JPH0143673B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0143673B2 JPH0143673B2 JP55109123A JP10912380A JPH0143673B2 JP H0143673 B2 JPH0143673 B2 JP H0143673B2 JP 55109123 A JP55109123 A JP 55109123A JP 10912380 A JP10912380 A JP 10912380A JP H0143673 B2 JPH0143673 B2 JP H0143673B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- collar
- bracket
- lower pipe
- collars
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 9
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K3/00—Bicycles
- B62K3/02—Frames
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自転車用ヘツドパイプの変位装置に関
するもので、上パイプの両取付個所を操作するこ
とにより、上パイプのみかけ長さを変えて下パイ
プ傾動させながらヘツドパイプの立角度を調節す
るものである。
するもので、上パイプの両取付個所を操作するこ
とにより、上パイプのみかけ長さを変えて下パイ
プ傾動させながらヘツドパイプの立角度を調節す
るものである。
自転車への乗車姿勢を正しく保つことは、疲労
防止、安全性のためにとくに重要である。
防止、安全性のためにとくに重要である。
しかし、通常、自転車の車体を体格の異なる何
人にも適したように構成しなおすことは困難であ
る。
人にも適したように構成しなおすことは困難であ
る。
これは、フレームがすべて固定されて変位し得
ないものであるからであり、強いて乗員に合わせ
て車体の変位方法はサドル高さ変位ぐらいなもの
である。
ないものであるからであり、強いて乗員に合わせ
て車体の変位方法はサドル高さ変位ぐらいなもの
である。
本発明は、こうした問題を解決すべくハンドル
バーを付設するヘツドパイプ変位させて乗員の胴
体とハンドルバーを握る手先との間隔とを調整可
能にせんとしたものである。
バーを付設するヘツドパイプ変位させて乗員の胴
体とハンドルバーを握る手先との間隔とを調整可
能にせんとしたものである。
以下図面にしたがつて本発明の実施例を詳細に
説明すると、チエーンステー1に設けたハンガー
ブラケツト2に固定した立パイプ3と、チエーン
ステー1前方に傾動自在に軸支した下パイプ6と
を、上パイプ11によつて連結継合する自転車フ
レームの上パイプ11を両端の取付用ブラケツト
位置のいずれか一方、あるいは双方で変位させる
ことによりみかけ長さを変更し、下パイプ6を適
宜傾動させ、下パイプ6に固定されたヘツドパイ
プ9の立角度を調節するものであつて、チエーン
ステー1の中間部にはハンガーブラケツト2を介
し立パイプ3が固定され、チエーンステー1の前
部には軸10によつて下パイプ6の下端が回動自
在に軸支されている。
説明すると、チエーンステー1に設けたハンガー
ブラケツト2に固定した立パイプ3と、チエーン
ステー1前方に傾動自在に軸支した下パイプ6と
を、上パイプ11によつて連結継合する自転車フ
レームの上パイプ11を両端の取付用ブラケツト
位置のいずれか一方、あるいは双方で変位させる
ことによりみかけ長さを変更し、下パイプ6を適
宜傾動させ、下パイプ6に固定されたヘツドパイ
プ9の立角度を調節するものであつて、チエーン
ステー1の中間部にはハンガーブラケツト2を介
し立パイプ3が固定され、チエーンステー1の前
部には軸10によつて下パイプ6の下端が回動自
在に軸支されている。
この下パイプ6の上端にはヘツドパイプ9が設
けられ、このヘツドパイプ9にハンドルバーを取
り付ける。
けられ、このヘツドパイプ9にハンドルバーを取
り付ける。
下パイプ6に設けた下パイプブラケツト7と立
パイプ3に設けた立パイプブラケツト4とを連結
継合し、自転車フレームを構成するわけである
が、上パイプ11両端には第2図のように前軸受
12、後軸受13を添装し、前軸受12と後軸受
13には、これらの軸受長さより若干胴付の長い
カラー14,17をそれぞれ挿入し立パイプブラ
ケツト4の連通孔5と下パイプブラケツト7の連
結孔8にカラー17,14の軸孔18,15をボ
ルト20,19によつて貫通螺着し、下パイプ6
の傾動を阻止するものであるが、このカラー1
4,17の少なくとも一方のカラー、たとえばカ
ラー14の軸孔15をカラー外周に対し偏心させ
て貫設し、カラー14の締付位置を回転変位させ
ることにより立パイプブラケツト4と下パイプブ
ラケツト7の両連結孔5,8の芯間距離を伸縮さ
せるものである。
パイプ3に設けた立パイプブラケツト4とを連結
継合し、自転車フレームを構成するわけである
が、上パイプ11両端には第2図のように前軸受
12、後軸受13を添装し、前軸受12と後軸受
13には、これらの軸受長さより若干胴付の長い
カラー14,17をそれぞれ挿入し立パイプブラ
ケツト4の連通孔5と下パイプブラケツト7の連
結孔8にカラー17,14の軸孔18,15をボ
ルト20,19によつて貫通螺着し、下パイプ6
の傾動を阻止するものであるが、このカラー1
4,17の少なくとも一方のカラー、たとえばカ
ラー14の軸孔15をカラー外周に対し偏心させ
て貫設し、カラー14の締付位置を回転変位させ
ることにより立パイプブラケツト4と下パイプブ
ラケツト7の両連結孔5,8の芯間距離を伸縮さ
せるものである。
前軸受12や後軸受13にカラー14,17を
挿入して螺着固定する際に、カラー14,17の
一方の端部付近を胴部径より大きな係合部22と
し、該係合部22内側面とこれに接合する前軸受
12、後軸受13の端面に配設した係合部21と
に相互に嵌合する凹凸部を形成しておくことによ
り前軸受12、後軸受13に対するカラー14,
17の回転方向位置が定まり、安いとともに接合
後は安定性が向上するという効果が生じるもので
ある。
挿入して螺着固定する際に、カラー14,17の
一方の端部付近を胴部径より大きな係合部22と
し、該係合部22内側面とこれに接合する前軸受
12、後軸受13の端面に配設した係合部21と
に相互に嵌合する凹凸部を形成しておくことによ
り前軸受12、後軸受13に対するカラー14,
17の回転方向位置が定まり、安いとともに接合
後は安定性が向上するという効果が生じるもので
ある。
これにともない下パイプ6が軸10を回転中心
として前後に傾動してヘツドパイプ9の立角度の
調節を可能にすることができる。
として前後に傾動してヘツドパイプ9の立角度の
調節を可能にすることができる。
また偏心カラー14の端部にはカラー回転させ
るため、スパナなどをかけるための二面巾を有す
る掛止部16を形成すれば能率的な作業が可能と
なるものである。
るため、スパナなどをかけるための二面巾を有す
る掛止部16を形成すれば能率的な作業が可能と
なるものである。
以上の如く構成した自転車フレームサイズを乗
員の体格に合わせるための調整は、例えば、第3
図のように偏心カラー14の軸孔15を下パイプ
6側に位置させるとフレームサイズは最大とな
り、第4図のように偏心カラー14の軸孔15を
立パイプ3側に位置させた状態がフレームサイズ
最小となる。
員の体格に合わせるための調整は、例えば、第3
図のように偏心カラー14の軸孔15を下パイプ
6側に位置させるとフレームサイズは最大とな
り、第4図のように偏心カラー14の軸孔15を
立パイプ3側に位置させた状態がフレームサイズ
最小となる。
このように偏心カラー14の偏心量の倍の寸法
を下パイプ6の下パイプブラケツト7位置におい
て変位させるのであるからハンドルバー(図示せ
ず)を取付けるヘツドパイプ9位置においては、
さらに拡大された変位量を得ることができる。
を下パイプ6の下パイプブラケツト7位置におい
て変位させるのであるからハンドルバー(図示せ
ず)を取付けるヘツドパイプ9位置においては、
さらに拡大された変位量を得ることができる。
また、偏心カラーを上パイプ11の前軸受12
のみならず後軸受13にも使用することで、ささ
らに二倍の変位量が得られる。
のみならず後軸受13にも使用することで、ささ
らに二倍の変位量が得られる。
このように本発明は下パイプ6の下パイプブラ
ケツト位置を、偏心カラー14により変位させる
ものであるから変位量を拡大して利用できる外、
万一カラー14,17締結ボルト19,20に緩
みが生じて偏心カラー14が回転することがあつ
てもその移動は変位量範囲にとどまり、ネジだけ
によつて接合する一般の調整装置付自転車によく
見受ける不なれな乗員によるネジ等の締付トルク
不足で発生するフレーム解体などの危険は生じな
いこととなつた。
ケツト位置を、偏心カラー14により変位させる
ものであるから変位量を拡大して利用できる外、
万一カラー14,17締結ボルト19,20に緩
みが生じて偏心カラー14が回転することがあつ
てもその移動は変位量範囲にとどまり、ネジだけ
によつて接合する一般の調整装置付自転車によく
見受ける不なれな乗員によるネジ等の締付トルク
不足で発生するフレーム解体などの危険は生じな
いこととなつた。
以上のごとく、本発明によれば簡単な操作でヘ
ツドパイプの変位を行なわせることができ、自転
車乗員の体格に合わせた車体構成の変位が可能と
なり、疲労防止、安全性向上を実現できる自転車
用ヘツドパイプの変位装置を提供できることとな
つた。
ツドパイプの変位を行なわせることができ、自転
車乗員の体格に合わせた車体構成の変位が可能と
なり、疲労防止、安全性向上を実現できる自転車
用ヘツドパイプの変位装置を提供できることとな
つた。
第1図は、本発明の一実施例の側面図。第2図
は、第1図の要部を拡大した斜視図。第3図、第
4図は、偏心カラーを調節した場合の一例を示し
た局部図。第5図は、他の実施例の係合部の斜視
図。第6図は、係合部の一部断面図。 図中、1:チエーンステー、2:ハンガーブラ
ケツト、3:立パイプ、4:立パイプブラケツ
ト、5:連結孔、6:下パイプ、7:下パイプブ
ラケツト、8:連結孔、9:ヘツドパイプ、1
0:軸、11:上パイプ、12:前軸受、13:
後軸受、14:偏心カラー、15:軸孔、16:
掛止部、17:カラー、18:軸孔、19:ボル
ト、20:ボルト、21:係合部、22:係合
部。
は、第1図の要部を拡大した斜視図。第3図、第
4図は、偏心カラーを調節した場合の一例を示し
た局部図。第5図は、他の実施例の係合部の斜視
図。第6図は、係合部の一部断面図。 図中、1:チエーンステー、2:ハンガーブラ
ケツト、3:立パイプ、4:立パイプブラケツ
ト、5:連結孔、6:下パイプ、7:下パイプブ
ラケツト、8:連結孔、9:ヘツドパイプ、1
0:軸、11:上パイプ、12:前軸受、13:
後軸受、14:偏心カラー、15:軸孔、16:
掛止部、17:カラー、18:軸孔、19:ボル
ト、20:ボルト、21:係合部、22:係合
部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 チエーンステーに設けたハンガーブラケツト
に固定した立パイプと、チエーンステー前方に回
動自在に軸支した下パイプとを、上パイプによつ
て連結継合する自動車フレームにおいて、上パイ
プ両端には前軸受、後軸受を設け、前軸受、後軸
受にこの軸受長さより若干胴付の長いカラーをそ
れぞれ挿入し、立パイプに設けた立パイプブラケ
ツト及び下パイプに設けた下パイプブラケツトの
連結孔と、少なくとも一方のカラーの軸孔をカラ
ー外周に対し偏心させ貫設したカラーの軸孔と
を、ボルトによつて螺着固定したことを特徴とす
る自転車用ヘツパイプの変位装置。 2 偏心カラーの一方の端部付近を胴部径より大
きな係合部とし、該係合部内側面とこれに接合す
る軸受の端面とに相互に嵌合する凹凸部を形成し
たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
自転車用ヘツドパイプの変位装置。 3 偏心カラーの端部にカラーを回転させるため
の掛止部を形成したことを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の自転車用ヘツドパイプの変位装
置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10912380A JPS5737080A (en) | 1980-08-11 | 1980-08-11 | Method and device for displacing head pipe for bicycle |
DE19813131623 DE3131623A1 (de) | 1980-08-11 | 1981-08-10 | Verfahren und vorrichtung zum verstellen eines lenkeraufnahmerohrs an einem fahrradrahmen |
NL8103765A NL8103765A (nl) | 1980-08-11 | 1981-08-11 | Werkwijze en inrichting voor het verplaatsen van de voorste buis van een rijwiel. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10912380A JPS5737080A (en) | 1980-08-11 | 1980-08-11 | Method and device for displacing head pipe for bicycle |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5737080A JPS5737080A (en) | 1982-03-01 |
JPH0143673B2 true JPH0143673B2 (ja) | 1989-09-21 |
Family
ID=14502136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10912380A Granted JPS5737080A (en) | 1980-08-11 | 1980-08-11 | Method and device for displacing head pipe for bicycle |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5737080A (ja) |
DE (1) | DE3131623A1 (ja) |
NL (1) | NL8103765A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102013114262A1 (de) * | 2013-12-18 | 2015-06-18 | Christian Michalsky | Tankeinheit oder Tankattrappeneinheit, insbesondere für ein Motorrad, und Motorradrahmen |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5440440A (en) * | 1977-07-30 | 1979-03-29 | Bals Hans Guenter | Bicycleelike twoowheel barrow |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4871539U (ja) * | 1971-12-14 | 1973-09-08 | ||
JPS49143948U (ja) * | 1973-03-30 | 1974-12-12 |
-
1980
- 1980-08-11 JP JP10912380A patent/JPS5737080A/ja active Granted
-
1981
- 1981-08-10 DE DE19813131623 patent/DE3131623A1/de not_active Withdrawn
- 1981-08-11 NL NL8103765A patent/NL8103765A/nl not_active Application Discontinuation
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5440440A (en) * | 1977-07-30 | 1979-03-29 | Bals Hans Guenter | Bicycleelike twoowheel barrow |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3131623A1 (de) | 1982-09-30 |
NL8103765A (nl) | 1982-03-01 |
JPS5737080A (en) | 1982-03-01 |
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