JPH0144179Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0144179Y2
JPH0144179Y2 JP1984185525U JP18552584U JPH0144179Y2 JP H0144179 Y2 JPH0144179 Y2 JP H0144179Y2 JP 1984185525 U JP1984185525 U JP 1984185525U JP 18552584 U JP18552584 U JP 18552584U JP H0144179 Y2 JPH0144179 Y2 JP H0144179Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
stopper
processing tool
clamp
cam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984185525U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61102327U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984185525U priority Critical patent/JPH0144179Y2/ja
Publication of JPS61102327U publication Critical patent/JPS61102327U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0144179Y2 publication Critical patent/JPH0144179Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、金属製パイプの端部に膨隆した頭部
を形成する、ヘツダー加工装置に関する。
(ロ) 従来の技術 金属製パイプを内部から膨隆させる加工は様々
な目的で行なわれる。例えば、特開昭56−82138
号公報にはプラグを嵌入する目的でパイプを拡大
する加工例が示されており、また特開昭57−
102726号公報にはパイプとその外側に嵌合したス
リーブとを結合するため、パイプに膨隆部を形成
する加工例が示されている。これらの加工は、パ
イプの軸線方向に加工具を押し込んで膨隆部を形
成するものである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 くつきりとフランジ状になつた膨隆部を形成す
るには、特開昭57−10276号公報に見られるよう
に、ダイ部材で膨隆部となるべき個所の首元の部
分をしつかりと押さえておき、これから加工具を
押し込むことが必要になる。かかるダイ部材を用
いる場合、パイプのダイ部材からの突出度を正確
に制御しなければならない。これを簡単に行うに
は、ダイ部材の外側にストツパを設けておき、パ
イプ端部をこのストツパに突き当てて位置決めを
行えば良い。ただしこのストツパは加工の邪魔に
ならないよう、位置決め後どけてやる必要があ
る。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案では、パイプをクランプするクランプジ
ヨー(ダイ部材の役目をする)と加工具との間
に、パイプの軸線と直角の方向に移動可能なスト
ツパを配置する。更に加工具と共に移動するカム
を設け、このカムをストツパに関連づける。
(ホ) 作用 クランプの際、パイプはストツパに突き当たつ
て位置決めされる。その後加工具がパイプに接近
すると、これと共に移動するカムがストツパを加
工具の進路から排除する。
(ヘ) 実施例 まず第4図乃至第6図により本実施例で行おう
とするヘツダー加工につき説明する。1は被加工
材たるパイプ、2はパイプ1をクランプするクラ
ンプジヨーである。クランプジヨー2は紙面と直
角の方向に相合わさる如く一対設けられ、その合
わせ目に形設した溝3はパイプ1を嵌め込むよう
にして、パイプ1を動かないよう保持する。この
状況は第3図により理解されるであろう。クラン
プジヨー2は前述のダイ部材としての役目をし、
その端面には凹所4が形設されている。凹所4の
正面形状は各々のクランプジヨー2について半円
形であり、一対のジヨー2が合わさることにより
円形の凹みになる。パイプ1はジヨー2の端面か
ら所定長さ突出した状態でクランプされる。5は
パイプ1の軸線方向に移動する加工具である。加
工具5はパイプ1の内径にほぼ等しい直径を有す
る先端部6と、先端部6よりやや太い中間段部7
と、中間段部7より更に太い基部8を有し、ラム
9の端面に、基部8を少し沈み込ませた状態で埋
設固定されている。この加工具5をクランプジヨ
ー2に接近させて行くと、第5図に見られるよう
に、先端部6がパイプ1の中に入り込むと共に中
間段部7と基部8の間の肩部がパイプ1の端面を
押し、パイプ1は凹所4の中において外側に押し
拡げられると共に押しつぶされる。こうしてパイ
プ1の端部には、第6図に示す如く、膨隆頭部1
0が形成(ヘツダー加工)される。
第1図乃至第3図に、装置の全体的な構成を示
す。11はベースであり、その上に2本の平行な
ガイドバー12が水平に支持されている。ガイド
バー12には一対のスライダ13が取りつけら
れ、各スライダ13にクランプジヨー2が固着さ
れる。第3図に示す如く、両スライダ13,13
はばね14により互に離隔する方向に附勢されて
いる。15,15は両スライダ13,13を接近
させ、もつてクランプジヨー2,2を互に押しつ
けるレバーである。16はベース11から2本平
行して立ち上がつたコラムである。コラム16,
16にはエレベーター17が、上下方向−すなわ
ちパイプ1の軸線方向と直角の方向−に移動可能
なる如く取り付けられる。エレベータ17には、
クランプジヨー2と加工具5の間に割り込む形で
垂下片18を設け、この垂下片18にパイプ1の
クランプジヨー2からの突出度を規制するストツ
パ19を取りつける。20はエレベータ17から
立ち上がつたロツドで、コラム16,16の上端
間に掛け渡したビーム21を貫通している。ロツ
ド20の外側に配置したばね22により、エレベ
ータ17は第1図に示す下降限界に常時附勢され
ている。23はラム9からエレベータ17の方向
に延び出したカムである。カム23は先端の斜面
をカム面24とし、これに対応してエレベータ1
7の垂下片18にはカムフオロワローラ25が設
けられている。
上記装置は次のように動作する。まずクランプ
ジヨー2,2を少し開いておき、溝3,3の間に
ストツパ19と反対の方向からパイプ1を送り込
む。パイプ1の端面がストツパ19に当たるとこ
ろまで挿入した後レバー15,15が動作し、ク
ランプジヨー2,2はパイプ1をしつかりと挟み
つける。次いで加工具5が前進する。この時加工
具5と共に移動するカム23がエレベータ17を
押し上げ、ストツパ19を加工具5の進路から排
除する。この後第2図に示すようにヘツダー加工
が行われる。
(ト) 考案の効果 本考案では、パイプ端部の加工形状を一定に保
つため、クランプジヨーからのパイプの突出度を
規制するストツパを設けるが、このストツパは加
工具が前進するに伴ないカム作用で排除されるか
ら、連続的なヘツダー加工を正確且つ確実に遂行
することができる。また、ストツパはクランプジ
ヨーに送り込まれるパイプの行く手に配置される
ので、パイプ全体の長さにばらつきがあつたとし
ても、クランプジヨーからのパイプ端部の突出度
は常に一定になり、加工ミスを生じない。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図及び第2
図は異なる動作状態の垂直断面図、第3図は第1
図と直角の方向から見た部分断面側面図、第4図
乃至第6図はヘツダー加工の説明図である。 1……パイプ、2……クランプジヨー、5……
加工具、10……膨隆頭部、19……ストツパ、
23……カム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一方向から送り込まれるパイプを、その端部を
    突出させた状態でクランプするクランプジヨー
    と、 前記クランプジヨーから突出したパイプ端部に
    パイプの軸線方向から接近して、パイプ端部に膨
    隆頭部を形成する加工具と、 クランプジヨーに送り込まれるパイプの行く手
    に配置され、パイプ端部に当たつてその突出度を
    規制すると共に、パイプの軸線と直角の方向に移
    動可能なストツパと、 前記加工具と共に移動し、前記ストツパを加工
    具の進路から排除するカムと、 を備えたパイプのヘツダー加工装置。
JP1984185525U 1984-12-06 1984-12-06 Expired JPH0144179Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984185525U JPH0144179Y2 (ja) 1984-12-06 1984-12-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984185525U JPH0144179Y2 (ja) 1984-12-06 1984-12-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61102327U JPS61102327U (ja) 1986-06-30
JPH0144179Y2 true JPH0144179Y2 (ja) 1989-12-21

Family

ID=30742995

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984185525U Expired JPH0144179Y2 (ja) 1984-12-06 1984-12-06

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0144179Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6089259B2 (ja) * 2013-04-03 2017-03-08 株式会社富士ボルト製作所 定着金具の製造装置
JP2014201928A (ja) * 2013-04-03 2014-10-27 株式会社富士ボルト製作所 定着金具の製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55106635A (en) * 1979-02-08 1980-08-15 Nippon Radiator Co Ltd Method and apparatus for molding flange to circular pipe
JPS5630040A (en) * 1979-08-16 1981-03-26 Aichi Mach Ind Co Ltd Pipe working method of press-fit joined part

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55106635A (en) * 1979-02-08 1980-08-15 Nippon Radiator Co Ltd Method and apparatus for molding flange to circular pipe
JPS5630040A (en) * 1979-08-16 1981-03-26 Aichi Mach Ind Co Ltd Pipe working method of press-fit joined part

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61102327U (ja) 1986-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6146212B2 (ja)
US2370089A (en) Tube flanging tool
JPH0144179Y2 (ja)
US6477882B2 (en) Forming machine
CN210703365U (zh) 空腔零件的内定位机构
JP3708787B2 (ja) トランスファスライドのワーク把持方法
US4047415A (en) Apparatus for shaping the end of a hollow tube
US2909951A (en) Method and apparatus for uniting tubular members
JPS63171222A (ja) パイプ材のバ−リング加工装置
JPH10128585A (ja) シート・フレーム組立て治具に使用されるパイプ・クランプ
JPS6317634Y2 (ja)
RU2216426C2 (ru) Способ и устройство для обработки заготовки
JP3753542B2 (ja) 鍛造装置
US4757703A (en) Die apparatus for handling tubing having a radially projecting annular flange
JPH0724185Y2 (ja) 工作物取付装置の拘束構造
JPS5852036Y2 (ja) 工作物のクランプ付置
CN217432864U (zh) 一种冲压件夹取工具
JP2006043827A (ja) ナチュラルクランプ装置
JPS6213281A (ja) 冷間接合装置
JPS5881531A (ja) 自転車用ヘツドラグの組立方法及び装置
JPS5893522A (ja) 絞り加工及び穴あけ加工方法
JPS59104235A (ja) 据込機
SU835570A1 (ru) Верхн часть штампа дл листовойшТАМпОВКи
JPS59104234A (ja) 据込機
JPH0120034Y2 (ja)