JPH085238A - 厨芥処理装置 - Google Patents

厨芥処理装置

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Publication number
JPH085238A
JPH085238A JP6135638A JP13563894A JPH085238A JP H085238 A JPH085238 A JP H085238A JP 6135638 A JP6135638 A JP 6135638A JP 13563894 A JP13563894 A JP 13563894A JP H085238 A JPH085238 A JP H085238A
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JP
Japan
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garbage
kitchen
storage container
sink
container
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Pending
Application number
JP6135638A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Mayahara
潔 馬屋原
Tadashi Kubota
正 窪田
Motomichi Mishima
基道 三島
Shuji Asada
修司 浅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 生ゴミなどの厨芥を処理する厨芥処理装置に
おいて、生ゴミを加熱乾燥し、体積、重量を減量処理
し、生ゴミ処理の手間を省くとともに、流し台に厨芥処
理装置を設置することにより台所を衛生的にすることを
目的とする。 【構成】 生ゴミ等の厨芥18を厨芥収納容器16へ投
入する厨芥投入部45と、厨芥18を加熱乾燥させる送
風ファン40及びヒーター41と、厨芥を攪拌する回転
刃20と、前記送風ファン40等で発生する温風および
厨芥18から発生する水蒸気を前記厨芥収納容器16の
外周部で冷却しながら処理装置の外へ排出するための排
出経路39とで構成し、厨芥収納容器16を内蔵する外
容器17を摺動自在なスライドガイド22に搭載してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生ゴミ等の厨芥を処理
する厨芥処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の厨芥処理装置としては、生ゴミを
粉砕して下水へ流すディスポーザーや、生ゴミを粉砕・
脱水して回収する生ゴミ脱水機がある。ディスポーザー
は、下水処理施設のない地域では河川を汚し、環境汚染
の原因になる。一方、生ゴミ脱水機は、脱水した生ゴミ
を回収するので直接には環境汚染の原因にはならない
が、回収した生ゴミは放置しておくと腐敗しやすく、悪
臭を発生する。そのために、脱臭回収した生ゴミを低温
で保管したり、頻繁に公共のゴミ収集場所へ出して、処
理しなければならない。
【0003】また近年では、生ゴミ等の厨芥を乾燥し減
量する厨芥乾燥処理機がある。以下に従来の厨芥乾燥処
理機について説明する。図9に従来の厨芥乾燥処理機を
示す。
【0004】図9において、1は厨芥収納容器であり、
生ゴミ等の厨芥2を攪拌する攪拌はね3を内蔵してい
る。4は攪拌はね3を駆動するモーターである。5は厨
芥収納容器1を密閉するための蓋であり、ヒーター6、
ファン7で構成される加熱手段を内蔵している。8は蓋
5を回転支持する蝶番であり、9は蓋5を密閉支持する
ための尾錠である。10は蓋5の開閉レバーで、尾錠9
に当接するように配されている。11は排水タンクであ
り配管パイプ12を介して凝縮器13に着脱可能に連結
されている。14は冷却ファンであり、15は処理中に
発生する臭いを軽減するための触媒である。
【0005】以上のように構成された厨芥乾燥処理機に
ついて、以下その動作を説明する。まず、開閉レバー1
0により蓋5を開ける。次に流し台などで発生した生ゴ
ミ等の厨芥を厨芥収納容器1に入れ蓋5を閉める。この
状態で厨芥乾燥処理機を運転すると、厨芥2は、攪拌は
ね3により攪拌されるとともに、ヒーター6およびファ
ン7により加熱され水蒸気を発生しながら乾燥処理され
ていく。処理中に発生する水蒸気は凝縮器13により結
露して配管パイプ12を経由して排水タンク11にたま
るようになっている。このようにして乾燥処理が完了す
ると、開閉レバー10により蓋5を開けて厨芥収納容器
1を厨芥乾燥処理機から取り出して厨芥収納容器1内の
厨芥を処理する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、生ゴミ等の厨芥を厨芥収納容器1に入れ
る都度、蓋5を開閉する必要があり、処理準備に手間が
かかるとともに、蓋5を開閉するためのデッドスペース
を多く必要とするため、生ゴミ等の厨芥の主たる発生場
所である流し台の中に装置を設置することが困難であ
る。
【0007】また、臭いを軽減するための触媒が設置さ
れているものの吸気口がないために処理中に発生する臭
いは厨芥収納容器1内で凝縮され、蓋5を開けると臭い
がまわりに拡散する。
【0008】また、処理中に発生する水蒸気が結露し水
になって排水タンク11に溜まるため、定期的に排水タ
ンク11内の水を捨てる必要がある等の問題点を有して
いた。
【0009】本発明は、上記従来の厨芥処理装置の問題
点を解決するもので、厨芥の主たる発生現場である台所
の流し台に厨芥処理装置を設置することにより、厨芥が
発生する都度、その場で乾燥減量処理し、厨芥処理の手
間を軽減し台所を衛生的にする厨芥処理装置を提供する
ことを第1の目的とするものである。
【0010】また厨芥を乾燥処理中であっても流し台の
水が使用でき、新たに発生する厨芥を一時的に収納でき
るようにすることを第2の目的とするものである。
【0011】また、加熱処理時に発生する水蒸気を強制
的に処理装置の外に排出して処理時間を短縮すること、
処理中に発生する臭いを強制的に処理装置の外に排出す
ることを第3の目的とするものである。
【0012】また、処理中に発生した臭いが処理後に処
理装置の外に漏れないようにすることを第4の目的とす
るものである。
【0013】また、流し台に厨芥処理装置を設置し、運
転中であっても水道水の使用を可能とすることを第5の
目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の目的を達成するた
めの本発明の第1の手段は、外容器に内蔵された厨芥収
納容器と、厨芥を厨芥収納容器へ投入する厨芥投入部
と、厨芥収納容器内へ投入された厨芥を加熱乾燥させる
加熱手段と、厨芥を攪拌する攪拌手段と、前記加熱手段
で発生する温風および厨芥から発生する水蒸気を前記厨
芥収納容器の外周部で冷却しながら処理装置の外へ排出
するための排出経路とで構成し、前記外容器をスライド
ガイドに摺動自在に搭載し、装置筐体から引き出し可能
に構成したものである。
【0015】第2の目的を達成するための本発明の第2
の手段は、厨芥投入部において、上部、下部に各々開口
部を有した支持部材と、前記支持部材に直交し回動自在
に軸支される回転軸とで構成され、前記回転軸に凹部を
設け回転軸を回転させることで、凹部が前記支持部材の
上部、下部の開口部の一方に連通できる構成としたもの
である。
【0016】第3の目的を達成するための本発明の第3
の手段は、加熱手段で発生する熱風および厨芥から発生
する水蒸気を前記厨芥収納容器の外周部で冷却しながら
処理装置の外へ排出するための排出経路に、排気ファン
を設けたものである。
【0017】第4の目的を達成するための本発明の第4
の手段は、加熱手段を構成する送風ファンの吸気口に空
気の逆流を防止する逆止弁を設けたものである。
【0018】第5の目的を達成するための本発明の第5
の手段は、厨芥投入部において、流し台の水槽底の開口
部と前記厨芥収納容器との間を中空部材により連通させ
るとともに、前記中空部材の外周に流し台で使用する水
道水を排水する溝を設けたものである。
【0019】
【作用】第1の手段によれば、厨芥収納容器に投入され
た厨芥は、加熱手段と攪拌手段によって均一に加熱乾燥
される。乾燥処理中に厨芥から発生する水蒸気は加熱手
段を構成する送風ファンにより、厨芥収納容器の外周に
構成され家庭排水管に接続される排出経路を通って排出
される。乾燥処理が終われば、スライドガイドに搭載さ
れ厨芥収納容器を内蔵した外容器を流し台の外まで引き
出す事ができ、簡単に乾燥処理された厨芥が取り出せ
る。
【0020】第2の手段によれば、厨芥投入部は、厨芥
収納容器の上部に配され、流し台水槽の排水口に取り付
けられている。厨芥は、厨芥投入部の上部からいったん
回転軸が有する凹部に入れられる。このとき水道水が凹
部に入ってきても凹部に配された排水口から水道水は排
水される。水道水が排水された後、回転軸を180°回
転させることにより、前記回転軸の凹部の開口部が下向
きに位置し、凹部内部に入れられた厨芥は、前記厨芥収
納容器内に落下する。次に回転軸を180°回転させ
て、凹部開口部は元の位置(上を向く位置)に位置決め
される。この状態で装置を運転し、厨芥の乾燥処理を行
う。乾燥処理中であっても、前記回転軸が有する凹部開
口部は、上向きに位置しているため流し台の水道水を使
用しても、使用される水は、前記回転軸の凹部に入り、
凹部に配された排水口から排水され、前記厨芥収納容器
の中に漏れて行くことがない。また、新たに発生する厨
芥は、前記回転軸が有する凹部に一時的に収納しておく
ことができる。
【0021】第3の手段によれば、排出径路に配された
排気ファンを運転することにより、厨芥乾燥処理中に厨
芥収納容器内で発生する水蒸気、および臭いを強制的に
処理装置の外へ排出し、厨芥の乾燥処理時間の短縮と、
処理中に発生する臭いの拡散を防止するものである。
【0022】第4の手段によれば、加熱手段を構成する
送風ファンが作動中に開放され、停止時に遮断する逆止
弁を設けることにより、装置内に発生した臭いの逆流を
防止し、臭いを装置の外に漏れなくするものである。
【0023】第5の手段によれば、流し台水槽の排水口
に取り付けられ、流し台水槽から水槽下に設置された処
理装置の厨芥収納容器に厨芥を直接投入するものであ
り、装置全体を流し台の水槽真下に組みこみ可能にし、
厨芥処理の手間を軽減するものである。
【0024】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の一実施例の厨芥処理装置につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0025】図1に本発明の第1の実施例における厨芥
処理装置の全体を示し、この装置は流し台に組みこまれ
た状態である。図1において、16は外容器17に取り
出し自在に配置された厨芥収納容器である。厨芥収納容
器16内には厨芥18を粉砕する攪拌手段として固定刃
19、回転刃20が設けられている。回転刃20は、外
容器17に取り付けられた攪拌モーター21の出力軸に
取り外し自由に連結されている。22は一対の摺動自在
なスライドガイドであり、本体フレーム23に回転軸2
4により矢印方向に回動自在に軸支されている。
【0026】25は底板であり、ブラケット26、27
によりスライドガイド22に連結され、さらに支柱28
および支柱板29を介して前記外容器17を支持してい
る。30は尾錠であり、ピン31を介して支柱板29に
回転自在に支持されている。32は圧縮ばね、33はば
ね受けであり、支柱板29に固定されている。34は前
面パネルで、支持棒35により支柱板29に固定されて
いる。36は尾錠30に係合する金具であり天板37に
固定されている。天板37にはパッキン38が取り付け
られ、外容器17の上面に当接し厨芥収納容器16およ
び水蒸気を排出するための排出経路39を密閉する構造
になっている。
【0027】40は天板37に固定され、空気を逆止弁
72の吸気口81(図4参照)から取り入れヒーター4
1に当てて熱風にして前記厨芥収納容器16内に送りこ
む送風ファンである。42は前記熱風が外に逃げないた
めのカバーであり、前記ヒーター41を固定支持すると
ともに天板37に固定されている。43は操作部、44
は乾燥手段を制御する制御回路であり、80は外容器1
7の上部に配され、厨芥18の乾燥処理中に発生する水
蒸気の温度を検知し、厨芥18の乾燥状態を把握するた
めの温度センサーである。
【0028】45は厨芥投入部であり、厨芥投入部45
は、上部、下部に各々開口部46、47を有するととも
に、開口部46の外側に水槽57から流れこむ水を排水
するための外周溝79を有した支持部材48と、支持部
材48の軸方向に直交し回動自在に軸支された回転軸5
0とで構成されている。回転軸50には、厨芥18を一
時的に収納するための凹部51と、凹部51に流れこん
でくる水を排水するための排水口52(図3参照)が設
けられている。53、54は回転軸50を支持部材48
に軸方向において固定するための押さえ板で、水漏れし
ないようにOリング(図示せず)などのシール機能を介
して支持部材48に(図5参照)固定されている。55
は支持部材48に設けられたねじに累合するナットであ
る。支持部材48は流し台56の水槽57に設けられた
排水口58にパッキン59を介して前記ナット55によ
り固定されている。
【0029】図2において、60はモーターであり、モ
ーター60に固定されたプーリー61、ベルト62およ
び前記回転軸50に固定されたプーリー63を介して回
転軸50を回転駆動させる。66は天板37に設けら
れ、送風ファン40およびヒーター41で発生する熱風
を厨芥収納容器16へ送りこむための通風穴である。
【0030】67は流し台で使用する水道水を排水する
ためのホースであり、前記回転軸50に設けられた排水
口52に連絡される排水パイプ68に配管されるととも
に、前記支持部材48に配管され排水パイプ69(図3
参照)と合流して水道水を厨芥投入部45からトラップ
70へ排水する。トラップ70は防臭のために一般的に
設けられるものであり家庭排水管71に配管されてい
る。
【0031】図4において、72は生ゴミ収納容器16
内から吸気口81への空気(臭い)の逆流を防止するた
めの逆止弁であり、天板37に固定された送風ファン4
0の直下に配置されている。73は逆止弁を構成するボ
ールである。ボール73は、送風ファン40の作動によ
る空気の吸入力により浮き上がり空気の取り入れを可能
とし、送風ファン40の作動停止により自重で落下し吸
気口81を塞ぐように構成されている。
【0032】74はじゃばら等でできている伸縮自在な
排気ホースであり、排気ホース74の一方は外容器17
の下部に取り付けられた配管継手75に接続され他の一
方は排気ファン76に接続されてトラップ70への排気
経路が構成されている。77は排気ファン76の取り付
け部材で、78はトラップ70に排気経路を配管するホ
ースである。
【0033】以上のように構成された厨芥処理装置につ
いて、図1〜図6を用いてその動作を説明する。発生し
た生ゴミ等の厨芥は、流し台の水槽の排水口58に設け
られた厨芥投入部45の開口部46から回転軸50に設
けられた凹部51にいったん収納される。このとき厨芥
18とともに凹部51に入った水道水は排水口52から
排水パイプ68、排水ホース67、トラップ70を経て
家庭排水管71に流される。次に、モーター60を駆動
させて、回転軸50の凹部51の開口部が開口部47側
になるように回転軸50を回転させる(図5参照)。こ
れにより、前記収納された厨芥18は、厨芥収納容器1
6に落下投入される。
【0034】次に回転軸50は、回転軸50の有する凹
部51の開口部が厨芥投入部45の開口部46に連通す
る位置にモーター60の作動により位置決めさる。この
状態で流し台の水道水を流しても、凹部51に設けられ
た排水口52からトラップ70に排水されるため厨芥収
納容器16の中に水道水は入らない。また水道水は支持
部材48に設けられた外周溝79から排水パイプ69を
経てトラップ70に排水できるようにも構成されてい
る。
【0035】厨芥収納容器16に落下投入された厨芥1
8は、吸気口81から吸入され送風ファン40、ヒータ
ー41の作動により、通風穴66を通って厨芥収納容器
16内に拡散される熱風により加熱される。また厨芥1
8に均一に熱風が当たるように攪拌モーター21を作動
させ固定刃19および回転刃20により厨芥18を攪拌
粉砕する。
【0036】加熱攪拌により生ゴミ等の厨芥から発生す
る水蒸気および臭いは、送風ファン40の送風圧力と排
気ファン76の作動により厨芥収納容器16の上端部と
天板37との隙間aをへ、さらに厨芥収納容器16と外
容器17の隙間bを経て外容器17の底部に設けられた
配管継手75、排気ホース74、トラップ70を通過し
て家庭排水管71に排出される。
【0037】生ゴミ等の厨芥から水蒸気が発生している
ときは、外容器17の上部外壁に設けられた温度センサ
ー80の温度は、水蒸気の温度と略等しく100℃近く
になる。そして生ゴミ等の厨芥の乾燥が進み、水蒸気の
発生が減少し温度センサー80の取り付けられた外容器
17内側への流入量が減ると温度センサー80により検
知される温度が低下してくる。そして、温度センサー8
0による検知温度が前記制御回路44に設定された温度
以上低下すると、乾燥を終了させヒーター41の発熱を
停止する。
【0038】処理中に発生した臭いは、前記制御回路4
4により一定時間作動する送風ファン40と排気ファン
76により排出経路から家庭排水管71へ排出される。
このように臭いを排出した後、厨芥処理装置の運転を停
止する。
【0039】送風ファン40が停止すれば、送風ファン
40の真下に設置された逆止弁72に内蔵したボール7
3が自重により落下して逆止弁72の吸気口81を塞
ぎ、厨芥処理容器16内の空気(臭い)が吸気口81か
ら外へ漏れ出すことはない。
【0040】このようにして乾燥処理された後、人手に
より尾錠30をはずして、取っ手をもってスライドガイ
ド22に搭載された外容器17を厨芥処理装置の筐体か
ら引き出し(図6参照)、厨芥収納容器16内の減量処
理された厨芥を廃棄する。このとき排気ファン76を作
動させていれば、厨芥収納容器16内は負圧になり臭い
は部屋にもれる事なく排出経路39から排気ファン76
を経て家庭排水管71へ排出される。
【0041】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて図7、図8を参照しながら説明する。
【0042】第1の実施例(図1〜図6)の構成と異な
るものは、厨芥投入部である。85は水槽57にナット
86により固定された厨芥投入部であり、厨芥投入部8
5は上下に開放された厨芥投入パイプ87を内蔵すると
ともに、厨芥投入パイプ87の外周には流し台56で使
用する水道水を排水するための排水溝88が設けられた
2重構造に構成されている。89は厨芥収納容器16内
への水道水の進入を防止する蓋である。90は排水パイ
プであり、前記排水溝88と排水トラップ70に配管さ
れ、流し台56で使用する水道水を排水パイプ90を経
て家庭排水管71へ排水する。91は水道水の流し台内
部への進入を防止するパッキンで(図8参照)、92は
水槽57から排水溝88へのゴミの進入を防止する金網
である。
【0043】上記のように構成された厨介処理装置につ
いてその動作を説明する。発生する生ゴミ等の厨芥は、
蓋89を人手により取はずし厨芥投入口87から厨芥収
納容器16に投入される。生ゴミ等の厨芥投入が完了す
れば、蓋89を取りつけて厨芥処理装置が運転され生ゴ
ミ等の厨芥の乾燥処理が行われる。乾燥処理中に流し台
の水道水を使用しても、水は投入部85に設けられた排
水溝88から排水パイプ90、トラップ70を経由して
家庭排水管71に排水される。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の手段によれ
ば、外容器に内蔵された厨芥収納容器と、生ゴミ等の厨
芥を厨芥収納容器へ投入する厨芥投入部と、厨芥収納容
器内へ投入された厨芥を加熱乾燥させる加熱手段と、厨
芥を攪拌する攪拌手段と、前記加熱手段で発生する温風
および厨芥から発生する水蒸気を前記厨芥収納容器の外
周部で冷却しながら処理装置の外へ排出するための排出
経路とで構成され、前記外容器をスライドガイドに摺動
自在に搭載し、装置筐体から引き出し可能に構成したこ
とにより、社会的ニーズである生ゴミ等の厨芥の処理に
おいて、厨芥の主たる発生場所である流し台の中に厨介
処理装置が設置でき、生ゴミ等の厨芥を簡単に乾燥、減
量することができ、手間を省略することができる。また
処理後のゴミを放置していても腐敗したりカビが発生す
ることがなく、家庭において衛生的な環境の中で快適な
生活を営むことができる。
【0045】また第2の手段によれば、上部、下部に各
々開口部を有した支持部材と、前記支持部材に直交し回
動自在に軸支される回転軸とで構成され、前記回転軸に
凹部を設け回転軸を回転させることで、凹部が前記支持
部材の上部、下部の開口部の一方に連通できる構成とし
た厨芥投入部を流し台水槽の排水口に設置することによ
り、流し台の水槽の上から流し台の下に設置された厨介
処理装置の厨芥処理容器の中に厨芥が投入でき、厨芥の
保管さらには移載といった手間を省略することができ
る。また厨芥を乾燥処理中であっても流し台の水が使用
でき、新たに発生する厨芥を一時的に収納できるため、
家事(台所作業)を中断する必要もなくなる。
【0046】また第3の手段によれば、加熱手段で発生
する熱風および厨芥から発生する水蒸気を前記厨芥収納
容器の外周部で冷却しながら処理装置の外へ排出するた
めの排出経路に、排出ファンを設けたことにより、厨芥
の乾燥処理中に発生する水蒸気を強制的に排出できるた
め乾燥処理時間が短縮できる。また乾燥処理後に流し台
から厨芥収納容器を引き出したときには、排気ファンの
働きにより容器内を負圧にすることができるため臭いの
拡散が防止できる。
【0047】また第4の手段によれば、加熱手段を構成
する送風ファンの吸気口に空気の逆流を防止する逆止弁
を設けたことにより、厨芥の乾燥処理後そのまま厨芥
を、厨芥収納容器内に放置していても、臭いが部屋に拡
散することがない。
【0048】また第5の手段によれば、厨芥投入部は、
流し台の水槽底の開口部と前記厨芥収納容器との間を中
空部材により連通させるとともに、前記中空部材の外周
に流し台で使用する水道水を排水する溝を設けたことに
より、構造が簡単で低価格の厨芥の投入部ができ、厨芥
の主たる発生場所である流し台の中に厨介処理装置が設
置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における厨芥処理装置の
側面断面図
【図2】同厨芥処理装置の平面図
【図3】同厨芥処理装置投入部の正面断面図
【図4】同厨芥処理装置排気経路の概略断面図
【図5】同厨芥処理装置の動作説明のための投入部断面
【図6】同厨芥処理装置の動作説明のための断面図
【図7】第2の実施例を示す厨芥処理装置の断面図
【図8】同厨芥処理装置投入部の断面図
【図9】従来の厨芥乾燥処理機の断面図
【符号の説明】
1 厨芥収納容器 5 蓋 7 ファン 11 排水タンク 16 厨芥収納容器 18 厨芥 20 回転刃(撹拌手段) 21 攪拌モーター(撹拌手段) 22 スライドガイド 39 排出経路 40 送風ファン(加熱手段) 41 ヒーター(加熱手段) 45 厨芥投入部 48 支持部材 50 回転軸 51 凹部 56 流し台 60 モーター 70 トラップ 72 逆止弁 76 排気ファン 85 厨芥投入部 87 厨芥投入パイプ 88 排水溝 89 蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅田 修司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外容器に内蔵された厨芥収納容器と、厨
    芥を厨芥収納容器へ投入する厨芥投入部と、厨芥収納容
    器内へ投入された厨芥を加熱乾燥させる加熱手段と、厨
    芥を攪拌する攪拌手段と、前記加熱手段で発生する温風
    および厨芥から発生する水蒸気を前記厨芥収納容器の外
    周部で冷却しながら処理装置の外へ排出するための排出
    経路とで構成し、前記外容器をスライドガイドに摺動自
    在に搭載し、装置筐体から引き出し可能に構成したこと
    を特徴とする厨芥処理装置。
  2. 【請求項2】 厨芥投入部は、上部、下部に各々開口部
    を有した支持部材と、前記支持部材に直交し回動自在に
    軸支される回転軸とで構成され、前記回転軸に凹部を設
    け回転軸を回転させることで、凹部が前記支持部材の上
    部、下部の開口部の一方に連通できる構成としたことを
    特徴とする請求項1記載の厨芥処理装置。
  3. 【請求項3】 加熱手段で発生する熱風および厨芥から
    発生する水蒸気を前記厨芥収納容器の外周部で冷却しな
    がら処理装置の外へ排出するための排出経路に、排気フ
    ァンを設けたことを特徴とする請求項1または2記載の
    厨芥処理装置。
  4. 【請求項4】 加熱手段を構成する送風ファンの吸気口
    に空気の逆流を防止する逆止弁を設けたことを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれか1項に記載の厨芥処理装置。
  5. 【請求項5】 厨芥投入部は、流し台の水槽底の開口部
    と前記生ゴミ収納容器との間を中空部材により連通させ
    るとともに、前記中空部材の外周に流し台で使用する水
    道水を排水する溝を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の厨芥処理装置。
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