JPH0148627B2 - - Google Patents
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- JPH0148627B2 JPH0148627B2 JP8874084A JP8874084A JPH0148627B2 JP H0148627 B2 JPH0148627 B2 JP H0148627B2 JP 8874084 A JP8874084 A JP 8874084A JP 8874084 A JP8874084 A JP 8874084A JP H0148627 B2 JPH0148627 B2 JP H0148627B2
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- sheathed heater
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- Expired
Links
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Landscapes
- Control Of Resistance Heating (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はうず巻ヒータを用いた電気コンロや電
気レンジなどや、電気ストーブや焼肉器、ロース
タ、オーブンなどのシーズヒータを用いた加熱器
及び調理器に関するものである。
気レンジなどや、電気ストーブや焼肉器、ロース
タ、オーブンなどのシーズヒータを用いた加熱器
及び調理器に関するものである。
従来例の構成とその問題点
従来うず巻ヒータを用いたコンロや、電気レン
ジ、又電気ストーブ、調理用オーブンなどにシー
ズヒータが良く使用されている。
ジ、又電気ストーブ、調理用オーブンなどにシー
ズヒータが良く使用されている。
今までのシーズヒータはステンレスや耐熱鋼の
パイプを用い、焼鈍時につく酸化皮膜もしくは使
用中につく酸化皮膜のまゝで使用されていた。こ
の酸化皮膜はCr,Feの酸化物が主で色調として
は黒つぽい色であり、ヒータを通電し徐々に温度
が上つていつても、その色の変化は少ないもので
あつた。550℃前後から赤味が出始め、あと温度
が高くなるにつれ、赤色が濃くなり次第に白黄色
化していくものであつた。電源をOFFにしたと
きは、通電時の逆であり約550℃ぐらいで赤味が
消え、それ以下の温度では色の変化は殆んど生じ
ないものであつた。
パイプを用い、焼鈍時につく酸化皮膜もしくは使
用中につく酸化皮膜のまゝで使用されていた。こ
の酸化皮膜はCr,Feの酸化物が主で色調として
は黒つぽい色であり、ヒータを通電し徐々に温度
が上つていつても、その色の変化は少ないもので
あつた。550℃前後から赤味が出始め、あと温度
が高くなるにつれ、赤色が濃くなり次第に白黄色
化していくものであつた。電源をOFFにしたと
きは、通電時の逆であり約550℃ぐらいで赤味が
消え、それ以下の温度では色の変化は殆んど生じ
ないものであつた。
従つて電気コンロや電気ストーブにおいてはヒ
ータが熱いことを表示する手段として適当な方法
が無く、僅かに通電中を表示するパイロツトラン
プが点灯して通電中を表示するていどであつた。
この場合OFF後の予熱表示は出来ない為誤つて
手で触れて火傷するとかの事故も多かつた。
ータが熱いことを表示する手段として適当な方法
が無く、僅かに通電中を表示するパイロツトラン
プが点灯して通電中を表示するていどであつた。
この場合OFF後の予熱表示は出来ない為誤つて
手で触れて火傷するとかの事故も多かつた。
発明の目的
本発明はこのような不具合点を解決する為、ヒ
ータ表面に温度によつて色変化しやすいようなホ
ーロをかけ、その色の変化を目視で見て冷熱を判
断できるようにするものである。
ータ表面に温度によつて色変化しやすいようなホ
ーロをかけ、その色の変化を目視で見て冷熱を判
断できるようにするものである。
又使用しているシーズヒータの表面温度が、ど
れくらいの温度になつているかを目視で判断しよ
うとするものである。
れくらいの温度になつているかを目視で判断しよ
うとするものである。
発明の構成
本発明は加熱すると色変化の起きるホーロをパ
イプ表面に施こされてなるシーズヒータを有し、
そのホーロヒーターが冷えたときの色から加熱さ
れて安定するまでの色と同じ色の表示部を器体の
しかるべき位置に設け、しかもこの表示部にはシ
ーズヒータの温度に対応する色の近傍にシーズヒ
ータの通電前冷時および熱的安定時以外の温度内
容をも表示する記号を付してなるもので、シーズ
ヒータの概略の温度を一見して知ることができる
ようにしたものである。
イプ表面に施こされてなるシーズヒータを有し、
そのホーロヒーターが冷えたときの色から加熱さ
れて安定するまでの色と同じ色の表示部を器体の
しかるべき位置に設け、しかもこの表示部にはシ
ーズヒータの温度に対応する色の近傍にシーズヒ
ータの通電前冷時および熱的安定時以外の温度内
容をも表示する記号を付してなるもので、シーズ
ヒータの概略の温度を一見して知ることができる
ようにしたものである。
実施例の説明
以下本発明について具体的にシーズヒータへの
耐熱ホーロの塗付の実施例と、そのシーズヒータ
を用いた機器への実施例に分けて説明する。
耐熱ホーロの塗付の実施例と、そのシーズヒータ
を用いた機器への実施例に分けて説明する。
シーズヒータへのホーロ掛けの実施例は第1図
に示すようにシーズヒータのパイプ1として
NCF600,NCF800,SUS321などの耐熱鋼及び
鉄鋼を用い、従来と同じように発熱線2、パウダ
ー3、電力取出端子4等を用いシーズヒータを作
成した。その後機器に使用する用途に応じて、電
気ストーブやサウナ用などは直線状のまゝコン
ロ、電気レンジ用などはうず巻形に、オーブン、
焼肉器用などはしかるべき形状にそれぞれ曲げ加
工等を施こす。
に示すようにシーズヒータのパイプ1として
NCF600,NCF800,SUS321などの耐熱鋼及び
鉄鋼を用い、従来と同じように発熱線2、パウダ
ー3、電力取出端子4等を用いシーズヒータを作
成した。その後機器に使用する用途に応じて、電
気ストーブやサウナ用などは直線状のまゝコン
ロ、電気レンジ用などはうず巻形に、オーブン、
焼肉器用などはしかるべき形状にそれぞれ曲げ加
工等を施こす。
その後パイプ表面に熱処理、ブラスト等の表面
処理を施こした後、耐熱ホーロをスプレーもしく
は浸漬などによりコーテイングし、鉄パイプの場
合は800℃以上1050℃以下、耐熱鋼の場合は900℃
以上1150℃以下の加熱条件でホーロ層5を設け
る。その後ガラス封口6及び樹脂封口7等を施こ
してシーズヒータを完成する。
処理を施こした後、耐熱ホーロをスプレーもしく
は浸漬などによりコーテイングし、鉄パイプの場
合は800℃以上1050℃以下、耐熱鋼の場合は900℃
以上1150℃以下の加熱条件でホーロ層5を設け
る。その後ガラス封口6及び樹脂封口7等を施こ
してシーズヒータを完成する。
使用するホーロ材として、フリツト成分もしく
はミル成分の中に、Cd,Ni,Fe,Cr,Ti,Co,
Zn,Au,Mnなど所定の色を出すための金属酸
化物を願料として含有するSiO2系耐熱ホーロを
用いる。
はミル成分の中に、Cd,Ni,Fe,Cr,Ti,Co,
Zn,Au,Mnなど所定の色を出すための金属酸
化物を願料として含有するSiO2系耐熱ホーロを
用いる。
一例として鉄パイプ用の場合、SiO250%,
Al2O37%,B2O317%,K2O5%,Na2O15%,
MnO21〜3%,NiO1%などからなるフリツトを
用い、このフリツト100に対しAl2O320、粘土6、
水50などを加えスリツプ化し、スプレー塗布など
を施こす。
Al2O37%,B2O317%,K2O5%,Na2O15%,
MnO21〜3%,NiO1%などからなるフリツトを
用い、このフリツト100に対しAl2O320、粘土6、
水50などを加えスリツプ化し、スプレー塗布など
を施こす。
耐熱鋼の場合の一例として、SiO238,B2O37,
CaO4,BaO44,ZnO5,BeO2などのフリツトを
用いフリツト100に対し粘土5,Cr2O330、水50
などをミル添加し、スリツプを作成する。このよ
うに作成したシーズヒータを加熱通電すると、ホ
ーロの種類により色変化を起こすが一例として
Cr2O3を願料として用いたホーロの場合 濃緑色(常温)→暗緑色(100〜200℃)→黒褐
色(400〜600℃)→赤色(600〜700℃)→明赤色
(800〜850℃)という具合に変化する。
CaO4,BaO44,ZnO5,BeO2などのフリツトを
用いフリツト100に対し粘土5,Cr2O330、水50
などをミル添加し、スリツプを作成する。このよ
うに作成したシーズヒータを加熱通電すると、ホ
ーロの種類により色変化を起こすが一例として
Cr2O3を願料として用いたホーロの場合 濃緑色(常温)→暗緑色(100〜200℃)→黒褐
色(400〜600℃)→赤色(600〜700℃)→明赤色
(800〜850℃)という具合に変化する。
次にこのシーズヒータの冷時(常温時)の色か
ら熱的に安定するまでの各段階の色と同じ色調を
有する区角部8〜12を、耐熱紙に印刷し、表示
部13を作成した。区角部8〜12は室温の濃緑
色8,200℃の暗緑色9,400℃の黒褐色10,600
℃の赤色11,800℃の明赤色12と合計5区角設
け、その下部に概略の温度等を文字で表記した。
このようにして出来た表示部13を電気ストーブ
等の機器14の前面下部に接着剤で取りつけた。
ら熱的に安定するまでの各段階の色と同じ色調を
有する区角部8〜12を、耐熱紙に印刷し、表示
部13を作成した。区角部8〜12は室温の濃緑
色8,200℃の暗緑色9,400℃の黒褐色10,600
℃の赤色11,800℃の明赤色12と合計5区角設
け、その下部に概略の温度等を文字で表記した。
このようにして出来た表示部13を電気ストーブ
等の機器14の前面下部に接着剤で取りつけた。
このようにシーズヒータの色を表示部13の色
と比較することによりシーズヒータが概略何度で
あるかを判断することができる。
と比較することによりシーズヒータが概略何度で
あるかを判断することができる。
発明の効果
以上説明したように本発明によればシーズヒー
タの温度が概略目視によつて判断できる為、火傷
などの危険性もなく、かつ使用する人が安心して
使えるという効果を有し、又パイロツトランプで
は得にくい、余熱表示なども可能になる。
タの温度が概略目視によつて判断できる為、火傷
などの危険性もなく、かつ使用する人が安心して
使えるという効果を有し、又パイロツトランプで
は得にくい、余熱表示なども可能になる。
第1図は本発明の一実施例のシーズヒータの断
面図、第2図は本発明の実施例のシーズヒータ加
熱器の外観図、第3図は同表示部の拡大正面図で
ある。 1……パイプ、5……ホーロ層、13……表示
部。
面図、第2図は本発明の実施例のシーズヒータ加
熱器の外観図、第3図は同表示部の拡大正面図で
ある。 1……パイプ、5……ホーロ層、13……表示
部。
Claims (1)
- 1 加熱すると色変化の起きるホーロ層をパイプ
表面に施してなるシーズヒータと、このシーズヒ
ータの通電前冷時色調から通電時熱的に安定する
までの色調を施した表示部を備え、前記表示部は
シーズヒータの温度に対応する色の近傍にその温
度内容を示す記号を付し、その記号は少なくとも
シーズヒータの通電前冷熱時温度より高く熱的安
定時温度より低い温度範囲内の1つの温度を示す
ようにしたシーズヒータ加熱器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8874084A JPS60232687A (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | シ−ズヒ−タ加熱器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8874084A JPS60232687A (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | シ−ズヒ−タ加熱器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60232687A JPS60232687A (ja) | 1985-11-19 |
JPH0148627B2 true JPH0148627B2 (ja) | 1989-10-19 |
Family
ID=13951312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8874084A Granted JPS60232687A (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | シ−ズヒ−タ加熱器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60232687A (ja) |
-
1984
- 1984-05-02 JP JP8874084A patent/JPS60232687A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60232687A (ja) | 1985-11-19 |
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