JP3033600B2 - 配管カバー - Google Patents

配管カバー

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JP3033600B2
JP3033600B2 JP2267339A JP26733990A JP3033600B2 JP 3033600 B2 JP3033600 B2 JP 3033600B2 JP 2267339 A JP2267339 A JP 2267339A JP 26733990 A JP26733990 A JP 26733990A JP 3033600 B2 JP3033600 B2 JP 3033600B2
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pipe cover
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悟弘 古川
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  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (利用分野) 本発明は水、温水などを輸送するのに用いる管体の配
管カバーであって、主としてプラスチックパイプに適用
するのに好適な配管カバーに係るものである。
(従来技術) 近年、高層住宅などにあっては水、温水などの輸送配
管をコンクリート壁内へ埋め込まずに、コンクリート面
と浮床間の空間を利用して管類をそのままコンクリート
面上に露呈させて配管する方法がとられるようになって
きた。
そしてこの配管にあっては、これを保護し或は管体の
周囲の断熱効果をもたらすために、プラスチック製のパ
イプカバー即ち鞘管が管体の周囲にはめられている。
しかるに、この配管類を接続する際には、この鞘管の
先端は切り取らなければ接続できない。
従って、この鞘管が切り取られた部分を保護するため
に他の部材をここに当てがわなくてはならなくなる。
このため、特にウレタンフォームや発泡スチロール等
を保湿材として鞘管の欠落個所に巻きつけたり、ガラス
ウールなどの保温材を巻きつけたりしている。
これらはいずれも粘着テープ等をもって後で固定する
ものである。
他の方法としては使用した鞘管と同種のものを用い、
これを縦割りとし、これを鞘管の欠落個所にはめこみ、
粘着テープ等で止めているのが実際の作業工程である。
第1図は管体1と管体2とに接続した例を示すが、例
えば管体1は床下にあり、管体2は床上に立上がると考
えてよい。
しかるにこの場合、例えば接続継手の一種である両雄
ソケット3によって接続されるが、管体1には鞘管4が
はめられてはいるが、このソケット3との接続のために
その先端部、ソケット3からみると10〜50cm程鞘管4が
切り取られることになる。
この切取部はどうしても接続に必要なスペースであ
り、この鞘管のない部分を保温材等で処理しなくてはな
らないのである。
第2図はこの部分をウレタンフォーム5をもって管体
1に保温処理をなした例を示し、第3図には保温材とし
てのウレタンフォーム5の単体を例示したものである。
この例ではウレタンフォーム5を2つ割りし、中央に
管体1とほぼ同型の凹溝6を形成したもので、これを当
てがった後に粘着テープ等(図示せず)で固定するもの
である。
第4図は別例を示し、前記のウレタンフォーム5に代
わって、この部分に当てがわれる短尺鞘管7を示し、こ
れは縦割り8とされ、ここを利用して管体1に短尺鞘管
7をはめこみ、その後粘着テープ等でこれを固定するこ
ととなるのである。
(課題) 本発明は、このように施工性に手間のかかる従来技術
の改善をその課題としたものであり、テープ止め等の後
作業を必要とせずワンタッチで固定でき、更にはメンテ
ナンス時における取り外しも簡単にできる配管カバーを
提供することを目的としている。
(構成) 本発明は以上の目的のために鋭意開発を進めた結果、
次の手段を採用することにより課題を解決したものであ
る。
即ち、流体を輸送する管体と、その先端に装着した接
続継手とを有し、該管体には管体保護用の蛇腹状の鞘管
が嵌合され、この鞘管の先端に配管カバーが装着された
配管構造において、配管カバーが前記鞘管の外周に嵌合
された胴部と前記接続継手に対するカバー部とからな
り、胴部よりもカバー部を短くすると共に接続継手に向
かってスライド可能とし、カバー部に近い胴部をにぎる
ことによってカバー部が拡径してカバー部にて接続継手
の外面を覆ってなる筒状配管カバーであって、好ましく
は、筒状配管カバーの内周面に係止突起を備えてなるこ
とをその要旨とするものである。
(作用) 本発明においては、予め鞘管の切り落された先端に本
発明による配管カバーを装着して接続継手に管体を接続
するものであり、その後この配管カバーを接続継手に向
かってスライドさせ、継手にその一方端のカバー部をか
ぶせて固定するものであって、好ましくはこの配管カバ
ーを固定するために、その内周面にはこの継手或は鞘管
に対して突起が備えられていて、これによって固定が完
了されるものである。
従って、本発明においては配管カバーの太さは鞘管に
対してスライド可能とすることを要件とすることから、
これと同径か又はやや大きめの径をもつものが利用で
き、突起も輪状のもの、乳頭状のもの、或は鞘管と類似
の蛇腹状のもの等が考えられる。
そして突起が前者の場合、鞘管との間で固定がなされ
る場合にあっては、鞘管の蛇波当に対して1〜3個程度
のピッチをあけて、輪状又は乳頭状の突起が形成される
と固定がしやすいものである。
又、この配管カバーの両端部を内側に曲げることによ
ってこの固定用の突起とすることも可能である。
なお、本発明の配管カバーは例えばゴム、ウレタン、
塩化ビニル等の材質で製造される。
第5図は本発明の基本型による概念図を示したもので
あり、管体10及び管体11間に接続継手であるソケット12
が接続されており、この管体10には鞘管13が嵌合されて
いる。
そしてその鞘管13の先端14はこの接続工事のために切
り取られて、ソケット12との間に空間を生じているが、
この空間の長さを覆うに足る長さの胴部15aをもつ配管
カバー15がこの鞘管13の先端14に予め嵌め込まれてお
り、ソケット12に管体10及び11が接続された後に、第6
図に示すように配管カバー15がソケット12方向に向けて
スライド(矢印)されてソケット12をカバー部15bにて
覆うものである。
そして図示はしないが、鞘管13の蛇腹に対して固定の
ための突起がこの配管カバー15の内周に備えられるもの
である。
(具体例) 以下図面をもって本発明を更に詳述することとする。
第7図は本発明の第1実施例の塩化ビニル製の配管カ
バー20の一部切欠き側面図である。
図において21は鞘管(図示せず)の外周面に嵌合する
胴部であって、22はこの胴部21に連なる継手カバー部で
ある。ここで、図示の通り、継手カバー部22は胴部21よ
りも短くなっている。なお、配管カバー20の厚さは0.1
〜5mm程度が採用されるが、この例では1mmの厚さを有し
ている。
この例では接続継手(図示せず)が鞘管よりもやや小
径の場合に適用されるものであり、従って配管カバー20
の胴部21よりも継手カバー部22の方がやや小径となって
おり、接続継手に対して矢印の方向にスライド可能とさ
れたもので、接続継手の外面を継手カバー部22によって
覆って配管カバー20が支持されることとなる。
そして胴部21の内周側には2連の突起23が2個所備え
られていて、これは鞘管の蛇腹へ嵌合して固定されるた
めのものである。
第8図はこの突起部分の拡大断面端部を示している。
この突起の高さは1〜3mm程度で十分である。
尚、前記したように突起23は、配管カバー20の半径方
向に向けて輪状であっても所望間隔おきに配される乳頭
状の突起であってもよいが、この例では輪状突起を示し
たものである。
又、配管カバー20の両端は第9図に示すようにやや内
周側に向けて突起24を形成するのがよく、これは胴部21
にあっては鞘管の蛇腹部に嵌合するものであり、継手カ
バー部22にあってはソケット等をカバーしてその先端が
ソケットの外面にはめ合わされて固定されるのに供され
る。
この胴部21の突起23は前述したように鞘管の蛇腹に嵌
合するものであって、突起23、23間はこの鞘管の蛇腹ピ
ッチの倍数に設定されるのが好ましい。
この配管カバー20にあっては、継手方向に向って鞘管
外周上をスライドさせて継手の外表面を継手カバー部22
にて覆うが、この際、継手カバー部22に近い胴部21をに
ぎることによって継手カバー部22が拡径し容易に継手と
のはめ合いができることとなる。
第10図は本発明の配管カバー20の第2実施例であっ
て、この例では接続継手が鞘管よりも大径のものに使用
される例である。従って、継手カバー部22が胴部21より
も大径をなしている。これ以外は前例と同様である。
(効果) 本発明は以上のような構成を採用したが故に、予め鞘
管の先端にこれを装着し、その後これをスライドさせる
だけで接続部の保護、保温が完全に成されることとな
り、これはまた簡単に取り外すことも可能であって、施
工時に便利なだけでなくメンテナンス上も特に優れた施
工性を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の管体と管体との接続例を示す側面図、第
2図はウレタンフォームをもって保温処理をなした際の
側面図、第3図はこのウレタンフォームの斜視図、第4
図は前記のウレタンフォームに代わって使用される短尺
鞘管の斜視図、第5図〜第6図は本発明の基本型による
概念図、第7図は本発明の第1実施例の配管カバーの一
部切欠き側面図、第8図は胴部の突起部分の拡大断面端
図、第9図はカバーの端部の突起部分の拡大断面端図、
第10図は本発明の配管カバーの第2実施例における配管
カバーの一部切り欠き側面図である。 1、2、10、11……管体 3、12……ソケット(接続継手) 4、13……鞘管 5……ウレタンフォーム 7……短尺鞘管 15、20……配管カバー 21、……胴部 22、……継手カバー部 23、24……突起

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体を輸送する管体と、その先端に装着し
    た接続継手とを有し、該管体には管体保護用の蛇腹状の
    鞘管が嵌合され、この鞘管の先端に配管カバーが装着さ
    れた配管構造において、配管カバーが前記鞘管の外周に
    嵌合された胴部と前記接続継手に対するカバー部とから
    なり、胴部よりもカバー部を短くすると共に接続継手に
    向かってスライド可能とし、カバー部に近い胴部をにぎ
    ることによってカバー部が拡径してカバー部にて接続継
    手の外面を覆ってなる筒状配管カバー。
  2. 【請求項2】前記筒状配管カバーの内周面に係止突起を
    備えてなる請求項1記載の筒状配管カバー。
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