JPH0142574Y2 - - Google Patents

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JPH0142574Y2
JPH0142574Y2 JP1984137805U JP13780584U JPH0142574Y2 JP H0142574 Y2 JPH0142574 Y2 JP H0142574Y2 JP 1984137805 U JP1984137805 U JP 1984137805U JP 13780584 U JP13780584 U JP 13780584U JP H0142574 Y2 JPH0142574 Y2 JP H0142574Y2
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JP
Japan
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gutter
gutter body
hollow part
rib
ribs
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JP1984137805U
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JPS6152016U (ja
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、樋に関する。
[従来の技術] 住宅等の建造物の屋根端部等に取着され、合成
樹脂等により形成される樋は、トラツク等による
輸送時の衝撃や落下時等の衝撃に対し破損しにく
いことが要求されている。また、樋は、輸送およ
び保管効率の面から積み重ね性に優れていること
が要求され、さらに、この積み重ね時に加わる荷
重に対し、強度を有することが要求されている。
このため、従来の樋は、実公昭50−31931号公
報および実公昭55−1213号公報に示すように、樋
本体の底部の両側部のそれぞれに樋本体の長手方
向に連続するリブを設け、樋本体の内面とリブの
内面とによつて中空部を形成するようにしてい
る。すなわち、樋本体にこれらのリブを設けるこ
とにより、輸送時および落下時に加わる衝撃や積
み重ね時に加わる荷重に対し、該樋本体の強度お
よび剛性を保持させるようにしている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来の樋においては、複数
の樋をそれぞれ長手方向に連接する状態で建造物
の屋根端部等に取着する場合に、接続部から中空
部内に雨水が浸入するおそれがある。すなわち、
中空部に雨水が浸入し、該中空部に雨水が滞留し
た場合、外気温が0℃以下になると滞留する雨水
が凍結することとなる。雨水が凍結すると中空部
の内圧が上昇され、樋本体の内面とリブの内面の
交差部等に応力集中が起こり、樋本体が破損する
ことが考えられる。
本考案は、樋本体の底部の両側部にリブを設け
ることによつて、樋本体の剛性および強度を確保
するとともに、中空部内に浸入した雨水の凍結に
よつて発生する中空部内の内圧変化に対し、高い
耐久性を有する樋を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的の達成するために、本考案は、樋本体
の底部の両側部のそれぞれに樋本体の長手方向に
連続するリブを設け、樋本体の内面とリブの内面
とによつて中空部が形成されてなり、該リブの上
面に複数個の透孔が設けられたことしたものであ
る。
[作用] 本考案は、樋本体の底部の両側部のそれぞれに
樋本体の長手方向に連続するリブを設けることに
より、樋本体の強度および剛性を確保するととも
に、中空部に浸入した雨水の凍結時に、中空部内
の水、空気、一部の氷を中空部の外に透孔から排
出することが可能となる。この結果、従来のよう
な中空部の内圧上昇による樋本体の破損を防止す
ることが可能となる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図は、本考案の一実施例に係る樋を示す斜
視図、第2図は第1図の−線に沿う断面図で
ある。
樋10は、合成樹脂材を押出成型することによ
り、一体に形成されてなり、底部11およびその
両側部に側壁部12を有する長手状の樋本体13
を備えてなる。側壁部12は底部11に対してや
や外側上方に傾斜した状態で形成され、各側壁部
12の上端部には、中空部14を備えた耳縁部1
5が形成される、耳縁部15は、輸送時および落
下時に加わる衝撃や積み重ね時に加わる荷重から
側壁部12を保護し、側壁部12の破損を防止可
能としている。
また、樋10は、底部11の両側部で各側壁部
12との境界部16に、それぞれ樋本体13の長
手方向[A方向]に連続するリブ17を備えてい
る。さらに、樋10は、樋本体13の内面18と
リブ17の内面19により形成される中空部20
を有している。
ここで、リブ17における中空部20の上部に
は、中空部20と外部とを連通する透孔21がリ
ブ17の長手方向[A方向]に、所定ピツチで穿
設されている。
次に、上記実施例の作用を説明する。
上記実施例に係る樋10によれば、リブ17に
おける中空部20の上部でリブ17の長手方向
[A方向]に、中空部20と外部とを連通する透
孔21を形成することとしたため、たとえ、複数
の樋10を連接する場合に該接続部から中空部2
0に雨水が浸入し、中空部20で雨水が凍結した
としても、中空部20内の水、空気、一部の氷を
外部に排出することが可能となる。この結果、中
空部20の内部の圧力は、透孔21により常に外
部空間と同等とされ、従来のように中空部の内圧
上昇により樋本体の破損を防止することが可能と
なり、これにより、高い耐久性を有する樋10を
提供することが可能となる。同時に上記実施例に
係る樋10は、樋本体13の長手方向[A方向]
に連続するリブ17を備え、樋本体13の内面1
8とリブ17の内面19により中空部20を形成
することとしたので輸送時や落下時に加わる衝
撃、さらに、第3図に示すように複数の樋10を
積み重ねた際に加わる荷重や両側壁部12が第3
図矢示B方向に押し開かれる状態においても高い
耐久性を備えることが可能となる。
[考案の効果] 以上のように、本考案は、樋本体の底部の両側
部のそれぞれに樋本体の長手方向に連続するリブ
を設け、樋本体の内面とリブの内面とによつて中
空部を形成してなる樋において、リブの長手方向
の所定位置に透孔を設けることとしたため、樋本
体の剛性および強度が確保されるとともに、中空
部内に浸入した雨水の凍結によつて発生する中空
部内の内圧変化に対し、高い耐久性を有する樋を
提供することができるという効果を有する。又、
透孔がリブの上面に設けられるため、透孔下には
常に若干の空気層が存在し、凍結した氷に塞がれ
ることは殆どない。従つて、凍結したときのリブ
内の内圧の解放が好適に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例に係る樋を示す斜
視図、第2図は第1図の−線に沿う断面図、
第3図は第1図の樋を複数積み重ねた状態を示す
正面図である。 10……樋、11……底部、13……樋本体、
17……リブ、20……中空部、21……透孔、
A……長手方向。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 樋本体の底部の両側部のそれぞれに樋本体の長
    手方向に連続するリブを設け、樋本体の内面とリ
    ブの内面によつて中空部が形成されてなり、該リ
    ブの上面に複数個の透孔が設けられたことを特徴
    とする樋。
JP1984137805U 1984-09-10 1984-09-10 Expired JPH0142574Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984137805U JPH0142574Y2 (ja) 1984-09-10 1984-09-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984137805U JPH0142574Y2 (ja) 1984-09-10 1984-09-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6152016U JPS6152016U (ja) 1986-04-08
JPH0142574Y2 true JPH0142574Y2 (ja) 1989-12-13

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ID=30696208

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984137805U Expired JPH0142574Y2 (ja) 1984-09-10 1984-09-10

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JP (1) JPH0142574Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9605338B2 (en) 2006-10-11 2017-03-28 Oerlikon Surface Solutions Ag, Pfaffikon Method for depositing electrically insulating layers
US9771648B2 (en) 2004-08-13 2017-09-26 Zond, Inc. Method of ionized physical vapor deposition sputter coating high aspect-ratio structures

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60174730U (ja) * 1984-04-26 1985-11-19 タキロン株式会社 合成樹脂製軒樋

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JPS6152016U (ja) 1986-04-08

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