JP2532351B2 - 差動トランスを使用した位置検出装置 - Google Patents

差動トランスを使用した位置検出装置

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JP2532351B2
JP2532351B2 JP6098052A JP9805294A JP2532351B2 JP 2532351 B2 JP2532351 B2 JP 2532351B2 JP 6098052 A JP6098052 A JP 6098052A JP 9805294 A JP9805294 A JP 9805294A JP 2532351 B2 JP2532351 B2 JP 2532351B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は差動トランスを使用して
位置を検出する装置に関し、とくに、0点調整ボリウム
で0点を補正し、感度調整ボリウムで測定感度を調整で
きるようにした位置検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】差動トランスは一次コイルに交流を加
え、一次コイルに電磁結合する二次コイルに誘導される
電圧を検出して可動部の変位を検出する。差動トランス
は、可動部を移動させると、一対の二次コイルに誘導さ
れる電圧が変化するようになっている。差動トランスを
使用した位置検出装置は、可動部を所定の位置に移動し
た状態で0点を補正するために0点調整ボリウムを接続
している。0点調整ボリウムのある位置検出装置は、た
とえば、シックネスゲージを使用して、基準位置からず
らせた位置を0点に調整して使用することができるの
で、便利に使用できる。さらに、測定範囲を調整するた
めに感度調整ボリウムを備える。感度調整ボリウムは、
フルスケールの範囲を調整する。たとえば、可動部が1
mm変位した状態をフルスケールとするか、100μm
変位した状態をフルスケールとするかを調整できる。
【0003】0点調整ボリウムと感度調整ボリウムを内
蔵する従来の位置検出装置の回路図を図1に示す。この
図に示す位置検出装置は、差動トランス1の二次コイル
1Bと直列に0点調整ボリウム2を接続している。0点
調整ボリウム2は両端の固定端子2Aを二次コイル1B
に接続している。抵抗面を摺動する摺動子を接続する摺
動子端子2Bは、感度調整ボリウム3の固定端子3Aに
接続される。感度調整ボリウム3は、一方の固定端子3
Aを0点調整ボリウム2に、他方の固定端子3Aを交流
的なアース側に接続している。この明細書において交流
的なアース側とは、電源の+−側であって、差動トラン
スの交流信号で変動しない点である。感度調整ボリウム
3の摺動子端子3Bは、交流的なアース側とアンプ4の
入力側とに接続している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図1に示す差動トラン
スを使用した位置検出装置は、0点調整ボリウム2で0
点を補正し、感度調整ボリウム3でフルスケールの測定
範囲を調整できるので、便利に使用できる。しかしなが
ら、この図に示す装置は、0点調整ボリウム2を調整し
た後で、感度調整ボリウム3を調整すると、0点がずれ
てしまう欠点がある。また、感度調整ボリウム3を調整
した後に、0点調整ボリウム2を調整すると感度調整が
ずれてしまう欠点がある。このために、0点調整と、感
度調整とを何回も繰り返し再調整する必要があり、0点
と感度の調整に著しく手間がかかる欠点がある。
【0005】本発明は、この欠点を解決することを目的
に開発されたもので、本発明の重要な目的は、0点調整
ボリウムと感度調整ボリウムとを、簡単かつ容易に、し
かも短時間に正確に調整できる差動トランスを使用した
位置検出装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の差動トランスを
使用した位置検出装置は、前述の目的を達成するために
下記の構成を備える。本発明の差動トランスを使用した
位置検出装置は、0点調整ボリウム2と感度調整ボリウ
ム3とを互いに影響なく独立して正確に調整するために
独得の回路を備える。
【0007】請求項1の位置検出装置は、差動トランス
1と、この差動トランス1の一次コイル1Aに交流を供
給する交流電源5と、差動トランス1の二次コイル1B
に接続された0点調整ボリウム2と、この0点調整ボリ
ウム2に接続された感度調整ボリウム3と、感度調整ボ
リウム3の摺動子端子3Bに入力側を接続している高入
力インピーダンスアンプ4とを備える。
【0008】0点調整ボリウム2は、摺動子端子2Bを
感度調整ボリウム3の片方の固定端子3Aに、固定端子
2Aを差動トランス1の二次コイル1Bに接続してい
る。さらに、一方の固定端子3Aを0点調整ボリウム2
の摺動子端子2Bに接続している感度調整ボリウム3
は、他方の固定端子3Aを交流的なアース側に、摺動子
端子3Bを交流的なアース側から切り離して高入力イン
ピーダンスアンプ4の入力側に接続している。
【0009】請求項2に記載の差動トランスを使用した
位置検出装置は、差動トランス1と、この差動トランス
1の一次コイル1Aに交流を供給する交流電源5と、差
動トランス1の二次コイル1Bに接続された0点調整ボ
リウム2と、この0点調整ボリウム2にバッファーアン
プ4を介して接続された感度調整ボリウム3と、感度調
整ボリウム3の摺動子端子3Bに入力側を接続している
高入力インピーダンスアンプ4とを備える。
【0010】0点調整ボリウム2は、摺動子端子2Bを
バッファーアンプ6を介して感度調整ボリウム3の片方
の固定端子3Aに、固定端子3Aを差動トランス1の二
次コイル1Bに接続している。さらに、感度調整ボリウ
ム3は、片方の固定端子3Aを交流的なアース側に、摺
動子端子3Bを高入力インピーダンスアンプ4の入力側
に接続している。
【0011】
【作用】本発明の差動トランスを使用した位置検出装置
は、0点調整ボリウム2を移動させて0点補正をした
後、感度調整ボリウム3を調整しても0点がずれない。
それは、感度調整ボリウム3を回転させても、0点調整
ボリウム2の摺動子端子2Bの負荷インピーダンスが変
化しないからである。
【0012】請求項1の差動トランスを使用した位置検
出装置は、0点調整ボリウム2の摺動子端子2Bの負荷
インピーダンスの変化を防止するために、感度調整ボリ
ウム3の摺動子端子3Bを、交流的なアース側から切り
離して高入力インピーダンスアンプ4の入力側に接続し
ている。交流的なアース側から切り離された感度調整ボ
リウム3は、摺動子端子3Bをどの位置に移動させて
も、0点調整ボリウム2摺動子端子2Bの負荷インピー
ダンスを変化させない。
【0013】感度調整ボリウム3の摺動子端子3Bを交
流的なアース側に接続すると、摺動子端子3Bの位置に
よって両固定端子3A間の抵抗値が変化してしまう。こ
の回路は、摺動子端子3Bを交流的なアース側に移動さ
せると0点調整ボリウム2の摺動子端子2Bの負荷イン
ピーダンスが大きくなる。反対に感度調整ボリウム3の
摺動子端子3Bを交流的なアース側から離すように摺動
子を移動させるにしたがって、0点調整ボリウム2の摺
動子端子2Bの負荷インピーダンスが小さくなる。
【0014】これに対して、本発明の位置検出装置は、
感度調整ボリウム3の摺動子端子3Bを交流的なアース
側から切り離しているので、摺動子端子3Bをどこに移
動させても感度調整ボリウム両端の固定端3A間の抵抗
は変化しない。また、感度調整ボリウム3の摺動子端子
3Bを高入力インピーダンスアンプ4の入力側に接続す
るので、摺動子端子3Bから高入力インピーダンスアン
プ4に流れる入力電流が無視できるほどに小さくでき
る。このため、高入力インピーダンスアンプ4の入力電
流に起因する、0点調整ボリウム2摺動子端子2Bの負
荷インピーダンスの変化を極減できる。
【0015】さらに請求項2に記載される差動トランス
を使用した位置検出装置は、0点調整ボリウム2の摺動
子端子2Bの負荷インピーダンスの変化を阻止するため
に、0点調整ボリウム2の摺動子端子2Bを、バッファ
ーアンプ6を介して感度調整ボリウム3の一方の固定端
子3Aに接続している。この回路は、0点調整ボリウム
2の負荷インピーダンスがバッファーアンプ6の入力イ
ンピーダンスとなる。バッファーアンプ6の入力インピ
ーダンスは相当に高いので、0点調整ボリウム2を調整
した後に、感度調整ボリウム3を調整しても、感度調整
ボリウム3が0点調整ボリウム2の調整位置をずらせる
ことがない。また、0点調整ボリウム2が感度調整ボリ
ウム3の調整位置をずらせることもない。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想
を具体化するための差動トランスを使用した位置検出装
置を例示するものであって、本発明は位置検出装置を下
記のものに特定しない。
【0017】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、「作用の欄」、および
「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付
記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、
実施例の部材に特定するものでは決してない。
【0018】図2に示す差動トランスを使用した位置検
出装置は、差動トランス1と、この差動トランス1の一
次コイル1Aに交流を供給する交流電源5と、差動トラ
ンス1の二次コイル1Bに接続された0点調整ボリウム
2と、この0点調整ボリウム2に接続された感度調整ボ
リウム3と、感度調整ボリウム3の摺動子端子3Bに入
力側を接続している高入力インピーダンスアンプ4とを
備える。
【0019】差動トランス1には、空心形や鉄芯形のも
のが使用できる。鉄芯形の差動トランス1は、一次コイ
ル1Aと二次コイル1Bとを巻いたコアの内部に、可動
部(図示せず)である鉄芯を移動できるように内蔵させ
ている。コアには、中央に一次コイルを、その両側に二
次コイルを巻いき、あるいは、一次コイルと二次コイル
とを積層して巻いたものが使用できる。
【0020】差動トランス1は、励磁する周波数によっ
て感度が変化する。周波数が低いときは、トランスの周
波数特性と同じように、周波数が高くなるにしたがって
感度が高くなる。周波数が高くなると浮遊容量によって
感度が低下する。しだかって、一次コイル1Aを励磁す
る交流電源5の周波数は、差動トランス1の感度が高く
なるように、たとえば1〜5kHz、好ましくは約4k
Hzに調整する。
【0021】差動トランス1の二次コイル1Bは、共通
の接続点をアースに、ふたつの出力端子を抵抗R1、R2
を介して0点調整ボリウム2の固定端子2Aに接続す
る。0点調整ボリウム2は、ボリウムの抵抗面を摺動す
る摺動子を接続する摺動子端子2Bを次段の感度調整ボ
リウム3の固定端子3Aに接続している。0点調整ボリ
ウム2は、摺動子の変位量に対して抵抗が直線的に変化
するBカーブの可変抵抗器である。
【0022】二次コイル1Bの負荷抵抗は、0点調整ボ
リウム2の抵抗と、直列に接続される抵抗R1、R2の和
となる。0点調整ボリウム2の抵抗値と、これに直列に
接続される抵抗R1、R2とは、差動トランス1の二次コ
イル1Bのインピーダンスとを考慮して最適値に設計さ
れる。差動トランス1に二次コイル1Bのインピーダン
スを250Ωとするものを使用するとき、たとえば、直
列接続する抵抗R1、R2を20〜24kΩ、0点調整ボ
リウム2の抵抗値を180〜220kΩとする。
【0023】感度調整ボリウム3は、一方の固定端子3
Aを0点調整ボリウム2の摺動子端子2Bに、他端の固
定端子3Aを抵抗R3を介してアースに接続する。感度
調整ボリウム3の摺動子端子3Bは、交流的なアース側
から切り離して、すなわち、アース側の固定端子3Aか
ら切り離して高入力インピーダンスアンプ4の入力側に
接続する。感度調整ボリウム3は、Aカーブ又はBカー
ブの可変抵抗器が使用できる。感度調整ボリウム3の固
定端子3Aとアースとの間に接続される抵抗R3は、感
度調整できる範囲を狭くして、感度調整をより正確にす
るたるのものである。感度調整ボリウム3は、0点調整
ボリウム2の摺動子端子2Bの負荷抵抗となる。したが
って、感度調整ボリウム3の抵抗値は、0点調整ボリウ
ム2よりも大きく、たとえば、0点調整ボリウム2の抵
抗値の3〜30倍、好ましくは約5〜15倍に設計され
る。
【0024】高入力インピーダンスアンプ4の入力イン
ピーダンスは、0点調整ボリウム2の抵抗値に比較して
充分に大きく設計される。高入力インピーダンスアンプ
4は、入力インピーダンスを高くすると共に、増幅率を
一定に調整するために、負帰還をかけたNFBアンプ4
が使用される。高入力インピーダンスアンプ4の入力イ
ンピーダンスは、感度調整ボリウム3の抵抗値の少なく
とも30倍、好ましくは100倍、さらに好ましくは3
00倍よりも大きく設計される。
【0025】高入力インピーダンスアンプ4の出力に
は、差動トランスの可動部の変位量に比例して電圧が出
力される。この出力信号は、位相弁別回路7に検出され
て、可動部が変位した方向によって+−極性の異なる電
圧信号として出力される。
【0026】図3に示す差動トランスを使用した位置検
出装置は、0点調整ボリウム2と感度調整ボリウム3と
の間にバッファーアンプ6を接続している。バッファー
アンプ6は、入力側を0点調整ボリウム2の摺動子端子
2Bに、出力側を感度調整ボリウム3の固定端子3Aに
接続している。バッファーアンプ6は、高入力インピー
ダンスアンプ4と同程度に入力インピーダンスの高いも
のである。この回路は、0点調整ボリウム2の摺動子端
子2Bに入力インピーダンスの高いバッファーアンプ6
を接続するので、0点調整ボリウム2の負荷インピーダ
ンスを極めて大きくできる。したがって、この回路は、
図3の鎖線で示すように、感度調整ボリウム3の摺動子
端子3Bをアース側の固定端子3Aに接続することもで
きる。バッファーアンプ6の出力側の負荷インピーダン
スが、0点調整ボリウム2の負荷インピーダンスに影響
を与えないからである。
【0027】さらに、図3に示す位置検出装置は、感度
調整ボリウム3の抵抗値を小さく設計することもでき
る。バッファーアンプ6の出力インピーダンスを小さく
設計できるからである。感度調整ボリウム3の抵抗値を
小さく設計できることは、高入力インピーダンスアンプ
4の入力側に誘導される雑音をレベルを低くすることに
効果がある。高入力インピーダンスアンプ4の増幅率を
高くして、測定できる分解能を高く設計したものは、雑
音の影響を極力少なくすることが大切である。雑音が分
解能を低くしてしまうからである。
【0028】図2と図3に示す位置検出装置は、差動ト
ランスの可動部の変位量に比例した電圧を、位相弁別回
路7から出力する。いいかえると、位相弁別回路7の出
力電圧は、可動部の変位に対して直線的に増加する。し
たがって、位相弁別回路7の出力電圧をアナログメータ
ーで表示し、あるいはデジタル値で表示して、可動部の
変位を検出できる。さらに、位相弁別回路7の出力をA
/Dコンバータ(図示せず)でデジタル量に変換し、デ
ジタル信号をマイクロコンピュータ等に入力して種々の
演算処理をすることもできる。
【0029】
【発明の効果】本発明の差動トランスを使用した位置検
出装置は、極めて簡単な回路であるにもかかわらず、0
点調整ボリウムと感度調整ボリウムとを、簡単かつ容易
に、しかも短時間で正確に調整できる特長がある。それ
は、感度調整ボリウムを調整しても、0点調整ボリウム
の負荷インピーダンスが変化しないからである。したが
って、本発明の差動トランスを使用した位置検出装置
は、従来のように、0点調整ボリウムと感度調整ボリウ
ムとを何回も繰り返し再調整する必要がなく、0点調整
ボリウムで基準となる0点を調整し、感度調整ボリウム
でフルスケールの測定幅を調整して、極めて便利に使用
できる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の差動トランスを使用した位置検出装置の
一例を示す回路図
【図2】本発明の実施例にかかる差動トランスを使用し
た位置検出装置の回路図
【図3】本発明の他の実施例にかかる差動トランスを使
用した位置検出装置の回路図
【符号の説明】
1…差動トランス 1A…一次コイル 1B…
二次コイル 2…0点調整ボリウム 2A…固定端子 2B…
摺動子端子 3…感度調整ボリウム 3A…固定端子 3B…
摺動子端子 4…アンプ 5…交流電源 6…バッファーアンプ 7…位相弁別回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 差動トランス(1)と、この差動トランス
    (1)の一次コイル(1A)に交流を供給する交流電源(5)と、
    差動トランス(1)の二次コイル(1B)に接続された0点調
    整ボリウム(2)と、この0点調整ボリウム(2)に接続され
    た感度調整ボリウム(3)と、感度調整ボリウム(3)の摺動
    子端子(3B)に入力側を接続している高入力インピーダン
    スアンプ(4)とを備え、 0点調整ボリウム(2)は、摺動子端子(2B)を感度調整ボ
    リウム(3)の片方の固定端子(3A)に、固定端子(2A)を差
    動トランス(1)の二次コイル(1B)に接続しており、さら
    に、一方の固定端子(3A)を0点調整ボリウム(2)の摺動
    子端子(2B)に接続している感度調整ボリウム(3)は、他
    方の固定端子(3A)を交流的なアース側に、摺動子端子(3
    B)を交流的なアース側から切り離して高入力インピーダ
    ンスアンプ(4)の入力側に接続している差動トランスを
    使用した位置検出装置。
  2. 【請求項2】 差動トランス(1)と、この差動トランス
    (1)の一次コイル(1A)に交流を供給する交流電源と、差
    動トランス(1)の二次コイル(1B)に接続された0点調整
    ボリウム(2)と、この0点調整ボリウム(2)にバッファー
    アンプ(6)を介して接続された感度調整ボリウム(3)と、
    感度調整ボリウム(3)の摺動子端子(3B)に入力側を接続
    している高入力インピーダンスアンプ(4)とを備え、 0点調整ボリウム(2)は、摺動子端子(2B)をバッファー
    アンプ(6)を介して感度調整ボリウム(3)の片方の固定端
    子(3A)に、固定端子(2A)を差動トランス(1)の二次コイ
    ル(1B)に接続しており、さらに、感度調整ボリウム(3)
    は、片方の固定端子(3A)を交流的なアース側に、摺動子
    端子(3B)を高入力インピーダンスアンプ(4)の入力側に
    接続してなる差動トランスを使用した位置検出装置。
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JP2008122254A (ja) * 2006-11-13 2008-05-29 Ulvac Japan Ltd 触針式段差計における変位センサ用差動トランス
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