JPH0144870Y2 - - Google Patents

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JPH0144870Y2
JPH0144870Y2 JP7861984U JP7861984U JPH0144870Y2 JP H0144870 Y2 JPH0144870 Y2 JP H0144870Y2 JP 7861984 U JP7861984 U JP 7861984U JP 7861984 U JP7861984 U JP 7861984U JP H0144870 Y2 JPH0144870 Y2 JP H0144870Y2
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JP
Japan
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bracket
lower case
valve body
stator
case
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JP7861984U
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  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案はモータの磁気損失が少なく、小さい電流
でモータトルクを大きくなし得ると共に小形に設
計する事が出来然も軸受の芯狂いのない密閉形電
動流量制御弁に関する。
従来のこの種電動流量制御弁には第3図に示す
ようなものがある。(実願昭57−120498号参照) このような制御弁にあつてはステータAとロー
タBとの間には冷媒の漏洩を阻止する為シール部
材Cを設けていた。従てモータの磁気損失が大き
くなり大電流を流してもモータのトルクは小さく
効率が悪かつた。この為トルクを大きくしようと
するとステータを大きくする必要があり制御弁自
身が大形とならざるを得なかつた。
このような欠点を削除する為上部ケースと下部
ケースとを密閉状態に結合し、上部ケースに上部
軸受を、又下部ケースに下部軸受を設けて両軸受
間に駆動軸を軸支し、下部ケース内に設けられた
モータの回転により駆動軸を回転して弁本体に螺
合し、駆動軸と一体の弁体を回転し乍ら上下動し
て弁座を開閉するようにしたものが考えられた
が、このような電動流量制御弁にあつては小形に
は設計出来るが上部軸受が上部ケースに固定され
る為上部ケースと下部ケースとを溶接により密着
させる場合その熱により上部ケースが歪み、この
為上部軸受が撓み下部ケースとの間の芯に狂が生
ずる事があつた。従てこの状態で運転しても駆動
軸が回転しないことがあり、上部ケースと下部ケ
ースとの密閉部を分解して修理しなければならず
面倒であつた。
本案は以上の点に鑑み考案されたもので本案に
よれば、第1の通路、この第1の通路と連通し弁
座を有する第2の通路及び上方に下部軸受を一体
に設けた弁本体と、椀状に形成され弁本体を底面
中央部に設けられた孔内に密閉状態に結合された
下部ケースと、逆コツプ状に形成され上面中央部
に孔を有すると共に下部ケース内に挿入されたブ
ラケツトと、このブラケツトの周縁に固着されブ
ラケツトと共に下部ケース内に圧入されるステー
タと、前記ブラケツトの上面中央部の孔内に固着
され前記下部軸受と対向する上部軸受と、前記両
軸受に軸支され且ステータ間で回転するロータを
固定した駆動軸と、この駆動軸と一体で前記弁本
体内にねじ結合し前記弁座に対向する弁体と、前
記下部ケースに密閉状態で結合された上部ケース
とよりなることを特徴としている。
このように本案による時は後述するような簡単
な治具を用いることにより上下の各軸受の芯出し
が容易であり、然もブラケツトを介してステー
タ、ロータ、駆動軸等を組立て、仮運転をした後
に上部ケースを下部ケースに密閉状態で結合する
ので芯狂いが生ずる事のない然も小形に設計し得
るこの種電動流量制御弁を提供し得るものであ
る。
以下本案を第1図に示す一実施例について説明
する。弁本体1には流体例えば冷媒が通過する第
1の通路2とこの第1の通路2と弁口3を介して
連通する第2の通路4を有する。前記弁口3には
弁座5を設けている。
弁本体1の上方には下部軸受6を一体に形成し
ている。7は椀状の下部ケースでその下面8の中
央部には孔9を設けている。前記下部軸受6はこ
の孔9内に挿入され溶接等により密閉状態で結合
されている。
10は逆コツプ状のブラケツトで下部ケース内
に挿入されている。このブラケツトの上面11の
中央部には孔12が形成されこの孔12内に上部
軸受13が挿入され溶接等により固着されてい
る。
又ブラケツト10の下部周縁にはステータ14
が適宜手段で固着されブラケツト10の下部ケー
ス7えの挿入時に下部ケース内周に圧入される。
15はロータで駆動軸16に固定されている。
この駆動軸は前記両軸受間に軸支されている。1
7はステータ14の巻線、18はプリント基板、
19,20はプリント基板18上に例えば半田付
等により固着された保持片でこの各保持片により
端子21,22を保持している。この各端子に各
導線23,24の下端を接続している。
25は上部ケースで前記下部ケース7に対して
溶接等により密閉結合されている。
26,27は硝子密封部で導線23,24を上
部ケース25に対し、密封結合している。
然して前記駆動軸16の下端には弁体28が一
体に形成され、この弁体28は前記弁本体1内に
螺合し、弁座5に対向している。
次に第2図によりブラケツト10とステータ1
4、上部軸受13等各部材の結合方法について簡
単に述べる。29は治具でその底面の中心孔30
の中心は前記下部軸受6の中心に合致して居り立
上り部31の内径は下部ケース7の内径と等しく
してある。
この治具内にステータ14の外径を切削した後
ステータを圧入し、巻線17、プリント基板1
8、保持片19,20端子板21,22導線2
3,24を組立て挿入すると共にロータ15を有
する駆動軸16を中心孔30内に挿入する。
ブラケツトの外径をステータの外周と合致する
ように加工すると共に上部軸受13の内径を駆動
軸16の外径に等しくなるように且ステータの外
周と同じに加工し、このように加工したブラケツ
トをステータに当接させると共に上部軸受を駆動
軸16に嵌合させる。
治具の立上り部31の外周には4ケ所(図に於
ては1ケ所のみを示す。)に窓32を設け、この
窓を前記ブラケツトとステータとの当接部に対向
させておきこれ等の窓を介して適宜手段でブラケ
ツトとステータを固着する。
次にブラケツト10をステータ、ロータと共に
治具から抜き出し、ブラケツト、ステータを下部
ケース7に圧入すると共に駆動軸16を下部軸受
6に挿入する。この時第2図には図示しなかつた
が駆動軸16と一体の弁体28は弁本体1内に螺
合されるものである。
然る後上部ケース25を前述のように下部ケー
ス7に密閉状態で結合する。
モータをステツピングモータとする時はロータ
を磁化する必要があるがこの磁化は上部ケースを
下部ケースに結合する前に適宜手段で行われる。
次に本案制御弁の作用について述べる。
図示しない蒸発器の温度が所定値以上になる
と、図示しない制御部より信号が導線23,2
4、プリント基板18を介してステータに印加さ
れ、ロータ15が一方向に所定量回転する。
このようにロータ15が回転すると駆動軸16
も弁体28と共に同方向に回転し、弁体28は弁
本体1内を回転し乍ら図において上昇し、弁座5
との開口量は増大し蒸発器え流れる冷媒の流量は
増加し、蒸発器の温度を所定値に制御する。
又蒸発器の温度が所定値以下になると再び制御
部より前記とは逆の信号が巻線を介してステータ
に印加されロータ15は他方向に回転する。この
為駆動軸16も弁体28と共に同方向に回転し弁
体28は弁本体1内を回転し乍ら図において下降
し弁座5との開口量は絞られ蒸発器え流れる冷媒
の流量は少量となり、蒸発器の温度を所定値に制
御するものである。
然して本案による時は従来のようにロータとス
テータとの間に冷媒のシール部材を有していない
から全体として小形に設計することができ、又効
率も良いばかりでなく、上部軸受は上部ケースよ
り離間して下部ケース内に収納されているから上
部ケースを下部ケースに溶着する際上部ケースが
熱の為撓むようなことがあつても上部軸受には何
等影響を与えるような事はなく、従て組立時に軸
受の芯狂いが生ずるようなことはない。
更に本案による時は各種の調整が上部ケースを
下部ケースに溶着する前に行われるという利点を
も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案制御弁の概略の縦断面図、第2図
はブラケツト、ステータ、上部軸受等の結合手段
を示す概略の縦断面図で第3図は従来の制御弁の
概略の縦断面図である。 1……弁本体、2……第1の通路、4……第2
の通路、5……弁座、6……下部軸受、7……下
部ケース、9,12……孔、10……ブラケツ
ト、13……上部軸受、14……ステータ、15
……ロータ、16……駆動軸、25……上部ケー
ス、28……弁体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1の通路、この第1の通路と連通し弁座を有
    する第2の通路及び上方に下部軸受を一体に設け
    た弁本体と、椀状に形成され弁本体を底面中央部
    に設けられた孔内に密閉状態に結合された下部ケ
    ースと、逆コツプ状に形成され上面中央部に孔を
    有すると共に下部ケース内に挿入されたブラケツ
    トと、このブラケツトの周縁に固着されブラケツ
    トと共に下部ケース内に圧入されるステータと、
    前記ブラケツトの上面中央部の孔内に固着され前
    記下部軸受と対向する上部軸受と、前記両軸受に
    軸支され且ステータ間で回転するロータを固定し
    た駆動軸と、この駆動軸と一体で前記弁本体内に
    ねじ結合し前記弁座に対向する弁体と、前記下部
    ケースに密閉状態で結合された上部ケースとより
    なる密閉形電動流量制御弁。
JP7861984U 1984-05-30 1984-05-30 密閉形電動流量制御弁 Granted JPS60191777U (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7861984U JPS60191777U (ja) 1984-05-30 1984-05-30 密閉形電動流量制御弁
US06/739,289 US4650156A (en) 1984-05-30 1985-05-30 Sealed type motor-operated flow control valve
US06/917,414 US4703545A (en) 1984-05-30 1986-10-10 Method for assembling a sealed type motor-operated flow control valve

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7861984U JPS60191777U (ja) 1984-05-30 1984-05-30 密閉形電動流量制御弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60191777U JPS60191777U (ja) 1985-12-19
JPH0144870Y2 true JPH0144870Y2 (ja) 1989-12-25

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ID=30622758

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7861984U Granted JPS60191777U (ja) 1984-05-30 1984-05-30 密閉形電動流量制御弁

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JP (1) JPS60191777U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3074872B1 (fr) * 2017-12-08 2019-11-01 Moving Magnet Technologies Vanne de reglage compacte

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Publication number Publication date
JPS60191777U (ja) 1985-12-19

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