JPH0141175Y2 - - Google Patents

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JPH0141175Y2
JPH0141175Y2 JP1984075620U JP7562084U JPH0141175Y2 JP H0141175 Y2 JPH0141175 Y2 JP H0141175Y2 JP 1984075620 U JP1984075620 U JP 1984075620U JP 7562084 U JP7562084 U JP 7562084U JP H0141175 Y2 JPH0141175 Y2 JP H0141175Y2
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JP
Japan
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terminal
cover
terminal board
mounting
screw
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JP1984075620U
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JPS60187465U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (1) 産業上の利用分野 本考案は、端子盤の構造の改良に関する。特
に、全ての部品が単一体に組み立てられて一体と
されていて取り扱いが便利であり、さらに、この
一体化された端子盤を配電盤の盤体等に取り付け
るためのねじも端子盤と一体化されており、この
端子盤を配電盤の盤体等に取り付けるためのねじ
が脱落する等の欠点も解消されている構造の端子
盤に関する。
(2) 従来の技術 従来の技術に係る端子盤の2例を、図面を参照
して説明する。
第2図参照 図において、1は端子盤本体であり、その上面
に端子2が配列される。4は各端子2を仕切る隔
壁である。端子盤本体1の端子部(端子2が配列
される領域)に対向してこれをカバーするカバー
5が設けられることが多いが、このカバー5は、
カバー5と端子部との間に適切な間隔を保持する
ように、カバー取り付けねじ6をもつて間隔ボル
ト7に取り付けられる。そして、端子盤本体1
は、間隔ボルト7と一体に構成された取り付けね
じ71をもつて配電盤の盤体8等に取り付けられ
る。
第3図参照 図において、1は端子盤本体であり、その上面
に端子2が配列され、各端子2は隔壁4をもつて
仕切られている。端子盤本体1の端子部(端子2
が配列される領域)に対向してこれをカバーする
カバー5が設けられることが多いが、このカバー
5は、カバー5と端子部との間に適切な間隔を保
持し、かつ、取り付け取り外しを容易にするため
に、カバー取り付け具9を介して端子盤本体1に
取り付けられる。この例においては、端子盤本体
1はこのカバー取り付け具9と一括して、取り付
けねじ10をもつて配電盤の盤体等8に取り付け
られる。
(3) 考案が解決しようとする課題 上記せる構造の従来技術に係る端子盤は、端子
盤本体1、端子2、カバー5、カバー取り付けね
じ6、取り付けねじ71と一体に構成された間隔
ボルト7、カバー取り付け具9、取り付けねじ1
0等、複数の部材を組み合わせながら配電盤等の
盤体上で端子盤を組み立てることゝされており、 (イ) 購買、保管、輸送等にあたつて、独立に(別
個に)取り扱わねばならない部品点数が多く、
甚だ不便であり、 (ロ) 端子2に対しては、第2図・第3図に示すね
じ締め付け型のみではなく、ねじを必要とせず
端子を挿入するのみで取り付けが可能であるフ
アストン型端子を使用する場合がむしろ多いの
で、それ程問題とならないが、端子盤自身を配
電盤等の盤体に取り付ける取り付けねじ7,1
0が一体とされていないことは甚だ不便であ
り、この欠点のために、実装の作業工数が多く
なり、実装時に一部部品の紛失が往々にして発
生し、しかも、実装時にねじ等一部部品の脱
落・落下により不測の事態(例えば、端子相互
間の短絡等)の原因となると云う欠点があつ
た。
本考案の目的はこれらの欠点を解消することに
あり、取り付けねじも含めてすべての部品が一体
に組み立てられており、一体として取り扱うこと
ができて取り扱いが便利であり、特に、この一体
化された端子盤を配電盤の盤体等に取り付ける取
り付けねじも脱落することがないようにされてお
り、取り扱いが極めて便利である端子盤を提供す
ることにある。
(4) 課題を解決するための手段 上記の目的は、端子2がその上面に配設される
端子盤本体11と、この端子盤本体11に連接
し、または、一体化されているカバー支持部11
1と、このカバー支持部111に弾性的に支持さ
れて前記の端子2をカバーする端子カバー51と
を有する端子盤において、前記の端子盤本体11
には、この端子盤本体11を他の物体例えば配電
盤の盤体等の表面に取り付ける取り付けねじ3が
設けられており、この取り付けねじ3のねじ頭に
対向する領域には、前記の端子カバー51に、前
記のねじ頭の断面積より小さな面積の開口511
が設けられており、前記の取り付けねじ3の足3
1の長さは、前記の端子盤本体11の上面と前記
の端子カバー51の下面との距離より長く選択さ
れている端子盤によつて達成される。
(5) 作用 本考案に係る端子盤は、上記の如く構成されて
いるので、 (イ) 端子盤本体11・端子2・カバー支持部11
1・端子カバー51・取り付けねじ3が一体に
組み立てられた状態で取り扱われることにな
り、購入・保管・輸送等の管理が容易・安全で
あり、 (ロ) 端子盤本体11を配電盤の盤体8等に取り付
けるにあたつて、カバーに設けられた開口51
1を介して挿入されるドライバ等を使用してね
じ止めをなすことができるので、ねじが紛失
し、または、脱落するおそれがなく、短絡等が
発生するおそれがなく、 (ハ) 取り付けねじは、あらかじめ取り付けられて
いるから、実装作業工数は少ない等の作用効果
が発揮される。
(6) 実施例 以下、図面を参照しつゝ、本考案の1実施例に
係る端子盤について説明する。
第1図参照 図において、11は端子盤本体であり、その上
面に端子2が配列され、各端子2は隔壁4をもつ
て仕切られている。各端子2は、第2図・第3図
との関連上ねじ締め付け型のように図示してある
が、ねじを必要とせず、端子を挿入するのみで取
り付けが可能なフアストン型端子がむしろ多く使
用されている。端子盤本体11の端子部(端子2
が配列される領域)に対向してこれをカバーする
カバー51が設けられるが、このカバー51は、
端子盤本体11から上方に伸延して一体的に構成
されているカバー支持部111によつて弾性的に
支持されている。すなわち、カバー51は絶縁性
であり、かつ、透明であることが望ましいからプ
ラスチツク板等をもつて構成されることが一般で
あるが、プラスチツク板は一般に弾性材であるか
ら、この弾性を利用することゝして、カバー支持
部111に設けられたスリツト部111′にカバ
ー51を嵌め込むようにしてある。端子2は上記
のようにフアストン型端子が使用される場合が多
いが、図示するようにねじ締め付け型のときは、
端子盤は配電盤等の盤体に取り付けたまゝで、上
記の弾性カバー51の弾性を利用してカバー51
を取り外して端子2のねじを操作すればよい。ま
た、カバー51には、端子盤本体11を配電盤本
体8に取り付ける取り付けねじ3のねじ頭に対向
する領域に開口511が設けられており、取り付
けねじ3をもつて端子盤本体11を配電盤本体8
に取り付けるにあたり、この開口511を介して
ドライバ等を挿入してねじを取り扱うことができ
る。また、開口511の面積は対応するねじのね
じ頭の断面積より小さく選んであり、また、取り
付けねじ3の足31の長さは、取り付けねじ3を
ゆるめてもカバー51と衝突して抜け出さないよ
うに選んであるので、取り付けねじ3が脱落する
おそれはない。また、取り付けねじには、第4図
に示すように、ねじ頭より大きな座金32が一体
として取り付けられている構造の物(いわゆる座
金付きねじ)があるが、この座金付きねじに対し
ては、開口511の面積を座金32の面積より小
さく選び、結果的に取り付けねじが抜け出さない
ようにすればよい。
なお、カバー支持部111は、接着・ねじ止め
等をもつて端子盤本体11に連接して取り付けて
もよい。
(7) 考案の効果 以上説明せるとおり、本考案に係る端子盤は、
端子盤本体11・端子2・カバー支持部111・
端子カバー51・取り付けねじ3が一体に組み立
てられており、しかも、端子2はフアストン型端
子が使用される場合が多いので、端子2に対応す
る領域において端子カバー51に開口を設けてお
くことは必須ではなく、また、格別必要でもない
が、取り付けねじ3の頭部に対応する領域におい
ては、端子カバー51に、取り付けねじ3のねじ
頭の断面積より小さな面積の開口511が設けら
れているので、取り付けねじ3も含めて端子盤全
体を完全に一体として取り扱うことができること
になり、その結果、 (イ) 購買、保管、輸送等にあたつて、独立に(別
個に)取り扱わねばならない部品点数が少な
く、 (ロ) 端子盤を配電盤等の盤体に取り付けるにあた
つては、端子盤から容易に離脱しない構造とさ
れている取り付けねじ3を端子カバー51に設
けられている開口511を貫通してドライバー
を挿入して取り付ければよく、実装の作業工数
が少なくなり、実装時に一部部品の紛失が発生
することがなく、しかも、実装時にねじ等一部
部品の脱落落下により不測の事態(例えば、端
子相互間の短絡等)が発生することがなくな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る端子盤の概念
的構成図である(本考案の一実施例に係る端子盤
を配電盤の盤体等に取り付けた状態を示す概念的
構成図である。)第2図・第3図は従来技術に係
る端子盤の概念的構造図である。第4図は座金付
きねじ(座金が一体的に組み付けられているね
じ)の1例の正面図である。 1,11……端子盤本体、2……端子、3……
取り付けねじ、31……取り付けねじの足、32
……ねじに一体的に組み付けられる座金、4……
隔壁、5,51……カバー、6……カバー取り付
けねじ、7……間隔ボルト、71……間隔ボルト
と一体に構成された取り付けねじ、8……配電盤
の盤体等、9……カバー取り付け具、10……取
り付けねじ、111……カバー支持部、111′
……スリツト部、511……開口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 端子2がその上面に配設される端子盤本体11
    と、 該端子盤本体11に連接するカバー支持部11
    1と、 該カバー支持部111に弾性的に支持されて前
    記端子2をカバーする端子カバー51と を有する端子盤において、 前記端子盤本体11には、該端子盤本体11を
    他の物体の表面に取り付ける取り付けねじ3が設
    けられており、 該取り付けねじ3のねじ頭に対向する領域に
    は、前記端子カバー51に、前記ねじ頭の断面積
    より小さな面積の開口511が設けられており、 前記取り付けねじ3の足31の長さは、前記端
    子盤本体11の上面と前記端子カバー51の下面
    との距離より長く選択されてなることを特徴とす
    る端子盤。
JP7562084U 1984-05-23 1984-05-23 端子盤 Granted JPS60187465U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7562084U JPS60187465U (ja) 1984-05-23 1984-05-23 端子盤

Applications Claiming Priority (1)

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JP7562084U JPS60187465U (ja) 1984-05-23 1984-05-23 端子盤

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Publication Number Publication Date
JPS60187465U JPS60187465U (ja) 1985-12-12
JPH0141175Y2 true JPH0141175Y2 (ja) 1989-12-06

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ID=30617009

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JP7562084U Granted JPS60187465U (ja) 1984-05-23 1984-05-23 端子盤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0339889Y2 (ja) * 1987-05-08 1991-08-22

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS536059U (ja) * 1976-06-30 1978-01-19

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JPS60187465U (ja) 1985-12-12

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