JPH022277Y2 - - Google Patents
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- JPH022277Y2 JPH022277Y2 JP1985046976U JP4697685U JPH022277Y2 JP H022277 Y2 JPH022277 Y2 JP H022277Y2 JP 1985046976 U JP1985046976 U JP 1985046976U JP 4697685 U JP4697685 U JP 4697685U JP H022277 Y2 JPH022277 Y2 JP H022277Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- replaceable blade
- razor
- holder
- clamping member
- Prior art date
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の目的
(産業上の利用分野)
本考案は長柄かみそり、特に替刃を取替え可能
としたレザータイプの長柄かみそりに関するもの
である。
としたレザータイプの長柄かみそりに関するもの
である。
(従来技術)
一般に、人が他人の髭を剃る場合、T型かみそ
りを用いると、その柄や柄を握つた手が邪魔にな
つて剃刃の刃先位置を視認することができないの
で、長柄かみそりを使用する。しかし、このよう
な長柄かみそりを素人が使用したときには、人の
皮膚を傷付ける危険性が非常に高い。そこで、安
全なかみそりとしてT型かみそりで使用されてい
るような安全なカートリツジ式替刃を使用できる
ような長柄かみそりが望まれている。特に床屋で
は新人に通常の長柄かみそり・レーザーを使用さ
せる代わりにこのカートリツジ式の替刃を使用し
得る長柄かみそりの希望が高い。そこで、従来も
長柄かみそりの刃として、刃台に対して剃刃を一
体的に固着して形成したいわゆるカートリツジ式
替刃を使用した考案(例えば実開昭55−226号)
がある。しかしながら、この考案においては、柄
の先端部にその長さ方向へ延びるレール部を形成
するとともに、同レール部を嵌入するための嵌入
溝を前記替刃の裏面に形成し、替刃をレール部に
対して取替え可能にスライド嵌合するようにして
いる。従つて、この構造の長柄かみそりでは、レ
ール部や嵌入溝の製造時においてこれらに僅かで
も寸法誤差が生じると、同レール部と嵌入溝との
嵌合が堅くなり過ぎたり、緩くなり過ぎたりする
不具合が生じ、緩くなり過ぎたときには替刃が柄
に対してがたついてしまうことがあつた。
りを用いると、その柄や柄を握つた手が邪魔にな
つて剃刃の刃先位置を視認することができないの
で、長柄かみそりを使用する。しかし、このよう
な長柄かみそりを素人が使用したときには、人の
皮膚を傷付ける危険性が非常に高い。そこで、安
全なかみそりとしてT型かみそりで使用されてい
るような安全なカートリツジ式替刃を使用できる
ような長柄かみそりが望まれている。特に床屋で
は新人に通常の長柄かみそり・レーザーを使用さ
せる代わりにこのカートリツジ式の替刃を使用し
得る長柄かみそりの希望が高い。そこで、従来も
長柄かみそりの刃として、刃台に対して剃刃を一
体的に固着して形成したいわゆるカートリツジ式
替刃を使用した考案(例えば実開昭55−226号)
がある。しかしながら、この考案においては、柄
の先端部にその長さ方向へ延びるレール部を形成
するとともに、同レール部を嵌入するための嵌入
溝を前記替刃の裏面に形成し、替刃をレール部に
対して取替え可能にスライド嵌合するようにして
いる。従つて、この構造の長柄かみそりでは、レ
ール部や嵌入溝の製造時においてこれらに僅かで
も寸法誤差が生じると、同レール部と嵌入溝との
嵌合が堅くなり過ぎたり、緩くなり過ぎたりする
不具合が生じ、緩くなり過ぎたときには替刃が柄
に対してがたついてしまうことがあつた。
(考案が解決しようとする問題点)
そこで本考案は、柄に替刃を装着する場合に、
その装着に不具合が生じたり、装着後替刃が柄に
対してがたついたりするという問題点を解決する
ものである。
その装着に不具合が生じたり、装着後替刃が柄に
対してがたついたりするという問題点を解決する
ものである。
考案の構成
(問題点を解決するための手段)
本考案は上記の問題点を解決するために、刃台
に剃刀を固着し、その両端面にそれぞれ一対の係
入凹部が形成されたカートリツジ式替刃を形成す
る一方、同替刃を取替え可能に支持固定するため
の一対の支持部材をホルダーの長さ方向において
一定間隔離れて設け、両支持部材のうち少なくと
も一方を替刃を支持する方向へ付勢するための付
勢部材を設け、両支持部材には前記替刃の係入凹
部のいずれにも係合可能な挟着突起を形成したも
のである。
に剃刀を固着し、その両端面にそれぞれ一対の係
入凹部が形成されたカートリツジ式替刃を形成す
る一方、同替刃を取替え可能に支持固定するため
の一対の支持部材をホルダーの長さ方向において
一定間隔離れて設け、両支持部材のうち少なくと
も一方を替刃を支持する方向へ付勢するための付
勢部材を設け、両支持部材には前記替刃の係入凹
部のいずれにも係合可能な挟着突起を形成したも
のである。
(作用)
替刃21はホルダー2に対して一対の支持部材
によつて支持されている。この替刃21を交換す
る際には、付勢部材によつて付勢された支持部材
を、付勢方向とは逆の方向へ押して両支持部材間
の間隔を変え、両支持部材から替刃21を取外
す。
によつて支持されている。この替刃21を交換す
る際には、付勢部材によつて付勢された支持部材
を、付勢方向とは逆の方向へ押して両支持部材間
の間隔を変え、両支持部材から替刃21を取外
す。
そして、別の替刃21を取付けるときには、前
記取外し時とほぼ同じ位置に両支持部材を保持し
たまま、両支持部材上にその替刃21を装着す
る。装着状態では、替刃21は付勢部材の付勢力
によつてホルダー2に保持される。又、支持部材
に前記替刃の係入凹部25のいずれにも係合可能
な挟着突起5,22を形成してあるので、刃台2
3の両端の前後の向きを180度反対に取付ければ
替刃21の刃先の向きを反対側にしてホルダー2
に保持することもでき、使用する人が右きき、左
ききいずれの場合に対応することができる。
記取外し時とほぼ同じ位置に両支持部材を保持し
たまま、両支持部材上にその替刃21を装着す
る。装着状態では、替刃21は付勢部材の付勢力
によつてホルダー2に保持される。又、支持部材
に前記替刃の係入凹部25のいずれにも係合可能
な挟着突起5,22を形成してあるので、刃台2
3の両端の前後の向きを180度反対に取付ければ
替刃21の刃先の向きを反対側にしてホルダー2
に保持することもでき、使用する人が右きき、左
ききいずれの場合に対応することができる。
(実施例)
以下、本考案を具体化した一実施例を図面につ
いて説明すると、1は長柄かみそりの柄、2はそ
の柄1の前端に取付けた四角柱状のホルダーであ
る。3は同ホルダー2の下面に大きく切欠き形成
した取付凹部、4は同取付凹部3の前壁を構成す
る支持部材としての固定挟着部材であつて、その
後側下端に挟着突起5を備えている。
いて説明すると、1は長柄かみそりの柄、2はそ
の柄1の前端に取付けた四角柱状のホルダーであ
る。3は同ホルダー2の下面に大きく切欠き形成
した取付凹部、4は同取付凹部3の前壁を構成す
る支持部材としての固定挟着部材であつて、その
後側下端に挟着突起5を備えている。
6はホルダー2の取付凹部3と対応してホルダ
ー2の上壁7後部に透設したガイド孔であつて、
前後方向に延びている。8はホルダー2の上壁7
上面においてガイド孔6の両側及び後側を浅く切
欠くいて形成したスライド凹部である。
ー2の上壁7後部に透設したガイド孔であつて、
前後方向に延びている。8はホルダー2の上壁7
上面においてガイド孔6の両側及び後側を浅く切
欠くいて形成したスライド凹部である。
9はこのスライド凹部8内に前後動可能に取付
けたスライダーであつて、その上面はホルダー2
の上壁7から上方へ突出している。10はスライ
ダー9の後部下面に形成した段部であつて、スラ
イド凹部8の後端縁と係合することによつて、ス
ライダー9の後動時における位置規制をするため
のものである。12はスライダー9の上面に形成
した後上がりの斜状をなす指当面、11は同指当
面12に形成した多数の滑り止め突条である。
けたスライダーであつて、その上面はホルダー2
の上壁7から上方へ突出している。10はスライ
ダー9の後部下面に形成した段部であつて、スラ
イド凹部8の後端縁と係合することによつて、ス
ライダー9の後動時における位置規制をするため
のものである。12はスライダー9の上面に形成
した後上がりの斜状をなす指当面、11は同指当
面12に形成した多数の滑り止め突条である。
13は特に第2,4図に示すように、スライダ
ー9の前部下面に取付けた可動体、4はそのスラ
イド部であつて、前記ガイド孔6内に位置してい
る。可動体13は、スライダー9の前端部上面か
らビス15を可動体13のスライド部14へ螺入
することにより、スライダー9に対して固着され
ている。従つて、可動体13はスライダー9と一
体的に前後動可能となつている。
ー9の前部下面に取付けた可動体、4はそのスラ
イド部であつて、前記ガイド孔6内に位置してい
る。可動体13は、スライダー9の前端部上面か
らビス15を可動体13のスライド部14へ螺入
することにより、スライダー9に対して固着され
ている。従つて、可動体13はスライダー9と一
体的に前後動可能となつている。
16は前記スライド部14下面の台部であつ
て、スライド部14から後方へ若干突出してい
る。18はその突出部分の上面に設けた載置凹部
であつて、特に第5図に示ように付勢部材として
のコイルスプリング19を載置支持し得るように
なつている。支持状態では、このコイルスプリン
グ19は、その前端が可動体13のスライド部1
4後端面に当接するとともに、後端がホルダー2
の取付凹部3後壁面20に当接して、可動体13
全体を常に前方へ付勢している。
て、スライド部14から後方へ若干突出してい
る。18はその突出部分の上面に設けた載置凹部
であつて、特に第5図に示ように付勢部材として
のコイルスプリング19を載置支持し得るように
なつている。支持状態では、このコイルスプリン
グ19は、その前端が可動体13のスライド部1
4後端面に当接するとともに、後端がホルダー2
の取付凹部3後壁面20に当接して、可動体13
全体を常に前方へ付勢している。
17は前記台部16から下方へ突設した支持部
材としての可動挟着部材であつて、前記ホルダー
2前端の固定挟着部材4との間でカートリツジ式
替刃21を挟着支持し得るようになつている。2
2は可動挟着部材17の前側下端に形成した挟着
突起であつて、前記固定挟着部材4下端の挟着突
起5と対向している。22aはこの挟着突起22
の前面に後ろ下がりの斜状に形成したテーパ面で
ある。
材としての可動挟着部材であつて、前記ホルダー
2前端の固定挟着部材4との間でカートリツジ式
替刃21を挟着支持し得るようになつている。2
2は可動挟着部材17の前側下端に形成した挟着
突起であつて、前記固定挟着部材4下端の挟着突
起5と対向している。22aはこの挟着突起22
の前面に後ろ下がりの斜状に形成したテーパ面で
ある。
23は前記替刃21の刃台、24はこの刃台2
3上に固着した剃刃である。25は刃台23の両
端面に形成した一対の係入凹部であつて、第2図
及び第6図に示すように刃台23が前記固定、可
動両挟着部材4,17間に挟まれたときに、これ
らの挟着部材4,17の挟着突起5,22のいず
れにも係入し得る大きさに形成されている。
3上に固着した剃刃である。25は刃台23の両
端面に形成した一対の係入凹部であつて、第2図
及び第6図に示すように刃台23が前記固定、可
動両挟着部材4,17間に挟まれたときに、これ
らの挟着部材4,17の挟着突起5,22のいず
れにも係入し得る大きさに形成されている。
26は第2,3図に示すように、前記ホルダー
2のガイド孔6後部と対応してホルダー2の両側
面に形成した一対の掛止凹部、27は同掛止凹部
26を利用してホルダー2の取付凹部3内の後端
に取付けたカバーであつて、前記コイルスプリン
グ19を下方から覆つている。このカバー27
は、その上面両側に突設した一対の掛止爪28を
前記一対の掛止凹部26に係止することによつて
ホルダー2に固定されるようになつており、しか
も可動体13の前後動を許容し得るようになつて
いる。
2のガイド孔6後部と対応してホルダー2の両側
面に形成した一対の掛止凹部、27は同掛止凹部
26を利用してホルダー2の取付凹部3内の後端
に取付けたカバーであつて、前記コイルスプリン
グ19を下方から覆つている。このカバー27
は、その上面両側に突設した一対の掛止爪28を
前記一対の掛止凹部26に係止することによつて
ホルダー2に固定されるようになつており、しか
も可動体13の前後動を許容し得るようになつて
いる。
さて、上記のように形成した長柄かそりは、第
1図に示すように替刃21をホルダー2に装着し
た状態で使用する。なお、この状態ではスライダ
ー9及びその下面の可動体13は最前動位置にあ
り、スライダー9の前端がスライド凹部8の前端
縁に係合して、スライダー9と可動体13との位
置規制がなされている。この状態で使えば、T型
かみそりの場合とは異なり、柄1やこの柄1を握
つた手が替刃21の剃刃24の刃先位置視認の邪
魔になることはない。又、カートリツジ式替刃2
1を用いているので、他人の髭を剃る場合でも皮
膚を傷付けることはなく、安全に使用することが
できる。
1図に示すように替刃21をホルダー2に装着し
た状態で使用する。なお、この状態ではスライダ
ー9及びその下面の可動体13は最前動位置にあ
り、スライダー9の前端がスライド凹部8の前端
縁に係合して、スライダー9と可動体13との位
置規制がなされている。この状態で使えば、T型
かみそりの場合とは異なり、柄1やこの柄1を握
つた手が替刃21の剃刃24の刃先位置視認の邪
魔になることはない。又、カートリツジ式替刃2
1を用いているので、他人の髭を剃る場合でも皮
膚を傷付けることはなく、安全に使用することが
できる。
前記の替刃21を他の替刃21と交換する場合
には、スライダー9上面の指当面12に指を掛
け、これを第5,6図に示すように、スライド凹
部8に沿つて後方へ若干スライドさせる。このよ
うにスライドさせると、スライダー9下面に固着
された可動体13も、このとき同時に後方へ一体
的に移動され、この移動は可動体13上のコイル
スプリング19の弾性に抗して行なわれる。そし
て、後動はスライダー9下面の段部10がスライ
ド凹部8後端縁と係合することによつて規制され
る。
には、スライダー9上面の指当面12に指を掛
け、これを第5,6図に示すように、スライド凹
部8に沿つて後方へ若干スライドさせる。このよ
うにスライドさせると、スライダー9下面に固着
された可動体13も、このとき同時に後方へ一体
的に移動され、この移動は可動体13上のコイル
スプリング19の弾性に抗して行なわれる。そし
て、後動はスライダー9下面の段部10がスライ
ド凹部8後端縁と係合することによつて規制され
る。
このように可動体13が後方へ移動されると、
その可動挟着部材17も後動して固定挟着部材4
から離間する。従つて、両挟着部材4,17の挟
着突起5,22が替刃21両端の係入凹部25か
ら外れ、両挟着部材4,17による替刃21の挟
着が解除され、この替刃21は両挟着部材4,1
7間から取外される。
その可動挟着部材17も後動して固定挟着部材4
から離間する。従つて、両挟着部材4,17の挟
着突起5,22が替刃21両端の係入凹部25か
ら外れ、両挟着部材4,17による替刃21の挟
着が解除され、この替刃21は両挟着部材4,1
7間から取外される。
従つて、この後前記のように可動挟着部材17
を後動させたままの状態で、固定可動両挟着部材
4,17間に別の替刃21を位置させる。そし
て、その替刃21両端の係入凹部25に、固定、
可動両挟着部材4,17の挟着突起5,22を対
応させるようにしながら、可動体13のスライダ
ー9上から指を離す。すると、可動体13はコイ
ルスプリング19の弾性によつて前方へ押戻さ
れ、可動挟着部材17も前動へ戻る。そして、可
動、固定両挟着部材4,17の挟着突起5,22
が替刃21両端の係入凹部25に係入され、別の
替刃21の装着が完了する。
を後動させたままの状態で、固定可動両挟着部材
4,17間に別の替刃21を位置させる。そし
て、その替刃21両端の係入凹部25に、固定、
可動両挟着部材4,17の挟着突起5,22を対
応させるようにしながら、可動体13のスライダ
ー9上から指を離す。すると、可動体13はコイ
ルスプリング19の弾性によつて前方へ押戻さ
れ、可動挟着部材17も前動へ戻る。そして、可
動、固定両挟着部材4,17の挟着突起5,22
が替刃21両端の係入凹部25に係入され、別の
替刃21の装着が完了する。
なお、この別の替刃21は次のようにしてスラ
イダー2に装着することもできる。すなわち、使
用済みの替刃21をホルダー2から取外した際、
1旦スライダー9から指を離してこれをコイルス
プリング19の弾性により前動位置に復帰させ
る。そして、別の替刃21の前端の係入凹部25
へ固定挟着部材4の挟着突起5を係入するととも
に、同替刃21の後端を上方へ押上げる。する
と、最初、替刃21の刃台23の上面後端が可動
挟着部材17の挟着突起22のテーパ面22aに
当接する。この後、なおも替刃21の後端を押上
げると、この後端と挟着突起22のテーパ面22
aとの係合により、可動挟着部材17すなわち可
動体13全体がコイルスプリング19の弾性に抗
して後方へ押される。そして、可動挟着部材17
の挟着突起22が替刃21後端の係入凹部25と
対応した所で、可動挟着部材17がコイルスプリ
ング19の弾性によつて前方へ押戻され、挟着突
起22が替刃21の係入凹部25へ入る。これに
より、替刃21は固定、可動挟着部材4,17間
に挟着される。
イダー2に装着することもできる。すなわち、使
用済みの替刃21をホルダー2から取外した際、
1旦スライダー9から指を離してこれをコイルス
プリング19の弾性により前動位置に復帰させ
る。そして、別の替刃21の前端の係入凹部25
へ固定挟着部材4の挟着突起5を係入するととも
に、同替刃21の後端を上方へ押上げる。する
と、最初、替刃21の刃台23の上面後端が可動
挟着部材17の挟着突起22のテーパ面22aに
当接する。この後、なおも替刃21の後端を押上
げると、この後端と挟着突起22のテーパ面22
aとの係合により、可動挟着部材17すなわち可
動体13全体がコイルスプリング19の弾性に抗
して後方へ押される。そして、可動挟着部材17
の挟着突起22が替刃21後端の係入凹部25と
対応した所で、可動挟着部材17がコイルスプリ
ング19の弾性によつて前方へ押戻され、挟着突
起22が替刃21の係入凹部25へ入る。これに
より、替刃21は固定、可動挟着部材4,17間
に挟着される。
このようにして装着した替刃21は、コイルス
プリング19の弾性によつて固定、可動両挟着部
材4,17間にしつかりと保持されるので、装着
後替刃21がホルダー2ひいては柄1に対してが
たつくようなことはない。
プリング19の弾性によつて固定、可動両挟着部
材4,17間にしつかりと保持されるので、装着
後替刃21がホルダー2ひいては柄1に対してが
たつくようなことはない。
又、第1図の替刃21の装着状態ではこの長柄
かみそりは右ききの人が使用しえるものとなる
が、替刃21の両端の前後方向を第1図とは180
度反対方向にして装着すれば、替刃21の刃先が
第1図とは180度反対方向に向き、左ききの人が
使用可能な長柄かみそりとなる。
かみそりは右ききの人が使用しえるものとなる
が、替刃21の両端の前後方向を第1図とは180
度反対方向にして装着すれば、替刃21の刃先が
第1図とは180度反対方向に向き、左ききの人が
使用可能な長柄かみそりとなる。
なお、前記実施例では一対の挟着部材4,17
のうち後部のもののみをコイルスプリング19に
よつて押圧付勢したが、これは前部の挟着部材4
を付勢するようにしたり、両方の挟着部材4,1
7をともに付勢するようにしたりしてもよい。
又、前記実施例では替刃21を一対の挟着部材
4,17によつて挟着支持したが、替刃支持部材
としてはこれらの挟着部材4,17に代えて一対
の拡開部材を設け、これら部材の拡開動作によつ
て替刃21の刃台23を支持するようにしてもよ
い。さらに、付勢部材としては前記実施例のコイ
ルスプリング19に代えて板バネ等を用いること
もできる。
のうち後部のもののみをコイルスプリング19に
よつて押圧付勢したが、これは前部の挟着部材4
を付勢するようにしたり、両方の挟着部材4,1
7をともに付勢するようにしたりしてもよい。
又、前記実施例では替刃21を一対の挟着部材
4,17によつて挟着支持したが、替刃支持部材
としてはこれらの挟着部材4,17に代えて一対
の拡開部材を設け、これら部材の拡開動作によつ
て替刃21の刃台23を支持するようにしてもよ
い。さらに、付勢部材としては前記実施例のコイ
ルスプリング19に代えて板バネ等を用いること
もできる。
考案の効果
以上詳述したように、本考案はT型かみそりで
使用されるカートリツジ式替刃をホルダー2に対
して簡単に装着できるとともに、しかも、装着後
は替刃21がホルダー2に対してがたつくのを防
止することできる。しかも、右ききにも左きき用
にも対応させることができ、長柄かみそりを使用
するにもかかわらず、素人でも安全に簡単に使用
することができる優れた効果を奏する。
使用されるカートリツジ式替刃をホルダー2に対
して簡単に装着できるとともに、しかも、装着後
は替刃21がホルダー2に対してがたつくのを防
止することできる。しかも、右ききにも左きき用
にも対応させることができ、長柄かみそりを使用
するにもかかわらず、素人でも安全に簡単に使用
することができる優れた効果を奏する。
第1図は本考案を具体化した長柄かみそりの一
実施例を示す斜視図、第2図はその分解斜視図、
第3図は第1図のA−A拡大断面図、第4図は同
じく第1図のB−B拡大断面図、第5図は同じく
第1図のC−C拡大断面図、第6図は可動挟着部
材を替刃から後方へ離脱させた状態を示すホルダ
ーの正面図である。 ホルダー2、固定挟着部材4、可動挟着部材1
7、コイルスプリング19、替刃21、刃台2
3、剃刃24。
実施例を示す斜視図、第2図はその分解斜視図、
第3図は第1図のA−A拡大断面図、第4図は同
じく第1図のB−B拡大断面図、第5図は同じく
第1図のC−C拡大断面図、第6図は可動挟着部
材を替刃から後方へ離脱させた状態を示すホルダ
ーの正面図である。 ホルダー2、固定挟着部材4、可動挟着部材1
7、コイルスプリング19、替刃21、刃台2
3、剃刃24。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 刃台23に剃刀24を固着し、その両端面に
それぞれ一対の係入凹部25が形成されたカー
トリツジ式替刃21を形成する一方、同替刃2
1を取替え可能に支持固定するための一対の支
持部材をホルダー2の長さ方向において一定間
隔離れて設け、両支持部材のうち少なくとも一
方を替刃21を支持する方向へ付勢するための
付勢部材を設け、両支持部材には前記替刃21
の係入凹部25のいずれにも係合可能な挟着突
起5,22を形成したことを特徴とする長柄か
みそり。 2 両支持部材のうち、一方はホルダー2前端の
固定挟着部材4であり、他方はホルダー2後部
の可動挟着部材17であることを特徴とする実
用新案登録請求の範囲第1項記載の長柄かみそ
り。 3 付勢部材はコイルスプリング19であつて、
同スプリング19は可動挟着部材17を常に前
方へ押圧付勢していることを特徴とする実用新
案登録請求の範囲第2項記載の長柄かみそり。 4 可動挟着部材17は可動体13の一部を構成
し、同可動体13はホルダー2上で前後動操作
されるスライダー9に取付けられており、同ス
ライダー9の下面に固定されたスライド部14
と、同スライド部14下面に設けられて前記可
動挟着部材17を突設した台部16と、同台部
16の後方突出部上面に設けられて前記コイル
スプリング19を載置する載置凹部18とから
なる実用新案登録請求の範囲第3項記載の長柄
かみそり。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985046976U JPH022277Y2 (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985046976U JPH022277Y2 (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61164668U JPS61164668U (ja) | 1986-10-13 |
JPH022277Y2 true JPH022277Y2 (ja) | 1990-01-19 |
Family
ID=30561876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985046976U Expired JPH022277Y2 (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH022277Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5186403B2 (ja) * | 2009-02-03 | 2013-04-17 | パール金属株式会社 | 皮剥き器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS578756U (ja) * | 1980-06-17 | 1982-01-18 |
-
1985
- 1985-03-29 JP JP1985046976U patent/JPH022277Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS578756U (ja) * | 1980-06-17 | 1982-01-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61164668U (ja) | 1986-10-13 |
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