JPH0140276Y2 - - Google Patents

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JPH0140276Y2
JPH0140276Y2 JP9730284U JP9730284U JPH0140276Y2 JP H0140276 Y2 JPH0140276 Y2 JP H0140276Y2 JP 9730284 U JP9730284 U JP 9730284U JP 9730284 U JP9730284 U JP 9730284U JP H0140276 Y2 JPH0140276 Y2 JP H0140276Y2
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JP
Japan
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sleeve
attachment plate
aluminum
plate
steel
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JP9730284U
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JPS6113527U (ja
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  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、送電線引留クランプの構成部材であ
る鋼スリーブとアルミスリーブとを圧縮接続する
際に電線のよりによつて発生する鋼スリーブの相
対回動による貫通ボルト孔のくい違いを防止する
ために、接続作業中鋼スリーブを固定する治具に
関するものである。
(従来の技術) 従来圧縮接続作業中に電線のよりによつて発生
する鋼スリーブの回動を阻止する治具として、例
えば第6図に示すものが公知である(実開昭56−
2593)。これは、アルミスリーブ10の平行両平
面10a,10bを挟むクレビス12と、鋼スリ
ーブ11の先端扁平部11aを挿入保持する孔1
4とを備え、アルミスリーブ10の平行両平面1
0a,10bと鋼スリーブ11の先端扁平部10
aとを位置決めして両者間の相対回動を阻止する
ようにしたものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、鋼スリーブの先端部平行両平面
およびアルミスリーブの平行両平面間の寸法には
夫々公差があるため、これらの各平面に添わせて
治具をセツトすると、治具と各平面との間にガタ
ができ、圧縮作業中電線のよりによつて結局この
ガタの分だけ鋼スリーブが回動して、アルミスリ
ーブと鋼スリーブとを貫通するボルト挿通孔13
にくい違いが生じ、ボルトの挿通が困難になると
いう問題点がある。本考案は上記従来の問題点を
解決しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため本考案は、公差の小
さい鋼スリーブのボルト挿通孔に挿通可能なピン
を設け、これで鋼スリーブを位置決めし、またア
ルミスリーブの平行両平面に添わせる添着板と押
え板とを間隔調整可能に設け、アルミスリーブの
平行両平面間の公差を吸収するようにしたことを
特徴とする。
(作用) 本考案の治具は、鋼スリーブ11のボルト挿通
孔11bにピン2を挿入し、アルミスリーブ10
の平行両平面10a,10bの一方に添着板1を
添わせ、押え板4の位置を調整してこれをアルミ
スリーブ10の他方の平面に密着固定して用い
る。この場合添着板1と押え板4との間隔を自在
に調整してそれらを常にアルミスリーブ10の平
行両平面10a,10bに密着させる。従つて寸
法の公差と無関係にアルミスリーブ10を位置決
めする。またピン2を寸法公差の小さなボルト挿
通孔11bに挿入して鋼スリーブ11の位置決め
を行うのでガタを可及的に小さくする。
(実施例) 以下図について本考案の実施例を説明する。添
着板1は一端部側面に直角に起立するピン2を有
し、他端側の上部には直角に延出する連結板3を
有する。連結板3にはやや大径の孔3aが形成さ
れている。押え板4は、上部にこれと直角に延出
する連結板5を有する。連結板5には孔3aに対
応するねじ孔5aが形成されている。
添着板1と押え板4の各連結板3,5は互いに
重合され、アイボルト6により結合される。従つ
て添着板1と押え板4とは平行に配置される。
この治具は、第4図の如く鋼スリーブ11のボ
ルト挿通孔11bにピン2を挿入して矢線の如く
転倒させ、第5図の如く、添着板1をアルミスリ
ーブ10の一方の平面10aに添わせ、押え板4
を移動させて他方の平面10bに密着させ、アイ
ボルト6を締め付けて両者を固定して用いる。ア
ルミスリーブ10を圧縮すると電線のよりにより
鋼スリーブ11との間に相対回動力が生じるが、
その相対回動は、添着板1、押え板4、ピン2に
より阻止され、ボルト挿通孔13の位置のずれが
生じない。なお図示しないが、アルミスリーブ1
0の平行両平面10a,10bの損傷を防止する
為、これに保護板を当てがつてこの治具を取付け
ることができる。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案は、添着板1
に対して押え板4を間隔調整自在に設けて、両者
でアルミスリーブ10の平行両平面10a,10
bを挟み込み、また押え板4に直角にピン2を設
けてこれを鋼スリーブ11のボルト挿通孔11b
へ挿入するようにしたため、アルミスリーブ10
および鋼スリーブ11の寸法公差と無関係に確実
に両者を固定する治具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は平面図、第2図は側面図、第3図は正
面図、第4,5図は使用状態の斜視図、第6図は
従来例の斜視図である。 1……添着板、2……ピン、4……押え板、1
0……アルミスリーブ、11……鋼スリーブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ジヤパンソケツトへ挿入可能な垂直の平行両平
    面を備えたアルミスリーブと、鋼心アルミ撚線の
    一端が挿入圧着され他端に水平のボルト挿通孔を
    備え前記アルミスリーブへ挿入された鋼スリーブ
    との圧着に使用され、前記アルミスリーブの一方
    の垂直平面に添う添着板と、この添着板に平行に
    それとの間隔を調整可能に取付けられ前記アルミ
    スリーブの他方の垂直平面に添接可能な押え板
    と、添着板の一端部にこれに対して直角に植設さ
    れ前記鋼スリーブのボルト挿通孔へ挿通可能なピ
    ンとを具備した送電線引留クランプの圧縮接続用
    治具。
JP9730284U 1984-06-28 1984-06-28 送電線引留クランプの圧縮接続用治具 Granted JPS6113527U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9730284U JPS6113527U (ja) 1984-06-28 1984-06-28 送電線引留クランプの圧縮接続用治具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9730284U JPS6113527U (ja) 1984-06-28 1984-06-28 送電線引留クランプの圧縮接続用治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6113527U JPS6113527U (ja) 1986-01-27
JPH0140276Y2 true JPH0140276Y2 (ja) 1989-12-01

Family

ID=30656839

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9730284U Granted JPS6113527U (ja) 1984-06-28 1984-06-28 送電線引留クランプの圧縮接続用治具

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JP (1) JPS6113527U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6113527U (ja) 1986-01-27

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