JPS6348733Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6348733Y2
JPS6348733Y2 JP14192284U JP14192284U JPS6348733Y2 JP S6348733 Y2 JPS6348733 Y2 JP S6348733Y2 JP 14192284 U JP14192284 U JP 14192284U JP 14192284 U JP14192284 U JP 14192284U JP S6348733 Y2 JPS6348733 Y2 JP S6348733Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rain gutter
rib
rain
gutter body
gutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14192284U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6156422U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14192284U priority Critical patent/JPS6348733Y2/ja
Publication of JPS6156422U publication Critical patent/JPS6156422U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6348733Y2 publication Critical patent/JPS6348733Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewage (AREA)
  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は住宅等の建造物の屋根端部等に取着さ
れる雨樋に関する。
(従来技術) 従来の雨樋としては、例えば、実公昭50−
31931号公報に記載されているようなものが知ら
れている。
この従来の雨樋は、第5図に示すように樋本体
101の底部102両側端部をそれぞれに樋本体
101の長手方向に連続するリブ103を設け、
樋本体の内面104とリブの内面105によつて
中空部106を形成するようにしている。すなわ
ち、樋本体101にこれらのリブ103を設ける
ことにより、トラツク等による輸送時及び落下時
に加わる衝撃や積み重ね時に加わる荷重に対し、
前記樋本体101の強度及び剛性を保持させたも
のであつた。
しかしながら、このような従来の雨樋にあつて
は、複数の樋をそれぞれ長手方向に連接する状態
で建造物の屋根端部等に取着する場合に、接続部
から中空部106内に雨水が侵入するおそれがあ
る。すなわち、中空部106に雨水が侵入し、該
中空部106に雨水が滞留した場合、外気温が0
℃以下になると滞留した雨水が凍結し、中空部1
06の内圧が上昇し、樋本体の内面104とリブ
の内面105の交差部等に応力集中が起こり、樋
本体101が破損しやすいという問題点があつ
た。
(考案の目的) 本考案は、上記従来の雨樋における問題点を解
消し、トラツク等による輸送時及び落下時に加わ
る衝撃や積み重ね時に加わる荷重に対する雨樋本
体の強度及び剛性を損なうことなく、寒冷地域に
おける使用にも耐え得る雨樋を提供することを目
的とする。
(考案の要旨) 本考案の要旨は、雨樋本体4の底部2の両側部
それぞれに雨樋本体4の長手方向に連続するリブ
6を設け、雨樋本体の内面11とリブの内面12
とによつて中空部7を形成して成る雨樋1におい
て、前記リブ6を、垂直部材9と水平部材10と
により断面逆L字形に形成させ、かつ、前記垂直
部材9と水平部材10の少なくとも一方が軟質材
料より成ることを特徴とする雨樋1に存する。
(考案の構成) 次に本考案の雨樋の実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
まず、第1図〜第4図に示す実施例についてそ
の構成を説明する。
雨樋1は、底部2及びその両側部に側壁部3を
有する長手状の雨樋本体4と、前記底部2の両側
部で各側壁部3,3との境界部5,5にそれぞれ
雨樋本体4の長手方向に連続するリブ6,6と、
を備えている。
この雨樋本体4は、合成樹脂材により一体に形
成したもので、側壁部3を底部2に対してやや外
側上方に傾斜させ、前記各側壁部3,3の上端部
には、中空部7を備えた耳縁部8を形成してい
る。また、リブ6は垂直部材9と水平部材10と
により断面逆L字形に形成したもので、前記水平
部材10は雨樋本体4の各側壁部3,3の内面に
一体に形成され、垂直部材9は樹脂発泡体あるい
はゴム等の軟質材料より成り、水平部材10の下
面端部と雨樋本体4の底部2内面との間に挿入密
着させている。
尚、前記雨樋本体の内面11と、リブの内面1
2とにより中空部13を形成している。
次に、上記実施例の作用を説明する。
上記実施例の雨樋によれば、第3図に示すよう
に複数の雨樋1を積み重ねた際、上側の雨樋1の
底部2が下側の雨樋1のリブ6の水平部材10上
面に当接支持されるとともに、上側の雨樋1の耳
縁部8下面が下側の雨樋1の耳縁部8上面に当接
支持される。
従つて、複数の雨樋1を積み重ねた際、雨樋本
体4の底部2に加わる荷重や、輸送時及び落下時
に加わる上下方向の衝撃及び振動は、軟質材料よ
り成る垂直部材によつて柔らげられる。
また、上記実施例の雨樋1によれば、リブ6の
垂直部材9を軟質材料で形成したために、外気温
が0℃以下の状況で、雨樋本体の内面11とリブ
の内面12とにより形成される中空部13に雨水
14等が侵入し、該中空部13に滞留した雨水1
4が凍結して中空部13に内圧変化を生じた際、
第4図に示すようにリブ6の垂直部材9が変形す
ることによつて圧力が吸収される。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計変更等があつても本考案に含まれる。
例えば、実施例ではリブの垂直部材を軟質材料
より形成したが、水平部材あるいは、垂直部材と
水平部材の両方を軟質材料で形成してもよい。
(考案の効果) 上述のように本考案の雨樋によれば、雨樋本体
の底部の両側部それぞれに、雨樋本体の長手方向
に連続するリブを設けたために、雨樋本体の補強
効果をもたらし、雨樋本体の底部に加わる荷重や
衝撃、振動に対して高い耐久性を備えることがで
きる。
また、リブを垂直部材と水平部材とにより断面
逆L字形に形成させ、かつ、前記垂直部材と水平
部材の少なくとも一方が軟質材料より成るため
に、外気温が0℃以下の状況で、雨樋本体の内面
とリブの内面とにより形成される中空部に雨水等
が侵入し、該中空部に滞留した雨水が凍結して中
空部に内圧変化を生じた際、リブの垂直部材が変
形して圧力を吸収するために、雨樋の破損を防ぐ
ことができ、寒冷地域の使用も可能となる。
更に上述の効果に加えて、実施例の雨樋によれ
ば、複数の雨樋1を積み重ねた際、上側の雨樋1
の耳縁部8下面を下側の雨樋1の耳縁部8上面に
当接支持させたために、荷重及び衝撃等から雨樋
本体4の両側壁部3,3を保護するとともに、両
側壁部3,3が外側方向に押し開かれる状態にお
いても高い耐久性を備えることができる。
また、リブ6の垂直部材9を軟質材料で形成し
たために、複数の雨樋1を積み重ねた際、雨樋本
体4の底部2に加わる荷重や輸送時及び落下時に
底部2に加わる上下方向の衝撃及び振動を柔ら
げ、雨樋本体4の破損防止に助勢している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の雨樋を示す斜視図、第
2図は第1図の−線に沿う断面図、第3図は
実施例の雨樋を複数積み重ねた状態を示す正面
図、第4図は実施例の雨樋の中空部に滞留した雨
水が凍結した状態を示す部分断面図、第5図は従
来の雨樋を示す部分断面図である。 1……雨樋、2……底部、4……雨樋本体、6
……リブ、9……垂直部材、10……水平部材、
11……雨樋本体の内面、12……リブの内面、
13……中空部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 雨樋本体の底部の両側部それぞれに雨樋本体の
    長手方向に連続するリブを設け、雨樋本体の内面
    とリブの内面とによつて中空部を形成して成る雨
    樋において、前記リブを、垂直部材と水平部材と
    により断面逆L字形に形成させ、かつ、前記垂直
    部材と水平部材の少なくとも一方が軟質材料より
    成ることを特徴とする雨樋。
JP14192284U 1984-09-19 1984-09-19 Expired JPS6348733Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14192284U JPS6348733Y2 (ja) 1984-09-19 1984-09-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14192284U JPS6348733Y2 (ja) 1984-09-19 1984-09-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6156422U JPS6156422U (ja) 1986-04-16
JPS6348733Y2 true JPS6348733Y2 (ja) 1988-12-15

Family

ID=30700259

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14192284U Expired JPS6348733Y2 (ja) 1984-09-19 1984-09-19

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6348733Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6156422U (ja) 1986-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2538907Y2 (ja) 車両の上部車体構造
US4496029A (en) Scaffold plank
JPS6348733Y2 (ja)
JPS6348734Y2 (ja)
JPS6348732Y2 (ja)
JPH0142574Y2 (ja)
JPH046422Y2 (ja)
JPS6359911B2 (ja)
JPH049781Y2 (ja)
US1057913A (en) Reinforced warehouse car and box.
US5070669A (en) Heat-insulation and water-proofing brick bond
JP3052904B2 (ja) 断熱金属パネル
JP2000281120A (ja) 台 木
JP4049981B2 (ja) 騒音防止蓋構造
JPH0213521Y2 (ja)
JP2565484Y2 (ja) 断熱金属パネル
JPH0542085Y2 (ja)
JPS6215190Y2 (ja)
JPS5845384Y2 (ja)
US6330863B1 (en) Railroad car tub
JPS5817869Y2 (ja) コンクリ−ト目地材
JPS6214165Y2 (ja)
JP3872578B2 (ja) 断熱排水溝部材
JPS6134939Y2 (ja)
JPS6122855Y2 (ja)