JPH0145547B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0145547B2 JPH0145547B2 JP12242282A JP12242282A JPH0145547B2 JP H0145547 B2 JPH0145547 B2 JP H0145547B2 JP 12242282 A JP12242282 A JP 12242282A JP 12242282 A JP12242282 A JP 12242282A JP H0145547 B2 JPH0145547 B2 JP H0145547B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- expansion valve
- valve
- cooling circuit
- compressor
- cooling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 21
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 12
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 claims description 12
- 239000010949 copper Substances 0.000 claims description 12
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 7
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 claims description 6
- NBVXSUQYWXRMNV-UHFFFAOYSA-N fluoromethane Chemical compound FC NBVXSUQYWXRMNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 3
- 229910000897 Babbitt (metal) Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000006837 decompression Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
第1図に示したような、圧縮機1、四方向切換
弁2、凝縮器3、膨張弁機構4および蒸発器5
を、配管6,7,8,9,10および11により
循環的に接続した系統内にフロン等の冷媒を封入
した冷暖兼用冷却回路において、圧縮機1内のシ
リンダーの圧縮行程中間穴へ、配管12および減
圧用毛細銅管13により、膨張弁機構4の中間圧
力をバイパスさせて、シリンダの冷却をおこなう
方法が近時用いられはじめている。41および4
2は減圧用毛細銅管、43は逆止弁である。な
お、図中実線矢印は冷房時の冷媒の流れの方向を
示し、破線矢印は暖房時のそれを示している。
弁2、凝縮器3、膨張弁機構4および蒸発器5
を、配管6,7,8,9,10および11により
循環的に接続した系統内にフロン等の冷媒を封入
した冷暖兼用冷却回路において、圧縮機1内のシ
リンダーの圧縮行程中間穴へ、配管12および減
圧用毛細銅管13により、膨張弁機構4の中間圧
力をバイパスさせて、シリンダの冷却をおこなう
方法が近時用いられはじめている。41および4
2は減圧用毛細銅管、43は逆止弁である。な
お、図中実線矢印は冷房時の冷媒の流れの方向を
示し、破線矢印は暖房時のそれを示している。
しかるに、冷却回路の冷却能力を可変的にする
ために、たとえば、インバータにより電源周波数
を任意に設定して、その周波数に比例した回転を
圧縮機におこなわせると、その回転速度に比例し
て冷却回路内の冷媒循環量が変化し、最大能力
(100%)〜最小能力(40%)の間の任意の冷却能
力を得ることができるようになる。そのような実
施例を第2図に示している。
ために、たとえば、インバータにより電源周波数
を任意に設定して、その周波数に比例した回転を
圧縮機におこなわせると、その回転速度に比例し
て冷却回路内の冷媒循環量が変化し、最大能力
(100%)〜最小能力(40%)の間の任意の冷却能
力を得ることができるようになる。そのような実
施例を第2図に示している。
第2図を第1図にくらべると、膨張弁機構4が
きわめて複雑になつている。すなわち、圧縮機1
の回転速度を大幅に変動させると、冷媒循環量の
変動幅も大きくなり第1図に示したような単純な
毛細銅管による減圧機構では冷媒制御の要求を満
足させることができなくなり減圧機構として膨張
弁47を使わざるを得なくなつている。しかし、
従来の温度式膨張弁においては、冷媒の流れが一
方向のときだけ制御が可能であるが、逆方向の流
れの制御ができない欠点があり、このことから冷
暖兼用冷却回路においては第2図におけるがごと
く、逆止弁43を4個ブリツジ接続して膨張弁4
7への流れ方向をととのえ、さらに減圧用毛細銅
管13へ供給する冷媒が冷暖房時のいずれにおい
ても若干減圧された中間状態になるようにするた
めに、毛細銅管44,45,46を組み合せた結
果、このように複雑高価になつたのであるが、現
実にこのような製品が市場において賞用されてい
るのである。48は圧縮機1が停止したときにガ
スのバランスをはかるための電磁二方弁である。
きわめて複雑になつている。すなわち、圧縮機1
の回転速度を大幅に変動させると、冷媒循環量の
変動幅も大きくなり第1図に示したような単純な
毛細銅管による減圧機構では冷媒制御の要求を満
足させることができなくなり減圧機構として膨張
弁47を使わざるを得なくなつている。しかし、
従来の温度式膨張弁においては、冷媒の流れが一
方向のときだけ制御が可能であるが、逆方向の流
れの制御ができない欠点があり、このことから冷
暖兼用冷却回路においては第2図におけるがごと
く、逆止弁43を4個ブリツジ接続して膨張弁4
7への流れ方向をととのえ、さらに減圧用毛細銅
管13へ供給する冷媒が冷暖房時のいずれにおい
ても若干減圧された中間状態になるようにするた
めに、毛細銅管44,45,46を組み合せた結
果、このように複雑高価になつたのであるが、現
実にこのような製品が市場において賞用されてい
るのである。48は圧縮機1が停止したときにガ
スのバランスをはかるための電磁二方弁である。
本発明は、上記のような問題点を解決するため
のものであつて、第3図に示すごとく圧縮機1、
四方向切換弁2、凝縮器3、膨張弁機構4および
蒸発器5を配管6,7,8,9,10および11
により循環的に接続した系統内に、フロン等の冷
媒を封入した冷却回路において、膨張弁機構4と
しては、流量制御範囲が広く、その上、流れの方
向に可逆性のある電動式比例制御弁等の可逆流式
膨張弁4′を使用し、当該膨張弁4′と並列に毛細
銅管14および15を配管し、該毛細銅管14と
15の接続点16を圧縮器1の中間圧力穴へ連結
すべく配管12を設けてなる冷暖兼用冷却回路で
ある。
のものであつて、第3図に示すごとく圧縮機1、
四方向切換弁2、凝縮器3、膨張弁機構4および
蒸発器5を配管6,7,8,9,10および11
により循環的に接続した系統内に、フロン等の冷
媒を封入した冷却回路において、膨張弁機構4と
しては、流量制御範囲が広く、その上、流れの方
向に可逆性のある電動式比例制御弁等の可逆流式
膨張弁4′を使用し、当該膨張弁4′と並列に毛細
銅管14および15を配管し、該毛細銅管14と
15の接続点16を圧縮器1の中間圧力穴へ連結
すべく配管12を設けてなる冷暖兼用冷却回路で
ある。
可逆流式膨張弁4′は、たとえば第4図に示し
たように弁本体21の一部に、弁座22を設け、
針状弁23との隙間を変化させることにより流量
制御させ、針状弁23と一体になつた弁軸24、
おねじ部25、モータの回転子26、軸受部27
を直列に並べ、おねじ部25は、弁本体21に固
定されためねじ26にはめあわされ、軸受部27
は軸受メタル29により支えられていて、非磁性
体よりなる密閉筒30の外側にモータの固定コイ
ル31を取付けたものを使用できる。なお、19
および20は配管接続部である。第3図および第
4図に示したような冷却回路は、機械構造的には
きわめて簡単であるが、それを最適状態に制御す
るためには、たとえばマイクロコンピユータが使
用される。
たように弁本体21の一部に、弁座22を設け、
針状弁23との隙間を変化させることにより流量
制御させ、針状弁23と一体になつた弁軸24、
おねじ部25、モータの回転子26、軸受部27
を直列に並べ、おねじ部25は、弁本体21に固
定されためねじ26にはめあわされ、軸受部27
は軸受メタル29により支えられていて、非磁性
体よりなる密閉筒30の外側にモータの固定コイ
ル31を取付けたものを使用できる。なお、19
および20は配管接続部である。第3図および第
4図に示したような冷却回路は、機械構造的には
きわめて簡単であるが、それを最適状態に制御す
るためには、たとえばマイクロコンピユータが使
用される。
第4図に示した弁の動作は、マイクロコンピユ
ータからモータの固定コイル31へ右回転あるい
は左回転の信号電流が送られるごとに、モータの
回転子26が右あるいは左方向へ1ステツプづつ
回転するので、推進用おねじ25とめねじ28の
ねじ作用により針状弁23が右または左方向へ回
転しながら同図中軸方向へ左右動し、弁座22と
の間の隙間が変化し、流量制御される。
ータからモータの固定コイル31へ右回転あるい
は左回転の信号電流が送られるごとに、モータの
回転子26が右あるいは左方向へ1ステツプづつ
回転するので、推進用おねじ25とめねじ28の
ねじ作用により針状弁23が右または左方向へ回
転しながら同図中軸方向へ左右動し、弁座22と
の間の隙間が変化し、流量制御される。
第3図において減圧用毛細管14,15をやや
短かく選定しておいて配管12の部分に第1図あ
るいは第2図と同じように毛細管13を入れるこ
ともできる。
短かく選定しておいて配管12の部分に第1図あ
るいは第2図と同じように毛細管13を入れるこ
ともできる。
このように本発明においては、膨張弁機構とし
て制御範囲が広く、その上流れの方向を正逆いず
れにもできる電動式比例制御弁4′を使用したの
で、第2図における逆止弁43を全廃でき、しか
も毛細銅管44,45,46がいらなくなつて部
品点数が減り、配管の接続個所も激減したので、
製造原価を大幅に低減でき、その上信頼性が向上
し機器の寿命が長くなるという利点を有し、産業
上きわめて有用なものである。
て制御範囲が広く、その上流れの方向を正逆いず
れにもできる電動式比例制御弁4′を使用したの
で、第2図における逆止弁43を全廃でき、しか
も毛細銅管44,45,46がいらなくなつて部
品点数が減り、配管の接続個所も激減したので、
製造原価を大幅に低減でき、その上信頼性が向上
し機器の寿命が長くなるという利点を有し、産業
上きわめて有用なものである。
第1図および第2図は従来の冷却回路の管系
図、第3図は本発明の冷却回路の管系図、第4図
は本発明冷却回路に使用する電動式比例制御弁の
断面図。 1……圧縮機、2……四方向切換弁、3……凝
縮器、4……膨張弁機構、4′……可逆流式膨張
弁、5……蒸発器、6,7,8,9,10,1
1,12……配管、13,14,15,41,4
2,44,45,46……減圧用毛細銅管、16
……配管接続点、19,20……配管接続部、2
1……弁本体、22……弁座、23……針状弁、
24……弁軸、25……おねじ部、26……モー
タの回転子、27……軸受部、28……めねじ、
29……軸受メタル、30……密閉筒、31……
モータの固定コイル、43……逆止弁、47……
膨張弁、48……電磁二方弁。
図、第3図は本発明の冷却回路の管系図、第4図
は本発明冷却回路に使用する電動式比例制御弁の
断面図。 1……圧縮機、2……四方向切換弁、3……凝
縮器、4……膨張弁機構、4′……可逆流式膨張
弁、5……蒸発器、6,7,8,9,10,1
1,12……配管、13,14,15,41,4
2,44,45,46……減圧用毛細銅管、16
……配管接続点、19,20……配管接続部、2
1……弁本体、22……弁座、23……針状弁、
24……弁軸、25……おねじ部、26……モー
タの回転子、27……軸受部、28……めねじ、
29……軸受メタル、30……密閉筒、31……
モータの固定コイル、43……逆止弁、47……
膨張弁、48……電磁二方弁。
Claims (1)
- 1 圧縮機1、四方向切換弁2、凝縮器3、膨張
弁機構4および蒸発器5を、配管6,7,8,
9,10および11により循環的に接続した系統
内に、フロン等の冷媒を封入した冷却回路におい
て、膨張弁機構4としては、流量制御範囲が広
く、その上流れの方向に可逆性のある電動式比例
制御弁等の可逆流式膨張弁4′を使用し、当該膨
張弁4′と並列に毛細銅管14および15を配管
し、該毛細銅管14と15の接続点16を圧縮機
1の中間圧力穴へ連結すべく配管12を設けてな
る冷暖兼用冷却回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12242282A JPS5912266A (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | 冷暖兼用冷却回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12242282A JPS5912266A (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | 冷暖兼用冷却回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5912266A JPS5912266A (ja) | 1984-01-21 |
JPH0145547B2 true JPH0145547B2 (ja) | 1989-10-04 |
Family
ID=14835434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12242282A Granted JPS5912266A (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | 冷暖兼用冷却回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5912266A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0718934Y2 (ja) * | 1987-07-31 | 1995-05-01 | 三洋電機株式会社 | ヒ−トポンプ式冷暖房機 |
-
1982
- 1982-07-13 JP JP12242282A patent/JPS5912266A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5912266A (ja) | 1984-01-21 |
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