JPH0143229B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0143229B2
JPH0143229B2 JP17058584A JP17058584A JPH0143229B2 JP H0143229 B2 JPH0143229 B2 JP H0143229B2 JP 17058584 A JP17058584 A JP 17058584A JP 17058584 A JP17058584 A JP 17058584A JP H0143229 B2 JPH0143229 B2 JP H0143229B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
kitchen waste
drying chamber
drying
partition
basket
Prior art date
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Expired
Application number
JP17058584A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6149980A (ja
Inventor
Norimasa Negishi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP17058584A priority Critical patent/JPS6149980A/ja
Publication of JPS6149980A publication Critical patent/JPS6149980A/ja
Publication of JPH0143229B2 publication Critical patent/JPH0143229B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は厨芥を乾燥処理する厨芥処理機に関
するものである。
〔従来技術〕
欧米では家庭用の厨芥処理機としてデイスポー
ザが多く使用されているが、国内では下水路及び
下水処理設備が整つていないため、欧米タイプの
デイスポーザが使用できない。また、国内用の厨
芥処理機には種々のものが提案されている。
この代表的なものとしては、固形分回収装置を
備えたデイポーサ方式があるが、この方式は、排
水の汚れが下水道法の排水規準に適合させること
が難かしいばかりでなく、排水管をつまらせ、フ
イルタの掃除を頻繁に行う必要がある。また、回
収した厨芥は水分を多量に含んでいるため、腐敗
が早く悪臭を発生させるなどの問題があるほか、
実用化が困難であつた。また、減圧して乾燥させ
る真空乾燥方式も提案されているが、減圧装置及
び低圧を維持して大気圧下に耐え得る構造にしな
ければならない関係上、製品価格が高くなるなど
の問題があつた。
〔発明の概要〕
この発明は上記従来の問題を解決するためにな
されたもので、厨芥を密閉乾燥室中にて温風加熱
し、これにより発生する水蒸気を乾燥室外に導い
て冷却液化して取り出すとともに、上記乾燥室内
にモータにて回転駆動される仕切かごを配置し、
この仕切かごをその底部から上方側に向け拡大さ
れる断面逆台形状に成形してその開口縁を乾燥室
に内接し、かつ底部には多数の通気孔を穿設する
ことにより、厨芥の量に左右されることなく乾燥
を均一にかつ効率よく行わせるとともに、処理後
の臭気の発生を防止し、併せて装置のコンパクト
化及び処理性能の向上を図るようにした厨芥処理
機を提供するにある。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を図面について説明
する。
添付図面において、1はケース、2はケース1
内の上部に位置して中心軸が水平となるよう設置
した円筒形の密閉乾燥室であり、この乾燥室2内
の中心軸上にはシヤフト3が回転可能に設けら
れ、このシヤフト3の一端は乾燥室2外に設置し
たモータ5に連結されているとともに、シヤフト
3には乾燥室2内を周方向に2分する仕切かご4
の開口縁が一体に取付けられている。
上記仕切かごは底部4aから上方(開口)に行
くにしたがい拡大される断面逆台形状(トレイ
状)に成形され、そしてその拡大開口縁4cは乾
燥室2に内接する構造になつているとともに、底
部4aには多数の通気孔4bが穿設されている。
また、上記乾燥室2の底部には処理された厨芥
を排出する排出口2aが、側部の底部寄りには多
数の小孔からなる温風吹出口2bが、さらに上部
にはケース1の上面に開口する処理厨芥投入用の
投入口6がそれぞれ設けられており、そして上記
投入口6は蓋7によつて閉塞されるようになつて
いる。8は上記乾燥室2に対して厨芥乾燥用の温
風循環回路を形成するバイパス通路であり、この
バイパス通路8は、一端を上記乾燥室2の吹出口
2bに連結したケーシング9と、このケーシング
9の他端側に設けた吹込口9aと上記投入口6に
設けた導入口6a間を連通する導入管10とから
構成され、そして上記ケーシング9内には循環用
の送風フアン11が吸込口9aに位置して配置さ
れており、さらにケーシング9内の吹出口2bと
対応する側にはヒータ12が配設されている。1
3は一端を上記導入管10の水蒸気排出孔10a
に連結し、他端をケース1内に突出させたスパラ
ル状の水蒸気冷却用排水管であり、この排水管1
3は乾燥室2内での厨芥の温風加熱により生じた
水蒸気を冷却液化するもので、そのケース1外突
出端から流出する液体は下水管等に排出されるよ
うになつている。また、14は乾燥室2の排出口
2aを開閉する開閉蓋でこの開閉蓋14は、乾燥
室2の外壁にピン15により回動可能に枢着した
操作レバー16の一端に支持され、その他端はケ
ース2外に突出されている。17は上記排出口2
a及びその開閉蓋14を取り囲むように上記乾燥
室2の下面に取付けたガイド管で、このガイド管
17の下方には処理済み厨芥を収容する収納箱1
8が出し入れ可能に配置されている。
次に上記のように構成された本実施例の動作に
ついて説明する。
厨芥の処理に際しては、まず、蓋7を取り外
し、未処理の厨芥を投入口6から乾燥室2内の仕
切かご4内に投入する。このとき、仕切かご4は
その開口が上を向いた水平の状態にセツトされて
いる。
未処理の厨芥が所定量投入された後は、蓋7を
投入口6に装着し、次いで送風フアン11及びヒ
ータ12に通電してこれらを起動する。送風フア
ン11が駆動されると、乾燥室2内の空気は、矢
印に示す如く投入口6の導入口6a及び導入管1
0を通して吸引され、さらにケーシング9内を吹
出口2b側へ圧送されるとともにヒータ12によ
り加熱され、吹出口2bから仕切かご4で区画さ
れた乾燥室2の空間部A内に吐出される。そして
空間部A内に吐出された加熱空気は仕切かご4の
通気孔4bから堆積された厨芥中に吹き込まれ、
この厨芥を加熱することで、これに含まれる水分
を蒸発させる。これに伴い乾燥室2内の圧力は厨
芥から蒸発する水蒸気及び空気の温度膨張によつ
て上昇し、この圧力上昇分に相当する水蒸気及び
空気は、大気に開散する排水管13の開口端との
圧力差で排水管13へ流入する。そして排水管1
3内の開口端方向に流動する水蒸気は自然冷却に
より液化され、その液化水分は開口端から下水管
等に排出される。
このようにして乾燥処理が進行していくと、投
入された厨芥の種類、大きさ等が不均一であるた
め、乾燥が完了しないうちに仕切かご4内の厨芥
の体積が縮小するとともに温風の通気性が悪くな
つて乾燥効率が低下してくる。そこで、上記の乾
燥運転途中でモータ5に通電し、これを起動する
ことにより仕切かご4をを回転させる。これによ
り仕切かご4が図の状態から180゜回転され反転さ
れると、仕切かご4内の厨芥は乾燥室2内に一時
的に排出される。一方、仕切かご4の開口縁4c
は乾燥室2に内接しているため、仕切かご4の回
転に伴つて乾燥室2内に排出された厨芥は再び仕
切かご4内にすくい上げられる。
このような動作を繰返し実行することにより未
乾燥の厨芥は攪拌され、そしてすくい上げられた
厨芥は通気孔4bを穿設した底部4a内に集中し
て積載されることになる。従つて、ほど良い攪拌
がなされた後はモータ5を停止して仕切かご4を
図面に示す位置に保持し、再び温風を送り込んで
仕切かご4内の厨芥を乾燥させる。このとき、厨
芥は仕切かご4の底部4a上に位置されているた
め効率の良い乾燥がなされることになる。
乾燥処理が終了したならば、送風フアン11、
ヒータ12への通電を停止し、レバー15の矢印
方向への操作により乾燥室2の排出口2aを開ら
き、再びモータ5を起動して仕切かご4を回転さ
せる。これにより仕切かご4内の処理済み厨芥は
乾燥室2内に排出されるとともに、排出口2aか
らガイド管17を通して収納箱18内に投下さ
れ、さらに仕切かご4の開口縁4cにより排出口
2aから乾燥室2外にかき出され、かつこの開口
縁4cによつて乾燥室2内がクリーリングされる
ことになる。
〔発明の効果〕
以上説明した通りこの発明によれば、厨芥を乾
燥室中にて循環する温風により加熱し、これによ
り発生する水蒸気を乾燥室外に導いて冷却液化し
て排出するようにしたので、処理後の臭気の発生
がなく、通常の塵埃と同等に取扱い得る。また、
乾燥室内に回転可能に設けられる仕切かごを上方
が開放する断面逆台形状に成形し、その開口縁を
乾燥室に内接する構造とするとともに仕切かごの
底部には多数の通気孔を穿設したものであるか
ら、小量厨芥あるいは乾燥処理途中で厨芥が縮小
してもこれら厨芥に対し集中的に熱を加えること
ができ、これに伴いより効率的な乾燥処理が可能
になるほか、乾燥室が小さくても処理容積が大き
くなり、これに伴い装置をコンパクト化でき、か
つ仕切かごを回転することにより乾燥室内をクリ
ーリングできる等の実用的効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の厨芥処理機の一例を示す縦断
面図である。 1……ケース、2……乾燥室、2a……排出
口、2b……吹出口、3……シヤフト、4……仕
切かご、5……モータ、6……投入口、8……バ
イパス通路、9……ケーシング、10……導入
管、11……送風フアン、12……ヒータ、13
……排水管、14……開閉蓋、16……操作レバ
ー、18……収納管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上部に厨芥投入口を、下部に厨芥排出口を有
    する円筒状の密閉厨芥乾燥室と、この乾燥室の上
    部及び下部間に連通され厨芥乾燥用の温風を循環
    する機構と、上記乾燥室内での厨芥の温風加熱に
    より発生する水蒸気を冷却液化して乾燥室外に排
    出する排水管と、上記乾燥室内に回転可能に配設
    され厨芥を収容する仕切かごとを備え、上記仕切
    かごは上方が開放した断面逆台形状をなしている
    とともに、その開口縁が上記乾燥室に内接し、か
    つ上記仕切かごの底部に多数の通気孔を穿設した
    ことを特徴とする厨芥処理機。
JP17058584A 1984-08-16 1984-08-16 厨芥処理機 Granted JPS6149980A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17058584A JPS6149980A (ja) 1984-08-16 1984-08-16 厨芥処理機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17058584A JPS6149980A (ja) 1984-08-16 1984-08-16 厨芥処理機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6149980A JPS6149980A (ja) 1986-03-12
JPH0143229B2 true JPH0143229B2 (ja) 1989-09-19

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ID=15907561

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JP17058584A Granted JPS6149980A (ja) 1984-08-16 1984-08-16 厨芥処理機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0645206B2 (ja) * 1990-01-08 1994-06-15 株式会社大協ゴム精工 医薬品用プラスチック容器栓体の製造方法

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Publication number Publication date
JPS6149980A (ja) 1986-03-12

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