JPS5936217Y2 - 二枚刃安全かみそり - Google Patents

二枚刃安全かみそり

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Publication number
JPS5936217Y2
JPS5936217Y2 JP12026579U JP12026579U JPS5936217Y2 JP S5936217 Y2 JPS5936217 Y2 JP S5936217Y2 JP 12026579 U JP12026579 U JP 12026579U JP 12026579 U JP12026579 U JP 12026579U JP S5936217 Y2 JPS5936217 Y2 JP S5936217Y2
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JP
Japan
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blade
beard
base
removing member
safety razor
Prior art date
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Expired
Application number
JP12026579U
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JPS5637974U (ja
Inventor
多茂留 浅野
Original Assignee
株式会社貝印刃物開発センター
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社貝印刃物開発センター filed Critical 株式会社貝印刃物開発センター
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はホルダ基台と天板との間に前後動可能に装着
される刃台に固定された上刃体と下刃体間にひけカス排
除部材を介在させ、同刃台を前後動させることによって
同上下両刃体がホルダ基台と天板との間から出没する二
枚刃安全かみそりに関するものである。
本出願人がすでに提案している二枚刃安全かみそりの上
下両刃体間に介装されるひげカス排除部材は、その下面
に同排除部材がホルダ基台に対して固定されるようにホ
ルダ基台と係合する係止突起が下方に突設形成されてい
た。
従って同排除部材の下側に配設された前後動する下刃体
及び刃台には前記排除部材の係止突起をホルダ基台まで
前後動する際障害とならないように貫通させるべく切欠
凹部若しくは貫通孔を形成しなければならず、各部材の
製作は精度を必要としかつ手間のかかるとともにその組
付けは非常に面倒であった。
この考案の目的は前記欠陥を解消し、二枚刃安全かみそ
りの各部材の構成を簡単にでき、かつ組付は作業を簡略
化することができる二枚刃安全かみそりを提供するにあ
る。
以下この考案を具体化した二枚刃安全かみそりの一実施
例を図面に基づいて説明する。
11はホルダ12の上端に対して一体に成型された基台
であって、その上面周囲には左右両側枠13、前枠14
及び後枠15が形成されている。
そして、前記両側枠13の外側にはし状の係合溝13
aが形成されているとともに、同両側枠13の前端部上
面及び中央部上面にはそれぞれ断面口状の嵌着溝13
b及び嵌合溝13 Cが形成されている。
16は同両側枠13先端部間に対し一体架設されたガー
ド部材であって、その上面には長手方向に数条の小突条
16 aが形成されている。
17は前記基台11上面の両側において前後両枠14,
15間に突設された一対のガイドレールであって、うち
一方は断面長四角形状に形成され、他方は断面台形状に
形成されている。
21は後枠15の中央部を切欠いて形成した操作凹部で
あって、第2図に示すように、その下部には半円弧状の
表示壁22が後方へ突設されるように形成されている。
なお、同表示壁22外面には左、中央及び右部に順次0
. 1. 2の表示がなされている。
23は基台11上面中央において、前記表示壁22に囲
まれるように形成された凹陥部であって、その中央部に
は円筒状の支持筒24が突設されている。
25は下方へ突設した支軸26を前記凹陥部23の支持
筒24に対し回動可能に嵌入する操作部材であって、後
方へ上下方向の可撓性を有する操作レバー27が突設さ
れている。
28は同操作レバー27の先端に一体形成したつまみ部
であって、第3図に示すように後面には縦方向に延びる
指示突条28 aが、又、前面上部には後記する天板5
5の係合凹部60に係脱可能に係合される係合突部28
bが突設されている。
なお、操作部材25におけるつまみ部28の指示突条2
8 aは同つまみ部28によって、操作部材25を回動
操作させるときに前記表示壁22の外面に沿って回動さ
れ、0.1.2の表示を指示し、後記する基台11及び
天板55に対する刃縁の突出量を示すものである。
29は操作部材25の左右両側に一体形成した前記凹陥
部23の円弧状内周面に摺接ガイドされる弧状ガイド部
、30は操作部材25上面に突設された偏心ピンであっ
て、前記支軸26から偏倚した位置にある。
31は前記基台11上面に対し前後動可能に装着される
刃台であって、その左右両側部上面には上下刃体固定用
の取付突起32を突設するとともに、中央部には前記操
作部材25の偏心ピン30が挿入される長孔33を透設
している。
34は前記長孔33両側部に突設した四角形状の下刃体
固定用の固定突起であって、その上面には上刃体固定用
の取付突起35が突設されている。
36は刃台31下面両側部に対し幅方向に凹設したガイ
ド凹条であって、前記基台11上面のガイドレール17
に対し摺動可能に嵌合される。
38は前記刃台31の上面に固定される下刃体であって
、前端縁を刃縁39とするとともにその両側部上面には
刃台31の取付突起32と対応する位置にそれぞ゛れ孔
40が透設され、さらに、同じく刃台31の固定突起3
4と対応する位置にそれぞれ四角形状の固定孔41が透
設されている。
従って、下刃体38は刃台31に対し取付突起32が孔
40に、さらに固定突起34が固定孔41に嵌合されて
固定される。
43は前記下刃体38上面に当接し同下刃体38ととも
に前記刃台31に固定される細長状のスペーサであって
、その上面には前記刃台31の取付突起32.35と対
応する位置にそれぞれ孔44が透設され、同取付突起3
2.35はそれぞれ前記下刃体38の孔40及び固定孔
41を介して貫通する。
45は前記下刃体38の上面と摺動可能に当接し、かつ
基台11の両側枠13に固定される全体としてほぼ四角
枠状をなすひげカス排除部材であって、左右両側枠部4
6、前枠部47及び後枠部48とで構成し、この厚さを
前記スペーサ43よりやや薄くするとともに、その枠内
49に前記細長状のスペーサ43が第4図a、l)に示
すように前後方向に移動可能に嵌合される。
50はひけカス排除部材45の両側枠部46中央部外側
に突設させた係止片であって前記基台11の両側枠13
に形成した嵌合溝13Cに嵌着され、同排除部材45は
基台11に対して固定される。
51はひげカス排除部材45の前面45 a下部を第6
図a、 t)に示すように一体状に前方へ延出させて形
成したカバー片であって、同排除部材45の前側部を断
面段差状に形成している。
なお、この実施例ではカバー片51の前方へ延出させる
幅D1は第6図aにおいて、後記する上刃体52の刃縁
53から天板55の前縁58 aまでの幅D2と前記下
刃体38の刃縁39から同カバー片51の前縁51 a
までの幅D3とがほぼ等しくなるようにしている。
52は前記ひけカス排除部材45の上面に摺接可能に当
接され、かつ前記スペーサ43及び下刃体38を介して
前記刃台31に対して連結固定される上刃体であって、
前端縁を刃縁53とするとともに、同上刃体52にはそ
れぞれ同刃台31の取付突起32.35と対応する位置
に孔54が透設されている。
そして前記取付突起32.35を各孔54に貫通させそ
の先端部を前記上刃体52が排除部材45に対して摺動
できる程度に第6図a、 l)に示すようにかしめる
ことによって、上刃体52は前記排除部材45上面で前
記刃台31に対して固定される。
従って、刃台31が基台11に対して前後動すると、下
刃体38、スペーサ43及び上刃体52も同様に前後動
される。
55は前記基台11との間に前記上下両刃体52゜38
を固定した刃台31を前後動可能に挟着するように基台
11に対して固定される天板であって、その両側部下部
には前記基台11の係合溝13aに嵌合されその下面に
係止される係止爪56が下方へ突設されているとともに
、同両側部先端下部には同基台11の嵌合溝13bに嵌
合される嵌合突起57が突設されている。
58は同天板55の前部に形成した前縁58 a程薄く
なる前縁部、59は第5図に示すように同じく天板55
後部中央に後方へ半円弧状に突設させた蓋状凸部であっ
て、前記基台11の表示壁22表面の数値0.1.2と
対応するように係合凹部60を刻設した同じく半円弧状
の係止囲壁61を前記表示壁22上面との間に操作レバ
ー27が導出されるだけの空隙を有するように一体形成
している。
次に上記のように構成した二枚刃安全かみそりの作用に
ついて説明すると、このかみそりはホルダ12を持ち通
常の軽便かみそりと同様にして使用されるものであるが
、操作部材25のつまみ部28の指示突条28 aと表
示壁22の0に合わせると、偏心ピン30は最も後退し
た位置にあって、下刃体38の刃縁39はひげカス排除
部材45のカバー片51と基台11の前枠14上面との
間まで、又上刃体52の刃縁53は天板55と同排除部
材45上面との間まで後退した没入状態になる。
従って、このように下及び上刃体38.52が外部に全
く露出してない状態では危険もなく携帯に便利である。
次につまみ部28の指示突条28 aを表示壁22の1
又は2に合わせると偏心ピン30は右方へ移動されると
ともに前進し、刃台31を前動させるので数値1に合わ
せた場合には少なく、2に合わせた場合には第6図aに
示すように下及び上刃体38、52は最も多く露出され
る。
この時スペーサ43もひげカス排除部材45の枠内49
を第4図す及び第6図aに示すように前動する。
そしてつまみ部28の係合突部28 bが天板55の係
止囲壁61の係合凹部60に係合されるので、下及び上
刃体38.52は突出した状態が保持される。
従って使用後は前記つまみ部28の係合突部28 bを
係止囲壁61の係合凹部60から外しつまみ部28の指
示突条28aを表示壁22のOに合わせると、第6図す
に示すように刃台31は元の最も後退した位置に戻され
スペーサ43、下及び上刃体38.52も元の位置に後
退するので、両刃体38.52の没入及び露出操作は非
常に簡単となる。
一方ひげカス排除部材45はその両側枠部46の外側に
係止片50を突設させ、同排除部材45の両側に設けら
れた基台11の側枠13に形成した嵌合溝13 Cに嵌
着させたので、従来のように下刃体38及び刃台31を
貫通させて基台11に係止させるのに比べて非常に簡単
な構成で、かつ確実に基台11に対して固定できるとと
もに、その組付は作業も非常に簡単となる。
又、ひげカス排除部材45の前面45 a下部に断面段
差状になるようにカバー片51を延出形成したので下刃
体38の露出量が上刃体52の露出量と同じ小さな値と
なり、刃台31を僅かに前後方向へ移動させるだけで下
及び上刃体38.52を完全に露出及び没入させること
ができる。
しかも排除部材45の前面45 aは断面段差状となっ
ているので、上刃体52の先端部下部は突出した状態で
は空間があるため剃り味を落すことはない。
なお、この実施例では排除部材45前面45 aをカバ
ー片51によって断面段差状に形成しているが、同カバ
ー片51に付着する剃りカスの除去を容易にするために
、第7図に示すように段差部を丸味を持たせたり、又、
第8図に示すように排除部材45の前側部上面を斜状に
切欠いてカバー片51を形成するようにしてもよい。
さらに前記両刃体38.52が没入するとき、同両刃体
38.52に付着した剃りカスはそれぞれ前枠14の前
縁、カバー片51の前縁51 a、ひげカス排除部材4
5の前側縁及び天板55の前縁58 aによって取除か
れる。
なお、この考案は前記実施例に限定されるものではなく
、以下の態様で実施することも可能である。
■ ひげカス排除部材45の前面にカバー片51を有し
ないひげカス排除部材に応用すること。
◎ 刃台31とガード部材16を一体成型し、同刃台3
1の前後動とともに同ガード部材16も前後動する二枚
刃安全かみそりに応用すること。
以上詳述したようにこの考案はホルダ基台と天板との間
に前後動可能に装着される刃台に固定された上刃体と下
刃体間にスペーサを介在させた二枚刃安全かみそりにお
いて、前記スペーサを囲むように配置されるひげカス排
除部材の左右両側面に、前記ホルダ基台の左右両側枠と
係合し、同ひけカス排除部材をホルダ基台に対して固定
する係止片を一体状に突出形成したことにより、二枚刃
安全かみそりの各部材の構成が簡単にでき、しかも組付
は作業を簡略化することができる効果を発揮するので二
枚刃安全かみそりとして実用上優れた考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した二枚刃安全かみそりの分
解斜視図、第2図は同じくホルダを後方からみた要部斜
視図、第3図は同じく操作部材を後方からみた全体斜視
図、第4図a、 l)は同じくひげカス排除部材とス
ペーサの相対位置関係を説明する平面図、第5図は同じ
く天板を後方からみた全体斜視図、第6図a、 l)
は同じく上下両刃体の動きを説明する二枚刃安全かみそ
りの要部側断面図、第7図はこの考案の別例を示すひげ
カス排除部材の要部側断面図、第8図は同じくこの考案
の別例を示すひげカス排除部材の要部側断面図である。 基台11.ホルダ12、側枠13、前枠14、後枠15
、ガード部材16、ガイドレール17、操作凹部21.
支持筒24、操作部材25、操作レバー27、偏心ピン
30、刃台31.取付突起32.35、長孔33、下刃
体38、スペーサ43、ひげカス排除部材45、側枠部
46、前枠部47、後枠部48、係止片50、カバー片
51.上刃体52、天板55゜

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ホルダ基台と天板との間に前後動可能に装着される
    刃台に固定された上刃体と下刃体間にスペーサを介在さ
    せた二枚刃安全かみそりにおいて、前記スペーサを囲む
    ように配置されるひげカス排除部材の左右両側面に、前
    記ホルダ基台の左右両側枠と係合し、同ひげカス排除部
    材をホルダ基台に対して固定する係止片を一体状に突出
    形成したことを特徴とする二枚刃安全かみそり。 2 ひげカス排除部材は左右両側枠部、前枠部及び後枠
    部から構成される四角枠体であって、その左右両側枠部
    の外側面に係止片を突出形成したものである実用新案登
    録請求の範囲第1項に記載の二枚刃安全かみそり。 3 ひげカス排除部材に形成した係止片はホルダ基台の
    側枠部上面に形成した嵌合溝に嵌着させたものである実
    用新案登録請求の範囲第1項又は第2項に記載の二枚刃
    安全かみそり。 4 ひげカス排除部材はその前面が断面段差状に形成さ
    れるようにカバー片を一体状に延出形成したものである
    実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項に記載の二枚
    刃安全かみそり。
JP12026579U 1979-08-30 1979-08-30 二枚刃安全かみそり Expired JPS5936217Y2 (ja)

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JPS5637974U JPS5637974U (ja) 1981-04-10
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JPS5637974U (ja) 1981-04-10

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