JPH0142367Y2 - - Google Patents
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- JPH0142367Y2 JPH0142367Y2 JP16967883U JP16967883U JPH0142367Y2 JP H0142367 Y2 JPH0142367 Y2 JP H0142367Y2 JP 16967883 U JP16967883 U JP 16967883U JP 16967883 U JP16967883 U JP 16967883U JP H0142367 Y2 JPH0142367 Y2 JP H0142367Y2
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 27
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 27
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 3
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 3
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
この考案は電子サーマルリレー等の電気機器に
関するものである。
関するものである。
従来の電子サーマルリレーは、第1図に示すよ
うに、箱形の器体を上半器体ブロツクAと下半器
体ブロツクBとに2分割し、両者を嵌め込みによ
つて一体化し、ひとつの器体を構成していた。こ
の電子サーマルリレーは、上半器体ブロツクAお
よび下半器体ブロツクBの側板に端子挿通孔(図
示せず)を形成するとともにこの側板の外面の端
子の挿通孔近傍に端子台A1,B1を形成し、上半
器体ブロツクAおよび下半器体ブロツクBの内側
から端子挿通孔を通して端子台に嵌め込み固定す
るように構成していた。
うに、箱形の器体を上半器体ブロツクAと下半器
体ブロツクBとに2分割し、両者を嵌め込みによ
つて一体化し、ひとつの器体を構成していた。こ
の電子サーマルリレーは、上半器体ブロツクAお
よび下半器体ブロツクBの側板に端子挿通孔(図
示せず)を形成するとともにこの側板の外面の端
子の挿通孔近傍に端子台A1,B1を形成し、上半
器体ブロツクAおよび下半器体ブロツクBの内側
から端子挿通孔を通して端子台に嵌め込み固定す
るように構成していた。
しかし、このような構成では、端子が端子挿通
孔から器体内に露出し、器体内に収容した電子部
品と接触するおそれがあつた。
孔から器体内に露出し、器体内に収容した電子部
品と接触するおそれがあつた。
別の従来の電子サーマルリレーは、第2図に示
すように、箱形の器体を左半器体ブロツクCと右
半器体ブロツクDとに2分割し、両者を嵌め込み
によつて一体化していた。この電子サーマルリレ
ーは、右半器体ブロツクDの側板外面に端子台
D1,D2を設け、端子を第1図のものと同様に嵌
め込むようになつていた。
すように、箱形の器体を左半器体ブロツクCと右
半器体ブロツクDとに2分割し、両者を嵌め込み
によつて一体化していた。この電子サーマルリレ
ーは、右半器体ブロツクDの側板外面に端子台
D1,D2を設け、端子を第1図のものと同様に嵌
め込むようになつていた。
この電子サーマルリレーも第1図のものと同じ
問題があつた。
問題があつた。
この考案は、器体の内側から挿入して器体の外
側面の端子台に嵌め込む端子と器体内の電子部品
との絶縁を行うことができる電気機器を提供する
ことを目的とする。
側面の端子台に嵌め込む端子と器体内の電子部品
との絶縁を行うことができる電気機器を提供する
ことを目的とする。
この考案の電気機器は、上面開放箱形の器体ブ
ロツクと、この器体ブロツクに収容した電子部品
と、前記器体ブロツクの側板に形成した端子挿通
孔と、前記器体ブロツクの側板外面の前記端子挿
通孔近傍に形成した端子台と、前記器体ブロツク
の内側から前記端子挿通孔を通して前記端子台に
嵌め込み固定される端子と、四周の立下がり壁が
前記器体ブロツクの側板の内側に入り込むように
前記器体ブロツクに嵌め込まれて前記器体ブロツ
クの上面開口を塞ぐ蓋体ブロツクとを備え、前記
立下がり壁を前記端子挿通孔を覆う位置まで延設
したことを特徴とするものである。
ロツクと、この器体ブロツクに収容した電子部品
と、前記器体ブロツクの側板に形成した端子挿通
孔と、前記器体ブロツクの側板外面の前記端子挿
通孔近傍に形成した端子台と、前記器体ブロツク
の内側から前記端子挿通孔を通して前記端子台に
嵌め込み固定される端子と、四周の立下がり壁が
前記器体ブロツクの側板の内側に入り込むように
前記器体ブロツクに嵌め込まれて前記器体ブロツ
クの上面開口を塞ぐ蓋体ブロツクとを備え、前記
立下がり壁を前記端子挿通孔を覆う位置まで延設
したことを特徴とするものである。
この考案の一実施例を第3図ないし第8図に基
づいて説明する。この電子サーマルリレーは、水
平回路基板1と垂直回路基板2とをコネクタ3に
よつて逆T形に連結してあり、垂直回路基板2に
は、変流器2次コイル4、相対向配置した固定テ
スト板5と可動テスト板6および感度調整素子7
などを搭載し、水平回路基板1には、その他の電
子部品(図示せず)を搭載している。上記可動テ
スト板6はテスト釦8を押すことにより固定テス
ト板5に接触するように固定され、固定テスト板
5は垂直回路基板2に固定された支持体9によつ
て固定支持されている。また、感度調整素子7
は、その回転軸7aの十字穴7bに十字脚10a
が嵌め込まれる調整つまみ10によつて調整操作
が行われるようになつている。
づいて説明する。この電子サーマルリレーは、水
平回路基板1と垂直回路基板2とをコネクタ3に
よつて逆T形に連結してあり、垂直回路基板2に
は、変流器2次コイル4、相対向配置した固定テ
スト板5と可動テスト板6および感度調整素子7
などを搭載し、水平回路基板1には、その他の電
子部品(図示せず)を搭載している。上記可動テ
スト板6はテスト釦8を押すことにより固定テス
ト板5に接触するように固定され、固定テスト板
5は垂直回路基板2に固定された支持体9によつ
て固定支持されている。また、感度調整素子7
は、その回転軸7aの十字穴7bに十字脚10a
が嵌め込まれる調整つまみ10によつて調整操作
が行われるようになつている。
また、垂直回路基板2を左右に貫通するように
配置された4本の高圧電線(2本は変流器2次コ
イル4をそれぞれ貫通する)11の右端および水
平回路基板1から延びる低圧電線12の先端にそ
れぞれ同形状の端子13が接触されている。これ
らの端子13は、ねじ孔13aが設けられた水平
片13bと、前縁に水平方向の切欠13cが設け
られた側部垂直片13dと、高圧電線11および
低圧電線12が接続される後部垂直片13eとか
ら構成されている。また、水平回路基板1の右縁
から延びる4本の低圧電線14の先端にそれぞれ
同形状の端子15が接続されている。これらの端
子15は、ねじ孔15aを設けた水平片15b
と、前縁に水平方向の切欠15cが設けられると
ともに低圧電線14が接続される側部垂直片15
dから構成されている。
配置された4本の高圧電線(2本は変流器2次コ
イル4をそれぞれ貫通する)11の右端および水
平回路基板1から延びる低圧電線12の先端にそ
れぞれ同形状の端子13が接触されている。これ
らの端子13は、ねじ孔13aが設けられた水平
片13bと、前縁に水平方向の切欠13cが設け
られた側部垂直片13dと、高圧電線11および
低圧電線12が接続される後部垂直片13eとか
ら構成されている。また、水平回路基板1の右縁
から延びる4本の低圧電線14の先端にそれぞれ
同形状の端子15が接続されている。これらの端
子15は、ねじ孔15aを設けた水平片15b
と、前縁に水平方向の切欠15cが設けられると
ともに低圧電線14が接続される側部垂直片15
dから構成されている。
また、上記4本の高圧電線11の左端と水平回
路基板1から延びる低圧電線16の先端とが縦長
長方形の中継端子板17の下部にそれぞれ溶接さ
れ、これらの中継端子板17の上部にはL形に折
曲した端子ピン18の垂直片の下端が溶接されて
いる。
路基板1から延びる低圧電線16の先端とが縦長
長方形の中継端子板17の下部にそれぞれ溶接さ
れ、これらの中継端子板17の上部にはL形に折
曲した端子ピン18の垂直片の下端が溶接されて
いる。
上記5個の端子13および4個の端子15の水
平片13b,15bには、それぞれ山形の押え板
19,20がのせられ、端子ねじ21,22を押
え板19,20を貫通して水平片のねじ孔13
b,15bにねじ込むようになつている。
平片13b,15bには、それぞれ山形の押え板
19,20がのせられ、端子ねじ21,22を押
え板19,20を貫通して水平片のねじ孔13
b,15bにねじ込むようになつている。
上記各部品を搭載した水平回路基板1および垂
直回路基板2と端子13,15と中継端子板17
および端子ピン18とを収容する器体は相互に嵌
め合わされて一体化する左半器体ブロツク23と
右半器体ブロツク24と蓋体ブロツク25とで構
成されている。
直回路基板2と端子13,15と中継端子板17
および端子ピン18とを収容する器体は相互に嵌
め合わされて一体化する左半器体ブロツク23と
右半器体ブロツク24と蓋体ブロツク25とで構
成されている。
まず、左半器体ブロツク23は、底板左半部2
3aと左側板下半部23bと前板左半部23cと
後板左半部23dとから構成されている。底板左
半部23a、前板左半部23cおよび後板左半部
23dは、それぞれ右縁を一段内方へ後退させ、
この右縁後退部26,27の中間高さ位置に外向
きに係合突起26a,…をそれぞれ形成し、また
上縁の中間位置に貫通した係合孔28,29をそ
れぞれ形成している。この場合、係合突起26
a,…は、前板左半部23cおよび後板左半部2
3dの外面と同じ高さになるようにしている。左
側板下半部23bには、内側面に中継端子板17
を上から下方向へ差込んで固定するための中継端
子板差込み保持部30を形成してあり、また、左
側板下半部23bの上端縁には、中継端子板差込
み保持部30の位置に対応して半円形の切欠31
を形成してあり、端子ピン18の水平片を位置決
めするようになつている。さらに、左半器体ブロ
ツク23の前後の下部内隅には、水平回路基板1
の左前隅および左後隅を支持して底板左半部23
aとの間に所定の隙間をあけるためのスペーサ部
材32を一体形成している。
3aと左側板下半部23bと前板左半部23cと
後板左半部23dとから構成されている。底板左
半部23a、前板左半部23cおよび後板左半部
23dは、それぞれ右縁を一段内方へ後退させ、
この右縁後退部26,27の中間高さ位置に外向
きに係合突起26a,…をそれぞれ形成し、また
上縁の中間位置に貫通した係合孔28,29をそ
れぞれ形成している。この場合、係合突起26
a,…は、前板左半部23cおよび後板左半部2
3dの外面と同じ高さになるようにしている。左
側板下半部23bには、内側面に中継端子板17
を上から下方向へ差込んで固定するための中継端
子板差込み保持部30を形成してあり、また、左
側板下半部23bの上端縁には、中継端子板差込
み保持部30の位置に対応して半円形の切欠31
を形成してあり、端子ピン18の水平片を位置決
めするようになつている。さらに、左半器体ブロ
ツク23の前後の下部内隅には、水平回路基板1
の左前隅および左後隅を支持して底板左半部23
aとの間に所定の隙間をあけるためのスペーサ部
材32を一体形成している。
右半器体ブロツク24は、底板右半部24aと
前板右半部24bと後板右半部24cと右側板2
4dとから構成されている。前板右半部24bお
よび後板右半部24cは、それぞれ左縁内側を左
半器体ブロツク23の前板左半部23cおよび後
板左半部23dの右縁後退部26,27にそれぞ
れ対応して切欠いてあり、左半器体ブロツク23
と右半器体ブロツク24とを嵌め合わせたときに
前板左半部23cと前板右半部24bとの外面
が、および後板左半部23dと後板右半部24c
との外面がそれぞれ面一となるようにしている。
また、前板右半部24bおよび後板右半部24c
の左縁の前記係合突起26a,…に対応する位置
に係合孔33,…を設けている。
前板右半部24bと後板右半部24cと右側板2
4dとから構成されている。前板右半部24bお
よび後板右半部24cは、それぞれ左縁内側を左
半器体ブロツク23の前板左半部23cおよび後
板左半部23dの右縁後退部26,27にそれぞ
れ対応して切欠いてあり、左半器体ブロツク23
と右半器体ブロツク24とを嵌め合わせたときに
前板左半部23cと前板右半部24bとの外面
が、および後板左半部23dと後板右半部24c
との外面がそれぞれ面一となるようにしている。
また、前板右半部24bおよび後板右半部24c
の左縁の前記係合突起26a,…に対応する位置
に係合孔33,…を設けている。
左側板24dは、外面に上下2段の端子台3
4,35を設けてあり、この上下2段の端子台3
4,35は隔壁36,37によつて各端子13,
15毎に絶縁されている。また、左側板24dの
端子台34,35に対応する部分には端子挿通孔
38,39がそれぞれ設けられ、この端子挿通孔
38,39を通して端子台34,35に端子1
3,15を取付けるようになつており、端子台3
4,35には端子13,15の切欠13a,15
aに係合して端子13,15の上方向への抜止め
を行う突起40,41が形成され、また、隔壁3
6,37には端子13,15の挿通ガイド溝36
a,…が形成され、これによつても端子13,1
5の上方向への抜止めを行うようにしている。ま
た、端子13,15の端子挿通孔38,39から
の抜止めは山形の押え板19,20が端子挿通孔
38,39の上縁に当たることにより行われる。
また、右半器体ブロツク24の前後の下部内隅部
には、水平回路基板1の右縁に冠着して水平回路
基板1の上下方向の位置決めを行う溝形位置決め
部42が形成されている。
4,35を設けてあり、この上下2段の端子台3
4,35は隔壁36,37によつて各端子13,
15毎に絶縁されている。また、左側板24dの
端子台34,35に対応する部分には端子挿通孔
38,39がそれぞれ設けられ、この端子挿通孔
38,39を通して端子台34,35に端子1
3,15を取付けるようになつており、端子台3
4,35には端子13,15の切欠13a,15
aに係合して端子13,15の上方向への抜止め
を行う突起40,41が形成され、また、隔壁3
6,37には端子13,15の挿通ガイド溝36
a,…が形成され、これによつても端子13,1
5の上方向への抜止めを行うようにしている。ま
た、端子13,15の端子挿通孔38,39から
の抜止めは山形の押え板19,20が端子挿通孔
38,39の上縁に当たることにより行われる。
また、右半器体ブロツク24の前後の下部内隅部
には、水平回路基板1の右縁に冠着して水平回路
基板1の上下方向の位置決めを行う溝形位置決め
部42が形成されている。
つぎに、蓋体ブロツク25は、天板25aと左
側板上半部25bと天板25aの前後縁および左
右側縁に設けた立下がり壁25c,25d,25
eとで構成されている。前後縁の立下がり壁25
cの外面には、上記係合孔28,29と対応する
位置に係合突起43,44がそれぞれ設けられ、
また、右側縁の立下がり壁25dは端子挿通孔3
8を塞いで端子13を絶縁できる位置まで延設さ
れ、左側縁の立下がり壁25dは端子ピン18の
上方向への抜止めと絶縁を行うようになつてい
る。また、天板25aには、テスト釦8の嵌め込
み孔45と、発光ダイオード46の露出孔47と
調整つまみ10の嵌め込み孔48とがそれぞれ設
けられている。さらに天板2の内面には、垂直回
路基板2の上縁に冠着することによつて垂直回路
基板2の位置決めを行う溝形位置決め部49が形
成されている。
側板上半部25bと天板25aの前後縁および左
右側縁に設けた立下がり壁25c,25d,25
eとで構成されている。前後縁の立下がり壁25
cの外面には、上記係合孔28,29と対応する
位置に係合突起43,44がそれぞれ設けられ、
また、右側縁の立下がり壁25dは端子挿通孔3
8を塞いで端子13を絶縁できる位置まで延設さ
れ、左側縁の立下がり壁25dは端子ピン18の
上方向への抜止めと絶縁を行うようになつてい
る。また、天板25aには、テスト釦8の嵌め込
み孔45と、発光ダイオード46の露出孔47と
調整つまみ10の嵌め込み孔48とがそれぞれ設
けられている。さらに天板2の内面には、垂直回
路基板2の上縁に冠着することによつて垂直回路
基板2の位置決めを行う溝形位置決め部49が形
成されている。
つぎに、この電子サーマルリレーの組立手順に
ついて説明する。
ついて説明する。
まず、テスト釦8を蓋体ブロツク25の嵌め込
み孔45に嵌め込むとともに、調整つまみ10を
感度調整素子7の操作軸7aに嵌め込む。
み孔45に嵌め込むとともに、調整つまみ10を
感度調整素子7の操作軸7aに嵌め込む。
つぎに、中継端子板17を左半器体ブロツク2
3の中継端子板差込み保持部30に上方から下向
きに差込んで中継端子板17を左半器体ブロツク
の左側板下半部23bの内面に取付けるとともに
端子ピン18を切欠31に位置決めする。
3の中継端子板差込み保持部30に上方から下向
きに差込んで中継端子板17を左半器体ブロツク
の左側板下半部23bの内面に取付けるとともに
端子ピン18を切欠31に位置決めする。
つぎに、逆T形に連結した水平回路基板1およ
び垂直回路基板2を上方から下向きに落とし込む
ことにより左半器体ブロツク23に嵌め込む。こ
の際、水平回路基板1の切欠1a,1bと左半器
体ブロツク23の右縁後退部26,27の内面と
が整合するように水平回路基板1を位置決めす
る。この結果、水平回路基板1の左側隅部分がス
ペーサ部材32の上にのり、垂直回路基板2の前
後縁が右縁後退部26,27によつて形成された
段部26b,27bに当接して垂直回路基板2が
右方向に位置規制されることになる。
び垂直回路基板2を上方から下向きに落とし込む
ことにより左半器体ブロツク23に嵌め込む。こ
の際、水平回路基板1の切欠1a,1bと左半器
体ブロツク23の右縁後退部26,27の内面と
が整合するように水平回路基板1を位置決めす
る。この結果、水平回路基板1の左側隅部分がス
ペーサ部材32の上にのり、垂直回路基板2の前
後縁が右縁後退部26,27によつて形成された
段部26b,27bに当接して垂直回路基板2が
右方向に位置規制されることになる。
つぎに、右半器体ブロツク24の内側から端子
挿通孔38,39を通して端子13,15を端子
取付部34,35に差込み、端子13,15の水
平片13b,15bに押え板19,20をそれぞ
れねじ込むことにより端子13,15を右半器体
ブロツク24に固定したのち、右半器体ブロツク
24の左縁が左半器体ブロツク23の右縁後退部
26,27を囲むように右半器体ブロツク24を
左半器体ブロツク23に嵌め込み、係合孔33と
係合突起23aとを係合させることにより左半器
体ブロツク23と右半器体ブロツク24とを一体
化する。この際、右半器体ブロツク24の内面の
溝形位置決め部42が水平回路基板1の右縁に冠
着して水平回路基板1が上下方向に位置決めされ
る。
挿通孔38,39を通して端子13,15を端子
取付部34,35に差込み、端子13,15の水
平片13b,15bに押え板19,20をそれぞ
れねじ込むことにより端子13,15を右半器体
ブロツク24に固定したのち、右半器体ブロツク
24の左縁が左半器体ブロツク23の右縁後退部
26,27を囲むように右半器体ブロツク24を
左半器体ブロツク23に嵌め込み、係合孔33と
係合突起23aとを係合させることにより左半器
体ブロツク23と右半器体ブロツク24とを一体
化する。この際、右半器体ブロツク24の内面の
溝形位置決め部42が水平回路基板1の右縁に冠
着して水平回路基板1が上下方向に位置決めされ
る。
つぎに、左半器体ブロツク23と右半器体ブロ
ツク24との一体物に対して蓋体ブロツク25を
上方から下向きに移動させて、立下がり壁25
c,25d,25eが、左半器体ブロツク23の
左側板下半部23b、前板左半部23c、後板左
半部23dおよび右半器体ブロツク24の右側板
24dの上縁の内側に入り込むように嵌め込み、
係合孔28,29と係合突起43,…とを係合さ
せて蓋体ブロツク25をさらに一体化する。この
際に、蓋体ブロツク25の天板25aの内面の溝
形位置決め部49が垂直回路基板2の上縁に冠着
して垂直回路基板2を左右方向に位置決めする。
また、立下がり壁25dが端子挿通孔38を塞い
で端子13を絶縁し、左側板上半部25bおよび
立下がり壁25eが端子ピン18を上方から押え
て中継端子板17を抜止めするとともに端子ピン
18を絶縁する。また、このときに発光ダイオー
ド46が露出孔47から露出し、調整つまみ10
が嵌め込み孔48に嵌め込まれて露出することに
なる。さらに、テスト釦8が可動テスト板6の弾
力により少しとび出すことになる。
ツク24との一体物に対して蓋体ブロツク25を
上方から下向きに移動させて、立下がり壁25
c,25d,25eが、左半器体ブロツク23の
左側板下半部23b、前板左半部23c、後板左
半部23dおよび右半器体ブロツク24の右側板
24dの上縁の内側に入り込むように嵌め込み、
係合孔28,29と係合突起43,…とを係合さ
せて蓋体ブロツク25をさらに一体化する。この
際に、蓋体ブロツク25の天板25aの内面の溝
形位置決め部49が垂直回路基板2の上縁に冠着
して垂直回路基板2を左右方向に位置決めする。
また、立下がり壁25dが端子挿通孔38を塞い
で端子13を絶縁し、左側板上半部25bおよび
立下がり壁25eが端子ピン18を上方から押え
て中継端子板17を抜止めするとともに端子ピン
18を絶縁する。また、このときに発光ダイオー
ド46が露出孔47から露出し、調整つまみ10
が嵌め込み孔48に嵌め込まれて露出することに
なる。さらに、テスト釦8が可動テスト板6の弾
力により少しとび出すことになる。
このように、この実施例は、左半器体ブロツク
23の右縁を右半器体ブロツク24の左縁が囲む
ように、左半器体ブロツク23に右半器体ブロツ
ク24を嵌め込み、さらに左半器体ブロツク23
および右半器体ブロツク24の一体物の上面開口
縁の内側に蓋板ブロツク25の四周の立下がり壁
25c,25d,26eが入り込むように蓋体ブ
ロツク25を嵌込んだため、左半器体ブロツク2
3の前板左半部23cおよび後板左半部23dに
外力が加えられても蓋体ブロツク25が前板左半
部23cと後板左半部23dの間隔を保持するた
め、左半器体ブロツク23がたわむことがほとん
どなく、左半器体ブロツク23と右半器体ブロツ
ク24とを非常に分解しにくくすることができ
る。また、蓋体ブロツク25が左半器体ブロツク
23および右半器体ブロツク24の一体物の上面
開口に面一に嵌め込まれているため、蓋体ブロツ
ク25も非常に外れにくい。また、左半器体ブロ
ツク23のたわみ防止は、収容された垂直回路基
板2が前板左半部23cと後板左半部23dの内
面間の寸法とほぼ同じに設定されて前板左半部2
3cと後板左半部23dの間のスペーサ部材とな
ることによつても行われ、なおいつそう各器体ブ
ロツク23,24が分解しにくくなつている。
23の右縁を右半器体ブロツク24の左縁が囲む
ように、左半器体ブロツク23に右半器体ブロツ
ク24を嵌め込み、さらに左半器体ブロツク23
および右半器体ブロツク24の一体物の上面開口
縁の内側に蓋板ブロツク25の四周の立下がり壁
25c,25d,26eが入り込むように蓋体ブ
ロツク25を嵌込んだため、左半器体ブロツク2
3の前板左半部23cおよび後板左半部23dに
外力が加えられても蓋体ブロツク25が前板左半
部23cと後板左半部23dの間隔を保持するた
め、左半器体ブロツク23がたわむことがほとん
どなく、左半器体ブロツク23と右半器体ブロツ
ク24とを非常に分解しにくくすることができ
る。また、蓋体ブロツク25が左半器体ブロツク
23および右半器体ブロツク24の一体物の上面
開口に面一に嵌め込まれているため、蓋体ブロツ
ク25も非常に外れにくい。また、左半器体ブロ
ツク23のたわみ防止は、収容された垂直回路基
板2が前板左半部23cと後板左半部23dの内
面間の寸法とほぼ同じに設定されて前板左半部2
3cと後板左半部23dの間のスペーサ部材とな
ることによつても行われ、なおいつそう各器体ブ
ロツク23,24が分解しにくくなつている。
また、垂直回路基板2が左半器体ブロツク23
の段部26b,27bによつて位置規制されるた
め、発光ダイオード46および調整つまみ10と
蓋体ブロツク25の露出孔47および嵌め込み孔
48との位置合わせならびに垂直回路基板2と溝
形位置決め部49との位置合わせが簡単に行え
る。
の段部26b,27bによつて位置規制されるた
め、発光ダイオード46および調整つまみ10と
蓋体ブロツク25の露出孔47および嵌め込み孔
48との位置合わせならびに垂直回路基板2と溝
形位置決め部49との位置合わせが簡単に行え
る。
また、右半器体ブロツク24の内面に溝形位置
決め部42を設け、左半器体ブロツク23への右
半器体ブロツク24の嵌め込み時に溝形位置決め
部42を水平回路基板1の右縁に冠着し、また、
蓋体ブロツク25の内面に溝形位置決め部49を
設け、蓋体ブロツク25の他の器体ブロツク2
3,24への嵌め込み時に垂直回路基板2の上縁
に溝形位置決め部49を冠着するようにしたた
め、逆T形に一体化した水平回路基板1および垂
直回路基板2をねじ等を必要とせずに簡単に固定
することができる。
決め部42を設け、左半器体ブロツク23への右
半器体ブロツク24の嵌め込み時に溝形位置決め
部42を水平回路基板1の右縁に冠着し、また、
蓋体ブロツク25の内面に溝形位置決め部49を
設け、蓋体ブロツク25の他の器体ブロツク2
3,24への嵌め込み時に垂直回路基板2の上縁
に溝形位置決め部49を冠着するようにしたた
め、逆T形に一体化した水平回路基板1および垂
直回路基板2をねじ等を必要とせずに簡単に固定
することができる。
また、蓋体ブロツク25に立下がり壁25dを
設けたため、蓋体ブロツク25を嵌め込んだとき
に、この立下がり壁25dが端子挿通孔38を塞
ぐことになり、高圧の端子13の絶縁を簡単に行
うことができる。また、同様に、立下がり壁25
eによつて端子ピン18の絶縁を行うことができ
る。また、器体を左半器体ブロツク23と右半器
体ブロツク24と蓋体ブロツク25とに3分割
し、中継端子板17と水平回路基板1および垂直
回路基板2とを順に左半器体ブロツク23に取付
け、端子13,15を右半器体ブロツク24に取
付けるようにしたため、中継端子板17および端
子13,15の取付けがきわめて簡単になり、組
立が非常に容易である。また、中継端子板17の
固定も、左半器体ブロツク23の左側板下半部2
3bの内面に形成した中継端子板差込み保持部3
0に中継端子板17を落とし込み、蓋体ブロツク
25の左側板上半部25bおよび立下がり壁25
eで押さえるだけで行え、非常に簡単である。
設けたため、蓋体ブロツク25を嵌め込んだとき
に、この立下がり壁25dが端子挿通孔38を塞
ぐことになり、高圧の端子13の絶縁を簡単に行
うことができる。また、同様に、立下がり壁25
eによつて端子ピン18の絶縁を行うことができ
る。また、器体を左半器体ブロツク23と右半器
体ブロツク24と蓋体ブロツク25とに3分割
し、中継端子板17と水平回路基板1および垂直
回路基板2とを順に左半器体ブロツク23に取付
け、端子13,15を右半器体ブロツク24に取
付けるようにしたため、中継端子板17および端
子13,15の取付けがきわめて簡単になり、組
立が非常に容易である。また、中継端子板17の
固定も、左半器体ブロツク23の左側板下半部2
3bの内面に形成した中継端子板差込み保持部3
0に中継端子板17を落とし込み、蓋体ブロツク
25の左側板上半部25bおよび立下がり壁25
eで押さえるだけで行え、非常に簡単である。
この考案によれば、器体の内側から挿入して器
体の外側面の端子台に嵌め込む端子と器体中の電
子部品との絶縁を簡単に行うことができる。
体の外側面の端子台に嵌め込む端子と器体中の電
子部品との絶縁を簡単に行うことができる。
第1図および第2図はそれぞれ従来の電子サー
マルリレーの器体の分解斜視図、第3図ないし第
5図はこの考案の一実施例の電子サーマルリレー
の分解斜視図、第6図は同じく外観斜視図、第7
図および第8図はそれぞれその断面図である。 23……左半器体ブロツク、24……右半器体
ブロツク、25……蓋体ブロツク、34,35…
…端子台、38,39……端子挿通孔、25c,
25d,25e……立下がり壁。
マルリレーの器体の分解斜視図、第3図ないし第
5図はこの考案の一実施例の電子サーマルリレー
の分解斜視図、第6図は同じく外観斜視図、第7
図および第8図はそれぞれその断面図である。 23……左半器体ブロツク、24……右半器体
ブロツク、25……蓋体ブロツク、34,35…
…端子台、38,39……端子挿通孔、25c,
25d,25e……立下がり壁。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上面開放箱形の器体ブロツクと、この器体ブ
ロツクに収容した電子部品と、前記器体ブロツ
クの側板に形成した端子挿通孔と、前記器体ブ
ロツクの側板外面の前記端子挿通孔近傍に形成
した端子台と、前記器体ブロツクの内側から前
記端子挿通孔を通して前記端子台に嵌込み固定
される端子と、四周の立下がり壁が前記器体ブ
ロツクの側板の内側に入り込むように前記器体
ブロツクに嵌め込まれて前記器体ブロツクの上
面開口を塞ぐ蓋体ブロツクとを備え、前記立下
がり壁を前記端子挿通孔を覆う位置まで延設し
た電気機器。 (2) 前記器体ブロツクは、左半器体ブロツクと右
半器体ブロツクとに2分割されてあり、相互嵌
合によつて一体化している実用新案登録請求の
範囲第(1)項記載の電気機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16967883U JPS6076846U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 電気機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16967883U JPS6076846U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 電気機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6076846U JPS6076846U (ja) | 1985-05-29 |
JPH0142367Y2 true JPH0142367Y2 (ja) | 1989-12-12 |
Family
ID=30370631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16967883U Granted JPS6076846U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 電気機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6076846U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0755017Y2 (ja) * | 1989-07-04 | 1995-12-18 | 三菱電機株式会社 | 電気機器用ケース |
-
1983
- 1983-10-31 JP JP16967883U patent/JPS6076846U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6076846U (ja) | 1985-05-29 |
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