JPH0146699B2 - - Google Patents
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- JPH0146699B2 JPH0146699B2 JP23810384A JP23810384A JPH0146699B2 JP H0146699 B2 JPH0146699 B2 JP H0146699B2 JP 23810384 A JP23810384 A JP 23810384A JP 23810384 A JP23810384 A JP 23810384A JP H0146699 B2 JPH0146699 B2 JP H0146699B2
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- JP
- Japan
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- cylinder
- siamese
- water jacket
- cylinder barrel
- barrel
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 30
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 23
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000002360 explosive Substances 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
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- 150000003839 salts Chemical group 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/02—Cylinders; Cylinder heads having cooling means
- F02F1/10—Cylinders; Cylinder heads having cooling means for liquid cooling
- F02F1/108—Siamese-type cylinders, i.e. cylinders cast together
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B2075/1804—Number of cylinders
- F02B2075/1816—Number of cylinders four
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/02—Cylinders; Cylinder heads having cooling means
- F02F1/10—Cylinders; Cylinder heads having cooling means for liquid cooling
- F02F2001/106—Cylinders; Cylinder heads having cooling means for liquid cooling using a closed deck, i.e. the water jacket is not open at the block top face
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
A 発明の目的
(1) 産業上の利用分野
本発明はエンジンに用いられるサイアミーズ型
シリンダブロツクに関する。
シリンダブロツクに関する。
(2) 従来の技術
従来、この種シリンダブロツクとしては製造面
上の配慮からシリンダブロツク外壁に、そのシリ
ンダヘツド接合面に開口部を有する水ジヤケツト
と、全周を水ジヤケツトに臨ませたサイアミーズ
シリンダバレルとを設け、そのサイアミーズシリ
ンダバレルはシリンダボアを有する複数のシリン
ダバレルを連結してなる、所謂オープンデツキ型
のものが用いられている。
上の配慮からシリンダブロツク外壁に、そのシリ
ンダヘツド接合面に開口部を有する水ジヤケツト
と、全周を水ジヤケツトに臨ませたサイアミーズ
シリンダバレルとを設け、そのサイアミーズシリ
ンダバレルはシリンダボアを有する複数のシリン
ダバレルを連結してなる、所謂オープンデツキ型
のものが用いられている。
(3) 発明が解決しようとする問題点
しかしながら前記オープンデツキ型のものにお
いては、エンジン運転中に各シリンダバレルに爆
発荷重およびピストンのサイドスラストが作用し
た場合各シリンダボアが長軸をシリンダバレル配
列方向と直交させた略楕円形状に変形するという
問題がある。
いては、エンジン運転中に各シリンダバレルに爆
発荷重およびピストンのサイドスラストが作用し
た場合各シリンダボアが長軸をシリンダバレル配
列方向と直交させた略楕円形状に変形するという
問題がある。
本発明は上記問題に鑑み、各シリンダバレルを
補強して各シリンダボアの変形を抑制し、また製
造の容易な前記サイアミーズ型シリンダブロツク
を提供することを目的とする。
補強して各シリンダボアの変形を抑制し、また製
造の容易な前記サイアミーズ型シリンダブロツク
を提供することを目的とする。
B 発明の構成
(1) 問題点を解決するための手段
本発明は、シリンダブロツク外壁に、それのシ
リンダヘツド接合面に開口部を有する水ジヤケツ
トと、全周を前記水ジヤケツトに臨ませたサイア
ミーズシリンダバレルとを設け、該サイアミーズ
シリンダバレルはシリンダボアを有する複数のシ
リンダバレルを連結してなり、前記水ジヤケツト
の開口部において前記シリンダブロツク外壁と前
記サイアミーズシリンダバレルとを、シリンダバ
レル配列方向と直交する各シリンダバレル直径の
延長線上で各シリンダバレルを挾むように配設さ
れた各一対の補強デツキ部のみにより連結したこ
とを特徴とする。
リンダヘツド接合面に開口部を有する水ジヤケツ
トと、全周を前記水ジヤケツトに臨ませたサイア
ミーズシリンダバレルとを設け、該サイアミーズ
シリンダバレルはシリンダボアを有する複数のシ
リンダバレルを連結してなり、前記水ジヤケツト
の開口部において前記シリンダブロツク外壁と前
記サイアミーズシリンダバレルとを、シリンダバ
レル配列方向と直交する各シリンダバレル直径の
延長線上で各シリンダバレルを挾むように配設さ
れた各一対の補強デツキ部のみにより連結したこ
とを特徴とする。
また第2発明は、シリンダブロツク外壁に、そ
れのシリンダヘツド接合面に開口部を有する水ジ
ヤケツトと、全周を前記水ジヤケツトに臨ませた
サイアミーズシリンダバレルとを設け、該サイア
ミーズシリンダバレルはシリンダボアを有する複
数のシリンダバレルを連結してなり、前記水ジヤ
ケツトの開口部において前記シリンダブロツク外
壁と前記サイアミーズシリンダバレルとを、シリ
ンダバレル配列方向と直交する各シリンダバレル
直径の延長線上で各シリンダバレルを挾むように
配設された各一対の補強デツキ部のみにより連結
し、前記水ジヤケツトにおける各補強デツキ部か
ら各シリンダバレルの母線方向に延びる部位と対
向させて前記シリンダブロツク外壁に開口部を設
け、各開口部を蓋板により閉鎖したことを特徴と
する。
れのシリンダヘツド接合面に開口部を有する水ジ
ヤケツトと、全周を前記水ジヤケツトに臨ませた
サイアミーズシリンダバレルとを設け、該サイア
ミーズシリンダバレルはシリンダボアを有する複
数のシリンダバレルを連結してなり、前記水ジヤ
ケツトの開口部において前記シリンダブロツク外
壁と前記サイアミーズシリンダバレルとを、シリ
ンダバレル配列方向と直交する各シリンダバレル
直径の延長線上で各シリンダバレルを挾むように
配設された各一対の補強デツキ部のみにより連結
し、前記水ジヤケツトにおける各補強デツキ部か
ら各シリンダバレルの母線方向に延びる部位と対
向させて前記シリンダブロツク外壁に開口部を設
け、各開口部を蓋板により閉鎖したことを特徴と
する。
(2) 作 用
前記ように補強デツキ部を設けると、シリンダ
ブロツクがクローズドデツキ型に構成される。そ
してエンジン運転中において各シリンダバレルに
爆発荷重およびピストンのサイドスラストが作用
した場合それは前記補強デツキ部により支承され
るので各シリンダボアの変形が抑制される。
ブロツクがクローズドデツキ型に構成される。そ
してエンジン運転中において各シリンダバレルに
爆発荷重およびピストンのサイドスラストが作用
した場合それは前記補強デツキ部により支承され
るので各シリンダボアの変形が抑制される。
また前記のようにシリンダブロツク外壁に開口
部を設けると、シリンダブロツク鋳造時金型によ
り水ジヤケツトの、各補強デツキ部から延びる部
位を空所に形成し、また水ジヤケツトのシリンダ
ヘツド接合面に開口する残りの部分も金型により
空所に形成し得る。
部を設けると、シリンダブロツク鋳造時金型によ
り水ジヤケツトの、各補強デツキ部から延びる部
位を空所に形成し、また水ジヤケツトのシリンダ
ヘツド接合面に開口する残りの部分も金型により
空所に形成し得る。
(3) 実施例
第1,2図はサイアミーズ型シリンダブロツク
1を示し、そのアルミニウム合金製シリンダブロ
ツク外壁2には、そのシリンダヘツド接合面2a
に開口部を有する水ジヤケツト3と、全周を水ジ
ヤケツト3に臨ませたアルミニウム合金製サイア
ミーズシリンダバレル5とが設けられる。サイア
ミーズシリンダバレル5はシリンダボア4を有す
る複数、図示例は4個のシリンダバレル5a〜5
dを直列に連結して構成される。各シリンダボア
4は、各シリンダバレル5a〜5dの鋳ぐるみ材
である鋳鉄製スリーブ6により形成される。
1を示し、そのアルミニウム合金製シリンダブロ
ツク外壁2には、そのシリンダヘツド接合面2a
に開口部を有する水ジヤケツト3と、全周を水ジ
ヤケツト3に臨ませたアルミニウム合金製サイア
ミーズシリンダバレル5とが設けられる。サイア
ミーズシリンダバレル5はシリンダボア4を有す
る複数、図示例は4個のシリンダバレル5a〜5
dを直列に連結して構成される。各シリンダボア
4は、各シリンダバレル5a〜5dの鋳ぐるみ材
である鋳鉄製スリーブ6により形成される。
水ジヤケツト3の開口部において、シリンダブ
ロツク外壁2とサイアミーズシリンダバレル5と
は、各シリンダバレル5a〜5bについて各一対
の補強デツキ部7のみにより連結され、これによ
りシリンダブロツク1はクローズドデツキ型に構
成される。各一対の補強デツキ部7はシリンダバ
レル配列方向と直交する各シリンダバレル直径の
延長線上で各シリンダバレル5a〜5dを挾むよ
うに配列されている。また各補強デツキ部7のシ
リンダバレル配列方向幅wは、剛性確保のために
各シリンダバレル5a〜5dの肉厚tよりも広く
設定されている(即ち、w>t)。
ロツク外壁2とサイアミーズシリンダバレル5と
は、各シリンダバレル5a〜5bについて各一対
の補強デツキ部7のみにより連結され、これによ
りシリンダブロツク1はクローズドデツキ型に構
成される。各一対の補強デツキ部7はシリンダバ
レル配列方向と直交する各シリンダバレル直径の
延長線上で各シリンダバレル5a〜5dを挾むよ
うに配列されている。また各補強デツキ部7のシ
リンダバレル配列方向幅wは、剛性確保のために
各シリンダバレル5a〜5dの肉厚tよりも広く
設定されている(即ち、w>t)。
このように構成すると、エンジン運転中におい
てピストンのサイドスラストが各シリンダバレル
5a〜5dに作用した場合それは各補強デツキ部
7により支承されるので各シリンダボア4の変形
抑制される。
てピストンのサイドスラストが各シリンダバレル
5a〜5dに作用した場合それは各補強デツキ部
7により支承されるので各シリンダボア4の変形
抑制される。
第3図はベンチ耐久テスト前およびテスト後に
おける、シリンダバレル配列方向と直交する方向
のシリンダボアの内径を示し、同図aは補強デツ
キ部7を備えた本発明シリンダブロツクに、また
同図bは補強デツキ部を備えていない比較例シリ
ンダブロツクにそれぞれ該当する。図中、Xはテ
スト前のシリンダボアの内径を、またYはテスト
後のシリンダボアの内径をそれぞれ示す。
おける、シリンダバレル配列方向と直交する方向
のシリンダボアの内径を示し、同図aは補強デツ
キ部7を備えた本発明シリンダブロツクに、また
同図bは補強デツキ部を備えていない比較例シリ
ンダブロツクにそれぞれ該当する。図中、Xはテ
スト前のシリンダボアの内径を、またYはテスト
後のシリンダボアの内径をそれぞれ示す。
第3図から明らかなように本発明シリンダブロ
ツクにおいては、爆発荷重を最も強く受けるシリ
ンダヘツド接合面近傍でのシリンダボアの内径変
形化量が約4μと僅少であるが、比較例シリンダ
ブロツクにおいては、前記内径変化量が約26μと
増加しており、補強デツキ部7による変形抑制効
果が認められる。
ツクにおいては、爆発荷重を最も強く受けるシリ
ンダヘツド接合面近傍でのシリンダボアの内径変
形化量が約4μと僅少であるが、比較例シリンダ
ブロツクにおいては、前記内径変化量が約26μと
増加しており、補強デツキ部7による変形抑制効
果が認められる。
また第2図に示すように前記シリンダブロツク
外壁2には、水ジヤケツト3における各補強デツ
キ部7から各シリンダバレル5a〜5dの母線方
向(第2図下方)に延びる部位3aと対向させて
開口部8が形成され、各開口部8はシール部材9
を介して蓋板10により閉鎖される。
外壁2には、水ジヤケツト3における各補強デツ
キ部7から各シリンダバレル5a〜5dの母線方
向(第2図下方)に延びる部位3aと対向させて
開口部8が形成され、各開口部8はシール部材9
を介して蓋板10により閉鎖される。
このように開口部8を形成すると、第4、第5
図に示すようにシリンダブロツク鋳造時水ジヤケ
ツト3を金型により成形することができる。
図に示すようにシリンダブロツク鋳造時水ジヤケ
ツト3を金型により成形することができる。
即ち、二つ割の摺動自在な一対の側型11の対
向面に、開口部8および水ジヤケツト3の、補強
デツキ部7下方に延びる部位3aを形成する中子
部11aを突設し、また昇降自在な上型12に
は、中子部11aの先端と嵌合する逆U字形切欠
き13を持ちスリーブ6を囲繞して水ジヤケツト
3のシリンダヘツド接合面2aに開口する部分3
bを形成する中子部12aを下向きに突設するも
のである。この場合側型11の中子部11a上面
と上型12の下面間に、補強デツキ部7および開
口部8の上縁部分を成形するためのキヤビテイc
が画成される。
向面に、開口部8および水ジヤケツト3の、補強
デツキ部7下方に延びる部位3aを形成する中子
部11aを突設し、また昇降自在な上型12に
は、中子部11aの先端と嵌合する逆U字形切欠
き13を持ちスリーブ6を囲繞して水ジヤケツト
3のシリンダヘツド接合面2aに開口する部分3
bを形成する中子部12aを下向きに突設するも
のである。この場合側型11の中子部11a上面
と上型12の下面間に、補強デツキ部7および開
口部8の上縁部分を成形するためのキヤビテイc
が画成される。
上記金型によりシリンダブロツク1を鋳造し、
その後型開きを行うと、側型11の中子部11a
により開口部8および水ジヤケツト3の、補強デ
ツキ部7下方に延びる部位3aが空所に形成さ
れ、また上型12の中子部12aにより前記部位
3aに連通し、且つシリンダヘツド接合面2aに
開口部する水ジヤケツト3の残りの部分3bが空
所に形成され、さらに前記キヤビテイcにより補
強デツキ部7が形成される。
その後型開きを行うと、側型11の中子部11a
により開口部8および水ジヤケツト3の、補強デ
ツキ部7下方に延びる部位3aが空所に形成さ
れ、また上型12の中子部12aにより前記部位
3aに連通し、且つシリンダヘツド接合面2aに
開口部する水ジヤケツト3の残りの部分3bが空
所に形成され、さらに前記キヤビテイcにより補
強デツキ部7が形成される。
C 発明の効果
本発明によれば、シリンダブロツク外壁とサイ
アミーズシリンダバレルとを前記特定位置におい
て補強デツキ部により連結したので、エンジン運
転中において各シリンダバレルに爆発荷重および
ピストンのサイドスラストが作用した場合それは
前記補強デツキ部に支承され、これにより各シリ
ンダボアの変形が抑制される。
アミーズシリンダバレルとを前記特定位置におい
て補強デツキ部により連結したので、エンジン運
転中において各シリンダバレルに爆発荷重および
ピストンのサイドスラストが作用した場合それは
前記補強デツキ部に支承され、これにより各シリ
ンダボアの変形が抑制される。
またシリンダブロツク外壁とサイアミーズシリ
ンダバレルとは、シリンダバレル配列方向と平行
な各シリンダバレルの中心を結ぶ直線の延長線上
では連結されていないので、シリンダブロツク外
壁の長手方向における、鋳造後の比較的大きな収
縮応力およびエンジン運転中の比較的大きな熱変
形力がサイアミーズシリンダバレルに作用するこ
とが抑制される。
ンダバレルとは、シリンダバレル配列方向と平行
な各シリンダバレルの中心を結ぶ直線の延長線上
では連結されていないので、シリンダブロツク外
壁の長手方向における、鋳造後の比較的大きな収
縮応力およびエンジン運転中の比較的大きな熱変
形力がサイアミーズシリンダバレルに作用するこ
とが抑制される。
第2発明によれば、シリンダブロツク外壁の前
記特定位置に開口部を設けるので、シリンダブロ
ツク鋳造時金型により水ジヤケツトを成形するこ
とができ、これにより従来の水ジヤケツト成形用
の砂中子、塩中子等の耐高圧性を有する可崩壊性
中子を用いずにクローズドデツキ型のシリンダブ
ロツクを容易に鋳造し得るといつた製造面上での
利点がある。
記特定位置に開口部を設けるので、シリンダブロ
ツク鋳造時金型により水ジヤケツトを成形するこ
とができ、これにより従来の水ジヤケツト成形用
の砂中子、塩中子等の耐高圧性を有する可崩壊性
中子を用いずにクローズドデツキ型のシリンダブ
ロツクを容易に鋳造し得るといつた製造面上での
利点がある。
第1図は本発明の一実施例の平面図、第2図は
第1図−線断面図、第3図a,bはシリンダ
ヘツド接合面からの深さに対するシリンダボアの
内径変化量を示すグラフ、第4図は第2図に対応
する金型の断面図、第5図は第4図−線断面
図である。 2……シリンダブロツク外壁、2a……シリン
ダヘツド接合面、3……水ジヤケツト、4……シ
リンダボア、5……サイアミーズシリンダバレ
ル、7……補強デツキ部、8……開口部、10…
…蓋板。
第1図−線断面図、第3図a,bはシリンダ
ヘツド接合面からの深さに対するシリンダボアの
内径変化量を示すグラフ、第4図は第2図に対応
する金型の断面図、第5図は第4図−線断面
図である。 2……シリンダブロツク外壁、2a……シリン
ダヘツド接合面、3……水ジヤケツト、4……シ
リンダボア、5……サイアミーズシリンダバレ
ル、7……補強デツキ部、8……開口部、10…
…蓋板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 シリンダブロツク外壁に、それのシリンダヘ
ツド接合面に開口部を有する水ジヤケツトと、全
周を前記水ジヤケツトに臨ませたサイアミーズシ
リンダバレルとを設け、該サイアミーズシリンダ
バレルはシリンダボアを有する複数のシリンダバ
レルを連結してなり、前記水ジヤケツトの開口部
において前記シリンダブロツク外壁と前記サイア
ミーズシリンダバレルとを、シリンダバレル配列
方向と直交する各シリンダバレル直径の延長線上
で各シリンダバレルを挾むように配設された各一
対の補強デツキ部のみにより連結してなるサイア
ミーズ型シリンダブロツク。 2 シリンダブロツク外壁に、それのシリンダヘ
ツド接合面に開口部を有する水ジヤケツトと、全
周を前記水ジヤケツトに臨ませたサイアミーズシ
リンダバレルとを設け、該サイアミーズシリンダ
バレルはシリンダボアを有する複数のシリンダバ
レルを連結してなり、前記水ジヤケツトの開口部
において前記シリンダブロツク外壁と前記サイア
ミーズシリンダバレルとを、シリンダバレル配列
方向と直交する各シリンダバレル直径の延長線上
で各シリンダバレルを挾むように配設された各一
対の補強デツキ部のみにより連結し、前記水ジヤ
ケツトにおける各補強デツキ部から各シリンダバ
レルの母線方向に延びる部位と対向させて前記シ
リンダブロツク外壁に開口部を設け、各開口部を
蓋板により閉鎖してなるサイアミーズ型シリンダ
ブロツク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23810384A JPS61116053A (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 | サイアミ−ズ型シリンダブロツク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23810384A JPS61116053A (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 | サイアミ−ズ型シリンダブロツク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61116053A JPS61116053A (ja) | 1986-06-03 |
JPH0146699B2 true JPH0146699B2 (ja) | 1989-10-11 |
Family
ID=17025218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23810384A Granted JPS61116053A (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 | サイアミ−ズ型シリンダブロツク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61116053A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5132851A (en) * | 1987-04-15 | 1992-07-21 | Bomar Leslie A | Side mirror rotating apparatus including a transducer with a signal transmitter and a signal receiver |
EP1336746A1 (de) | 2002-02-19 | 2003-08-20 | Ford Global Technologies, Inc., A subsidiary of Ford Motor Company | Zylinderblock und Druckgussverfahren zu dessen Herstellung |
-
1984
- 1984-11-12 JP JP23810384A patent/JPS61116053A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61116053A (ja) | 1986-06-03 |
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