JPH0422230Y2 - - Google Patents

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JPH0422230Y2
JPH0422230Y2 JP7862184U JP7862184U JPH0422230Y2 JP H0422230 Y2 JPH0422230 Y2 JP H0422230Y2 JP 7862184 U JP7862184 U JP 7862184U JP 7862184 U JP7862184 U JP 7862184U JP H0422230 Y2 JPH0422230 Y2 JP H0422230Y2
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JP
Japan
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valve body
rotor
refrigerant
passage
valve
Prior art date
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JP7862184U
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JPS60191860U (ja
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Publication date
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Priority to US06/739,289 priority patent/US4650156A/en
Publication of JPS60191860U publication Critical patent/JPS60191860U/ja
Priority to US06/917,414 priority patent/US4703545A/en
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  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は簡単な構造で冷媒の流れの方向が変るこ
とによつて生ずる弁体を有するねじ軸のねじのバ
ツクラツシユをなくし、以て弁体が弁座に対して
正しく開閉するようにした冷却装置等に用いられ
る電動膨張弁に関する。
従来の電動膨張弁は例えば第3図に示すような
ものでモータコイル1への通電により磁界を回転
させ回転子2を回転し、回転子2と一体の雄ねじ
3を雌ねじ4内で回転する事により弁体5を弁座
6に対し開閉するようになつていた。
この弁体5の弁座6に対する開閉動作により弁
本体7に設けられた通路8,9を流れる冷媒の流
量が制御される。
然しながら、このような電動膨張弁において
は、通路8から冷媒が流入した場合と、通路9か
ら流入した場合とでは、冷媒の流れに伴つて弁体
が受ける荷重の向きが逆になる為、雄ねじ3と雌
ねじ4との遊びの分だけ弁体の開度が変化する。
このような変化は冷媒の正逆の流れ方向について
精密な制御を行う場合無視出来ないものである。
本案は以上の点に鑑み考案されたもので、本案
によればステツピンクモータのロータの回転によ
りロータの回転軸を回転し、この回転軸の一端に
設けられたねじ軸を冷媒が通過する第1の通路と
第2の通路とを有する弁本体に螺合し、ねじ軸端
部の弁体を両通路間に設けられた弁座に対して開
閉し得るようにしたものであつて前記ロータの軸
方向上端あるいは下端近傍に強磁性材料で形成し
た部材を設けた事を特徴とするものである。
従つて本案によればねじ軸の雄ねじと弁本体の
雌ねじとの遊びがなくなり弁体が弁座に対して常
に正しく開閉し得る電動膨張弁を提供し得るもの
である。
以下図面に示す一実施例について説明すると第
1図において上部ケース10と下部ケース11と
は溶接等により密閉され、下部ケースにはステー
タ12、ロータ13が収納されている。14はステ
ータ12の巻線を示す。ロータは磁化されて居り
巻線14への通電により磁界を回転させてロータ
13を回転させる所謂ステツピングモータであ
る。
15は巻線の内側絶縁板を、又17は外側絶縁板を
夫々示す。19はプリント基板、20,21は保持片で
夫々プリント基板に半田付等で接続されている。
22,23は端子、24,25は導線を示す。
26は上部軸受で上部ケース10の頂部内面に固
定されて居り、ロータ13に固定された回転軸2
7の上部を軸支している。28は弁本体で冷媒の第
1の通路29と第2の通路30とを有する。31は
弁座を、32は弁口を示す。33は下部軸受で弁本体
28と一体に形成されている。然して回転軸27
の下部はこの下部軸受33に軸支されている。
34はねじ軸で回転軸27と一体に形成され、そ
の先端に弁体Vを有する。然してねじ軸の雄ねじ
35は弁本体28の雌ねじ36に螺合されてい
る。(第2図) 37は環状に形成された強磁性材料で形成した部
材でロータ13より僅かに離間して前記内側絶縁
板15の内側で上部軸受26の下面とステータ1
2の上面との間に支持されている。
次に本案の作用について述べる。今冷媒が第1
の通路29より第2の通路30の方向へ実線矢印
のように流れる場合、蒸発器の温度が所定値以下
になると図示しない制御部より信号が導線24,
25、端子22,23、保持片20,21、プリ
ント基板19を介してステータ12の巻線14に
印加されロータ13は所定量一方向に回転する。
この回転により回転軸27、ねじ軸34も回転し
ねじ軸は回転し乍ら弁座31方向に進みその先端
の弁体Vにより第2の通路30への冷媒の流量を
制御し、蒸発器の温度を所定値に制御する。
又逆に蒸発器の温度が所定値以上になると逆の
信号が巻線14に印加されロータ13は所定量他
方向に回転する。この為ねじ軸34と共に弁体V
は弁座31より離間する方向に移動し多量の冷媒
を第2の通路30より蒸発器に流し、蒸発器の温
度を所定値に制御する。
然してこの場合一例の計算によるとねじ軸34
の雄ねじ35は約480grの力で弁座方向即ち弁本
体28の雌ねじ36の上面A方向に押圧される。
然し乍ら本案によれば図示のように強磁性材料で
形成した部材37が前記ロータの軸方向上端近傍
に設けられている為ねじ軸の雄ねじ35は雌ねじ
36の下面Bと当接し両ねじ間の遊びは零となつ
ている。
このような冷媒の流れにおいては磁性材のロー
タに対する吸引力が前記の480grより大きくなる
ように強磁性材料で形成した部材の位置を設定す
ることは云う迄もない。
従つて今冷媒の流れが点線で示す方向に変ると
前記のねじ軸34は冷媒圧により図において上方
に移動するような力を受けるが雄ねじ35は雌ね
じ36の下面Bに押しつけられており両ねじ間の
遊びは零となつているから弁体Vと弁座31との
開口量は変化せず、従つて信号の変化によつての
み冷媒の流量の適正な制御をなし得るものであ
る。
次に他の実施例について説明すると、図示して
ないが強磁性材料で形成した部材37をロータ1
3の軸方向下端近傍に配置すれば良い。
即ち冷媒が点線状態に流れる場合は別の計算に
よると約380grの力で雄ねじ35が雌ねじ36の
下面Bに対して押しつけられようとするが強磁性
材料で形成した部材37のロータに対する吸引力
を380grよりも大としておけば良く、この場合は
雄ねじ35は雌ねじ36の上面Aに当接し、両ね
じ間の遊びは零となり、冷媒の流れ方向が点線か
ら実線方向に変つても矢張り弁体Vと弁座31と
の開口量は変化せず前記と同様信号の変化によつ
てのみ冷媒の流量の適正な制御をなし得るもので
ある。
以上の如く本案による時は冷媒の流れ方向が変
わることによつて生じる弁体を有するねじ軸のね
じのバツクラツシユをなくし、以て弁体が弁座に
対して正しく開閉し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案電動膨張弁の概略の縦断面図、第
2図はねじ軸の雄ねじと弁本体の雌ねじとの螺合
状態を示す部分の断面図で、第3図は従来の電動
膨張弁の概略の縦断面図である。 13……ロータ、27……回転軸、28……弁
本体、29……第1の通路、30……第2の通
路、31……弁座、37……強磁性材料で形成し
た部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ステツピングモータのロータの回転によりロー
    タの回転軸を回転し、この回転軸の一端に設けら
    れたねじ軸を冷媒が通過する第1の通路と第2の
    通路とを有する弁本体に螺合し、ねじ軸端部の弁
    体を両通路間に設けられた弁座に対して開閉し得
    るようにしたものであつて前記ロータの軸方向上
    端あるいは下端近傍に強磁性材料で形成した部材
    を設けた事を特徴とする電動膨張弁。
JP7862184U 1984-05-30 1984-05-30 電動膨張弁 Granted JPS60191860U (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7862184U JPS60191860U (ja) 1984-05-30 1984-05-30 電動膨張弁
US06/739,289 US4650156A (en) 1984-05-30 1985-05-30 Sealed type motor-operated flow control valve
US06/917,414 US4703545A (en) 1984-05-30 1986-10-10 Method for assembling a sealed type motor-operated flow control valve

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7862184U JPS60191860U (ja) 1984-05-30 1984-05-30 電動膨張弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60191860U JPS60191860U (ja) 1985-12-19
JPH0422230Y2 true JPH0422230Y2 (ja) 1992-05-20

Family

ID=30622762

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7862184U Granted JPS60191860U (ja) 1984-05-30 1984-05-30 電動膨張弁

Country Status (1)

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JP (1) JPS60191860U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0835747A (ja) * 1994-07-22 1996-02-06 Fuji Koki Seisakusho:Kk 電動流量制御弁

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4805617B2 (ja) * 2005-07-01 2011-11-02 株式会社鷺宮製作所 電動式コントロールバルブ
EP3136023A1 (en) * 2014-03-17 2017-03-01 Mitsubishi Electric Corporation Throttling device and refrigeration cycle device
JP6928978B2 (ja) * 2016-03-28 2021-09-01 株式会社不二工機 電動弁

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JPS60191860U (ja) 1985-12-19

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