JPH0141114B2 - - Google Patents

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JPH0141114B2
JPH0141114B2 JP59087840A JP8784084A JPH0141114B2 JP H0141114 B2 JPH0141114 B2 JP H0141114B2 JP 59087840 A JP59087840 A JP 59087840A JP 8784084 A JP8784084 A JP 8784084A JP H0141114 B2 JPH0141114 B2 JP H0141114B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sewage
tank
treatment
section
prereactor
Prior art date
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Expired
Application number
JP59087840A
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English (en)
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JPS60232292A (ja
Inventor
Tomio Suzuki
Joji Tsuji
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NISHIHARA KANKYO EISEI KENKYUSHO KK
Original Assignee
NISHIHARA KANKYO EISEI KENKYUSHO KK
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Publication date
Application filed by NISHIHARA KANKYO EISEI KENKYUSHO KK filed Critical NISHIHARA KANKYO EISEI KENKYUSHO KK
Priority to JP59087840A priority Critical patent/JPS60232292A/ja
Publication of JPS60232292A publication Critical patent/JPS60232292A/ja
Publication of JPH0141114B2 publication Critical patent/JPH0141114B2/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Landscapes

  • Activated Sludge Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は通常時、バツフル(隔壁)によつて
プレリアクタ部とメインリアクタ部に区切られた
処理槽内で曝気・沈殿・放流の各工程を繰返すこ
とにより汚水を処理するバツチ式活性汚泥処理に
適用され、特に流入汚水が一定量を越えた場合で
も汚水処理を効果的に行える汚水処理装置に関す
る。
近年、生活排水処理の主流を占めている活性汚
泥処理法の中で汚水を連続的もしくは任意の時期
に受け入れる処理槽内で、曝気・沈殿・放流の各
工程を繰返して処理を行うバツチ式活性汚泥処理
装置が注目されている。
このバツチ式処理装置は、従来主に工場廃水の
ように操業時間(例えば8時間)のみ廃水が流入
する場合に用いられていたが、最近、下水のよう
に連続して排出される汚水の処理にも適用される
ようになつてきた。そして、このような場合、処
理槽を複数とし、曝気処理が行われている槽へ順
次流入し、未処理の汚水がそのまま放流されるの
を防止している。
しかし、下水の場合、合流式では当然のみなら
ず、たとえ分流式であつても雨天時に雨水が流入
するため、流入水量はかなり大量のものとなる。
そこで、雨天時の最大流入量に対応させて槽容量
を決定しておかないと、雨天時には流入水量が多
すぎ、槽からオーバーフローしてしまうこととな
る。しかし、このように槽容量を定めると、槽容
量が非常に大きくなつてしまい、非現実的なもの
となつてしまう。
この発明は上記欠点を解消し、汚水流入量が設
定値を越えて流入しても、汚水を他の静止状態の
槽へ流入させることによつて、確実な汚水処理の
行える汚水処理装置を提供することを目的とす
る。
以下、この発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
この発明は、第1図、第2図に示すように、曝
気・沈殿・放流の各工程を所定時間毎に繰返す複
数(この実施例では2槽)設けられたバツフルに
よつてプレリアクタ部とメインリアクタ部に区切
られた処理槽A,B(以下A槽、B槽という)と、
この各AおよびB槽に汚水を順次切り換えて流入
させる汚水導入手段1とを有する。
上記A槽、B槽は第3図(第3図AはA槽の各
工程手順図、第3図BはB槽の同手順図を示す)
に示すように、いずれか一方が曝気工程の場合、
他方は沈殿あるいは放流工程になるように、相互
間で工程の位相がずれて処理を行うように予め設
定されている。そして、このA槽、B槽の内部
は、流入汚水の短絡を防止し、プレリアクタ部と
メインリアクタ部の状態をかえられるバツフル2
によつて、プレリアクタ部3と、メインリアクタ
部4とに区分されている。このA槽、B槽間は、
H.W.L.より上方のプレリアクタ部3の槽壁に開
口された連通口(汚水導入手段)1で連通されて
いる。また、第2図に示すように、A槽、B槽の
底部には、曝気工程に汚水に曝気ブロア(図示せ
ず)からの空気を吸込むための散気装置5が設け
られている。そして層上部には、沈殿工程に続く
放流工程時に上澄液を排出する自動デカンタ6が
配置されている。この自動デカンタ6は回転可能
な軸パイプ7に連結された排出パイプ8と、この
排出パイプ8の自由端に取付けられ、溢流口9a
が開口された溢流管9と、スカムバツフルを兼ね
たフロート10とで構成されている。そして、溢
流管9が水面部にある状態では、A槽、B槽内の
上澄水は溢流口9aより溢流管9内に流入し、軸
パイプ7を経て外部へ放流される。また回動手段
11によつて溢流管9が液面より高い位置になる
ように回動された状態では、槽内液体の排水は行
われない。
尚、A槽、B槽への汚水aの供給は、例えば、
ポンプピツト12およびポンプ13からなる汚水
供給装置14により行われる。
次に、この発明の動作、作用について説明す
る。
処理すべき汚水aは汚水供給装置14によつ
て、平常時、曝気を行つている一方の槽Aまたは
Bへ順次流入され、各槽AまたはBでは、散気装
置7による曝気、静置による沈殿、自動デカンタ
6による放流を第3図に示すように順次行い、通
常のバツチ式活性汚泥処理を行う。
次に、異常時、例えば、雨天時に汚水流入量が
設定値以上になつた場合、プレリアクタ部3の槽
壁のH.W.L.より上方に開口された連通口1から
他方の槽へ汚水が流入する。例えば、A槽へ流入
している時間の汚水流入量が異常に多いと、水位
が上昇し、連通口1の位置にまで至り、A槽内の
汚水はB槽へ流入する。ここで、B槽は上述のよ
うに沈殿または放流工程(この実施例では放流工
程、第3図B参照)にあるので、A槽のプレリア
クタ部3より流入した汚水aはB槽のプレリアク
タ部3の底部に沈殿した活性汚泥と接触し、酸化
吸着され、さらに、バツフル2の底部に開口され
た移流口を通つてメインリアクタ部4の底部に沈
殿した活性汚泥とも接触するために、汚水a中の
汚濁物質は活性汚泥に再度酸化吸着されるので、
汚濁物質が除去された上澄液は自動デカンタ6よ
り放流される。
この際、A槽のプレリアクタ部3を通常、曝
気、撹拌を行わないようにすれば(固形物の堆積
を防ぐため間欠的に曝気してもよい)、A槽の活
性汚泥がB槽へ流出しないので、次回以降の処理
に問題がない。また、処理槽は、バツフル2によ
つて、プレリアクタ部3とメインリアクタ部4と
に区切つてあるので、プレリアクタ部3にたとえ
沈殿または放流工程でも流入した汚水aは必ずプ
レリアクタ部の底部の活性汚泥及びメインリアク
タ部の活性汚泥と接触し処理をうけるので、未処
理の汚水が短絡放流されることがない。
また、プレリアクタ部3の連通口1の他、汚水
を供給している槽が異常高水位になつた時、当該
槽に対する汚水供給装置を停止し、他方槽への汚
水供給装置14が作動するようにしてもよい。
従つて、この実施例によれば、雨水等の混入よ
り大量の汚水が流入しても、問題なく処理が行
え、また処理水質も悪化することが少ない。な
お、雨水等はBOD等は低いため、静止状態の処
理槽における活性汚泥との接触および沈殿処理に
よつて十分な処理が行える。
尚、汚水導入手段は上述のように一方の槽内液
の他槽への流入による手段だけでなく、汚水供給
装置14の切換えによつて、汚水自体の流入を切
換えて行つてもよい。また、上記実施例では処理
槽が2槽の場合について説明したが、これに限定
されることなく、3槽以上でもよく、所定量以上
の汚水を静止状態の槽へ流入させればよい。
以上のようにこの発明によれば、汚水流入量が
所定値を越えて流入しても、汚水を他の静止状態
の槽へ流入させることによつて、確実な汚水処理
が行える等の極めて優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の平面図、第2図
は同縦断面図、第3図AはA槽の各工程の手順
図、第3図BはB槽の同手順図である。 A,B……処理槽、1……汚水導入手段(連通
口)、3……プレリアクタ部、14……汚水供給
装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 曝気・沈殿・放流の各工程を所定時間毎に繰
    返す2以上の処理槽と、これらの各処理槽内をプ
    レリアクタ部とメインリアクタ部とに区切るバツ
    フルと、上記各処理槽に汚水を順次切り換えて流
    入させる汚水供給装置とを備え、上記処理槽の少
    なくとも一槽を沈殿あるいは放流工程にあるよう
    にし、他の該処理槽への所定時間内の汚水流入が
    一定量以上となつた場合、上記プレリアクタ部内
    の余分な該汚水を沈殿あるいは放流工程にある処
    理槽へ導入する汚水導入手段を備えたことを特徴
    とする汚水処理装置。 2 上記汚水導入手段は、上記処理槽のプレリア
    クタ部の高水位上方位置に開口した連通口で構成
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の汚水処理装置。
JP59087840A 1984-05-02 1984-05-02 汚水処理装置 Granted JPS60232292A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59087840A JPS60232292A (ja) 1984-05-02 1984-05-02 汚水処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59087840A JPS60232292A (ja) 1984-05-02 1984-05-02 汚水処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60232292A JPS60232292A (ja) 1985-11-18
JPH0141114B2 true JPH0141114B2 (ja) 1989-09-04

Family

ID=13926106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59087840A Granted JPS60232292A (ja) 1984-05-02 1984-05-02 汚水処理装置

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JP (1) JPS60232292A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5929641A (ja) * 1982-08-13 1984-02-16 Ube Ind Ltd 安息香酸フエニルエステルの製法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5929641A (ja) * 1982-08-13 1984-02-16 Ube Ind Ltd 安息香酸フエニルエステルの製法

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JPS60232292A (ja) 1985-11-18

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