JPH0144331Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0144331Y2 JPH0144331Y2 JP1982162579U JP16257982U JPH0144331Y2 JP H0144331 Y2 JPH0144331 Y2 JP H0144331Y2 JP 1982162579 U JP1982162579 U JP 1982162579U JP 16257982 U JP16257982 U JP 16257982U JP H0144331 Y2 JPH0144331 Y2 JP H0144331Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle body
- door sash
- protrusion
- door
- outer periphery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 15
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
（産業上の利用分野）
この考案は、自動車のドアサツシユのシール装
置の改良に関する。
置の改良に関する。
（従来の技術）
一般に自動車では、ドアサツシユの外周部に弾
性体のシール条を張設し、ドアを閉じたとき、こ
のシール条が車体の開口部に設けた段部に弾接す
るようにして隙間をなくし、雨水や風が車室内に
入るのを防いでいる。このシール条としては、ド
アサツシユの外周部に単に１つの弾性突条を設け
たもの、または、完全なシールを目的として、二
重、三重の弾性突条を設けたもの等がある。
性体のシール条を張設し、ドアを閉じたとき、こ
のシール条が車体の開口部に設けた段部に弾接す
るようにして隙間をなくし、雨水や風が車室内に
入るのを防いでいる。このシール条としては、ド
アサツシユの外周部に単に１つの弾性突条を設け
たもの、または、完全なシールを目的として、二
重、三重の弾性突条を設けたもの等がある。
（考案が解決しようとする課題）
ところが最近のように高速道路が発達し、車が
高速走行するようになると、単にドアサツシユの
外周部に弾性の突条を設けたもの、この弾性の突
条を二重、三重の構造にして設けたものでは弾性
の突条が高い風圧を受けて変形させられる。
高速走行するようになると、単にドアサツシユの
外周部に弾性の突条を設けたもの、この弾性の突
条を二重、三重の構造にして設けたものでは弾性
の突条が高い風圧を受けて変形させられる。
この突条の変形により、車体の開口部とドアサ
ツシユとの間に間隙が形成され、車には風切音が
発生する等の問題があつた。
ツシユとの間に間隙が形成され、車には風切音が
発生する等の問題があつた。
この考案は、かかる点に鑑み、シールが一層確
実になると共に、風切り音がなくなるように改善
したものである。
実になると共に、風切り音がなくなるように改善
したものである。
（課題を解決するための手段）
本考案は、自動車のドア上部に設けられ、室外
側外周部に突縁を設けた断面略ｈ状のドアサツシ
ユの内周側に、ウインドガラスを摺動可能に挿入
するようにしたものに於て、ドアサツシユの外周
部に張設され、車体開口部に形成された段部に当
ててシールする弾性体のシール条に、その内周部
室外側に凹溝を設けて、その凹溝にドアサツシユ
の前記突縁を嵌込むと共に、上記シール条の外周
部室外側に凹溝に対設させて突条を設け、該突条
を車体開口部の外周縁部に弾接させるようにした
ことを特徴とする。
側外周部に突縁を設けた断面略ｈ状のドアサツシ
ユの内周側に、ウインドガラスを摺動可能に挿入
するようにしたものに於て、ドアサツシユの外周
部に張設され、車体開口部に形成された段部に当
ててシールする弾性体のシール条に、その内周部
室外側に凹溝を設けて、その凹溝にドアサツシユ
の前記突縁を嵌込むと共に、上記シール条の外周
部室外側に凹溝に対設させて突条を設け、該突条
を車体開口部の外周縁部に弾接させるようにした
ことを特徴とする。
（作用）
ドアを閉じると弾性体のシール条が車体開口部
に形成された段部に当接するとともに、そのシー
ル条の外周部室外側に設けられた突条が車体の開
口部の外周縁部に弾接される。したがつて、外側
の突条になり高い風圧に耐えると共に内側の弾性
体により十分な気密を確保するような二重のシー
ル構造とし、車が高速走行を行つても、シール状
の変形により、風切り音の発生等が防止される。
に形成された段部に当接するとともに、そのシー
ル条の外周部室外側に設けられた突条が車体の開
口部の外周縁部に弾接される。したがつて、外側
の突条になり高い風圧に耐えると共に内側の弾性
体により十分な気密を確保するような二重のシー
ル構造とし、車が高速走行を行つても、シール状
の変形により、風切り音の発生等が防止される。
（実施例）
自動車のサイドドア１の上部には、ドアサツシ
ユ２を逆凹字形に上方に突設して設ける。通常、
ドアサツシユ２は、その外周部室外側に突縁３を
設け、内周側は凹字形断面になつていて、断面略
ｈ状に形成してあり、内周側には、ウインドガラ
ス４を上下に摺動可能に挿入している。そして、
ドアサツシユ２の突縁３の室内側には、弾性体の
シール条５を張設し、このシール条５が、サイド
ドア１を閉じたとき、車体６の開口部７に設けた
段部８に弾接して密閉され、車室内に風雨が入る
のを防ぐようにしている。而して本考案は、シー
ル条５の内周部室外側に凹溝９を一体に形成し、
その凹溝９をドアサツシユ２の突縁３に嵌込ん
で、シール条５を突縁３の外側まで回す。又、シ
ール条５の外周部室外側には上記凹溝９と対設す
る位置に突条１０を一体的に形成する。そして突
条１０は、サイドドア１を閉じたとき、車体６の
開口部７の外周縁部１１すなわち車体外側面にな
めらかに弾接させる。尚、サイドドア１の下部
は、第３図に示すように、ドア内板１２の外周面
に沿つて、シール条１３を張設し、車体６の開口
部７に設けた段部８に弾接させて密閉する。
ユ２を逆凹字形に上方に突設して設ける。通常、
ドアサツシユ２は、その外周部室外側に突縁３を
設け、内周側は凹字形断面になつていて、断面略
ｈ状に形成してあり、内周側には、ウインドガラ
ス４を上下に摺動可能に挿入している。そして、
ドアサツシユ２の突縁３の室内側には、弾性体の
シール条５を張設し、このシール条５が、サイド
ドア１を閉じたとき、車体６の開口部７に設けた
段部８に弾接して密閉され、車室内に風雨が入る
のを防ぐようにしている。而して本考案は、シー
ル条５の内周部室外側に凹溝９を一体に形成し、
その凹溝９をドアサツシユ２の突縁３に嵌込ん
で、シール条５を突縁３の外側まで回す。又、シ
ール条５の外周部室外側には上記凹溝９と対設す
る位置に突条１０を一体的に形成する。そして突
条１０は、サイドドア１を閉じたとき、車体６の
開口部７の外周縁部１１すなわち車体外側面にな
めらかに弾接させる。尚、サイドドア１の下部
は、第３図に示すように、ドア内板１２の外周面
に沿つて、シール条１３を張設し、車体６の開口
部７に設けた段部８に弾接させて密閉する。
しかして、シール条５は、車体６の閉口部７の
段部８に弾接すると共に、シール条５の突条１０
が、車体６の外側面に弾接して、二重にシールさ
れるので、確実なシールが可能になる。そして、
シール条５は、凹溝９がドアサツシユ２の突縁３
に嵌つて、突縁３の外側まで回つており、突条１
０が、車体６の外側面に弾接するので、車体６の
開口部７とドアサツシユ２の間に、外側からの風
圧を受けても変形することがなく強力に密着し、
かつこの突条１０と車体６との間から風切り音が
発生しない。
段部８に弾接すると共に、シール条５の突条１０
が、車体６の外側面に弾接して、二重にシールさ
れるので、確実なシールが可能になる。そして、
シール条５は、凹溝９がドアサツシユ２の突縁３
に嵌つて、突縁３の外側まで回つており、突条１
０が、車体６の外側面に弾接するので、車体６の
開口部７とドアサツシユ２の間に、外側からの風
圧を受けても変形することがなく強力に密着し、
かつこの突条１０と車体６との間から風切り音が
発生しない。
以上説明したように、この考案は、自動車のド
ア上部に設けられ、室外側外周部に突縁を設けた
断面略ｈ状のドアサツシユの内周側にウインドガ
ラスを摺動可能に挿入するようにしたものに於
て、ドアサツシユの外周部に張設して車体の段部
に当ててシールする弾性体のシール条に、その内
周部室外側に凹溝を設けて、その凹溝にドアサツ
シユの前記突縁を嵌込むと共に、上記シール条の
外周部室外側に凹溝に対設させて突条を設け、該
突条を車体外側面の外側面に弾接させるようにし
たので、弾性体による機密確保と突条による機密
保持と変形防止の二重シールができシールが確実
になり、開口部とドアサツシユの間に外側面から
高い風圧を受けても、風が入る隙間がなく、風切
り音の発生を防ぐことができる。又、ドアサツシ
ユの最も室外側に突出している突縁が、シール条
で覆われるので、乗降りのとき当つても危険が少
く、安全性の向上も図れる。
ア上部に設けられ、室外側外周部に突縁を設けた
断面略ｈ状のドアサツシユの内周側にウインドガ
ラスを摺動可能に挿入するようにしたものに於
て、ドアサツシユの外周部に張設して車体の段部
に当ててシールする弾性体のシール条に、その内
周部室外側に凹溝を設けて、その凹溝にドアサツ
シユの前記突縁を嵌込むと共に、上記シール条の
外周部室外側に凹溝に対設させて突条を設け、該
突条を車体外側面の外側面に弾接させるようにし
たので、弾性体による機密確保と突条による機密
保持と変形防止の二重シールができシールが確実
になり、開口部とドアサツシユの間に外側面から
高い風圧を受けても、風が入る隙間がなく、風切
り音の発生を防ぐことができる。又、ドアサツシ
ユの最も室外側に突出している突縁が、シール条
で覆われるので、乗降りのとき当つても危険が少
く、安全性の向上も図れる。
図は本考案の一実施例を示し、第１図は側面図
第２図は第１図Ａ−Ａ矢視拡大断面図、第３図は
第１図Ｂ−Ｂ矢視拡大断面図である。 １……ドア、２……ドアサツシユ、３……突
縁、４……ウインドガラス、５……シール条、６
……車体、８……段部、９……凹溝、１０……突
条、１１……開口部の外周縁部。
第２図は第１図Ａ−Ａ矢視拡大断面図、第３図は
第１図Ｂ−Ｂ矢視拡大断面図である。 １……ドア、２……ドアサツシユ、３……突
縁、４……ウインドガラス、５……シール条、６
……車体、８……段部、９……凹溝、１０……突
条、１１……開口部の外周縁部。
Claims (1)
- 自動車のドア上部に設けられ、室外側外周部に
突縁を設けた断面略ｈ状のドアサツシユの内周側
に、ウインドガラスを摺動可能に挿入するように
したものに於て、ドアサツシユの外周部に張設さ
れ、車体開口部に形成された段部に当ててシール
する弾性体のシール条に、その内周部室外側に凹
溝を設けて、その凹溝にドアサツシユの前記突縁
を嵌込むと共に、上記シール条の外周部室外側に
凹溝に対設させて突条を設け、該突条を車体の開
口部の外周縁部に弾接させるようにしたことを特
徴とする自動車のドアサツシユのシール装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982162579U JPS5966616U (ja) | 1982-10-27 | 1982-10-27 | 自動車のドアサツシユのシ−ル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982162579U JPS5966616U (ja) | 1982-10-27 | 1982-10-27 | 自動車のドアサツシユのシ−ル構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5966616U JPS5966616U (ja) | 1984-05-04 |
| JPH0144331Y2 true JPH0144331Y2 (ja) | 1989-12-21 |
Family
ID=30356972
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1982162579U Granted JPS5966616U (ja) | 1982-10-27 | 1982-10-27 | 自動車のドアサツシユのシ−ル構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5966616U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0523380Y2 (ja) * | 1985-09-30 | 1993-06-15 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5477325U (ja) * | 1977-11-10 | 1979-06-01 | ||
| JPS54141614U (ja) * | 1978-03-24 | 1979-10-02 | ||
| JPS56124521U (ja) * | 1980-02-26 | 1981-09-22 |
-
1982
- 1982-10-27 JP JP1982162579U patent/JPS5966616U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5966616U (ja) | 1984-05-04 |
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