JPH0141258Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0141258Y2 JPH0141258Y2 JP19193581U JP19193581U JPH0141258Y2 JP H0141258 Y2 JPH0141258 Y2 JP H0141258Y2 JP 19193581 U JP19193581 U JP 19193581U JP 19193581 U JP19193581 U JP 19193581U JP H0141258 Y2 JPH0141258 Y2 JP H0141258Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacitor
- hook
- power supply
- constant voltage
- telephone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 40
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
Landscapes
- Devices For Supply Of Signal Current (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は局電源によつて動作電源を作り出す電
話機の電源回路に関するものである。
話機の電源回路に関するものである。
一般に、局電源方式の電話機において、局線か
ら供給できる電流は局電源の電圧や線路抵抗等の
条件からその大きさが制限されるが、公衆電話機
等ではオフフツク時に通話電流の他に制御回路を
動作させたり、硬貨収納等のためにマグネツトを
動作させたりする電流が必要であり、この時に必
要な電流は局線から供給できる電流以上の大きさ
の電流が必要になることがある。
ら供給できる電流は局電源の電圧や線路抵抗等の
条件からその大きさが制限されるが、公衆電話機
等ではオフフツク時に通話電流の他に制御回路を
動作させたり、硬貨収納等のためにマグネツトを
動作させたりする電流が必要であり、この時に必
要な電流は局線から供給できる電流以上の大きさ
の電流が必要になることがある。
一方、硬貨詰まりを防止するために、金庫に収
容された硬貨の量を揮発性メモリに記憶させ、こ
の硬貨量が予め設定した値に達した際に有料通話
を禁止するような場合、この揮発性メモリにオン
フツク時にもバツクアツプ電源を供給して硬貨量
の記憶データを保持しておく必要がある。
容された硬貨の量を揮発性メモリに記憶させ、こ
の硬貨量が予め設定した値に達した際に有料通話
を禁止するような場合、この揮発性メモリにオン
フツク時にもバツクアツプ電源を供給して硬貨量
の記憶データを保持しておく必要がある。
このため、局電源から供給される電流によつて
充放電手段を充電し、この蓄積された電力によつ
て各負荷を動作させる必要がある。
充放電手段を充電し、この蓄積された電力によつ
て各負荷を動作させる必要がある。
この場合、従来はこの充放電手段に例えばコン
デンサを用い、このコンデンサを制御回路やマグ
ネツトを動作させるための制御動作用のものと、
揮発性メモリをバツクアツプするバツクアツプ用
のものに分けて用いて、オンフツク時はバツクア
ツプ用のコンデンサだけに交換機を起動させない
程度の微少な局ループ電流でトリクル充電を行
い、オフフツク時は通話電流によつて両方のコン
デンサの充電を行つていた。
デンサを用い、このコンデンサを制御回路やマグ
ネツトを動作させるための制御動作用のものと、
揮発性メモリをバツクアツプするバツクアツプ用
のものに分けて用いて、オンフツク時はバツクア
ツプ用のコンデンサだけに交換機を起動させない
程度の微少な局ループ電流でトリクル充電を行
い、オフフツク時は通話電流によつて両方のコン
デンサの充電を行つていた。
しかしながら、制御動作用のコンデンサはオフ
フツクを行つた時点から充電が開始されるもので
あるから、局線の抵抗値が高い場合、コンデンサ
の端子電圧が制御回路の動作保証電圧に達するま
での時間が長くなり、これにともなつて電話機が
使用可能となるまでの時間が長くなるという欠点
を有していた。また、この間に投入された硬貨は
計数されない等の不都合もあつた。
フツクを行つた時点から充電が開始されるもので
あるから、局線の抵抗値が高い場合、コンデンサ
の端子電圧が制御回路の動作保証電圧に達するま
での時間が長くなり、これにともなつて電話機が
使用可能となるまでの時間が長くなるという欠点
を有していた。また、この間に投入された硬貨は
計数されない等の不都合もあつた。
したがつて本考案の目的は、オフフツク時から
電話機が使用可能となるまでの時間を短かくする
ようにした、電話機の電源回路を提供することに
ある。
電話機が使用可能となるまでの時間を短かくする
ようにした、電話機の電源回路を提供することに
ある。
このような目的を達成するために、本考案は、
オフフツク時における制御動作用コンデンサの充
電を、通話電流の他にオンフツク時にも充電の行
われているバツクアツプ電源用のコンデンサに充
電された充電々荷によつても行うものである。以
下実施例を示す図面を用いて本考案を詳細に説明
する。
オフフツク時における制御動作用コンデンサの充
電を、通話電流の他にオンフツク時にも充電の行
われているバツクアツプ電源用のコンデンサに充
電された充電々荷によつても行うものである。以
下実施例を示す図面を用いて本考案を詳細に説明
する。
図は本考案の一実施例を示す回路図であり、公
衆電話機回路の要部を示す。電源回路1、課金信
号受信回路2、ダイオードブリツジ3、ダイヤル
インパルス送出および強制切断回路4、ダイヤル
シヤント回路5、通話回路6、制御回路7、フツ
クスイツチHS1および局線端子L1,L2は公
衆電話機回路を構成する。なお、8は硬貨収納等
のためのマグネツトである。
衆電話機回路の要部を示す。電源回路1、課金信
号受信回路2、ダイオードブリツジ3、ダイヤル
インパルス送出および強制切断回路4、ダイヤル
シヤント回路5、通話回路6、制御回路7、フツ
クスイツチHS1および局線端子L1,L2は公
衆電話機回路を構成する。なお、8は硬貨収納等
のためのマグネツトである。
さらに、電源回路1は第1の定電圧素子として
のツエナーダイオード11、第2の定電圧素子と
してのツエナーダイオード12、高抵抗13、ダ
イオード14,15、第1のコンデンサ17、コ
ンデンサ17よりも充分容量の大きな第2のコン
デンサ18、およびコンデンサ18の充電々荷を
コンデンサ17に供給する回路を構成するスイツ
チング素子としてのフツクスイツチHS2とから
構成されている。
のツエナーダイオード11、第2の定電圧素子と
してのツエナーダイオード12、高抵抗13、ダ
イオード14,15、第1のコンデンサ17、コ
ンデンサ17よりも充分容量の大きな第2のコン
デンサ18、およびコンデンサ18の充電々荷を
コンデンサ17に供給する回路を構成するスイツ
チング素子としてのフツクスイツチHS2とから
構成されている。
また、制御回路7はランダムアクセスメモリ
(以下RAMと称する)71、リードオンリーメ
モリ(以下ROMと称する)72、中央処理装置
(以下CPUと称する)73とがバスラインによつ
て接続され構成されている。
(以下RAMと称する)71、リードオンリーメ
モリ(以下ROMと称する)72、中央処理装置
(以下CPUと称する)73とがバスラインによつ
て接続され構成されている。
なお、ダイオード14はオフフツク時の通話電
流がツエナーダイオード12にまわり込まないよ
うに作用し、ダイオード15はトリクル充電々流
がツエナーダイオード11にまわり込まないよう
に作用している。
流がツエナーダイオード12にまわり込まないよ
うに作用し、ダイオード15はトリクル充電々流
がツエナーダイオード11にまわり込まないよう
に作用している。
このように構成された回路の動作は次の通りで
ある。
ある。
通話が行われると、通話電流によつてコンデン
サ17および18がツエナーダイオード11の定
電圧特性で決まる電圧まで充電される。そして、
通話が終了するとオフフツク操作によつて、HS
1が図の位置に切換わるとともにフツクスイツチ
HS2がオフとなり、コンデンサ17は充電々流
が遮断されるが、コンデンサ18はトリクル充電
に切換えられ高抵抗13を介して継続して充電が
行われ、その端子電圧はツエナーダイオード12
の定電圧特性で決まる電圧に保たれる。
サ17および18がツエナーダイオード11の定
電圧特性で決まる電圧まで充電される。そして、
通話が終了するとオフフツク操作によつて、HS
1が図の位置に切換わるとともにフツクスイツチ
HS2がオフとなり、コンデンサ17は充電々流
が遮断されるが、コンデンサ18はトリクル充電
に切換えられ高抵抗13を介して継続して充電が
行われ、その端子電圧はツエナーダイオード12
の定電圧特性で決まる電圧に保たれる。
この結果、コンデンサ17の電荷はオンフツク
中に放電してしまうが、コンデンサ18に充電さ
れた電荷はオンフツク中も継続して保持されてい
る。
中に放電してしまうが、コンデンサ18に充電さ
れた電荷はオンフツク中も継続して保持されてい
る。
次に、電話機利用者が通話のためのオフフツク
操作を行うと、フツクスイツチHS1が図と反対
の位置に切換わるともにフツクスイツチHS2が
オンとなり、コンデンサ17には通話電流による
充電々流と、コンデンサ18から供給される電荷
による充電々流とが供給される。
操作を行うと、フツクスイツチHS1が図と反対
の位置に切換わるともにフツクスイツチHS2が
オンとなり、コンデンサ17には通話電流による
充電々流と、コンデンサ18から供給される電荷
による充電々流とが供給される。
この時、局線の抵抗値が高いと、通話電流によ
つてコンデンサ17に供給される充電々流は小さ
くなるが、このコンデンサ17にはフツクスイツ
チHS2を経てコンデンサ18に充電されている
電荷が供給されるので、コンデンサ17の端子電
圧は直ちに制御回路7の動作保証電圧まで上昇し
短時間で通話可能状態になる。また、コンデンサ
18の容量はコンデンサ17の容量よりも十分大
きく設定してあるため、コンデンサ18の端子電
圧はコンデンサ17を充電した後でもRAM71
をバツクアツプするのに十分な電圧を保持してい
る。
つてコンデンサ17に供給される充電々流は小さ
くなるが、このコンデンサ17にはフツクスイツ
チHS2を経てコンデンサ18に充電されている
電荷が供給されるので、コンデンサ17の端子電
圧は直ちに制御回路7の動作保証電圧まで上昇し
短時間で通話可能状態になる。また、コンデンサ
18の容量はコンデンサ17の容量よりも十分大
きく設定してあるため、コンデンサ18の端子電
圧はコンデンサ17を充電した後でもRAM71
をバツクアツプするのに十分な電圧を保持してい
る。
通話中においては、コンデンサ17および18
は通話電流によつて充電されるので、やがて完全
充電状態に達する。
は通話電流によつて充電されるので、やがて完全
充電状態に達する。
なお、以上の実施例は公衆電話機について説明
したが、これに限定されず、オンフツク時に局電
源によつて充電される電源をオフフツク時にも利
用するものであれば、同様に使用することができ
る。
したが、これに限定されず、オンフツク時に局電
源によつて充電される電源をオフフツク時にも利
用するものであれば、同様に使用することができ
る。
以上説明したように、本考案に係る電話機の電
源回路は、オフフツク時における制御動作用のコ
ンデンサに対する充電を、通話電流とバツクアツ
プ用コンデンサの充電々荷による充電々流とで行
うものであるから、オフフツク時における制御動
作用コンデンサの端子電圧の立上りが良くなり、
局線の線路抵抗が高い場合であつても、オフフツ
ク時点から短時間で電話機が使用可能となるとい
う効果を有する。
源回路は、オフフツク時における制御動作用のコ
ンデンサに対する充電を、通話電流とバツクアツ
プ用コンデンサの充電々荷による充電々流とで行
うものであるから、オフフツク時における制御動
作用コンデンサの端子電圧の立上りが良くなり、
局線の線路抵抗が高い場合であつても、オフフツ
ク時点から短時間で電話機が使用可能となるとい
う効果を有する。
図は電話機の電源回路の一実施例を示す回路図
である。 1……電源回路、2……課金信号受信回路、3
……ダイオードブリツジ、4……ダイヤルインパ
ルス送出および強制切断回路、5……ダイヤルシ
ヤント回路、6……通話回路、7……制御回路、
8……マグネツト、HS……フツクスイツチ、
L1,L2……局線端子。
である。 1……電源回路、2……課金信号受信回路、3
……ダイオードブリツジ、4……ダイヤルインパ
ルス送出および強制切断回路、5……ダイヤルシ
ヤント回路、6……通話回路、7……制御回路、
8……マグネツト、HS……フツクスイツチ、
L1,L2……局線端子。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 オフフツク時に通話ループに直列に第1の定電
圧素子が接続され、その第1の定電圧素子によつ
て第1のコンデンサおよび第2のコンデンサを充
電し、オンフツク時には高抵抗と第2の定電圧素
子の直列体がトリクル充電用の局ループを形成
し、第2の定電圧素子によつて第2のコンデンサ
を充電する電話機の電源回路において、 オフフツク時に前記第2のコンデンサの充電々
荷を前記第1のコンデンサに供給するスイツチン
グ素子を設けて、オフフツク時に前記第1のコン
デンサが供給する電源電圧の立ち上がりを改善す
るようにした電話機の電源回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19193581U JPS5896362U (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 電話機の電源回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19193581U JPS5896362U (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 電話機の電源回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5896362U JPS5896362U (ja) | 1983-06-30 |
JPH0141258Y2 true JPH0141258Y2 (ja) | 1989-12-06 |
Family
ID=30105372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19193581U Granted JPS5896362U (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 電話機の電源回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5896362U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60201768A (ja) * | 1984-03-27 | 1985-10-12 | Tamura Electric Works Ltd | 公衆電話機の電源回路 |
JPS6361549A (ja) * | 1986-09-02 | 1988-03-17 | Tamura Electric Works Ltd | 電話機の電源回路 |
-
1981
- 1981-12-23 JP JP19193581U patent/JPS5896362U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5896362U (ja) | 1983-06-30 |
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