JPH0140432Y2 - - Google Patents

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JPH0140432Y2
JPH0140432Y2 JP3283285U JP3283285U JPH0140432Y2 JP H0140432 Y2 JPH0140432 Y2 JP H0140432Y2 JP 3283285 U JP3283285 U JP 3283285U JP 3283285 U JP3283285 U JP 3283285U JP H0140432 Y2 JPH0140432 Y2 JP H0140432Y2
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JP
Japan
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blade
cover
gear case
operating rod
blade cover
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JP3283285U
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JPS61148128U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は刈払機における草等の刈取物や小石等
の飛散により生じる事故を防止するための刃部カ
バーに関するものである。
〈従来の技術〉 刈払機は第1図にみられるように、エンジン1
に接続されたメインシヤフトを内挿した操作杆2
の先端へギヤケース3を介して回転刃4が設けら
れた構造で、雑草や芝等を刈取る装置である。こ
のような刈払機は、回転刃4が高速で回転するの
で、小石その他の小片が作業者側に飛散して危険
を伴うことがあるので、刃部カバー5を設けてい
る。そのカバーの取付構造の従来例は実公昭57−
34906号(第2図)にもみられるように、ギヤケ
ース及び操作杆にそれぞれブラケツトとかバンド
によつて刃部カバーを取付けるとか、単に操作杆
へブラケツトで固定していた。
刈払機の安全性については近年特に注目を浴び
ている。ところが、最近では回転刃4が第2図及
び第4図にみられるように、鋼製刃と可撓線条刃
との併用により、可撓線条刃の場合、ギヤケース
3から切断平面(刈払位置)までの寸法Aが鋼製
刃の場合の寸法Bよりも高くなり、従来の取付け
構造では小石等の飛散に対して完全にカバーでき
ない状態になつているのである。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記のように、鋼製刃と可撓線条刃とは構造上
切断平面が異なり、その為、鋼製刃に適したカバ
ーでは可撓線条刃を使用した場合に小石等の飛散
を防止することができず、逆に可撓線条刃に適し
たカバーでは鋼製刃を使用した場合、切断平面よ
りカバー下部が下がり過ぎて、土面に当たつて刈
払作業ができない。
これを解決するために、刃部カバーの取付部を
操作杆に沿つて移動させる方法も考えられるが、
刃物からの距離が離れるため、保護が完全にはで
きないこととなる。
また、単にカバーを操作杆へ取付けただけで
は、カバーが回り確実な固定ができないといつた
解決しなければならない問題点を有していた。
〈問題点を解決するための手段〉 そこで、本考案においては、刃部カバー5本体
の要部6をギヤケース3下方の取付部7で上下回
動自在に固定すると共に操作杆2に支持した取付
ブラケツト8で固定したものである。
〈作用〉 上記のような構造であると、要部6を回動中心
として、刃部カバー本体外周付近の扇部9が上下
動可能であるから、切断平面の異なる鋼製刃や可
撓線条刃に対応して一個のカバーで適当な位置に
防護可能となる。また、ギヤケースでもカバーが
固定されるので、取付け安定性が増す。
〈実施例〉 以下図面によつて本考案の実施例を詳細に説明
する。
第2図から第4図は本考案の第1実施例を示す
もので、第2図は鋼製刃を取付けた場合のカバー
の取付け状態を示す一部破断側面図であり、第3
図は同平面図である。第4図は可撓線条刃を取付
けた場合の一部破断側面図である。
これらの図に示した第1実施例においては、刃
部カバー5は要部6をギヤケース3下方に設けら
れた取付座10とその穴からなる取付部7で上下
回動自在に固定している。また、操作杆2に支持
した取付ブラケツト8で前記刃部カバー本体外周
付近の扇部9を上下動可能に固定しているのであ
る。刃部カバー5には前記取付座の穴を中心とす
る円周上に位置するように複数個の調節穴12が
設けられており、取付ブラケツト8の下端をいず
れの調節穴12へボルト13止めするかによつ
て、刃部カバーの扇部9の位置が決定される構造
である。この例では刃部カバー5が取付座穴を中
心として回動するので、カバー高さが任意に調整
でき、切断平面の異なる刃物に任意に対応して防
護の役目を果すことができる。
第5図及び第6図は本考案の第2実施例を示し
ている。刃部カバー5が取付座穴を中心として回
動する点は前記実施例と同じであるが、取付ブラ
ケツト8を操作杆2に沿つて移動可能とし、取付
ブラケツト8の下方を刃部カバー5の天井に設け
られた調節穴12へねじ止めする構造としてい
る。
本考案においては、前記いずれの実施例におい
ても同様であるが、調節穴12は長穴としてもよ
い。また、ギヤケース3下方に設けられた取付部
7とは、ギヤケース3の上面への取付けが意味を
なさないことをいうのであつて、図示した以外の
構造によつて、実質的にギヤケースの下方へ回動
中心が設けられる場合を総て含む。
〈考案の効果〉 刈払機の刃部カバーを上記のような構造とした
ことによつて、異なる構造の回転刃、例えば鋼製
刃と可撓線条刃のようにギヤケースへ取付時の切
断平面が大きく異なる刃物を相互に交換して使用
する場合でも、作業者を小石等の飛散物から確実
に保護し、また、作業し易い位置へ任意かつ容易
にカバーをセツトすることができ、その上に、操
作杆を中心とするカバーの回転を防止して強固な
保持が可能となつた。したがつて、安全に作業が
でき、作業能率も向上した。
【図面の簡単な説明】
第1図は刈払機の一部省略側面図である。第2
図と第4図は第1実施例の一部破断側面図であ
り、第3図は平面図である。第5図及び第6図は
第2実施例の要部側面図である。 1……エンジン、2……操作杆、3……ギヤケ
ース、4……回転刃、5……刃部カバー、6……
要部、7……取付部、8……取付ブラケツト、9
……扇部、10……取付座、12……調節穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作杆2先端へギヤケース3により角度を変え
    て取付けられた回転刃4の後部を覆う刃部カバー
    本体の要部6をギヤケース下方の取付部7で上下
    回動自在に固定すると共に操作杆に支持した取付
    ブラケツト8で前記刃部カバー本体外周付近の扇
    部9を上下動可能に固定してなる刈払機の刃部カ
    バー。
JP3283285U 1985-03-06 1985-03-06 Expired JPH0140432Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3283285U JPH0140432Y2 (ja) 1985-03-06 1985-03-06

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3283285U JPH0140432Y2 (ja) 1985-03-06 1985-03-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61148128U JPS61148128U (ja) 1986-09-12
JPH0140432Y2 true JPH0140432Y2 (ja) 1989-12-04

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JP3283285U Expired JPH0140432Y2 (ja) 1985-03-06 1985-03-06

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JP5819789B2 (ja) * 2012-08-08 2015-11-24 ダイアトップ株式会社 刈払機用アタッチメント

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JPS61148128U (ja) 1986-09-12

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