JPS5950720A

JPS5950720A - 零相電圧検出装置

Info

Publication number: JPS5950720A
Application number: JP16280582A
Authority: JP
Inventors: 直毅増田; 義一渋谷
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1982-09-16
Filing date: 1982-09-16
Publication date: 1984-03-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、電圧測定装置に係り、特に、三相交流の零
相電圧を測定する零相電圧測定装置に関するものである
。

従来、この種の装置としては、第１図に示すものかあっ
た。第１図において、１ａ、Ｉｂ、Ｉｃは高インピーダ
ンス素子からなる高圧分圧素子、２は各高圧分圧素子と
直列に接続された低インピーダンス素子からなる低圧分
圧素子である。

次に動作について説明する。第１図において、各高圧分
圧素子のインピーダンスをＺａ　、　Ｚｂ　、　Ｚｃ、
低圧分圧素子をＺｏとし、３相電源の各相電圧をｖｌＬ
、　Ｖｂ　、　Ｖｃ、出力電圧をＶｏｕｔとする。

出力電圧ＶｏｕｔはＺａ　、　Ｚｂ　、　Ｚｃ　＞＞　
Ｚｏとしてで表わせる。ここでＺａ　＝　Ｚｂ　＝　Ｚ
ｃ　＝　Ｚとすると０Ｖｏｕｔ　＝　−（Ｖａ＋Ｖｅ＋Ｖｃ　）、　　””　
（２）となる。零相電圧Ｖｏはであるから（２）式および（３）式からとして、零相電
圧かもとめられる。

従来の零相電圧検出装置は以上のように構成されている
ので、各高圧分圧素子のインピーダンスが正確に同じ値
でなければならない。

もし、上記の条件が満足されない場合、測定される零相
電圧は、振幅、位相ともＣ″−直の零相電圧とは異なる
が、この誤差を取り除く簡単な方法はなく、測定後、数
値的に較正しなければならないという欠点があった。

この発明は、上記のような従来のものの欠点を除去する
ためになされたもので、分圧器の出力側に高抵抗と可変
抵抗を直列（二接続し、相電圧Ｖａ。

ｖｂ　、　Ｖｃが正確に同一比率で加算されるような調
整機構を設けることにより、高精度で零相電圧が測定で
きる零相電圧検出装置を提供することを目的としている
。

以下、この発明の一実施例を図について説明する。

第２図において、１ａ、１ｂ、１ｃは高圧９分圧素子、
２ａ、２ｂ、２ｃは低圧分圧素子、５ｖＬ、５ｂ、５ａ
は可変抵抗、４ａ、４ｂ、４ｃは高抵抗、５は演算増幅
器、６は抵抗である。

次に動作について説明する。いま高圧分圧素子Ｉａ、１
ｂ、ｌｃの値をＺａ’　、　Ｚｂｌ、Ｚｃ＋、低圧分圧
素子２ａ、２ｂ、２ｃの値をＺａｔ　、　Ｚｂｔ　、　
Ｚｃｔとし１可変抵抗５ａ　、３ｂ　、５ａの値をｒａ
、ｒｂ、ｒｅ、高抵抗４ａ、４ｂ、４ｃの値をＨａ　、
Ｒｂ　、　Ｒｃとし、抵抗６の値をＲｏとすると、検出
電圧Ｖｏｕｔは、ａ、ｂ。

Ｃ相電圧をＶａ　、Ｖｂ　、Ｖｃとして次式のようにな
る。

したがって、となるように、可変抵抗ｒａ　、　ｒｂ　、　ｒｃを調
整すれば、−ｖｏｕｔ　＝　Ｋ　（Ｖａ　＋　ｖｂ　＋
　ｖｃ　）であるから、零相電圧ｖＯは次式でもとまる
。

３Ｋ　　　　　　　　　・・・・・・・・（１０）もと
もと、Ｚａ＋４Ｚｂ＋”ｇＺｃｔ　、　Ｚａｔ”ＷＺｂ
ｔ−Ｚｃｔ　Ｉ　Ｒａ−Ｒｂ〜Ｒｃとなるように選んで
あるので、ｒａ　、　ｒｈ　、　ｒｅはこれらの値の誤
差を補償するための微調整を行なうものである。

また、上記実施例では、零相電圧のみを検出しだが、第
３図のように同じ３個の分圧器から零相電圧と同時に各
相電圧も取り出すことができる。

すなわち、演算増幅器５により零相電圧を検出すると同
時に、各々の分圧器の出力を演算増幅器６２Ｌ、６ｂ、
６ｃに導くことにより、３相の線路電圧も検出すること
ができる。

以上のように、この発明によれば、３相電圧に接続され
る３組の分圧素子のインピーダンス値の不均一を可変抵
抗器の調整により、補償できるように構成したので、簡
単な装置により、高精度で零相電圧を測定でき、また、
従来用いていたような極めて高精度の分圧素子は、必ら
ずしも用いなくて良いという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の零相電圧検出装置を示す回路図、第２図
は、この発明の一実施例による零相電圧検出装置を示す
回路図、第３図は、この発明の他の実施例を示す零相電
圧検出装置の回路図である。１ａ、Ｉｂ、ｌｃ・−高圧分圧素子、２ａ　、２ｂ、２
０・・・低圧分圧素子、５＊、５ｂ＊５ｃ・・・可変抵
抗、４ａ、４ｂ、４ｃ・・・高抵抗、５・・・演算増幅
器、６・・・抵抗、１０ａ、１０ｂ、ＩＱｃ−・・可変
抵抗、１１　ａ　、　１１　ｂ　、　１１　ｃ−−・高
抵抗、１２ａ、１２ｂ、１２ｃ・・・演算増幅器、１ｓ
ａｔｉｓｂ＊１５ｃ・・・抵抗。なお図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。代理人　葛野信−（ほか１名）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）高インピーダンス素子と低インピーダンス素子を
直列に接続してなる３ケの分圧器を３相電源の各々の相
に接続し、各々の分圧器の出力を高抵抗と可変抵抗器の
直列回路を介して同一の零相電圧検出用演算増幅器の反
転入力端に入力する反転型帰還回路を備え、前記各可変
抵抗器を調整することにより、分圧素子の分圧比の差異
を補償できるようＣ二したことを特徴とした零相電圧検
出装置っ（２）前記各分圧器の出力を前記零相電圧検出
用の演算増幅器への入力回路と並列に、第１高抵抗と、
第１可変抵抗器を介して、第１演算増幅器の反転入力端
に入力する第１反転型帰還回路を設け、各可変抵抗器を
調整することにより、３相電源の各相電圧も同一分圧比
で検出できる並列回路を設けたことを特徴とする特許請
求の範囲第１項記載の零相電圧検出装置。