JPH0138817Y2 - - Google Patents

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JPH0138817Y2
JPH0138817Y2 JP13924186U JP13924186U JPH0138817Y2 JP H0138817 Y2 JPH0138817 Y2 JP H0138817Y2 JP 13924186 U JP13924186 U JP 13924186U JP 13924186 U JP13924186 U JP 13924186U JP H0138817 Y2 JPH0138817 Y2 JP H0138817Y2
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lever
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  • Clamps And Clips (AREA)
  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、たとえばコンクリート柱に照明灯と
か、信号旗などを仮止めするための緊締具に関す
る。
(従来技術及びその問題点) たとえば鉄道で、夜間に鉄路の保守工事をする
場合には、鉄路に沿つて立設する鉄塔やコンクリ
ート柱などの地上から2〜3m高さのところに針
金で照明灯及び作業中注意の信号旗をくくりつけ
ている。
このように、針金で照明灯などを固定する方法
では、その針金によるくくりつけ、及びその取り
除きに手間と時間とがかかり、特に最近、鉄塔に
代わつて増加しているコンクリート柱に対して、
照明灯などを確実に固定しにくいという問題があ
る。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、上記従来の問題点に鑑みて、照明灯
などをコンクリート柱などに簡単確実に取付け、
取外しできる照明灯などの取付用緊締具を提供す
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために本考案は、一端に
バンド巻き付け用柱状体6を有すると共に他端に
バンド連結部7を有する基板4の中央部に回動レ
バー11を回動自在に配設し、該回動レバー11
に基端が回動自在に支持された略コの字形係合枠
12の先端部を上記基板4の一端と柱状体6との
間の隙間13に移動自在に挿通し、コンクリート
柱などの被緊締物1に巻回されるバンド14の一
端を前記バンド連結部7に連結すると共にその他
端を前記柱状体6と係合枠12の先端部に巻き付
け、回動レバー11を思案点Aを越えて回動させ
ることより係合枠12を回動レバー11側へ引き
戻してバンド14を緊締するようにし、柱状体6
または基板4に、照明灯などの被取付具2,19
を取付けるための取付部6,20を設けてなる構
成を採用するものである。
そしてその実施態様は、基板4の中央部に安全
ストツパ25を回動自在に配設すると共にその先
端フツク部25aを、バンド14緊締のため思案
点Aを越えて回動した回動レバー11に対し係脱
自在とし、安全ストツパ25を一方へ付勢するば
ね26により、先端フツク部25aを回動レバー
11に対し、その回動レバー11が回動不能をな
るように係合させてなる構成を有する。
(実施例) 本考案の第1の実施例を第1図〜第3図に基づ
いて説明する。この実施例は、第3図の正面図に
示すように、コンクリート柱1に照明灯2を取付
けるための緊締具3に関し、第1図はその要部の
斜視図、第2図は同要部の水平断面図である。
緊締具3は次のように構成されている。即ち、
コンクリート柱1の外周面に接近して配設された
基板4の一端に上下一対の連結板5を介してバン
ド巻き付け用円筒柱6を設けると共にその他端を
引き起こしてバンド連結用舌片7を形成し、かつ
基板4の裏面両端にコンクリート柱1に当接する
当接用パイプ8を固着し、基板4の中央部に設け
たブラケツト9に回動軸10を介して回動自在に
支持された回動レバー11を設け、該回動レバー
11に基端が回動自在に支持された略コの字形係
合枠12の先端部を基板4の一端と円筒柱6との
間の隙間13に移動自在に挿通し、コンクリート
柱1に巻回されるバンド14の一端の金属リング
15を舌片7に係合させると共にその他端を円筒
柱6に一周巻き付けた後、係合枠12の先端部に
半周巻き付け、回動レバー11を思案点Aを越え
て回動させることにより(第1図及び第2図実線
状態)、係合枠12を回動レバー11側へ引き戻
してバンド14を緊締するようにし、円筒柱6を
照明灯2の取付部とし、照明灯2の支持杆16の
下部を円筒柱6に挿通し、円筒柱6の外周壁を貫
通するねじ孔にハンドル付きねじ17をねじ込む
ことによつて、そのねじ17により支持杆16を
円筒柱6に固定している。
照明灯2をコンクリート柱1に取付ける手順を
説明すると、まず、第2図仮想線に示すように、
回動レバー11を引き起こしている状態におい
て、バンド14をコンクリート柱1の適当な高さ
位置に巻回した後、金属リング15を舌片7に係
合させ、続いて円筒柱6及び係合枠12の先端部
に巻き付けられているバンド14の他端を引つ張
つて、そのバンド14をコンクリート柱1に締め
付け、次に回動レバー11を思案点Aを越えて回
動させる(第1図及び第2図実線状態)。これに
よつて係合枠12が回動レバー11側へ引き戻さ
れ、バンド14がコンクリート柱1に対して緊締
させられる。そして、照明灯2の支持杆16の下
部を円筒柱6内に挿入し、ハンドル付きねじ17
をねじ込んでその支持杆16を円筒柱6に固定す
る。これによつて、照明灯2がコンクリート柱1
の所定の高さ位置に固定される。ここで、例え
ば、緊締具3を地上から1.5mの高さ位置に固定
し、支持杆16の長さを1mとすると、照明灯2
は地上から、2.5mの高さ位置に取付けられるよ
うになる。そして、この場合、作業員がコンクリ
ート柱1に登つたり、脚立の上に乗つて作業をす
る必要がまつたくないものである。
次に、コンクリート柱1から照明灯2及び緊締
具3を取り外す場合には、ハンドル付きねじ17
をゆるめて支持杆16を円筒柱6から抜き取つた
後、回動レバー11を引き起こしてバンド14を
ゆるめ、金属リング15を舌片7から外せばよ
い。
上記実施例では、円筒柱6を照明灯2の取付部
としたが、これに代えて、基板4にパイプを固着
し、そのパイプに支持杆16の下部を挿入するよ
うにしてもよい。
上記第1の実施例では、コンクリート柱1に照
明灯2を取付ける場合を例にあげて説明したが、
第5図に示すごとく、作業中注意の信号旗19を
取付けるようにすることもできる。即ち、第4図
の要部の斜視図に示すように、円筒柱6の上端か
ら横パイプ20を基板4に沿つて水平にのばし、
その横パイプ20の先端の上半分を欠除し、その
欠除部分を昇降自在な円弧板21で覆い、横パイ
プ20の先端に円弧板21をカバーする環状カバ
ー22を固着し、該カバー22の天板部のねじ孔
に螺入させた把持部付きねじ23の先端を円弧板
21に回転自在に連結し、かかる構成において、
信号旗19の棒19aの端を横パイプ20内に挿
入し、ねじ23を螺入させることにより円弧板2
1を棒19aに押し付け、これにより棒19aを
横パイプ20に固定するものである(第2の実施
例)。
上記横パイプ20は、基板4に固着してもよ
い。
上記第1、第2の実施例によれば、バンド14
の緊締状態において、そのバンド14を引つ張つ
ても、回動レバー11が思案点Aを越えているの
で、回動レバー11が勝手に動いてバンドがゆる
むことはないが、さらに、この構成に加えて次の
ようにしてもよい。即ち、第6図の斜視図及び第
7図の水平断面図に示すように、ブラケツト9に
安全ストツパ25を回動自在に配設すると共にそ
の先端フツク部25aを、バンド14の緊締のた
め思案点Aを越えて回動した回動レバー11に対
し係脱自在とし、安全ストツパ25を一方へ付勢
するつる巻きばね26により、先端フツク部25
aを回動レバー11に対し、その回動レバー11
が回動不能となるように係合させてもよい。なお
第7図中、27は、安全ストツパ26の回わり過
ぎを防止するためのストツパピンである(第3の
実施例)。
上記構成において、不測に機器などが回動レバ
ー11に当たつても、安全ストツパ25が回動レ
バー11の回動を阻止する。従つて、回動レバー
11が思案点Aを越えて引き起こされることはな
い。なお、回動レバー11を回動させるときに
は、安全ストツパ25を指で押して先端フツク部
25aの回動レバー11に対する係合を外せばよ
い(第7図仮想線状態)。
(考案の効果) 本考案によれば、回動レバーを思案点を越えて
回動させるだけで、バンドがコンクリート柱など
の被緊締物に対し緊締されるから、従来の針金を
用いる場合に比べて、照明灯などの被緊締物に対
して簡単に取付け、取外しでき、しかも、その取
付けた照明灯などを確実に固定することができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例を示す要部の斜
視図、第2図は同要部の水平断面図、第3図は全
体の正面図、第4図は本考案の第2の実施例を示
す要部の斜視図、第5図は全体の正面図、第6図
は本考案の第3の実施例を示す要部の斜視図、第
7図は同要部の水平断面図である。 1……コンクリート柱(被緊締物)、2……照
明灯(被取付具)、3……緊締具、4……基板、
6……円筒柱(柱状体)、7……舌片(バンド連
結部)、11……回動レバー、12……係合枠、
13……隙間、14……バンド、19……信号旗
(被取付具)、20……横パイプ(取付部)、25
……安全ストツパ、25a……先端フツク部、2
6……ばね、A……思案点。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 一端にバンド巻き付け用柱状体を有すると共
    に他端にバンド連結部を有する基板の中央部に
    回動レバーを回動自在に配設し、該回動レバー
    に基端が回動自在に支持された略コの字形係合
    枠の先端部を上記基板の一端と柱状体との間の
    隙間に移動自在に挿通し、コンクリート柱など
    の被緊締物に巻回されるバンドの一端を前記バ
    ンド連結部に連結すると共にその他端を前記柱
    状体と係合枠の先端部に巻き付け、回動レバー
    を思案点を越えて回動させることより係合枠を
    回動レバー側へ引き戻してバンドを緊締するよ
    うにし、柱状体または基板に、照明灯などの被
    取付具を取付けるための取付部を設けてなる照
    明灯などの取付用緊締具。 2 基板の中央部に安全ストツパを回動自在に配
    設すると共にその先端フツク部を、バンド緊締
    のため思案点を越えて回動した回動レバーに対
    し係脱自在とし、安全ストツパを一方へ付勢す
    るばねにより、先端フツク部を回動レバーに対
    し、その回動レバーが回動不能となるように係
    合させてなる実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の照明灯などの取付用緊締具。
JP13924186U 1986-09-09 1986-09-09 Expired JPH0138817Y2 (ja)

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JP13924186U JPH0138817Y2 (ja) 1986-09-09 1986-09-09

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JP13924186U JPH0138817Y2 (ja) 1986-09-09 1986-09-09

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Publication Number Publication Date
JPS6344321U JPS6344321U (ja) 1988-03-25
JPH0138817Y2 true JPH0138817Y2 (ja) 1989-11-20

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