JPH0144465Y2 - - Google Patents

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JPH0144465Y2
JPH0144465Y2 JP1982134770U JP13477082U JPH0144465Y2 JP H0144465 Y2 JPH0144465 Y2 JP H0144465Y2 JP 1982134770 U JP1982134770 U JP 1982134770U JP 13477082 U JP13477082 U JP 13477082U JP H0144465 Y2 JPH0144465 Y2 JP H0144465Y2
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JP
Japan
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hopper
pushing rod
piston rod
conical part
bridge
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JP1982134770U
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JPS5938295U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、たとえば都市ごみや産業廃棄物など
の塵芥の焼却炉における塵芥投入ホツパに生じる
塵芥のブリツジを除去して塵芥が焼却炉に入るよ
うにするために使用されるホツパブリツジ除去装
置に関する。
従来から塵芥投入ホツパに生じる塵芥のブリツ
ジによつて、焼却炉からの炎が投入ホツパの投入
口まで上がつてくるなどの問題点があつた。或る
先行技術では、塵芥投入ホツパの対向する壁面を
相互に近接・離反させ、これによつて塵芥を圧潰
して焼却炉に落ちるように構成されている。しか
しこのような先行技術では、既設の設備に適用す
ることができず、大掛かりとなり、また塵芥の種
類によつては、塵芥相互の付着力のためにブリツ
ジを除去することができない。
このような問題を解決する先行技術は、特公昭
57−3544に示されている。この先行技術では、ブ
リツジ状の塵芥を下方に押す押込用ロツドを、ホ
ツパ投入口付近から退避可能に構成されている。
而るにこのような先行技術では、走行用レール
がホツパの投入口の中央部分まで延びている片持
ちレールであり、ブリツジ除去機構の作動範囲が
狭い。さらに押込用ロツドの先端部は螺旋状とな
つており、あるいはまたその押込用ロツドの先端
部に円板が固定される。押込用ロツドの先端が螺
旋状となつている場合には、その押込用ロツドを
その軸線まわりに回転駆動するように構成され
る。これによつて構造が複数になるという新たな
問題がある。また螺旋状ロツドによつて塵芥が上
昇されてしまい、周囲が汚損されるという問題が
ある。
押込用ロツドの先端に上述のように円板を固定
した構造とした場合には、塵芥がブリツジを生じ
たとき、そのブリツジ内に押込用ロツドを押込
み、ブリツジを破壊し、そのブリツジの破壊後に
おいて押込用ロツドを上昇したとき、円板上に塵
芥が付着残留したままの状態となる。そのため押
込用ロツドを上昇して、ホツパ投入口から退避さ
せるとき、その円板に付着している塵芥がそのま
ま持ち上げられて、ホツパ投入口付近の床などが
汚損されるという問題がある。
他の従来技術は、実開昭51−31276に示されて
いる。この先行技術では、ホツパの下端で内部中
心付近に適宜大きさの外形鐘状の邪魔片を小径部
を上にして複数個を設けたものであり、他の実施
例として邪魔片の外周壁に透窓を設けたものが開
示されている。複数個の邪魔片は何れも下方を広
くした鐘状の邪魔片であり、押圧力に強力な動力
を必要とし、邪魔片の剛性を高くしなければなら
ないという問題がある。
本考案の目的は、ホツパ投入口の広範囲までホ
ツパブリツジ除去装置を移動可能とし、適確なホ
ツパブリツジ除去を行い、その除去後において押
込用ロツドに塵芥が付着して持ち上がつてくるこ
とがないように改良し、投入物を投入する際は、
ホツパ投入口からホツパブリツジ押込用ロツドを
退避させ、投入の妨げにならないようにしたホツ
パブリツジ除去装置を提供することである。
以下図面に基づいて本考案の実施例について説
明する。
第1図は、本考案の実施例のホツパブリツジ除
去装置20の一部断面図であり、第2図は第1図
の側面図である。ホツパブリツジ除去装置20
は、基本的には、走行用レール21と、支持台2
2と、油圧シリンダ9と、押込用ロツド10とか
ら成る。走行用レール21は、第2図に示される
ように投入ホツパ2上に平行に対を成して架け渡
される。支持台22には、複数の車輪23が設け
られ、走行用レール21に沿つて水平方向(第1
図の左右方向)に移動可能に構成されている。油
圧シリンダ9は、鉛直方向(第1図の上下方向)
に延びて支持台22の中央付近に設けられる。こ
のとき油圧シリンダ9は、その軸線が対を成して
架け渡された走行用レール21の間に延びるよう
に投入口の上方に設けられる。油圧シリンダ9の
ピストン棒31は下方に向けて伸縮自在であり、
ピストン棒31の下端部には、押込用ロツド10
を着脱自在に取付けるための金具14が設けられ
る。押込用ロツド10は、第1円筒状部分10a
と、下端部付近の逆円錐状部分10cと、円錐台
状部分10bと、これらの部分10c,10d間
に介在される第2円筒状部分10dとから成る。
押込用ロツド10は、その軸線が油圧シリンダ9
の軸線と一致するように、円筒状部分10a側の
一端が金具14に着脱自在に取付けられる。この
状態で手動弁24の操作によつて油圧シリンダ9
は、その軸線方向すなわち鉛直方向(第1図の上
下方向)に伸縮駆動され、したがつて押込用ロツ
ド10も対を成す走行用レール21の間を経て鉛
直方向に往復運動を行う。これによつて投入ホツ
パ2に生じた塵芥によるブリツジの除去が可能と
なる。さらに支持台22したがつて油圧シリンダ
9および押込用ロツド10は、走行用レール21
に沿つて水平方向に移動可能であり、これによつ
て塵芥のブリツジの除去を異なつた位置で行うこ
とが可能となり、効果的に塵芥のブリツジの除去
が行なえる。
ホツパブリツジ除去装置20を使用しないとき
は、油圧シリンダ9の金具14から押込用ロツド
10を外し、押込用ロツド10の上部に固着され
ている金具16に掛けられたワイヤロープ17を
ウインチ15で巻き上げて第1図の仮想線で示さ
れるように、走行用レール21の端に移動させれ
ばよい。
前述の実施例では、支持台22は、投入ホツパ
2の投入口付近に走行用レール21上を移動自在
に構成されたけれども、本考案の他の実施例とし
て支持台は、投入ホツパの投入口の両側に沿つて
設けられた一対のレール上を投入口の上方で水平
に架け渡された走行自在な走行手段に、前記レー
ルの延在方向と垂直な方向に移動自在に設けられ
てもよい。
前述の実施例では、ホツパブリツジ除去装置2
0の押込用ロツド10は、鉛直方向に往復運動す
るように構成されたけれども、本考案は鉛直方向
に限る必要はなく、斜め方向に往復運動するよう
に構成して実施してよい。
前述の実施例では、駆動シリンダ9として油圧
シリンダ9が用いられたけれども、他の液圧また
は空気圧シリンダなどの流体圧シリンダが用いら
れてもよいのはもちろんである。
以上のように本考案によれば、ホツパブリツジ
除去装置の押込用ロツドは、投入ホツパの垂直な
壁面に平行に対を成して架け渡された走行レール
に沿つて移動または固定されるので、ホツパブリ
ツジ除去を異つた位置で行うことができる。しか
も広範囲に亘つて押圧操作ができるので、ホツパ
ブリツジ除去作業は、確実に短時間で行うことが
できる。投入物を投入する際は、ホツパ投入口に
ある押込用ロツドをレールに沿つてホツパの側壁
の退避位置まで移動可能としたから、投入の妨げ
にならないという効果を期待できる。
特に本考案では、押込用ロツド10の下端部付
近には、逆円錐状部分10cと、第2円筒状部分
10dと、円錐台状部分10bとが形成され、こ
の円錐台状部分10bの上方の部分は、第1円筒
状部分10aとなつている。したがつてブリツジ
を生じている塵芥内に逆円錐状部分10cが入り
込み易く、この逆円錐状部分10cに沿つて第2
円筒状部分10dが塵芥内に入り、さらに押込用
ロツド10が押込まれることによつて、中空の円
錐台状部分10bの下端部が塵芥を比較的大きな
面積にわたつて下方に押込むことが可能となる。
こうしてブリツジを容易に破壊することができ
る。円錐台状部分10bが塵芥内に入り込み、ブ
リツジを破壊した後において押込用ロツドを上昇
するときには、その円錐台状部分10b上の塵芥
は、下方に滑り落ちてしまい、したがつて塵芥が
押込用ロツド10の上昇に伴つて上方に持ち上げ
られることはない。そのためホツパ投入口付近
が、そのような塵芥によつて汚損されることがな
い。
また押込用ロツド10の第2円筒状部分10d
および第1円筒状部分10aとによつて内部が中
空とされ、軽量化が図られる。そのため押込用ロ
ツド10を駆動する流体圧シリンダ9を小形化す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のホツパブリツジ除
去装置20の一部断面図、第2図は第1図の側面
図である。 9……油圧シリンダ、10……押込用ロツド、
10a,10d……円筒状部分、10b……円錐
台状部分、10c……逆円錐状部分、14……金
具、16……固定金具、15……ウインチ、20
……ホツパブリツジ除去装置、21……走行用レ
ール、22……支持台、31……ピストン棒。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ホツパ2の投入口の上方で上下に延び支持台2
    2の中央付近に設けられ、その軸線が対を成して
    架け渡された走行用レール21の間に延びるよう
    に下方に向つて伸縮自在に駆動されるピストン棒
    31を備える流体圧シリンダ9と、 押込用ロツド10を着脱自在に取付けるための
    金具14を設けたピストン棒31と、 ピストン棒31に軸線を同一にして連結され、
    第1円筒状部分10aの上部に固定金具16を備
    え、下端部付近の逆円錐状部分10cと、円錐台
    状部分10bと、逆円錐状部分10cと円錐台状
    部分10bとの間に介在される第2円筒状部分1
    0dとを有する押込用ロツド10と、 固定金具16に掛けられたワイヤロープ17を
    巻き上げるウインチ15を備え、複数の車輪23
    が設けられ、走行用レール21に沿つて水平方向
    に移動可能に構成された支持台22と、 投入ホツパ2上に平行に対を成して架け渡され
    る走行用レール21とを含むことを特徴とするホ
    ツパブリツジ除去装置。
JP13477082U 1982-09-03 1982-09-03 ホツパブリツジ除去装置 Granted JPS5938295U (ja)

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JP13477082U JPS5938295U (ja) 1982-09-03 1982-09-03 ホツパブリツジ除去装置

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JP13477082U JPS5938295U (ja) 1982-09-03 1982-09-03 ホツパブリツジ除去装置

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JPS5938295U JPS5938295U (ja) 1984-03-10
JPH0144465Y2 true JPH0144465Y2 (ja) 1989-12-22

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JP13477082U Granted JPS5938295U (ja) 1982-09-03 1982-09-03 ホツパブリツジ除去装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0340792Y2 (ja) * 1986-04-04 1991-08-27

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS573544A (en) * 1980-06-05 1982-01-09 Aichi Emason Denki Kk Stator core of electric rotary machine

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JPS573544A (en) * 1980-06-05 1982-01-09 Aichi Emason Denki Kk Stator core of electric rotary machine

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