JPH0144371Y2 - - Google Patents

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JPH0144371Y2
JPH0144371Y2 JP8750783U JP8750783U JPH0144371Y2 JP H0144371 Y2 JPH0144371 Y2 JP H0144371Y2 JP 8750783 U JP8750783 U JP 8750783U JP 8750783 U JP8750783 U JP 8750783U JP H0144371 Y2 JPH0144371 Y2 JP H0144371Y2
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JP
Japan
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clip
opening
molding
engagement rail
elastically
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JP8750783U
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JPS59192444U (ja
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Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車の車体側面・バンパ等の被
取付部材にモールを取付ける際使用する合成樹脂
製のクリツプに関し、さらに詳しくはモール裏面
長手方向に形成され開口部より内部空間が大きな
係合レール内に保持される頭部と、被取付部材の
取付穴にばね弾性的に係着される脚部とを備える
モール用クリツプに関する。
従来この種のクリツプは、第1図に示すよう
に、合成樹脂材料から形成され、被取付部材の取
付穴にばね弾性的に係着可能な脚部4と、脚部4
より軸半径方向の寸法が大きな略正方形板状の頭
部5とが形成されているもので、一方、クリツプ
3が組み付けられるモール1には、裏面長手方向
に開口部2aより内部空間の大きい係合レール2
が形成されており、クリツプ3組付時には、所定
長さに切断されたモール1端部から頭部5を係合
レール2内に入れるとともに脚部4を開口部2a
から突出させ、クリツプ3を所定数それぞれ所定
の位置までスライドさせ、そして、各々のクリツ
プ3両側における係合レール2をかしめることに
より、クリツプ3をモール1裏面の所定位置に組
み付けていた。
したがつて、このようなクリツプ3であると、
モール1自体の長さが通常1200mm程であつてクリ
ツプ3は150〜200mm間隔で7〜8ケ所に組み付け
る必要があり、それらをひとつひとつモール1端
部から挿入させて所定位置までスライドさせるこ
とは手間がかかり、また、モール1端部が奇麗に
切断されておらずバリなどが発生しているとクリ
ツプ3は挿入困難となり、さらに、クリツプ3組
付時にクリツプ3両側付近の係合レール2をかし
めてクリツプ3のずれ止めをする必要があるため
にモール1表面が変形してしまうことがあつた。
この考案は、上記の問題点を解決するもので、
モール端部から挿入してスライドさせることな
く、また、モールを変形させるようなかしめ作業
を不要にして、モール裏面における係合レール開
口部の所定位置へ挿入することにより簡単かつ容
易に直接組み付けることのできるモール用クリツ
プを提供することを目的とする。
この考案の要旨は、モール裏面長手方向に形成
され開口部より内部空間が大きな係合レール内に
保持される頭部と被取付部材の取付穴にばね弾性
的に係着される脚部とを備える合成樹脂製のモー
ル用クリツプであつて、頭部が係合レール開口部
へ挿入時ばね弾性的に変形して開口部周縁裏面に
係着可能な係止爪から形成され、頭部と脚部との
間には係合レール短手方向外面に嵌合可能でかつ
係止爪とで開口部周縁をばね弾性的に挟持可能な
係止爪の形成方向と同一半径方向の挟持片が形成
されることを特徴とするモール用クリツプにあ
る。
以下、図例に基づきこの考案の一実施例を説明
する。
第2図はこの考案の一実施例におけるクリツプ
の使用様態を示す斜視図、第3図・第4図は同ク
リツプのそれぞれ正面図・側面図、第5図は使用
態様断面図である。
実施例のクリツプ13は、ナイロン・ポリアセ
タール等のばね弾性を有する合成樹脂材料から一
体成形され、自動車の車体側面やバンパ等の被取
付部材17における取付穴17aにばね弾性的に
係着可能な脚部14が形成され、脚部14から軸
方向へ順に挟持片16、頭部15が形成されてい
る。
クリツプの頭部15は、モール11裏面長手方
向に形成され開口部12aより内部空間の大きい
係合レール12内へ、係合レール12長手方向に
対して直交する方向から挿入可能で、かつ、挿入
時ばね弾性的に変形して開口部12a周縁裏面に
係着可能な係止爪15a,15aから形成されて
いる。
また、挟持片16は、係止爪15a,15aの
それぞれ根元部から係止爪15a,15aの開脚
方向と同一半径方向に形成され、先端には鉤部1
6aがそれぞれ形成されている。この挟持片16
は、それぞれの係止爪15aとでばね弾性的に係
合レール12における開口部12a周縁を挟持可
能で、また、先端の鉤部16a,16aの距離は
係合レール12短手方向両端面を挟持可能な寸法
に形成されている。
したがつて、このクリツプ13をモール11裏
面の係合レール12に組み付ける場合には、クリ
ツプの係止爪15a,15aの形成方向を係合レ
ール12長手方向と直交する方向にして、頭部1
5を所定位置の開口部12aへ差し込む。する
と、係止爪15a,15aがばね弾性的に開口部
12a裏面に係着されるとともに、係止片鉤部1
6a,16aが係合レール12短手方向両端面を
嵌合挟持し、係止爪15a,15aと係止片1
6,16とで開口部12a周縁をばね弾性的に挟
持するので、簡単かつ容易にクリツプ13をモー
ル11に組み付けることができる。
そして、所定位置に組み付けられたクリツプ1
3の脚部14を取付穴17aに係着させれば、モ
ール11を被取付部材17に取付けることができ
る。
なお、実施例のクリツプ13において、係合レ
ール12短手方向外面に嵌合可能な挟持片16,
16として、係合レール12短手方向両端面を挟
持できるような鉤部16aを形成したものを示し
たが、勿論、鉤部16aを設けなくとも、クリツ
プ組付時にクリツプが係合レール短手方向におけ
るずれやあるいはクリツプ軸方向周りにおける回
転の防止機能を有するものであればよく、例えば
係合レール12外面に開口部12aを挟んで係合
レール12長手方向と平行な凹溝や凸条を形成さ
せれば、その凹溝や凸条に対応する凸部や凹部を
挟持片に形成させてもよい。
また、通常、モール11が合成樹脂で、被取付
部材17が金属で形成されて両者の熱膨張率は相
違するが、実施例のクリツプ13における係合レ
ール12長手方向への固着力は、係止爪15aと
挟持片16との開口部12a周縁に対するばね弾
性的な挟持力であり、熱膨張時の変形に対してク
リツプ13がモール長手方向にずれ可能となつて
十分に対応することができる。このことは、ま
た、被取付部材17における所定間隔で設けられ
る取付穴17aの位置にバラツキがある場合、ク
リツプ組付後にクリツプ13を係合レール12内
でずらせて対応させることができる効果を奏す
る。
この考案に係るモール用クリツプは、以上のよ
うな構成・作用であり、係止爪の形成方向を係合
レール長手方向と直交する方向にして頭部を開口
部へ差し込めば、係止爪がばね弾性的に開口部裏
面に係着され、挟持片が係合レール短手方向外面
に嵌合してクリツプの係合レール短手方向へのず
れや軸方向周りへの回転を防止し、係止爪と挟持
片とで開口部周縁をばね弾性的に挟持するので、
従来のクリツプのようにモール端部から挿入させ
て所定位置までスライドさせる手間が省け、ま
た、モールを変形させるようなかしめ作業も不要
となつて、簡単かつ容易にクリツプをモール係合
レールの所定位置に組み付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のクリツプの使用態様を示す斜視
図、第2図はこの考案の一実施例におけるクリツ
プの使用態様を示す斜視図、第3図・第4図は同
実施例のクリツプのそれぞれ正面図・側面図、第
5図は同実施例の使用態様断面図である。 1,11……モール、2,12……係合レー
ル、2a,12a……開口部、3,13……(モ
ール用)クリツプ、4,14……脚部、5,15
……頭部、15a……係止爪、16……挟持片、
17……被取付部材、17a……取付穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モール裏面長手方向に形成され開口部より内部
    空間が大きな係合レール内に保持される頭部と被
    取付部材の取付穴にばね弾性的に係着される脚部
    とを備える合成樹脂製のモール用クリツプであつ
    て、前記頭部が前記係合レール開口部へ挿入時ば
    ね弾性的に変形して前記開口部周縁裏面に係着可
    能な係止爪から形成され、前記頭部と前記脚部と
    の間には前記係合レール短手方向外面に嵌合可能
    でかつ前記係止爪とで前記開口部周縁をばね弾性
    的に挟持可能な前記係止爪の形成方向と同一半径
    方向の挟持片が形成されることを特徴とするモー
    ル用クリツプ。
JP8750783U 1983-06-08 1983-06-08 モ−ル用クリツプ Granted JPS59192444U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8750783U JPS59192444U (ja) 1983-06-08 1983-06-08 モ−ル用クリツプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8750783U JPS59192444U (ja) 1983-06-08 1983-06-08 モ−ル用クリツプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59192444U JPS59192444U (ja) 1984-12-20
JPH0144371Y2 true JPH0144371Y2 (ja) 1989-12-21

Family

ID=30217419

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JP8750783U Granted JPS59192444U (ja) 1983-06-08 1983-06-08 モ−ル用クリツプ

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0356117Y2 (ja) * 1985-04-30 1991-12-16
JPH0741926Y2 (ja) * 1989-08-07 1995-09-27 株式会社ニフコ モール取付け用クリップ
JP5676242B2 (ja) * 2010-12-27 2015-02-25 株式会社イトーキ 背もたれ付き椅子

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JPS59192444U (ja) 1984-12-20

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