度領域の外側ではブレーキ装置が解除される。
それによって確実にブレーキ力が与えられる。このブレーキ力は圧力スプリング 33の硬度に依存し、それらの表面の性質ならびにブレーキ領域24と32の大 きさに依存している。具体的な実施例において、ブレーキ領域は可能な限り滑ら かな表面を備えられており、更にブレーキ領域の間に潤滑剤がある。これらの手 段を用いて、動作中雑音の減少と共に、通常プラスチックからできているウオー ムおよびやはりプラスチックからできているブレーキブロックの摩耗が減少され 、それにもかかわらず十分なブレーキ力が比較的小さなスプリング力を用いるこ とによって実現される。これらの状態を考慮して、ブレーキ力は、もしその調整 力がスライドを調整するのに十分な、あるいは上述れさたような場合ドアロック を調整するのに十分な最少値を超えるなら、最も不都合な状態下でさえ、モータ が動作し始めることのできる方法で調整された。不足電圧の間、この機械的ブレ ーキ装置のブレーキ力は、クランクが駐留位置のいずれかからは出てこないよう にすることはできず、従ってスライドの手動調整を阻止する。これらの特徴を含 むブレーキ装置は2つの機能を果たす。それはクランクが駐留位置で正確に停止 され、従って更に回転することがないように保護されることを確実にすることで ある。
他方で、もし電気モータの調整力が予め決められた値に対応するなら、ブレーキ 装置は各調整処理の始めでチェックする。
この場合のみ、調整処理は全て開始されることができる。制御された機械的ブレ ーキ装置のこの2つの機能のため、調整装置の動作信頼性は実質的に改善される 。
もし、例えば、スライドの調整路が閉鎖(closing )メカニズムにおけ る避けがたい公差のためあるいはその他の障害のためブロックされるべきである なら、上述された手段は十分ではない。いくつかの適応において、スライドの調 整路は被駆動素子の所望された調整路よりも計画的に長くされており、鍵の例の ように、運動伝達結合において、好ましくない公差の場合でさえ、被駆動素子が 完全に上方ヘシフトされることを確実にする。安全性を増加するため、故障の場 合にのみ解除されるスプリング負荷されたカップリング40がモータとスライド との間の力の伝送路へ取付けられる。このカップリングは歯車26上のクランク ビン15の調節的案内によって実現される。このため、歯車26は、このクラン クビン15が可動的に導かれる回転軸りに対して平行な方向の貫通孔41を有す る。この孔41がスプリング素子として用いられる圧力スプリング43が支持さ れる支持プレート42によって前表面28の側まで続いており、その圧力スプリ ングはストップ13.14の運動の経路へクランクビン15を押出す。支持プレ ート42は、各々が歯車26のガイドスロット46へ突出し、ストップ47の各 々の後で動作し、従って軸の方向に対する歯車の支持プレートを決定するロック 突起を含む垂直に伸びている2つの側部44を有する。このような構造は更に構 造空間を必要とせず、あるいはより厚い歯車も特には必要とされないような安定 性に関する全ての必要条件を満たす。
このカップリング40は、たとえスライド11が動くことが困難であるかあるい はブロックされるとしても、歯車はそれにもかかわらずその駐留位置へ回転され ることを確実にする。
それによって、圧力スプリング43の力に反して、クランクピン15は矢印Rの 方向に軸方向に動き、これらのストップ13゜14の運動経路においてもはや存 在せず、そのためスライドは手によって容易に調整されることができる。特に、 第3図に従うとき、ストップによってクランクビン15の調整路はその前表面が スライドll上にはないような方法で制限される。もし電圧故障のため、クラン クビンがストップの運動経路に存在するなら、このクランクビンはスライドの手 動的調整によって再調整され得、それ故スライドはまた調整されることができる 。もしスライドの調整路が被駆動素子の調整路よりも長いなら、カップリングは 各調整処理の間解除される。クランクビンがストップの後に来ると、スライドは 少なくとも1つの調整方向で手によって容易に調整され得る。
特に第7図および第8図は、第3図と同様に、調整可能なりランクピン15およ ストップ13.14がカップリング40が持上げられずに解除されることを可能 にする傾斜したロールオン領域を具備していることを示す。この構成のため、力 は調整に対して横の方向でスライド11上で作用することが評価される。これら の力はキャスタ49を介してクッションで支えられ、このキャスタ49はハウジ ングlOを閉じるふたの部分18に沿って回転する。更に、クランクビンの両側 の傾斜したロールオン領域によって、電気モータの誤った極性の場合、従って正 常な動作の間のそれとは異なる回転方向の場合、モータはブロックされないまた はダメージを受けないことが確実にされる。円錐形のクランクビンは回転角度に かかわらずスライドに対する一定の力の伝達を保証する。
このカップリング40が駆動モータ20とスライド11の間に配列されているの で、スライド11およびブツシュロッド12は第1O図が明らかなように、低費 用でプラスチックから一体的に形成される。
このような調整装置は通常手動調整可能な動作スイッチによって制御され、角度 180度の回転後、電気モータは自動的に端部位置スイッチによってスイッチオ フされる。このため、スイッチディスクは今までのところ歯車26上に固定され 、このスイッチディスク上でハウジングに別々に固定されたいくつかのコンタク トスプリングがスライドする。制御ユニットとして用いられた実施例において、 動作スイッチはスライドまたはブツシュロッドと結合される。またこの動作スイ ッチの形成中、別々に固定されたコンタクトはハウジング中に取付けられた。多 数の別々ののコンタクトのため、組立てには多くの時間を必要とした。
第6図、第7図、および第9図は、3つの接触点61.82および63を含むブ リッジコンタクト60が歯車26によってスプリング的に支持されることを示す 。このブリッジコンタクト60はブランクから打抜かれており、まずハウジング 10中にブランクを組込んだ後に別々にされている接続ウェブ71によって部分 的に接続されているコンタクトセグメント70と結合して動作する。いくつかの コンタクトセグメント70とリード72を含むこのようなブランク、および前記 コンタクトセグメントへ一体的に取付けられたコンタクト領域73乃至7Bが第 12図によって表わされ、第13図の断面図は接続が互いに接触する危険を全く 伴わずに交差されることができるように別の区域の部分を備えた別のリード72 aを示す。このようなブランクから打抜かれたリードまたはコンタクトセグメン トの使用は例えば自動車のランプですでに知られている。それ故、更に説明する 必要はない。この場合、ブリッジコンタクト60が歯車26へ直接スプリング的 に統合される。したがってこの歯車はもう1つの機能を果たす。更に、コンタク ト領域73乃至76もまたこのブランクから打抜かれており、そのコンタクト領 域は、第10図および第11図によって明らかにされるように、ハウジング内部 にあるブツシュロッド12の一部分によってまたはスライド11によってスプリ ング的に支持されたもう1つのブリッジコンタクト77と結合して動作する。こ のブリッジコンタクトと共に、これらのコンタクト領域は第14図において78 で示されている動作スイッチを形成する。
第14図に従う具体的回路は本発明の目的ではない。それ故モータ20が駆動し 始めてすぐに自己保持回路が第14図に80で示されたスイッチコンタクトによ って付勢され、従ってモータが動作スイッチのスイッチング位置にかかわらずそ の駐留位置の1つへ入ることだけが注目されるべきである。スイッチコンタクト 81は駐留位置にあるモータ回路を遮断する実際の端部位置スイッチの一部であ る。調節処理の間、AおよびEによって示されたその他の調整装置のための出力 端子は、これらの調整装置のモータもまた確実にそれらの駐留位置へ入るように このスイッチングコンタクトおよび更に別のスイッチコンタクト82を介して並 列に接続される。第14図に従ったこの回路が第12図のコンタクトセグメント の形状に対応するか否かをチェックすることが可能であるため、接触点62が連 続的に小さい半径のコンタクトセグメント70a上をスライドしていることもま た指摘される。接触点B1は最も大きい半径によってコンタクトセグメント70 b乃至70e上をスライドする。結局、接触点63はコンタクトセグメント70 fおよび70gの各々の上をスライドしている。
第13図もまた、垂直に伸びている接続クリップ85が別々のコンタクトセグメ ント、リードまたはコンタクト領域上に取付けられていることを明白にするが、 その接続クリップ85は構成部品の供給リードまたは導電ワイヤがはんだづけさ れることなく取付けられるような互いにある距離を隔てて配列された2つのアー ム86.87を含む。第12図に示されるように、互いに空間的に割当てられた これらの接続クリップ85のいくつかが、供給リードおよび制御信号リードなら びに全て1つのケーブル88中に結合されている電気モータへ導く接続が固定さ れるハウジングへ取付けられる。安全性のためおよび接続の張力減少のため第2 2図および第23図に示されているストリップ89が用いられる。
第15図は制御ユニットとしては形成されていないもう1つの実施例を表わす。
第2図と比較すると、原理的構成は同様であるが一体化された動作スイッチがな いことがわかる。ダイオード90の導電ワイヤは対になって配列されている接続 クリップ85へ固定されている。
この実施例を参照する第15図および特に第17図と第18図はスライドと一体 的に接続された少なくとも1つのスプリング舌zj−95が前記スライドへ伸び ており、そのスプリング舌片まみ95がハウジングの壁の方向にスプリング的に 力を加えており、前記ハウジングの壁土に滑るように支持されていることを示す 。スライドの案内はこのスプリング舌片95によって改良されるが、スプリング 舌片95は避けることのできない隙間も平等にする。この第2の実施例のスライ ドに関して、この機能はスプリング的に支持されたブリッジコンタクト77によ って果たされる。
またこの実施例を参照して、別々のコンタクトセグメントを含む導電ブランクが 第19図および第20図に表わされている。
第20図に従った回路図はこの変形の一部である。電気モータ20用の自己保持 回路は再びスイッチコンタクト80を経て付勢される。この自己保持回路はこの 調整装置への1つの接続が保たれるように2つのダイオード90の1つによって 付勢される。
国際調査報告 国際調査報告 εP 8700424

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハウジングと、駆動モータによって各調整処理の間同じ方向の回転で各々 回転角度180度回転駆動されるクランクと、2つの端部位置間でこのクランク によって調整されるスライドとならびにスライドと結合され、彼駆動素子として 機能するプッシュロッドとを含み、このクランクがその回転動作の一部のためス ライドと結合され、各々角度180度の回転後、前記スライドがその端部位置間 で容易に調整されるようにスライドから分離される自動車のドアロック用調整装 置において、駐留位置の領域で動作するのみである機械的ブレーキ装置が備えら れ、そのブレーキ装置が各調整処理後各駐留位置中の予め決定された角度領域に おいてクランクを停止させ、このブレーキ装置がクランクと動作的に接続された スイッチカムを介して調整できるブレーキブロックを含み、そのブレーキブロッ クが予め決められたブレーキカを用いてスプリング素子によって駆動モータと接 続される素子のブレーキ領域に対して押付けられ、そのブレーキブロックがしか しながらスイッチカムによって駐留位置の外でこのブレーキ領域への影響から保 護されることを特徴とするドアロック用調整装置。
  2. (2)ブレーキ力が、もしその調整力が最も好ましくない状況下で被駆動素子を 調整するのに十分である最少値を超えるなら、駆動モータによって克服されるよ うな方法で定められる請求項1記載の調整装置。
  3. (3)駆動モータが駆動モータのシャフトと連結され、少なくとも1つの歯車を 含みシャフトに対して回転しないように取付けられたウォームを含むギアによっ てクランクを駆動し、ブレーキブロックが直接駆動シャフト上にまたはウォーム のブレーキ領域に作用する請求項1または2記載の調整装置。
  4. (4)好ましくはプラスチックからできているブレーキブロックがやはり好まし くはプラスチックからできているウォームの回転方向に対して横の方向でハウジ ング中に可動的に導かれ、このブレーキブロックの一側部が好ましくはハウジン グ壁によって支持された圧力スプリンタによってウォームのブレーキ領域に対し て押付けられ、このブレーキブロックがタペットがスイッチカムの軌道中に突出 しているウォームの他方の側へ伸びているスイッチタペットを含む請求項1乃至 3項のいずれか1項記載の調整装置。
  5. (5)ブレーキブロックがブレーキ領域として機能するウォームの外表面へ適合 されたブレーキ領域を含み、互いに結合して動作する両方のブレーキ領域が可能 な限り滑らかな表面を有し、ブレーキ領域間に潤滑剤がある請求項4記載の調整 装置。
  6. (6)クランクが前表面へ偏心的に伸び出ているクランクピンを具備する歯車か ら形成され、そのクランクピンがスライドのストップと結合して動作し、この歯 車が前表面へ伸び出ておりブレーキブロックのスイッチタペットのためにスイッ チカムとして機能する周辺のカラーを含む、前記請求項1乃至5のいずれか1項 記載の調整装置。
  7. (7)スプリング負荷カップリングが駆動モータとスライドとの間に儲けられて おり、そのカップリングが自動再調整なしにその端部位置間でプッシュロッドの 調整を許容し、クランクが駐留位置の外でブロックされてさえ、調整路の短い部 分のため増加された調整力によってこのカップリングを解除するため克服される 請求項1乃至6のいずれか1項記載された調整装置。
  8. (8)クランクが前表面に偏心的に伸び出ているクランクピンを有する歯車から 形成され、そのクランクピンがスライドのストップと結合して動作し、クランク ピンが歯車上に調整可能に導かれ、スプリング素子によってストップの動作路の 方向で張力を与えられている請求項7記載の調整装置。
  9. (9)2つのストップが調整処理中1つのストップが前記クランクピンによって クランクピンの軌道から外へ動かされ、他方のストップがクランクピンの軌道中 へ動き、ストップ間の距離がクランクの半径よりもスライドの調整方向において 大きく、好ましくはクランクピンの直径よりわずかに小さく、調整方向に対して 横方向のストップ間の距離もまたクランクピンの直径よりわずかに大きく、クラ ンクピンが駆動モータをスイッチオフし減速することによってストップされ、そ のときそれが2つのストップの調整路の中間にあるようにスライド上に位置され ている請求項8記載の調整装置。
  10. (10)クランクピンが前記歯車の回転軸に平行に歯車中に導かれる請求項9記 載の調整装置。
  11. (11)クランクピン用のガイド孔が歯車を貫通し、1側部上の前記ガイド孔が 歯車へ固定された圧力スプリングのため支持板まで続いており、その圧力スプリ ングはクランクピンに作用する請求項10記載の調整装置。
  12. (12)多少垂直に支持板から伸びている2つの側部が前記支持板上に取付けら れ、その側部は歯車のガイドスロット中へ突出し、ストップの後方の歯車にそれ ぞれ作用するロック突起を含む請求項11記載の調整装置。
  13. (13)クランクピンの調整路がその前面がスライド上に存在しないような方法 でストップによって制限される請求項7乃至12項のいずれか1項記載の調整装 置。
  14. (14)クランクピンが傾斜したロールオン領域を含み、好ましくはその端部が 円錐形に形成されている請求項7乃至13項のいずれか1項記載の調整装置。
  15. (15)スライドおよびプッシュロッドが一体的に形成され好ましくはプラスチ ックからできている請求項7乃至14項のいずれか1項記載の調整装置。
  16. (16)スライドがハウジング壁によって回転的に支持される少なくとも1つの 案内キャスタが、ストップの反対側のスライドの側部上に回転的に置かれている 請求項7乃至14項のいずれか1項記載の調整装置。
  17. (17)スライドまたはプッシュロッドと一体的に接続された少なくとも1つの スプリング舌片が前記スライドまたはプッシュロッドへ伸びており、スプリング 舌片がハウジング壁の方向にスプリング的に力を与えており、それによって滑動 自在に支持されている請求項7乃至14項のすなくとも1項に記載の調整装置。
  18. (18)クランクが前面へ偏心的に伸び出ているクランクピンを具備する歯車か ら形成され、そのクランクピンがスライドのストップと結合して動作し、歯車の 前面上でハウジングへ固定されたコンタクトセグメントと結合して動作するブリ ッジコンタクトがスプリング的に支持され、これらのコンタクトセグメントがブ ランクから打抜かれており、最初に、ハウジング内へのブランクを設備した後に 分離される接続ウェブによって少なくとも部分的に接続される請求項1乃至17 のいずれか1項記載の調整装置。
  19. (19)別々のコンタクトセグメントがスライドに固定されたブリッジコンタク トと結合して動作する更に別のコンタクト領域と一体的に接続される請求項18 記載の調整装置。
  20. (20)垂直に偏向された接続クリップが別々のコンタクトセグメント、コンタ クト領域または接続ウェブと統合的に接続され、その接続チップが互いにある距 離を隔てて配列された2つのアームを含み、そのアームの間に構成部品または電 気接続の導電ワイヤが締め付けられている請求項18または19項記載の調整装 置。
  21. (21)いくつかの接続クリップがハウジング中の一方が他方の後方に接近して 配列され、電気駆動モータヘ接続および電気接続のため、およびハウジングから 外へ導く制御信号接続のためのカッティングプラグおよびソケットコネクタとし て形成され、ストリップは安全のためおよび接続の張力を減少するためこれらの 接続クリップ上へプラグで結合される請求項20記載の調整装置。
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