JPH0214740Y2 - - Google Patents

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JPH0214740Y2
JPH0214740Y2 JP7335387U JP7335387U JPH0214740Y2 JP H0214740 Y2 JPH0214740 Y2 JP H0214740Y2 JP 7335387 U JP7335387 U JP 7335387U JP 7335387 U JP7335387 U JP 7335387U JP H0214740 Y2 JPH0214740 Y2 JP H0214740Y2
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JP
Japan
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blade
main body
replaceable blade
positioning
recess
Prior art date
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Expired
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JP7335387U
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JPS63179963U (ja
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Priority to JP7335387U priority Critical patent/JPH0214740Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は使い捨て可能な取替刃を有するはさみ
の改良に関する。
B 従来の技術 一般にはさみは全体が金属性のものが多く刃の
部分に鋼が使用されて一体形成されている。そし
て切れ味が低下すると研ぐ必要が生ずるが、多大
の時間と手間が懸るうえ高度の熟練を要する作業
であつた。このため従来のはさみでは、それを常
時使用する人(例えば理髪師)にとつてその管理
保全が極めて大きな要素を占める。この実状に鑑
み、上記時間と手間を省き、管理保全を簡素化す
るよう、本体に別体の取替刃をねじにより固定さ
せたはさみが公知となつている。
C 考案が解決しようとする問題点 しかして、上記別体の替刃を取り付けたはさみ
は、替刃交換に際し、本体の組付ねじを取り除い
て本体相互の組付けを外さねばならず、また、替
刃を本体に装着するには、複数本の替刃固定ねじ
を用いて固定するような構造となつていた。これ
らのねじ、特に組付ねじの脱着には大変な手間が
懸かるうえ、替刃の本体への位置決めが難しく、
替刃が正確に取り付けられないと全く切れなくな
るなどの問題点が多い。このため別体の替刃を持
つはさみは実用されていない。
本考案は上記従来のはさみの問題点を解決し、
その管理保全が容易で替刃の装脱が正しく、ワン
タツチで行える取替刃を備えた実用性に富むはさ
みを提供することを目的とする。
D 問題点を解決するための手段 上記目的を達成するため本考案の構成は次のと
おりとする。即ち、開閉自在に組付けられた一対
の本体10,10と、各本体に替刃固定手段30
を介して着脱自在とされた替刃20とからなり、
前記本体10は刃側および背側に設けられた位置
決め切欠12と、前記刃側位置決め切欠12aに
突設された位置決めピンとを有し、前記替刃20
は本体10の替刃装着部10bに嵌合可能とされ
た添接凹部22と前記替刃20の元側に設けられ
て、前記本体10の位置決め切欠12に嵌合され
る刃側および背側位置決め突部23a,23b
と、該刃側突部23aに設けられ、前記位置決め
ピン13に嵌合可能な位置決めピン穴24とを有
し、前記替刃固定手段30は本体10の摺接面側
に設けられた組付凹部31と、該組付凹部に設け
られたガイド33と、前記本体10の厚み方向に
貫設され前記組付凹部31に至る雌片受孔32
と、前記替刃20の添接凹部22に突設される係
止雌片34と、前記ガイド33により摺動自在と
された係止雌片35とを有することである。
E 作用 本体の位置決めピンに対して替刃のピン穴を嵌
合させ、前記ピンを軸として替刃を回動させて本
体に添接凹部を密着させて位置決めが行われる。
次に係止雄片を本体先端側へ移動させることによ
り係止雄片が係合して替刃の固定がなされて組付
けを完了する。
F 実施例 以下本考案を図面に示す一実施例に基づいて説
明する。
第1図および第2図に示す如く本考案の洋ばさ
みは、組付ねじ1によつて組付けられた一対の金
属性本体10と、各本体に替刃固定手段30を介
して着脱自在とされた替刃20とからなる。
しかして、前記本体10は元側の操作部10a
と先側の替刃装着部10bとが一体形成されてな
り、替刃装着部10bには、前記組付ねじ1が挿
通されるねじ孔と元側の刃側および背側に設けら
れた位置決め切欠12a,12bと、刃側切欠1
2aの底に組付ねじ1に対し筋違いに直交する方
向に突設された位置決めピン13とが設けられて
いる。
替刃20は前記替刃装着部10bに嵌合可能と
された添接凹部22と、該替刃20の元側に形成
され、前記刃側切欠12aおよび背側切欠12b
にそれぞれ嵌合される刃側位置決め突部23aお
よび背側位置決め突部23bとを有し、前記刃側
突部23aには、該突部の長さ方向に沿つて前記
位置決めピン13に嵌合可能な位置決めピン穴2
4が設けられている。また、替刃20には組付け
ねじ1に重なる位置にねじ逃孔26が貫設され
る。本実施例によると替刃20は、切刃21と、
前記元側突部23を含む元側の刃側縁25aおよ
び背側縁25bに鋼が用いられる以外、アルミニ
ユームなどの軽金属からなる。
替刃固定手段30前記替刃20を本体10に嵌
合固定させるためのものであり、前記本体10の
先端部で本体が互いに摺接する面側に設けられた
組付凹部31と、該組付凹部内に本体の長さ方向
に並列してコ字状に突設された第1ガイド33
a,第2ガイド33bからなるガイド33と、本
体の厚み方向に貫設されて組付凹部31に至る雌
片受孔32と、前記替刃20の添接凹部22にコ
字状に突設されて前記受孔32に挿通される係止
雌片34と、前記第1および第2ガイドに誘導さ
れて本体10の長さ方向に沿つて摺動して前記係
止雌片34に進入自在とされた係止雄片35とか
らなる。係止雄片35にはその移動を容易にする
ためのつまみ35aが設けられている。
本体10に替刃20を組付けるには、前記位置
決めピン13に対して替刃10のピン穴24を嵌
合させて、前記ピン13を軸として替刃20を回
動させて本体10に添接凹部22が密着するよう
組付けることにより、替刃20の刃側突部23a
は本体10の刃側切欠12aに同様にして背側突
部23bは背側切欠12bに位置決めされるとと
もに、係止雌片34は雌片受孔32を貫通して本
体10の裏面から突出する。この状態において、
つまみ35aを介したて係止雄片35を本体先端
側へ移動させることにより、これら係止雌雄片3
4,35が係合して固定が行われる。替刃20を
取り外す際は、前記と逆の順序による。
このように替刃20は何等技術を要することな
く、短時間に容易に本体10への脱着が行われる
ので、刃を研ぐ必要がなく、替刃することによつ
ていつまでも良好な切れ味が保持される。切れな
くなつた替刃は廃棄される。
替刃20は切刃21を除いた部分で上記実施例
のアルミニウムに代えて、定価格のプラスチツ
ク、鉄なども用いられる。また本体はプラスチツ
ク、鉄、ステンレススチール、軽合金を単独か、
またはこれらを混在させて用いてもよい。
替刃20を安い材料で手間をかけず製作するこ
とにより、その価格が安くなり、使い捨て効果が
高まる。
替刃固定手段30として第3図に示されるよう
に、係止雄片35を組付凹部31の側壁に形成さ
れたガイド33に沿つて摺動させるものも用いら
れる。
G 考案の効果 本考案のはさみは以上の如く、開閉自在に組付
けられた一対の本体10,10と、各本体に替刃
固定手段30を介して着脱自在とされた替刃20
とからなり、前記本体10は刃側および背側に設
けられた位置決め切欠12と、前記刃側位置決め
切欠12aに突設された位置決めピンとを有し、
前記替刃20は本体10の替刃装着部10bに嵌
合可能とされた添接凹部22と前記替刃20の元
側に設けられて、前記本体10の位置決め切欠1
2に嵌合される刃側および背側位置決め突部23
a,23bと、該刃側突部23aに設けられ、前
記位置決めピン13に嵌合可能な位置決めピン穴
24とを有し、前記替刃固定手段30は本体10
の摺接面側に設けられた組付凹部31と、該組付
凹部に設られたガイド33と、前記本体10の厚
み方向に貫設され前記組付凹部31に至る雌片受
孔32と、前記替刃20の添接凹部22に突設さ
れる係止雌片34と、前記ガイド33により摺動
自在とされた係止雌片35とを有する。従つて、
替刃の装脱は組付ねじを取り外す必要がないう
え、替刃固定ねじもなく雌雄片嵌合によつてワン
タツチで短時間に手間をかけないで実施できる。
しかも本体に対する替刃の位置決めが誰にでも正
確に行える。このため替刃の取り替えが簡単かつ
容易であり、実用性に富む。そのうえ、はさみを
使う頻度の高い職業の人にとつて、はさみの管理
保全が極めて簡略化されることとなり、省力化に
大きく寄与することとなつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部分解斜視
図、第2図は替刃の要部斜視図、第3図は替刃固
定手段の他の実施例を示す拡大斜視図である。 10……本体、10b……替刃装着部、12…
…位置決め切欠、12a……刃側位置決め切欠、
13……位置決めピン、20……替刃、22……
添接凹部、23……刃側突部、23b……背側突
部、24……組付凹部、33……ガイド、34…
…係止雌片、35……係止雄片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開閉自在に組付けられた一対の本体10,10
    と、各本体に替刃固定手段30を介して着脱自在
    とされた替刃20とからなり、前記本体10は刃
    側および背側に設けられた位置決め切欠12と、
    前記刃側位置決め切欠12aに突設された位置決
    めピンとを有し、前記替刃20は本体10の替刃
    装着部10bに嵌合可能とされた添接凹部22と
    前記替刃20の元側に設けられて、前記本体10
    の位置決め切欠12に嵌合される刃側および背側
    位置決め突部23a,23bと、該刃側突部23
    aに設けられ、前記位置決めピン13に嵌合可能
    な位置決めピン穴24とを有し、前記替刃固定手
    段30は本体10の摺接面側に設けられた組付凹
    部31と、該組付凹部に設けられたガイド33
    と、前記本体10の厚み方向に貫設され前記組付
    凹部31に至る雌片受孔32と、前記替刃20の
    添接凹部22に突設される係止雌片34と、前記
    ガイド33により摺動自在とされた係止雄片35
    とを有することを特徴とするはさみ。
JP7335387U 1987-05-15 1987-05-15 Expired JPH0214740Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7335387U JPH0214740Y2 (ja) 1987-05-15 1987-05-15

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JP7335387U JPH0214740Y2 (ja) 1987-05-15 1987-05-15

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Publication Number Publication Date
JPS63179963U JPS63179963U (ja) 1988-11-21
JPH0214740Y2 true JPH0214740Y2 (ja) 1990-04-20

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JP7335387U Expired JPH0214740Y2 (ja) 1987-05-15 1987-05-15

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