JPH0142199Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この考案は、複数のバーコード片して用いるバ
ーコード票に関するものである。

（従来の技術） 従来、複数のバーコード片を用いる場合、各々
の片にバーコードの印刷を施し用いていた。

（従来技術の問題点） 印刷を施す際の手間を要するばかりか、各片の
バーコードを比較するにも比較しにくく、また、
ハンドスキヤンするにもバーコードより食出すな
どの不都合があつた。

（問題点を解決するための手段） そこで、この考案においては、従来の欠点を除
去、改善した長さの異なる複数の片の上端部を綴
じ合わせ、綴じ合せ端と反対側の他の片との分割
部を階段状に並べ、上位の片から下位の片に連続
してバーコードを設けてなるバーコード票を提供
するものである。

（実施例） 次にこの考案の実施例を示す図面に基づいてこ
の考案を説明する。

第１図のこの考案に係るバーコード票１は値
札、商品管理などに用いるバーコードラベルを示
すもので、長さの異なる複数の片の各片の上端部
側に品名、値段、算用数字からなる品名コードな
どの目読表示２を設け、各片の上端部を整合して
接着剤５により綴じ合わせ、その反対側の他の片
との分割部４を階段状に分割容易に並べ、インキ
ジエツト方式、線画方式、回転版方式にて上位の
片１０ａより下位の片１０ｂ，１０ｃ，１０ｄに
連続してバーコード３を設けてバーコード票１を
構成するものである。

（考案の効果） 上述よりなるバーコード票は、順次片の分割部
を手でつまみながら片を分割し、同一商品に貼付
し、売上げ時にバーコードをよみとるなどして用
いたり、バーコード票全体を商品に貼付してお
き、出庫、納品、販売、売上げ時に順次片を分割
しながら台帳などに貼付して用いものである。

以上の如くしてなるこの考案に係るバーコード
票は、その製造においては、バーコードの印刷を
行う際多数の分割された版を用いることなく１版
を用いればよく、また、インキジエツト方式、線
画方式にてバーコードの印刷を行う際も分割され
る片毎の制御を必要とすることなく、１回の制御
の連続印刷で作製でき、また、印刷の上下位置の
ズレも許容でき、しかも、分割される片の各バー
コードは分割部において連続しており、票を分割
した後の各片のバーコードの突当比較も行い易
く、また、各片のバーコード表示部の面積が狭く
とも分割部までバーコードが設けられているの
で、ハンドスキヤンする際もバーコードより食出
すことがなくバーコードの読取り効率が高まるな
どの効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図イはこの考案に係るバーコード票の平面
図、第１図ロは第１図イの側面図である。 １はバーコード票、２は目読表示、３はバーコ
ード、４は分割部、１０ａ，１０ｂ，１０ｃ，１
０ｄは片。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 長さの異なる複数の片の上端部を綴じ合わせ、
   綴じ合せ端と反対側の他の片との分割部を階段状
   に並べ、上位の片から下位の片に連続してバーコ
   ードを設けてなるバーコード票。