JPH0144115Y2 - - Google Patents

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JPH0144115Y2
JPH0144115Y2 JP1984143333U JP14333384U JPH0144115Y2 JP H0144115 Y2 JPH0144115 Y2 JP H0144115Y2 JP 1984143333 U JP1984143333 U JP 1984143333U JP 14333384 U JP14333384 U JP 14333384U JP H0144115 Y2 JPH0144115 Y2 JP H0144115Y2
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JP
Japan
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coil spring
elastic body
sheet
spring
seat diameter
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JP1984143333U
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JPS6155866U (ja
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、マツトレス装置に関するものであ
り、更に詳しくは、上面と下面とで硬さの異なる
マツトレス装置に関するものである。
(従来の技術) 従来のマツトレス装置、例えば実開昭58−
13996号公報に開示されたものは、第6図に示す
ように、多数のコイルスプリングAを平面状に連
結してスプリングユニツトBを形成し、スプリン
グユニツトBの上面側ならびに下面側は、ネツト
C、保護材Dおよび弾性体Eならびに保護材
D′および弾性体E′を夫々配設し、これら弾性体
E,E′を外装布地F,F′,F″,Fで被覆する
ことによつて形成されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、相隣接するコイルスプリングAは、
その上部および下部をヘリカル線G,G′で連結
されているため、マツトレスのいずれの面におい
ても体重が各スプリングに分散され、マツトレス
の面が体形に沿つて変形しないという不具合があ
つた。
それ故に、本考案は、スプリングユニツトを構
成する各コイルスプリングが独立的に撓むように
することを技術的課題とするものである。
〔考案の構成〕
(考案が解決するための手段) 上記技術的課題を解決するために、本考案にお
いて講じた技術的手段は、スプリングユニツトを
構成する各コイルスプリングの一方側の座径を、
他方側の座径よりも大ならしめ、隣接するコイル
スプリングの一方側はヘリカル線で連結すると共
に、各コイルの他方側は、シート状弾性体と凹凸
係合するようにしたことである。
(作用) したがつて、マツトレスの他方側に体重が作用
したときは、荷重はシート状弾性体を介して各ス
プリングに伝えられるも、各スプリング間は直接
干渉しないので、各スプリングは、独立して撓む
ようになる。かくして、マツトレスの他方側面は
体形に応じたカーブを描くようになる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を、第1図ないし第5図
にもとづいて説明する。第1図および第2図にお
いて、10はコイルスプリングで、このコイルス
プリング10の上側10aの座径10aは、下側
10bの座径よりも小さくなつている。コイルス
プリング10は、多数寄せ集められて、平板状に
配設されている。しかして、隣り合うコイルスプ
リング10の下側10b同士は、ヘリカル線11
にて連結されており、各コイルスプリング10の
上側10aは、シート状の弾性体12の面に凸設
された突起12aに遊嵌されている。かくして、
スプリングユニツト13が形成される。
スプリングユニツト13は平板状をなすが、そ
の形状を保持せんがために、スプリングユニツト
13の上下面外周には、夫々、一対の枠線14,
14′が配設されて、図示されないクリツプを介
して、最外周に位置するコイルスプリング10と
連結されている。また、シート状弾性体12の縁
部12bと枠線14とが係合して、シート状弾性
体12の位置決めがなされる。
シート状弾性体12の上側およびコイルスプリ
ング10の下側10bの下側には弾性体15,1
5′が配設されており、これらは外装地16,1
6′,16″,16で被覆されて、マツトレス1
7が形成される。尚、弾性体15,15′のズレ
防止は、外装地16,16′に縫合された布片1
8,18′を、外周のコイルスプリング10に連
結することによつて行なわれる。
以上の構成における作用を述べると、マツトレ
ス17の上面に体重を作用させると、荷重は、シ
ート状の弾性体12を介して各コイルスプリング
10に伝達される。各スプリング10間には、シ
ート状の弾性体12があるが、一のコイルスプリ
ング10に作用した力が、他のコイルスプリング
10に及ぶことはないので、各コイルスプリング
10は独立に撓むことになる。したがつて、体形
に応じたカーブを描くように、各コイルスプリン
グ10がそこに作用する荷重分布に応じて独立的
に撓む。このとき、身体はマツトレス17の面と
フイツトするので、冬場などは、暖かみを感じる
ことになる。
また、マツトレス17を第1図示の状態から反
転して使用すると、各コイルスプリング10はヘ
リカル線11にて相互連結されているので、体重
が各コイルスプリング10に分散され、各コイル
スプリング10は略均等に撓む。したがつて、身
体はマツトレス17の面にフイツトしないが、夏
場などは、むしろ、こういう状態の方が暑苦しさ
を除去できる。
尚、第3図および第4図に示すように、シート
状の弾性体112にくぼみ112aを形成し、こ
のくぼみ112a内にコイルスプリング10の上
側10aを収納配置せしめてもよいし、第5図に
示すように、弾性体12とコイルスプリング10
の上側10aとの間に、不織布、樹脂織物、布等
のシート状の保護材20を介装させて、弾性体1
2の損傷防止を図つてもよい。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案においては、スプリ
ングユニツトを構成する各コイルスプリングの一
方側の座径を、他方側の座径よりも大ならしめ、
隣接するコイルスプリングの一方側はヘリカル線
で連結すると共に、各コイルスプリングの他方側
は、シート状の弾性体と凹凸係合するようにして
マツトレス装置を構成したので、マツトレス装置
の他方側の面においては各コイルスプリングを独
立的に撓ませることによつて、マツトレスの面と
身体とをフイツトさせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るマツトレス装置の一実施
例の部分断面図、第2図は第1図装置に用いられ
るシート状弾性体の部分斜視図、第3図は本考案
に係るマツトレス装置の他の実施例の部分断面
図、第4図は第2図装置に用いられるシート状弾
性体の部分斜視図、第5図は第1図装置の改良例
の部分断面図、および第6図は従来のマツトレス
装置の部分断面図である。 10……コイルスプリング、11……ヘリカル
線、12,112……シート状弾性体、12a…
…シート状弾性体の突起、112a……シート状
弾性体のくぼみ、13……スプリングユニツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多数のコイルスプリングを平板状に連結して構
    成したスプリングユニツトを備えたマツトレス装
    置において、前記コイルスプリングの一方側の座
    径を他方側の座径よりも大ならしめ、隣接する前
    記コイルスプリングの一方側はヘリカル線で連結
    すると共に、前記各コイルスプリングの他方側
    は、シート状の弾性体と凹凸係合するようにし
    た、マツトレス装置。
JP1984143333U 1984-09-20 1984-09-20 Expired JPH0144115Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984143333U JPH0144115Y2 (ja) 1984-09-20 1984-09-20

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JP1984143333U JPH0144115Y2 (ja) 1984-09-20 1984-09-20

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Publication Number Publication Date
JPS6155866U JPS6155866U (ja) 1986-04-15
JPH0144115Y2 true JPH0144115Y2 (ja) 1989-12-20

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ID=30701632

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JP1984143333U Expired JPH0144115Y2 (ja) 1984-09-20 1984-09-20

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5235133U (ja) * 1975-09-03 1977-03-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5235133U (ja) * 1975-09-03 1977-03-12

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Publication number Publication date
JPS6155866U (ja) 1986-04-15

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