JPH0139799Y2 - - Google Patents

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JPH0139799Y2
JPH0139799Y2 JP14774585U JP14774585U JPH0139799Y2 JP H0139799 Y2 JPH0139799 Y2 JP H0139799Y2 JP 14774585 U JP14774585 U JP 14774585U JP 14774585 U JP14774585 U JP 14774585U JP H0139799 Y2 JPH0139799 Y2 JP H0139799Y2
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heat insulating
insulating plate
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heat
mounting hole
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JP14774585U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、量水器筐の保温蓋、詳しくは、量水
器筐の蓋体に対する保温板の取付け技術に関す
る。
(従来の技術) 地下設置タイプの量水器や止水栓等を凍結から
守る手段として、量水器筐の内面に発泡プラスチ
ツクによる保温カバーを装着することが従来より
行なわれている。
この保温カバーは、量水器筐の筐本体の内部に
装着する保温筒状体と、量水器筐の蓋体の内面に
取付ける保温板と、を備えており、この蓋体に対
する保温板の取付け構造としては、例えば実公昭
58−41245号公報に記載されたものが知られてい
る。
この従来構造は、蓋体の内面に複数の突出体が
設けられ、保温板には前記突出体に嵌合する円形
の保温板取付け孔が突出体に符合する位置に形成
され、該取付け孔を突出体に嵌着することで、保
温板を蓋体の内面に取付ける構造となつていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、この保温板は冬季のみに取付け
るのではなく、冬季の氷点下温度から夏季の高温
度まで幅広い温度変化の下で使用されるため、蓋
体と保温板の熱膨張率の違いから、特に夏季の高
温下にあつては保温板が伸びきつて突出体間の間
隔と取付け孔間の間隔に差が生じ、この結果、突
出体と取付け孔とが位置ズレし、これを無理に取
付けると、第7図に示すように、保温板100が
反り返つた状態で蓋体101の内面に取付けら
れ、保温板100が割れたり、突出体102から
取付け孔103が外れて保温板100が脱落した
り、又、甚だしい場合には、保温板100の取付
けが不可能になるという問題があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような従来の問題点を解決す
るために考案されたもので、そのために本考案で
は、 蓋体の内面に保温板が取付けられた量水器筐に
おいて、 前記蓋体の内面に間隔を保持して少なくとも2
箇所に突出体が設けられ、 前記保温板を弾性素材で形成すると共に、該保
温板には前記突出体に嵌合する保温板取付け孔が
形成され、 該保温板取付け孔が突出体の径よりも狭幅で、
突出体間の間隔方向に長く形成した長孔に形成さ
れた構成とした。
(作用) 本考案の保温蓋は、保温板に形成した長孔によ
る取付け孔を、蓋体の内面に設けた突出体に保温
板の弾性による復元力で圧入嵌着することで、蓋
体の内面に保温板を取付けた構造となつている。
従つて、温度変化に伴なう蓋体及び保温板の伸
縮による突出体と取付け孔の位置ズレに対して
は、取付け孔が長孔に形成されていることから、
これを吸収することができ、又、この取付け孔の
幅は突出体の径よりも狭く形成されているので、
保温板の弾性による復元力で突出体と取付け孔を
圧入嵌着することができ、簡単かつ確実に保温板
を蓋体に取付けることができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
本実施例の保温蓋Aは、量水器筐1の蓋体2の
内面3に保温板4を取付けた構成となつている。
前記量水器筐1は、FRP、合成樹脂、鋳鉄、
コンクリート等による型成形で横長方形の箱形に
形成され、内部を量水器5及び止水栓6の収納部
7とした筐本体8と、該筐本体8の上面開口部9
にピン10を中心として開閉可能に設けた蓋体2
と、を備え、かつ前記筐本体8は底板部材11と
筒状部材12から成る。尚、13,14は配管延
出用の切欠部である。
前記蓋体2は、長方形の板状に形成され、その
内面3には、長方形を形成する位置に4箇所に突
出体としてのピン15が、蓋体2の長辺方向に長
間隔L1を保持し、かつ短辺方向に短間隔L2を保
持して突設されている。
前記保温板4は、保温性及び弾性を有する発泡
プラスチツクにより、蓋体2の外形よりも若干小
さい外形の長方形に形成され、片面を蓋体2に対
する取付け面16とし、該取付け面16に前記ピ
ン15にそれぞれ嵌合する保温板取付け孔17が
形成されている。
前記取付け孔17は、それぞれ前記ピン15の
径よりも狭幅で、ピン15,15間の長間隔L1
方向に長く形成した長孔に形成されている。
次に本実施例の作用を説明する。
前記保温板4の各取付け孔17をそれぞれ蓋体
2のピン15に嵌合することで、保温板4を蓋体
2の内面3に取付けた保温蓋Aが構成されたもの
で、この場合、長孔による取付け孔17の幅がピ
ン15の径よりも狭幅に形成され、かつ保温板4
に用いた発泡プラスチツクは弾性を有することか
ら、取付け孔17をピン15に無理に嵌合させれ
ば、取付け孔17とピン15とは保温板4の復元
力によつて圧入嵌着され、それだけで保温板4を
確実に蓋体2に取付けることができる。
又、夏季と冬季の温度変化により蓋体2及び保
温板4が伸縮し、この伸縮に伴なうピン15と取
付け孔17との位置ズレに対しては、該取付け孔
17が長孔に形成されていることから、この長孔
によつて位置ズレを吸収することができる。この
場合、位置ズレは保温蓋2の長辺方向に顕著にあ
らわれることから、取付け孔17を長間隔L1
向に長い長孔に形成した本実施例は効果的な位置
ズレ吸収構造となる。
以上、本考案の実施例について図面により説明
したが、本考案の具体的な構成は前記した実施例
に限定されるものではなく、考案の要旨を逸脱し
ない範囲の設計変更等があつても本考案の技術的
範囲に含まれる。
例えば、量水器筐の筐本体にも保温手段を設け
てもよく、この場合、発泡プラスチツクによる保
温筒状体を筐本体の内部に装着するとよい。
又、突出体及び取付け孔は、それぞれ少なくと
も2箇所に設けられていればよく、又、正方形を
形成する位置に4箇所に設けてもよく、この場
合、長孔の方向は突出体の辺間隔方向でも対角間
隔方向でもよい。
又、取付け孔の長孔形状についても、第5図に
示すように、長円部20の中央に突出体よりも小
径の円形部21を形成したり、又、第6図に示す
ように、長円部20に突出体よりも小径の円形部
21を複数形成するなどできる。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案の保温蓋にあ
つては、取付け孔が長孔に形成されているので、
温度変化に伴なう突出体と取付け孔の位置ズレ
を、この長孔による取付け孔によつて吸収するこ
とができる。
又、取付け孔としての長孔が突出体の径より狭
幅に形成され、しかも保温板が弾性を有するの
で、この保温板の復元力によつて突出体と取付け
孔を圧入嵌着して、保温板を蓋体に取付けること
ができるという効果が得られる。
この効果によつて、保温板を蓋体に対して、適
正かつ確実に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の量水器筐の保温蓋を示
す断面図、第2図は第1図−断面図、第3図
は保温板の平面図、第4図は保温板取付け穴と突
出体の嵌着状態を示す図、第5図及び第6図は長
孔の他例を示す図、第7図は従来技術の説明図で
ある。 A……保温蓋、L1……長間隔(間隔)、2……
蓋体、3……内面、4……保温板、15……ピン
(突出体)、17……保温板取付け孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 蓋体の内面に保温板が取付けられた量水器筐に
    おいて、 前記蓋体の内面に間隔を保持して少なくとも2
    箇所に突出体が設けられ、 前記保温板を弾性素材で形成すると共に、該保
    温板には前記突出体に嵌合する保温板取付け孔が
    形成され、 該保温板取付け孔が突出体の径よりも狭幅で、
    突出体間の間隔方向に長く形成した長孔に形成さ
    れていることを特徴とする量水器筐の保温蓋。
JP14774585U 1985-09-26 1985-09-26 Expired JPH0139799Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14774585U JPH0139799Y2 (ja) 1985-09-26 1985-09-26

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JP14774585U JPH0139799Y2 (ja) 1985-09-26 1985-09-26

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JPS6255667U JPS6255667U (ja) 1987-04-07
JPH0139799Y2 true JPH0139799Y2 (ja) 1989-11-29

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JP14774585U Expired JPH0139799Y2 (ja) 1985-09-26 1985-09-26

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KR20030087382A (ko) * 2002-05-08 2003-11-14 김내윤 수도미터기 보호통용 보온재 착탈 뚜껑

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Publication number Publication date
JPS6255667U (ja) 1987-04-07

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