JPH01500893A - 多層構造体 - Google Patents

多層構造体

Info

Publication number
JPH01500893A
JPH01500893A JP62504787A JP50478787A JPH01500893A JP H01500893 A JPH01500893 A JP H01500893A JP 62504787 A JP62504787 A JP 62504787A JP 50478787 A JP50478787 A JP 50478787A JP H01500893 A JPH01500893 A JP H01500893A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polystyrene
layer
film
layers
polyalkylene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62504787A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2519768B2 (ja
Inventor
クレイグ,マイケル
クウィエシンスキイ,ブラディミーア
ハマースマ,ウィルヘルムス・ジョゼフス・ルドビカス・アントニウス
アバキアン,ロジャー・ダブリュウ
Original Assignee
ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ filed Critical ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ
Publication of JPH01500893A publication Critical patent/JPH01500893A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2519768B2 publication Critical patent/JP2519768B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B27/00Layered products comprising a layer of synthetic resin
    • B32B27/06Layered products comprising a layer of synthetic resin as the main or only constituent of a layer, which is next to another layer of the same or of a different material
    • B32B27/08Layered products comprising a layer of synthetic resin as the main or only constituent of a layer, which is next to another layer of the same or of a different material of synthetic resin
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B27/00Layered products comprising a layer of synthetic resin
    • B32B27/30Layered products comprising a layer of synthetic resin comprising vinyl (co)polymers; comprising acrylic (co)polymers
    • B32B27/302Layered products comprising a layer of synthetic resin comprising vinyl (co)polymers; comprising acrylic (co)polymers comprising aromatic vinyl (co)polymers, e.g. styrenic (co)polymers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B27/00Layered products comprising a layer of synthetic resin
    • B32B27/36Layered products comprising a layer of synthetic resin comprising polyesters
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L67/02Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B2307/00Properties of the layers or laminate
    • B32B2307/30Properties of the layers or laminate having particular thermal properties
    • B32B2307/31Heat sealable
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/31504Composite [nonstructural laminate]
    • Y10T428/31786Of polyester [e.g., alkyd, etc.]
    • Y10T428/31797Next to addition polymer from unsaturated monomers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/31504Composite [nonstructural laminate]
    • Y10T428/31855Of addition polymer from unsaturated monomers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/31504Composite [nonstructural laminate]
    • Y10T428/31855Of addition polymer from unsaturated monomers
    • Y10T428/31931Polyene monomer-containing

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 多層構造体 本発明は少なくともふたつの層からなり、a)少なくともひとつの層がポリアル キレンフタレートエステルフィルムからなる多層構造体に係る。
ポリアルキレンフタレートエステルフィルムからなる少なくともひとつの層を含 む多層構造体は広く知られている。
フランス国特許第2445223号には、特定タイプのブロックコポリマーから 成る接合層によって互いに接合されたポリブチレンテレフタレートの一層とゴム で改質されたポリスチレンの一層とからなる多層構造体が記載されている(実施 例4〜12)。
多層構造体を製造する際には、特別な接合層を必要としない構造体を作るのが好 ましい。
ヨーロッパ特許公開第0121883号に記載されている、いくつかの層から構 成された多層構造体では、少なくともひとつの層が実質的に、1.5部/gより 大きい非常に高い固有粘度を有するポリ(1,4−ブチレン−テレフタレート) と、1.4−シクロヘキサンジメタツール単位、場合によりエチレングリコール 単位およびテレフタル酸またはテレフタル酸とイソフタル酸の混合物からなるア モルファスコポリエステルコポリマーと、の混合物で形成されている。第二の層 はポリ(アルキレンテレフタレート)、ポリカーボネート、ポリ(アリールスル ホン)、ポリアクリレート、ポリメタクリレート、ポリウレタン、ポリアミド、 ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエステルイミド、ポリエステルアミド、熱 可塑性ポリマーなどで形成され得る。この第二の層はポリカーボネートから形成 されるのが好ましい。ヨーロッパ特許公開第0121883号によると、ポリブ チレンテレフタレートとアモルファスコポリエステルコポリマーとから成る上記 の混合物は良好なバリヤー特性を有しており、しかも押出−同時射出−ブロー成 形で容易に加工することができる。ヨーロッパ特許公開第0121883号には 、上記の混合物の層は特別な接合層を使用することなく実質的に他の熱可箆性材 料から成る層に容易に接合することができると述べられている。
したがってヨーロッパ特許公開第0121883号では非常に特殊なポリアルキ レンテレフタレートベースの組成物が接合層の代わりに用いられている。
ヨーロッパ特許公開第0128425号にはひとつのPETベース層とひとつの 発泡ポリスチレン層とからなる多層構造体が記載されている。このPET層は熱 接着によるかまたは接合層を介して発泡層上に積層できることが指摘されていた 。
この度、ポリアルキレンテレフタレートを基材とするフィルムは、接合層を使用 せずに、ポリスチレンまたはゴムで改質されたポリスチレンのフィルムの上に容 易に接着できることが発見された。
したがって、本発明による多層構造体の特徴は、上記の層(a)の外に、b)実 質的にポリスチレンフィルムまたはゴムで改質されたポリスチレンフィルムから 成る少なくともひとつの層を含んでおり、これらの層(a)と(b)は並列され 、接合層を使用することなく熱接着によりて互いに接合されていることである。
ヨーロッパ特許公開第0121883号に記載されているような、固有粘度が1 .5部/gより大きいポリブチレンテレフタレートとアモルファスコポリエステ ルとの混合物から形成された層を含む構造体に対し権利を得ることは本発明の目 的ではない。
層(a)が、官能化されたポリスチレンと混合したポリアルキレンフタレートエ ステルのフィルムで構成されている場合、層(a)と(b)の間の接合をさらに 改良することが可能である。
a)この層はポリアルキレンフタレートエステルフィルムからなる。
本発明の構造体はすでに定義した少なくともひとつの層(a)を含む。層(a) は、全ポリマー成分の合計に対して計算して50重量%より多く、好ましくは8 0重量%より多くが18i以上のポリアルキレンフタレートエステルからなり、 場合によってはこれを官能化されたポリスチレンと共に含む材料から得られたフ ィルムから成っている。
ポリアルキレンフタレートエステルはそれ自体公知の化合物である。これらは1 種以上のジオール類と1種以上の7タル酸類とから誘導される単位で構成されて いる。適切なジオール類の例はエタンジオール、ブタンジオール、ヘキサンジオ ール、シクロヘキサンジメタツール、ジエチレングリコール、トリエチレングリ コール、および一般式H−O−F (CH2) n−0→−7−Hのエーテルジ オール化合物である。適切なフタル酸類はテレフタル酸とイソフタル酸である。
フタル酸類としてはテレフタル酸とイソフタル酸が特に適している。少量、たと えば20モル%までのフタル酸を他のジカルボン酸、たとえばアジピン酸と置き 替えてもよい。
ポリアルキレンフタレートエステルは分枝であってもよい。
本発明の構造体中に特に適しているポリアルキレンフタレートエステルは、80 モル%より多くのフタレート単位がテレフタル酸から誘導されているものである 。固有粘度が1.5部/gより低いポリブチレンテレフタレートをそのまま使用 することが可能である。(フェノール/テトラクロロエタンの60/40混合物 中25℃で測定した)固有粘度が0.7〜2.0部/gのポリブチレンテレフタ レートエステルが適切であり、0.7〜1.5部/gの固有粘度をもつものが好 ましい。
上記のポリアルキレンフタレートエステルフィルムから構成された眉は、接合材 の特別な中間層を使用しないでもポリスチレンフィルム層に対する接合性が良好 である。
接合に際して特に厳しい条件が課せられているような場合には、本発明に従って ポリアルキレンフタレートエステルに接合改善物質を混合して作成した層を使用 することが可能である。接合を向上するための物質としては、官能化されたポリ スチレンを実質的にポリアルキレンフタレートエステルから成る層中に配合して 本発明の構造体に使用することができる。
官能化されたポリスチレンとは、スチレンまたはスチレン誘導体から誘導された 単位を含んでおり、かつ反応性の基9、すなわちポリアルキレンフタレートエス テルとの物理的な相互作用に関与することができる基をもった単位をも含んだポ リマーを包含するものと理解すべきである。そのような基の例は、カルボキシレ ート基またはその誘導体、メタクリレート基、ヒドロキシル基、エポキシ基、ア ミン基、オキサゾリン基、スルホネート基またはその誘導体、ニトリル基、カー ボネート基またはその誘導体、アミド基およびイミド基である。
反応性の基を有する単位を官能化するポリスチレン中に導入するには、さまざま なやり方が使用でき、たとえばランダムコポリマーおよびブロックコポリマーの 形態で導入すればよい。もうひとつ別のやり方は前記の単位をスチレンポリマー 上にグラフトさせることである。
官能化されたポリろチレンの適切な例は、広く知られているスチレン−無水マレ イン酸コポリマーまたはそれをゴムで改質したものおよびオキサゾリン基などの ような反応性の基をもったポリスチレンである。これらの製品は市販されている 。たとえば、最初に挙げたものはアーコ社(Messrs、 ARCO)からダ イラーク(DYLARKO)として、二番目のグJレープのものはダウ・ケミカ ル拳カンパニー(DovChemical Company)から開発ポリマー XUS−40056゜01として市販されている。さらに適しているのは、メタ クリレートまたはヒドロキシルの末端基を有するポリスチレン[サートマー争カ ンパニー(!3artower Company)からケムリンク(CHEML INKO)として市販〕である。
接着特性を改良するためにS −M AをPETに添加することは英国特許第2 076832号に記載されている。ヨーロッパ特許公開第0205145号には 、ひとつの層が反応性の懸垂環式イミノエーテル基を有するポリマーからなり、 隣接するひとつの層が前記の環式イミノエーテル基と反応する基を有するポリマ ーからなる多層構造体が記載されている。カルボキシル基、アミノ基、アミド基 などを存する特別なコポリマーが後者に使用される。
米国特許第3.786,116号に記載されているグラフトコポリマーも適して いる。これらのグラフトコポリマーは、各々が1個より多くのビニリデン基(た とえばアクリル酸またはメタクリル酸のアルキルエステル)を有するエチレン性 不飽和のモノマーからなるポリマー骨格で構成されている。このグラフトベース 骨格上には、ポリマーまたはコポリマー鎖1つに付き1個より多くの重合性成分 をもち分子量がs、ooo〜so、oooのポリマーまたはコポリマーの形態の 線状ポリマー側鎖がグラフトしている。
前記の重合性成分は鎖の末端に存在する。そのような側鎖の例は末端ビニル基を もつポリスチレン鎖である。
使用する官能化ポリスチレンとポリアルキレンフタレートエステルの重量比は0 .01:1から0.1:1の間が好ましい。
b)この層は実質的にポリスチレンまたは改質されたポリスチレンから構成され る。
本発明の構造体は実質的にポリスチレンフィルムまたはゴムで改質されたポリス チレンフィルムで構成された少なくともひとつの層を含む。「実質的に構成され る」とは、当該層を構成している材料の全ポリマー成分の合計に対して計算して 50重量%より多く、好ましくは80重量%より多くがポリスチレンまたはゴム で改質されたポリスチレンで構成されているということを意味する。
ポリスチレンは、スチレンまたはα−メチルスチレンもしくはハロゲン化スチレ ンのようなスチレン誘導体から誘導された単位からなるポリマー性の化合物を包 含するものである。これらのポリマーはゴム、たとえばポリブタジェンゴムで改 質されていてもよい(いわゆる耐衝撃性ポリスチレン)。
層(a)の厚さは通常0.05〜4.0鰭であり、層(b)の厚さは0.05〜 10關である。
本発明の構造体は2個以上の層から組み立てられてよい。
たとえば、本発明の構造体は、ポリアルキレンフタレートエステルフィルムから 成る層と、これに並列され接合された、実質的にポリスチレンまたはゴムで改質 されたポリスチレンから成る層とから組み立てられていてもよい。3つの層から 成る構造体は、たとえば、ポリアルキレンフタレートエステルフィルムから成る 中央層と、実質的にポリスチレンまたは改質されたポリスチレンフィルムから成 るふたつの包囲層とから構成することができる。また本発明の構造体を、他の熱 可塑性材料、たとえばポリカーボネート、ポリビニルクロライドから実質的に成 る層と組み合わせることも可能である。
本発明の構造体は、このような構造体に関して広く知られている方法に従って得 ることができる。たとえば、別個の押出段階で得られた個々の層を積層したり、 あるいは共押出用に特に適したダイを用いて共押出したりすることによって構造 体を得ることができる。「同時射出成形」も適切な技術である。本発明の構造体 からは、たとえば冷間変形、熱間変形、ブロー成形などによってあらゆる所望の 物品を製造することができる。こうして、高温(圧力を組み合わせることも可能 )で異なるフィルムを互いに接合することにより、いろいろなフィルム層間の接 着が得られる。
本発明の構造体はこれからたとえばホルダー、カップなどの形態の包装材料を製 造するのに適している。
本発明の構造体の製造時またはそれから物品を製造する際にかなりの量の廃棄材 料が生じ得る。この廃材は破砕して本発明の構造体中の種々の材料の混合物とし て形成することができる。これらの混合物から射出成形によって物品を製造する ことができる。これらの混合物に対して排他的な権利を得ることも本発明のもう ひとつの目的である。
これらの混合物の組成はこれらを得る際の原料となった本発明の構造体に依存す る。一般にこれらの混合物は、ポリアルキレンフタレートエステルと(改質され た)ポリスチレンの合計量に基づいて計算して5〜95重量%のポリアルキレン フタレートエステルと95〜5重量%のポリスチレンまたは改質されたポリスチ レンからなる。また官能化されたポリスチレンも混合物中に存在していてもよい 。
ここで以下の特定実施例に関連して本発明をさらに詳細に説明する。
実施例I 下(表A)に示した組成を有するいくつかの異なるフィルムを製造した。これら のフィルムは、金型(圧縮層の寸法−180X50XO,65mm)中で材料を プレスして製造した。最初金型内で材料をその軟化点のすぐ下まで加熱し、その 温度に30秒間維持した。次いで材料に25kNの圧力を2分間かけた後空気中 でフィルムを冷却した。
表 A 1 耐衝撃性ポリスチレン(ゴム9. 51iffi%、ゲル分率20〜25重 量%) 2 ポリブチレンテレフタレート(PBT)(固有粘度1.18部/g) 3 PBT80ffi量%十耐衝撃性ポリスチレン20重量% 4 PBT80重量%+重量%ジオキサジノンしたポリスチレン20重量% 5 PBTIIIO重量%+ゴムで改質したスチレン−無水マレイン酸コポリマ ー[ダイラーク(DYLARKo)250120重量% 6 P B T 507Iit196+タイ5−り(DYLARKo) 250 50重量% こうして得られた層から、各々がフィルム1一枚とフィルム2〜6のうちの一枚 とで構成されるいろいろな構造体を製造した。
これらの構造体は、25kNの圧力下250℃で2分間フィルムを他のフィルム の上に圧着することによって製造した。
得られた二層構造体中の層の相互接合強度を以下のようにして測定した。二枚の フィルム層を40關の長さに亘って(ナイフを用いて)機械的に互いに切り離し た。得られた端を各々二層構造体に対して約90°の角度で曲げ、引張機に挟ん だ。5mm/分の引張速度で層を引き離した。
ふたつの層が剥離(分断)した時の力を測定した。得られた値を表Bに挙げる。
表 B 構造体を構成 した層の番号 層が剥離した時の力(N)2 & 1 4 3&1 1.3− 4&1 12.8 5&1 12.5 6 & 1 24 表Bの結果から分かるように、本発明の積層体はフィルム層1とフィルム層2ま たは3との組み合わせの場合でも各種の層の間の接合が良好である。官能化され たポリスチレンを含むフィルム層、特に層4.5または6との積層体を使用する とさらに改善された接合強度が得られる。
実施例■ 各々が、ゴム含量8〜10重量%でゲル分率20〜25重量%の耐衝撃性ポリス チレンフィルムの層と、ポリブチレンテレフタレートフィルム(固有粘度1.1 0部/gのPBT)とで構成されたふたつの構造体をライフェンホイザ−(Re 1renhauser)エクストルーダーで共押出して製造した。最初の場合に は層は純粋なPBTフィルムから成っており、第二の場合にはPB790f[f fi%とダイシーク量%の混合物から作成したフィルムから成っていた。
ライフェンホイザ−(Rei fenh五user)エクストルーダーで共押出 する際、PBT/ダイラーク(DYLARK)混合物は直接コエクストルーダー 内で製造した。耐衝撃性ポリスチレンは主エクストルーダーを通して供給した。
実施例1に記載したのと同様の手順に従って居間の接合強度を測定した。層を一 定の長さに亘って機械的に分離した。ふたつの層のうちのひとつの端を約180 @の角度以上に折り返した。分離した層の端を引張機に挟んだ。ふたつの層が剥 離(分断)した時の力を測定した。得られた値を表Cに挙げる。
表 C 層が剥離した 構 造 体 時の力 (N) 耐衝撃性ポリスチレン/PBT O,3耐衝撃性ポリスチレン/PBT >35 +ダイラーク(DYLARKo)250表Cからも、(耐衝撃性)ポリスチレン とPBTから成る層を存する構造体にすでに接合が生ずることが分かる。
この接合は、官能化されたポリスチレンを含むポリマー混合物を使用することに よって大幅に改善することができる。
実施例■ 実施例1に記載したのと同じようにして、下記のものから3つのフィルム層を製 造した。
a)ポリエチレンテレフタレート(−フェノールとテトラクロロエタンの60/ 40混合物中30℃で測定した固有粘度が0.70部/gのPET)が80重量 部で、耐衝撃性ポリスチレンが20重量部の混合物。
b) 同L:PE77><8 oiirmiで、タイラーク(DYLARKo) 250が20重量部の混合物。
C)耐衝撃性ポリスチレン。
耐衝撃性ポリスチレンとしては実施例Iで使用したのと同じ製品を使用した。こ れらの層を250℃で圧縮した。
多層構造体を製造した。第一のものはPET+HIPSのフィルム層とHIPS のフィルム層との組みあわせで、第二のものはPET+ダイラーク(DYLAR K’) 250のフィルム層とHIPSのフィルム層との組み合わせであった。
これらの層を一方を他方の上に載せて250℃の温度でプレスした。
実施例Iと同じやり方で接合強度を決定した。結果を表りに挙げる。
表 D 層が剥離した 構 造 体 の 構 成 材 料 時のカ (N)PET+HIPSフィルムお よび 11.0MIPSフィルム PET+ダイラーク(DYLARK(9) 14. 5250フイルムおよび HIPSフィルム 国際調査報告 P−$i’EX To T):E n9IヌNA?!0NAL S!:ARCB ’、REPCRT ON

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくともふたつの層からなる多層構造体であって、 a)少なくともひとつの層はポリアルキレンフタレートエステルフィルムからな っており、 b)少なくともひとつの層は実質的にポリスチレンフィルムまたはゴムで改質し たポリスチレンフィルムから成っており、 層(a)および(b)は並列されかつ接合層を使用することなく熱接着によって 互いに接合されている、多層構造体。
  2. (2)層(a)が、官能化されたポリスチレンと混合されたポリアルキレンフタ レートエステルのフィルムから成る、請求項1記載の構造体。
  3. (3)層(a)が、スチレン−無水マレイン酸コポリマーまたは反応性の基たと えばオキサゾリン基をもったポリスチレンと混合されたポリアルキレンフタレー トエステルのフィルムから成る、請求項2記載の構造体。
  4. (4)層(a)が、80モル%より多くのアルキレン単位が1,4−ブタンジオ ールから誘導され、かつ、80モル%より多くのフタレート単位がテレフタル酸 から誘導されたポリアルキレンフタレートエステルのフィルムから成る、請求項 1記載の構造体。
  5. (5)ポリアルキレンフタレートエステルと(改質された)ポリスチレンの合計 量に基づいて計算して5〜95重量%のポリアルキレンフタレートエステルおよ び95〜5重量%のポリスチレンまたは改質されたポリスチレンから成っている ことを特徴とするポリマー混合物。
  6. (6)ポリマー混合物が官能化されたポリスチレンを含むことを特徴とする、請 求項6記載のポリマー混合物。
JP62504787A 1986-08-26 1987-08-18 多層構造体 Expired - Fee Related JP2519768B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL8602159 1986-08-26
NL8602159A NL8602159A (nl) 1986-08-26 1986-08-26 Structuur uit polyalkyleenftalaatlaag en polystyreenlaag.

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01500893A true JPH01500893A (ja) 1989-03-30
JP2519768B2 JP2519768B2 (ja) 1996-07-31

Family

ID=19848449

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62504787A Expired - Fee Related JP2519768B2 (ja) 1986-08-26 1987-08-18 多層構造体

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4935309A (ja)
EP (1) EP0257691B1 (ja)
JP (1) JP2519768B2 (ja)
DE (1) DE3765501D1 (ja)
NL (1) NL8602159A (ja)
WO (1) WO1988001569A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023033175A1 (ja) * 2021-09-03 2023-03-09 三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社 多層体および成形体

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5318854A (en) * 1986-08-26 1994-06-07 General Electric Co. Polymer mixture based on a polybutylene terephthalate ester and a S-MA copolymer and films made thereof
US5354620A (en) * 1986-08-26 1994-10-11 General Electric Co. Polymer mixture based on a polyalkylenephthalate ester
US4891405A (en) * 1988-09-01 1990-01-02 Arco Chemical Technology, Inc. Moldable styrene-maleic anhydride/polybutylene terephthalate composition
US4931502A (en) * 1988-10-11 1990-06-05 Arco Chemical Technology, Inc. Ductile, blow moldable composition containing a styrene-maleimide copolymer bearing pendant carboxyl or hydroxyl groups
US4912144A (en) * 1988-10-11 1990-03-27 Arco Chemical Technology, Inc. Ductile, blow-moldable composition containing a styrene-methylmethacrylate copolymer having pendant carboxy ester groups
EP0475887B1 (de) * 1990-08-17 1994-09-21 Alusuisse-Lonza Services Ag Mehrschichtiger Kunststoffverbund
CH680204A5 (en) * 1990-08-17 1992-07-15 Alusuisse Lonza Services Ag Recyclable multilayer heat sealed container lid
US5340875A (en) * 1991-08-15 1994-08-23 Arco Chemical Technology Blends of polybutylene terephthalate resins and methacrylic acid-containing styrenic copolymers
EP1595683A3 (en) * 2004-05-10 2008-02-20 Bristol-Myers Squibb Company Blow moulding a thermoplastic on an insert for producing a part of a ostomy device

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5718755A (en) * 1980-05-28 1982-01-30 Celanese Corp Blend of polyethylene terephthalate base polyester and styrene-maleic acid anhydride copolymer
JPS58137376U (ja) * 1982-03-10 1983-09-16 電気化学工業株式会社 飲料用カツプ

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3644574A (en) * 1969-07-17 1972-02-22 Eastman Kodak Co Shaped articles of blends of polyesters and polyvinyls
GB2040223B (en) * 1978-12-27 1983-05-25 Asahi Chemical Ind Laminate with inerlaminate adhesion
JPS5655413A (en) * 1979-10-12 1981-05-16 Toa Nenryo Kogyo Kk Modified elastomer and laminate thereof
CA1203036A (en) * 1980-06-23 1986-04-08 Edwin D. Hornbaker Polyethylene terephthalate blends
EP0121883A1 (en) * 1983-04-11 1984-10-17 General Electric Company Low gas permeable polyester compositions and articles formed therefrom
DE3483543D1 (de) * 1983-06-03 1990-12-13 Fp Corp Behaelter.
US4563381A (en) * 1984-11-05 1986-01-07 Petro Plastics Company, Inc. Plastic hinge

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5718755A (en) * 1980-05-28 1982-01-30 Celanese Corp Blend of polyethylene terephthalate base polyester and styrene-maleic acid anhydride copolymer
JPS58137376U (ja) * 1982-03-10 1983-09-16 電気化学工業株式会社 飲料用カツプ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023033175A1 (ja) * 2021-09-03 2023-03-09 三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社 多層体および成形体

Also Published As

Publication number Publication date
EP0257691B1 (en) 1990-10-10
JP2519768B2 (ja) 1996-07-31
NL8602159A (nl) 1988-03-16
US4935309A (en) 1990-06-19
DE3765501D1 (de) 1990-11-15
WO1988001569A1 (en) 1988-03-10
EP0257691A1 (en) 1988-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1063287A (en) Multi-layer structure polymer composition
JP4053264B2 (ja) 積層成形体
CA2066415C (en) Abs/acrylic lamination process
JPH06340029A (ja) ガラスフィルムと樹脂とよりなる積層板
JPH01500893A (ja) 多層構造体
JP3053978B2 (ja) 熱可塑性多層複合材料および該複合材料を有する成形部材
JP2002155207A (ja) 熱可塑性組成物およびそれからなるフィルム
JP2002516771A (ja) Evoh/ポリエステル二軸延伸フィルムの製造方法およびそれによって得られたフィルム
JP2008519130A5 (ja)
JP3806323B2 (ja) 接着性重合体組成物及びその製造方法
JP2010511088A (ja) ポリアミドグラフトコポリマー、これを含有する材料、製造方法及び用途
JP3353117B2 (ja) 微生物崩壊性熱可塑性樹脂フィルム
JP3629644B2 (ja) 樹脂組成物、その製造方法、およびそれからなるホットメルト接着剤
JPH01500674A (ja) ポリブチレンテレフタレートエステルおよびs―maコポリマーを主体とするポリマー混合物ならびにこれから作製したフィルム
JPH0925399A (ja) 樹脂組成物、その製造方法、およびそれからなるホットメルト接着剤
EP1084205A1 (en) A method for attaching a fluoride-based polymer layer to a polyphenylene ether or polystyrene layer, and related articles
JP4580066B2 (ja) フッ素系樹脂積層体及びそれからなる成形体
JPS5986677A (ja) 接着性樹脂組成物
JP2001062962A (ja) 積層シート
JPS6154937A (ja) 低燃焼性アクリル樹脂2軸配向シ−ト
JPH07150123A (ja) ポリエステル系ホットメルト接着剤組成物
JPH09141792A (ja) 耐熱性熱接着フィルム
JPH09123369A (ja) 接着性の改善されたポリアミド系樹脂フィルム
JP2021070209A (ja) 多層フィルム、深絞り成形用多層フィルム、複合フィルム、深絞り成形用複合フィルム及び深絞り成形体
JPS60223811A (ja) 後架橋性のない耐衝撃性樹脂組成物

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees