JPH0142322Y2 - - Google Patents

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JPH0142322Y2
JPH0142322Y2 JP1982168485U JP16848582U JPH0142322Y2 JP H0142322 Y2 JPH0142322 Y2 JP H0142322Y2 JP 1982168485 U JP1982168485 U JP 1982168485U JP 16848582 U JP16848582 U JP 16848582U JP H0142322 Y2 JPH0142322 Y2 JP H0142322Y2
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JP
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hole
conductive paste
inductor
magnetic material
present
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JP1982168485U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はノイズフイルタ等に用いて好適なチツ
プインダクタに関する。
ノイズフイルタとして用いるインダクタの代表
的な例を第1図に示す。図において1は、u字状
リード端子、2はこのリード端子1の一方の脚部
に挿通固定されているフエライトビーズである。
ところが近年、セツトの集積化が進み、電子部
品のチツプ化が強く要望されており、第1図のリ
ード端子1を有するインダクタでは、実情に適合
しにくいという問題が起こつている。
そこで従来から、フエライト等の磁性体の外面
あるいは内部に導電薄膜を付与し、この導電薄膜
の両端と導電接続された外部電極を磁性体の外面
に付与したチツプインダクタが種々案出されてい
る。ところが従来のチツプインダクタにおいて
は、導電路が導電薄膜により形成されているた
め、どうしてもその電流容量が小さくなつてしま
い、実用上大なる発熱を伴うとともに、挿入損失
が大きくなるという欠点があつた。また導電路が
薄膜であるため、しかも発熱を伴うため、断線が
生じ易く、信頼性に欠けるものであつた。
そこで本考案の主たる目的は、導電路の電流容
量が十分大きく、特性にすぐれた、信頼性の高い
チツプインダクタを提供することである。
以下本考案チツプインダクタの一実施例を、図
面とともに詳述する。第2図は全体斜視図、第3
図は側断面図を示す。
両図において11は矩形体状に成型されたフエ
ライト等の磁性体であり、相対向する両端面にわ
たる貫通孔12が形成されている。13はこの貫
通孔12内に充填固化されてなる導電性ペースト
であり、Ag,Ni,Cu、あるいはAl等の金属を樹
脂中に混在させたものが用いられる。14,14
は磁性体11の両端面、すなわち貫通孔12の両
開口端を有する端面にそれぞれ付与された外部電
極であり、両外部電極14,14は貫通孔12内
に充填されている導電性ペースト13と短絡され
ている。このように構成されたチツプインダクタ
を、プリント基板等に取り付けるに当つては、両
外部電極14,14を基板上の配線導体(図示せ
ず)に半田付け等の適宜手段により取り付ければ
よい。
本考案においては、磁性体11に形成された貫
通孔12内に充填固化された導電体ペースト13
により、導電路を構成するものであり、貫通孔1
2の径を所定の大きさとすることにより、外形状
をまつたく変えることなく、十分でかつ所望の電
流容量が容易に得られるものである。
また、導電性ペースト13は、樹脂中に金属を
混在させるものであるため、その混在量をかえて
固有抵抗を変化させることが容易に行なえるの
で、結果としてチツプインダクタのQ特性を容易
に変化させることができるものである。
なお上記実施例ならびに図面は、本考案をより
よく理解するためのものであつて、何らこれに限
定されることはない。特に磁性体や貫通孔の形状
は任意であるし、外部電極も少なくとも貫通孔の
両開口端部およびその近傍に付与されていればよ
い。また図面では貫通孔が磁性体の長手方向に沿
つて形成されたものを示したが、いかなる方向に
形成してもよい。
以上のように本考案は、外形状を変えることな
く、十分でかつ所望の電流容量を容易に得ること
ができ、発熱が少なくかつ挿入損失も小さくする
ことができると共に、インダクタとしてのQ特性
を容易に変化させることができ、ノイズフイルタ
として使用して大なる効果を有する。また本考案
では導電ペーストによる導電路が断線する惧れも
なく、信頼性の高いものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のインダクタの斜視図、第2図は
本考案のチツプインダクタの一実施例を示す斜視
図、第3図は同側断面図である。 11……磁性体、12……貫通孔、13……導
電ペースト、14……外部電極。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 貫通孔内に導電性ペーストが充填固化された磁
    性体と、前記貫通孔の両開口端部およびその近傍
    に、前記導電性ペーストと導電接続された外部電
    極をそれぞれ付与してなるチツプインダクタ。
JP16848582U 1982-11-05 1982-11-05 チツプインダクタ Granted JPS5972709U (ja)

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JP16848582U JPS5972709U (ja) 1982-11-05 1982-11-05 チツプインダクタ

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JP16848582U JPS5972709U (ja) 1982-11-05 1982-11-05 チツプインダクタ

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JPS5972709U JPS5972709U (ja) 1984-05-17
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5469316B2 (ja) * 2007-07-03 2014-04-16 日本碍子株式会社 セラミックス構造体及びその製造方法
CN103038839A (zh) * 2010-08-05 2013-04-10 株式会社藤仓 电子线路芯片及电子线路芯片的制造方法

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JPS57119509U (ja) * 1981-01-16 1982-07-24

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