JPH0142972Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0142972Y2
JPH0142972Y2 JP1983056310U JP5631083U JPH0142972Y2 JP H0142972 Y2 JPH0142972 Y2 JP H0142972Y2 JP 1983056310 U JP1983056310 U JP 1983056310U JP 5631083 U JP5631083 U JP 5631083U JP H0142972 Y2 JPH0142972 Y2 JP H0142972Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sowing
storage chamber
seeds
seeding
fertilizer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983056310U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59161914U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5631083U priority Critical patent/JPS59161914U/ja
Publication of JPS59161914U publication Critical patent/JPS59161914U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0142972Y2 publication Critical patent/JPH0142972Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fertilizing (AREA)
  • Sowing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は、播種又は施肥機の繰出装置に関するも
のである。
(従来の技術) 従来、1本の操作杆の作動で繰出ロールへの伝
動断続と落下口の開閉の両操作を一挙になしうる
ようにした施肥播種装置は特公昭36−1108号公報
で知られている。
又、点播弁を揺動させて点播を行なうものが実
公昭42−10816号公報に示されている。
(考案が解決しようとする課題) 以上のような特公昭36−1108号公報のものでは
播種又は施肥作業開始時、施肥管中を種又は肥料
が落下してくることになるが、タンクの繰出ロー
ル部と管の排出口部との間にかなりの距離があ
り、したがつて作業開始時、本機が移動しても直
ちに播種又は施肥が行なわれず、圃場の枕地等の
旋回場所においては播種又は施肥が行なわれない
ところができる。
又、実公昭42−10816号のものでは播種管の先
端に点播弁が設けられていて、作業開始時本機が
移動すると一時的に播種が直ちに行なわれること
があるが、常時貯留されているものではなく、貯
留されていないときもあつてその時作業開始され
ると繰出装置と点播弁との間の距離が長いので作
業開始時期によつては直ちに播種されないことが
ある。
したがつて本案は、播種又は施肥作業開始時、
播種又は施肥管が長くとも直ちに播種又は施肥が
行なわれる播種又は施肥機の繰出装置を得ること
を目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本案は以上のような目的を達成するために、播
種又は施肥管先端下方の側方に播種又は施肥管に
開口する種又は肥料の貯留室を設け、該貯留室内
に一時的に貯留された種又は肥料を操作レバーと
連動して動作する繰出機構で、排出口に向かつて
放出できる如く構成したものである。
(作用) 本案のものによれば、播種又は施肥作業開始時
繰出ロールによる播種又は施肥が行なわれる前に
播種又は施肥管先端下側方の貯留室から播種又は
施肥が行なわれるのでタイムラグをおくことなく
直に播種、施肥が行なわれる。
(実施例) 以下、図面に示す実施例について説明する。
先ず、直播機から説明する。
以下、本案において操作レバーとあるのは播種
又は施肥のための操作レバーをいう。
第1図は6条植えができる堪水直播機の側面図
を示し、エンジン1の後方両側に延出するスイン
グ式両伝動ケース2,2に車輪3,3をそれぞれ
軸架すると共に、後方に両ハンドル4,4を延設
して走行本機Aを構成している。
走行本機Aの後部寄り下方及び両側方に合計3
個のフロートBを配設するが、各フロートBは田
面を滑走して均平作用を行なう下面5を有し、各
フロートBの後部には両側を残して凹欠部6を形
成し、その凹欠部6の中央前方となる各フロート
Bの上面上には支持台7があり、各支持台7を連
結杆8,8で連結してある。
各フロートBにおける支持台7の上方には種子
繰出装置Cを装設するが、該装置は繰出ロール1
2のついたホツパー9と播種管10とからなり、
これらは作溝播種器につながつている。11は作
溝播種器Dの作溝体を示す。
以上のような直播機は田面を滑走するフロート
Bの下面5が整地を行ない、その部分に作溝体1
1が作溝を行なうことになり、繰出ロール12よ
り繰出される種子が播種管10に落下し、作溝内
に放出されて播種されることとなる。
本案は、以上のような播種機において、施肥機
にも用いられるその繰出装置の改良にかかるもの
である。
すなわち、第3図乃至第9図に示す第1実施例
において、タンク9から繰出ロール12を介して
つながる播種又は施肥管10の下方側部には貯留
室23が設けられ、これに回転羽根13が回転自
在に軸架されている。
貯留室内にはリザーブ管14を介してタンク9
から種又は肥料が供給される。
そして、回転羽根13はカム15の一方向の回
動により矢印の如く回動せしめられる。
カム15の軸16はワンウエイクラツチ17を
介してピニオンギヤ18に連結され、ピニオンギ
ヤ18はラツク19と噛合している。
ラツク19は、スプリング20によつて常時矢
印と反対方向に附勢されている。
そして、ラツク19はワイヤー21を介して操
作レバー22に連結されている。したがつて、操
作レバー22を切から入の方向に入れると、タン
ク内の繰出ロールは回転すると共に、ラツク19
はスプリング20の力に抗して矢印方向に牽引さ
れてピニオンギヤ18が回転し、これによつてカ
ム15は回転して貯留室23の種又は肥料を播種
又は施肥管10に向かつて繰出す。
この繰出しはタンク9よりも早いので播種又は
施肥作業開始時のタイムラグがなくなり、播種又
は施肥にむらがなくなる。
そして、操作レバー22を切の方向に回動する
と、ワイヤー21は緩み、ラツク19はスプリン
グ20で元の位置にもどる。このもどりに際し、
ワンウエイクラツチ17があるのでカム15は回
転しない。
しかし、て貯留室23にはリザーブ管14を介
して種又は肥料が常時補給されているので作業開
始と同時に播種又は施肥管の先端に近い貯留室2
3から回転羽根13で直ちに播種又は施肥が行な
われる。
次に、第10図乃至第13の第2実施例におい
ては、播種又は施肥管10の先端下側方に貯留室
35が形成され、シヤツター24の開閉によつて
種又は肥料を管に向かつて補給できるようになつ
ている。シヤツター24はスプリング36によつ
て貯留室35を閉鎖している。
この貯留室35のシヤツター24の閉鎖中繰出
ロール12よりの種又は肥料が貯留室35の上方
開口部から供給される。
そして、そのスプリング36の力に抗してワイ
ヤー25を引張ることによりシヤツター24は開
き、貯留室35内の種又は肥料は繰出ロールより
いち早く流出し、枕地等の旋回場所での播種又は
施肥のむらをなくすることができる。
以上のようなワイヤー25の牽引は、操作レバ
ー32によつてなされるものであるが、操作レバ
ー32は軸33を中心として実線と鎖線の間を回
動し、連動レバー26を操作レバー32のピン3
4で持ち上げることによつて、アウターワイヤー
受金具27を介してインナーワイヤー25は引つ
張られる。
アウターワイヤー受金具27は連動レバー26
に枢支37され、連動レバー26は本機に枢支さ
れたピン29を中心として回動するが、ピン29
は連動レバー26のスリツト溝31中をスライド
でき、スプリング30によつて連動レバー26は
スリツト溝方向にも移動できるようになつてい
る。
したがつて、鎖線の切の状態ではピン34は連
動レバー26に係合していて、ワイヤー25は緩
んでいるのでシヤツター24は閉じている。
鎖線の位置から操作レバー32を実線の位置に
向かつて引き上げると、ピン34によつて連動レ
バー26は持ち上げられ、金具27を介してワイ
ヤー25を牽引し、シヤツター24は開き、貯留
室内の種子又は肥料は放出する。
そして、連動レバー26の引き上げに際し、ピ
ン34が連動レバー先端のカム面26aに沿つて
移動できるように、スプリング30を介して連動
レバー26はスリツト溝31方向に移動するもの
である。
この場合にも播種又は施肥管の側方に貯留室3
5が開口しているので常時種又は肥料が貯留され
ており、シヤツター24を開くことにより播種又
は施肥管の先端に設けられた貯留室35から直ち
に播種又は施肥が行なわれる。
(考案の効果) 以上、何れにしても、本案は繰出ロールより先
に播種又は施肥管の先端側方にある種子又は肥料
の常時貯留された貯留室から種子又は肥料が流出
するので、枕地等の旋回場所での播種又は施肥の
むらがなくなるという特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は直播機の正面図、第2図は同上の平面
図、第3図は本案装置の第1実施例にかかる切断
正面図、第4図は同上の動作説明図、第5図は駆
動装置を示す説明図、第6図はピニオンギヤ部の
説明図、第7図、第8図、第9図は第1実施例の
動作説明図、第10図は本案装置の第2実施例に
かかる切断正面図、第11図、第12図、第13
図は同上動作説明図である。 9……タンク、10……播種又は施肥管、13
……回転羽根、23……貯留室、24……シヤツ
ター、35……貯留室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 播種又は施肥管先端下方の側方に播種又は施肥
    管に開口する種又は肥料の貯留室を設け、該貯留
    室内に一時的に貯留された種又は肥料を操作レバ
    ーと連動して動作する繰出機構で排出口に向かつ
    て放出できる如く構成された播種又は施肥機の繰
    出装置。
JP5631083U 1983-04-15 1983-04-15 播種又は施肥機の繰出装置 Granted JPS59161914U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5631083U JPS59161914U (ja) 1983-04-15 1983-04-15 播種又は施肥機の繰出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5631083U JPS59161914U (ja) 1983-04-15 1983-04-15 播種又は施肥機の繰出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59161914U JPS59161914U (ja) 1984-10-30
JPH0142972Y2 true JPH0142972Y2 (ja) 1989-12-14

Family

ID=30186633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5631083U Granted JPS59161914U (ja) 1983-04-15 1983-04-15 播種又は施肥機の繰出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59161914U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57152817A (en) * 1981-03-18 1982-09-21 Mitsuwa Co Ltd Bean seeder

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57152817A (en) * 1981-03-18 1982-09-21 Mitsuwa Co Ltd Bean seeder

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59161914U (ja) 1984-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11122733B2 (en) Multiple agricultural product application method and systems
JPH025374B2 (ja)
EP3763185A1 (en) Agricultural implement and method for precision-controlling fertilizer metering units
US4793523A (en) Metering mechanism
US3219000A (en) Seed planter
JPH0142972Y2 (ja)
JPH0533002B2 (ja)
JPH0122421Y2 (ja)
JPS6062909A (ja) 水田用農作業機
KR20220061778A (ko) 비료를 정밀하게 살포할 수 있는 다목적 농작업기
JP2501094B2 (ja) 施肥装置および薬剤散布装置付き田植機
JPH0543616Y2 (ja)
JPH0567242B2 (ja)
JPS5913768Y2 (ja) 施肥播種機
JP2002369608A (ja) 畝立て局所散布機
US1919397A (en) Corn planter
JPH0767427A (ja) 施肥装置および薬剤散布装置付き田植機
JPH0233444Y2 (ja)
JP2001016937A (ja) 畝立て局所散布機
JP3626543B2 (ja) 野菜移植機の殺虫剤散布装置
JPS645457Y2 (ja)
JPS6239614Y2 (ja)
JPH0531852Y2 (ja)
JPS5837209Y2 (ja) 播種機における播種装置
JPH0233445Y2 (ja)