JPH0147723B2 - - Google Patents

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JPH0147723B2
JPH0147723B2 JP56081962A JP8196281A JPH0147723B2 JP H0147723 B2 JPH0147723 B2 JP H0147723B2 JP 56081962 A JP56081962 A JP 56081962A JP 8196281 A JP8196281 A JP 8196281A JP H0147723 B2 JPH0147723 B2 JP H0147723B2
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JP
Japan
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zero point
signal
difference signal
point adjustment
variable
Prior art date
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Expired
Application number
JP56081962A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57197697A (en
Inventor
Kazuo Ume
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Anritsu Corp filed Critical Anritsu Corp
Priority to JP56081962A priority Critical patent/JPS57197697A/ja
Publication of JPS57197697A publication Critical patent/JPS57197697A/ja
Publication of JPH0147723B2 publication Critical patent/JPH0147723B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Amplifiers (AREA)
  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は例えば差動変圧器を用いた変位測定装
置等に適用して好適な可変増幅装置に係り、特に
差動変圧器の可動コアが中心位置よりずれた場合
でも確実に零点調整できる可変増幅装置に関す
る。
一般に、変位測定装置は、第1図および第2図
に示すように交流励磁電源1で励磁される差動変
圧器2の可動コア2aに変位検出子(図示せず)
を取着し、この可動コア2aの位置変化によつて
変化する差動接続された2つの2次コイル2b,
2cの出力A、BをA−Bの差信号として取出し
た後、交流増幅器3で増幅し測定出力としてい
る。2dは差動変圧器2の1次コイルである。
ところで、従来、可動コア2aが中央位置から
僅かずれた状態で交流増幅器3の出力を零とする
零点調整手段にあつては、第1図のように差動変
圧器2と交流増幅器3との間に2つの1次コイル
4a,4bを有する零点調整用変圧器4を設け、
コイル2b,2cおよび4a,4bで構成する交
流ブリツジに挿入した可変抵抗5を可変して零点
調整を行ない、また第2図のように差動接続せる
2次コイル2b,2cの両端間に固定抵抗5a、
可変抵抗5bおよび固定抵抗5cの直列回路を接
続し、可変抵抗5bを可変して零点調整を行なう
ものとがある。
しかし、上記の零点調整手段は、2次コイル2
b,2cの両出力A、Bの位相が180゜異なつてい
るので、可動コア2aが中心位置にありかつA=
Bのときに位相ずれなく零点調整をすることがで
きるが、可動コア2aの中心位置がずれた状態で
零点調整を行なうと、直流的にはメータを零に指
示させることができるが、交流的には零とならな
い。その理由は、零点調整によつて2次コイル2
b,2cにインピーダンス差を生じ、2次コイル
出力A、Bの差信号A−Bに不平衡90゜成分が発
生するためである。つまり、可変抵抗5,5bの
可変位置により、差動変圧器2の2つの2次コイ
ル2b,2cの位相θがtan-1R/ωLの式により互 いに逆方向に変化し、2次コイル2b,2c間に
位相差が生ずるので、2次コイル出力A、Bの差
信号A−Bには不均衡90゜成分が発生し、第3図
の実線で示すように可動コア2aが本来の中心位
置にあるとき残り電圧Eを有し差信号A−Bは零
とならない。この結果、信号とノイズとの峻別が
難しく特に90゜成分ノイズの発生によりSN比が悪
化する。また、残り電圧Eにより、コア中心付近
の直線性が悪いため微小変位の測定に不向きであ
る。また、位相ずれによつて出力特性が非直線性
となり測定出力に誤差を生ずる欠点がある。
本発明は上記実情にかんがみてなされたもの
で、その目的とするところは、可動コアが中央位
置からずれたことによつて発生する差信号を消去
して確実に零点調整し、よつてSN比の改善され
た高精度の測定を可能とする可変増幅装置を提供
するものである。
以下、本発明の一実施例について第4図を参照
して説明する。同図において11は交流励磁電源
であつて例えば交流信号発振器を用いる。12は
交流励磁される1次コイル12a、可動コア12
bおよび差動接続された2つの2次コイル12
c,12dを有する差動変圧器、13は2次コイ
ル出力A、Bを演算して差信号A−Bおよび和信
号A+Bを求める演算回路、14は零点調整演算
部であつてこれは反転増幅器14aの反転入力部
と非反転入力部に接続する抵抗R1,R1間に零
点調整用可変抵抗14bを介挿し、この可変抵抗
14bの可変端子に演算回路13で求めた和信号
を入力して可変調整する構成である。反転増幅器
14aの非反転入力部は抵抗R2を介して接地さ
れ、また反転増幅器14aの反転入力部と出力端
との間に抵抗R2が介挿されている。そして、演
算回路13の差信号出力端と零点調整演算部14
の出力端とを差動増幅器15の入力端にそれぞれ
接続している。
次に、以上のように構成する可変増幅装置の作
用を説明する。交流励磁電源11より差動変圧器
12の1次コイル12aに交流励磁信号を与える
と、差動接続された2次コイル12c,12d側
から出力A、Bを生ずる。そこで、この両出力
A、Bをそのまま演算回路13へ入力し、ここで
(A−B)および(A+B)の演算を行なつて差
信号および和信号を求める。このとき、可動コア
12bがコア中心位置よりずれていると、あるレ
ベルを有する差信号が生ずる。
そこで、本装置は、上記演算回路13で求めた
和信号の入力する可変抵抗14bを可変して差信
号をキヤンセルする。即ち、零点調整用可変抵抗
14bの可動端子が中央位置にあるとき、零点調
整演算部14の出力は零である。この状態におい
て可変抵抗14bを可変すると、反転増幅器14
aからは和信号に対し0゜又は180゜の位相差の信号
が出力する。しかも、零点調整用可変抵抗14b
の中央位置からずらすと、そのずれに比例して零
点調整演算部14の増幅度が変化し、それに応じ
た信号が反転増幅器14aから出力する。このこ
とは、可変抵抗14bの可変によつて差信号の位
相と逆位相でかつその差信号レベルと等しい信号
を出力することができる。従つて、差動増幅器1
5では差信号と零点調整演算部14の出力との演
算を行なつて差信号を零とする。
なお、本発明は上記実施例に限定されるもので
はない。例えば微調や租調等を行なう場合、第5
図のように反転増幅器14aの2入力端間に2つ
の零点調整用抵抗回路R11−14b1−R11,
R12−14b2−R12を並設し、それぞれの零
点調整用可変抵抗14b1,14b2で可変すると
か、或は第6図のように可変抵抗14b,14b
を2個並設し、これらの可変抵抗14b,14b
で可変するようにしてもよい。また2つの2次コ
イル12c,12dの両出力に位相差が生じてい
る場合、第7図のように差動増幅器15の出力側
に同期検波器16を設け、同回路16で差信号を
和信号で同期検波すれば位相差の影響の少ない直
流信号を取り出すことができる。その他、本発明
はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施
できる。
以上詳記したように本発明によれば、可動コア
の中央位置ずれによつて生ずる差信号を零点調整
により消去するに際し、差動変圧器の2つの2次
コイルの和信号を用いて差信号と逆位相で差信号
レベルと等しい信号を作り出して差信号を相殺す
るようにしたので、可動コアの零点(中央)位置
付近で残り電圧が生じることなく、従つて、出力
特性の直線性を改善でき、かつ良好なSN比で可
動コアの変位を測定しうる可変増幅装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の零点調整手段を示
す構成図、第3図は従来手段の不具合を説明する
図、第4図は本発明に係る可変増幅装置の一実施
例を示す構成図、第5図および第6図はそれぞれ
本発明の要部の他の例を示す図、第7図は本発明
装置の応用例を示す構成図である。 11……交流励磁電源、12……差動変圧器、
12b……可動コア、12c,12d……2次コ
イル、13……演算回路、14……零点調整演算
部、14a……反転増幅器、14b……可変抵
抗、15……差動増幅器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 可動コアの中央位置からのずれによつて生ず
    る差動変圧器の差信号を零点調整によつて消去す
    る装置において、前記差動変圧器の差動接続され
    る2つの2次コイル両出力を用いて前記差信号お
    よび和信号を求める演算回路と、この演算回路か
    ら出力された和信号を用いてこの和信号に対して
    0゜または180゜の位相差でかつ増幅度を可変して前
    記差信号と等しいレベルの信号を出力する零点調
    整演算部とを備え、前記差信号出力を零点調整演
    算部の出力で相殺するようにしたことを特徴とす
    る可変増幅装置。
JP56081962A 1981-05-29 1981-05-29 Variable amplifier Granted JPS57197697A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56081962A JPS57197697A (en) 1981-05-29 1981-05-29 Variable amplifier

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JP56081962A JPS57197697A (en) 1981-05-29 1981-05-29 Variable amplifier

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Publication Number Publication Date
JPS57197697A JPS57197697A (en) 1982-12-03
JPH0147723B2 true JPH0147723B2 (ja) 1989-10-16

Family

ID=13761121

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JP56081962A Granted JPS57197697A (en) 1981-05-29 1981-05-29 Variable amplifier

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JPS57197697A (en) 1982-12-03

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