JPH0148761B2 - - Google Patents

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JPH0148761B2
JPH0148761B2 JP60129884A JP12988485A JPH0148761B2 JP H0148761 B2 JPH0148761 B2 JP H0148761B2 JP 60129884 A JP60129884 A JP 60129884A JP 12988485 A JP12988485 A JP 12988485A JP H0148761 B2 JPH0148761 B2 JP H0148761B2
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JP
Japan
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recess
template
string
protrusion
string material
Prior art date
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Expired
Application number
JP60129884A
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English (en)
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JPS61288803A (ja
Inventor
Michio Nakajima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KARAA FUASUNAA KOGYO KK
Original Assignee
KARAA FUASUNAA KOGYO KK
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Publication date
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Priority to JP12988485A priority Critical patent/JPS61288803A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は、例えばカメラの付属品や呼子笛等の
小物類を携帯する際の手提げ手段、首掛け手段に
有用なストラツプと称せられる環紐に関し、特
に、環紐端部の結合構造とその結合加工装置に関
するものである。 [従来の技術] この種の環紐の一般的な構造としては、所要長
さの紐材を2つ折りした上で、その両側端を突合
せると共に、その突合せ部分を適当な方法でエン
ドレスに継結させたものであつて、環紐を使用す
る際には、ストラツプの折返し部分を小物類に掛
け回した上で、結合部分を引掛けに利用して手持
ちまたは首掛けするのが普通である。 ところで、従来の環紐の具体的な形成態様にあ
つては、突合せ部分をアダプタによつて圧締させ
るとか、あるいは突合せ部分を樹脂モールドによ
つて溶着させるような構造方式が採られていた。 [発明が解決しようとする問題点] しかし、このような従来の形成態様によると、
突合せ部分をアダプタで圧締させただけでは、紐
材の心方向の係着耐力が弱いことから、或程度使
用期間が経つと継着力が緩んで紐材が抜け易くな
るという問題点があり、また、突合せ部分を単純
にモールド溶着させた場合には、同様に心方向の
固着耐力が弱いために紐材が抜け易いほか、モー
ルド加工時に突合せ部分の位置が移動し易いこと
から、例えば紐材がモールドの外面に露出する
等、モールドの外観にバラつきが生じて不体裁に
なるという問題点があつた。 そこで本発明は、環紐の結合部に紐抜けが生じ
る虞れがなく、かつバラつきのないモールド加工
を行い得るようにした紐端の結合構造とその結合
加工装置を提供することを目的としている。 [問題点を解決するための手段] その目的を達成するため、本発明の構成におい
ては、紐材の側端の突合せ部分が、板面の中央部
に抜き孔が開けられた厚板状の樹脂製端子の肉内
に、上記抜き孔の周辺を囲むように位置しモール
ド継着されている結合構造を採つている。また、
本発明の紐の結合加工装置においては、凹部5と
該凹部5の中央に立設される突起6が設けられ、
該突起6の周囲の上記凹部5は、突起6の外周に
沿つて紐材の側端の突合せ部分が環状に挿入保持
される収容室とされると共に、上記紐材の突合せ
部分に連続する部分が挿入保持されて型板の外部
に導出されるガイド溝7が、上記凹部5の内壁面
と型板の外壁面の間に開口形成された一方の型板
3と、 上記一方の型板3に重合する他方の型板4と、 を具備し、 上記一方又は他方の型板には、その重合位置に
おいて、上記凹部5とガイド溝7内に紐材が挿入
保持された状態において、上記凹部5内に溶融樹
脂が供給される通路が設けられたことを特徴とし
ている。 [作 用] このような結合構造と結合加工装置とにより、
紐材の突合せ部分は、モールド加工時において型
板凹部内の突起に密着されているために正確に位
置決めされると共に、紐材の心方向と略直角な方
向に折込まれ、その結果、紐材がモールド面から
露出したり、あるいは紐材がモールド樹脂から抜
け出すことがない。 [実施例] 以下、第1図ないし第8図に示す一実施例に基
づき、本発明の構成を具体的に述べる。 (a) 結合構造(第1図、第2図参照) この結合構造においては、樹脂製端子1の肉
内に紐材2の両側端の突合せ部分2aがモール
ド固定されていて、具体的に、端子1は、板面
の中央部に方形の貫通孔又は凹孔よりなる抜き
孔1aが開けられた方形の厚板状に成形された
ものであつて、かつ紐材2の突合せ部分2a
は、両側端の継部2bが熱接着等の手段により
仮止めされた上で、抜き孔1aの周辺をコ形に
囲むように位置した状態でモールド固定されて
おり、これにより継部2bの方向は、紐材2の
心方向に対して略直角に析曲げられた状態にな
つている。 (b) 結合加工装置(第3図ないし第8図参照) この加工装置は、夫々長手の方ブロツクより
成る一方の型板としての下型3と他方の型板と
しての上型4との合せ金型により構成されてい
て、先ず下型3の上面には、次のような凹凸が
成形されている。 (イ) 凹部5 長手方向のほぼ中央線上の複数個(図示で
は、左右各2箇所の4箇所)に凹入成形され
た方形の低段部であつて、この凹部5は、紐
材2の突合せ部分2aの収容室を成してい
る。 (ロ) 突起6 上記各凹部5の中央位置に立設された角柱
形等のピン状の突出体であつて、その頂面
は、下型3の上面よりわずかに突出してい
る。 (ハ) ガイド溝7 上記各凹部5の方側縁から短手方向に引出
されて下型3の外壁面に開口する溝であつ
て、2本1対の紐材2を押込み挿通させて案
内固定させるための溝である。 (ニ) 紐受け8 凹部5とガイド溝7との境目に成形された
低い仕切板であつて、並列する2本の紐材2
の下半面を受けて、紐の途中を固定させるた
めの受板である。 (ホ) 通し溝9,10 下型3の上面に堀込まれた十字形の溝であ
つて、通し溝9は、長手方向の中央部に凹入
して中央寄りの両凹部5間に連通し、また、
通し溝10は、左右側部の各凹部5間に連通
しており、しかして各通し溝9,10は、溶
融樹脂の流路を成すものである。 次に、下型3に重合する上型4には、その中央
部に上下に貫通する貫通孔11が穿開されると共
に、上型4の下面には、下型3の各凹部5に対向
する位置に、引込み段部12が成形されていて、
この貫通孔11は、溶融樹脂の注入通路を成して
いる。 ところで、このように構成された継着加工装置
によつて紐材2をエンドレスに継着加工するに
は、第8図に示すように、先ず前加工として、紐
材2の継部2bを熱接着等の方法で仮止めさせ、
その後、突合せ部2aを突起6にコ形に掛け回し
た上で紐材2をガイド溝7内に固定させ、更に紐
材2を引張つて緊締させる。 次で、上型4を重合させた上で、溶融樹脂を外
部から貫通孔11に注入して凹部5内に充填さ
せ、その後、冷却を待つて端子1を型から抜出せ
ば、環紐が形成される。 この加工作業によれば、モールド時において紐
材2の突合せ部分2aが確実に位置決め固定され
るので、突合せ部分2aが端子1の外面にはみ出
すような虞れがない。 しかして、加工後に取出された環紐は、突合せ
部分2aがコ形に折曲げられていることから、そ
の継着耐力が強く、従つて、環紐の外見は良好
で、かつ紐抜けが生じる虞れがない。 [発明の効果] 以上述べたように、本発明に係る環紐の継結構
造と継着加工装置によれば、紐材の突合せ部分
を、樹脂製端子の肉内にコ形に埋込み継結させる
と共に、その継着加工には、中央に位置決め用の
突起が立設された端子成型用の凹部が成形された
重せ金型を用いるように構成させたもので、モー
ルド継着加工時における突合せ部分が確実に位置
決めされた上で、端子内にコ形にモールド固着さ
れ、その結果、樹脂製端子1の外壁面及び抜き孔
1a内に紐材2が表出されない外見の良い端子を
有し、かつ、該端子からの紐抜けの虞れがない環
紐が得られ、これにより環紐の商品性と耐久性を
向上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す環紐の継結
構造の正面図、第2図は、同側面図、第3図は、
本発明の一実施例を示す環紐の継着加工装置の上
面図、第4図は、同側面図、第5図は、同装置の
上型の下面図、第6図は、同装置の下型の上面
図、第7図は、第6図の−線側断面、第8図
は、第6図の作用図である。 1……端子、1a……抜き孔、2……紐材、2
a……突合せ部分、3……下型、4……上型、5
……凹部、6……突起、9,10……通し溝、1
1……貫通孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 紐材2の側端の突合せ部分2aが、板面の中
    央部に貫通孔若しくは凹孔による抜き孔1aが開
    けられた厚板状の樹脂製端子1の肉内に、上記抜
    き孔1aの周辺を囲むように位置してモールド継
    着されていることを特徴とする紐の結合構造。 2 凹部5と該凹部5の中央に立設される突起6
    が設けられ、該突起6の周囲の上記凹部5は、突
    起6の外周に沿つて紐材の側端の突合せ部分が環
    状に挿入保持される収容室とされると共に、上記
    紐材の突合せ部分に連続する部分が挿入保持され
    て型板の外部に導出されるガイド溝7が、上記凹
    部5の内壁面と型板の外壁面の間に開口形成され
    た一方の型板3と、 上記一方の型板3に重合する他方の型板4と、 を具備し、 上記一方又は他方の型板には、その重合位置に
    おいて、上記凹部5とガイド溝7内に紐材が挿入
    保持された状態において、上記凹部5内に溶融樹
    脂が供給される通路が設けられたことを特徴とす
    る紐の結合加工装置。
JP12988485A 1985-06-17 1985-06-17 紐の結合構造と結合加工装置 Granted JPS61288803A (ja)

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JP12988485A JPS61288803A (ja) 1985-06-17 1985-06-17 紐の結合構造と結合加工装置

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JP12988485A JPS61288803A (ja) 1985-06-17 1985-06-17 紐の結合構造と結合加工装置

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JPS61288803A JPS61288803A (ja) 1986-12-19
JPH0148761B2 true JPH0148761B2 (ja) 1989-10-20

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ID=15020716

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12988485A Granted JPS61288803A (ja) 1985-06-17 1985-06-17 紐の結合構造と結合加工装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7051498B2 (ja) * 2018-03-07 2022-04-11 Ykk株式会社 スライダーの引手およびスライダーの引手の製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5745315B2 (ja) * 1975-11-29 1982-09-27

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5745315U (ja) * 1980-08-28 1982-03-12

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JPS5745315B2 (ja) * 1975-11-29 1982-09-27

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JPS61288803A (ja) 1986-12-19

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