JPH0628301Y2 - 管理資料票 - Google Patents
管理資料票Info
- Publication number
- JPH0628301Y2 JPH0628301Y2 JP1988101843U JP10184388U JPH0628301Y2 JP H0628301 Y2 JPH0628301 Y2 JP H0628301Y2 JP 1988101843 U JP1988101843 U JP 1988101843U JP 10184388 U JP10184388 U JP 10184388U JP H0628301 Y2 JPH0628301 Y2 JP H0628301Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cut
- sheet
- bar code
- completion inspection
- pores
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、完成検査を含む複数の工程を順次通過する製
品に取り付けられる管理資料票に関し、より詳しくは、
携帯発電機、汎用エンジン、耕うん機、船外機、又は、
ポンプ等の汎用製品に利用できる管理資料票の改良に関
するものである。
品に取り付けられる管理資料票に関し、より詳しくは、
携帯発電機、汎用エンジン、耕うん機、船外機、又は、
ポンプ等の汎用製品に利用できる管理資料票の改良に関
するものである。
運用工程数は、製品の多様化や複雑化に伴い増加し、且
つ、複雑化する傾向にある。係る状況の中で、生産量の
増加や製品の多様化に対応するための省資源と高効率化
とが切望されている。このためには、(1)生産管理シ
ステムを円滑に運用するため、必要な情報のデータベー
ス化とオンラインリアルタイム化を図ること、(2)製
品の号機単位の把握、生産、梱包、出荷、及び在庫まで
の指示実績管理が可能な一元化を図り得るようにするこ
と、(3)生産・出荷情報を本社の国内輸出物流販売総
合情報システムに同時、且つ、高精度に入力し得るよう
にすること、(4)運用工程数の最少化と情報品質の安
定化が図れる確実、且つ、容易なデータ入力であるこ
と、が必要であると考えられる。
つ、複雑化する傾向にある。係る状況の中で、生産量の
増加や製品の多様化に対応するための省資源と高効率化
とが切望されている。このためには、(1)生産管理シ
ステムを円滑に運用するため、必要な情報のデータベー
ス化とオンラインリアルタイム化を図ること、(2)製
品の号機単位の把握、生産、梱包、出荷、及び在庫まで
の指示実績管理が可能な一元化を図り得るようにするこ
と、(3)生産・出荷情報を本社の国内輸出物流販売総
合情報システムに同時、且つ、高精度に入力し得るよう
にすること、(4)運用工程数の最少化と情報品質の安
定化が図れる確実、且つ、容易なデータ入力であるこ
と、が必要であると考えられる。
第3図は汎用工程管理システムの一例を示す工程図であ
る。この管理システムでは、同図に示す如く、エンジン
の組み立て(ステップ101)とフレームの組み立て
(ステップ102)とが順次終了すると、完成検査が行
われる(ステップ103)。この完成検査では、列挙事
項であるエンジンの始動不良や出力不足等の有無が検査
されて検査結果や成績等を記入した完成検査表(カー
ド)が作成され、この完成検査表が製品に取り付けられ
るようになっている。こうして、完成検査表が取り付け
られた製品は、個装梱包され(ステップ104)、出荷
工程(ステップ105)を経た後、国内、或いは、外国
に出荷されることとなる(ステップ106)。尚、外国
への出荷(輸出)の場合には、同図に示す如く、集合梱
包(ステップ107)され、その後、輸出されることと
なる(ステップ108)。
る。この管理システムでは、同図に示す如く、エンジン
の組み立て(ステップ101)とフレームの組み立て
(ステップ102)とが順次終了すると、完成検査が行
われる(ステップ103)。この完成検査では、列挙事
項であるエンジンの始動不良や出力不足等の有無が検査
されて検査結果や成績等を記入した完成検査表(カー
ド)が作成され、この完成検査表が製品に取り付けられ
るようになっている。こうして、完成検査表が取り付け
られた製品は、個装梱包され(ステップ104)、出荷
工程(ステップ105)を経た後、国内、或いは、外国
に出荷されることとなる(ステップ106)。尚、外国
への出荷(輸出)の場合には、同図に示す如く、集合梱
包(ステップ107)され、その後、輸出されることと
なる(ステップ108)。
ところで、従来、このような工程管理は、図示しない
が、2種類のカード(工程カード、及び完成検査カー
ド)と、2種類の帳票(製品管理資料票、及びバリエー
ション管理資料票)とによるカード回収方式によるバッ
チ処理やOCR方式等で行われていた。
が、2種類のカード(工程カード、及び完成検査カー
ド)と、2種類の帳票(製品管理資料票、及びバリエー
ション管理資料票)とによるカード回収方式によるバッ
チ処理やOCR方式等で行われていた。
しかしながら、複数枚のカードを使用するカード回収方
式によるバッチ処理では、工場工程管理から国内・海外
の物流管理ユーザ管理までの過酷な作業条件・環境条件
下において一貫した管理が困難であり、価格的にも高
く、さらに、信頼性が低いという問題点があった。
式によるバッチ処理では、工場工程管理から国内・海外
の物流管理ユーザ管理までの過酷な作業条件・環境条件
下において一貫した管理が困難であり、価格的にも高
く、さらに、信頼性が低いという問題点があった。
また、OCR方式では、正読率の点で問題があり、工程
管理で正しく読めたか否かのチェックをプログラムで行
わざるを得なかった。このため、CPUにかなりの負担
が作用してしまうという問題点があった。
管理で正しく読めたか否かのチェックをプログラムで行
わざるを得なかった。このため、CPUにかなりの負担
が作用してしまうという問題点があった。
さらに、組み立てライン数が増加すると、ラインタクト
が速い等の理由で一定時間内の発生トランザクション数
が増加し、レスポンスタイムを保障できないという問題
点があった。
が速い等の理由で一定時間内の発生トランザクション数
が増加し、レスポンスタイムを保障できないという問題
点があった。
本考案は上記に鑑みなされたもので、オンライン処理に
適合し、情報品質の安定化を図ることのできる確実、且
つ、容易な管理資料票を提供し、一貫した管理の実現、
価格の低下、及び信頼性の向上の実現を目的とするもの
である。さらに、正読率を向上させるとともに、端末側
で読めたか否かを判断できる管理資料票を提供すること
を目的としている。
適合し、情報品質の安定化を図ることのできる確実、且
つ、容易な管理資料票を提供し、一貫した管理の実現、
価格の低下、及び信頼性の向上の実現を目的とするもの
である。さらに、正読率を向上させるとともに、端末側
で読めたか否かを判断できる管理資料票を提供すること
を目的としている。
本考案においては上述の目的を達成するため、完成検査
を含む複数の工程を通過する製品に取り付けられる単一
で矩形の用紙と、この用紙に設けられ該完成検査時の必
要事項が記入される完成検査表と、隣接した複数のバー
コードから形成されるとともに該用紙に設けられ、各工
程を通過する度に所定のバーコード集合体におけるバー
コードが切り取られる複数種のバーコード集合体と、連
続した複数の細孔から形成されて該用紙に設けられると
ともに完成検査表と複数種のバーコード集合体とを区画
し、所定の切取線が隣接した複数のバーコードの間に介
在する切取線集合体とを備え、しかも、該切取線の細孔
に基づいて用紙の端辺を切断するとともに、交差する複
数の切取線の交差部分における細孔を連通させるように
している。
を含む複数の工程を通過する製品に取り付けられる単一
で矩形の用紙と、この用紙に設けられ該完成検査時の必
要事項が記入される完成検査表と、隣接した複数のバー
コードから形成されるとともに該用紙に設けられ、各工
程を通過する度に所定のバーコード集合体におけるバー
コードが切り取られる複数種のバーコード集合体と、連
続した複数の細孔から形成されて該用紙に設けられると
ともに完成検査表と複数種のバーコード集合体とを区画
し、所定の切取線が隣接した複数のバーコードの間に介
在する切取線集合体とを備え、しかも、該切取線の細孔
に基づいて用紙の端辺を切断するとともに、交差する複
数の切取線の交差部分における細孔を連通させるように
している。
上記構成を有する本考案によれば、単一の用紙の使用に
伴い、一貫した管理が容易になるとともに、安価が期待
でき、信頼性の向上が期待し得る。また、複数種のバー
コード集合体を使用するので、レスポンスタイムの保障
が期待できる。また、切取線の一部がバーコード集合体
を形成する複数のバーコードの間にそれぞれ介在される
ので、バーコードの一部のみを切り取ることが可能とな
る。そして、用紙の端辺における切取線の端部がそれぞ
れ細孔から形成されているので、用紙の損傷防止を通じ
てバーコードを円滑に切り取ることができる。さらに、
切取線の交差部分における細孔が相互に連通重合されて
いるので、交差部分における切り取りのずれや損傷を防
止することが可能となる。
伴い、一貫した管理が容易になるとともに、安価が期待
でき、信頼性の向上が期待し得る。また、複数種のバー
コード集合体を使用するので、レスポンスタイムの保障
が期待できる。また、切取線の一部がバーコード集合体
を形成する複数のバーコードの間にそれぞれ介在される
ので、バーコードの一部のみを切り取ることが可能とな
る。そして、用紙の端辺における切取線の端部がそれぞ
れ細孔から形成されているので、用紙の損傷防止を通じ
てバーコードを円滑に切り取ることができる。さらに、
切取線の交差部分における細孔が相互に連通重合されて
いるので、交差部分における切り取りのずれや損傷を防
止することが可能となる。
以下、第1図及び第2図に示す一実施例に基づき本考案
を詳説する。
を詳説する。
本考案に係る管理資料票は、第1図に示す如く、単一の
用紙1に、完成検査表2、複数種のバーコード集合体3
・3A・3B、バーコード4、及び切取線集合体5を配
設している。
用紙1に、完成検査表2、複数種のバーコード集合体3
・3A・3B、バーコード4、及び切取線集合体5を配
設している。
上記用紙1は、A4サイズで孔開き116kgの白色の紙
からなり、図示しない針金を介して製品(図示せず)に
着脱自在に係着、又は、図示しないテープを介して製品
の梱包物に貼着等されるようになっている。単一の用紙
1を使用するのは、一貫した管理が容易で、安価が期待
でき、さらに、信頼性の向上も期待し得るという理由に
基づく。また、用紙1がA4サイズの大きさに形成され
ているのは、近年の文書資料作成に有利であるととも
に、他の一般文書同様に通常のバインダーを利用したフ
ァイルや保管等にも便利であり、省スペース化にも資す
るという理由に基づくものである。また、用紙1が孔開
き116kgの紙から形成されているのは、各工程で皺に
なるのを防止でき、しかも、作業性や取扱い性等の向上
に資するという理由に基づく。さらに、白色の用紙1を
採用したのは、テストの結果、トナー等による用紙1の
汚染に拘らず、用紙1とバーコード3a・3b・3c・
4の一定反射率を確保するには、白色が最も優れていた
というテスト結果と、インデックスの役割をさせるとい
う理由とに基づくものである。
からなり、図示しない針金を介して製品(図示せず)に
着脱自在に係着、又は、図示しないテープを介して製品
の梱包物に貼着等されるようになっている。単一の用紙
1を使用するのは、一貫した管理が容易で、安価が期待
でき、さらに、信頼性の向上も期待し得るという理由に
基づく。また、用紙1がA4サイズの大きさに形成され
ているのは、近年の文書資料作成に有利であるととも
に、他の一般文書同様に通常のバインダーを利用したフ
ァイルや保管等にも便利であり、省スペース化にも資す
るという理由に基づくものである。また、用紙1が孔開
き116kgの紙から形成されているのは、各工程で皺に
なるのを防止でき、しかも、作業性や取扱い性等の向上
に資するという理由に基づく。さらに、白色の用紙1を
採用したのは、テストの結果、トナー等による用紙1の
汚染に拘らず、用紙1とバーコード3a・3b・3c・
4の一定反射率を確保するには、白色が最も優れていた
というテスト結果と、インデックスの役割をさせるとい
う理由とに基づくものである。
また、上記した完成検査表2は、第1図に示す如く、縦
横に組み合わされた複数の線と文字とから縦長に形成さ
れるとともに、用紙1の左側に印刷されている。この完
成検査表2は、少なくとも後述するバーコード4の情報
が記入され、例えば自動車に適用される場合には、始動
時に不良がないか、エンストがないか、又は、出力不足
ではないか等が検査され、清掃、交換、修正、調整等の
処置(必要事項)が記入されるようになっている。尚、
この自動車に適用される場合には、完成車品質課等で切
り取られ、且つ、保管されることとなる。また、完成検
査表2は、用紙1の一面だけではなく、適宜用紙1の両
面にも形成される。
横に組み合わされた複数の線と文字とから縦長に形成さ
れるとともに、用紙1の左側に印刷されている。この完
成検査表2は、少なくとも後述するバーコード4の情報
が記入され、例えば自動車に適用される場合には、始動
時に不良がないか、エンストがないか、又は、出力不足
ではないか等が検査され、清掃、交換、修正、調整等の
処置(必要事項)が記入されるようになっている。尚、
この自動車に適用される場合には、完成車品質課等で切
り取られ、且つ、保管されることとなる。また、完成検
査表2は、用紙1の一面だけではなく、適宜用紙1の両
面にも形成される。
一方、製品に関する所定の情報を備えた上記複数種のバ
ーコード集合体3・3A・3Bは、第1図や第2図に示
す如く、少なくとも2以上の同一種類のバーコード3a
・3b・3c(バーコード集合体3Bのみが3a・3b
・3cである)からそれぞれ形成されるとともに、この
複数のバーコード3a・3b・3cが相互に隙間なく隣
接した縦長に配置されてスキャン幅を拡大しており、用
紙1の一面に規則的にそれぞれ印刷されている。そし
て、各工程を通過する度にその一部が控え用として順次
切り取られるようになっている。例えば、第3図の個装
梱包工程(ステップ104)では、バーコード集合体3
におけるバーコード3a・3bのいずれかが切り取ら
れ、同図の出荷工程(ステップ105)では、バーコー
ド集合体3Aにおけるバーコード3a・3bのいずれか
が切り取られる。然して、切り取られたバーコードの情
報は、図示しないバーコードリーダーにより入力され
る。そして、この情報に基づいてデータベース(D/
B)に更新をかけ、各部門に組み付け指示、梱包指示、
又は、出荷指示等の指示情報や各工程の生産状況等の管
理情報が提供されるようになっている。
ーコード集合体3・3A・3Bは、第1図や第2図に示
す如く、少なくとも2以上の同一種類のバーコード3a
・3b・3c(バーコード集合体3Bのみが3a・3b
・3cである)からそれぞれ形成されるとともに、この
複数のバーコード3a・3b・3cが相互に隙間なく隣
接した縦長に配置されてスキャン幅を拡大しており、用
紙1の一面に規則的にそれぞれ印刷されている。そし
て、各工程を通過する度にその一部が控え用として順次
切り取られるようになっている。例えば、第3図の個装
梱包工程(ステップ104)では、バーコード集合体3
におけるバーコード3a・3bのいずれかが切り取ら
れ、同図の出荷工程(ステップ105)では、バーコー
ド集合体3Aにおけるバーコード3a・3bのいずれか
が切り取られる。然して、切り取られたバーコードの情
報は、図示しないバーコードリーダーにより入力され
る。そして、この情報に基づいてデータベース(D/
B)に更新をかけ、各部門に組み付け指示、梱包指示、
又は、出荷指示等の指示情報や各工程の生産状況等の管
理情報が提供されるようになっている。
他方、上記したバーコード4は、複数種のバーコード集
合体3・3A・3Bとは異なり、第1図に示す如く、ス
キャン幅を拡大できるよう単一の横長に形成され、用紙
1の一面における完成検査表2の下部近傍に印刷されて
おり、完成検査表2に包含される情報を備えている。そ
の他の部分については、バーコード集合体3・3A・3
Bと同様である。尚、上記複数種のバーコード集合体3
・3A・3Bとバーコード4とは、用紙1の一面だけで
なく、適宜用紙1の両面にも形成される。
合体3・3A・3Bとは異なり、第1図に示す如く、ス
キャン幅を拡大できるよう単一の横長に形成され、用紙
1の一面における完成検査表2の下部近傍に印刷されて
おり、完成検査表2に包含される情報を備えている。そ
の他の部分については、バーコード集合体3・3A・3
Bと同様である。尚、上記複数種のバーコード集合体3
・3A・3Bとバーコード4とは、用紙1の一面だけで
なく、適宜用紙1の両面にも形成される。
さらに、上記切取線集合体5は、第1図に示す如く、複
数の切取線5a・5b・5c・5d・5eから形成さ
れ、この複数の切取線5a・5b・5c・5d・5eが
用紙1に規則的にそれぞれ配設されており、バーコード
3a・3b・3cの切り取りを容易ならしめる機能を有
している。複数の切取線5a・5b・5c・5d・5e
は、連続した複数の細孔(ミシン目)から形成され、一
般的には打ち抜きにより形成されるが、打ち抜きに伴う
反りを防止するため、用紙1の平面に直交する方向から
押圧して形成しても良い。このように形成すれば、多数
の用紙1を積層して供給する際のフィードミスを防止す
ることが可能となる。また、複数の切取線5a・5b・
5c・5d・5eは、その複数の細孔のピッチ間隔が
5:1に設定され、バーコード3a・3b・3cを破る
ことなく切り取ることができるようになっている。この
比率は、±20%の範囲内であれば、適宜変更しても良
い。例えば、細孔が10mmの場合、ピッチ間隔は、1.
6mm〜1.4mmの範囲内であれば良い。尚、付言する
と、ピッチ間隔が1.6mmの範囲未満であると、用紙1
が破れやすくなり、取扱いに支障が生じることになる。
また、ピッチ間隔が2.4mmの範囲を越えると、間隔が
開き過ぎ、バーコード3a・3b・3cを破ることなく
切り取ることができなくなる。
数の切取線5a・5b・5c・5d・5eから形成さ
れ、この複数の切取線5a・5b・5c・5d・5eが
用紙1に規則的にそれぞれ配設されており、バーコード
3a・3b・3cの切り取りを容易ならしめる機能を有
している。複数の切取線5a・5b・5c・5d・5e
は、連続した複数の細孔(ミシン目)から形成され、一
般的には打ち抜きにより形成されるが、打ち抜きに伴う
反りを防止するため、用紙1の平面に直交する方向から
押圧して形成しても良い。このように形成すれば、多数
の用紙1を積層して供給する際のフィードミスを防止す
ることが可能となる。また、複数の切取線5a・5b・
5c・5d・5eは、その複数の細孔のピッチ間隔が
5:1に設定され、バーコード3a・3b・3cを破る
ことなく切り取ることができるようになっている。この
比率は、±20%の範囲内であれば、適宜変更しても良
い。例えば、細孔が10mmの場合、ピッチ間隔は、1.
6mm〜1.4mmの範囲内であれば良い。尚、付言する
と、ピッチ間隔が1.6mmの範囲未満であると、用紙1
が破れやすくなり、取扱いに支障が生じることになる。
また、ピッチ間隔が2.4mmの範囲を越えると、間隔が
開き過ぎ、バーコード3a・3b・3cを破ることなく
切り取ることができなくなる。
また、複数の切取線5b・5cが用紙1に縦横に形成さ
れて完成検査表2及びバーコード4と複数種のバーコー
ド集合体3・3A・3Bとを区画しているのに対し、他
の複数の切取線5a・5d・5eは、その一部がバーコ
ード集合体3・3A・3Bを形成する複数のバーコード
3a・3b・3cの間にそれぞれ介在され、同一のバー
コード3a・3b・3cの一方のみの切り取りが円滑に
できるようになっている。
れて完成検査表2及びバーコード4と複数種のバーコー
ド集合体3・3A・3Bとを区画しているのに対し、他
の複数の切取線5a・5d・5eは、その一部がバーコ
ード集合体3・3A・3Bを形成する複数のバーコード
3a・3b・3cの間にそれぞれ介在され、同一のバー
コード3a・3b・3cの一方のみの切り取りが円滑に
できるようになっている。
そしてまた、複数の切取線5a・5b・5c・5d・5
eは、同図に示す如く、用紙1の端辺における端部Hが
それぞれカットされた細孔から形成され、用紙1の損傷
防止を通じてバーコード3a・3b・3cの切り取りの
円滑化が期待できるようになっている。
eは、同図に示す如く、用紙1の端辺における端部Hが
それぞれカットされた細孔から形成され、用紙1の損傷
防止を通じてバーコード3a・3b・3cの切り取りの
円滑化が期待できるようになっている。
さらに、交差する複数の切取線5a・5b・5c・5d
・5eの交差部分Cは、第1図に示す如く、それぞれの
カットされた細孔が相互に連通重合されており、交差部
分Cにおける切り取りのずれや損傷を防止することが可
能となる。
・5eの交差部分Cは、第1図に示す如く、それぞれの
カットされた細孔が相互に連通重合されており、交差部
分Cにおける切り取りのずれや損傷を防止することが可
能となる。
然して、上記構成の管理資料票は、図示しない発行機に
発行された後、製品1台毎に係着され、各工程において
は内側に折られて、その表面の汚染が防止される。尚、
トナーの使用等に伴う汚染により、バーコードリーダー
で3回読ませても読めない場合を考慮して、キーボード
から入力できるよう、図示しないプログラムロジックが
追加されている。
発行された後、製品1台毎に係着され、各工程において
は内側に折られて、その表面の汚染が防止される。尚、
トナーの使用等に伴う汚染により、バーコードリーダー
で3回読ませても読めない場合を考慮して、キーボード
から入力できるよう、図示しないプログラムロジックが
追加されている。
上記構成によれば、単一の用紙1を使用するので、一貫
した管理が容易になるとともに、安価が期待でき、信頼
性の向上をも期待し得る。また、用紙1がA4サイズの
大きさなので、近年の文書資料作成に有利であるととも
に、他の文書同様に通常のバインダーを利用したファイ
ルや保管等にも便利であり、省スペース化にも貢献する
ことができる。また、用紙1が孔開き116kgの紙なの
で、各工程で皺になるのを防止でき、作業性や取扱い性
等を向上させることが可能となる。さらに、白色の用紙
1を採用しているので、用紙1とバーコード3a・3b
・3c・4の一定反射率を確保でき、インデックスの役
割をさせることもできる。
した管理が容易になるとともに、安価が期待でき、信頼
性の向上をも期待し得る。また、用紙1がA4サイズの
大きさなので、近年の文書資料作成に有利であるととも
に、他の文書同様に通常のバインダーを利用したファイ
ルや保管等にも便利であり、省スペース化にも貢献する
ことができる。また、用紙1が孔開き116kgの紙なの
で、各工程で皺になるのを防止でき、作業性や取扱い性
等を向上させることが可能となる。さらに、白色の用紙
1を採用しているので、用紙1とバーコード3a・3b
・3c・4の一定反射率を確保でき、インデックスの役
割をさせることもできる。
また、複数種のバーコード集合体3・3A・3Bとバー
コード4とを使用するので、レスポンスタイムの保障が
期待できる。さらに、複数のバーコード3a・3b・3
cが相互に隙間なく隣接した縦長に配置されているの
で、同時出力が可能になるとともに、スキャン幅を大幅
に拡大することが可能となる。
コード4とを使用するので、レスポンスタイムの保障が
期待できる。さらに、複数のバーコード3a・3b・3
cが相互に隙間なく隣接した縦長に配置されているの
で、同時出力が可能になるとともに、スキャン幅を大幅
に拡大することが可能となる。
さらに、複数の細孔のピッチ間隔が5:1なので、バー
コード3a・3b・3cを破ることなく切り取ることが
できる。また、複数の切取線5a・5d・5eの一部が
複数のバーコード3a・3b・3cの間にそれぞれ介在
されているので、バーコード3a・3b・3cの一方の
みを容易に切り取ることが可能となる。そいてまた、用
紙1の端辺における切取線5a・5b・5c・5d・5
eの端部Hがそれぞれ細孔から形成されているので、用
紙1の損傷防止を通じてバーコード3a・3b・3cの
切り取りの円滑化が期待できる。さらに、切取線5a・
5b・5c・5d・5eの交差部分Cにおける細孔が相
互に連通重合されているので、交差部分Cにおける切り
取りのずれや損傷を防止することが可能となる。
コード3a・3b・3cを破ることなく切り取ることが
できる。また、複数の切取線5a・5d・5eの一部が
複数のバーコード3a・3b・3cの間にそれぞれ介在
されているので、バーコード3a・3b・3cの一方の
みを容易に切り取ることが可能となる。そいてまた、用
紙1の端辺における切取線5a・5b・5c・5d・5
eの端部Hがそれぞれ細孔から形成されているので、用
紙1の損傷防止を通じてバーコード3a・3b・3cの
切り取りの円滑化が期待できる。さらに、切取線5a・
5b・5c・5d・5eの交差部分Cにおける細孔が相
互に連通重合されているので、交差部分Cにおける切り
取りのずれや損傷を防止することが可能となる。
尚、上記実施例では完成検査表2、複数種のバーコード
集合体3・3A・3B、バーコード4、及び切取線集合
体5を第1図のように配設したものを示したが、何等こ
れに限定されるものではない。また、完成検査表2、複
数種のバーコード集合体3・3A・3B、バーコード
4、及び切取線集合体5を第1図や第2図以外の形状や
レイアウトに適宜変更しても、上記実施例と同様の作用
効果を奏する。
集合体3・3A・3B、バーコード4、及び切取線集合
体5を第1図のように配設したものを示したが、何等こ
れに限定されるものではない。また、完成検査表2、複
数種のバーコード集合体3・3A・3B、バーコード
4、及び切取線集合体5を第1図や第2図以外の形状や
レイアウトに適宜変更しても、上記実施例と同様の作用
効果を奏する。
以上のように本考案によれば、一貫した管理が極めて容
易になるとともに、著しい安価が期待でき、信頼性の大
幅な向上が期待し得るという顕著な効果がある。また、
複数種のバーコード集合体を使用するので、レスポンス
タイムの確実な保障が期待できるという格別の効果があ
る。また、用紙の損傷防止を通じてバーコードの切り取
りの著しい円滑化が期待できるという特有の効果があ
る。さらに、交差部分における切り取りのずれや損傷を
確実に防止することが可能になるという優れた効果があ
る。
易になるとともに、著しい安価が期待でき、信頼性の大
幅な向上が期待し得るという顕著な効果がある。また、
複数種のバーコード集合体を使用するので、レスポンス
タイムの確実な保障が期待できるという格別の効果があ
る。また、用紙の損傷防止を通じてバーコードの切り取
りの著しい円滑化が期待できるという特有の効果があ
る。さらに、交差部分における切り取りのずれや損傷を
確実に防止することが可能になるという優れた効果があ
る。
第1図は本考案に係る管理資料票の一実施例を示す平面
図、第2図(a)、(b)は隣接したバーコードを示す
説明図、第3図は汎用工程管理システムを示す工程図で
ある。 1……用紙、2……完成検査表、3・3A・3B……バ
ーコード集合体、3a・3b・3c・4……バーコー
ド、5……切取線集合体、5a・5b・5c・5d・5
e……切取線、C……交差部分、H……端部。
図、第2図(a)、(b)は隣接したバーコードを示す
説明図、第3図は汎用工程管理システムを示す工程図で
ある。 1……用紙、2……完成検査表、3・3A・3B……バ
ーコード集合体、3a・3b・3c・4……バーコー
ド、5……切取線集合体、5a・5b・5c・5d・5
e……切取線、C……交差部分、H……端部。
Claims (1)
- 【請求項1】完成検査を含む複数の工程を通過する製品
に取り付けられる単一で矩形の用紙と、この用紙に設け
られ該完成検査時の必要事項が記入される完成検査表
と、隣接した複数のバーコードから形成されるとともに
該用紙に設けられ、各工程を通過する度に所定のバーコ
ード集合体におけるバーコードが切り取られる複数種の
バーコード集合体と、連続した複数の細孔から形成され
て該用紙に設けられるとともに完成検査表と複数種のバ
ーコード集合体とを区画し、所定の切取線が隣接した複
数のバーコードの間に介在する切取線集合体とを備え、
該切取線の細孔に基づいて用紙の端辺を切断するととも
に、交差する複数の切取線の交差部分における細孔を連
通させることを特徴とする管理資料票。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988101843U JPH0628301Y2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | 管理資料票 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988101843U JPH0628301Y2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | 管理資料票 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0222871U JPH0222871U (ja) | 1990-02-15 |
JPH0628301Y2 true JPH0628301Y2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=31331204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988101843U Expired - Lifetime JPH0628301Y2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | 管理資料票 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0628301Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002075644A1 (fr) * | 2001-03-16 | 2002-09-26 | Tani Electronics Corporation | Etiquette d'identification et article identifie |
JP4811561B2 (ja) * | 2005-04-19 | 2011-11-09 | 大日本印刷株式会社 | 無効化可能非接触icタグ |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57137930A (en) * | 1981-02-18 | 1982-08-25 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Method for inputting data to computer |
JPH078665B2 (ja) * | 1986-04-25 | 1995-02-01 | マツダ株式会社 | 車両の組付け部品検査方法 |
JPH0142199Y2 (ja) * | 1986-08-21 | 1989-12-11 | ||
JPH0533357Y2 (ja) * | 1986-12-24 | 1993-08-25 |
-
1988
- 1988-07-29 JP JP1988101843U patent/JPH0628301Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0222871U (ja) | 1990-02-15 |
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