JPH0141345B2 - - Google Patents

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JPH0141345B2
JPH0141345B2 JP14371181A JP14371181A JPH0141345B2 JP H0141345 B2 JPH0141345 B2 JP H0141345B2 JP 14371181 A JP14371181 A JP 14371181A JP 14371181 A JP14371181 A JP 14371181A JP H0141345 B2 JPH0141345 B2 JP H0141345B2
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JP
Japan
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chamber
bag
assembly
valve
oxygen
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JP14371181A
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JPS5781357A (en
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Warutaa Neruson Toomasu
Rin Rooeru Denisu
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PYUURITAN BENETSUTO CORP
Original Assignee
PYUURITAN BENETSUTO CORP
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Publication date
Application filed by PYUURITAN BENETSUTO CORP filed Critical PYUURITAN BENETSUTO CORP
Publication of JPS5781357A publication Critical patent/JPS5781357A/ja
Publication of JPH0141345B2 publication Critical patent/JPH0141345B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は要求量型酸素供給弁を介して、圧縮酸
素源から得られたほぼ純粋の酸素を与えるように
した種類の圧縮袋作動人口呼吸装置であつて、供
給弁の作動が装置の作動中生ずる全身条件を変化
する事に生じた圧力差に応答し、それによつて制
御される装置に関する。ここに含まれた改良点は
人口呼吸装置全体と、要求量形酸素供給弁や患者
再呼吸拒否弁を含むその種々の個々の部品に関す
る。
ここに用いられる人口呼吸という用語はその自
然の呼吸が弱まり或いは止つた患者の呼吸を回復
し、或いは患者の自然の空気通路系を介して、適
当な圧力で空気又は酸素をその肺に送り込む事に
より、患者のより自然な呼吸効果を与えるように
一時的に試みて、このような圧力下の空気又は酸
素適用が途切れる間の期間だけ適当に離れた間隔
で肺を膨張し(外から物理的圧力を患者の胸に施
す)、先に供給された空気を患者の肺から排出さ
せて、肺を収縮させるようにする外側から施こさ
れる努力を一般的に意味する。現在よく知られて
いる例は「口移し人口呼吸」で、処理者がその口
から患者の口へリズミツクな間隔で空気を吹き込
み、代わるがわる患者の胸を押すものである。し
かしながら、訓練された医療補助が得られる環境
では、人口呼吸は通常各種の人口呼吸装置の補助
で長い間行われる。
本発明の背景として最も関係のある先行人口呼
吸装置の種類は一般に「圧縮袋」人口呼吸装置と
よばれ、顔マスクに連結した内側に流体を有する
ある型の自動圧縮可能で自動的に戻る袋を使用す
るものである。その最も初期の概念の形式では、
この装置は単に患者の顔にマスクをつけ、袋を手
動で圧縮して空気を袋からマスクを通して患者の
肺に送りこみ、袋から押圧を解放し、マスクを患
者の顔から脱して、患者の肺から空気の脱逃を可
能にすると共に、同時に袋が元に戻り、それによ
つて、それ自身マスクを通して新しい大気空気で
満たし、次の袋圧縮操作の時までに袋をその回復
状態に保ち、次にこの循環を繰返す。粗野な形式
ではあるが、圧縮袋型人口呼吸装置は他の復雑な
型の機械作動人口呼吸誘導装置に比較して多数の
利点を提供する。その一つはその全体的な単純さ
のためにポータブルな適応性であり、又処理者に
よつて単に袋を手で圧縮するだけで作動力は問題
なく、更に訓練された処理者は患者の肺に送られ
る空気の量とその間隔の両方を袋の圧縮の程度と
時間を選択して、患者の体位と状態に最も適する
ように直接制御できる。
比較的初期の圧縮袋人口呼吸装置でさえ、間も
なく種々の改良が投入された。中には、弾性圧縮
袋を使用して一つの手に好都合に保持され、袋の
前端に幾分直接に担持された顔マスクを有して、
可搬性を増し、一人の手で使用を容易にした事、
袋充填弁(袋の内側を大気に連通させるため内側
の流れを可能にする逆止弁)を備えて、その回復
相の間マスクを患者の顔から脱す事なく、袋に新
しい空気を入れるのを可能にした事、後者に関連
して、袋とマスクの間に挿入された患者再呼吸拒
否弁組立体を備えて、圧縮相の間新しい空気が袋
からマスクに移動するのを可能にし、一方回復相
の間患者の肺からマスクへ戻つた空気を、次の圧
縮相の間患者の肺へ逆戻り或いは再呼吸されてし
まう袋へよりも大気に戻す事もある。
適当な再呼吸拒否弁組立体を備えることは無駄
な事ではなく、単に袋からマスクへの流れを可能
にする逆止弁とマスクから大気への流れを可能に
する逆止弁以上の意味を持ち、圧縮相中、この一
対の逆止弁のみで袋から患者の肺へ送るように意
図された大気空気へ通風するので、上記基本的機
能も行う事も注意される。この問題は自然の呼吸
を回復しようとする患者の努力に対し適合するた
め(それに対し抵抗し或いは抑制するよりも)に
安全に試みがなされ、効果的に果そうとする時、
患者を過度の圧縮その他から保護するため、更に
重要に復雑化される。この結果各種の型の再呼吸
拒否弁組立体が出たが、何れも復雑さを増して耐
久性を減じ、複合物を維持する必要を生じ、費用
を増大し、又一般に使用者に不必要な実行問題を
与え、又必要な機能の一つ又はそれ以上の妥協的
遂行を含む一般的傾向を有している。
圧縮袋型人口呼吸装置の先の発展段階におい
て、ある患者には酸素又は少くとも大気よりも酸
素の多い空気を与えるのが好ましい事が発見され
た。又この問題はささいな事でなく、圧縮袋へ圧
力下で連続して酸素を導入する事だけでは解決さ
れない。即ち袋の圧力が袋の循環の回復及び回復
した相であつても、その自身の最初の機能を果す
ようにした患者再呼吸拒否弁を介して患者の肺に
多少連続して連結するからである。
従つて、圧縮袋に酸素を導入する実際的装置の
発達は最初袋の循環の回復相中大気から圧縮袋に
引入れられる空気に単に酸素を多くするという線
で扱われており、酸素を多くするのにおそらく最
善の(現在尚行きわたつている)方法は一端を袋
の充填弁開口(通常再呼吸拒否弁及びマスクと反
対側の袋の端部)に流体連結し、他点を大気に向
けているやや大きい直径の組長状管を備え、それ
と共に非常に小さい管をその大きい管へ延長さ
せ、圧縮酸素源と連結して、酸素を空気に連続的
に解放して、通常充填弁の大気側に隣接する位置
で大気から大きい管内に入り、蓄積される。この
ような装置は一般に「酸素蓄積装置」とよばれ、
酸素を適正に多くした空気混合物を袋にその循環
の回復相中に、袋内の圧力を大きく増大する事な
く効果的に導入する(蓄積装置の大きい管の一端
が大気と自由に連通しているからである。
しかしながら、酸素蓄積装置の到来は種々の心
臓病のようなある種の比較的多く発生する状況下
では、患者に相当純粋の酸素を与えるために圧縮
袋形人口呼吸装置を使用する事ができるのに必要
な事を満足しなかつた。圧力下の酸素を連続して
導入すると、この型の人口呼吸装置の他の機能と
基本的特徴をだめにする事が分つたので、公知の
又は他の同時発展努力は圧縮酸素を人口呼吸装置
の種々の部品への供給を作動し且つ阻止する種々
の弁機構を備える事に中心をおいてきた。このよ
うな弁機構は人口呼吸装置の特定条件又は作動状
態に自動的に対応する事を意図し、通常圧力差の
感知に対応するように機能し、一般に「酸素要求
量供給弁」と呼ばれる。
しかしながら、知られる限りの先行要求量供給
弁は圧縮袋の前端又はマスク端に、患者再呼吸拒
否弁に隣接し、物理的且つ機能的にそれと連合し
て位置し、人口呼吸装置自身のバランスを損なう
と共に、人口呼吸装置の使用中他の医学的器具又
は処理に適用する必要な可視性と間隙を損なう結
果となる。更に、上記先行要求量供給弁と、今日
まで知られる全ての他の要求量供給弁は発展段階
中であり、全て、種々の作動制限や、人口呼吸装
置の通常の使用で遭遇する全ての様々の作動状態
に迅速に、効果的に、自動的に、更に確実に対応
する事ができない欠点を持つ構造になり、密接し
た又は連合した再呼吸拒否弁の作動に又はその反
対に逆効果をもたらす傾向があり、或いは復雑で
使用中又は通常各使用の後で必要なクリーニング
における正確な分解と再組立てが困難である。
真の意味で、ほぼ純粋の酸素を与える要求量型
酸素供給弁を使用する先行圧縮袋型人口呼吸装置
は「にわか作りの家」式の何かに含められている
ように見え、そこでは必要と認められた他の特徴
を加える前に存在したものに追加の構造を時々単
に加え、しかし、個々の構成部材及び作動と、互
いのもの或いは人口呼吸装置全体と十分な相関関
係がない。本発明の目的及び到達点は上記の型の
改良した人口呼吸装置で、同じ一般的な型の先行
の装置の少くとも認識されている制限や欠点の全
てを、装置全体の新規な且つより良き組織と構造
により、又装置に使用される主要構成体のあるも
のの性質や構成の特定の改良によつて排除した改
良人口呼吸装置を備えるものである。
本発明により備えられた改良人口呼吸装置はこ
の後記載され、又十分に説明され更に文脈から詳
細に考察する事から分る詳細な構成的且つ作動的
進歩に加え、要求量型酸素供給弁組立体自体の改
良、患者再呼吸拒否弁組立体自体の改良、及びこ
のような弁組立体を圧縮袋の両端に近接して且つ
流体連通関係に配置して、装置の物理的及び空気
的作動特性を高めるようにした人口呼吸装置の全
体的配置と構成の改良に関して、基本的進歩とみ
なされるものを含んでいる。
このような改良は互いに協働して関連し、結合
して、本発明によつて考慮され、達成された好ま
しい実施例を作り出した。
第1図を参照して、本発明の改良人口呼吸装置
20は大略圧縮袋組立体22と、袋組立体22の
一端に取付体と袋充填弁を兼ねた組立体26によ
り設けられた要求量型酸素供給弁24と、袋組立
体22の対端に設けられた患者再呼吸拒否弁28
と、再呼吸拒否弁28上に設けられた顔マスク3
0と、供給弁組立体24を圧力下の酸素源(図示
せず)に連結する導管32を含む。
袋組立体22は中空細長状をなし、全体扁円を
なす中央部分34と一対の一体をなす全体截頭円
錐状端部36と38からなり、端部は各貫通する
中央孔39(第3図)を有する。袋組立体22は
更に手動で圧縮自在で、弾性をなし、形の自己回
復性を有し、更に好ましくは適当な合成樹脂プラ
スチツク又はゴム材料から型で成形される。装置
20は人口呼吸目的のため患者に酸素を与える
際、それを使用する使用者の手にその袋組立体2
2で使用中保持されるように意図されている。装
置20は前から後にかけて工合よくバランスさ
れ、そのように保持される時、使用者により工合
よく操作される事ができ、マスク組立体30を患
者の顔に適当な接都関係に位置づけ且つ保持する
事、袋組立体22上に圧縮圧をかけ且つ交代的に
この圧力を排出する事を使用者が患者の人口呼吸
に最も適しているとみなした程度と間隔で、迅速
な作動速度で行う事ができる。かくして、袋組立
体22を押圧すると、袋組立体22の中空内部に
形成された流立室40(第3図参照)の容積は減
少し、対応する酸素の量がこの室から移動し、圧
力下で再呼吸拒否弁組立体28とマスク組立体3
0を介して患者の空気通路と肺に送り込まれる。
その圧縮に対応した袋組立体の圧縮状態が第1図
に点線22′によつて概略示されている。袋組立
体22の圧縮の間、患者への酸素の流れの即時圧
力と速度は圧縮作動の速さで制御され、患者へ与
えられる酸素量は袋組立体22が圧縮される程度
で制御され、患者へ酸素を各与えるタイミングは
圧縮作動と引起された袋組立体22の圧縮に一致
する。使用者が袋組立体22から圧縮圧を退け
て、単に装置20を続いて保持するのに十分な力
だけにすると、袋組立体22はその弾性と自己回
復性によつて、第1図に実線で示した通常の形に
ほぼそれ自身回復する(又は使用者は装置20を
より正確に保持するのに袋組立体22上或る最定
圧縮力を維持する事を選択できる。この場合袋組
立体22は吹き込み間隔の間袋組立体にあらかじ
め与えられたより大きな圧縮力を退ける際、使用
者により可能な程度までそれ自身回復する)。何
れの場合も、袋組立体の通常の非圧縮形状への回
復の間、内部流体室40の容積は増大し、要求量
供給弁組立体24から充填弁組立体26を介して
酸素で充填される。供給弁組立体、充填弁組立体
26及び再呼吸拒否弁組立体28の構造と作動及
び自然に呼吸する患者の努力効果及び種々の他の
特定条件についてはこの後より詳細に説明する。
顔マスク組立体30は患者の鼻と口を覆い且つ
それに連通し、又患者の顔に対しマスク組立体3
0を押圧する余計な力をかけないで、患者の顔の
各部と適切な気密効果をなすような如何なる従来
のものでよい。通常マスク組立体30は合成樹脂
プラスチツク又はゴム材料から成形された主体4
2を含み、主体は輪郭をなし、より柔かい密閉リ
ム44を有し、リム44は患者の鼻と口に連通す
る内側空所46(第11図参照)のより大きい開
放端を形成し、空所46のより小さい開放端48
(第11図参照)が弾性カラー50と共に備えら
れ、再呼吸拒否弁組立体28の管状導管部分52
上にマスク組立体30を固く、しかし着脱自在に
取付け、カラー50を介して、部分52がマスク
組立体の空所46と流体連通関係に置かれる。
酸素供給導管32はタンク又は他の適当な酸素
源(図示せず)に連結され、それは通常供給弁組
立体24に約50psigの圧力で酸素を備える。導管
32は後で更に記載される流体連結組立体56に
より酸素導入孔54(第3図)に相対して連結さ
れる。
次に取付け及び充填弁組立体26と本発明の改
良要求量型酸素供給弁24をより詳細に包括的に
示した第2図から第10図までを概略的に参照
し、特に先ず第2図と第3図を参照して、後者に
は酸素が供給弁組立体24と充填弁組立体26を
介して圧縮袋組立体22に通過していない状態で
描かれている。この状態は袋組立体22が待機状
態にある時、即ちそれが前の圧縮後圧縮圧力を退
けた後に通常の非圧縮状態へ回復中酸素で満たさ
れていて、再び次の圧縮操作段階でない時(或い
は偶発的に、それが圧縮され、次の圧縮工程でな
く、又まだ圧縮圧力がそこから退けてない時)発
生する。この段階で次の事に大まかに注意するの
が有用であろう。即ち要求量供給弁組立体24
は、後に説明するように、要求量供給弁組立体へ
供給された酸素の圧力に対して袋組立体22の室
40内に負圧が形成された時にのみ、袋組立体2
2に酸素を供給するように作動する。更に要求量
供給弁組立体24の最初の記載中では、後で説明
する再呼吸拒否弁組立体28は特に指示しない限
り、前に参照した一般方法で機能する事と仮定さ
れる。
取付け体と袋充填弁の組立体26のハウジング
74も又合成樹脂材料で形成され、袋の室40に
隣接する横端壁76を含み、それはそれを貫通す
る孔78を備えている。袋充填弁80それ自体は
孔78を含む端壁76の部分と環状にひろがつた
一体保持構造84の間に位置した環状のやや伸縮
性合成樹脂又はゴムのフラツパー弁部材82によ
り備えられる。明らかなように、袋充填弁80は
ハウジング74内の室86から孔78を介して比
較的自由な流体の流れを可能にし、仕切り62と
供給弁組立体24の他の隣接部分を袋の室40に
連通し、一方袋の室40から組立体26の室86
への孔78を介して他の方向の流体の流れをほぼ
妨げる逆止弁として本質的に作用し、従つて充填
弁80は前に述べたように、室40の圧力が室8
6の圧力より小さい時を除いて常に閉じられてい
る。しかしながら、浅い溝88が端壁76に形成
され、弁部材82の縁の下を半径方向に延長し
て、孔78の一つの袋側に連通して、室40の圧
力が室86の圧力を越える時でも、室40からハ
ウジング74内の室86へ非常に制限された流体
の流れのブリード通路を備えている事が注目され
る。ブリード通路溝88は不注意で圧縮袋組立体に
ぶつかつて起るような袋の室40内の酸素の圧力
に生じうる小さな正圧スパイクを解放又はならす
目的で備えられ、この正圧スパイクはそれが患者
の吐き出し操作中に発生すると、患者再呼吸拒否
弁組立体28の通常の作動を閉め出し、患者が自
然に吐き出そうとする努力に好ましくない抵抗を
与える事になる。この事はこの後の再呼吸拒否弁
組立体28の説明から明らかになるであろう。
要求量型酸素供給弁組立体24は概略筒状のハ
ウジング58を含み、その一端に外側ねじを、そ
の同じ端部に隣接して孔あきした一般に横状の仕
切り62を備えており、合成樹脂材料から一体的
に形成され、取り脱し可能のキヤツプ64が仕切
り62を介して延長し、キヤツプ64にS合する
ボルト装置65によつてハウジング58の対端の
場所に従来通り固定される。キヤツプ64上の協
働ピンと空所装置とハウジング58の隣接端によ
り、ハウジング58上のキヤツプ64の適当な位
置づけを確かにする。ハウジング58は取付け及
び袋充填弁組立体26上に、組立体24上のねじ
60の組立体上の協働内側ねじ68とねじ連結す
る事により着脱自在に固定される。取付け体及び
充填弁の組立体26は又圧縮袋組立体22の端部
38に、組立体22の中央孔39内に、取付体と
充填弁の組立体26のハウジング74の周溝72
内の袋部分38の部分70をやや密に空気的に収
容して設けられる。
次に特に第3図を参照して、そこには要求量型
酸素供給弁組立体24の酸素オフ又は待機状態が
示されており、袋充填弁80の閉塞状態で証明さ
れた如く、酸素の実質的流れ(ブリード通路溝8
8を介する僅かなあり得る量は別にして)が供給
弁組立体24と組立体26の室86から圧縮袋組
立体22の室40に生じないという事を確認し
て、供給弁組立体の次の構成相が注意される。供
給弁組立体24は内側流体室90,92,94及
び96と、充填弁組立体26の室86と連通する
開放端98を有する。酸素供給弁組立体24に向
い且つ離れる流体用の且つ室90,92,94及
び96の間の通路は酸素供給導管56から室96
の内部へ供給孔54に嵌合したO−リング上に延
長部102を介して連続的に開放した主要酸素供
給入口通路100と、主要供給入口通路100か
ら延長部102中の横孔、ハウジング空部10
6、後で説明される伸縮性隔膜上のタブ中の小さ
い孔108、着脱自在の横仕切り構成体112中
の空部110及び構成体112中の孔114を介
して室94への連続する開放補助供給圧力通路
と、組立体の室86から弁孔117と119を介
して大気への弁通路116と、室94からハウジ
ング空部を介して大気への連続的に開放した送風
通路118(第4図参照)う、充填弁組立体22
の室86と連通するハウジング58の上端から仕
切り62の部分124中の間隙122を介して大
気への弁通路120(第6図参照)と、室92か
ら着脱自在の仕切り構成体112中の弁孔126
を介して室94への弁通路と、室96から弁セツ
ト取付体132中の空所130とハウジング空部
134を介して供給弁組立体22の開放端98へ
の弁通路128と、室90からハウジング空部1
38を介して室86に連通する孔134の端部に
隣接する位置への連続的に開放した吸出し通路1
36と、後で確認する隔膜の周囲タブ中の小さい
孔140と、ハウジング空部142及び吸い出し
管144と、吸い出し管144と供給弁組立体2
4の開放端98に連通する充填弁組立体22の室
86の間の連続的に開放した弁通路146を含ん
でいる。伸縮自在の隔膜150は室90と92を
分離し、通常ばね154により通路126と閉塞
関係に押圧されている弁部材152を担持してい
る。ばねの張力はキヤツプ64に螺合したねじプ
ラグ156で調節できる。通路126を介して流
体連通する可能部分の他に、仕切り構成体112
により室92が室94から隔離される。室94は
通路128を閉じる弁部材162を担持した伸縮
性隔膜160により室96から隔離される。伸縮
性環状弁部材164が取付け体132上に孔11
7と119の間の接合部分を閉じ、それによつて
充填弁組立体122の室86から大気への通路を
閉じるように配置して設けられる。通路120
(第6図参照)は伸縮性逆止弁部材168を備え、
それにより通路120を介して大気へ外側にのみ
流体の流れが可能になる。
このように主要部分を扱うと共に、供給弁組立
体が第3図に示すように、待機状態又は酸素オフ
状態の時、供給弁組立体24の種々の部品の条件
又は配置に対して更に考察が与えられる。通路1
00と104及びそれに続く部材を介して供給弁
組立体に入つた酸素は各供給圧力の酸素で個々に
室96と94を充填する。室96内の圧力は弁体
164をその閉塞位置に移動し、大気空気が通路
116と孔119と117を介して室86に入る
のを妨げる。室96と94は隔膜160の両側に
同じ圧力にさらされる。しかしながら、室94内
の圧力に接する隔膜160のより大きい有効面積
があり、それにより弁部材162を通路128に
閉塞関係に保持する。考慮中の組立体24の状態
において、吐き出し管144を介して非圧縮室8
6と連結しているので、室90内に大きな圧力は
なく、ばね154により弁部材152を通路12
6に閉塞関係に維持する。このような状態で、室
90,92及び86は全てほぼ大気圧を保ち、袋
充填弁80もほぼ大気圧で袋の室40と閉塞状態
に保たれる。勿論上記した全ての室は操作循環の
すぐ前の袋回復及び充填相からの残りの酸素で満
たされている。通常の作動では、装置20の循環
又は作動の次の相は通例袋組立体22を圧縮して
患者に酸素を与える事を含み、その間袋充填80
は閉塞したままであり、要求量供給弁組立体24
は、袋組立体22の圧縮の間、袋の室40内の酸
素の圧力が増大する事が理解されるとしても、上
記したようにその待機又は酸素オフ状態にとどま
る。
次により特定的に第4図を参照して、要求量型
酸素供給弁24の酸素オン又は袋充填作動状態が
示されている。このような状態は圧縮袋組立体2
2がそこから圧縮圧力を解放した後通常の形態へ
回復する間又は患者の側で自然の吸入努力をなす
間及びそれに応答して発生する。とりあえず、患
者による自然の吸入の間、再呼吸拒否弁組立体2
8が患者の酸素要求を圧縮袋組立体22に伝達
し、そこから酸素を引出して患者の吸入努力を満
足するようにする事を説明するにとどめる。従つ
て、酸素オン又は袋充填作動状態を活性化する何
れの状況も袋組立体22の室40内の圧力低下を
引起す結果となる。このような袋の室40内の圧
力減少により袋充填弁80を開放し、減少した圧
力を孔78を介して室86へ連通させる。同じ減
少した圧力が又室86から弁部材164の隣接面
へ孔117を介して、室90へ通風孔146と吸
出し管144を介して連通される(第3図参照)。
従つて、室92内の圧力は圧力室90内の圧力よ
りも大きくなり、隔膜150がばね154の押圧
に抗して弁部材152を通路126から離れるよ
うに変る方向に移動させ、それによつて通路を開
放する。次に室94内の酸素が開放弁通路126
と通風通路118を介して大気に通じ、酸素はそ
れが室94から大気に開放弁通路126を介して
脱出するほど速くは主要酸素供給通路100から
より小さい通路104を介して室94に戻らない
ので、それにより室94内の圧力が低下し、従つ
て室96内の酸素供給圧力は室94内の圧力より
も大きくそれにより弁部材128は弁シート取付
体132から離れるように移行して、通路130
を開放し、それによつて酸素が主要供給通路10
0から通路100へ入るのが可能になり、弁通路
96と孔134を通つて充填弁組立体26の室8
6に通過し、それから孔78と開放充填弁80を
介して、袋組立体22の室40に入つて、それを
充填する。最後の作用は袋組立体22がその回復
相にあつてその通常形態に拡がつている限り(又
は患者による自然の吸気によつて袋の室40から
酸素を引出している限り)続けられる。
形の回復と袋組立体22の酸素充填相の完了
(又は患者の自然吸気努力の終了)の際、袋の室
40内の圧力は、圧力86内の圧力よりも若干少
ないレベルに回復し、室96から室86と室90
への酸素の連続した流れが増大して、ばね154
により隔膜150とそれに担持された弁部材15
2が通路126の閉塞位置に移行する。通路12
6が閉じられると、室94内で圧力が増大して、
隔膜160がその弁部材128を移行して通路1
30を再閉塞するレベルに達し、それによつて充
填弁組立体26の室86と圧縮袋組立体22の室
40への酸素の流れが停止し、その際袋充填弁は
その通常閉塞位置に戻り、要求量供給弁組立体2
4の種々の部品の配置と状態が第3図に関連して
示し且つ説明したものとほぼ同じ状態、即ち酸素
オフ又はその待機状態に戻る。
第5図を参照して、流出しつくした又は装置2
0の通常作動にはその圧力が低すぎるようになつ
た主要供給通路100を介して導管56からの酸
素供給に対応するのに適した要求量供給弁24の
状態を示している。このような不慮の事故に対す
る備えは患者の安全のためになされなければなら
ない。このような場合、要求量弁組立体24の室
96から通常の酸素圧力を除去すると、弾性弁部
材164が孔117と119から離れるように移
動を起し、それによつて充填弁組立体26の室8
6を大気と直接連通するように位置させる。従つ
て、室86は大気圧で連続して空気で充填され、
その結果袋の形の回復中又は患者による自然の吸
入中の何れかの間に生ずるような袋の室40中の
圧力が少なくなると、袋充填弁80が開放され
て、空気が室86から袋組立体22へ引出され、
それを充填するか又は自然の吸入努力中必要なだ
け患者によつてそこから取出される。明らかな如
く、袋組立体22の圧縮は回復目的に所望される
間隔で続けて繰返され、酸素供給を使い果し又は
遮断した後はこの流体は酸素よりも空気となる
が、患者に呼吸可能の流体を完全に効果的に与え
る。十分な酸素の供給をしないで、装置20の作
動循環の圧縮相を連続すると、袋充填逆止弁80
は勿論各圧縮作動毎に勿論閉じるが、孔119と
117及び開放弁部材64を介して大気から室8
6への空気通路は第5図に示したその空気通過条
件に続けられ室を入手可能の空気で充填保持す
る。
要求量供給弁組立体24に関連する改良構造体
の特殊の様相を次に記す。当該技術に精通する者
は充填弁組立体26上に供給弁組立体24を着脱
自在に取付ける事により弁組立体24がどうかし
て損傷した場合でも、それを充填弁組立体から脱
すだけで、それによつて袋充填弁80が装置を本
来古い型の空気再生器のように作動するのを可能
にし、患者に空気を供する機能を保つている。同
様に、所望ならば、要求量型酸素供給弁組立体2
4も同じく取脱し可能で、患者にほぼ純粋な酸素
よりも酸素を多くした空気を与える事が望ましけ
れば、従来の酸素蓄積装置をそれに代える事がで
きる。この目的のため、取付本上の内側ねじ66
と充填弁組立体26が入手可能の酸素蓄積装置に
適合するように同じに作られる事が望ましい。
本発明によつて備えられた要求量型酸素供給弁
組立体24は又装置20の可能動作の選択方式に
ついて先に記載した二つの特殊な特色よりも非常
に精細巧妙な特徴を含んでいる。このような特徴
の一つは、要求量型酸素供給弁組立体24が第4
図に関連して示し且つ説明した酸素オン状態に作
動する毎に、袋組立体22に供給された酸素の圧
力が袋充填弁80とマスク組立体30の間に通常
存在する種々の圧力低下をならすのに十分でなけ
ればならない事実から生ずる問題に直面してい
る。弁組立体24から袋組立体22に有効に供給
された圧力が不十分ならば、作動循環の形の回復
と袋充填相はおそくなつて、装置20の効果的な
全体の作動に影響する程度にまでなる。一方、酸
素圧力が非常に高いレベルまで上げなければなら
ない場合は、酸素供給弁組立体24の自動作動に
より、袋組立体22内の酸素の圧力に圧力スパイ
クを発生させる程度に増進する事ができ、それに
より患者による吐出しに対して装置20の抵抗を
増大する事ができ、或いは過度の場合、再呼吸拒
否弁28のロツクアウト又は不正機能を引起す事
がありえた。第6図は特に上記の問題を解決する
ための供給弁組立体24の特徴を特に示してい
る。これに関し、吸引管144と上記した関連流
体流路142,140、及び138が次のように
その作動の酸素オン状態の間、改良酸素供給弁組
立体24の作動を増進する。主要酸素室96から
通路130と孔134を通る酸素の一部は吸引管
144の開放端180を通つて急速に流れ、吸引
管内に吸い込み部分又は低圧部を生ずる。吸引管
144内にこのように発生し且つ室90に連通し
たこのような低圧部分は、さもなくば袋組立体2
2の回復相から生じた前記した圧力減少の結果と
して、酸素オン状態の間室90に発生する減少圧
力より相当小さい。このように室90内の圧力減
少を増大する事により、隔膜150は弁部材15
2を弁通路126から更に離れて移動させ、それ
により更に隔膜160が弁部材162を通路13
0から更に離れて、それをより広く開放する。こ
れらの事から、室96から弁通路130を介して
充填弁組立体26の室86への供給酸素の流れの
速度が相当増加し、さもなくば袋組立体22の形
回復(又は患者の吸入)から生ずる室86内の最
初に減少した圧力に応答して発生する。しかしな
がら、この利点は室90内に利用されたより激し
く減少した圧力がそれをより長くとり室90内の
圧力を続いて増大して、隔膜150を前記のよう
に弁部材152により通路126を閉塞する位置
におそく移動させ、この後者の状況は室86と作
動の袋充填相の間袋の室40内の酸素圧力に好ま
しくない圧力スパイクとして表われる傾向があ
る。しかしながら、弁部材152を弁通路126
と閉塞関係に移行する隔膜150の回復が室90
内の相当縮少された圧力でスタートしても充分ス
ピードアツプされ、吸気管144の圧力減少作用
から生じうる好ましくない側方効果を避けるか又
は縮少する。
同じく第6図に示される大気連通通路120上
の逆止弁168が隔膜160上の延長フラツプと
して好都合に構成される。フラツプ逆止弁168
は室96内の圧力が圧縮袋組立体22の作動の充
填相中大気圧以下に減少した時通常閉じられる。
しかしながら、圧力スパイクが室86内に発生す
ると、上記の理由又は他の原因で、フラツプ逆止
弁168は開放して増大した圧力変化を大気にブ
リードし、それによつて室86内の圧力の好まし
くない変化をならす。フラツプ逆止弁186はし
かしながら、作動循環の袋充填相の後通常その待
機状態に戻るよりも酸素オン状態に留まる酸素供
給弁組立体24の完全に予期しない失敗の場合に
重要な別な機能を有し、室86内の酸素の圧力が
供給導管56から弁組立体24に供給された酸素
の圧力によつてのみ制限された非常に高いレベル
に上る事ができる。このような不正機能は予知さ
れないとしても、患者の安全を考慮すれば、上記
の故障状態は吐き出しを妨げ、或いはその肺を損
傷する事もありうるので、殆んど起りそうもない
事であつても適当な備えをなす事が必要である。
従つて、弾性フラツプ逆止弁168を備え、室8
6内の最大圧力を再呼吸拒否弁組立体28に統合
した安全弁のためのブローオフの十分下の安全レ
ベルに制限するように構成され、続いて説明す
る。
従つて、本発明によつて備えられた改良要求量
型酸素供給弁組立体24がこの装置の個有の本質
的機能を単刀直入且つ効果的に全て成就するばか
りでなく、改良された作動特性にも、危険となり
うる不正機能をなす型に対して患者の安全性を確
保するのにも特殊の備えを含めるものである。
次に第11図から第15図を参照し、特にそれ
に含まれる主要部分を先ず認識するのに第11図
を参照して、患者再呼吸拒否弁28に注意を向け
る。本発明による再呼吸拒否弁組立体28は合成
樹脂材料で形成される取脱し可能のねじ連結され
る上下の概略筒状部分202と204を有するハ
ウジング200を含み、その下方部分204は一
体の管状側方延長部を含み、この側方延長部には
第3図に示すように、充填弁組立体26の袋取付
部分を取付けるようにされた未端部(図示せず)
が設けられている。この充填弁組立体26は供給
弁組立体24とは反対側に外周環状溝72を有
し、この環状溝内には袋組立体22の前端部の開
口39の縁部70が取外自在に挿入されている
(第3図参照)。マスク30をとりつける管52は
好ましくは下方ハウジング筒状部分204と一体
形成される。
再呼吸弁拒否弁組立体28は内側に上方室20
8、中間室210及び下方室212を備えてい
る。ケージ組立体214がハウジング200内に
取脱し可能に設けられ、上方及び中間室208と
210の間に中央孔を備えた上方仕切り216
と、中間及び下方室210と212の間に孔22
0(第14図参照)を備えた下方ウエブ状仕切り
218を備えている。上方室208は通常通路2
22を介して大気に連通している。中間室210
は孔224と管状延長部206を介して圧縮袋組
立体22の前端部分36中の開口39と連通して
いる。中間室210は又上方室208に孔226
を介して連通し、露出ノブ230、上方ハウジン
グ部分202のウエブ支持スリーブ234に相互
運動可能に設けられた細長状ステム部232、及
び通常ばね238により孔226を閉塞する位置
に下方へ押圧されている弁部材部分236を有す
る手動回転圧力安全弁の状態にさらされる。中間
室210は又下方仕切り218の孔220を介し
て下方室212と連通する事ができ、全体的に2
40で示した簡単に組立てられる複合弁組立体の
状態にさらされる。
複合弁240はその可動部分として、正当に伸
縮自在で、幾分弾性を有し、通常平坦な円形デイ
スク242(第15図参照)を使用し、デイスク
242は同心弧状溝244により環状外側弁部材
部材242′と、溝244の間隔をおいた端部に
各隣接する一対の小孔246の間に延長する弱部
ラインに沿つて外側部分242′に有効に関着し
た内側フラツプ状弁部材部分242″に分割され
る。デイスク242は下方室212の真下で、ケ
ージ214の孔あき下方仕切り218の若干下の
高さのハウジング下方部分204の内側肩部24
8上に静止してその外周に支持される。デイスク
242の外側部分242′の下側にハウジング下
方部分204を通つて流体通路250が位置し、
大気への通口をなしているが、組立体26の袋側
の袋充填弁部材82の取付け体(第3図参照)と
同様な方法で管52上に設けられた環状の、やや
伸縮性のフラツパー弁部材252によりその外端
で閉塞可能である。又弁部材242の外側部分2
42′の下側に管52の上端面254を呈する上
方に向いた環状弁シートが位置し、内側通路25
6を介してマスク組立体30に連通している。
再呼吸拒否弁の主要部品をこのようになして、
種々の条件下でのその作動について考察する。装
置20の作動循環の吹入又は袋圧縮相の間、再呼
吸拒否弁組立体28は第11図に示した状態にあ
り、次のように達成される。袋組立体22を圧縮
すると、圧縮酸素ガスが袋の室40から、延長管
206と孔224を介して中間室210へ流れ、
そこから仕切り218の孔220を介して室21
2へ流れて弁デイスク部分242の外側及び内側
部分242′及び242″の両方の上面に接触し、
それによつて、外側デイスク部分242′を下側
に押圧して吐き出し口通路250を閉じ、内側フ
ラツプ部分242″は下方に枢動してデイスク部
材242の孔260を開放し、その孔を介して酸
素が管52の通路256へ通過し、そこからマス
ク組立体30へ流れて患者により吸入される。混
合弁組立体240の構造により人口呼吸を装置2
0で与える使用者は袋組立体22が圧縮されてい
る限り、作動循環の肺の強制的膨脹を抑制し、作
動循環のその相の間、吐き出そうとする患者のあ
りうる異状な自然努力により必要な律動的肺の膨
脹作動で干渉を妨たげるのに好ましい。
中間室210内の酸素圧力が好ましくない高さ
に上つた場合、袋圧縮相又は他の作動循環の相中
でも、それによつてケージ214の上方仕切り2
16の孔226を介して安全弁部材236の底に
かけられた過度の圧力は安全弁全体228をばね
238の押圧に抗して上方に往復運動させて、過
度の圧力を中間室210から孔226を介して上
方室208へ、更に通路222を介して大気へ脱
送させる。袋組立体を圧縮して、肺の膨脹作動を
与え、圧縮力を袋組立体22から除けて形の回復
と袋の充填を完了すると、袋充填中中間室へ連結
した減圧又は負圧によりデイスク部材240が少
くともほぼその通常平坦形態を再たびとり、それ
によつてマスク組立体30から管52の通路25
6を介して、更にデイスク部材242の下面と下
方に位置する弁シート254の間を介して大気通
路250への連通路を開放する。更に、肺の膨脹
作動と患者への圧力下の酸素供給中止が完了する
と、次に患者の肺からガスが平衡レベルへ圧力を
排除しようとする物理的要因か、患者による自発
的又は自然の吐き出しにより放出され、それによ
りマスク組立体30から管通路256を介して、
少くともほぼ閉じられたその孔260と通常の平
坦状態に既に実質戻つているデイスク部材242
の下面に正圧をかける。これが第12図に示され
た作動位置で、そこから排気正圧によりデイスク
部材242が肩部248から離れて上昇し、その
外部242′が孔220に対し閉塞関係に移動し、
それにより患者の吐き出しガスを中間室210と
袋組立体222から隔離し、又前述したデイスク
部材242と弁シート254の間の排出通路をそ
の最大間隙に開放する。勿論同じ排出正圧が弁2
52を通路250に開放し、放出ガスが大気に自
由に移動するのを可能にする。従つて、放出ガス
は袋組立体22に通過せず或いは装置20のどこ
かの部分にとどまつて患者に再供給されたり又は
患者に再呼吸される事がない。再呼吸拒否弁28
は患者による自然又は自発の吐き出しを自由に可
能にし、排出ガスを装置20の作動循環中の、意
図した人口呼吸処理の一部としての使用者による
袋組立体22の圧縮に対応する制御された力の肺
の膨脹間隔の間を除いたいかなる時でも大気に排
出する事を可能にする事が注目される。
患者が人口呼吸努力に反応すると共に、自発的
又は自然の呼吸の開始による処理を目指しなが
ら、それが弱い時、再呼吸拒否弁28は自動的に
このような状況に適応する。このような自然の呼
吸の患者による回復の間、再呼吸拒否弁組立体2
8は自動的に第11図及び第12図に関連して前
に記述したのとほぼ同じ方法で自動的に機能し、
吸入及び吐き出しの個々の間で収縮と吐き出しを
行なうが、自然の吐き出しの間、患者によりマス
ク組立体30の室46と管52の通路256内に
生じた負圧が弁部材240の下面にかけられ、又
第11図に示した状態へ弁部材の状態を第11図
に示した状態へ変えるように作用し、酸素を袋組
立体24から延長部206、下方室210及び開
放弁240を介して引き出す。患者による自然の
呼吸が開始されると、使用者は通常袋組立体24
の圧縮を止めるが、人口呼吸装置20を患者と作
動関係に患者がほぼ純粋な酸素を呼吸し続けうる
一時期を保持する事を所望できる。然しながら、
患者の自然の呼吸を回復しようとする最初の努力
が非常に弱いか又は散発的な場合は、使用者は患
者の自然の呼吸を回復しようとする努力が自然の
吐き出しにより助長されるような適当な間隔で袋
組立体22を単に圧縮するだけで、人為的に誘発
された肺の膨脹を回復できる。
次に第13図を参照して、更に利点であり且つ
新規であると思われる本発明の再呼吸拒否弁28
の幾つかの特徴を考察する。この特徴の一つは装
置20の使用者が必要とする或る異常な条件下で
再呼吸拒否弁組立体28の通常の高圧安全機能を
不作動にする事ができるような装置を備える事で
ある。そのために、上方ハウジング部202と圧
力安全弁部材236は各協働する分割ねじ290
と292を備えている。再呼吸拒否弁組立体28
の圧力安全弁228をこのように不作動にするの
に、使用者に必要な事は単に安全弁組立体228
のノブ230を把握し、それをばね238の押圧
に抗して上昇させ、次に安全弁組立体228をね
じつて分割ねじ290と292を組合わせて、弁
部材の上面294が上方ハウジング部分202の
通路222の下端を閉じる保持位置で弁部材23
6を保持するようにする事である。このような圧
力安全不能作用は使用者により非常にすばやくな
される事ができ、勿論圧力安全作用は同じ速さで
且つノブ230の操作を逆にして、弁組体228
をねじり、分割ねじ290から分割ねじ292を
脱し、それによりばね238の押圧力は直ちに上
方仕切り216の安全弁通路226を閉じ、上方
ハウジング部分202の通路222を開放する位
置へ弁部材236を戻すだけの便利さで、再呼吸
拒否弁組立体28の通常の圧力安全機能を回復す
る。
再呼吸拒否弁組立体28の構造の他の特徴は便
利さと安全性の両目的のため重要なもので、装置
20の使用の間清掃と消毒のため解体を必要とす
る部品の数を最低とした構成で作る事と、これら
の部品を組立に誤りをおかす機会を実際的に排除
し、或いは間違つた順序で或いは逆の方向に部品
を挿入するのをなくすような形を相互になしてい
る。再呼吸弁組立体28の清掃と再組立体は装置
20を人口呼吸目的のために使用する訓練された
使用者よりも専門家でない人によりなす事ができ
るので、再呼吸拒否弁組立体28をその清掃後不
正確に組立てる事を防ぐのに正当になされるいか
なる事も装置20がしばしば緊急型状況下での次
の使用に適当な状態である事を確かにするために
重要である。この目的のため、清掃のため分解を
必要とする再呼吸拒否弁組立体28の部品は上方
ハウジング部分と、下方ハウジング部分と、ケー
ジ214と弁240のデイスク部材242′−2
42″しか含まない事が注目される。弁デイスク
部材242′−242″は勿論その作動に影響する
事なく性格上逆にでき、下方ハウジング部分20
4に落ちこむ時、自然に下方ハウジング部分20
4の肩部248上係止関係位置に案内される。ケ
ージ214は弁組立体28の種々の必要内側構成
体を一つの適当なユニツトに結合し、その下方仕
切り218の直径はその上方仕切り216の直径
よりも若干小さく、下方ハウジング部分204の
内側直径はその下方仕切り218を通常収容する
地帯296で同様に減少し、その結果ケージ21
4が下方ハウジング部分204に逆状態に挿入さ
れる事はできない。今述べた可能性に対する安全
防止として更に、ケージ214は圧力安全弁部材
236の下の空部299に通常延長する起立中央
突起298を含む。従つて、清掃後再呼吸拒否弁
組立体28の適当な組立てはこの構成により簡単
化され且つ確実にされる。
従つて、本発明の人口呼吸装置20とその種々
の構成要素の構造はこの装置の必要とする主な機
能を果たすばかりでなく、特に有利な方法でなさ
れ、同様に製造及び機能的動作の見地から一般の
種類の装置20に更に利点をもたらす事は明らか
である。然しながら、ここに説明のため記載した
本発明の人口呼吸装置20の好ましい実施例から
種々の小さな且つ同等の変形が本発明の本質を逸
脱する事なく可能な事は明らかである。従つて、
本発明は特許請求の範囲に記載された事柄のみで
なくその機械的同等物を含包するものとみなすべ
きである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の人口呼吸装置の現在好ましい
実施例の側面図で、圧縮袋組立体の圧縮状態を点
線で示した図、第2図は第1図の2−2線上を切
断した装置の横方向横断面図で、要求量酸素供給
弁組立体を圧縮袋組立体に面するその端部から本
質的に端面図で示す図、第3図は第2図の不規則
線3−3線上を切断した装置の破断縦方向横断面
図で、要求量供給弁組立体を第3図の左半分につ
いて中央の通常水平面から下方に見て、第3図の
右半分について、中央の通常垂直面から側方に見
た一状態で示した図、第4図は第2図の4−4線
上を切断した装置の縦方向破断横断面図で、異な
る状態の要求量供給弁組立体を中央の通常垂直面
から側方に見た図、第5図は第4図と同様の装置
の破断縦方向横断面で、更に異なる状態の要求量
供給弁組立体を示す図、第6図は第2図の6−6
線上を切断した装置の縦方向横断面図で、要求量
供給弁組立体を更に他の状態で中央の通常水平面
から下方に見た図、第7図は第3図の7−7線上
を切断した装置の縦方向破断横断面図で、要求量
供給弁組立体の圧縮袋への取付けを詳細に示す
図、第8図は第4図の8−8線上を切断した装置
の横方向横断面図で、要求量供給弁組立体の詳細
を示す図、第9図は第4図の9−9線を切断した
装置の横方向横断面図で、要求量供給弁組立体の
詳細を示す図、第10図は第4図の10−10線
上を切断した装置の横方向横断面図で、要求量供
給弁組立体の詳細を示す図、第11図は装置の縦
方向破断横断面図で、患者再呼吸拒否弁組立体の
一状態を中央の通常垂直面から側方に見た図、第
12図は第11図と同様の破断横断面図で、再呼
吸拒否弁組立体を別の状態で示した図、第13図
は第11図と同様の破断横断面で、再呼吸拒否弁
組立体を更に異なる状態で示した図、第14図は
第12図の14−14線上を切断した装置の縦方
向破断横断面図で、再呼吸拒否弁の詳細を示す
図、第15図は第12図の15−15線上を切断
した装置の縦方向破断横断面で、再呼吸拒否弁組
立体の詳細を示す図である。 20:人口呼吸装置、22:圧縮袋組立体、2
4:要求量型酸素供給弁組立体、26:取付け及
び充填弁組立体、28:再呼吸拒否弁組立体、3
0:顔マスク組立体、40:袋の室、58:酸素
供給弁のハウジング、62:仕切り、90,9
2,94,96:供給弁の室、100:酸素導入
孔、150,160:隔膜、162,164:弁
部材、200:再呼吸拒否弁のハウジング、20
8,210,212:室、214:仕切りを有す
るケージ組立体、240:弁組立体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 変形に伴つて容量が変る袋室を有する手動で
    変形可能の弾性中空圧縮袋組立体を含み、該袋組
    立体は各その両端に隣接し、該袋室に連通する一
    対の分離した開口を備え、袋組立体の端部の一つ
    に隣接し、該袋開口の一つを介して袋と連通する
    第1流体口と第2流体口を有する再呼吸拒否弁組
    立体を該袋組立体上に設け、患者用顔マスク組立
    体を該再呼吸拒否弁組立体の第2孔と連通し、圧
    力下の酸素源と連通する酸素導入口と酸素排出口
    を有する要求量型酸素供給弁組立体を備え、袋組
    立体の他の端部に隣接し、該供給弁組立体の該出
    口を他の袋の孔を介して該袋室と連通させる該供
    給弁組立体の取付装置を該袋組立体上に設けた人
    口呼吸装置において、前記要求量型酸素供給弁体
    組立体が中空内部、圧力下の酸素源と連通する流
    体導入口、流体の取出しに対応してその中の流体
    圧力変化にさらされる出口室に連通する流体出
    口、及びその外部と連通する第1及び第2の大気
    通口を有するハウジング構成体と、該ハウジング
    構成体の内部を多数の内部室に分割する一つの仕
    切りと一対の差動圧力応答隔膜を含む装置とを含
    み、該隔膜の一つは該内部室の第1及び第2のも
    のの間にあり、該仕切りは該内部室の第2及び第
    3のものの間にあり、他の隔膜は該内部室の第3
    及び第4のものの間にあり、該導入口は該第4内
    部室と連続して連通しており、更に該一つの隔膜
    に担持された弁部材及び該第2内部室を該第3内
    部室と選択的に流体連結させる該仕切りを通る弁
    通路を含む第1弁装置と、該隔膜の他のものに担
    持された弁部材及び該第4内部室を該出口室と選
    択的に流体連結させる該ハウジング構成体を通る
    弁通路と、該第1内部室を該出口室と流体連通関
    係にするハウジング構成体内の流体通路と、第2
    内部室を該第1通口と流体連結させる該ハウジン
    グ構成体内の流体通路と、該出口室を該第2通口
    と流体連結させる該ハウジング構成体の流体通路
    と、該第4の内側室と該出口室に相対して連通
    し、該通路を出口室から第2通口へ選択的に開閉
    する人口呼吸装置用酸素供給弁組立体。 2 人口呼吸装置又はその類似物に使用する要求
    量型酸素供給弁組立体において、中空内部、圧力
    下の酸素源と連通する流体導入口、流体取出しに
    対応してその中の流体圧力変化を受ける出口室に
    通ずる流体出口及びその外側と連通する第1及び
    第2の大気通口を有するハウジング構成体と、該
    ハウジング構成体内部を多数の内部室に分割する
    一つの仕切りと一対の差動圧力応答隔膜を含み、
    該隔膜の一つは該第1及び第2の室の間にあり、
    該仕切りは該内部室の第2及び第3のものの間に
    あり、該膜の他のものは該内部室の第3及び第4
    のものの間にあり、該導入口は該第4内部室に連
    続的に連通し、更に該一つの隔膜に担持された弁
    部材及び該第2内部室を第3内部室に選択的に流
    体連結させる該仕切りを通した弁通路を含む第1
    弁装置と、該隔膜の他のものに担持された弁部材
    及び該第4内部室を該出口室に選択的に流体連結
    させる該ハウジング構成体を通した弁通路を含む
    第2弁装置と、該第1内部室を該出口室に流体連
    通させる該ハウジング内の流体通路と、該出口室
    を該第2通口に連通させる該ハウジング構成体内
    の流体通路と、該第4内部室と出口室に相対して
    連通し、該出口室から該第2通口への該通路を選
    択的に開閉する人口呼吸装置用酸素供給弁組立
    体。
JP14371181A 1980-09-12 1981-09-11 Compression bag type artificial breathing apparatus Granted JPS5781357A (en)

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