JPH0141582Y2 - - Google Patents

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JPH0141582Y2
JPH0141582Y2 JP15919885U JP15919885U JPH0141582Y2 JP H0141582 Y2 JPH0141582 Y2 JP H0141582Y2 JP 15919885 U JP15919885 U JP 15919885U JP 15919885 U JP15919885 U JP 15919885U JP H0141582 Y2 JPH0141582 Y2 JP H0141582Y2
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fitting recess
core
lid
blade
locking
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JP15919885U
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は刀身を交換することができる包丁や
ナイフ等の刃物類において、それらの着脱構造に
関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の刃物類においては柄に対する刀
身の着脱にネジを利用していた。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、ネジの回動操作が面倒であり、操作
上大変不便であつた。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案は上記問題点を解決するためになされ
たものであつて、柄1には刀身25の中子26が
嵌め込まれる嵌着凹所3を形成するとともに、同
嵌着凹所3を閉塞する蓋16を回動可能に取り付
け、この嵌着凹所3内には先端に頭部5aを備え
た係止突起5を設け、刀身25の中子26にはこ
れを前記嵌着凹所3に嵌め込んだとき前記係止突
起5が挿通される着脱孔27を透設するととも
に、この係止突起5によつて係止される係止孔2
8を前記着脱孔27と連続して透設し、前記蓋1
6には前記嵌着凹所3を閉塞したとき前記着脱孔
27に係入される係止ピン19を突設したもので
ある。
(作用) 刀身の中子を柄の嵌着凹所に取着する際には、
蓋を嵌着凹所から引き起こし、中子を嵌着凹所に
嵌め込み、中子の着脱孔を嵌着凹所の係止突起に
嵌合させる。その後、中子を移動させてこの係止
突起を中子の係止孔に係合させる。そして、蓋に
より嵌着凹所を閉塞し、蓋の係止ピンを中子の着
脱孔に係入させる。
又、再び蓋を柄の嵌着凹所から引き起こし、中
子を移動させた後嵌着凹所の係止突起から中子の
着脱孔を抜くと、刀身を柄から離脱させることが
できる。
(実施例) 以下、この考案を具体化した一実施例を第1図
〜第7図に従つて説明する。
第1図〜第3図において、1は柄であつて、そ
の中央部から先端側には隔壁2を介して嵌着凹所
3と支持凹所4とが凹設されている。5は前記嵌
着凹所3内の先端側に突設された係止突起であつ
て、その先端には頭部5aが設けられている。6
は同じく嵌着凹所3内においてこの係止突起5よ
りも基端側に隣接して形成された係止凹部、7は
同じく嵌着凹所3内において前記隔壁2から先端
側へ延設された位置決め突部であつて、その両側
に位置決め凹部7aが形成されている。
8は前記支持凹所4内において突設された二条
の支持壁であつて、その上面には第2図に示すよ
うに前記隔壁2まで連続する円弧状の支持面8a
が形成されている。9はこの支持壁8の両側にお
いて支持面8aに対応して形成されたガイド溝、
10は前記両支持壁8間に形成されたボルト挿入
溝であつて、その基端側にはナツト11aを支持
するナツト支持段部11が形成されている。12
はボルト挿入溝10の基端部両側においてナツト
支持段部11に連続して形成された係止凹部であ
る。
13は前記支持凹所4の基端に重合された複数
個の長さ調節用ブロツクであつて、ボルト14が
挿通されている。そして、このボルト14は前記
ボルト挿入溝10に突出されて前記ナツト支持段
部11内のナツト11aに螺合されるようになつ
ている。
16は前記嵌着凹所3を閉塞する蓋であつて、
その基端部には前記支持凹所4内の支持面8a上
に載せられる円弧状の支持板部17が延出形成さ
れている。17aはこの支持板部17の基端両側
に突設されたガイド突起であつて、前記支持凹所
4のガイド溝9内を移動可能になつている。第4
図に示すように18は前記蓋16の内面中央部に
固着された永久磁石、19は同じく蓋16の内面
においてこの永久磁石18の先端側に隣接して突
設された係止ピン、20は前記蓋16の先端内面
に切欠形成された指掛部である。
21は前記支持凹所4を閉塞する押え板であつ
て、先端側内面には第2図に示すように前記蓋1
6の支持板部17に対し係合する円弧状の押え面
22が形成されている。23は前記押え板21の
基端側内面に突設された一対の固定部であつて、
前記支持凹所4の係合凹部12に嵌入され、前記
ボルト14の締付けでナツト11aによつて挟持
固定されるようになつている。従つて、前記蓋1
6の支持板部17は支持壁8と押え板21との間
で摺接回動可能に保持され、その摺接回動範囲は
前記支持板部17のガイド突起17aと隔壁2の
両端部とにより規制される。そして、第2図に示
すように蓋16が嵌着凹所3を閉塞した状態では
支持板部17が支持面8aと押え面22との間に
没入し、又、第7図に示すように蓋16を回動さ
せて開いた状態では支持板部17のガイド突起1
7aの設けられていない側が露出するようになつ
ている。
25は基端部に中子26を備えた刀身であつ
て、同中子26には大径の着脱孔27と小径の係
止孔28とが連続して透設されている。29は同
中子26の基端側に形成された切欠部であつて、
その両側には位置決め脚部29aが形成されてい
る。
さて、刀身25の中子26を柄1の嵌着凹所3
に取着する際には、まず、蓋16の指掛部20に
爪を掛けて第7図に示すように蓋16を嵌着凹所
3から引き起す。次に、第5図に示すように中子
26を嵌着凹所3に嵌め込み、中子26の着脱孔
27を嵌着凹所3の係止突起5に嵌合させるとと
もに、中子26の切欠部29を嵌着凹所3の位置
決め突部7に嵌合して位置決め脚部29aを位置
決め凹部7aに挿入する。その後、第6図及び第
7図に示すように中子26をA矢印方向へ移動さ
せて係止突起5を中子26の係止孔28に係合さ
せる。この状態では、中子26が嵌着凹所3内に
位置決めされるとともに、係止孔28が頭部5a
に係止されて中子2が上方へ抜けるのを防止す
る。
次に、第2図に示すように蓋16により嵌着凹
所3を閉塞すると、蓋16の係止ピン19は中子
26の着脱孔27を通して嵌着凹所3の係止凹部
6に係入され、中子26が反A矢印方向へ移動す
るのを阻止する。又、蓋16の永久磁石18は中
子26を吸着し、蓋16が嵌着凹所3内に保持さ
れる。
逆に、刀身25と柄1とを離脱させる場合に
は、第7図に示すように蓋16を嵌着凹所3から
引き起す。このとき、係止孔28が係止突起5の
頭部5aに係止されているので、刀身25は自身
の重みによつて嵌着凹所3から落下することはな
く、大変安全である。次に、刀身25を反A矢印
方向へずらせば、係止突起5を中子26の着脱孔
27から抜くことができるので、刀身25を嵌着
凹所3より容易に離脱させることができる。
特に、本実施例では、柄1に対する刀身25の
着脱に際しネジの回動操作が全く不要であり、着
脱孔27と係止孔28を連続して設けたことによ
り、蓋16を開いたときには中子26を移動させ
て容易に刀身25の着脱ができるとともに、蓋1
6を閉じれば係止ピン19を着脱孔27と係合さ
せて刀身25のズレを防止できる。
(別例) なお、この考案の要旨とは関連しないが、第8
図〜第11図に示すように構成してもよい。すな
わち、刀身25の中子26には係止孔28のみが
設けられ、又、嵌着凹所3内には形状記憶合金に
て形成された係止突起35が設けられている。こ
の係止突起35は二叉状の頭部35aを有し、60
〜80℃の熱湯をかければ、第8図及び第9図に示
すように前記頭部35aが互いに閉じ、又、常温
においては第10図及び第11図に示すように同
頭部35aが互いに開くようになつている。一
方、蓋16の係止ピン19は必要がなく、他の構
成は第一実施例の場合と同様である。従つて、第
8図及び第9図の状態で中子26の係止孔28を
係止突起35に係入した後、第10図及び第11
図に示すように頭部35aが互いに開くと、中子
26の係止孔28がこの頭部35aに係止され
る。逆に、第8図及び第9図に示す状態に戻せ
ば、中子26を係止突起35から抜くことができ
る。
考案の効果 以上詳述したように本考案においては、柄に対
する刀身の着脱に際しネジの回動操作が全く不要
であり、蓋を開いて刀身を移動させれば刀身を容
易に着脱できる。しかも、柄の嵌着凹所内に設け
られた係止突起の頭部が中子の係止孔を係止する
ので、蓋を開いたときに刀身が自重により落下す
るといつた危険を回避できる。又、蓋を閉じれば
その係止ピンを中子の着脱孔と係合させて刀身を
柄の嵌着凹所内に保持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本考案の一実施例を示し、第
1図は刃物の組立正面図、第2図は第1図のX−
X線における部分断面図、第3図は刃物の分解正
面図、第4図は蓋の内面を示す図、第5図は蓋を
引き起こして中子を嵌め込む途中段階を示す刃物
の正面図、第6図は第5図に示す状態から中子を
完全に嵌め込んだ状態を示す刃物の正面図、第7
図は第6図のY−Y線における部分断面図、第8
図〜第11図は本考案の要旨とは関連しない別例
を示す部分図面である。 柄……1、嵌着凹所……3、係止突起……5、
頭部……5a、蓋……16、永久磁石……18、
刀身……25、中子……26、着脱孔……27、
係止孔……28。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 柄1には刀身25の中子26が嵌め込まれる
    嵌着凹所3を形成するとともに、同嵌着凹所3
    を閉塞する蓋16を回動可能に取り付け、この
    嵌着凹所3内には先端に頭部5aを備えた係止
    突起5を設け、刀身25の中子26にはこれを
    前記嵌着凹所3に嵌め込んだとき前記係止突起
    5が挿通される着脱孔27を透設するととも
    に、この係止突起5によつて係止される係止孔
    28を前記着脱孔27と連続して透設し、前記
    蓋16には前記嵌着凹所3を閉塞したとき前記
    着脱孔27に係入される係止ピン19を突設し
    たことを特徴とする刃物類における柄と刀身と
    の着脱構造。 2 蓋16は柄1の嵌着凹所3を閉塞したとき刀
    身25の中子26を吸着する永久磁石18を備
    えたものである実用新案登録請求の範囲第1項
    に記載の刃物類における柄と刀身との着脱構
    造。
JP15919885U 1985-10-17 1985-10-17 Expired JPH0141582Y2 (ja)

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JPS6268781U JPS6268781U (ja) 1987-04-30
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