JPH0128866Y2 - - Google Patents

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JPH0128866Y2
JPH0128866Y2 JP1177382U JP1177382U JPH0128866Y2 JP H0128866 Y2 JPH0128866 Y2 JP H0128866Y2 JP 1177382 U JP1177382 U JP 1177382U JP 1177382 U JP1177382 U JP 1177382U JP H0128866 Y2 JPH0128866 Y2 JP H0128866Y2
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aeration
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JP1177382U
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JPS58116097U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Landscapes

  • Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
  • Treatment Of Biological Wastes In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、汚水浄化装置の前処理槽として好適
な沈澱分離槽に係るものである。
〔従来の技術〕
従来より用いられているし尿浄化装置は、第5
図に示すように流入口22を有する嫌気性の沈澱
分離槽21、接触濾床2を充填した接触ばつ気槽
18、沈澱槽19、流出口23を有する消毒槽2
0等を直列に移流管24によつて接続させた構成
である。
前記し尿処理装置の汚水の流れを説明すると、
先ず汚水は嫌気性の沈澱分離槽21を流入し、汚
水中の懸濁物質(以下SSと称する)を自然沈降
により沈澱させて上澄液を分離させる。そして、
沈澱分離された上澄液は接触濾床2を充填した接
触ばつ気槽18に移流し、ばつ気撹拌によつて接
触濾床2の表面に付着した生物膜により生物酸化
され浄化が行なわれる。さらに、接触ばつ気槽1
8で浄化された汚水は沈澱槽19に移流し、汚水
中の微量の浮遊物及び生物膜からの剥離汚泥を沈
降させ上澄液を分離させる。そして沈澱槽19の
上澄液を消毒槽20に移流し滅菌後放流される。
〔考案が解決しようとする課題〕
一方、前記の従来技術の嫌気性沈澱分離槽にあ
つては、沈降した分離汚泥を長期にわたつて貯溜
するためと、接触ばつ気槽への負荷の低減を図る
ためには、沈澱分離槽の容積を大きくしなければ
ならず、そのため広い設置スペースを必要とし不
経済であつた。また、嫌気性処理のためスカムや
悪臭の発生などの問題が多々あり衛生上好ましく
なかつた。
本考案は、上記の問題点を解決し、小形で且つ
機能的な好気性の沈澱分離槽を提供することを目
的としたものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するための本考案の構成を実
施例に対応する第3図、第4図を用いて説明する
と、本考案は、流入管12及び流出管13を有す
る沈澱分離槽1と内部に接触濾床2を充填した接
触ばつ気槽18と沈澱槽19と消毒槽20とを
各々接続したし尿浄化装置において、接触ばつ気
槽18に前置される沈澱分離槽1であつて、沈澱
分離槽1の底部をポツパー状に形成し内部に液面
下に没する濾床2を充填させるとともに濾床2下
方に曝気により濾床2内に汚水を循環させ且つ空
気を供給する散気筒3と濾床2付着汚泥を剥離さ
せせる散気筒4とを設け、沈澱分離槽1底部にエ
アリフトパイプ11を有する移送管5を介して汚
泥貯溜槽14と接続するための排出口1aを設け
た技術手段を講じている。
一般に汚水を好気性の状態で濾床内を循環させ
ると、濾床に糸状菌などの微生物が付着、生息し
汚水中のSSは上記微生物と接触することにより
高い粘性を得て濾床への付着率が著しく高まる。
この場合のSS負荷の除去率(%)との関係は第
1図に示すごとくであり、SSの除去率は70%以
上と大きい。また濾床に付着したSSは濾床付着
微生物により凝縮し、これを強制的に濾床から剥
離させると大形のフロツクを形成するので第2図
で示されるように沈降性が著しく改善され汚泥容
量示標(SVI)も約40%以下と小さくなる。
本考案は、上記のSSと微生物との相互作用を
用い従来の嫌気性の前処理装置の欠点を改善する
ものである。
〔実施例〕
本考案の実施例を第3図、第4図に基づき以下
説明する。
第3図は、本考案の好気性沈澱分離槽を用いた
し尿浄化装置の配置図であり、第4図は第3図の
好気性沈澱分離槽の説明図である。
本考案の好気性沈澱分離槽を用いたし尿浄化装
置は、第3図に示すように好気性沈澱分離槽1、
接触ばつ気槽18、沈澱槽19、消毒槽20に移
流管24により直列に接続して構成されている。
第4図において、1はホツパー状の底部を有す
る好気性沈澱分離槽であり、2は該沈澱分離槽1
の汚水面下に没する位置に固定された濾床であ
る。3は濾床2下方に設けられた散気筒であり、
流入管12より該沈澱分離槽1内に流入した汚水
は散気筒3からの曝気により好気性状態で濾床2
内を循環し、汚水中のSSは濾床2に付着する。
4は濾床2底部に設けられた濾床2に付着した
SSを一定時間ごとに強制的に剥離させる濾床洗
浄用の散気筒である。1aは好気性沈澱分離槽1
のホツパー状底部に設けられた排出口であり、排
出口1aはエアリフトパイプ11を有する移送管
5で汚泥貯溜槽14に接続されている。13は
SSを汚泥貯溜槽14へ除去した後の負荷の少な
い汚水を接触ばつ気槽18へ移送するための流出
管である。15は汚泥貯溜槽14内に設けられた
散気筒、7,8,9,10,16は弁であり、6
は散気筒3,4,15及びエアリフトパイプ11
に空気を送るブロアー、17は汚泥貯溜槽14の
上澄液を好気性沈澱分離槽1へ返送するための移
送管である。
本考案は上記構成よりなり、弁7を開き散気筒
3から空気を送風して汚水を濾床2内に循環させ
て曝気し、汚水中のSSを濾床2内に付着させ、
流入管12からの汚泥流入量分の上澄液をオーバ
ーフローさせて、流出管13により接触ばつ気槽
18へ流出させる。次に濾床2にSSが多量に付
着し、付着したSSを好気性沈澱分離槽1外の汚
泥貯溜槽14に排出させる場合には、弁7を閉じ
弁8を開いて濾床洗浄用の散気筒4から5〜10分
間空気を送り込み曝気することによつて濾床2全
般に付着しSSは強制的に剥離される。剥離完了
後弁8を閉じ該沈澱分離槽1内を約30分間静置す
ることにより剥離したSSは凝集性フロツクとな
り速やかに底部に沈降する。そして、沈降完了後
移管5に設けた弁9を開いた後弁10を開きエア
リフトパイプ11を作動させ、沈降した濃厚な
SSを汚泥貯溜槽14に導入する。通常運転をす
るには弁9,10を閉じ弁7を開くことによつて
行なわれる。
汚泥貯溜槽14においては、通常散気筒15か
らの曝気により汚泥の好気的消化を行なうが、好
気性沈澱分離槽1の剥離沈降SSを流入させる際
には弁9を開く前に弁16を閉じ槽内を静置させ
貯溜汚泥をあらかじめ沈降させておく。そして弁
16を閉じたまま弁9,10を開き該沈澱分離槽
1のSSを汚泥貯溜槽14に流入させるとともに
汚泥貯溜槽14の上澄液がオーバーフローして好
気性沈澱分離槽1に返送される。
尚、濾床2の洗浄操作の頻度は流入汚水の性状
などによつて異なるが、通常の合併泥水では5〜
10日に1度洗浄を行なえば十分である。
〔考案の効果〕
本考案によると、自然沈降による従来の汚水中
のSSの分離法と異なり濾床付着分離法であるた
め汚水の水面積負荷を設計因子として考える必要
はなく、また濾床に付着した汚泥は凝集性フロツ
クとしてホツパー状底部に沈降分離するため汚泥
濃縮率が高まり、従つて沈澱分離槽を小形にする
ことができ経済的であり、また常時好気性の状態
で運転されるのでスカムや悪臭の発生の防止がで
き、さらに接触ばつ気槽の前処理槽として濃厚な
懸濁性物質、即ちSSが排除されるため接触ばつ
気槽への負荷が大幅に軽減され良質な水質が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は合併汚水でのSS負荷と濾床によるSS
除去率の関係を示した図、第2図は濾床から剥離
したSSの沈降曲線を示した図、第3図は本考案
の好気性沈澱分離槽を用いたし尿浄化装置の配置
図、第4図は第3図の好気性沈澱分離槽の説明
図、第5図は従来の嫌気性沈澱分離槽を用いたし
尿浄化装置の配置図である。 符号の説明、1……好気性沈澱分離槽、1a…
…排出口、2……濾床、3,4……散気筒、5…
…移送管、6……ブロアー、7,8,9,10…
…弁、11……エアーリフトパイプ、12……流
入管、13……流出管、14……汚泥貯溜槽、1
5……散気筒、16……弁、17……移管、18
……接触ばつ気槽、19……沈澱槽、20……消
毒槽、21……嫌気性沈澱分離槽、22……流入
口、23……流出口、24……移流管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流入管及び流出管を有する沈澱分離槽、接触ば
    つ気槽、沈澱槽、消毒槽を各々接続したし尿浄化
    装置において、接触ばつ気槽に前置される沈澱分
    離槽であつて、沈澱分離槽の底部をホツパー状に
    形成し内部に液面下に没する濾床を充填させると
    ともに濾床下方に曝気により濾床内に汚水を循環
    させ且つ空気を供給する散気筒と濾床付着汚泥を
    剥離させる散気筒とを設け、沈澱分離槽底部にエ
    アリフトパイプを有する移送管を介して汚泥貯溜
    槽と接続するための排出口を設けたことを特徴と
    する好気性沈澱分離槽。
JP1982011773U 1982-01-29 1982-01-29 好気性固液分離槽 Granted JPS58116097U (ja)

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JPS58116097U JPS58116097U (ja) 1983-08-08
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JPS58116097U (ja) 1983-08-08

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