JPH0138902B2 - - Google Patents

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JPH0138902B2
JPH0138902B2 JP56204068A JP20406881A JPH0138902B2 JP H0138902 B2 JPH0138902 B2 JP H0138902B2 JP 56204068 A JP56204068 A JP 56204068A JP 20406881 A JP20406881 A JP 20406881A JP H0138902 B2 JPH0138902 B2 JP H0138902B2
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JP
Japan
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component
fiber
crimp
fibers
composite
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JP56204068A
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JPS58126357A (ja
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Yasuhiko Furukawa
Hiroshi Sonoda
Taizo Sugihara
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JNC Corp
Original Assignee
Chisso Corp
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Publication date
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【発明の詳細な説明】
本発明は3次元の顕在捲縮を有し、かつ、潜在
捲縮を実質的に有しない熱接着性複合繊維を用い
て成る弾性に富む非平面上の繊維成形体の製造方
法に関するものでる。 繊維成形体の製造方法として、繊維塊の中に低
融点の重合体より成る繊維(以下単一型低融点繊
維という)を混合しその熱融着により成形物の形
態を保持させる方法は特公昭47−21620等におい
て公知である。しかし、このような単一型低融点
繊維の融着による繊維成形体は熱処理時の体積減
少が大きく、収縮シワの発生が避けられないうえ
に、該熱処理時に低融点繊維が繊維形状を失い樹
脂化するために風合いの硬い弾力性に乏しいもの
となり用途も限られてくる。 又、低融点重合体を一方の複合成成分とする熱
接着性複合繊維及び該複合繊維からなる不織布は
特公昭42−21318、同44−22547、同52−12830等
において公知である。複合繊維において延伸後弛
緩させる事によつて発生する捲縮(以下このよう
な捲縮を顕在捲縮と称する事がある)はスパイラ
ル状3次元捲縮であり、この様な捲縮が繊維に嵩
高性を与える事も公知で、ふとん綿等の分野で利
用されている。 しかし、この様な融点を異にする重合体成分よ
り成る熱接着性複合繊維であつて顕在捲縮を有す
るものは一般に、該繊維の熱接着の目的で実施す
る熱処理時に更に捲縮を発現し(以下このような
捲縮を潜在捲縮と称することがある)同時に大き
な収縮を伴うことから均質な繊維成形体が得られ
ず、又捲縮が小さくなるため成形体の弾性回復が
悪くなるという欠点を有する。 本発明者達は上記欠点を改良し嵩高性でかつ弾
性に富む非平面上の繊維成形体を得るべく鋭意研
究を重ねた結果以下に示す発明に到達した。すな
わち、本発明は、結晶性ポリプロピレンにより成
る第1成分と主としてポリエチレンより成る第2
成分とを、第2成分が繊維表面の少くと一部を長
さ方向に連続して存在する様に並列型または鞘芯
型に配し、紡糸後の第1成分のQ値(Q=
(Mw/Mn):Mwは重量平均分子量、Mnは数平
均分子量)が3.5以上であるように紡糸した未延
伸糸を連続したトウの形に集束し、延伸に先立つ
て該未延伸糸を80℃以上でかつ第2成分の融点以
下の温度に予熱し、引続いて延伸倍率が3.0倍以
上でかつ複合成分のいずれもが破断しない倍率で
延伸を行い、延伸終了点以降では延伸トウは上記
予熱温度以下に冷却しており、かつ、一対のニッ
プロールの内少くとも一方のロールが非金属ロー
ルであるような引取ロールにより50℃以下に冷却
して該延伸トウを引取ることにより捲縮数4〜12
山/吋で、捲縮弾性率がが75%以上である顕在捲
縮を有し、かつ、潜在捲縮は実質的に有しない熱
接着性複合繊維を得、該繊維単独もしくは該繊維
を少くとも20重量%以上含有するウエツプを該複
合繊維の第2成分の融点以上で第1成分の融点以
下の温度に加熱し立体的に成形してなる。主とし
て熱接着性複合繊維の第2成分の熱融着により三
次的形状が安定化されたことを特徴とする嵩高性
で非平面状の高弾性繊維成形体の製造方法であ
る。 本発明において第1成分として用いる結晶性ポ
リプロピレンとはプロピレンを主成分とする結晶
性重合体の総称であり、この中にはプロピレンの
単独重合体のみならずエチレン、ブテン−1ある
いは4−メチルベンテン−1等との共重合体等が
含される。また、第2成分として用いられるポリ
エチレンとは高圧法ポリエチレンあるいは中低圧
法ポリエチレンの如きエチレンを主成分とする重
合体の総称であり、この中にはエチレンの単独重
合体のみならず、プロピレン、ブテン−1あるい
は酢酸ビニルとの共重合体(EVA)等が含まれ
るが、このポリエチレンの融点は1成分である結
晶性ポリプロピレンの融点より20℃以上低いこと
が好ましい。上記結晶性ポリプロピレンおよびポ
リエチレンには、本発明の目的を損はない範囲に
おいて、ポリオレフイン繊維に通常用いられる各
種の安定剤、充填剤、顔料等を添加することがで
きる。 本発明で用いられる熱接着性複合繊維は、第2
成分が繊維表面の少くとも一部を長さ方向に連続
して存在する必要であり、繊維表面を出来るだけ
広く被うことが好ましい。このような複合繊維は
並列型あるいは第2成分を鞘成分とする鞘芯型の
従来公知の溶融紡糸法によつてて得ることが出来
る。両成分の複合の割合には特別な限定はない
が、第2成分が40〜70重量%であることが好まし
い。 本発明で用いられる熱接着性複合繊維は紡糸後
の第1成分のQ値が3.5以上、好ましくは4以上
となる様に紡糸されねばならない。Q値とはゲル
パーミエイシヨンクロマトグラフ法で求められる
重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)
の比、すなわちQ=Mw/Mnである。結晶性ポ
リプロピレンは溶融紡糸時に受ける熱及びシエヤ
ーの影響で劣化し、Mwは小さくなりその結果、
紡糸後のQ値は紡糸前のそれに比べて低下するこ
とが知られている。Q値が3.5未満となつたポリ
プロレインは分子量分布の幅が狭くなり、これに
よつて得られる複合繊維は弾性収縮率は低下し、
顕在捲縮発現能が低下し、捲縮数が4山/吋とな
るためウエツプ形成に最も一般的に用いられるカ
ード工程を満足に通過できなくなると共に得られ
たウエツプの嵩高性も劣るのみならず、潜在捲縮
性が大きくなるため成形のための熱処理時にウエ
ツプの収縮が起り、嵩高で弾性に富む繊維成形体
を得ることが出来ない。 複合紡糸後の第1成分のQ値は、該複合紡糸の
第1成分の紡糸条件と同一の条件下で該成分を単
独紡糸し得られる繊維のQ値を測定することによ
り知ることができ、このような単独紡糸により原
料第1成分の選定および紡糸条件の設定可能であ
る。 本発明で用いられる熱接着性複合繊維の第2成
分であるポリエチレンについては、ポリエチレン
は一般に溶融紡糸時における熱劣化が少なく、紡
糸条件や原料ポリエチレンのメルトインデイツク
スの違いによる複合繊維の顕在捲縮数や捲縮弾性
率に及ぼす影響が小さいため、特別な限定は不要
であるが、紡糸のし易さからメルトインデツクス
が5〜35程度のポリエチレンが好ましく用いられ
る。 上記第1成分および第2成分よりなる複合未延
伸糸は連続したトウの形に集束され、延伸に先立
つて80℃以上で第2成分の融点以下の温度に予熱
され、引続いて延伸倍率が3.0倍以上で複合成分
のいずれもが破断しない倍率で延伸され、延伸終
了点以降では延伸トは上記予熱温度以下に冷却し
ていなければならない。予熱温度が80℃以下では
繊維の切断が起り易く、切断が起らない場合でも
得られる繊維は顕在及び潜在捲縮能が共に大きな
ものとなる。 また第2成分の融点以上に加熱すると繊維間に
熱接着が発生し好ましくない。延伸倍率が3.0倍
未満では複合両成分間の弾性収縮差が小さく顕在
捲縮の発現が少くなり、かつ、潜在捲縮が大きく
なる、また、複合成分のいずれか破断する程に延
伸すれば、両成分間の弾性収縮差に基ずく歪が働
かなくなり顕在捲縮が発現しなくなりいずれも好
ましくない。なお延伸は1度で所定の延伸倍率に
至らしめる一段延伸は勿論のこと、これを2度以
上に分けて行う多段延伸によつて実施することも
可能である。 延伸に先立つて行う予熱操作は、延伸機の導入
部に於て熱湯バス、熱風、蒸気あるいは赤外線に
よる加熱炉又は熱ロール等の公知の手段を用いて
行なうことができる。所定の温度に予熱された未
延伸糸が所定の倍率に延伸された後緊張下にある
間に上記予熱温度下に冷却される理由は、延伸さ
れたトウが予熱温度以上に加温されたまゝでいる
と、複合両成分間の弾性収縮差が減少して行き、
顕在捲縮の発現が抑制されるからである。 次いで、延伸トウは50℃以下にまで冷却した状
態で、一対のロールの内少くとも一方のロールが
非金属ロールであるようなニップロールによつて
引取られる。延伸トウを緊張状態で引取るに足る
ニップ圧下で引取る場合引取ロールが金属ロール
同志の組合せでは該ロールを通過し弛緩状態にな
つた延伸トウに発現する顕在捲縮が不充分とな
る。延伸トウの温度が50℃を超す場合には、引取
ロールの方もしくは両方が非金属ロールであつて
も顕在捲縮の発現は不充分となる。引取ロールの
少くとも一方がゴムロールあるいはコツトンロー
ル等の非金属ロールであり、かつ、延伸トウの温
度が50℃以下の場合には複合繊維は4〜12山/吋
の三次元の顕在捲縮と75%以上の捲縮弾性率を有
し、その潜在捲縮は極めて小さく、時には負であ
り、実質的には零となる。 本発明で用いる複合繊維の捲縮数が4山/吋未
満となると繊維間の絡み合いが不足して該複合繊
維単独ではウエツプ化が困難となるし、他繊維と
混合することによりウエツプ化が出来てもウエツ
プの目付斑や密度斑の原因となり好ましくない。
複合繊維に発現する立体捲縮は機械的に付与され
た平面捲縮に比らべウエツプにより大きな嵩高性
を与えるが、その捲縮数が12山/吋を超えると繊
維間の絡み合いが過密となりウエツプ形成時にネ
ツプが発生したり、ウエツプ形成後に縮みが発生
しウエツプの密度が高くなる傾向にあり好ましく
ない。ちなみに、捲縮数が6〜8山/吋の場合最
も嵩高なウエツプが得られる。 捲縮弾性率を75%以上と限定する理由は、従来
の熱接着性複合繊維によるウエツプに於ては、嵩
高性と称すものであつても、成形のための熱処理
時にウエツプの嵩に対し30%以上の嵩の減少を伴
うのが通例であつたが、捲縮弾性率が75%以上で
あるような熱接着性複合繊維を用いる場合には熱
処理時の嵩の減少率を30%以下とすることがで
き、かつ、捲縮保持性が良好なのでより嵩高で弾
性に富む成形体を得ることが出来るからである。 本発明に於て複合繊維と混合される場合の他種
繊維はウエツプの加熱成形によつても溶融しない
ことが必要であり、従つて加熱成形温度よりも高
い融点を持つもの若しくは炭化等の変質を来たさ
ないものであればその種類の如何を問わないが、
例えば木綿、羊毛の様な天然繊維、ビスコースレ
ーヨン、酢酸繊維素繊維の様な半合成繊維、ポリ
オレフイン系繊維、ポリアミド繊維、ポリエステ
ル繊維、アクリルニトリル繊維、アクリル系繊
維、ポリビニールアルコール繊維の様な合成繊
維、更にはガラス繊維、アスベスト等の無機物繊
維等の一種又は二種以上の繊維が適宜に選択して
用いられる。その使用量は該複合繊維との総量に
基づき80℃以下の割合で混合する。本発明に用い
る複合繊維を20%程度含むと或る程度の接着効果
があつて本発明の利点を保有する。しかし一般に
強度の要求される用途のためには30%程度を必要
とし、30%程度を必要とし、30%以上では本発明
の効果が顕著に発揮される。混合方法では綿状で
混合する方法、トウ状で混合する方法等任意の方
法が用いられる。 該複合繊維100%或は他の繊維と混合した繊維
は目的に応じパラレルウエツプ、クロスウエツ
プ、ランダムウエツプ、トウーウエツプ等の適当
な形態に集積して後立体的に成形することができ
る。 成形方法としてはウエツプを加熱プレスする方
法(プレス成形法)、所定の金型内にウエツプを
充填し熱処理する方法(充填成形法)あるいは外
部から加熱された成形管中に繊維束を通すとか、
噴出する加熱気体を用いて繊維束を成形管中に圧
入し、成形管出口部で冷却し形状を固定化する等
の棒状体の成形法等が使用できる。いずれの方法
においても複合繊維の第1成分の融点以下、第2
成分の融点以上の温度で、かつ、成形方法や成形
物の形状によつて2〜3秒間乃至10数分間、0.1
〜10Kg/cm2・Gの圧力で成形することができる。
又、成形に先立つて赤外線又は熱風等によつてウ
エツプを複合繊維の第1成分の融点以下、第2成
分の融点近くの温度に予熱して成形することもで
きる。 本発明の方法によれば、原料ウエツプが嵩高性
で弾性に富むため金型の密着性が良く、また該ウ
エツプは潜在捲縮を有しないため加熱処理による
収縮もなく従つて得られる繊維成形体自身も嵩高
でありかつ表面が平滑で金型に対して精度良くす
ることができる。更に、該成形体は複合繊維の低
融点成分の熱融着により三次元的形状が保持され
ているため強度ならびに弾性に富んだものとな
る。 本発明の非平面上繊維成形体はその嵩高性、強
度及び弾性に優れるという特徴により、タワシ等
の繊維スポンジ、ブラジヤカツプ、マスク、帽子
等の芯地等の家庭用品材料、ペイントローラ、フ
イルター類等の工業材料に幅広く利用できる。 次に実施例、比較例によつて本発明を具体的に
説明するがこれらの中で用いた各種特性の測定法
を以下に示す。 メルトフローレート(MFR):ASTM D1238(L)
による メルトインデイツクス(MI):ASTM D1238(E)
による 顕在捲縮数:JIS L1074捲縮数の測定法による 熱処理後の捲縮数:約20cmの延伸糸を弛緩状能で
成形のための熱処理と同様の条件で熱処理した
後、JIS L1074の捲縮数測定法により測定した 捲縮弾性率:JIS L1074捲縮弾性率の測定法によ
る ウエツプの熱収縮率:25cm×25cmのパラレルカー
ドウエツプを弛緩状態で成形のための熱処理と
同様の条件で熱処理した後、得られた成形物の
繊維配列方向の長さ(acm)を測定し、次式に
よつてウエツプの熱収縮率を求める ウエツプの熱収縮率=(1−a/25)×100 弾性回復率:内法250mm×250mm×60mmのステンレ
ス製箱形の金型に試料ウエツプ各38gを充填
し、145℃(又は135℃)の蒸気釜で5分間加熱
した後室温迄冷却して繊維成形体を得、下記の
測定を行う。 初期嵩高性(A値、mm);試験成形体の上面(250
mm×250mm)に均等に荷重がかかるように30g
の錘りを載せ、5分後に該成形体の高さに測定
する。 荷重後の嵩高値(B値、mm);A値の測定に引き
続き前記30gの錘りを取り除き、直ちに、均等
荷重となる様に1Kgの錘りを載せ、30分後の成
形体の高さを測定する。 除重後の嵩高値(C値、mm);B値の測定に引き
続き、前記1Kgの錘りを取り除き、直ちに、均
等荷重となる様に30gの錘りを載せ、5分後に
成形体の高さを測定する。 以上の測定値から次式によつて弾性回復率を求
める。 弾性回復率(%)=(C/A)×100 実施例1〜8、比較例1〜7 各種のポリプロピレン及び各種のポリエチレン
を組み合わせて複合繊維を得た。これら原料樹脂
の特性、紡糸条件、延伸条件並びに引取条件を本
発明の限定条件と対比して第1表に示した。紡糸
ノズルは、未延伸糸繊度が72デニールの場合は孔
径1.0mm×孔数60、24デニール以下の場合は孔径
0.5mm×孔数120のものを使用した。複合形態が鞘
芯型のものはいずれも第2成分が鞘、第1成分が
芯となつている。 延伸時の未延伸トウの予熱には電気加熱式の熱
ロールを用いた。得られた延伸トウはいずれも繊
維長64mmにカツトし複合短繊維とした。該短繊維
を単独であるいは他繊維と混合して、40インチの
ローラーカードを通しウエツプとした。 実施および比較各例で得られた複合繊維特性、
混合使用された他繊維の種類とその特性、成形条
件並びに得られた繊維成形体の弾性回復率を第2
表に示した。 第1表および第2表の記載から明らかなよう
に、本発明の構成に基いて得られたウエツプより
成る繊維成形体はいずれも良好な弾性回復性を示
す。
【表】
【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 結晶性ポリプロピレンより成る第1成分と主
    としてポリエチレンより成る第2成分とを、第2
    成分が繊維表面の少くとも1部を長さ方向に連続
    して存在する様に並列型または鞘芯型に配し、紡
    糸後の第1成分のQ値(Q=(Mw/Mu):Mw
    は重量平均分子量、Mnは数平均分子量)が3.5以
    上であるように紡糸した未延伸糸を連続したトウ
    の形に集束し、延伸に先立つて該未延伸糸を80℃
    以上でかつ第2成分の融点以下の温度に予熱し、
    引続いて延伸倍率が3.0倍以上でかつ複合成分の
    いずれもが破断しない倍率で延伸を行い、延伸終
    了点以降では延伸トウは上記予熱温度以上に冷却
    しており、かつ、一対のニップロールの内少くと
    も一方のロールが非金属ロールであるような引取
    ロールにより50℃以下に冷却した該延伸トウを引
    取ることにより捲縮数4〜12山/吋で、捲縮弾性
    率が75%以上である顕在捲縮を有し、かつ、潜在
    捲縮は実質的に有しない熱接着性複合繊維を得、
    該繊維単独もしくは該繊維を少くとも20重量%以
    上含有するウエツブを該複合繊維を第2成分の融
    点以上で第1成分の融点以下の温度に加熱し立体
    的に成形してなる、主として熱接着性複合繊維の
    第2成分の熱融着により三次元的形状が安定化さ
    れたことを特徴とする嵩高性で非平面状の高弾性
    繊維成形体の製造方法。
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