JPH0141725Y2 - - Google Patents

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JPH0141725Y2
JPH0141725Y2 JP19399785U JP19399785U JPH0141725Y2 JP H0141725 Y2 JPH0141725 Y2 JP H0141725Y2 JP 19399785 U JP19399785 U JP 19399785U JP 19399785 U JP19399785 U JP 19399785U JP H0141725 Y2 JPH0141725 Y2 JP H0141725Y2
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JP
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fiberscope
corrugated tube
tank
observation window
observed
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  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Forwarding And Storing Of Filamentary Material (AREA)
  • Guides For Winding Or Rewinding, Or Guides For Filamentary Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、フアイバスコープやテレビカメラス
コープ等の長尺の検査用器具を誘導案内するため
の案内具に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
従来、高温等により人が容易に近づけないタン
ク外壁等の傷を検知することは困難であつた。
本考案は、従来のこのような問題点を解決し
て、タンク外壁等の傷を観察するためのフアイバ
スコープ等の長尺の検査用器具を案内する案内具
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の検査用器具の案内具は、湾曲変形自在
な波付管に、観察用窓部が、被観察部の方向に開
設されていると共に、湾曲した外面側に、屈曲用
スリツトが形成されている。
〔作用〕
上述の如く構成することにより、任意に曲げる
ことが可能となり、検査対象物の形状に合わせ
て、敷設することができる。このとき、屈曲用ス
リツトはスリツト巾を拡開、若しくは縮小させる
ことにより、該検査対象物の曲率半径の急変部に
十分対応し得る。
したがつて、上記検査対象物を観察し、外周面
の傷などを検知するには、フアイバスコープ等の
長尺の検査用器具を波付管に挿通させ、先端側の
ヘツド部を任意位置迄誘導案内すればよい。
しかして、波付管に開設されている観察用窓部
をとおして被観察部の表面の傷等の状態を観察す
ることができる。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に基づいて詳説する。
第1図乃至第4図において、1は検査対象物で
あるタンク等の外周側に敷設され、長尺の検査用
器具を任意の目的位置まで誘導案内する検査用器
具の案内具であつて、図例では上記検査対象物の
形状に対応して曲げられた状態を示している。
上記案内具1は、湾曲変形自在な波付管2に、
観察用窓部3…が、検査対象物の後述する被観察
部Aの方向に開設されていると共に、湾曲した外
面F側、すなわち、曲率中心に対する外側部分に
は所定巾にて多数の屈曲用スリツト4…が形成さ
れている。したがつて、この場合該スリツト4の
巾は拡開状態にあり案内具1の屈曲を助けてい
る。この屈曲用スリツト4は、実施例では、波の
山部5に設け、該山部5の円周のほぼ3分の1程
度となるように切欠形成した場合を示している
が、谷部6に設けるようにしてもよい。上記観察
用窓部3は上記屈曲用スリツト4と反対側の外面
Sに、軸心方向をその長手方向として所定巾で切
欠形成されている。
なお、図示実施例の上記波付管2の構造は、軸
心方向の中央部において外径側方向に膨出してい
る多数のリング状部が一体的に連設されてなる
が、これ以外に、上記山部5又は谷部6が螺線状
に形成された螺線管(図示せず)であつてもよ
い。
ここで、検査用器具の一つの具体例として、フ
アイバスコープ7について説明すると、フアイバ
スコープ7は、ライトガイドとイメージガイドと
を有する光フアイバ本体8と、該光フアイバ本体
8の基端側に固着される図外の接眼部と、該本体
8の先端側に設けられるヘツド部9(図例では側
視用対物部)とからなる。そして該ヘツド部9
は、両端側が先細状に形成される。そしてヘツド
部本体10の基端側の開口部に、上記光フアイバ
本体9の先端部が挿入される。
このようなフアイバスコープ7は、ヘツド部本
体10の周壁のうち、光投出孔11及び光受入孔
12が設けられた探査部13は、軸心に対して、
図外の遠隔操縦装置によるモータ或いはアー駆動
(図示せず)によつて回動自在に構成されている。
したがつて、検査対象物を観察するには、前述
のごとく、タンク等の外周側に敷設された案内具
1内部にフアイバスコープ7のヘツド部9を挿通
し、保持させることができる。そこで、上記探査
部13を回動し、上記光投出孔11等を前記観察
用窓部3の位置に合わせて行えばよい。第5図に
於て、光フアイバ本体8の前記ライトガイド弐先
端部から照射された光Lを、上記光投出孔11を
通して被観察部Aに照射し、該部Aからの反射光
Lを光受入部12を通して前記イメージガイドの
先端部に入光させ、前記接眼部にて、肉眼で、或
いは図示省略のマウント等を介してカメラ類に接
続して、被観察部Aを観察する。
別の実施例として、第6図に示す如く、長尺状
の帯状体からなるレール体14を、上記波付管2
の内周面15に固設し、或いは、第7図に示す様
に、上記レール体14をその前後端側からそれぞ
れ延設し、該レール体のこの延設部に、フアイバ
スコープ7のヘツド部9が挿通され、保持される
多数のガイド用リング体16…を所定ピツチにて
固着する構造としてもよく、この場合、曲率半径
の小さい急カーブの場所には波付管2の部分を、
曲率半径の大きい所には上記リング体が設けられ
た延設部をそれぞれ対応させる。このようにヘツ
ド部9の軸心に対する回動方向を一定に保持する
ための上記レール体14を設けたことに対応し
て、前記フアイバスコープ7には第10図のよう
に、該レール体14に摺動自在に嵌合する凹溝1
7を形成する。なお、レール体14としては、可
撓性ロープ等を用いるも好ましく、リング体16
…のある側を帯板状として、波付管2の端面で接
続するも好ましい。
第8図と第9図は、波付管2内部における、ヘ
ツド部9の該凹溝17とレール体14との嵌合状
態を示している。該凹溝17は前記光投出孔11
及び光受入孔12に対し、前記観察用窓部3と上
記レール体14との相対位置に対応するように配
され、その長手方向の中間部18の巾寸法は、上
記レール体14の厚さより僅かに大きく、また、
両端側程その巾寸法が大きくなるように定める。
したがつて、ヘツド部9は凹溝17の上記中間部
18を中心として僅かに揺動可能であり、これに
よつてレール体14の屈曲部でも円滑に誘導案内
される。
上記実施例においては、屈曲用スリツト4…を
波の山部5…に設けたので、スリツト4によつて
ヘツド部9が傷付くなどの不都合が生じない。
なお、実施例として、フアイバスコープの場合
のみを示したが、本考案はこれのみに限定される
ものではなく、例えば、ケーブルの先端にカメラ
(又はテレビカメラ)を設けた検査用器具等の他
の長尺の検査用器具にも適用し得るものである。
なお、上記波付管2内部に固着されたレール体
14…は、湾曲する波付管2の中立面に沿つて配
設するのが、湾曲変形を容易とするうえで好まし
いが、各敷設現場で取付けることとすればこのよ
うな配慮は不要である。また、観察用窓部3…及
び屈曲用スリツト4…についても、敷設する現場
において形成し、加工することにより、自在に敷
設することができる。また観察用窓部3…は屈曲
用スリツト4…に対して図例の180度反対側に限
定されず、90度等に円周方向の位置は、自由に変
更できる。
なお、スリツト4の円周方向の長さは上述の3
分の1に限定されないことは勿論であり、増減自
由である。
上述の如く構成された検査用案内具1によれ
ば、高温により人が容易に近づけないタンクが内
蔵された屋内の天井、床、壁等に敷設し、さらに
検査対象物たるタンク等の外周に沿うように敷設
することにより、フアイバスコープ7のヘツド部
9を適宜位置迄誘導案内することができ、タンク
等の外壁の傷を検知することが可能である。
〔考案の効果〕
このように本考案によれば、湾曲変形自在な波
付管2の湾曲した外面F側に、屈曲用スリツト4
…を形成したことにより、屈曲性が極めて良好と
なり、したがつて、検査対象物の外形形状が局部
的に急変化した部分であつても、これに十分対応
してなめらかに敷設することができ、検査用器具
をなめらかに誘導案内し得る。
さらに、波付管2に観察用窓部3…を設けたこ
とによつて、フアイバスコープ7等の長尺の検査
用器具を、例えば人の近寄に難いような高温場に
設置されたタンク等の検査対象物がある所定の目
的場所迄誘導案内することができ、そのタンクの
外周側に敷設すれば、該タンク壁面の任意の位置
を観察することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る一実施例を示す正面図、
第2図は背面図、第3図は第1図における−
線断面図、第4図は同−線断面図、第5図は
フアイバスコープによる被観察部の観察方法を示
す側面図、第6図は別の実施例を示す正面図、第
7図はさらに別の実施例を示す斜視図、第8図は
第7図における−線断面図、第9図は同−
線断面図、第10図はフアイバスコープに形成
された凹溝を示す底面図である。 1……検査用器具の案内具、2……波付管、3
……観察用窓部、4……屈曲用スリツト、A……
被観察部、F,S……外面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 湾曲変形自在な波付管に、観察用窓部が、被観
    察部の方向に開設されていると共に、湾曲した外
    面側に、屈曲用スリツトが形成されていることを
    特徴とする検査用器具の案内具。
JP19399785U 1985-12-16 1985-12-16 Expired JPH0141725Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19399785U JPH0141725Y2 (ja) 1985-12-16 1985-12-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19399785U JPH0141725Y2 (ja) 1985-12-16 1985-12-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62100962U JPS62100962U (ja) 1987-06-27
JPH0141725Y2 true JPH0141725Y2 (ja) 1989-12-08

Family

ID=31150549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19399785U Expired JPH0141725Y2 (ja) 1985-12-16 1985-12-16

Country Status (1)

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JPS62100962U (ja) 1987-06-27

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