JPH0141008B2 - - Google Patents
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- JPH0141008B2 JPH0141008B2 JP17688782A JP17688782A JPH0141008B2 JP H0141008 B2 JPH0141008 B2 JP H0141008B2 JP 17688782 A JP17688782 A JP 17688782A JP 17688782 A JP17688782 A JP 17688782A JP H0141008 B2 JPH0141008 B2 JP H0141008B2
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- Japan
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- current
- melting point
- point metal
- carrying
- electrode
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- Expired
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 24
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 24
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims description 20
- XLOMVQKBTHCTTD-UHFFFAOYSA-N Zinc monoxide Chemical compound [Zn]=O XLOMVQKBTHCTTD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
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Landscapes
- Thermistors And Varistors (AREA)
- Thyristors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は過電圧制限要素に過大な電流が流れ
たとき、その温度上昇による周辺への悪影響を防
止するようにした電気装置に関する。
たとき、その温度上昇による周辺への悪影響を防
止するようにした電気装置に関する。
一般に、サイリスタを使用した高電圧の電力変
換装置においては、通常の動作電圧を考慮して素
子の直列個数が決定される。そして、散発的に印
加される雷インパルンや、開閉サージ等はアレス
タで所定の電圧に制限している。
換装置においては、通常の動作電圧を考慮して素
子の直列個数が決定される。そして、散発的に印
加される雷インパルンや、開閉サージ等はアレス
タで所定の電圧に制限している。
従来のものは第1図に示すように、各サイリス
タ素子T1,T2,T3にアレスタA1,A2,A3及び
スナバ回路S1,S2,S3が並列に接続されている。
この場合、各サイリスタ素子T1,T2,T3には外
部から雷インパルス等の過電圧が印加された場合
も、並列に接続されたアレスターA1,A2,A3及
びスナバ回路S1,S2,S3により、制限された電圧
VMしか印加しないため、各サイリスタ素子T1,
T2,T3は保護される。
タ素子T1,T2,T3にアレスタA1,A2,A3及び
スナバ回路S1,S2,S3が並列に接続されている。
この場合、各サイリスタ素子T1,T2,T3には外
部から雷インパルス等の過電圧が印加された場合
も、並列に接続されたアレスターA1,A2,A3及
びスナバ回路S1,S2,S3により、制限された電圧
VMしか印加しないため、各サイリスタ素子T1,
T2,T3は保護される。
しかし、各サイリスタT1,T2,T3に導通指令
が出たとき、点弧回路の故障によつて、サイリス
タ素子T1のみが導通しなかつたとすると、サイ
リスタ素子T1を残して他のサイリスタが導通し、
サイリスタ素子T1と並列に接続されたアレスタ
ーA1には外部回路条件で決る負荷電流が強制的
に流れ、その端子電圧はアレスターA1の電圧−
電流特性によつて決る値となる。
が出たとき、点弧回路の故障によつて、サイリス
タ素子T1のみが導通しなかつたとすると、サイ
リスタ素子T1を残して他のサイリスタが導通し、
サイリスタ素子T1と並列に接続されたアレスタ
ーA1には外部回路条件で決る負荷電流が強制的
に流れ、その端子電圧はアレスターA1の電圧−
電流特性によつて決る値となる。
通常、アレスタは負荷電流のような過大な電流
を長時間流す能力をもつていないので、過熱して
周辺に熱的な悪影響を及ぼすことになる。さら
に、過熱して機械的な般壊を起こすと、飛散した
破片で周辺を損優することがあるので、第2図に
示すように、アレスタに過大な電流が流れたら、
アレスタの両端を電気的に接続するように構成さ
れたものが提案されている。
を長時間流す能力をもつていないので、過熱して
周辺に熱的な悪影響を及ぼすことになる。さら
に、過熱して機械的な般壊を起こすと、飛散した
破片で周辺を損優することがあるので、第2図に
示すように、アレスタに過大な電流が流れたら、
アレスタの両端を電気的に接続するように構成さ
れたものが提案されている。
すなわち、第2図では、酸化亜鉛形アレスタな
どの過電圧制限要素からなる通電体1に半田など
の低融点金属6を当接させ、一対の電極3,4間
に通電体1と低融点金属6とを電気的に直列接続
し、ばね9で一方の電極3に押圧し、他方の電極
4とは導体11で接続し、溶融した低融点金属6
で両通電部3a,4aが電気的に接続されるよう
に、対向した両通電部3a,4aが低融点金属9
の下部に配置してある。
どの過電圧制限要素からなる通電体1に半田など
の低融点金属6を当接させ、一対の電極3,4間
に通電体1と低融点金属6とを電気的に直列接続
し、ばね9で一方の電極3に押圧し、他方の電極
4とは導体11で接続し、溶融した低融点金属6
で両通電部3a,4aが電気的に接続されるよう
に、対向した両通電部3a,4aが低融点金属9
の下部に配置してある。
上記構成において、通電体1に過大な電流が流
れる場合、電極3→通電体1→低融点金属6→導
体11→電極4の回路を通る。これによつて、通
電体1の温度が上昇するので、低融点金属6が溶
融して両通電部3a,4a間に落下し、両電極
3,4間が電気的に接続される。したがつて、通
電体1に流れていた電流は、両通電部3a,4a
間に落下した低融点金属6を経由して流れるの
で、通電体1の過熱が抑制できる。
れる場合、電極3→通電体1→低融点金属6→導
体11→電極4の回路を通る。これによつて、通
電体1の温度が上昇するので、低融点金属6が溶
融して両通電部3a,4a間に落下し、両電極
3,4間が電気的に接続される。したがつて、通
電体1に流れていた電流は、両通電部3a,4a
間に落下した低融点金属6を経由して流れるの
で、通電体1の過熱が抑制できる。
しかし、過電圧制限要素の一部が電気的に破壊
してそこに過大な電流が集中した場合には、その
近傍の低融点金属は瞬時に溶融して落下するが、
電流が集中した個所によつて低融点金属の溶融量
が異なるので、両通電部の接続が不安定であると
いう欠点があつた。
してそこに過大な電流が集中した場合には、その
近傍の低融点金属は瞬時に溶融して落下するが、
電流が集中した個所によつて低融点金属の溶融量
が異なるので、両通電部の接続が不安定であると
いう欠点があつた。
この発明を解消するためになされたもので、短
絡用の可動体を一方の電極に低融点金属によつて
固着しておき、過大電流が通電体に流れたとき、
低融点金属を同時に溶融して可動体を移動させる
ことによつて、両電極間を電気的に接続するよう
にした電気装置を提供する。
絡用の可動体を一方の電極に低融点金属によつて
固着しておき、過大電流が通電体に流れたとき、
低融点金属を同時に溶融して可動体を移動させる
ことによつて、両電極間を電気的に接続するよう
にした電気装置を提供する。
以下、図について説明する。第3図において、
1は酸化亜鉛素などの過電圧制限要素からなる通
電体で、貫通穴1aを有する。2は通電体1の収
容した絶縁筒、3は通電体1の一端と当接し絶縁
筒2の一端に固着された第1の電極で、通電体1
の貫通穴1a内に突出した第1の通電部3aを有
する。4は通電体1の他端と当接し絶縁筒2の他
端に固着された第2の電極で、通電体1の貫通穴
1a内に突出した第2の通電体4aを有する。5
は第1の通電部3aに低融点金属6で固着された
可動体で、第2の通電部4aと嵌合可能に構成さ
れている。7は第1の電極3と可動体5とを電気
的に接続したシヤント、8は第2の通電部4aに
固着された低融点金属である。
1は酸化亜鉛素などの過電圧制限要素からなる通
電体で、貫通穴1aを有する。2は通電体1の収
容した絶縁筒、3は通電体1の一端と当接し絶縁
筒2の一端に固着された第1の電極で、通電体1
の貫通穴1a内に突出した第1の通電部3aを有
する。4は通電体1の他端と当接し絶縁筒2の他
端に固着された第2の電極で、通電体1の貫通穴
1a内に突出した第2の通電体4aを有する。5
は第1の通電部3aに低融点金属6で固着された
可動体で、第2の通電部4aと嵌合可能に構成さ
れている。7は第1の電極3と可動体5とを電気
的に接続したシヤント、8は第2の通電部4aに
固着された低融点金属である。
上記構成において、通電体1に過大な電流が流
れると、通電体1が温度上昇して各電極3,4を
介して伝達された熱で、各通電体3a,4aの低
融点金属6,8が溶融する。これによつて、第1
の通電部3aから可動体5が落下して第2の通電
部4aに嵌合される。このときは、第2の通電部
4aの低融点金属8を溶融しているので、電気的
な接続が確実にできる。この結果、第1の電極3
→シヤント7→第2の電極4の回路を通じて過大
な電流が流れる。
れると、通電体1が温度上昇して各電極3,4を
介して伝達された熱で、各通電体3a,4aの低
融点金属6,8が溶融する。これによつて、第1
の通電部3aから可動体5が落下して第2の通電
部4aに嵌合される。このときは、第2の通電部
4aの低融点金属8を溶融しているので、電気的
な接続が確実にできる。この結果、第1の電極3
→シヤント7→第2の電極4の回路を通じて過大
な電流が流れる。
第4図はこの発明の他の実施例を示すものであ
る。図において、可動体5は第1の電極3の外周
に低融点金属6で固着され、第2の電極4の外周
と嵌合可能に構成されている。この場合、可動体
5と第2の電極4との接続面積が大きいので、大
電流を通電することができる。
る。図において、可動体5は第1の電極3の外周
に低融点金属6で固着され、第2の電極4の外周
と嵌合可能に構成されている。この場合、可動体
5と第2の電極4との接続面積が大きいので、大
電流を通電することができる。
第5図はさらに他の実施例を示すものである。
図において、第1の電極3に低融点金属6で固着
された可動体5は、低融点金属6が溶融すると第
6図に示すように下方に移動して、低融点金属6
と協働して両電極3,4間を短絡する。なお、第
5図において、9は導電板10を介して通電体1
を押圧したばね、11は導電板10と第2の電極
4とを接続した導体である。
図において、第1の電極3に低融点金属6で固着
された可動体5は、低融点金属6が溶融すると第
6図に示すように下方に移動して、低融点金属6
と協働して両電極3,4間を短絡する。なお、第
5図において、9は導電板10を介して通電体1
を押圧したばね、11は導電板10と第2の電極
4とを接続した導体である。
上記実施例において、通電体1は過電圧制限要
素のものについて説明したが、事故時などに過大
な電流が流れるものであれば同様の効果が期待さ
れる。
素のものについて説明したが、事故時などに過大
な電流が流れるものであれば同様の効果が期待さ
れる。
この発明によると、可動体と低融点金属とが協
働して両電極間を短絡するので、両電極間の短絡
が確実にできる。
働して両電極間を短絡するので、両電極間の短絡
が確実にできる。
第1図は電力変換装置の構成図、第2図は従来
の電気装置の断面図、第3図はこの発明の一実施
例を示す断面図、第4図及び第5図はそれぞれ他
の実施例を示す断面図、第6図は第5図の動作を
説明する説明図である。図において、1は通電
体、3,4は電極、5は可動体、6,8は低融点
金属である。なお各図中同一符号は同一又は相当
部分を示す。
の電気装置の断面図、第3図はこの発明の一実施
例を示す断面図、第4図及び第5図はそれぞれ他
の実施例を示す断面図、第6図は第5図の動作を
説明する説明図である。図において、1は通電
体、3,4は電極、5は可動体、6,8は低融点
金属である。なお各図中同一符号は同一又は相当
部分を示す。
Claims (1)
- 1 通電体の両端に当接した一対の電極の一方に
低融点金属によつて導電性の可動体を固着し、上
記通電体に所定の値以上の電流が流れたときの温
度上昇で上記低融点金属を溶融させ、溶融した上
記低融点金属と上記可動体とが移動して上記両電
極間を短絡するようにしたことを特徴とする電気
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17688782A JPS5966089A (ja) | 1982-10-07 | 1982-10-07 | 電気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17688782A JPS5966089A (ja) | 1982-10-07 | 1982-10-07 | 電気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5966089A JPS5966089A (ja) | 1984-04-14 |
JPH0141008B2 true JPH0141008B2 (ja) | 1989-09-01 |
Family
ID=16021494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17688782A Granted JPS5966089A (ja) | 1982-10-07 | 1982-10-07 | 電気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5966089A (ja) |
-
1982
- 1982-10-07 JP JP17688782A patent/JPS5966089A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5966089A (ja) | 1984-04-14 |
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